JP2014034425A - 口部の嵌着構造 - Google Patents

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Hiroshi Inagaki
博 稲垣
Keisuke Noda
啓輔 野田
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【課題】簡易な構造で、作業者毎に嵌着度、密閉度に差が生じない、簡単に操作できる容器などの口部の嵌着構造を提供する。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明は、内部中空の筒部の外周面の全周にわたり山及び谷を形成する肉厚のガイドと前記ガイドの全周にわたり環状に突出した凸条を備える口部と、前記筒部の外側に嵌る内部空洞の筒の内周面に山を形成する複数の肉厚のリブと前記筒の端部に肉厚部及び凹部を備えた接続部とからなり、前記接続部を前記口部に嵌め押圧することで、前記接続部のリブが前記口部のガイドに沿って進み、前記口部の凸条が前記接続部の凹部に嵌るとともに前記接続部の肉厚部を係止し、前記口部と前記接続部が嵌着することを特徴とする口部の嵌着構造の構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器などの口部とキャップなどとの接続、嵌着構造に関する。
容器とキャップの嵌着構造としては、ネジとネジ山による螺着構造が一般的である。しかしながら、螺着作業は煩雑である上、作業者により回転度合いがことなり、作業者毎に密閉度に差が生じる。
他方、特許文献1には、キャップの着脱の簡便性と内容物の密封性の両者を兼備し、更にキャップ装着の際に、使用者に心理的な嵌合安定感を与えることのできるロック機能を具えたキャップと容器との組み合わせであって、
容器の頸部の外周面に、半径方向に一定の厚さを有する複数のカム片を等間隔に凸設し、一方、該容器に嵌着されるキャップは同心状に固定された内筒並びに外筒を具え、該内筒の内周面には、前記カム片と係合可能な突片を設けた容器とキャップとの組み合わせ構造において、
前記カム片は、前記頸部の下方の容器の肩部上面に設けられた平坦部に底辺を有し、比較的緩い右上がりの勾配を以て頂上に至る左傾斜面と、該頂上から該カム片に切り欠かれた係止部の入口に至る右下がりの勾配の右傾斜面とからなる略山形状をなし、前記係止部は前記入口をよぎって垂直方向に設けられた堤防と、前記カム片を前記平坦部に平行に切り欠いて設けられた上壁と、該上壁と前記平坦部とを接続する垂直壁とによって囲繞され、前記堤防の半径方向の厚さは前記カム片の突出厚さよりも小さく、
前記キャップの内筒は、少なくとも下部が垂直方向のスリットによって前記各突片を下端に具えた複数の短冊状部材に分割され、前記外筒の内周面には、前記突片が前記堤防を乗り越える時に前記短冊状部材に生じる外方への変形を弾性限度内に制限するストッパリブが突設されていることを特徴とするキャップと容器との組み合わせ構造とするものである。このような特許文献1の構造では、一定の密閉度を保つことができるが、極めて複雑な構造である。
実公平04−54113号公報
そこで、本発明は、簡易な構造で、作業者毎に嵌着度、密閉度に差が生じない、簡単に操作できる容器などの口部の嵌着構造を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するために、
(1)
内部中空の筒部の外周面の全周にわたり山及び谷を形成する肉厚のガイドと前記ガイドの全周にわたり環状に突出した凸条を備える口部と、
前記筒部の外側に嵌る内部空洞の筒の内周面に山を形成する複数の肉厚のリブと前記筒の端部に肉厚部及び凹部を備えた接続部とからなり、
前記接続部を前記口部に嵌め押圧することで、前記接続部のリブが前記口部のガイドに沿って進み、前記口部の凸条が前記接続部の凹部に嵌るとともに前記接続部の肉厚部を係止し、前記口部と前記接続部が嵌着することを特徴とする口部の嵌着構造の構成とした。
(2)
前記ガイドが波型で、前記リブが底辺でない2辺が弧状に外側に湾曲した正面視略三角形状で、前記接続部を左右何れの方向に回転させても、前記接続部を前記口部から脱離することを特徴とする(1)に記載の口部の嵌着構造の構成とした。
(3)
前記口部の反嵌着側にチューブを連設した容器とし、前記接続部の反嵌着端部が封止されたキャップとした(1)又は(2)に記載の口部の嵌着構造を備えることを特徴とする保管容器の構成とした。
(4)
前記チューブの口部側の外径が、前記キャップの外径より大きいことを特徴とする(3)に記載の保管容器の構成とした。
本発明は、上記構成であるので、作業者毎に嵌着度、密閉度に差を生じない、簡易な構造でかつ作業性のよい口部の嵌着構造を提供することができる。
リブを略三角形状とすることでキャップなどの接続部を左右何れの方向に回転させても接続部を口部から脱離することができるため、作業性が極めてよい。
このような口部の嵌着構造を備える容器であれば、容器毎の密閉性が均一でかつ内容物を飛散させることもなく安全性が高い。
本発明の一例である口部の嵌合構造を備えた保管容器のキャップをしたときの正面図(左右側面図も正面図と同じ。)である。 本発明の一例である保管容器の平面図である。 本発明の一例である保管容器の底面図である 本発明の一例である口部の嵌合構造を備えた保管容器のキャップを外したときの正面図である。 本発明の一例である口部の嵌合構造を備えた保管容器のキャップを外したときの(A)左側面図、(B)右側面図、(C)背面図である。 容器の平面図である。 キャップの底面図である。 (A)は保管容器の図1A−A線の断面図、(B)は図8(A)の波線円Aの拡大図である。 (A)はキャップの図1A−A線の断面図、(B)は図9(A)の波線円Aの拡大図、(C)は波線円Bの拡大図である。
以下、本願発明について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は実施例に限定されるものではない。
図1、図4、図8等に示すように、本発明の一例である保管容器1は、口部2dを備えた容器2と、口部2dに嵌着するキャップ3とからなり、口部の嵌着構造1aを備える。その他の口部の嵌着構造を備える実施形態として、2本の管の接続などが例示できる。
容器2は、口部2dと、口部2dに連設される有底のチューブ2aとからなる。チューブ2aの側面には、滑り止め加工2bが長手方向に複数間隔を開け施されている。滑り留め加工2bとしては、表面にザラツキを持たせるなどの方法が例示できる。チューブ2aの形状は棒状の他に、球形、寸胴、三角錐など内容物、作業性に応じて、適宜変形すればよい。
チューブ2aの口部2d側端部は、口部2d、さらにはキャップ3の嵌着側端部より肉厚に形成した膨張部2cとなる。膨張部を設けることで、キャップを引き抜いて外すことが困難で、回転によって脱離することを学習することができる。
口部2dは、図4〜6、図8に示すように、内部中空2iの筒部2mと、筒部2mの外周面の全周にわたり山2g及び谷2hを形成する肉厚のガイド2fと、ガイド2fの全周にわたり環状に突出した凸条2eとからなり、凸条2eとチューブ2aの膨張部2cとの間に溝部2kを形成する。ガイド2fは、山2gと谷2hが交互に位置する波型である。
キャップ3は、内部の接続部3eと筒3rと端部3cからなる。筒3rは、口部2dの外周に嵌る。筒3rの外周面には、図1、図2に示すように間隔を開け、肉厚の突条3aがチューブ2a方向に向け形成されている。
端部3cは、反嵌着側を封止する。図2に示す端部3cの外面にあるテーパ溝3bは成型時の型抜き溝である。
キャップ3の内側には、図7、図9に示すように、接続部3eを備える。接続部3eは、筒部2mの外側に嵌る内部空洞3pの筒3rの内周面に下向きの山3gを形成する複数の肉厚のリブ3fと、筒3rの容器2側端部の肉厚部3mと、肉厚部3mの上に位置する凹部3nとからなる。リブ3fは、図9に示すように端部3cと接触する底辺でない2辺が弧状に外側に湾曲した正面視略三角形状である。
さらに、キャップ3の端部3c内側には、環状突起3hが形成されている。環状突起3hの外周と筒3rとの間に溝3iを形成し、口部2dの筒部2mが嵌る。環状突起3hの外側には、口部2dの筒部2mに当接し、押圧する押さえ3kが断面山型に隆起する。
口部2dとキャップ3の嵌着は、図8等に示すように、即ち口部の嵌着構造1aは、口部2dと接続部3eとかならなり、接続部3eを口部2dに嵌め押圧(図8下向きの白抜き矢印)することで、接続部3eのリブ3fが口部2dのガイド2fに沿って進み、口部2dの凸条2eが接続部3eの凹部3nに嵌るとともに接続部3eの肉厚部3mを凸条2eと膨張部2cの間の溝部2kに係止し、口部2dと接続部3eが嵌着する。
当該嵌着構造であれば、螺合のように何度もキャップ3を回転させて容器2に螺着させることを要しないため、極めて簡単に嵌着でき、作業者、作業毎に容器2とキャップ3の嵌着度にバラツキがなく一定に嵌着させることができる。
キャップ3を容器2から外すときは、図8に示すように、キャップ3を左右何れの方向に回転(波線両矢印)させることで、ガイド2fに沿ってリブ3fが移動し、凸条2eからキャップ3が外れるとともにキャップが持ち上がり、容器2からキャップ3が脱離する。キャップ3を容器2から引き抜く動作をしないため、容器2の内容物が飛散することがない。
1 保管容器
1a 口部の嵌着構造
2 容器
2a チューブ
2b 滑り止め加工
2c 膨張部
2d 口部
2e 凸条
2f ガイド
2g 山
2h 谷
2i 中空
2k 溝部
2m 筒部
3 キャップ
3a 突条
3b テーパ溝
3c 端部
3d 隆起
3e 接続部
3f リブ
3g 山
3h 環状突起
3i 溝
3k 押さえ
3m 肉厚部
3n 凹部
3p 空洞
3r 筒

