JP2014036645A - 飲食物の風味増強方法及びその方法により得られる飲食物 - Google Patents

飲食物の風味増強方法及びその方法により得られる飲食物 Download PDF

Info

Publication number
JP2014036645A
JP2014036645A JP2012200329A JP2012200329A JP2014036645A JP 2014036645 A JP2014036645 A JP 2014036645A JP 2012200329 A JP2012200329 A JP 2012200329A JP 2012200329 A JP2012200329 A JP 2012200329A JP 2014036645 A JP2014036645 A JP 2014036645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flavor
food
sugar
drink
syrup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012200329A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6292743B2 (ja
Inventor
Kyoko Okuda
恭子 奥田
Yumi Takeshita
祐見 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsutani Chemical Industries Co Ltd
Original Assignee
Matsutani Chemical Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsutani Chemical Industries Co Ltd filed Critical Matsutani Chemical Industries Co Ltd
Priority to JP2012200329A priority Critical patent/JP6292743B2/ja
Publication of JP2014036645A publication Critical patent/JP2014036645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6292743B2 publication Critical patent/JP6292743B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Grain Derivatives (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Seasonings (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Dairy Products (AREA)

Abstract

【課題】 飲食物に含まれる風味成分を増量させることなく、飲食物の有する好ましい風味を増強させる方法を提供すること。
【解決手段】 飲食物の製造時に原料として使用する甘味成分となる全原料糖質量のうち、固形分換算で10〜70質量%を希少糖含有シロップとすることにより、飲食物が本来有する好ましい風味や物性に悪影響を及ぼすことなく、また、各種風味を呈する原料の添加量を増やすことなく、その好ましい風味を増強することができる。さらに、希少糖含有シロップ自体が好ましい甘味を有するため、コク味や自然な甘味が付与された、風味と味質のトータルバランスに優れた飲食物を提供することができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、飲食物中における風味(フレーバー)の増強方法に関し、より具体的には、飲食物中に希少糖含有シロップを含有させることにより、果実風味、コーヒー風味、カカオ風味、チーズ風味、卵風味、カラメル風味のうち、少なくともいずれかひとつの風味を増強することを特徴とする、飲食物の風味増強方法に関する。
昨今、消費者の飲食物に対する要望がますます複雑になってきており、それぞれの消費者の飲食物に対する嗜好性を満足さようと、飲食品メーカーは常に試行錯誤しながら、新商品を市場に投入し続けている。そのなかでも特に、飲料やデザート類をはじめとする甘味成分を有する飲食物は嗜好性が高く、その風味や味質を改善あるいは増強する方法が広く求められてきた。
例えば、これまでに、12−メチルトリデカナールからなる乳風味付与ないし増強剤(特許文献1、特開2010−158210号公報)、酵母エキスを含有させることを特徴とする果実香の改善(増強)方法(特許文献2、特開2011−103795号公報)、特定量のカカオ分を含むフラワーペースト類に乳性ミネラルを含有させることにより、チョコレート風味の先味と後味を改善する方法(特許文献3、特開2011−217646号公報)、スクラロースを添加することにより各種風味を増強させる方法(特許文献4、特開2010−042021号公報)、特定の糖組成比を持つ低糖化還元水飴組成物を飲食物に特定量添加することにより、各種風味を増強させる方法(特許文献5、特開2012−005505号公報)、特定量のα化澱粉を含有させてマイクロ波加熱することを特徴とする、口どけが良好で卵風味が増強されたフラワーペーストの製造方法(特許文献6、特開2002−354983号公報)などが開示されている。
