JP2014035109A - ヒートポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の熱源を利用して効率のよい暖房運転を行うことができるヒートポンプ装置を提供する。
【解決手段】第1圧縮機5、凝縮器としての第1加熱熱交換器6、第1減圧手段7、地中熱を利用する蒸発器としての地中熱源熱交換器8を第1冷媒配管9で環状に接続した第1ヒートポンプ回路10と、第2圧縮機11、凝縮器としての第2加熱熱交換器12、第2減圧手段13、空気熱を利用する蒸発器としての空気熱源熱交換器15を第2冷媒配管16で環状に接続した第2ヒートポンプ回路17と、放熱端末23と、放熱端末23で放熱する熱媒を循環させる加熱循環ポンプ24を有する加熱循環回路25とを設け、放熱端末23による暖房運転を行うものであって、加熱循環回路25に第1加熱熱交換器6と第2加熱熱交換器12を直列に接続した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複数の熱源を利用するヒートポンプ装置に関するものである。
従来この種のヒートポンプ装置において、図2に示すように、ヒートポンプユニット101は、圧縮機102、凝縮器としての加熱熱交換器103、膨張弁104、蒸発器としての熱源熱交換器105とを備えており、熱源熱交換器105は空気熱を熱源として利用する空気熱源熱交換器106と、地中熱を熱源として利用する地中熱源熱交換器107とによって構成され、圧縮機102と加熱熱交換器103と膨張弁104と空気熱源熱交換器106を冷媒配管108で環状に接続した第1ヒートポンプ回路109と、圧縮機102と加熱熱交換器103と膨張弁104と地中熱源熱交換器107を冷媒配管108で環状に接続した第2ヒートポンプ回路110とを形成するものである。
111は膨張弁104と熱源熱交換器105との間の冷媒配管108に設けられ冷媒の流れを切り替える切替弁で、この切替弁111の切替作動により地中熱源熱交換器107側を閉じた場合は、空気熱源熱交換器106側に冷媒が流れ、第1ヒートポンプ回路109が形成されて外気より採熱し、空気熱源熱交換器106側を閉じた場合は、地中熱源熱交換器107側に冷媒が流れ、第2ヒートポンプ回路110が形成されて地中より採熱するものである。
112は空気熱源熱交換器106に送風する送風ファン、113は地中に埋設された地中熱交換器、114は地中熱交換器113と地中熱源熱交換器107との間を地中熱配管115で環状に接続した地中熱循環回路、116は地中熱循環回路114に熱媒を循環させる地中熱循環ポンプ、117は負荷端末、118は負荷端末117に熱媒を循環させ、途中に加熱熱交換器103が接続された加熱循環回路、119は加熱循環回路118に熱媒を循環させる加熱循環ポンプ、120は外気温度を検出する外気温センサで、外気温センサ120の検出する外気温度が高い場合は、切替弁111は地中熱源熱交換器107側を閉じて空気熱源熱交換器106側に冷媒を流し、空気熱源熱交換器106を蒸発器、加熱熱交換器103を凝縮器として機能させ、熱源としては採熱効率のよい空気熱を利用し、外気温センサ120の検出する外気温度が低い場合には、切替弁111は空気熱源熱交換器106側を閉じて地中熱源熱交換器107側に冷媒を流し、地中熱源熱交換器107を蒸発器、加熱熱交換器103を凝縮器として機能させ、熱源として採熱効率のよい地中熱を利用して、負荷端末117で給湯水を加熱する沸き上げ運転を行うものがあり(例えば、特許文献1参照。)、さらに、負荷端末117として床暖房パネル等を設置すれば、被空調空間の空気を加熱する暖房運転を行うことができるものであった。
特開2006−125769号公報
