JP2014035947A - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2014035947A
JP2014035947A JP2012177462A JP2012177462A JP2014035947A JP 2014035947 A JP2014035947 A JP 2014035947A JP 2012177462 A JP2012177462 A JP 2012177462A JP 2012177462 A JP2012177462 A JP 2012177462A JP 2014035947 A JP2014035947 A JP 2014035947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
female
terminal
male
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012177462A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5947662B2 (ja
Inventor
Takashi Muro
隆志 室
Masayuki Saito
雅幸 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2012177462A priority Critical patent/JP5947662B2/ja
Priority to PCT/JP2013/071535 priority patent/WO2014024982A1/ja
Priority to CN201380042352.7A priority patent/CN104620446A/zh
Publication of JP2014035947A publication Critical patent/JP2014035947A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5947662B2 publication Critical patent/JP5947662B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/422Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
    • H01R13/4223Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】小型化が可能なコネクタを提供する。
【解決手段】メスハウジング20は、メスハウジング20の右側外側面21と左側外側面23とが、ガイドアーム13とロックアーム15との間に挟まれて、左右方向へのメスハウジング20の移動が規制された状態で、オスハウジング10とメスハウジング20とが嵌合される際に、上下方向へのガイドアーム13の移動を規制してガイドアーム13の嵌合方向への移動を案内する第1のガイドレール25と、仮嵌合状態においてロックアーム15に係止されて嵌合方向へのオスハウジング10の移動を規制する仮係止突起33と、可撓性を有するランス36と、仮嵌合状態において、半挿入検知ピン12の一部を収容するフード部38と、を有している。
【選択図】図10

Description

本発明は、コネクタに関する。
オスハウジングとメスハウジングとが嵌合されることにより、両ハウジングの内部にそれぞれ収容された端子同士の電気的な接続を図るコネクタが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−26769号公報
まず、図14を参照して、従来のコネクタについて説明する。図14は、従来のコネクタを示す縦断面図である。
コネクタロック構造110は、雄型コネクタ112と雌型コネクタ122とを係止させる構造である。雄型コネクタ112には短筒状の雄型フード部114が形成され、雄型フード部114の外面側には係止爪116が突設されている。雌型コネクタ122には短筒状で可撓性の雌型フード部124が形成され、雌型フード部124には係止爪116を係止させる係止用凹部126が形成されている。そして、雌型フード部124を外面側から押圧して撓ませることにより、係止用凹部126に係止された係止爪116の係止解除が可能になっている。
近年では、コネクタの更なる小型化が望まれている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、小型化が可能なコネクタを提供する。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記(1)〜(7)を特徴としている。
(1) オス端子を保持するオスハウジングと、
前記オスハウジングと嵌合可能である筒状に形成され、前記オス端子と電気的に接続されるメス端子を収容して保持する端子収容室を有するメスハウジングと、
を備えるコネクタであって、
前記オスハウジングは、
前記オスハウジングと前記メスハウジングとが嵌合される方向である嵌合方向に長手方向が沿うように前記オス端子を保持する、平板状に形成された壁部と、
前記オス端子の前記メス端子との接触端側に、前記壁部から延設された半挿入検知ピンと、
前記半挿入検知ピンと同じ向きに、前記壁部から延設されたガイドアームと、
前記半挿入検知ピンと同じ向きに、前記壁部から延設された可撓性を有するロックアームと、
を有し、
前記メスハウジングは、
前記メスハウジングの第1の外側面と該第1の外側面とは反対側の第2の外側面とが、前記ガイドアームと前記ロックアームとの間に挟まれて、前記第1の外側面と前記第2の外側面とが対向する方向である左右方向への前記メスハウジングの移動が規制された状態で、前記オスハウジングと前記メスハウジングとが嵌合される際に、前記嵌合方向及び前記左右方向のそれぞれに垂直な方向である上下方向への前記ガイドアームの移動を規制して前記嵌合方向への前記ガイドアームの移動を案内する、前記第1の外側面から突設された第1のガイドレールと、
前記オスハウジングと前記メスハウジングとが中途まで嵌合した状態である仮嵌合状態において前記ロックアームに係止されて前記嵌合方向への前記オスハウジングの移動を規制する、前記第2の外側面から突設された仮係止突起と、
可撓性を有して前記メス端子を抜け止め可能に形成され、前記メス端子が前記端子収容室に半挿入された状態において、前記オスハウジングと前記メスハウジングとが完全に嵌合される場合に、前記半挿入検知ピンに当接するランスと、
前記仮嵌合状態において、前記半挿入検知ピンの少なくとも一部を収容するフード部と、
を有する、
こと。
(2)上記(1)の構成のコネクタであって、
前記仮嵌合状態においては、前記オス端子の一部が、前記フード部に収容される、
こと。
(3)上記(1)又は(2)の構成のコネクタであって、
前記メスハウジングは、前記オスハウジングと前記メスハウジングとが完全に嵌合した状態である本嵌合状態において前記ロックアームに係止されて前記嵌合方向への前記オスハウジングの移動を規制する、前記第2の外側面から突設された本係止突起を更に有し、
前記本嵌合状態においては、前記半挿入検知ピンが、前記ランスの変形を規制して前記端子収容室への前記メス端子の挿抜を規制し、
前記本係止突起は、前記メス端子を前記端子収容室に正規に挿入する際に前記メスハウジングに前記嵌合方向に作用する力が、前記オスハウジングと前記メスハウジングとを前記仮嵌合状態から前記本嵌合状態に遷移させる際に前記オスハウジングに前記嵌合方向に作用する力よりも小さくなるように傾斜した傾斜面を側面に有する、
こと。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか1つの構成のコネクタであって、
前記第1のガイドレールは、該第1のガイドレールから前記上下方向に延びるように延設された規制部を有し、