しかし、特許文献1、2、及び3はそれぞれ、乳風味、果実香、及びチョコレート風味といった単一の風味を増強させる方法であって、その他の風味を増強させることができるものではない。また、特許文献4及び5は、ともに各種風味を増強させる方法ではあるが、特許文献4に開示される高甘味度甘味料のスクラロースは、独特の後口に残る甘味や苦みを呈するという欠点を有することから、必ずしも好ましい風味増強剤とはいえず、特許文献5に開示される5糖類以上が40重量%以上の低糖化還元水飴は、甘味をほとんど呈することがないため、甘味を必要とする飲食品(例えば、飲料やデザート類)において風味増強を試みる場合は、別途、甘味料を添加する必要があった。さらに、特許文献6に開示される方法は、マイクロ波加熱装置を導入する必要があるため、経済面から好ましい風味増強方法とはいえなかった。
特開2010−158210号公報 特開2011−103795号公報 特開2011−217646号公報 特開2010−042021号公報 特開2012−005505号公報 特開2002−354983号公報 特開2002−17392号公報 国際公開第2010/113785号
本発明の課題は、飲食物が元来有する好ましい風味に悪影響を及ぼすことなく、その好ましい風味を増強する方法を提供することにあり、特に、甘味成分を有する飲食物において、果実風味、コーヒー風味、カカオ風味、チーズ風味、卵風味、カラメル風味のうち、少なくともいずれかひとつの風味を増強させる簡便な方法を提供することにある。
本発明者は上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、飲食物の原料として使用する糖質(後述の砂糖、異性化糖、水あめ、糖アルコール、希少糖含有シロップなどの甘味成分となる糖質料)の固形分総量のうち、希少糖含有シロップを固形分換算で10〜100質量%含有させることにより、当該飲食物の有する風味、特に、果実風味、コーヒー風味、カカオ風味、チーズ風味、卵風味、カラメル風味を増強できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、具体的には、本発明は以下からなる。
1.飲食物中の甘味成分となる全原料糖質量のうち固形分換算で5〜100質量%を希少糖含有シロップとすることにより、飲食物中の果実風味、コーヒー風味、カカオ風味、チーズ風味、卵風味、カラメル風味のうち、少なくともいずれかひとつの風味が増強されたことを特徴とする、飲食物の製造方法。
2.飲食物中の甘味成分となる全原料糖質量のうち固形分換算で10〜70質量%を希少糖含有シロップとすることにより、飲食物中の果実風味、コーヒー風味、カカオ風味、チーズ風味、卵風味、カラメル風味のうち、少なくともいずれかひとつの風味が増強されたことを特徴とする、飲食物の製造方法。
3.希少糖含有シロップが、D−プシコースを0.5〜17質量%及びD−アロースを0.2〜10質量%含むシロップである、上記1又は2に記載の飲食物の製造方法。
4.希少糖含有シロップが、D−グルコース及び/若しくはD−フラクトースを原料とし、D−グルコース及び/若しくはD−フラクトース含量が55〜99質量%になるまでアルカリ異性化したシロップである、上記1〜3のいずれかひとつに記載の飲食物の製造方法。
5.飲食物が飲料である、上記1〜4のいずれかひとつに記載の飲食物の製造方法。
6.飲食物がペースト状食品又はゲル状食品である、上記1〜4のいずれかひとつに記載の飲食物の製造方法。
7.上記1〜6のいずれかひとつに記載の方法により製造された飲食物。
本発明によれば、甘味成分を有する飲食物において、その飲食物が本来有する好ましい風味に悪影響を及ぼすことなく、また、各種風味を呈する原料の添加量を増やすことなく、その好ましい風味を増強することができるため、非常に嗜好性の高い飲食物、特に、果実風味、コーヒー風味、カカオ風味、チーズ風味、卵風味、カラメル風味のうち、少なくともいずれかひとつの風味が増強された飲食物を提供することができる。さらに、本発明によれば、風味が増強されるだけでなく、好ましいコク味や自然な甘味が付与され、風味及び味質のトータルバランスに優れた飲食物を提供することができる。
本発明における飲食物は、どのような飲食物であってもよいが、少なくとも甘味成分となる糖質を含んでいることが必須である。本発明でいう甘味成分となる糖質とは、例えば、砂糖(上白糖、三温糖、グラニュー糖、白双糖、粉砂糖、顆粒状糖など)、水飴(澱粉を主原料に糖化して得られる液糖)、ブドウ糖や果糖などの単糖類、ショ糖や乳糖などの二糖類、ラフィノースやスタキオースなどの少糖類、でん粉分解物(デキストリンともいう。甘味成分として利用する場合は、甘味度0.3以上のもの。甘味度とは、甘味の強さを官能的に評価したものをいい、一般的に、ショ糖の甘味度を1とした場合の相対値で表わされる。)などの多糖類、トレハロースのようにブドウ糖が還元末端同士で結合した糖類、糖アルコール(マルチトール、ラクチトール、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、エリスリトール、還元でん粉分解物(甘味成分として利用する場合は、甘味度0.3以上のもの。)、還元キシロオリゴ糖、パラチニット、還元分岐オリゴ糖など)、異性化糖、希少糖含有シロップなどを含んでいることが望ましい。
また、本発明における飲食物は、上記甘味成分と合わせて、各種風味成分を有することが必須であり、具体的には、果実風味(果肉、果汁、果実や果皮の抽出物、果実フレーバーなど)、コーヒー風味(コーヒー、コーヒー抽出物、コーヒーフレーバーなど)、カカオ風味(ココア、カカオ抽出物、カカオフレーバー、チョコレートなど)、チーズ風味(乳を原料として乳酸発酵やカビによる熟成を経て得られる乳製品(例えばチーズ)、チーズフレーバーなど)、卵風味(卵液、乾燥粉末卵、卵加工品、卵フレーバーなど)、カラメル風味(キャラメルやカラメルなどの糖質を加熱して焦がしたもの、あるいはそれらのフレーバー)のうち、少なくとも1つの風味を含有する飲食物であればよい。
