JP2014034637A - 蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物およびそれからなる蒸着用ポリオレフィンフィルム - Google Patents
蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物およびそれからなる蒸着用ポリオレフィンフィルム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014034637A JP2014034637A JP2012176746A JP2012176746A JP2014034637A JP 2014034637 A JP2014034637 A JP 2014034637A JP 2012176746 A JP2012176746 A JP 2012176746A JP 2012176746 A JP2012176746 A JP 2012176746A JP 2014034637 A JP2014034637 A JP 2014034637A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- vapor deposition
- component
- polyolefin
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
【解決手段】ポリプロピレン(成分(A))と、250℃、せん断速度122/秒で測定されるせん断粘度(ηB)が1〜85Pa・秒であるエチレン−α−オレフィン共重合体(成分(B))とを含む蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物であって、250℃、せん断速度122/秒で測定される成分(A)のせん断粘度(ηA)と250℃、せん断速度122/秒で測定される成分(B)のせん断粘度(ηB)および前記組成物中の成分(A)の含有量(φA)と成分(B)の含有量(φB)が下記式(1)を満たす樹脂組成物(但し、前記組成物において、φAとφBとの合計の重量を100重量部とする。)。0.50≦(ηA/ηB)×(φB/φA)≦3.00(1)
【選択図】図1
Description
ここで、蒸着フィルムとは、フィルムに金属または金属酸化物を蒸着して得られる、フィルムと金属または金属酸化物を含む層とを有する積層体である。また、蒸着用ポリオレフィンフィルムとは、金属または金属酸化物を蒸着されることで蒸着フィルムとして用いられるポリオレフィンフィルムである。さらに、蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物とは、成形されて蒸着用ポリオレフィンフィルムとなるポリオレフィン系樹脂組成物である。
例えば、特許文献1には、製膜性、外観、および蒸着強度に優れた金属蒸着フィルムを得ることを目的として、結晶性プロピレン重合体およびメルトフローレート(230℃:21.18N)が15〜70g/10分の非晶性エチレン・α−オレフィン共重合体からなるオレフィン重合体組成物、および該組成物から得られるフィルムが記載されている。
特許文献2には、フィルムと金属蒸着膜との接着力が強固で、二次加工時に蒸着膜の割れが発生しない金属蒸着二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得ることを目的として、結晶性プロピレン重合体およびエチレン含有量が95〜60重量%、メルトフローレート(230℃:21.18N)が4〜40g/10分の非晶性エチレン・α−オレフィン共重合体からなるオレフィン重合体組成物を用いて得られる二軸延伸ポリプロピレンフィルムが記載されている。
特許文献3には、成型加工性、透明性、剛性、引裂強度、ヒートシール性、耐ブロッキング性、表面傷付き性、蒸着膜の接着性、蒸着面への印刷性、蒸着面へのラミネート性に優れた金属蒸着フィルムを得ることを目的として、メルトフローレートが1〜30g/minのプロピレンランダム共重合体、密度が0.945〜0.980g/cm3、メルトインデックス(190℃:21.18N)が1〜1000g/10分、メルトインデックスとプロピレンランダム共重合体のメルトフローレートとの比が1〜1000の高密度ポリエチレン樹脂、および密度が0.910〜0.980g/cm3、メルトインデックス(190℃:21.18N)が0.1〜30g/10分、メルトインデックスとプロピレンランダム共重合体のメルトフローレートとの比が0.03〜1のポリエチレン樹脂、アンチブロッキング剤、酸化防止剤、およびハイドロタルサイト類化合物を含有する金属蒸着フィルム用ポリプロピレン系樹脂組成物およびそれからなる金属蒸着用フィルムが記載されている。
特許文献4には、剛性、耐熱性、柔軟性および耐衝撃性などに優れるとともに、剥離を生じず、食品包装容器等の用途に好適に使用できる金属蒸着積層体を得ることを目的として、プロピレン系樹脂およびプロピレン含有量が50〜95モル%、α−オレフィン含有量が5〜50モル%であり、極限粘度が0.1〜12dl/gであり、分子量分布の狭いプロピレン・α−オレフィン共重合体を含むプロピレン系樹脂組成物からなる層に、金属蒸着層が形成された金属蒸着積層体が記載されている。
0.50≦(ηA/ηB)×(φB/φA)≦3.00 (1)
また、本発明は、前記蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物からなる層を少なくとも一方の表層に有することを特徴とする蒸着用ポリオレフィンフィルムに係るものである。