前記ガイドアームは、前記嵌合時において前記規制部と前記第1の外側面との間に位置する当接部を有し、
前記オスハウジングと前記メスハウジングとが嵌合した状態においては、前記当接部が前記規制部に当接することによって、前記ガイドアームの前記第1の外側面から離間する方向への移動が規制される、
こと。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか1つの構成のコネクタであって、
前記ロックアームは、前記上下方向に離間して形成される、前記壁部から前記嵌合方向に延びる複数の基部と、該基部の先端それぞれに連結され、前記仮係止突起に係止される係止面を画成する接続部と、を有する、
こと。
(6)上記(1)〜(5)のいずれか1つの構成のコネクタであって、
前記仮係止突起は、第1の仮係止突起と、該第1の仮係止突起に対して上下方向に並んで形成される第2の仮係止突起と、を有する、
こと。
(7)上記(1)〜(6)のいずれか1つの構成のコネクタであって、
前記メスハウジングは、前記上下方向への前記ロックアームの移動を規制して前記嵌合方向への前記ロックアームの移動を案内する、前記第2の外側面から突設された第2のガイドレールを更に有する、
こと。
上記(1)の構成のコネクタでは、メスハウジングは、第1の外側面と第2の外側面とがオスハウジングのガイドアームとロックアームとの間に挟まれて左右方向への移動が規制され、第1のガイドレールがガイドアームを案内することにより上下方向への移動が規制された状態で、嵌合方向に案内されてオスハウジングに相対的に接近し、仮係止突起がロックアームに係止されることにより嵌合方向への移動が規制される。これにより、筒状に形成されたメスハウジングと平板状の壁部を有するオスハウジングとが上下左右方向への移動が規制された状態で嵌合方向へ移動して接近し、互いに固定されて嵌合される。したがって、従来のコネクタのように、オスハウジングに、嵌合時においてメスハウジングの外側面の更に外側に配置されるフード部を形成する必要がない。
また、このようにオスハウジングにフード部を形成しない場合には、オスハウジングの壁部から突出した半挿入検知ピンが外部に対して露出しているため、例えば搬送時に当該半挿入検知ピンが他の部品等に接触して破損してしまう可能性がある。これに対して、上記(1)の構成のコネクタでは、仮嵌合状態においては、半挿入検知ピンの少なくとも一部がメスハウジングのフード部に収容されることにより、半挿入検知ピンがメスハウジングにより保護される。このため、オスハウジングとメスハウジングとを仮嵌合状態として運搬することにより、半挿入検知ピンが破損することを防止できる。
上記(2)の構成のコネクタでは、仮嵌合状態においては、オスハウジングの壁部から突出しているために破損し易いオス端子についても、半挿入検知ピンと同様に、メスハウジングにより保護される。このため、オスハウジングとメスハウジングとを仮嵌合状態として運搬することにより、オス端子が破損することを防止できる。
上記(3)の構成のコネクタでは、メス端子を端子収容室に正規に挿入する際にメスハウジングに作用する力が、オスハウジングとメスハウジングとを仮嵌合状態から本嵌合状態に遷移させる際にオスハウジングに作用する力よりも小さいため、仮嵌合状態においてメス端子を正規に挿入する場合に、両ハウジングが本嵌合状態となってしまうことを防止できる。このため、メス端子の挿入作業中に、両ハウジングが本嵌合状態となってしまい、端子収容室へのメス端子の挿抜が規制されることが防止される。
上記(4)の構成のコネクタでは、メスハウジングの第1の外側面から離間する方向へのガイドアームの移動が規制されているため、例えばオスハウジングに左右方向への外力が作用して、ロックアームが左右方向に撓み変形し、ガイドアームを含むオスハウジングがメスハウジングに対して左右方向に移動しようとた場合に、当該移動が規制される。これにより、左右方向への外力に起因するガタつきが抑制される。
また、上記(4)のコネクタでは、第1のガイドレールから上下方向に延びるように延設された規制部が、嵌合状態においてガイドアームの当接部に当接することにより、ガイドアームのメスハウジングの第1の外側面から離間する方向への移動が規制されている。このため、第1のガイドレールの左右方向の幅を増加させることなく、当該規制が実現される。
上記(5)の構成のコネクタでは、嵌合状態においては、複数の基部と該基部を連結する接続部とに囲まれるように、仮係止突起が係止面に係止される。このため、ロックアームを仮係止突起に対してより確実に係止させることができる。
上記(6)の構成のコネクタでは、仮係止突起が、第1の仮係止突起と該第1の仮係止突起に対して上下方向に並んで形成される第2の仮係止突起とを有しているため、第1の仮係止突起と第2の仮係止突起との間には、上下方向において間隙が形成されている。これにより、当該間隙が形成されていない場合と比較して、本係止状態に移行するためにロックアームが仮係止突起を乗り越える際に、ロックアームと仮係止突起との間に生じる摩擦力が低減される。このため、コネクタを仮係止状態にするために必要な力を小さくできる。
上記(7)の構成のコネクタでは、第2のガイドレールによってロックアームの上下方向への移動が規制されるため、メスハウジングの上下方向への移動が更に規制され、上下方向への外力に起因するガタつきが抑制される。
本発明に係るコネクタによれば、小型化が可能なコネクタを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態のコネクタ1の嵌合前の状態を示す斜視図であり、図1(a)は前方右側から視た斜視図であり、図1(b)は前方左側から視た斜視図である。 図2は、仮嵌合状態におけるコネクタ1を示す斜視図である。 図3は、本嵌合状態におけるコネクタ1を示す斜視図である。 図4は、コネクタ1を右側から視た右側面図であり、図4(a)は仮嵌合状態におけるコネクタ1を示す右側面図であり、図4(b)は本嵌合状態におけるコネクタ1を示す右側面図である。 図5は、コネクタ1を左側から視た左側面図であり、図5(a)は仮嵌合状態におけるコネクタ1を示す左側面図であり、図5(b)は本嵌合状態におけるコネクタ1を示す左側面図である。 図6は、図4のA−A線矢視断面図である。 図7は、図6におけるB部を拡大して示す一部拡大断面図である。 図8は、図6におけるC部を拡大して示す一部拡大断面図である。 図9は、仮嵌合状態におけるコネクタ1を前方から視た図である。 図10(a)は、図9におけるC―C線矢視断面図であり、図10(b)は、図10(a)の一部拡大断面図である。 図11(a)は、図9と同一の位置における、本嵌合状態におけるコネクタ1の断面図である。 図12は、図5(a)のB−B線矢視断面図であり、仮嵌合状態におけるコネクタ1の水平断面図である。 図13は、図12におけるD部を拡大して示す一部拡大断面図であり、図13(a)は仮嵌合状態におけるロックアーム15と仮係止突起33との関係を示す一部拡大断面図であり、図13(b)は仮嵌合状態から本嵌合状態に遷移しようとする時点におけるロックアーム15と仮係止突起33との関係を示す一部拡大断面図である。 図14は、従来のコネクタを示す縦断面図である。
本発明に係るコネクタの具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。図1〜図13は実施形態に係るコネクタ1を示している。以下、本明細書中では、各図中に矢印で示すように前側、後側、上側、下側、左側、右側を規定して説明する。
コネクタ1は、図1に示すように、外部の接地回路と接続される導電金属製のジョイント端子(オス端子)40を保持する樹脂製のオスハウジング10と、オスハウジング10と嵌合可能である角筒状に形成され、ジョイント端子40と電気的に接続される複数のメス端子45を内部に収容して保持する端子収容室35を有する樹脂製のメスハウジング20と、を備えている。