本発明における飲食物の形態は、特に限定されず、飲料(コーヒー飲料、乳飲料、果実飲料など)、冷菓(アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓など)、クリーム、ヨーグルト、プリン、ゼリー、グミ、キャンディ、ジャム、焼き菓子(クッキー、ケーキ、スナックなど)、チョコレート、パン、調味料、健康食品などが挙げられるが、そのうち、ペースト状又はゲル状食品においては、本発明の効果が顕著にみられる。
ペースト状又はゲル状食品の具体例としては、カスタードクリーム、ホイップクリーム、チョコレートクリーム、フラワーペースト、フィリング、スプレッド、餡、ジャム、ゼリー、グミ、ムース、杏仁豆腐、ババロア、パンナコッタ、プリン、ヨーグルト、アイスクリーム等が挙げられる。
また、本発明の飲食物には、これら以外の各種食品素材、食品添加物などを適宜配合することもできる。
本発明における「希少糖」は、糖の基本単位である単糖のうち、自然界に大量に存在するD−グルコース(ブドウ糖)に代表される「天然型単糖」に対して、自然界に微量にしか存在しない単糖と定義付けられている。単糖は全部で59種類あり、そのうち天然型単糖は7種類、希少糖は52種類確認されている。希少糖の存在量は非常に少なく、例えばD−アロースは、D−グルコース(ブドウ糖)に比べて圧倒的に存在量が少ない。
そのなかでも、現在、大量生産が可能な希少糖は、D−プシコースとD−アロースである。D−プシコースは、ケトヘキソースに分類されるプシコースのD体であり、六炭糖である。また、D−アロースは、アルドースに分類されるアロースのD体であり、同じく六炭糖である。D−プシコースは、自然界から抽出されたもの、化学的又は生物学的な方法により合成されたもの等を含め、どのような手段により入手してもよい。D−アロースは、D−プシコースを含有する溶液にD−キシロースイソメラーゼを作用させて、D−プシコースからD−アロースを生成させる(特許文献7、特開2002−17392号公報)などして入手できるが、この方法に限定せず、どのような手段により入手してもよい。
本発明における希少糖含有シロップは、上述の希少糖(例えば、D−ソルボース、D−タガトース、L−ソルボース、D−プシコース、D−アロース、D−アルトロース)を適宜選択し、一般的なシロップ(液糖)に適宜混合することでも得られるが、市販品「レアシュガースウィート」(発売元:(株)レアスウィート、販売者:松谷化学工業(株))として、容易に入手することができる。
「レアシュガースウィート」は、異性化糖を原料とし、特許文献8(国際公開第2010/113785号)に開示される手法により得られる希少糖を含有するシロップであり、希少糖として主にD−プシコース及びD−アロースが含まれるように製造されたものである。該手法により得られる希少糖含有シロップに含まれる希少糖は、D−プシコース0.5〜17質量%、D−アロース0.2〜10質量%であるが、未同定の希少糖も含まれる。
この希少糖含有シロップを得る方法は、上記手法に限られるものではなく、単糖(D−グルコースやD−フラクトース)にアルカリを作用させ、19世紀後半に発見された反応、ロブリー・ドブリュイン−ファン エッケンシュタイン転位反応やレトロアルドール反応とそれに続くアルドール反応を起こさせ(以上の反応をアルカリ異性化反応と呼ぶ)、生じた各種単糖(希少糖含む)を含むシロップを広く「希少糖含有シロップ」と呼ぶことができ、D−グルコース及び/若しくはD−フラクトースを原料として、D−グルコース及び/若しくはD−フラクトース含量が55〜99質量%になるまでアルカリ異性化したシロップであればよい。
希少糖の測定方法は種々存在するが、高速液体クロマトグラフィーにより分離測定する方法が一般的であり、測定条件の一例として、特許文献8に記載の測定条件が挙げられる(検出器;RI、カラム;三菱化成(株)MCI GEL CK 08EC、カラム温度;80℃、移動相;精製水、移動相流量;0.4mL/min、試料注入量;10μL)。
前記希少糖含有シロップの製造に使用される原料としては、でん粉、砂糖、異性化糖などが挙げられる。異性化糖とは、特定組成比のD−グルコースとD−フラクトースを主組成分とする混合糖として広く捉えられ、一般的には、でん粉をアミラーゼ等の酵素又は酸により加水分解して得られた、主にブドウ糖からなる糖液を、グルコースイソメラーゼまたはアルカリにより異性化したブドウ糖及び果糖を主成分とする液状の糖のことを指す。JAS規格においては、果糖含有率(糖のうちの果糖の割合)が50%未満のものを「ブドウ糖果糖液糖」、50%以上90%未満のものを「果糖ブドウ糖液糖」、90%以上のものを「高果糖液糖」、及びブドウ糖果糖液糖にブドウ糖果糖液糖を超えない量の砂糖を加えたものを「砂糖混合果糖ブドウ糖液糖」とよぶが、本発明の希少糖含有シロップの原料としては、何れの異性化糖を用いても構わない。
本発明における飲食物を製造する際には、上記希少糖含有シロップが含まれるよう設定することが必須であり、飲食物中に含まれる上記の甘味成分となる糖質全量のうち、固形分換算で5〜100質量%、好ましくは10〜70質量%、より好ましくは20〜50質量%を希少糖含有シロップとすることで本発明の風味増強効果が得られる。希少糖含有シロップが甘味成分となる全原料糖質量の5質量%より少ないと、本発明の効果である風味増強効果が十分に得られず、70質量%を超えて添加した場合には、風味増強効果は得られるものの、量依存的に風味がもはや増強されることはないため、経済性の面で好ましくない。
以下、実施例及び比較例により本発明を具体的に説明するが、これらによって本発明が限定されるものではない。
(実施例1;イチゴジャム)
表1に示す配合割合で、次の手順でイチゴジャムを作成した。全ての原材料を蓋及び羽根付きのステンレス鍋に投入し、撹拌しながら沸騰浴中で10分加熱したのち、容器に充填し、冷蔵庫にて冷却した。甘味成分となる糖質として、上白糖、水あめ、及び希少糖含有シロップ(商品名:レアシュガースウィート、販売者:松谷化学工業(株))を使用した。