Claims (4)

  1. 内部中空の筒部の外周面の全周にわたり山及び谷を形成する肉厚のガイドと前記ガイドの全周にわたり環状に突出した凸条を備える口部と、
    前記筒部の外側に嵌る内部空洞の筒の内周面に山を形成する複数の肉厚のリブと前記筒の端部に肉厚部及び凹部を備えた接続部とからなり、
    前記接続部を前記口部に嵌め押圧することで、前記接続部のリブが前記口部のガイドに沿って進み、前記口部の凸条が前記接続部の凹部に嵌るとともに前記接続部の肉厚部を係止し、前記口部と前記接続部が嵌着することを特徴とする口部の嵌着構造。
  2. 前記ガイドが波型で、前記リブが底辺でない2辺が弧状に外側に湾曲した正面視略三角形状で、前記接続部を左右何れの方向に回転させても、前記接続部を前記口部から脱離することを特徴とする請求項1に記載の口部の嵌着構造。
  3. 前記口部の反嵌着側にチューブを連設した容器とし、前記接続部の反嵌着端部が封止されたキャップとした請求項1又は請求項2に記載の口部の嵌着構造を備えることを特徴とする保管容器。
  4. 前記チューブの口部側の外径が、前記キャップの外径より大きいことを特徴とする請求項3に記載の保管容器。
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