コネクタ1では、オスハウジング10とメスハウジング20とが嵌合方向である前後方向において相対的に接近することにより、オスハウジング10とメスハウジング20とが嵌合されて嵌合状態とされる。この嵌合過程においては、オスハウジング10とメスハウジング20とが図2に示すように中途位置まで嵌合されて仮嵌合状態とされた後、オスハウジング10とメスハウジング20とが図3に示すように嵌合完了位置まで嵌合されて本嵌合状態とされる。仮嵌合状態においては、ジョイント端子40とメス端子45とは接触せず、接続されない。一方、本嵌合状態においては、ジョイント端子40とメス端子45とが接触して電気的に接続される。このため、一旦仮係止状態としてオスハウジング10とメスハウジング20との位置合わせをした後、両ハウジングを嵌合させて本係止状態とすることにより、確実に嵌合作業を実施することができる。
まず、コネクタ1が備える各構成について説明する。
オスハウジング10は、メスハウジング20の後側開口の縁形状に対応する平板状に形成された壁部11と、前後方向に延びるように、後述する壁部11の装着部11aから延設された複数の半挿入検知ピン12と、壁部11の右側側面から前後方向(前向き)に延びるように延設されたガイドアーム13と、前後方向におけるガイドアーム13と同じ向き(前向き)に延びるように壁部11の左側側面から延設された可撓性を有するロックアーム15と、を有している。尚、ガイドアーム13及びロックアーム15は、壁部11の左右側面ではなく前面から延設されていてもよい。
壁部11は、左右方向に幅広な矩形状に形成されている。壁部11の前面からは、後述するパッキン(防水部材)50が装着される装着部11a(図10参照。)が、メスハウジング20の後側開口の内縁形状に対応した形状で、前方に向けて延びるように突設されている。また、壁部11には、インサート成形によってジョイント端子40が一体成形(保持)されている。ジョイント端子40は、メス端子45が有する接触バネ片47と接触する、前後方向に延びる複数の接触部41と、当該複数の接触部41の先端それぞれを連結する連結部43と、該連結部43から延設されて外部の接地回路と接続される接地部44と、を有している。そして、ジョイント端子40は、接触部41の長手方向が前後方向に沿うように、壁部11に保持されている。尚、ジョイント端子40は、インサート成形以外の公知の手法、例えば圧入等により壁部11に対して保持されていてもよい。
半挿入検知ピン12は、前後方向に延びるように装着部11aから延設されている。半挿入検知ピン12は、ジョイント端子40の接触部41と同数だけ設けられ、図1及び図10に示すように、装着部11aにおける接触部41の導出部分の下方から、前方に向けて延設されている。半挿入検知ピン12は、図11に示すように、嵌合状態においては、後述するメスハウジング20内部の撓み空間37に収容される。
ガイドアーム13は、上下方向に離間して形成される、壁部11の右側側面から前後方向(前向き)に延びる2つの基部13a,13aと、該基部13a,13aの先端それぞれに連結される接続部13bと、を有しており、右方から視た場合に底部が前方を向いた、角ばったU字状に形成されている。また、図7に示すように、ガイドアーム13は、上下方向に延びる当接部14を有しており、ガイドアーム13の前方から視た断面は、メスハウジング20から離れるにつれて幅狭になる台形状に形成されている。
ロックアーム15は、上下方向に離間して形成される、壁部11の左側側面から前後方向(前向き)に延びる2つの基部15a,15aと、該基部15a,15aの先端それぞれに連結され、後述するメスハウジング20の係止突起29に係止される係止面17を画成する接続部15bと、を有しており、左方から視た場合に底部が前方を向いた、角ばったU字状に形成されている。後述するように、嵌合状態においては、複数の基部15a,15aと接続部15bとに囲まれるように、係止突起29が係止面17に係止される。また、図8に示すように、ロックアーム15の前方から視た断面は、矩形状に形成されている。
メスハウジング20は、可撓性を有して端子収容室35に収容されたメス端子45を抜け止めするランス36と、右側外側面21(第1の外側面)から前後方向に延びるように突設された第1のガイドレール25と、左側外側面23(第2の外側面)から前後方向に延びるように突設された第2のガイドレール27と、左側外側面23から突設された係止突起29と、仮嵌合状態において半挿入検知ピン12の一部を収容するフード部38と、を有している。また、角筒状に形成されたメスハウジング20からは、保持部22が前方に向けて延設されている。メスハウジング20及び保持部22の内部には、メス端子45を収容する端子収容室35が画成されている。
ランス36は、図10に示すように、端子収容室35を画成する内壁面から延設されて片持ち状に形成され、端子収容室35にメス端子45が挿入されると、該メス端子45により下方に押圧されてメスハウジング20内部に画成された撓み空間37に向けて(下向きに)撓み変形し、メス端子45の挿入を許容する。その後、端子収容室35にメス端子45が完全に挿入されると、撓み空間37から退避する方向に(上向きに)変形して元の形状に復帰し、メス端子45を抜け止めする。即ち、ランス36は、メス端子45が端子収容室35に半挿入された状態においては、撓み空間37の内部に位置し、メス端子45が端子収容室35に正規に(完全に)挿入された状態においては、撓み空間37の外部に位置する。
ランス36は、図11に示すように、本嵌合状態においては、撓み空間37に位置する半挿入検知ピン12によって撓み変形が規制される。このため、図11に示すように、端子収容室35にメス端子45が正規に挿入された状態において、オスハウジング10とメスハウジング20とが本嵌合状態とされた場合には、ランス36の変形が半挿入検知ピン12により規制されて、端子収容室35へのメス端子45の挿抜が規制される。
また、メス端子45が端子収容室35に半挿入された状態において、オスハウジング10とメスハウジング20とが嵌合される場合には、ランス36が撓み空間37の内部に位置して、当該ランス36に半挿入検知ピン12が当接する。これにより、オスハウジング10とメスハウジング20とを本嵌合状態とする際に、作業者は、メス端子45が端子収容室35に正規に挿入されていない状態であることを認識することができる。
第1のガイドレール25は、右側外側面21の上端及び下端それぞれに設けられ、右側外側面21の前端から後端に向けて前後方向に延びる2つの突条である。第1のガイドレール25は、図7に示すように、第1のガイドレール25の上下方向における側面から上下方向に延びるように延設された規制部26を有している。規制部26は、上下方向に延びていることにより、上下方向に延びる規制面26aを形成している。本実施形態に係る規制面26aは、第1のガイドレール25のうちの左右方向に延びる部分から上下方向に遠ざかるにつれて右側外側面21から離れるように傾斜している。これにより、規制部26と右側外側面21との間には、前後方向から視て略三角形状の内縁形状を有する間隙が形成されている。嵌合状態においては、当該間隙にガイドアーム13の当接部14が入り込む。即ち、嵌合状態においては、規制部26と右側外側面21との間に当接部14が位置する。
第2のガイドレール27は、左側外側面23の上端及び下端それぞれに設けられ、左側外側面23の前端から後端に向けて前後方向に延びる2つの突条である。
係止突起29は、左側外側面23の上下方向中央に突設された本係止突起31と、左側外側面23における本係止突起31が形成された位置よりも嵌合状態におけるオスハウジング10側(即ち、後側。)の位置から左側外側面23に突設された仮係止突起33と、を有している。オスハウジング10とメスハウジング20とが嵌合される際には、ロックアーム15が仮係止突起33に係止されてオスハウジング10とメスハウジング20とが仮係止された後、ロックアーム15が本係止突起31に係止されてオスハウジング10とメスハウジング20とが本係止される。