評価は、希少糖含有シロップ無添加品(配合1)を対照として、イチゴ風味の強さを6名のパネラーによる官能評価で行い、◎:イチゴ風味が対照より非常に明瞭、○:イチゴ風味が対照より明瞭、△:イチゴ風味が対照よりやや明瞭、×:イチゴ風味が対照より明瞭でない、の4段階で評価した。甘味成分となる全原料糖質量に対する希少糖含有シロップの配合割合(固形分換算)とそのときの評価結果(人数の最も多かった評価。同数の場合は、良いほうの評価。)を合わせて表1中に示す。
Figure 2014036645
(実施例2;コーヒープリン)
表2に示す配合割合で、次の手順でコーヒープリンを作成した。全ての原材料を蓋及び羽根付きのステンレス鍋に投入し、撹拌しながら沸騰浴中で10分加熱したのち、容器に充填し、冷蔵庫にて冷却した。甘味成分となる糖質として、上白糖、ぶどう糖果糖液糖、及び希少糖含有シロップ(商品名:レアシュガースウィート、販売者:松谷化学工業(株))を使用した。
評価は、希少糖含有シロップ無添加品(配合1)を対照として、コーヒー風味の強さを6名のパネラーによる官能評価で行い、◎:コーヒー風味が対照より非常に明瞭、○:コーヒー風味が対照より明瞭、△:コーヒー風味が対照よりやや明瞭、×:コーヒー風味が対照より明瞭でない、の4段階で評価した。甘味成分となる全原料糖質量に対する希少糖含有シロップの配合割合(固形分換算)とそのときの評価結果(評価人数の最も多かったもの。同数の場合は、良いほうの評価。)を合わせて表2中に示す。
Figure 2014036645
(実施例3;チョコレートクリーム)
表3に示す配合割合で、次の手順でチョコレートクリームを作成した。全ての原材料を蓋及び羽根付きのステンレス鍋に投入し、撹拌しながら沸騰浴中で10分加熱したのち、容器に充填し、冷蔵庫にて冷却した。甘味成分となる糖質として、上白糖、水あめ、及び希少糖含有シロップ(商品名:レアシュガースウィート、販売者:松谷化学工業(株))を使用した。
評価は、希少糖含有シロップ無添加品(配合1)を対照として、チョコレート風味の強さを6名のパネラーによる官能評価で行い、◎:チョコレート風味が対照より非常に明瞭、○:チョコレート風味が対照より明瞭、△:チョコレート風味が対照よりやや明瞭、×:チョコレート風味が対照より明瞭でない、の4段階で評価した。甘味成分となる全原料糖質量に対する希少糖含有シロップの配合割合(固形分換算)とそのときの評価結果(評価人数の最も多かったもの。同数の場合は、良いほうの評価。)を合わせて表3中に示す。
Figure 2014036645
(実施例4;チーズフィリング)
表4に示す配合割合で、次の手順でチーズフィリングを作成した。クリームチーズを蓋及び羽根付きのステンレス鍋に投入し、クリーム状になるまで練ったのち、残りの材料を投入し、撹拌しながら沸騰浴中で10分加熱した。その後、容器に充填し、冷蔵庫にて冷却した。甘味成分となる糖質として、上白糖及び希少糖含有シロップ(商品名:レアシュガースウィート、販売者:松谷化学工業(株))を使用した。
評価は、希少糖含有シロップ無添加品(配合1)を対照として、チーズ風味の強さを6名のパネラーによる官能評価で行い、◎:チーズ風味が対照より非常に明瞭、○:チーズ風味が対照より明瞭、△:チーズ風味が対照よりやや明瞭、×:チーズ風味が対照より明瞭でない、の4段階で評価した。甘味成分となる全原料糖質量に対する希少糖含有シロップの配合割合(固形分換算)とそのときの評価結果(評価人数の最も多かったもの。同数の場合は、良いほうの評価。)を合わせて表4中に示す。
Figure 2014036645
(実施例5;カスタードクリーム)
表5に示す配合割合で、次の手順でカスタードクリームを作成した。全ての原材料を蓋及び羽根付きのステンレス鍋に投入し、撹拌しながら沸騰浴中で8分加熱したのち、容器に充填し、冷蔵庫にて冷却した。甘味成分となる全原料糖質として、上白糖、水あめ、及び希少糖含有シロップ(商品名:レアシュガースウィート、販売者:松谷化学工業(株))を使用した。
評価は、希少糖含有シロップ無添加品(配合1)を対照として、卵風味の強さを6名のパネラーによる官能評価で行い、◎:卵風味が対照より非常に明瞭、○:卵風味が対照より明瞭、△:卵風味が対照よりやや明瞭、×:卵風味が対照より明瞭でない、の4段階で評価した。甘味成分となる全原料糖質量に対する希少糖含有シロップの配合割合(固形分換算)とそのときの評価結果(評価人数の最も多かったもの。同数の場合は、良いほうの評価。)を表5に示す。
Figure 2014036645
(実施例6;キャラメルカスタードクリーム)
表6に示す配合割合で、次の手順でキャラメルカスタードクリームを作成した。全ての原材料を蓋及び羽根付きのステンレス鍋に投入し、撹拌しながら沸騰浴中で8分加熱したのち、容器に充填し、冷蔵庫にて冷却した。甘味成分となる糖質として、上白糖、水あめ、及び希少糖含有シロップ(商品名:レアシュガースウィート、販売者:松谷化学工業(株))を使用した。
評価は、希少糖含有シロップ無添加品(配合1)を対照として、キャラメル風味の強さを6名のパネラーによる官能評価で行い、◎:キャラメル風味が対照より非常に明瞭、○:キャラメル風味が対照より明瞭、△:キャラメル風味が対照よりやや明瞭、×:キャラメル風味が対照より明瞭でない、の4段階で評価した。甘味成分となる全原料糖質量に対する希少糖含有シロップの配合割合(固形分換算)とそのときの評価結果(評価人数の最も多かったもの。同数の場合は、良いほうの評価。)を表6に示す。
Figure 2014036645
(実施例7;コーヒー牛乳)
表7に示す配合割合で、次の手順でコーヒー牛乳を作成した。
全ての原材料を混合攪拌後、高速ホモミクサーを用い、60℃で5000rpm・5分間の予備乳化を行なった。次いで溶液を高圧ホモゲナイザー(200kg/cm2)で均質化し、香料を添加した。これをビン容器に充填後、85℃・30分間の殺菌を行なった。コーヒー抽出液は、生豆に対して10倍量の90℃熱水で抽出を行なうことにより得た。甘味成分となる糖質として、異性化糖及び希少糖含有シロップ(商品名:レアシュガースウィート、販売者:松谷化学工業(株))を使用した。