また、本発明は、ポリプロピレン系樹脂材料からなる基材層の一方の表層に前記蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物からなる層を有し、前記基材層のもう一方の表層に、融解温度が145℃以下であるヒートシール用ポリプロピレン系樹脂材料からなる層を有することを特徴とする蒸着用ポリオレフィンフィルムに係るものである。
また、本発明は、前記蒸着用ポリオレフィンフィルムからなる層と、金属または金属酸化物を含む層とを有する蒸着フィルムに係るものである。
(1)プロピレン単独重合体、
(2)プロピレンと、エチレンおよび炭素数4以上のα−オレフィンからなる群から選ばれる少なくとも1種のコモノマーとの共重合体(以下、「プロピレン共重合体(2))と記載する。)が挙げられる。
成分(A)は、好ましくは、プロピレン共重合体(2)であり、より好ましくは、プロピレン−エチレンランダム共重合体またはプロピレン−エチレン−炭素数4以上のα−オレフィン三元共重合体であり、さらに好ましくは、プロピレン−エチレン−炭素数4以上のα−オレフィン三元共重合体である。
プロピレン共重合体(2)がプロピレン−エチレン−炭素数4以上のα−オレフィン三元共重合体である場合、エチレンに由来する構造単位の含量は、好ましくは、0.1〜10重量%であり、より好ましくは、0.1〜5重量%であり、さらに好ましくは、0.5〜2重量%である(但し、成分(A)の全重量を100重量%とする。)。また、炭素数4以上のα−オレフィンに由来する構造単位の含量は、好ましくは、0.1〜20重量%であり、より好ましくは、1〜10重量%であり、さらに好ましくは、3〜10重量%である(但し、成分(A)の全重量を100重量%とする。)。
炭素数4以上のα−オレフィンとしては、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン等が挙げられる。好ましくは、1−ブテンである。
重合方法としては、不活性炭化水素溶媒を用いるスラリー重合法や溶媒重合法、液体プロピレンを溶媒として用いる液相重合法、または、気相重合法等が挙げられ、それらを連続的に行う液相−気相重合法等も挙げられる。好ましくは、気相重合法または液相−気相重合法である。
成分(A)の製造において、残留溶媒や、製造時に副生する超低分子量のオリゴマー等を除去するために、ポリプロピレンが融解する温度以下の温度で乾燥を行うことが好ましい。例えば、乾燥方法としては、特開昭55−75410号、特許第2565753号公報に記載された方法等が挙げられる。
α−オレフィンとしては、好ましくは、炭素数3〜12のα−オレフィンであり、例えば、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテンである。好ましくは、1−ブテン、1−ヘキセンまたは1−オクテンである。
成分(B)のエチレン含量は、好ましくは55〜99重量%であり、より好ましくは70〜99重量%であり、さらに好ましくは85〜99重量%である。エチレン含量が上記範囲にある時、特に蒸着フィルムはヒートシール後の蒸着強度に優れる。
公知の触媒としては、例えば、マグネシウム化合物にTi化合物を複合化させた固体触媒成分等からなるTi−Mg系触媒に、有機アルミニウム化合物および必要に応じて電子供与性化合物等の第3成分を組み合わせた触媒系およびメタロセン系触媒等が挙げられる。
重合方法としては、例えば、不活性炭化水素溶媒を用いるスラリー重合法や溶媒重合法、または気相重合法等が挙げられ、それらを連続的に行う液相−気相重合法等も挙げられる。
0.50≦(ηA/ηB)×(φB/φA)≦3.00 (1)
(ηA/ηB)×(φB/φA)は、好ましくは、0.70〜3.00であり、より好ましくは、0.70〜2.50であり、さらに好ましくは、1.00〜2.00である。(ηA/ηB)×(φB/φA)が0.50未満の場合には、蒸着フィルムはヒートシール後の蒸着強度に劣ることがあり、(ηA/ηB)×(φB/φA)が3.00を超える場合には、フィルムは光沢性に劣ることがあり、または蒸着フィルムはヒートシール後の蒸着強度に劣ることがある。
好ましくは、φAは60〜95重量部であり、φBは5〜40重量部である。より好ましくは、φAは60〜90重量部であり、φBは10〜40重量部である。さらに好ましくは、φAは75〜90重量部であり、φBは10〜25重量部である。φAが60重量部以上(すなわち、φBが40重量部以下)の場合には、特にフィルムは光沢性に優れ、また蒸着フィルムはヒートシール後の蒸着強度に優れ、φAが95重量部以下(すなわち、φBが5重量部以上)の場合には、特に蒸着フィルムはヒートシール後の蒸着強度に優れる。
本発明の蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物は、酸化防止剤を含むことが好ましい。酸化防止剤しては、例えば、フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、ヒドロキシルアミン系酸化防止剤、金属不活性化剤等が挙げられ、好ましくは、フェノール系酸化防止剤またはリン系酸化防止剤である。酸化防止剤の好ましい配合量は、例えばフェノール系酸化防止剤の場合、前記樹脂組成物100重量部に対して0.01〜0.2重量%であり、リン系酸化防止剤の場合、前記樹脂組成物100重量部に対して0.01〜0.1重量%である。
本発明の蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物は、フィルムの二次加工性の観点から、アンチブロッキング剤を含むことが好ましい。アンチブロッキング剤としては、好ましくは無機微粒子であり、より好ましくはシリカ微粒子またはアルミノシリケート微粒子である。アンチブロッキング剤の好ましい配合量は、前記樹脂組成物100重量部に対して0.1〜0.5重量%である。