本係止突起31は、前方に向けて左側外側面23からの突出高さが高くなるように傾斜した傾斜面32を側面に有し、前後方向に延びるように形成されている。
仮係止突起33は、図5に示すように、第1の仮係止突起33aと、第1の仮係止突起33aに対して上下方向に並んで形成される第2の仮係止突起33bと、を有している。第1の仮係止突起33a及び第2の仮係止突起33bは、本係止突起31を挟んで上下方向に対称な位置に形成されている。また、第1の仮係止突起33a及び第2の仮係止突起33bは、図5及び図13に示すように、前方に向けて左側外側面23からの突出高さが高くなるように傾斜した傾斜面34a,34bを有し、前後方向に延びるように形成されている。
本係止突起31の後端から仮係止突起33の前端までの前後方向における長さは、図5(a)及び図13に示すように、ロックアーム15の接続部15bの前後方向の幅の長さと略等しく設定されている。これにより、仮嵌合状態におけるロックアーム15の前後方向への移動が規制され、仮嵌合状態における前後方向へのガタつきが抑制される。
第1の仮係止突起33aは、図8に示すように、その上端がロックアーム15の基部15a,15aのうちの上側の基部15aの下端に当接するように設けられている。そして、第2の仮係止突起33bは、その下端がロックアーム15の基部15a,15aのうちの下側の基部15aの上端に当接するように設けられている。これにより、仮嵌合状態及び本嵌合状態におけるロックアーム15の上下方向への移動が規制され、仮嵌合状態及び本嵌合状態におけるガタつきが抑制される。
フード部38は、筒状に形成されたメスハウジング20の一部であり、短筒状に形成されてメスハウジング20の後側開口を画成している。フード部38は、後述するように、仮嵌合状態においては、ジョイント端子40の接触部41の一部及び半挿入検知ピン12の一部を収容する。また、フード部38は、本嵌合状態においては、装着部11aとの間でパッキン50を押圧し、オスハウジング10とメスハウジング20との間の防水を図るために用いられる。
次に、オスハウジング10とメスハウジング20との嵌合過程について説明する。
嵌合過程においては、図2及び図6に示すように、メスハウジング20の右側外側面21と該右側外側面21とは反対側の左側外側面23とが、オスハウジング10のガイドアーム13とロックアーム15との間に挟まれた状態で、オスハウジング10とメスハウジング20とが相対的に接近する。即ち、ガイドアーム13からロックアーム15までの左右方向における幅の長さは、メスハウジング20の形状に対応して設定されている。より具体的には、右側外側面21から左側外側面23までの距離と略等しく設定されている。これにより、メスハウジング20の左右方向への移動が規制された状態で、オスハウジング10とメスハウジング20とが相対的に接近する。
また、嵌合過程においては、図4及び図7に示すように、第1のガイドレール25が、ガイドアーム13の上下方向への移動を規制してガイドアーム13の前後方向への移動を案内する。
このとき、前述したように、ガイドアーム13は当接部14を有して台形状に形成されており、当接部14は第1のガイドレール25の規制部26とメスハウジング20の右側外側面21との間に入り込む。このため、例えばオスハウジング10に左右方向への外力が作用して、ロックアーム15が左右方向に撓み変形し、ガイドアーム13が右側外側面21から離間する方向へ(右方へ)移動しようとした場合に(即ち、ガイドアーム13を含むオスハウジング10がメスハウジング20に対して左右方向に移動しようとした場合に。)、当接部14が規制部26の規制面26aに当接する。これにより、ガイドアーム13には左向きの力が作用し、ガイドアーム13の右方への移動が規制される。
さらに、嵌合過程においては、図5及び図8に示すように、第2のガイドレール27が、ロックアーム15の上下方向への移動を規制してロックアーム15の前後方向への移動を案内する。
以上説明した嵌合過程におけるオスハウジング10とメスハウジング20との上下左右方向への相対的な移動の規制は、嵌合完了後においても同様に適用されており、嵌合完了後においてもオスハウジング10とメスハウジング20との各方向への相対的な移動は規制されている。
上述したように上下左右方向への移動が規制された状態で、オスハウジング10とメスハウジング20とが図2に示す中途位置まで相対的に接近すると、ロックアーム15が、仮係止突起33の傾斜面34a,34bに乗り上げるように撓み変形し、仮係止突起33を乗り越える。これにより、図5(a)及び図13に示すように、ロックアーム15の係止面17が仮係止突起33に係止され、ロックアーム15(オスハウジング10)の後方への移動が規制される。これにより、オスハウジング10とメスハウジング20とが仮嵌合状態とされる。
その後、オスハウジング10とメスハウジング20とが図3に示す嵌合完了位置まで更に相対的に接近すると、ロックアーム15が、図13(b)に二点鎖線で示すように、本係止突起31の傾斜面32に乗り上げるように撓み変形し、本係止突起31を乗り越える。これにより、図5(b)に示すように、ロックアーム15の係止面17が本係止突起31に係止され、ロックアーム15(オスハウジング10)の後方への移動が規制される。これにより、オスハウジング10とメスハウジング20とが本嵌合状態とされる。
この本嵌合状態においては、図5(b)及び図11に示すように、壁部11の前面がメスハウジング20の後側開口の縁部に当接し、装着部11aの前面が、メスハウジング20の後側開口を画成するフード部38の底面に当接することにより、オスハウジング10の前方への移動が規制される。即ち、本嵌合状態においては、オスハウジング10のメスハウジング20に対する前後方向への移動が規制されている。また、本嵌合状態においては、オスハウジング10とメスハウジング20との間の隙間を埋めてハウジング内部の防水を図るためのパッキン50が、オスハウジング10の装着部とフード部38との間で押圧されて変形し、両部材に密着する。
以上説明したように各部材が連関することにより、オスハウジング10とメスハウジング20とが嵌合される。
次に、メスハウジング20に対するメス端子45の挿入過程と、オスハウジング10とメスハウジング20との嵌合過程と、の関係について説明し、本実施形態に係るコネクタ1の組付け手順について説明する。以下、組付け手順の説明に際して、組付けに係る作業を作業者が実施する態様を説明するが、本発明の実施態様はこれに限られない。例えば、組付けに係る作業の一部又は全てが機械装置により為される態様であってもよい。
まず、作業者は、メス端子45が挿入されていないメスハウジング20に対して、パッキン50が装着部11aに装着されたオスハウジング10を中途位置まで嵌合させ、オスハウジング10とメスハウジング20とを仮嵌合状態とする。
この仮嵌合状態においては、図10に示すように、壁部11から延びるジョイント端子40の接触部41の先端側における一部は、メスハウジング20のフード部38により周囲が覆われて収容されている。また。図10(b)に示すように、接触部41の先端部は、端子収容室35を画成する後端壁に形成された端子挿入開口部35aの内部に位置し、端子収容室35の内部には進入していない。また、壁部11(装着部11a)から延びる半挿入検知ピン12の先端側における一部も、フード部38により周囲が覆われて収容されている。この仮嵌合状態においては、半挿入検知ピン12の先端部は、撓み空間37と連通するようにメスハウジング20内部に画成された検知ピン挿入部39の内部に位置し、前述したように、撓み空間37には進入していない。
その後、作業者は、仮嵌合状態にあるメスハウジング20の端子収容室35に対して、前方からメス端子45を挿入する。この仮嵌合状態においては、半挿入検知ピン12が撓み空間37に位置していないため、作業者はメス端子45を端子収容室35に完全に挿入することができ、メス端子45がランス36により抜け止めされる。また、仮嵌合状態においては、上述したように、接触部41が端子収容室35の内部に進入していないため、端子収容室35に挿入されたメス端子45とジョイント端子40とは接続されない。