評価は、希少糖含有シロップ無添加品(配合1)を対照として、コーヒー香り立ちの強さを6名のパネラーによる官能評価で行い、◎:コーヒーの香り立ちが対照より非常に明瞭、○:コーヒーの香り立ちが対照より明瞭、△:コーヒーの香り立ちが対照よりやや明瞭、×:コーヒーの香り立ちが対照より明瞭でない、の4段階で評価した。甘味成分となる全原料糖質量に対する希少糖含有シロップの配合割合(固形分換算)とそのときの評価結果(人数の最も多かった評価。同数の場合は、良いほうの評価。)を合わせて表7中に示す。
Figure 2014036645
(実施例8;フルーツ牛乳)
表8に示す配合割合で、次の手順でフルーツ牛乳を作成した。
まず、適量の水に脱脂粉乳を加えた乳液に安定剤を添加し、予め混合しておいた酸味料・糖質・他原材料を乳液に攪拌しながら加え酸性化乳を調製し、高速ホモミクサーを用いて5000rpm・5分間の予備乳化を行なった。次いで、高圧ホモゲナイザー(200kg/cm2)で均質化し、香料を添加した。これをビン容器に充填後、85℃・10分の殺菌を行なった。甘味成分となる糖質としては、異性化糖及び希少糖含有シロップ(商品名:レアシュガースウィート、販売者:松谷化学工業(株))を使用した。
評価は、希少糖含有シロップ無添加品(配合1)を対照として、フルーツ風味の強さを6名のパネラーによる官能評価で行い、◎:フルーツ風味が対照より非常に明瞭、○:フルーツ風味が対照より明瞭、△:フルーツ風味が対照よりやや明瞭、×:フルーツ風味が対照より明瞭でない、の4段階で評価した。甘味成分となる全原料糖質量に対する希少糖含有シロップの配合割合(固形分換算)とそのときの評価結果(評価人数の最も多かったもの。同数の場合は、良いほうの評価。)を合わせて表8中に示す。
Figure 2014036645
(実施例9;果汁飲料)
表9に示す配合割合で、次の手順で果汁飲料を作成した。香料以外の原材料を混合攪拌してから最後に香料を添加し、これをビン容器に充填後、85℃・10分の殺菌を行なった。甘味成分となる糖質として、異性化糖及び希少糖含有シロップ(商品名:レアシュガースウィート、販売者:松谷化学工業(株))を使用した。
評価は、希少糖含有シロップ無添加品(配合1)を対照として、果実の香り立ちの強さを6名のパネラーによる官能評価で行い、◎:果実の香り立ちが対照より非常に明瞭、○:果実の香り立ちが対照より明瞭、△:果実の香り立ちが対照よりやや明瞭、×:果実の香り立ちが対照より明瞭でない、の4段階で評価した。甘味成分となる全原料糖質量に対する希少糖含有シロップの配合割合(固形分換算)とそのときの評価結果(人数の最も多かった評価。同数の場合は、良いほうの評価。)を合わせて表9中に示す。
Figure 2014036645
(実施例10;いちじくジャム)
表10に示す配合割合で、次の手順でいちじくジャムを作成した。皮を剥いて適当な大きさに切ったいちじく、糖質、及び酸味料をを鍋に入れて火にかけ、鍋底が焦げ付かないよう糖度が45度になるまで煮詰め、これを容器に充填後、冷蔵庫にて冷却した。甘味成分となる糖質としては、上白糖及び希少糖含有シロップ(商品名:レアシュガースウィート、販売者:松谷化学工業(株))を使用した。
ただし、配合2の希少糖含有シロップは、いちじくを煮詰める前に添加し、配合3の希少糖含有シロップは、いちじくを煮詰めた後(容器充填前)に添加する手順でそれぞれ作製した。また、配合時点で原料の合計量は配合1〜3のそれぞれにおいて異なるが、最終糖度45となるまで煮詰めて糖度一定となるように作製した。
評価は、希少糖含有シロップ無添加品(配合1)を対照として、いちじくの風味の強さを6名のパネラーによる官能評価で行い、◎:いちじく風味が対照より非常に明瞭、○:いちじく風味が対照より明瞭、△:いちじく風味が対照よりやや明瞭、×:いちじく風味が対照より明瞭でない、の4段階で評価した。甘味成分となる全原料糖質量に対する希少糖含有シロップの配合割合(固形分換算)とそのときの評価結果(人数の最も多かった評価。同数の場合は、良いほうの評価。)を合わせて表10中に示す。
配合2及び配合3は、全く同じ配合であるが、希少糖含有シロップの添加時点のみが異なり、その添加をいちじくの煮詰め後に行う配合3のほうが、より一層、果物の風味が引き立つことが確認された。
Figure 2014036645
(実施例11;いちじくコンポート)
次の手順でいちじくコンポートを作成した。予め、糖度15度の糖液にいちじくを浸けて10分間加熱後、3分間水切りを行なったいちじくを容器に充填し、そこへ表11に示す各配合割合の糖度35度のシロップ液を満注し、90℃・30分間の加熱殺菌を行なった。甘味成分となる糖質として、上白糖及び希少糖含有シロップ(商品名:レアシュガースウィート、販売者:松谷化学工業(株))を使用した。
評価は、希少糖含有シロップ無添加品(配合1)を対照として、いちじく風味の強さを6名のパネラーによる官能評価で行い、◎:いちじく風味が対照より非常に明瞭、○:いちじく風味が対照より明瞭、△:いちじく風味が対照よりやや明瞭、×:いちじく風味が対照より明瞭でない、の4段階で評価した。甘味成分となる全原料糖質量に対する希少糖含有シロップの配合割合(固形分換算)とそのときの評価結果(人数の最も多かった評価。同数の場合は、良いほうの評価。)を合わせて表11中に示す。
Figure 2014036645
本発明によれば、飲食物が本来有する好ましい風味や物性に悪影響を及ぼすことなく、また、各種風味を呈する原料の添加量を増やすことなく、その好ましい風味を増強することができるため、非常に嗜好性の高い飲食物、特に、果実風味、コーヒー風味、カカオ風味、チーズ風味、卵風味、カラメル風味のうち、少なくともいずれかひとつの風味を有する飲食物を提供することができ、好ましいコク味や自然な甘味も付与されるために、風味及び味質のトータルバランスに優れた飲食物を提供することができる。