加熱溶融混合に用いる装置としては、公知の装置が用いられ、好ましくは、押出機、バンバリーミキサー、バッチ式混練機等が用いられる。加熱溶融混合は窒素やアルゴン等の不活性ガスの存在下で行われることが好ましく、加熱溶融混合の温度は、好ましくは170〜300℃であり、より好ましくは、180〜280℃、さらに好ましくは、200℃〜280℃である。
上記プロピレン共重合体に含まれるコモノマーに由来する構造単位の含有量としては、プロピレン共重合体がプロピレン−エチレンランダム共重合体である場合、エチレンに由来する構造単位の含有量は、好ましくは0.5〜20重量%であり、より好ましくは、1〜10重量%であり、さらに好ましくは、3〜7重量%である(但し、該プロピレン共重合体の全重量を100重量%とする。)。
プロピレン共重合体がプロピレン−エチレン−炭素数4以上のα−オレフィン三元共重合体である場合、エチレンに由来する構造単位の含有量は、好ましくは、0.1〜20重量%であり、より好ましくは、0.5〜10重量%であり、さらに好ましくは、1〜3重量%である(但し、該プロピレン共重合体の全重量を100重量%とする。)。また、炭素数4以上のα−オレフィンに由来する構造単位の含有量は、好ましくは、0.5〜20重量%であり、より好ましくは、1〜10重量%であり、さらに好ましくは、5〜10重量%である(但し、該プロピレン共重合体の全重量を100重量%とする。)。
炭素数4以上のα−オレフィンとしては、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン等が挙げられる。好ましくは、1−ブテンである。
上記プロピレン共重合体に含まれるコモノマーに由来する構造単位の含有量としては、プロピレン共重合体がプロピレン−エチレンランダム共重合体である場合、エチレンに由来する構造単位の含有量は、好ましくは0.1〜5重量%であり、より好ましくは、0.1〜2重量%であり、さらに好ましくは、0.1〜1重量%である(但し、該プロピレン共重合体の全重量を100重量%とする。)。
重合方法としては、不活性炭化水素溶媒を用いるスラリー重合法や溶媒重合法、液体プロピレンを溶媒として用いる液相重合法、または、気相重合法等が挙げられ、それらを連続的に行う液相−気相重合法等も挙げられる。好ましくは、気相重合法および液相−気相重合法である。
プロピレン系重合体の製造において、残留溶媒や、製造時に副生する超低分子量のオリゴマー等を除去するために、ポリプロピレンが融解する温度以下の温度で乾燥を行うことが好ましい。例えば、乾燥方法としては、特開昭55−75410号、特許第2565753号公報に記載された方法等が挙げられる。
蒸着用ポリオレフィンフィルムが単層フィルムである場合、蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物を押出機で加熱溶融し、Tダイから押出し、冷却ロールに密着させて冷却固化して製造される。
蒸着用ポリオレフィンフィルムが、ポリプロピレン系樹脂材料からなる基材層の一方の表層に、本発明の蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物からなる層を有し、前記基材層のもう一方の表層に融解温度が145℃以下であるヒートシール用ポリプロピレン系樹脂材料からなる層を有する多層フィルムである場合には、蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物を多層Tダイ装置の表層へとつながる押出機で加熱溶融し、基材層に用いられるポリプロピレン系樹脂材料を多層Tダイ装置の基材層へとつながる押出機で加熱溶融し、ヒートシール用ポリプロピレン系樹脂材料を前記基材層のもう一方の表層へとつながる押出機で加熱溶融し、多層Tダイから共押出し、冷却ロールに密着させて冷却固化して製造される。
要件(1):本発明の蒸着用ポリオレフィンフィルムにおける蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物からなる層の、フィルムの製膜方向に対して垂直な方向の断面において、フィルム表面から厚み方向に3μmの領域に、成分(B)からなる、長軸が1.5μm以上、短軸が0.2μm以下のドメインが存在する。
要件(2):本発明に用いられる蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物の、成分(A)と成分(B)の界面の接着強度が10N/15mm以下である。
本発明の蒸着用ポリオレフィンフィルムにおいて、蒸着フィルムのヒートシール前およびヒートシール後の蒸着強度に優れる観点から、本発明の蒸着用ポリオレフィンフィルムにおける蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物からなる層の、フィルムの製膜方向に対して垂直な方向の断面において、フィルム表面から厚み方向に3μmの領域に、好ましくは、成分(B)からなる、長軸が1.5μm以上、短軸が0.2μm以下のドメインが存在し、より好ましくは、成分(B)からなる、長軸が2.0μm以上、短軸が0.2μm以下のドメインが存在し、さらに好ましくは、成分(B)からなる、長軸が2.0μm以上、短軸が0.1μm以下のドメインが存在する。
エチレンに由来する構造単位の含有量はIRスペクトル測定を行い、高分子ハンドブック(1995年、紀伊国屋書店発行)の第616頁に記載されている(i)ランダム共重合体に関す方法に従って求めた。1−ブテンに由来する構造単位の含有量はIRスペクトル測定を行い、高分子ハンドブック(1995年、紀伊国屋書店発行)の第619頁に記載されている方法に従って求めた。