このように端子収容室35にメス端子45を完全に挿入する際には、ランス36を一旦撓み空間37に向けて撓み変形させる必要があり、メスハウジング20には、後方下向き(図10中における右下向き。)の力であるメス端子挿入力が作用する。即ち、メスハウジング20には、後向きの成分を有する力が作用する。そして、このメス端子45を挿入する作業を、作業者がオスハウジング10を把持した状態で実施した場合には、当該メス端子挿入力の反作用により、オスハウジング10には前向きの力が作用する。
ところで、本実施形態に係るコネクタ1では、前述したように、図13(b)に示すように、本係止突起31には傾斜面32が形成されている。このため、仮嵌合状態においてロックアーム15(オスハウジング10)に前向きの力が作用してロックアーム15が前方に変位する場合には、図13(b)に二点鎖線で示すように、ロックアーム15が本係止突起31の傾斜面32に乗り上げるように撓み変形する。これにより、ロックアーム15(オスハウジング10)には、図中に矢印で示すように、後方下向きの力であるロック反力が作用して、当該撓み変形が抑制される。即ち、ロックアーム15には、後向きの成分を有する力が作用する。ここで、本実施形態に係るコネクタ1では、メス端子45を端子収容室35に正規に挿入する際にメスハウジング20に前後方向に作用する力(即ち、メス端子挿入力。)が、オスハウジング10とメスハウジング20とを仮嵌合状態から本嵌合状態に遷移させる際にメスハウジング20に前後方向に作用する力(即ち、ロック反力。)よりも小さくなるように、傾斜面32の角度が設定されている。このため、作業者が、仮嵌合状態において、オスハウジング10を把持した状態で、メス端子45を端子収容室35に挿入した場合であっても、当該挿入作業により発生したメス端子挿入力によってロックアーム15が本係止突起31の傾斜面32を乗り越えてしまうことがない。即ち、メス端子45の挿入作業によってオスハウジング10とメスハウジング20とが仮嵌合状態から本嵌合状態に遷移してしまうことが防止される。このため、メス端子45の挿入作業中に両ハウジングが本嵌合状態となってしまい、ランス36の変形が半挿入検知ピン12により規制されて、端子収容室35へのメス端子45の挿抜が規制されてしまうことを防止できる。
その後、作業者は、端子収容室35にメス端子45が正規に挿入された状態で、オスハウジング10に上記ロック反力よりも大きな力を作用させ、ロックアーム15に本係止突起31を乗り越えさせて、オスハウジング10とメスハウジング20とを本嵌合状態とする。これにより、図11に示すように、ジョイント端子40の接触部41が端子収容室35の内部に進入して、メス端子45の接触バネ片47に弾性接触し、ジョイント端子40とメス端子45とが電気的に接続される。また、このとき、半挿入検知ピン12が撓み空間37に進入して、ランス36の撓み変形が規制される。
このように、本実施形態に係るコネクタ1では、仮嵌合状態にあるメスハウジング20の端子収容室35にメス端子45を挿入した後、メス端子45が挿入されたメスハウジング20とオスハウジング10とが本嵌合位置まで嵌合され、ジョイント端子40の接触部41とメス端子45の接触バネ片47とが接触する。これにより、メス端子45の挿入により発生するメス端子挿入力と、接触部41により接触バネ片47を撓ませることにより発生する力であるオス端子挿入力と、が異なる作業工程において作用する。このため、従来のコネクタのように、本嵌合状態にあるメスハウジング20に対してメス端子45が挿入される構造であり、メス端子挿入力とオス端子挿入力とが同時に作用する場合と比較して、本実施形態に係るコネクタ1では、作業者は従来よりも小さい力により組付け作業を実施することができる。
また、本実施形態に係るコネクタ1では、オスハウジング10とメスハウジング20とを一旦仮嵌合状態として、ジョイント端子40の接触部41の先端部を端子挿入開口部35aの内部に位置決めし、半挿入検知ピン12の先端部を検知ピン挿入部39の内部に位置決めした後、オスハウジング10とメスハウジング20とを本嵌合状態とするため、両ハウジングの嵌合作業を確実に実施することができる。
以上説明した組付け手順により、各部材が組付けられ、本実施形態に係るコネクタ1が得られる。
以下では、本実施形態に係るコネクタ1の作用及び効果を説明する。
本実施形態に係るコネクタ1は、ジョイント端子(オス端子)40を保持するオスハウジング10と、オスハウジング10と嵌合可能である角筒状に形成され、ジョイント端子40と電気的に接続されるメス端子45を収容して保持する端子収容室35を有するメスハウジング20と、を備えている。オスハウジング10は、オスハウジング10とメスハウジング20とが嵌合される方向である嵌合方向(前後方向)に長手方向が沿うようにジョイント端子40を保持する、平板状に形成された壁部11と、前後方向におけるジョイント端子40と同じ向き(前向き)に、壁部11から延設された半挿入検知ピン12と、嵌合方向における半挿入検知ピン12と同じ向き、壁部11から延設されたガイドアーム13と、嵌合方向における半挿入検知ピン12と同じ向きに、壁部11から延設された可撓性を有するロックアーム15と、を有している。メスハウジング20は、メスハウジング20の右側外側面(第1の外側面)21と該右側外側面21とは反対側の左側外側面(第2の外側面)23とが、ガイドアーム13とロックアーム15との間に挟まれて、右側外側面21と左側外側面23とが対向する方向である左右方向へのメスハウジング20の移動が規制された状態で、オスハウジング10とメスハウジング20とが嵌合される際に、嵌合方向及び左右方向のそれぞれに垂直な方向である上下方向へのガイドアーム13の移動を規制してガイドアーム13の嵌合方向への移動を案内する、右側外側面21から突設された第1のガイドレール25と、オスハウジング10とメスハウジング20とが中途まで嵌合した状態である仮嵌合状態においてロックアーム15に係止されて嵌合方向へのオスハウジング10の移動を規制する、左側外側面から突設された仮係止突起33と、可撓性を有してメス端子45を抜け止め可能に形成され、メス端子45が端子収容室35に半挿入された状態において、オスハウジング10とメスハウジング20とが完全に嵌合される場合に、半挿入検知ピン12に当接するランス36と、仮嵌合状態において、半挿入検知ピン12の一部を収容するフード部38と、を有している。
コネクタ1では、メスハウジング20は、右側外側面21と左側外側面23とがオスハウジング10のガイドアーム13とロックアーム15との間に挟まれて左右方向への移動が規制され、第1のガイドレール25がガイドアーム13を案内することにより上下方向への移動が規制された状態で、嵌合方向に案内されてオスハウジング10に相対的に接近し、係止突起29がロックアーム15に係止されることにより嵌合方向への移動が規制される。これにより、角筒状に形成されたメスハウジング20と平板状の壁部11を有するオスハウジング10とが上下左右方向への移動が規制された状態で嵌合方向へ移動して接近し、互いに固定されて嵌合される。したがって、従来のコネクタのように、オスハウジング10に、嵌合時においてメスハウジング20の外側面の更に外側に配置されるフード部を形成する必要がない。
この結果、本実施形態に係るコネクタ1によれば、小型化が可能なコネクタを提供できる。
また、このようにオスハウジング10にフード部を形成しない場合には、オスハウジング10の壁部11から突出した半挿入検知ピン12が外部に対して露出しているため、例えば搬送時に半挿入検知ピン12が他の部品等に接触して破損してしまう虞がある。これに対して、本実施形態に係るコネクタ1では、仮嵌合状態においては、半挿入検知ピン12の一部がフード部38に収容されることにより、半挿入検知ピン12がメスハウジング20により保護されている。このため、オスハウジング10とメスハウジング20とを仮嵌合状態として運搬することにより、半挿入検知ピン12が破損することを防止できる。