ところで、この従来のヒートポンプ装置において、前記暖房運転を行う場合は、外気温度に応じて、採熱効率のよい空気熱源熱交換器106または地中熱源熱交換器107のどちらか一方の熱源を利用して負荷側を加熱するものであるが、空気熱源熱交換器106または地中熱源熱交換器107のどちらか一方の熱源しか利用できないため、冬季等の低外気温時に負荷端末117の暖房出力が大きくなると、所望の暖房出力を得ることができない場合が生じるという問題を有するものであった。
この発明は上記課題を解決するために、特に請求項1ではその構成を、第1圧縮機、凝縮器としての第1加熱熱交換器、第1減圧手段、地中熱を利用する蒸発器としての地中熱源熱交換器を第1冷媒配管で環状に接続した第1ヒートポンプ回路と、第2圧縮機、凝縮器としての第2加熱熱交換器、第2減圧手段、空気熱を利用する蒸発器としての空気熱源熱交換器を第2冷媒配管で環状に接続した第2ヒートポンプ回路と、放熱端末と、該放熱端末で放熱する熱媒を循環させる加熱循環ポンプを有する加熱循環回路とを設け、前記放熱端末による暖房運転を行うものであって、前記加熱循環回路に前記第1加熱熱交換器と前記第2加熱熱交換器を直列に接続するものとした。
この発明の請求項1によれば、加熱循環回路に第1ヒートポンプ回路の第1加熱熱交換器と第2ヒートポンプ回路の第2加熱熱交換器を直列に接続したことで、暖房出力が小さい場合は、地中熱を利用する第1ヒートポンプ回路のみを作動させての暖房運転または空気熱を利用する第2ヒートポンプ回路を作動させての暖房運転のうち、熱源として採熱効率のよい方を選択して効率のよい暖房運転を行わせることができると共に、暖房出力が大きい場合は、第1ヒートポンプ回路および第2ヒートポンプ回路の双方を作動させての暖房運転を行わせて、所望の暖房出力を得ることができるものである。
この発明のヒートポンプ装置の一実施形態の概略構成図。 従来のヒートポンプ装置の概略構成図。
次に、この発明のヒートポンプ装置の一実施形態について図面に基づき説明する。
図1に示すように、本実施形態のヒートポンプ装置は、大きく分けて地中熱ヒートポンプユニット1と、空気熱ヒートポンプユニット2と、地中熱交換部3と、加熱熱交換部4とから構成されるものである。
前記地中熱ヒートポンプユニット1は、冷媒を圧縮する能力可変の第1圧縮機5と、第1圧縮機5から吐出された高温冷媒を流通させ、この高温冷媒と加熱熱交換部4の熱媒との熱交換を行う第1凝縮器としての第1加熱熱交換器6と、第1加熱熱交換器6から流出する冷媒を減圧する第1減圧手段としての第1膨張弁7と、第1膨張弁7によって減圧された低温冷媒と地中熱交換部3の熱源側の熱媒との熱交換を行う第1蒸発器としての地中熱源熱交換器8とを備え、これらを第1冷媒配管9で環状に接続して第1ヒートポンプ回路10を形成しているものである。また、地中熱ヒートポンプユニット1の冷媒としては、二酸化炭素冷媒やHFC冷媒等の任意の冷媒を用いることができるものである。
前記空気熱ヒートポンプユニット2は、冷媒を圧縮する能力可変の第2圧縮機11と、第2圧縮機11から吐出された高温冷媒を流通させ、この高温冷媒と加熱熱交換部4の熱媒との熱交換を行う第2凝縮器としての第2加熱熱交換器12と、第2加熱熱交換器12から流出する冷媒を減圧する第2減圧手段としての第2膨張弁13と、第2膨張弁13によって減圧された低温冷媒と送風ファン14から送風される空気との熱交換を行う第2蒸発器としての空気熱源熱交換器15とを備え、これらを第2冷媒配管16で環状に接続して第2ヒートポンプ回路17を形成しているものである。なお、18は外気温度を検出する外気温センサである。
前記地中熱交換部3は、地中熱源熱交換器8と、地中に設置された地中熱交換器19と、地中熱源熱交換器8と地中熱交換器19とを地中熱配管20で環状に接続する地中熱循環回路21と、地中熱循環回路21に熱媒としての不凍液を循環させる回転数可変の地中熱循環ポンプ22とを備えているものである。