パーキンエルマー社製示差走査熱量計を用いて、試片約10mgを窒素雰囲気下で220℃で溶融させた後、急速に150℃まで冷却した。150℃で1分間保持した後、5℃/分の降温速度で50℃まで降温した。その後に50℃で1分保持した後、5℃/分で昇温させて、得られた融解吸熱カーブの最大ピークの温度を融解温度(Tm)とした。なお、本測定法を用いて5℃/分の昇温速度で測定したインジウム(In)の融点は、156.6℃であった。
ポリプロピレンのMFRは、JIS K7210に従って、温度230℃、荷重21.18Nで測定した。エチレン−α−オレフィン共重合体および高密度ポリエチレンのMFRは、JIS K7210に従って、温度190℃、荷重21.18Nで測定した。
東洋精機製キャピログラフ(バレル直径9.55mm)に、直径1mm、長さ40mm、流入角度90℃のキャピラリーを装着し、測定温度250℃、ピストン速度10mm/分(せん断速度122/秒)で試料のせん断粘度を測定した。
JIS K7112−1980のうち、A法に規定された方法に従って試料の密度を測定した。なお、試料には、JIS K6760−1995に記載のアニーリングを行った。
JIS K7105に従って試料の光沢を測定した。
蒸着用ポリオレフィンフィルムをエポキシ包埋した。エポキシ包埋したフィルムから、フィルムの製膜方向に対して垂直な方向の断面を、ミクロトームを用い切り出し、ルテニウム酸の蒸気で染色した。染色した断面から、ダイヤモンドナイフを用いて、厚さ0.1μm程度の超薄切片を切り出した。切り出した超薄切片から、本発明の蒸着用ポリオレフィンフィルムにおける蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物からなる層の、フィルム表面から厚み方向に3μm、フィルムの厚み方向およびフィルムの製膜方向に対して垂直な方向に垂直な方向に3μmの領域を、透過型電子顕微鏡(日立製作所製H−7650型透過型電子顕微鏡)を用いて、20,000倍の倍率で観察した。透過型電子顕微鏡観察像にて黒く染色された部分を、成分(B)ドメインに相当するものとし、長軸が1.5μm以上、短軸が0.1μm以下のドメインの有無を判定した。
温度230℃、圧力10MPa、8分間の熱プレス成形により成形された成分(A)のシート(厚さ0.1mm)と温度170℃、圧力10MPa、8分間の熱プレス成形により成形された成分(B)のシート(厚さ0.1mm)を重ね合わせ、テスター産業株式会社製TP−701B型ヒートシールテスターを用いて幅10mmのヒートシールを上部ヒーター190℃、下部ヒーター55℃、1.0kgf/cm2の条件で2秒間行った。ヒートシール後のフィルムを幅15mm×長さ80mm(ヒートシールの幅方向と長辺方向が一致)で切り取り、ORIENTEC社製STA−1225型引張試験機を用いて、引張速度100mm/分で引張試験を行い、剥離進行時のヒートシール部の引張荷重を成分(A)と成分(B)の界面の接着強度とした。
酢酸エチル、エステル系接着剤の主剤(タケラックA−310;武田薬品製)および硬化剤(タケネートA−3;武田薬品製)を、36:12:1の重量比で混合し、接着剤溶液を作成した。康井精機製卓上型テストコーターを用いて、厚さ15μmの延伸ナイロン基材フィルム(ユニチカ製エンブレム)に接着剤溶液を塗布した後、85℃で乾燥させた。ナイロン基材フィルム上に存在する接着剤の、乾燥後の重量は、3.7g/m2であった。片面にアルミニウム蒸着した厚さ30μmのポリオレフィンフィルムの蒸着面と、ナイロン基材フィルムの接着剤塗布面を接触させ、40℃、3kg/cm2で圧着させた。圧着後のフィルムを、40℃で2日間、加熱熟成することによりドライラミネーションフィルムを得た。ドライラミネーションフィルムを幅15mm×長さ80mm(製膜方向と長辺方向が一致)で切り取り、ORIENTEC社製STA−1225型引張試験機を用いて、引張速度100mm/分で引張試験を行い、剥離進行時の引張荷重を蒸着強度とした。
酢酸エチル、エステル系接着剤の主剤(タケラックA−310;武田薬品製)および硬化剤(タケネートA−3;武田薬品製)を、36:12:1の重量比で混合し、接着剤溶液を作成した。康井精機製卓上型テストコーターを用いて、厚さ15μmの延伸ナイロン基材フィルム(ユニチカ製エンブレム)に接着剤溶液を塗布した後、85℃で乾燥させた。ナイロン基材フィルム上に存在する接着剤の、乾燥後の重量は、3.7g/m2であった。片面にアルミニウム蒸着した厚さ30μmのポリオレフィンフィルムの蒸着面と、ナイロン基材フィルムの接着剤塗布面を接触させ、40℃、3kg/cm2で圧着させた。圧着後のフィルムを、40℃で2日間、加熱熟成することによりドライラミネーションフィルムを得た。ドライラミネーションフィルムを幅15mm×長さ80mm(製膜方向と長辺方向が一致)で切り取り、テスター産業株式会社製TP−701B型ヒートシールテスターを用いて幅20mmのヒートシールを上部ヒーター155℃、下部ヒーター55℃、1.0kgf/cm2の条件で0.5秒間行った。ORIENTEC社製STA−1225型引張試験機を用いて、引張速度100mm/分で引張試験を行い、剥離進行時のヒートシール部の引張荷重をヒートシール後の蒸着強度とした。
ポリプロピレン(A−1)の製造
特開2008−208362号公報の実施例1に記載の触媒を用いて、プロピレンを重合することによって、ポリプロピレン単独重合体(融解温度164℃、MFR9g/10分、せん断粘度278Pa・秒。以下、PP(A−1)と記載)の粉末を得た。PP(A−1)100重量部に対し、水酸化カルシウム(鈴木工業株式会社製)0.002重量部、Irganox1010(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)0.15重量部を添加し、溶融混練してPP(A−1)ペレットを得た。