この結果、本実施形態に係るコネクタ1によれば、小型化を実現しつつ、オスハウジング10から突出した半挿入検知ピン12の破損を防止可能なコネクタを提供できる。
また、本実施形態に係るコネクタ1では、仮嵌合状態においては、ジョイント端子40の一部が、フード部38に収容されている。
これにより、仮嵌合状態においては、オスハウジング10の壁部11から突出しているために破損し易いジョイント端子40の接触部41についても、半挿入検知ピン12と同様に、メスハウジング20により保護されている。このため、オスハウジング10とメスハウジング20とを仮嵌合状態として運搬することにより、接触部41が破損することを防止できる。
また、本実施形態に係るコネクタ1では、メスハウジング20は、オスハウジング10とメスハウジング20とが完全に嵌合した状態である本嵌合状態においてロックアーム15に係止されて嵌合方向へのオスハウジング10の移動を規制する、左側外側面23から突設された本係止突起31を更に有し、本嵌合状態においては、半挿入検知ピン12が、ランス36の変形を規制して端子収容室35へのメス端子45の挿抜を規制する。そして、本係止突起31は、メス端子45を端子収容室35に正規に挿入する際にメスハウジング20に嵌合方向に作用する力(メス端子挿入力)が、オスハウジング10とメスハウジング20とを仮嵌合状態から本嵌合状態に遷移させる際にオスハウジング10に嵌合方向に作用する力(ロック反力)よりも小さくなるように傾斜した傾斜面32を側面に有している。
これにより、仮嵌合状態においてメス端子45を端子収容室35に正規に挿入する場合に、オスハウジング10とメスハウジング20とが本嵌合状態となってしまうことを防止できる。このため、メス端子45の挿入作業中に、両ハウジングが本嵌合状態となってしまい、端子収容室35へのメス端子45の挿抜が規制されてしまうことが防止される。
また、本実施形態に係るコネクタ1では、第1のガイドレール25は、第1のガイドレール25から上下方向に延びるように延設された規制部26を有し、ガイドアーム13は、嵌合時において規制部26と右側外側面21との間に位置する当接部14を有し、嵌合状態においては、当接部14が規制部26に当接することによって、ガイドアーム13の右側外側面21から離間する方向(右向き)への移動が規制される。
これにより、ガイドアーム13のメスハウジング20の右側外側面21から離間する方向への移動が規制されているため、例えばオスハウジング10に左右方向への外力が作用して、ロックアーム15が左右方向に撓み変形し、ガイドアーム13を含むオスハウジング10がメスハウジング20に対して左右方向に移動しようとた場合に、当該移動が規制される。これにより、左右方向への外力に起因するガタつきが抑制される。
また、第1のガイドレール25から上下方向に延びるように延設された規制部26が、嵌合状態においてガイドアーム13の当接部14に当接することにより、ガイドアーム13のメスハウジング20の右側外側面21から離間する方向への移動が規制されている。この規制部26は、第1のガイドレール25から上下方向に延びるように延設されているため、第1のガイドレール25の厚みを増加させることがない。このため、第1のガイドレール25(メスハウジング20)の左右方向の幅を増加させることなく、ガイドアーム13の移動の規制が実現される。
また、本実施形態に係るコネクタ1では、ロックアーム15は、上下方向に離間して形成される、壁部11から嵌合方向に延びる複数の基部15a,15aと、該基部15a,15aの先端にそれぞれ連結され、係止突起29に係止される係止面17を画成する接続部15bと、を有している。
これにより、嵌合状態においては、複数の基部15a,15aと接続部15bとに囲まれるように係止突起29が係止面17に係止される。このため、ロックアーム15を係止突起29に、より確実に係止させることができる。
また、本実施形態に係るコネクタ1では、仮係止突起33は、第1の仮係止突起33aと、該第1の仮係止突起33aに対して上下方向に並んで形成される第2の仮係止突起33bと、を有している。
これにより、仮係止突起33が、第1の仮係止突起33aと第2の仮係止突起33bとを有しているため、第1の仮係止突起33aと第2の仮係止突起33bとの間には、上下方向において間隙が形成されている。これにより、当該間隙が形成されていない場合と比較して、本係止状態に移行するためにロックアーム15が仮係止突起33を乗り越える際に、ロックアーム15と仮係止突起33との間に生じる摩擦力が低減される。このため、コネクタを仮係止状態にするために必要な力を小さくできる。
また、本実施形態に係るコネクタ1では、メスハウジング20は、上下方向への移動を規制してロックアーム15の嵌合方向への移動を案内する、左側外側面23から突設された第2のガイドレール27を更に有している。
これにより、第2のガイドレール27によってロックアーム15の上下方向への移動が規制されるため、メスハウジング20の上下方向への移動が更に規制され、上下方向への外力に起因するガタつきが抑制される。
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、本実施形態に係るコネクタ1では、ガイドアーム13が2つの基部13a,13aと、該基部13a,13aを接続する接続部13bと、を有してU字状に形成されており、第1のガイドレール25は前後方向に延びる2つの突条から成る構成としたが、オスハウジング10とメスハウジング20とが嵌合される際に、第1のガイドレール25がガイドアーム13の上下方向への移動を規制してガイドアーム13の嵌合方向への移動を案内可能な構成であればよく、例えばガイドアーム13が前後方向に延びる1つの棒状部材から成り、第1のガイドレール25が当該棒状部材の上下方向への移動を規制する形状に形成されている構成としても構わない。
また、本実施形態に係るコネクタ1では、第1のガイドレール25は、第1のガイドレール25から上下方向に延びるように延設された規制部26を有し、ガイドアーム13は、嵌合時において規制部26と右側外側面21との間に位置する当接部14を有する構成としたが、第1のガイドレール25がガイドアーム13の上下方向への移動を規制してガイドアーム13の嵌合方向への移動を案内可能な構成であればよく、規制部26及び当接部14が形成されていない構成としても構わない。
また、本実施形態に係るコネクタ1では、仮係止突起33は、第1の仮係止突起33aと第2の仮係止突起33bとを有している構成としたが、上下方向に延びる1つの仮係止突起のみを有している構成としても構わない。
また、本実施形態に係るコネクタ1では、メスハウジング20は、上下方向への移動を規制してロックアーム15の嵌合方向への移動を案内する第2のガイドレール27を有している構成としたが、当該第2のガイドレール27が設けられておらず、第1のガイドレール25のみによりオスハウジング10の上下方向への移動が規制されている構成としても構わない。
また、本実施形態に係るコネクタ1では、ロックアーム15が2つの基部15a,15aと、該基部15a,15aを接続して係止突起29に係止される係止面17を形成する接続部15bと、を有してU字状に形成されている構成としたが、オスハウジング10とメスハウジング20とが嵌合した状態である嵌合状態においてロックアーム15が係止突起29に係止され、オスハウジング10の嵌合方向への移動が規制される構成であればよく、例えばロックアーム15が先端に係止爪が形成された前後方向に延びる1つの棒状部材から成り、係止突起29が当該係止爪に係止されることによりロックアーム15の前後方向への移動が規制される構成としても構わない。