ここで、前記地中熱交換部3では、地中熱交換器19によって地中から地中熱を採熱しその熱を帯びた不凍液が、地中熱循環ポンプ22により地中熱源熱交換器8に供給され、そして、地中熱源熱交換器8にて冷媒と不凍液とが対向して流れて熱交換が行われ、地中熱交換器19にて採熱された地中熱が第1ヒートポンプ回路10の冷媒側に汲み上げられて冷媒が加熱されるものである。
また、前記加熱熱交換部4は、被空調空間を加熱する床暖房パネルやパネルコンベクター等の放熱端末23と、放熱端末23で放熱する熱媒としての循環液を循環させる加熱循環ポンプ24を有する加熱循環回路25と、放熱端末23毎に分岐した加熱循環回路25に各々設けられ、その開閉により放熱端末23への循環液の供給を制御する熱動弁26(26a、26b)とを備え、加熱循環回路25に、前記第1凝縮器としての第1加熱熱交換器6と前記第2凝縮器としての第2加熱熱交換器12とが直列に接続され、加熱循環回路25を循環する熱媒を加熱する構成とされており、加熱循環回路25を循環する熱媒は、第1加熱熱交換器6を流通した後で第2加熱熱交換器12を流通し、放熱端末23に供給されるものである。
27は各温度センサの入力やリモコン(図示せず)からの信号を受けて、第1圧縮機5、第1膨張弁7、地中熱循環ポンプ22、加熱循環ポンプ24の各アクチュエータの駆動を制御するマイコンを有する地中熱ヒートポンプ制御手段、28は地中熱ヒートポンプ制御手段27と通信可能に接続され、各温度センサの入力やリモコン(図示せず)からの信号を受けて、第2圧縮機11、第2膨張弁13、送風ファン14の各アクチュエータの駆動を制御するマイコンを有する空気熱ヒートポンプ制御手段である。
次に、一実施形態のヒートポンプ装置の動作について説明する。
前記放熱端末23によって加熱される被空調空間には、リモコン(図示せず)が各々設置されており、このリモコンにより被空調空間の加熱の指示がなされると、前記地中熱ヒートポンプ制御手段27および空気熱ヒートポンプ制御手段28は外気温センサ18の検出する外気温度に基づき、地中熱を利用する地中熱ヒートポンプユニット1の第1ヒートポンプ回路10を作動させるか、空気熱を利用する空気熱ヒートポンプユニット2の第2ヒートポンプ回路17を作動させるかを判断し、熱源として採熱効率のよい方を選択するものであり、春季や秋季のように、外気温度がそれほど低くなく放熱端末23の暖房出力が小さい場合は、空気熱ヒートポンプユニット2を選択し、空気熱ヒートポンプ制御手段28が、第2圧縮機11、第2膨張弁13、送風ファン14の駆動を開始させ、空気熱を利用する第2ヒートポンプ回路17を作動させると共に、地中熱ヒートポンプ制御手段27が加熱循環ポンプ24の駆動を開始させ、放熱端末23による暖房運転が開始されるものである。
前記第2ヒートポンプ回路17のみを作動させての暖房運転時には、蒸発器である空気熱源熱交換器15で、第2膨張弁13によって減圧された低温冷媒と送風ファン14から送風される空気との熱交換が行われ、空気の熱が第2ヒートポンプ回路17の冷媒側に汲み上げられ、凝縮器である第2加熱熱交換器12で、第2圧縮機11から吐出された高温冷媒と加熱循環回路25を循環する熱媒とが対向して流れて熱交換が行われ、加熱循環回路25を循環する熱媒が加熱され、加熱された熱媒が熱動弁26を介して放熱端末23に送られ、リモコンにより指示された被空調空間を加熱するものである。なお、前記第2ヒートポンプ回路17のみを作動させての暖房運転時、加熱循環回路25を循環する熱媒は、第1加熱熱交換器6も通過することになるが、この時、地中熱を利用する地中熱ヒートポンプユニット1の第1ヒートポンプ回路10は作動していないため、第1加熱熱交換器6では加熱されることなく通過して第2加熱熱交換器12へ循環されるものである。