[参考例2]
ポリプロピレン(A−2)の製造
特開2008−208362号公報の実施例1に記載の触媒を用いて、プロピレン、エチレン、1−ブテンを共重合することによって、ポリプロピレン(プロピレン−エチレン−1−ブテン三元共重合体、エチレン含量0.9重量%、1−ブテン含量3.4重量%、融解温度148℃、MFR7g/10分、せん断粘度350Pa・秒。以下、PP(A−2)と記載)の粉末を得た。PP(A−2)100重量部に対し、水酸化カルシウム(鈴木工業株式会社製)0.007重量部、Irganox1010(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)0.09重量部、スミライザーGP(住友化学株式会社製)0.05重量部を添加し、溶融混練してPP(A−2)ペレットを得た。
エチレン−α−オレフィン共重合体であるSP50500P(株式会社プライムポリマー製エボリューH、MFR50g/10分、せん断粘度64Pa・秒、密度0.948g/cm3)100重量部に対し、スミライザーGP(住友化学株式会社製)0.085重量部を添加し、溶融混練してSP50500Pペレットを得た。
参考例1で得られたPP(A−1)ペレット85重量部と、SP50500Pペレット15重量部を配合し、田辺プラスチックス株式会社製50mmφTダイ製膜装置を用いて、樹脂温度250℃で溶融押出を行った。溶融押出されたものを40℃の冷却水を通水した冷却ロールで冷却して、厚さ30μmの蒸着用ポリオレフィンフィルムを得た。用いた蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物の組成を表2、得られたフィルムのグロスを表3に示した。
得られたフィルムの片面にコロナ放電処理を施した後、佐藤真空機械工業株式会社製真空蒸着装置を用いてコロナ処理面にアルミニウムを蒸着し、アルミニウム蒸着ポリオレフィンフィルムを得た。得られたフィルムのヒートシール前およびヒートシール後の蒸着強度を表3に示した。
PP(1)ペレット85重量部を80重量部に、およびSP50500Pペレット15重量部を20重量部に変更した以外は、実施例1と同様の方法で押出加工を行い、蒸着用ポリオレフィンフィルムを得た。用いた蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物の組成を表2、得られたフィルムのグロスを表3に示した。
得られたフィルムに、実施例1と同様の方法でアルミニウムを蒸着し、アルミニウム蒸着ポリオレフィンフィルムを得た。得られたフィルムのヒートシール前およびヒートシール後の蒸着強度を表3に示した。
エチレン−α−オレフィン共重合体であるSP50800P(株式会社プライムポリマー製エボリューH、MFR135g/10分、せん断粘度25Pa・秒、密度0.951g/cm3)100重量部に対し、スミライザーGP(住友化学株式会社製)0.085重量部を添加し、溶融混練してSP50800Pペレットを得た。
SP50500PペレットをSP50800Pペレットに変更した以外は、実施例1と同様の方法で押出加工を行い、蒸着用ポリオレフィンフィルムを得た。用いた蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物の組成を表2、得られたフィルムのグロスを表3に示した。
得られたフィルムに、実施例1と同様の方法でアルミニウムを蒸着し、アルミニウム蒸着ポリオレフィンフィルムを得た。得られたフィルムのヒートシール前およびヒートシール後の蒸着強度を表3に示した。
PP(1)ペレット85重量部を80重量部に、およびSP50800Pペレット15重量部を20重量部に変更した以外は、実施例3と同様の方法で押出加工を行い、蒸着用ポリオレフィンフィルムを得た。用いた蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物の組成を表2、得られたフィルムのグロスを表3に示した。
得られたフィルムに、実施例1と同様の方法でアルミニウムを蒸着し、アルミニウム蒸着ポリオレフィンフィルムを得た。得られたフィルムのヒートシール前およびヒートシール後の蒸着強度を表3に示した。
SP50500Pペレットをエチレン−α−オレフィン共重合体であるGA804(住友化学株式会社製スミカセンL、MFR50g/10分、せん断粘度85Pa・秒、密度0.930g/cm3)に、樹脂温度250℃を240℃に変更した以外は、実施例1と同様の方法で押出加工を行い、蒸着用ポリオレフィンフィルムを得た。用いた蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物の組成を表2、得られたフィルムのグロスを表3に示した。得られたフィルムの成分(B)の分散構造を図1に示した。PP(A−1)とGA804の界面の接着強度は0.1N/15mmであった。
得られたフィルムに、実施例1と同様の方法でアルミニウムを蒸着し、アルミニウム蒸着ポリオレフィンフィルムを得た。得られたフィルムのヒートシール前およびヒートシール後の蒸着強度を表3に示した。
高密度ポリエチレンであるG1900(京葉ポリエチレン製、MFR17g/10分、密度0.956)3重量部を添加した以外は、実施例5と同様の方法で押出加工を行い、蒸着用ポリオレフィンフィルムを得た。用いた蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物の組成を表2、得られたフィルムのグロスを表3に示した。
得られたフィルムに、実施例1と同様の方法でアルミニウムを蒸着し、アルミニウム蒸着ポリオレフィンフィルムを得た。得られたフィルムのヒートシール前およびヒートシール後の蒸着強度を表3に示した。