Claims (7)

  1. 飲食物中の甘味成分となる全原料糖質量のうち固形分換算で5〜100質量%を希少糖含有シロップとすることにより、飲食物中の果実風味、コーヒー風味、カカオ風味、チーズ風味、卵風味、カラメル風味のうち、少なくともいずれかひとつの風味が増強されたことを特徴とする、飲食物の製造方法。
  2. 飲食物中の甘味成分となる全原料糖質量のうち固形分換算で10〜70質量%を希少糖含有シロップとすることにより、飲食物中の果実風味、コーヒー風味、カカオ風味、チーズ風味、卵風味、カラメル風味のうち、少なくともいずれかひとつの風味が増強されたことを特徴とする、飲食物の製造方法。
  3. 希少糖含有シロップが、D−プシコースを0.5〜17質量%及びD−アロースを0.2〜10質量%含むシロップである、請求項1又は2に記載の飲食物の製造方法。
  4. 希少糖含有シロップが、D−グルコース及び/若しくはD−フラクトースを原料とし、D−グルコース及び/若しくはD−フラクトース含量が55〜99質量%になるまでアルカリ異性化したシロップである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の飲食物の製造方法。
  5. 飲食物が飲料である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の飲食物の製造方法。
  6. 飲食物がペースト状食品又はゲル状食品である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の飲食物の製造方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法により製造された飲食物。
JP2012200329A 2012-07-20 2012-09-12 飲食物の風味増強方法及びその方法により得られる飲食物 Active JP6292743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012200329A JP6292743B2 (ja) 2012-07-20 2012-09-12 飲食物の風味増強方法及びその方法により得られる飲食物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012161058 2012-07-20
JP2012161058 2012-07-20
JP2012200329A JP6292743B2 (ja) 2012-07-20 2012-09-12 飲食物の風味増強方法及びその方法により得られる飲食物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014036645A true JP2014036645A (ja) 2014-02-27
JP6292743B2 JP6292743B2 (ja) 2018-03-14