一方、冬季のように、外気温度が低い時に、リモコンにより被空調空間の加熱の指示がなされると、前記地中熱ヒートポンプ制御手段27および空気熱ヒートポンプ制御手段28は外気温センサ18の検出する外気温度に基づき、熱源として採熱効率のよい地中熱を利用する地中熱ヒートポンプユニット1を選択し、地中熱ヒートポンプ制御手段27が、第1圧縮機5、第1膨張弁7、地中熱循環ポンプ22の駆動を開始させ、地中熱を利用する第1ヒートポンプ回路10を作動させると共に、加熱循環ポンプ24の駆動を開始させ、放熱端末23による暖房運転が開始されるものである。
前記第1ヒートポンプ回路10のみを作動させての暖房運転時には、地中熱交換部3で、地中熱交換器19によって地中と熱交換して地中熱を採熱し、その熱を帯びた不凍液が地中熱循環ポンプ22により地中熱源熱交換器8に供給される。そして、蒸発器である地中熱源熱交換器8にて、第1膨張弁7によって減圧された低温冷媒と地中熱循環回路21を循環する不凍液とが対向して流れて熱交換が行われ、地中熱交換器19にて採熱された地中の熱が第1ヒートポンプ回路10の冷媒側に汲み上げられ、凝縮器である第1加熱熱交換器6で、第1圧縮機5から吐出された高温冷媒と加熱循環回路25を循環する熱媒とが対向して流れて熱交換が行われ、加熱循環回路25を循環する熱媒が加熱され、加熱された熱媒が熱動弁26を介して放熱端末23に送られ、リモコンにより指示された被空調空間を加熱するものである。なお、前記第1ヒートポンプ回路10のみを作動させての暖房運転時、加熱循環回路25を循環する熱媒は、第2加熱熱交換器12も通過することになるが、この時、空気熱を利用する空気熱ヒートポンプユニット2の第2ヒートポンプ回路17は作動していないため、第1加熱熱交換器6で加熱された後の熱媒は、第2加熱熱交換器12では加熱されることなく通過するものである。
また、上記のように、外気温度が低い時であって、熱源として採熱効率のよい地中熱を利用する第1ヒートポンプ回路10を作動させての暖房運転において、放熱端末23の暖房出力が小さい場合は、第1ヒートポンプ回路10のみを作動させて、所望の暖房出力を得るものであるが、外気温度がさらに低下する等して、放熱端末23による暖房出力が大きくなり、第1ヒートポンプ回路10のみの作動では所望の暖房出力を得られない場合は、空気熱ヒートポンプ制御手段28が、第2圧縮機11、第2膨張弁13、送風ファン14の駆動を開始させ、空気熱を利用する第2ヒートポンプ回路17を作動させ、第1ヒートポンプ回路10および第2ヒートポンプ回路17の双方を作動させての暖房運転が行われるものである。
前記第1ヒートポンプ回路10および第2ヒートポンプ回路17の双方を作動させての暖房運転時には、第1ヒートポンプ回路10において、蒸発器である地中熱源熱交換器8にて、第1膨張弁7によって減圧された低温冷媒と地中熱循環回路21を循環する不凍液とが対向して流れて熱交換が行われ、地中熱交換器19にて採熱された地中の熱が第1ヒートポンプ回路10の冷媒側に汲み上げられ、凝縮器である第1加熱熱交換器6で、第1圧縮機5から吐出された高温冷媒と加熱循環回路25を循環する熱媒とが対向して流れて熱交換が行われ、加熱循環回路25を循環する熱媒が加熱されると共に、第2ヒートポンプ回路17において、蒸発器である空気熱源熱交換器15で、第2膨張弁13によって減圧された低温冷媒と送風ファン14から送風される空気との熱交換が行われ、空気の熱が第2ヒートポンプ回路17の冷媒側に汲み上げられ、凝縮器である第2加熱熱交換器12で、第2圧縮機11から吐出された高温冷媒と加熱循環回路25を循環する熱媒とが対向して流れて熱交換が行われ、加熱循環回路25を循環する熱媒が加熱され、加熱循環回路25を循環する熱媒は、第1加熱熱交換器6で加熱された後、第2加熱熱交換器12でも加熱され、熱動弁26を介して放熱端末23に送られ、リモコンにより指示された被空調空間を加熱するものである。