GA804をエチレン−α−オレフィン共重合体であるCX5508(住友化学株式会社製エクセレンFX、MFR75g/10分、せん断粘度30Pa・秒、密度0.890g/cm3)に変更した以外は、実施例5と同様の方法で押出加工を行い、蒸着用ポリオレフィンフィルムを得た。用いた蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物の組成を表2、得られたフィルムのグロスを表3に示した。
得られたフィルムに、実施例1と同様の方法でアルミニウムを蒸着し、アルミニウム蒸着ポリオレフィンフィルムを得た。得られたフィルムのヒートシール前およびヒートシール後の蒸着強度を表3に示した。
PP(A−1)ペレットをPP(A−2)ペレットに、SP50500Pペレットをエチレン−α−オレフィン共重合体であるEG8407(デゥポンダウ株式会社製エンゲージ、MFR30g/10分、せん断粘度79Pa・秒、密度0.868g/cm3)に変更した以外は、実施例2と同様の方法で押出加工を行い、蒸着用ポリオレフィンフィルムを得た。用いた蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物の組成を表2、得られたフィルムのグロスを表3に示した。
得られたフィルムに、実施例1と同様の方法でアルミニウムを蒸着し、アルミニウム蒸着ポリオレフィンフィルムを得た。得られたフィルムのヒートシール前およびヒートシール後の蒸着強度を表3に示した。
PP(A−1)ペレット85重量部を90重量部に、およびSP50500Pペレット15重量部を10重量部に変更した以外は、実施例1と同様の方法で押出加工を行い、蒸着用ポリオレフィンフィルムを得た。用いた蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物の組成を表2、得られたフィルムのグロスを表3に示した。
得られたフィルムに、実施例1と同様の方法でアルミニウムを蒸着し、アルミニウム蒸着ポリオレフィンフィルムを得た。得られたフィルムのヒートシール前およびヒートシール後の蒸着強度を表3に示した。
PP(A−1)ペレット85重量部を90重量部に、およびGA804、15重量部を10重量部に変更した以外は、実施例5と同様の方法で押出加工を行い、蒸着用ポリオレフィンフィルムを得た。用いた蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物の組成を表2、得られたフィルムのグロスを表3に示した。
得られたフィルムに、実施例1と同様の方法でアルミニウムを蒸着し、アルミニウム蒸着ポリオレフィンフィルムを得た。得られたフィルムのヒートシール前およびヒートシール後の蒸着強度を表3に示した。
GA804を高密度ポリエチレンであるM6910(京葉ポリエチレン製、MFR23g/10分、せん断粘度135Pa・秒、密度0.961g/cm3)に変更した以外は、実施例5と同様の方法で押出加工を行い、蒸着用ポリオレフィンフィルムを得た。用いた蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物の組成を表2、得られたフィルムのグロスを表3に示した。得られたフィルムの成分(B)の分散構造を図2に示した。PP(A−1)とM6910の界面の接着強度は0.1N/15mmであった。
得られたフィルムに、実施例1と同様の方法でアルミニウムを蒸着し、アルミニウム蒸着ポリオレフィンフィルムを得た。得られたフィルムのヒートシール前およびヒートシール後の蒸着強度を表3に示した。
EG8407をエチレン−α−オレフィン共重合体であるGA701(住友化学株式会社製スミカセンL、MFR8g/10分、せん断粘度159Pa・秒、密度0.920g/cm3)に変更した以外は、実施例8と同様の方法で押出加工を行い、蒸着用ポリオレフィンフィルムを得た。用いた蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物の組成を表2、得られたフィルムのグロスを表3に示した。
得られたフィルムに、実施例1と同様の方法でアルミニウムを蒸着し、アルミニウム蒸着ポリオレフィンフィルムを得た。得られたフィルムのヒートシール前およびヒートシール後の蒸着強度を表3に示した。
EG8407をエチレン−α−オレフィン共重合体であるA4070S(三井化学株式会社製タフマー、MFR3.6g/10分、せん断粘度605Pa・秒、密度0.870g/cm3)に変更した以外は、実施例8と同様の方法で押出加工を行い、蒸着用ポリオレフィンフィルムを得た。用いた蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物の組成を表2、得られたフィルムのグロスを表3に示した。得られたフィルムの成分(B)の分散構造を図3に示した。PP(A−2)とA4070Sの界面の接着強度は12N/15mmであった。
得られたフィルムに、実施例1と同様の方法でアルミニウムを蒸着し、アルミニウム蒸着ポリオレフィンフィルムを得た。得られたフィルムのヒートシール前およびヒートシール後の蒸着強度を表3に示した。
Claims (4)
- ポリプロピレン(成分(A))と、250℃、せん断速度122/秒で測定されるせん断粘度(ηB)が1〜85Pa・秒であるエチレン−α−オレフィン共重合体(成分(B))とを含む蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物であって、
250℃、せん断速度122/秒で測定される成分(A)のせん断粘度(ηA)と250℃、せん断速度122/秒で測定される成分(B)のせん断粘度(ηB)および前記組成物中の成分(A)の含有量(φA)と成分(B)の含有量(φB)が下記式(1)を満たす樹脂組成物(但し、前記組成物において、φAとφBとの合計の重量を100重量部とする。)。