Family

ID=50285273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012200329A Active JP6292743B2 (ja) 2012-07-20 2012-09-12 飲食物の風味増強方法及びその方法により得られる飲食物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6292743B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015035970A (ja) * 2013-08-13 2015-02-23 株式会社 伊藤園 サポニン類含有飲料及びその製造方法、並びにサポニン類含有飲料の苦味改善方法
JP2017123824A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 株式会社カネカ 生食用チーズフィリング
WO2018084537A1 (ko) * 2016-11-01 2018-05-11 주식회사 삼양사 저칼로리 커피 음료 조성물
KR20190070305A (ko) * 2017-12-12 2019-06-20 씨제이제일제당 (주) 알룰로스를 포함하는 베이커리용 크림치즈 필링 제조용 조성물 및 이의 용도
WO2020032303A1 (ko) * 2018-08-10 2020-02-13 주식회사 삼양사 커피 유음료 조성물
JP2020513252A (ja) * 2016-12-13 2020-05-14 テート アンド ライル イングリーディエンツ アメリカズ エルエルシー 食品及び飲料製品の香味の改質または増強
JP2020080772A (ja) * 2018-11-28 2020-06-04 松谷化学工業株式会社 果汁入りビール様アルコール飲料及びその製造方法
JP2023500270A (ja) * 2019-10-29 2023-01-05 サムヤン コーポレイション アルロースを含有する乳化組成物

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04503159A (ja) * 1989-06-22 1992-06-11 ユーオーピー 低カロリーd―アルドヘキソース単糖類
JP2001011090A (ja) * 1999-06-24 2001-01-16 Hayashibara Biochem Lab Inc 複合体結晶性糖質とその製造方法並びに用途
JP2008048685A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Kagawa Univ 食品または医薬品の芳香を改善する方法
WO2008056453A1 (fr) * 2006-11-10 2008-05-15 Matsutani Chemical Industry Co., Ltd. Matériau non carieux et agent anti-caries contenant un sucre rare
WO2010113785A1 (ja) * 2009-03-30 2010-10-07 松谷化学工業株式会社 目的とするヘキソースを所定量含む原料糖とは異なる糖組成の糖組成物の製造方法および製造された糖組成物の用途
JP2012060930A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Matsutani Chem Ind Ltd 味質の改善された酒類およびビール風味飲料、およびその製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04503159A (ja) * 1989-06-22 1992-06-11 ユーオーピー 低カロリーd―アルドヘキソース単糖類
JP2001011090A (ja) * 1999-06-24 2001-01-16 Hayashibara Biochem Lab Inc 複合体結晶性糖質とその製造方法並びに用途
JP2008048685A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Kagawa Univ 食品または医薬品の芳香を改善する方法
WO2008056453A1 (fr) * 2006-11-10 2008-05-15 Matsutani Chemical Industry Co., Ltd. Matériau non carieux et agent anti-caries contenant un sucre rare
WO2010113785A1 (ja) * 2009-03-30 2010-10-07 松谷化学工業株式会社 目的とするヘキソースを所定量含む原料糖とは異なる糖組成の糖組成物の製造方法および製造された糖組成物の用途
JP2012060930A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Matsutani Chem Ind Ltd 味質の改善された酒類およびビール風味飲料、およびその製造方法