また、本実施形態に係るコネクタ1では、オスハウジング10には、複数の接触部41をその一端で結合した、接地回路と接続されるジョイント端子40が保持される構成としたが、オスハウジング10に保持される端子はこれに限られない。
また、本実施形態に係るコネクタ1では、オスハウジング10が角筒状に形成される構成としたが、オスハウジング10の形状は筒状であればよく、例えば、円筒状でも構わない。この場合には、ガイドアーム13及びロックアーム15を当該円筒状に対応した断面扇形に形成すればよい。
また、本実施形態に係るコネクタ1では、仮嵌合状態においては、半挿入検知ピン12の先端側における一部が、メスハウジング20のフード部38に収容されている構成としたが、半挿入検知ピン12の少なくとも一部がフード部38に収容されていればよく、半挿入検知ピン12の全てがフード部38に収容されている構成としても構わない。
また、本実施形態に係るコネクタ1では、メス端子挿入力がロック反力よりも小さくなるように本係止突起31の傾斜面32の角度を設定する構成としたが、メス端子挿入力がロック反力よりも大きくなるように傾斜面32の角度が設定されていても構わない。この場合には、作業者は、仮嵌合状態においてメス端子45を端子収容室35に挿入する際に、メスハウジング20を把持してメス端子45を挿入すればよい。
1 コネクタ
10 オスハウジング
11 壁部
11a 装着部
12 半挿入検知ピン
13 ガイドアーム
13a 基部
13b 接続部
14 当接部
15 ロックアーム
15a 基部
15b 接続部
17 係止面
20 メスハウジング
21 右側外側面(第1の外側面)
23 左側外側面(第2の外側面)
25 第1のガイドレール
26 規制部
27 第2のガイドレール
29 係止突起
31 本係止突起
32 傾斜面
33 仮係止突起
33a 第1の仮係止突起
33b 第2の仮係止突起
35 端子収容室
36 ランス
37 撓み空間
38 フード部
40 ジョイント端子
41 接触部
43 連結部
45 メス端子
47 接触バネ片
50 パッキン

Claims (7)

  1. オス端子を保持するオスハウジングと、
    前記オスハウジングと嵌合可能である筒状に形成され、前記オス端子と電気的に接続されるメス端子を収容して保持する端子収容室を有するメスハウジングと、
    を備えるコネクタであって、
    前記オスハウジングは、
    前記オスハウジングと前記メスハウジングとが嵌合される方向である嵌合方向に長手方向が沿うように前記オス端子を保持する、平板状に形成された壁部と、
    前記オス端子の前記メス端子との接触端側に、前記壁部から延設された半挿入検知ピンと、
    前記半挿入検知ピンと同じ向きに、前記壁部から延設されたガイドアームと、
    前記半挿入検知ピンと同じ向きに、前記壁部から延設された可撓性を有するロックアームと、
    を有し、
    前記メスハウジングは、
    前記メスハウジングの第1の外側面と該第1の外側面とは反対側の第2の外側面とが、前記ガイドアームと前記ロックアームとの間に挟まれて、前記第1の外側面と前記第2の外側面とが対向する方向である左右方向への前記メスハウジングの移動が規制された状態で、前記オスハウジングと前記メスハウジングとが嵌合される際に、前記嵌合方向及び前記左右方向のそれぞれに垂直な方向である上下方向への前記ガイドアームの移動を規制して前記嵌合方向への前記ガイドアームの移動を案内する、前記第1の外側面から突設された第1のガイドレールと、
    前記オスハウジングと前記メスハウジングとが中途まで嵌合した状態である仮嵌合状態において前記ロックアームに係止されて前記嵌合方向への前記オスハウジングの移動を規制する、前記第2の外側面から突設された仮係止突起と、
    可撓性を有して前記メス端子を抜け止め可能に形成され、前記メス端子が前記端子収容室に半挿入された状態において、前記オスハウジングと前記メスハウジングとが完全に嵌合される場合に、前記半挿入検知ピンに当接するランスと、
    前記仮嵌合状態において、前記半挿入検知ピンの少なくとも一部を収容するフード部と、
    を有する、
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記仮嵌合状態においては、前記オス端子の一部が、前記フード部に収容される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記メスハウジングは、前記オスハウジングと前記メスハウジングとが完全に嵌合した状態である本嵌合状態において前記ロックアームに係止されて前記嵌合方向への前記オスハウジングの移動を規制する、前記第2の外側面から突設された本係止突起を更に有し、
    前記本嵌合状態においては、前記半挿入検知ピンが、前記ランスの変形を規制して前記端子収容室への前記メス端子の挿抜を規制し、
    前記本係止突起は、前記メス端子を前記端子収容室に正規に挿入する際に前記メスハウジングに前記嵌合方向に作用する力が、前記オスハウジングと前記メスハウジングとを前記仮嵌合状態から前記本嵌合状態に遷移させる際に前記オスハウジングに前記嵌合方向に作用する力よりも小さくなるように傾斜した傾斜面を側面に有する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記第1のガイドレールは、該第1のガイドレールから前記上下方向に延びるように延設された規制部を有し、
    前記ガイドアームは、前記嵌合時において前記規制部と前記第1の外側面との間に位置する当接部を有し、
    前記オスハウジングと前記メスハウジングとが嵌合した状態においては、前記当接部が前記規制部に当接することによって、前記ガイドアームの前記第1の外側面から離間する方向への移動が規制される、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記ロックアームは、前記上下方向に離間して形成される、前記壁部から前記嵌合方向に延びる複数の基部と、該基部の先端それぞれに連結され、前記仮係止突起に係止される係止面を画成する接続部と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 前記仮係止突起は、第1の仮係止突起と、該第1の仮係止突起に対して上下方向に並んで形成される第2の仮係止突起と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のコネクタ。
  7. 前記メスハウジングは、前記上下方向への前記ロックアームの移動を規制して前記嵌合方向への前記ロックアームの移動を案内する、前記第2の外側面から突設された第2のガイドレールを更に有する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のコネクタ。
JP2012177462A 2012-08-09 2012-08-09 コネクタ Active JP5947662B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012177462A JP5947662B2 (ja) 2012-08-09 2012-08-09 コネクタ
PCT/JP2013/071535 WO2014024982A1 (ja) 2012-08-09 2013-08-08 コネクタ
CN201380042352.7A CN104620446A (zh) 2012-08-09 2013-08-08 连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012177462A JP5947662B2 (ja) 2012-08-09 2012-08-09 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014035947A true JP2014035947A (ja) 2014-02-24