このように、前記加熱循環回路25に第1ヒートポンプ回路10の第1加熱熱交換器6と第2ヒートポンプ回路17の第2加熱熱交換器12を直列に接続したことで、暖房出力が小さい場合は、外気温度に基づいて、地中熱を利用する地中熱ヒートポンプユニット1の第1ヒートポンプ回路10のみを作動させての暖房運転または空気熱を利用する空気熱ヒートポンプユニット2の第2ヒートポンプ回路17を作動させての暖房運転のうち、熱源として採熱効率のよい方を選択して効率のよい暖房運転を行わせることができると共に、暖房出力が大きい場合は、第1ヒートポンプ回路10および第2ヒートポンプ回路17の双方を作動させての暖房運転を行わせて、所望の暖房出力を得ることができるものである。
なお、本発明は先に説明した一実施形態に限定されるものでなく、本実施形態では、地中熱ヒートポンプユニット1と空気熱ヒートポンプユニット2との2つのヒートポンプユニットを設けているが、1つのヒートポンプユニットを設け、そのヒートポンプユニット内に第1ヒートポンプ回路10、第2ヒートポンプ回路17、地中熱循環ポンプ22、加熱循環ポンプ24を備えたものであってもよく、さらに地中熱ヒートポンプ制御手段27と空気熱ヒートポンプ制御手段28との2つの制御手段も1つのヒートポンプ制御手段として、各温度センサの入力やリモコンからの信号を受けて、第1圧縮機5、第1膨張弁7、第2圧縮機11、第2膨張弁13、送風ファン14、地中熱循環ポンプ22、加熱循環ポンプ24の各アクチュエータの駆動を制御するようにしてもよいものである。
また、本実施形態では、第1加熱熱交換器6および第2加熱熱交換器12は、加熱循環回路25を循環する熱媒の流れに対して、加熱循環回路25に第1加熱熱交換器6、第2加熱熱交換器12の順に直列に接続されているが、第1加熱熱交換器6および第2加熱熱交換器12を、加熱循環回路25を循環する熱媒の流れに対して、加熱循環回路25に第2加熱熱交換器12、第1加熱熱交換器6の順に直列に接続してもよいものである。
また、本実施形態では、地中熱交換器19を1本だけ地中に設置しているが、地中熱交換器19は地中に複数設置されていてもよく、その複数の地中熱交換器19は互いに並列に接続されていてもよく、直列に接続されていてもよいものである。
また、本実施形態では、地中熱交換器19を地中に設置するものとし、地中熱交換器19は地中に直接埋設され地中熱を採熱しているが、地中熱交換器19を井戸の中に設置し、地中熱によって温められた井戸水から採熱するものも地中熱交換器19を地中に設置するものに含まれるものである。
5 第1圧縮機
6 第1加熱熱交換器
7 第1膨張弁
8 地中熱源熱交換器
9 第1冷媒配管
10 第1ヒートポンプ回路
11 第2圧縮機
12 第2加熱熱交換器
13 第2膨張弁
15 空気熱源熱交換器
16 第2冷媒配管
17 第2ヒートポンプ回路
23 放熱端末
24 加熱循環ポンプ
25 加熱循環回路

Claims (1)

  1. 第1圧縮機、凝縮器としての第1加熱熱交換器、第1減圧手段、地中熱を利用する蒸発器としての地中熱源熱交換器を第1冷媒配管で環状に接続した第1ヒートポンプ回路と、第2圧縮機、凝縮器としての第2加熱熱交換器、第2減圧手段、空気熱を利用する蒸発器としての空気熱源熱交換器を第2冷媒配管で環状に接続した第2ヒートポンプ回路と、放熱端末と、該放熱端末で放熱する熱媒を循環させる加熱循環ポンプを有する加熱循環回路とを設け、前記放熱端末による暖房運転を行うものであって、前記加熱循環回路に前記第1加熱熱交換器と前記第2加熱熱交換器を直列に接続したことを特徴とするヒートポンプ装置。
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