0.50≦(ηA/ηB)×(φB/φA)≦3.00 (1) - 請求項1に記載の蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物からなる層を少なくとも一方の表層に有することを特徴とする蒸着用ポリオレフィンフィルム。
- ポリプロピレン系樹脂材料からなる基材層の一方の表層に請求項1に記載の蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物からなる層を有し、前記基材層のもう一方の表層に、融解温度が145℃以下であるヒートシール用ポリプロピレン系樹脂材料からなる層を有することを特徴とする請求項2に記載の蒸着用ポリオレフィンフィルム。
- 請求項2または3のいずれかに記載の蒸着用ポリオレフィンフィルムからなる層と、金属または金属酸化物を含む層とを有する蒸着フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012176746A JP6244084B2 (ja) | 2012-08-09 | 2012-08-09 | 蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物およびそれからなる蒸着用ポリオレフィンフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012176746A JP6244084B2 (ja) | 2012-08-09 | 2012-08-09 | 蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物およびそれからなる蒸着用ポリオレフィンフィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014034637A true JP2014034637A (ja) | 2014-02-24 |
JP6244084B2 JP6244084B2 (ja) | 2017-12-06 |
Family
ID=50283822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012176746A Active JP6244084B2 (ja) | 2012-08-09 | 2012-08-09 | 蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物およびそれからなる蒸着用ポリオレフィンフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6244084B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05162268A (ja) * | 1991-12-11 | 1993-06-29 | Chisso Corp | 積層金属蒸着プラスチックフィルム |
JPH06287746A (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-11 | Chisso Corp | 金属蒸着プラスチックフィルム |
JPH08217930A (ja) * | 1995-02-10 | 1996-08-27 | Chisso Corp | オレフィン重合体組成物 |
WO1997019135A1 (fr) * | 1995-11-24 | 1997-05-29 | Chisso Corporation | Composition de propylene, procede pour la preparer, composition de polypropylene et articles moules |
JPH10152169A (ja) * | 1996-11-20 | 1998-06-09 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 医薬品包装容器 |
JPH10157030A (ja) * | 1996-11-27 | 1998-06-16 | Toray Gosei Film Kk | 金属蒸着複合ポリプロピレン系フイルム |
JPH10237239A (ja) * | 1996-10-31 | 1998-09-08 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 熱成形用樹脂組成物及びシート |
-
2012
- 2012-08-09 JP JP2012176746A patent/JP6244084B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05162268A (ja) * | 1991-12-11 | 1993-06-29 | Chisso Corp | 積層金属蒸着プラスチックフィルム |
JPH06287746A (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-11 | Chisso Corp | 金属蒸着プラスチックフィルム |
JPH08217930A (ja) * | 1995-02-10 | 1996-08-27 | Chisso Corp | オレフィン重合体組成物 |
WO1997019135A1 (fr) * | 1995-11-24 | 1997-05-29 | Chisso Corporation | Composition de propylene, procede pour la preparer, composition de polypropylene et articles moules |