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015035970A (ja) * 2013-08-13 2015-02-23 株式会社 伊藤園 サポニン類含有飲料及びその製造方法、並びにサポニン類含有飲料の苦味改善方法
JP2017123824A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 株式会社カネカ 生食用チーズフィリング
US11019831B2 (en) 2016-11-01 2021-06-01 Samyang Corporation Low calorie coffee beverage composition
WO2018084537A1 (ko) * 2016-11-01 2018-05-11 주식회사 삼양사 저칼로리 커피 음료 조성물
CN109906038A (zh) * 2016-11-01 2019-06-18 株式会社三养社 低热量咖啡饮料组合物
JP2020500507A (ja) * 2016-11-01 2020-01-16 サムヤン コーポレイション 低カロリーコーヒー飲料組成物
KR101874928B1 (ko) * 2016-11-01 2018-07-05 주식회사 삼양사 저칼로리 커피 음료 조성물
EP3536164A4 (en) * 2016-11-01 2020-07-01 Samyang Corporation LOW-CALORIE COFFEE DRINKS COMPOSITION
JP2020513252A (ja) * 2016-12-13 2020-05-14 テート アンド ライル イングリーディエンツ アメリカズ エルエルシー 食品及び飲料製品の香味の改質または増強
JP2023011896A (ja) * 2016-12-13 2023-01-24 テート アンド ライル ソリューションズ ユーエスエー エルエルシー 食品及び飲料製品の香味の改質または増強
KR20190070305A (ko) * 2017-12-12 2019-06-20 씨제이제일제당 (주) 알룰로스를 포함하는 베이커리용 크림치즈 필링 제조용 조성물 및 이의 용도
KR102195840B1 (ko) * 2017-12-12 2020-12-29 씨제이제일제당 주식회사 알룰로스를 포함하는 베이커리용 크림치즈 필링 제조용 조성물 및 이의 용도
WO2020032303A1 (ko) * 2018-08-10 2020-02-13 주식회사 삼양사 커피 유음료 조성물
JP2022508279A (ja) * 2018-08-10 2022-01-19 サムヤン コーポレイション コーヒー乳飲料組成物
JP7133096B2 (ja) 2018-08-10 2022-09-07 サムヤン コーポレイション コーヒー乳飲料組成物
JP7176732B2 (ja) 2018-11-28 2022-11-22 松谷化学工業株式会社 果汁入りビール様アルコール飲料及びその製造方法
JP2020080772A (ja) * 2018-11-28 2020-06-04 松谷化学工業株式会社 果汁入りビール様アルコール飲料及びその製造方法
JP2023500270A (ja) * 2019-10-29 2023-01-05 サムヤン コーポレイション アルロースを含有する乳化組成物
JP7503131B2 (ja) 2019-10-29 2024-06-19 サムヤン コーポレイション アルロースを含有する乳化組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP6292743B2 (ja) 2018-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6292743B2 (ja) 飲食物の風味増強方法及びその方法により得られる飲食物
JP5859191B2 (ja) 高甘味度甘味料に対する呈味改良組成物およびその応用
JP4232023B2 (ja) 呈味改良組成物及びその応用
JP6457954B2 (ja) 改善された甘味料
CN105935081A (zh) 含纤维的碳水化合物组合物
JP7108601B2 (ja) 液体アルロース組成物
DK162013B (da) Anvendelse af isomaltulose til fremstilling af produkter til animalsk indtagelse eller produkter af ikke-naeringsmiddelmaessig art til human indtagelse
JP6113986B2 (ja) 乳風味増強方法及び飲食品
JP6192150B2 (ja) 食品固形物の製造方法、及びこの食品固形物を添加する食品の製造方法
JP2014113059A (ja) 飲食物にコク味を付与する方法
JP2009112212A (ja) マルトオリゴ糖組成物
CN103269602B (zh) 软糖料中的异麦芽酮糖
JP2014050336A (ja) 乳風味増強剤
JP2013252075A (ja) 高甘味度甘味料に起因する可食組成物の味質改善方法
TW200948288A (en) Method for inhibiting discoloration of syrupy sweetener comprising non-reducing oligosaccharide having β-fructofranosidic linkage together with reducing saccharide and its use
JP6017917B2 (ja) 卵加工食品の味質を改善する方法
JP4217851B2 (ja) ビートオリゴ糖による甘味質の改善
JP2015208297A (ja) 脂肪代替用組成物およびそれを含有する食品
EP3334286A1 (en) Allulose caramel
JP2003225055A (ja) 水中油型チョコレート類
JP2000125807A (ja) 良好な甘味を有する甘味組成物
JP2003070431A (ja) 食品の製造方法
JP2006020523A (ja) 糖加熱品、ならびにそれを添加した食品、および糖加熱品の製造方法
JP4815021B1 (ja) キャラメル風味パウダーの製造方法
JP2004089102A (ja) ざらつき感を改善した飲食物およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160803

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160929

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161202

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170530

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6292743

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250