JP5947662B2 JP5947662B2 (ja) 2016-07-06

Family

ID=50068202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012177462A Active JP5947662B2 (ja) 2012-08-09 2012-08-09 コネクタ

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5947662B2 (ja)
CN (1) CN104620446A (ja)
WO (1) WO2014024982A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019142404A (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 川崎重工業株式会社 台車と車体との間の配線支持構造及び接続方法
US11881648B2 (en) 2021-01-25 2024-01-23 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Connector

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10763615B2 (en) * 2017-06-06 2020-09-01 Nippon Tanshi Co., Ltd. Connector structure having a longitudinal movement restricting protrusion
JP7271471B2 (ja) * 2020-05-19 2023-05-11 矢崎総業株式会社 コネクタ
CN113078510B (zh) * 2021-03-10 2023-09-19 东莞立讯技术有限公司 连接器组件

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0395578U (ja) * 1990-01-19 1991-09-30
JPH05335052A (ja) * 1992-06-02 1993-12-17 Sanyo Electric Co Ltd 配線接続装置
JPH0644069U (ja) * 1992-11-12 1994-06-10 住友電装株式会社 ジョイントコネクタ
JP2011181451A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Sumitomo Wiring Syst Ltd ジョイントコネクタ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08250185A (ja) * 1995-01-13 1996-09-27 Sumitomo Wiring Syst Ltd ジョイントコネクタ及びジョイントコネクタ用キャップ
SG143088A1 (en) * 2006-11-22 2008-06-27 Mea Technologies Pte Ltd Electrical connector
KR101063396B1 (ko) * 2009-10-30 2011-09-07 한국단자공업 주식회사 차량용 콘덴서 커넥터
JP2012109031A (ja) * 2010-11-15 2012-06-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
CN102403610B (zh) * 2010-09-15 2014-07-16 住友电装株式会社 连接器
JP5704025B2 (ja) * 2011-09-08 2015-04-22 株式会社オートネットワーク技術研究所 ジョイントコネクタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0395578U (ja) * 1990-01-19 1991-09-30
JPH05335052A (ja) * 1992-06-02 1993-12-17 Sanyo Electric Co Ltd 配線接続装置
JPH0644069U (ja) * 1992-11-12 1994-06-10 住友電装株式会社 ジョイントコネクタ
JP2011181451A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Sumitomo Wiring Syst Ltd ジョイントコネクタ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019142404A (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 川崎重工業株式会社 台車と車体との間の配線支持構造及び接続方法
JP7045216B2 (ja) 2018-02-22 2022-03-31 川崎車両株式会社 台車と車体との間の配線支持構造及び接続方法
US11881648B2 (en) 2021-01-25 2024-01-23 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Connector
JP7480718B2 (ja) 2021-01-25 2024-05-10 住友電装株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
CN104620446A (zh) 2015-05-13
WO2014024982A1 (ja) 2014-02-13
JP5947662B2 (ja) 2016-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200465368Y1 (ko) 커넥터 위치 보장 장치를 갖는 전기 커넥터 조립체
US10128614B2 (en) Movable connector
JP3767779B2 (ja) コネクタのロック機構
US7198496B2 (en) Lever type connector
JP5947662B2 (ja) コネクタ
US6676433B1 (en) Connector
JPH10144400A (ja) コネクタ
US7267569B2 (en) Connector with a shorting terminal
JP6914232B2 (ja) コネクタ構造
TW201921810A (zh) 連接器以及連接器組件
JP4760686B2 (ja) ロック構造
JP6196961B2 (ja) コネクタ
JP2010010024A (ja) ケーブル用電気コネクタそしてこれと基板用電気コネクタとを有するコネクタ組立体
US10826229B2 (en) Connector with coupling portion
JP5947661B2 (ja) コネクタ
JP7480716B2 (ja) コネクタ
WO2021010261A1 (ja) コネクタ
US11276959B2 (en) Electrical connection device
CN112366481A (zh) 电连接器组合、插头连接器及插座连接器
JP2020155222A (ja) コネクタ
JP7389407B2 (ja) カードエッジコネクタ
JP7243551B2 (ja) コネクタ
CN112952410B (zh) 连接器
JP7445206B2 (ja) 電線カバー、及び電線カバー付きコネクタ
JP7425973B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150122

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5947662

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250