JPH10237239A (ja) * | 1996-10-31 | 1998-09-08 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 熱成形用樹脂組成物及びシート |
JPH10152169A (ja) * | 1996-11-20 | 1998-06-09 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 医薬品包装容器 |
JPH10157030A (ja) * | 1996-11-27 | 1998-06-16 | Toray Gosei Film Kk | 金属蒸着複合ポリプロピレン系フイルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6244084B2 (ja) | 2017-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2007015415A1 (ja) | ポリプロピレン樹脂組成物、フィルムまたはシート、該フィルムまたはシートから得られる延伸フィルム、積層体および該積層体から得られる延伸フィルム | |
KR20070089820A (ko) | 폴리프로필렌계 필름 및 그 적층체 | |
TWI758446B (zh) | 電池用積層體 | |
JP2019156484A (ja) | 易剥離性フィルム | |
WO2023210278A1 (ja) | シーラントフィルム、包装材及び包装体 | |
JP2021169194A (ja) | 蒸着フィルムおよびそれを用いた積層体 | |
JP2021169193A (ja) | 蒸着フィルムおよびそれを用いた積層体 | |
JP5062036B2 (ja) | ポリプロピレン系樹脂組成物およびフィルム | |
JP2018127556A (ja) | 樹脂組成物、易開封性容器用蓋材及び易開封性容器 | |
JP6244084B2 (ja) | 蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物およびそれからなる蒸着用ポリオレフィンフィルム | |
JP6798268B2 (ja) | 多層フィルム | |
JP5062035B2 (ja) | ポリプロピレン系樹脂組成物およびフィルム | |
EP4316830A1 (en) | Resin composition and laminate having layer comprising said resin composition | |
JP7006329B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物、易開封性容器用蓋材及び易開封性容器 | |
WO2013145359A1 (ja) | 蒸着フィルム用ポリオレフィン系樹脂組成物、およびそれからなる蒸着用ポリオレフィンフィルム | |
JP4507807B2 (ja) | ポリプロピレン系樹脂組成物およびそれからなるフィルム | |
JP6994518B2 (ja) | 積層体に使用するためのポリマーブレンド、積層体、および物品 | |
JP6582461B2 (ja) | 樹脂組成物及び易剥離性フィルム | |
JP5375454B2 (ja) | ポリプロピレン系樹脂組成物および延伸フィルム | |
JP4214843B2 (ja) | 押出ラミネート用樹脂組成物及びそれを用いた積層体 | |
JP2011021137A (ja) | ポリプロピレン無延伸フィルムの製造方法 | |
US20240301186A1 (en) | Olefin-based polymer composition and film | |
JP7231135B1 (ja) | 多層フィルム、包装材及び包装体 | |
JP2024130690A (ja) | ヘテロファジックプロピレン重合材料、プロピレン系樹脂組成物、および、フィルム | |
JP2024141269A (ja) | 樹脂組成物、フィルム、多層フィルム、積層体、および包装体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160607 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160805 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20160809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161227 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20170224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170801 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20170919 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20170929 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171113 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6244084 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |