JP2014034156A - 液滴噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オフィス対応の液滴噴射装置を提供する。
【解決手段】記録媒体を搬送する搬送ベルトと、搬送された前記記録媒体に向けて機能液を液滴として噴射する噴射ヘッドと、前記噴射ヘッドのメンテナンスを行うヘッドメンテナンス部と、前記搬送ベルトのメンテナンスを行うベルトメンテナンス部と、前記ヘッドメンテナンス部及び前記ベルトメンテナンス部から排出された廃液を回収する廃液タンクと、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、液滴噴射装置に関する。
従来、綿、絹、ウール、化学繊維、混紡等の布に対する捺染は、染型を用いて行うスクリーン液滴噴射装置が用いられていたが、近年、インクジェットプリンターの技術の向上により、インクジェット方式による捺染を行うインクジェット記録装置が注目されている。インクジェット捺染では、例えば、複数のノズルが一方向に配列されたノズル列を有するヘッドを用いて生地の表面に対してインクの噴射を行う。
また、インクジェット捺染は、スクリーン捺染で用いられる染型が不用であり、デジタル化されたデザインを利用することができる。したがって、顧客の要求に応じた細かいデザインの変更などに迅速に対応することができ、生産時間を大幅に短縮することができる。また、色のグラデーションを表現することができるなど、デザインの自由度が大きいという利点がある。
このようなインクジェット記録装置は、記録媒体を搬送する搬送ベルトと、搬送ベルトにより搬送された記録媒体にインクを噴射する記録ヘッドを備えている。そして、さらに、搬送ベルトに付着したインクを洗浄する搬送ベルト清掃手段を備えている。当該搬送ベルト清掃手段には、清掃桶内の清掃液(廃液)を貯留する排水タンクが設置されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−31004号公報
ところで、上記のように構成されたインクジェット記録装置では、搬送ベルト清掃手段による清掃液の処理の他に、例えば、記録ヘッドのメンテナンス等で発生する廃液を処理する必要がある。この場合、廃液設備が整った施設では、インクジェット記録装置から外部の廃液処理部に接続することにより廃液を処理することができるが、例えば、オフィス等の廃液設備が整っていない施設では廃液処理が困難となるため、記録ヘッドのメンテナンス等で発生する廃液用の廃液タンクを設置することになる。ここで、記録ヘッドのメンテナンスは搬送ベルトの洗浄に比べて頻繁に行われるものではないため、廃液の排出の間隔が長くなり、廃液タンク内で廃液が乾燥し、廃液タンクに固着する場合がある。このため、オフィス等ではインクジェット記録装置の使用が制限されてしまう、という課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる液滴噴射装置は、記録媒体を搬送する搬送ベルトと、搬送された前記記録媒体に向けて機能液を液滴として噴射する噴射ヘッドと、前記噴射ヘッドのメンテナンスを行うヘッドメンテナンス部と、前記搬送ベルトのメンテナンスを行うベルトメンテナンス部と、前記ヘッドメンテナンス部及び前記ベルトメンテナンス部から排出された廃液を回収する廃液タンクと、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、ヘッドメンテナンス部から排出される廃液及びベルトメンテナンス部から排出される廃液が廃液タンクによって回収される。そして、回収された廃液は適宜別途処理すればよい。これにより、廃液設備が整っていないオフィス等の施設においても使用することができる。また、ヘッドメンテナンス部から排出される廃液とベルトメンテナンス部から排出される廃液とを一元管理することができる。さらには、廃液タンクにヘッドメンテナンス部から排出される廃液及びベルトメンテナンス部から排出される廃液が貯留されるため、廃液タンク内が湿潤に保たれ、廃液が廃液タンクに固着することを抑制することができる。廃液の排出経路等の引き回しを簡略化することができる。
[適用例2]上記適用例にかかる液滴噴射装置では、前記廃液タンクは、着脱可能に取り付けられており、取り付けられた前記廃液タンクの容量に対して、前記廃液タンクに貯留する前記廃液の廃液量を設定することを特徴とする。
この構成によれば、例えば、廃液処理の頻度等を自由に設定することが可能となり、ユーザーの使い勝手を向上させることができる。
[適用例3]上記適用例にかかる液滴噴射装置では、前記ヘッドメンテナンス部及び前記廃液タンクを接続する第一配管と前記ベルトメンテナンス部及び前記廃液タンクを接続する第二配管との少なくとも一方は可撓性を有することを特徴とする。
この構成によれば、配管が可撓性のため、配管に接続した状態で廃液タンクを移動させることが可能となり、廃液タンクに貯留された廃液処理を容易に行うことができる。
[適用例4]上記適用例にかかる液滴噴射装置では、前記ヘッドメンテナンス部に接続された第一配管と、前記ベルトメンテナンス部に接続された第二配管と、前記第一配管、前記第二配管及び前記廃液タンクに接続された第三配管と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、廃液タンクに接続される配管を集約することが可能となり、廃液の排出経路等の引き回しを簡略化することができる。
[適用例5]上記適用例にかかる液滴噴射装置では、前記第三配管は可撓性を有することを特徴とする
この構成によれば、第三配管が可撓性のため、第三配管に接続した状態で廃液タンクを移動させることが可能となり、廃液タンクに貯留された廃液処理を容易に行うことができる。
液滴噴射装置の構成を示す模式図。 変形例にかかる液滴噴射装置の構成を示す模式図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の図においては、各部材等を認識可能な程度の大きさにするため、各部材等の尺度を実際とは異ならせて示している。
まず、液滴噴射装置の全体構成について説明する。液滴噴射装置は、記録媒体を搬送する搬送ベルトと、搬送された記録媒体に向けて機能液を液滴として噴射する噴射ヘッドと、噴射ヘッドのメンテナンスを行うヘッドメンテナンス部と、搬送ベルトのメンテナンスを行うベルトメンテナンス部と、ヘッドメンテナンス部及びベルトメンテナンス部から排出された廃液を回収する廃液タンクを備えたものである。以下、具体的に説明する。なお、本実施形態では、例えば、記録媒体としての綿、絹、ウール等の布に対して、機能液を液滴として吐出して捺染するインクジェット式の液滴噴射装置を例に挙げて説明する。
図1は、液滴噴射装置の構成を示す模式図である。図1に示すように、液滴噴射装置100は、記録媒体供給部10、記録媒体搬送部20、記録媒体回収部30、インクジェット部40、ベルトメンテナンス部50、浮上防止部60及び制御部CONT等を有する。液滴噴射装置100の各部は、フレーム部FRに取り付けられている。
液滴噴射装置100は、記録媒体(媒体)Mに画像を形成することで当該記録媒体Mの捺染を行うものである。記録媒体Mとしては、例えば、綿、ウール、化学繊維、混紡などの布が用いられる。本実施形態では、帯状の記録媒体Mに対してロール方式で画像を形成する構成を例に上げて説明するが、これに限られることは無く、他の方式(例えば、枚葉式)を行う方式であってもよい。
記録媒体供給部10は、画像形成が行われていない記録媒体Mを供給する。記録媒体供給部10は、供給軸部11及び軸受部12を有している。
供給軸部11は、円筒状又は円柱状に形成されており、円周方向に回転可能に設けられている。供給軸部11には、帯状の記録媒体Mがロール状に巻かれている。供給軸部11は、軸受部12に対して着脱可能に取り付けられている。このため、例えば、予め記録媒体Mが巻かれた供給軸部11を軸受部12に取り付けることができる。
軸受部12は、供給軸部11の軸方向の両端を回転可能に支持する。軸受部12は、供給軸部11を回転駆動させる不図示の回転駆動部を有している。回転駆動部は、記録媒体Mが送り出される方向に供給軸部11を回転させる。回転駆動部の動作は、例えば制御部CONTによって制御される。
記録媒体搬送部20は、記録媒体供給部10から記録媒体回収部30までの間で記録媒体Mを搬送する。記録媒体搬送部20は、搬送ローラー21、搬送ローラー22、搬送ベルト23、ベルト回転ローラー24、ベルト駆動ローラー(駆動ローラー)25、搬送ローラー26、乾燥ユニット27及び搬送ローラー28を備えている。
搬送ローラー21は、記録媒体供給部10と搬送ローラー22との間で記録媒体Mを中継する。搬送ローラー22は、例えば搬送ベルト23との間で記録媒体Mを挟持可能に設けられている。搬送ローラー22は、記録媒体Mを搬送ベルト23に支持させる。
搬送ベルト23は、記録媒体Mを搬送するものである。搬送ベルト23は、無端状に形成されており、ベルト回転ローラー24及びベルト駆動ローラー25に掛けられている。搬送ベルト23は、ベルト回転ローラー24とベルト駆動ローラー25との間の部分が床面Fに平行になるように、所定の張力が作用した状態で保持されている。搬送ベルト23の表面(支持面23a)には、記録媒体Mを粘着させる粘着層29が設けられている。搬送ベルト23は、当該粘着層29が設けられた支持面23aで記録媒体Mを支持(保持)する。
ベルト回転ローラー24及びベルト駆動ローラー25は、搬送ベルト23の内周面23bを支持する。なお、ベルト回転ローラー24とベルト駆動ローラー25との間に、搬送ベルト23を支持する支持部が設けられた構成であっても構わない。ベルト回転ローラー24は、搬送ベルト23の回転に伴って回転する。
ベルト駆動ローラー25の回転により搬送ベルト23が回転し、搬送ベルト23の回転によりベルト回転ローラー24が回転する。搬送ベルト23の回転により、当該搬送ベルト23に支持される記録媒体Mが所定の搬送方向に搬送される。本実施形態では、ベルト回転ローラー24からベルト駆動ローラー25へ向かう方向が搬送方向となる。従って、例えば、ベルト回転ローラー24とベルト駆動ローラー25との配置位置を比較した場合、ベルト回転ローラー24が搬送方向に対して上流側に配置されており、ベルト駆動ローラー25が搬送方向の下流側に配置されている。
搬送ローラー26は、搬送ベルト23によって搬送された記録媒体Mを中継する。乾燥ユニット27は、搬送ローラー26と搬送ローラー28との間に設けられており、記録媒体Mを案内する。搬送ローラー28は、乾燥ユニット27によって案内された記録媒体Mを記録媒体回収部30へと中継する。
記録媒体回収部30は、記録媒体搬送部20によって搬送された記録媒体Mを回収する。記録媒体回収部30は、巻取り軸部31及び軸受部32を有する。
巻取り軸部31は、円筒状又は円柱状に形成されており、円周方向に回転可能に設けられている。巻取り軸部31には、帯状の記録媒体Mがロール状に巻かれる。巻取り軸部31には、軸受部32に対して着脱可能に取り付けられている。このため、例えば巻取り軸部31に記録媒体Mが巻かれた状態において、軸受部32から巻取り軸部31を取り外すことで、当該巻取り軸部31ごと記録媒体Mの取り外しが可能となっている。
軸受部32は、巻取り軸部31の軸線方向の両端を回転可能に支持する。軸受部32は、巻取り軸部31を回転駆動させる不図示の回転駆動部を有している。回転駆動部は、記録媒体Mが巻き取られる方向に巻取り軸部31を回転させる。回転駆動部の動作は、例えば制御部CONTによって制御される。
インクジェット部40は、記録媒体Mに向けて機能液としてのインク(液体)を液滴として噴射する噴射ヘッド42と、噴射ヘッド42を移動させるヘッド移動部41と、噴射ヘッド42のメンテナンスを行うヘッドメンテナンス部44等を有している。噴射ヘッド42には、インクを噴射する噴射面Haが設定されている。噴射面Haには、インクを吐出する複数のノズルNZが形成されている。噴射面Haは、搬送ベルト23によって搬送される記録媒体Mに向けられている。ヘッド移動部41は、搬送方向と交差する方向(例えば、記録媒体Mの幅方向)に噴射ヘッド42を移動させる。
ヘッドメンテナンス部44は、フラッシングユニットやとキャッピングユニットやワイピングユニット等を含み、噴射ヘッド42のメンテナンスにおいて、噴射ヘッド42から排出されたインクを捕獲する捕獲部46が設けられている。
浮上防止部60は、記録媒体Mを搬送ベルト23に押し当てる。浮上防止部60は、インクジェット部40(噴射ヘッド42)よりも搬送方向の上流側に配置されている。浮上防止部60は、押圧ローラー61及び押圧ローラー駆動部62を有している。押圧ローラー61は、円筒状又は円柱状に形成されており、円周方向に回転可能に設けられている。押圧ローラー61は、搬送方向に沿った方向に回転するように、例えば軸線方向が搬送方向に略直交に交差するように配置されている。押圧ローラー駆動部62は、搬送方向及び当該搬送方向とは逆向きの第二方向に押圧ローラー61を移動させる。
ベルトメンテナンス部50は、搬送ベルト23のメンテナンスを行うものである。ベルトメンテナンス部50は、洗浄部70を備え、洗浄部70は、洗浄液Wを貯留する容器71と、搬送ベルト23に付着したインクや埃、糸くずなどの異物を除去する除去部73を有している。除去部73は、例えば、ブラシ等の部材である。洗浄液Wは、図示しない洗浄液供給部から適宜供給される。除去部73は、例えば、モーター(図示せず)に接続されている。なお、ベルトメンテナンス部50には、さらに、搬送ベルト23の粘着層29が劣化した場合などに当該粘着層29を補修する粘着層補修部等を備えてもよい。
また、洗浄部70は、洗浄部70を昇降させる昇降部(図示せず)に接続され、昇降部を駆動させることにより、洗浄部70を昇降させることができる。そして、モーターを駆動させることにより除去部73を回転させるとともに、昇降部を駆動させて除去部73を搬送ベルト23に接触させることにより、搬送ベルト23上に付着したインク等を除去することができる。
また、ヘッドメンテナンス部44から排出された廃液を回収する廃液タンクと、ベルトメンテナンス部50から排出された廃液を回収する廃液タンクを備えている。なお、本実施形態では、ヘッドメンテナンス部44から排出された廃液を回収する廃液タンクとベルトメンテナンス部50から排出された廃液を回収する廃液タンクとが共通の廃液タンク88として設置されている。ヘッドメンテナンス部44から排出される廃液量とベルトメンテナンス部50から排出される廃液量が異なる場合が多く、個別に廃液タンクを設置する場合は廃液タンクが充填される時期が異なり、廃液タンクの交換回数が増加する。しかし、共通の廃液タンク88を設置することで、一括して廃液タンクを交換することができる。
具体的には、ヘッドメンテナンス部44の捕獲部46と廃液タンク88とが第一配管としての配管82によって接続されている。ここで、廃液タンク88は、配管82に対して着脱可能に取り付けられている。また、捕獲部46と廃液タンク88との間の配管82の途中に吸引ポンプ84が配置されている。そして、吸引ポンプ84を駆動させることにより、捕獲部46において捕獲されたインクが吸引され、吸引されたインクは廃液タンク88に排出されるように構成されている。なお、配管82は、可撓性を有していてもよい。このようにすることで、配管82に取り付けられた状態で廃液タンク88を移動させることができ、廃液タンク88の回収を容易に行うことができる。
また、ベルトメンテナンス部50の容器71と廃液タンク88とが第二配管としての配管81によって接続されている。ここで、廃液タンク88は、配管81に対して着脱可能に取り付けられている。また、容器71中には、配管81に接続されたチューブ83が洗浄液Wの深さ方向に配置され、チューブ83の配管81に接続口とは反対側の開口部が上方に向けられている。これにより、所定の水位を超えた洗浄液Wは、チューブ83及び配管81を介して廃液タンク88に排出される。なお、配管81は、可撓性を有していてもよい。このようにすることで、配管81に取り付けられた状態で廃液タンク88を移動させることができ、廃液タンク88の回収を容易に行うことができる。
また、容器71及び配管81の少なくとも一方には、バルブが設けられており、洗浄液Wの流路を開閉することができるように構成されている。これにより、廃液Waが貯留された廃液タンク88を回収する際に、洗浄液Wが流出することを防ぐことができる。
また、廃液タンク88の内部には、廃液タンク88内に貯留された廃液Wa量を検出する検出部が設けられている。本実施形態では、廃液Waの水位を検出する検出器89が設けられている。なお、廃液タンク88に貯留された廃液Waの廃液量は、噴射ヘッド42のメンテナンス回数や容器71への洗浄液Wの供給量、容器71からの洗浄液Wの排出量を基に算出してもよい。このようにすることで、より簡略な構成の廃液タンク88を使用することができる。
ここで、廃液タンク88の容量は適宜設定することができる。例えば、廃液タンク88の設置スペースや廃液処理方法(頻度)等を考慮して設定することができる。そして、配置された廃液タンク88の容量に対して、廃液タンク88に貯留する廃液Waの廃液量を設定することができる。具体的には、液滴噴射装置100には、廃液タンク88が配管81及び配管82の少なくとも一方に取り付けられたことを検出する検出器が備えられており、検出器が廃液タンク88の取り付けを検出すると、液滴噴射装置100は、ユーザーに廃液量の設定を促す。そして、ユーザーは、制御部CONTに接続された入出力部(図示せず)からユーザーインターフェースを介して適宜廃液量を設定することができる。そして、廃液タンク88に設定された廃液量の廃液Waが貯留されると、アラーム等の警告音や警告表示等によりユーザーに知らせ、廃液タンク88に貯留された廃液Waが処理される。なお、設定された廃液量の廃液Waが廃液タンク88に貯留されてから、廃液タンク88が回収されるまでの間は、噴射ヘッド42のメンテナンスや搬送ベルト23の洗浄の頻度を下げるように液滴噴射装置100を制御してもよい。
以上、上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
ヘッドメンテナンス部44から排出される廃液及びベルトメンテナンス部50から排出される廃液を廃液タンク88によって回収することができる。これにより、廃液設備が整っていないオフィス等の施設においても使用することができる。また、ヘッドメンテナンス部44から排出される廃液だけでなく、ベルトメンテナンス部50から排出される廃液も廃液タンク88に貯留されるため、廃液タンク88内が湿潤に保たれ、廃液Waが廃液タンク88に固着することを抑制することができる。また、配置された廃液タンク88に貯留する廃液量を適宜設定することができる。これにより、廃液処理の頻度等を自由に設定することが可能となり、ユーザーの使い勝手を向上させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)上記実施形態では、ヘッドメンテナンス部44とベルトメンテナンス部50に対して共通の廃液タンク88を備えた構成としたが、これに限定されない。ヘッドメンテナンス部44とベルトメンテナンス部50に対してそれぞれに廃液タンクを備えてもよい。すなわち、複数の廃液タンクを配置してもよい。このようにすれば、回収される廃液の混合の防止、メンテナンス部毎の廃液管理を行うことができる。
(変形例2)図2は、変形例にかかる液滴噴射装置の構成を示す模式図である。上記実施形態では、ヘッドメンテナンス部44の捕獲部46と廃液タンク88とを配管82によって接続し、ベルトメンテナンス部50の容器71と廃液タンク88とを配管81によって接続する構成としたが、図2に示すように、ヘッドメンテナンス部44の捕獲部46に接続された配管82及びベルトメンテナンス部50の容器71に接続された配管82が、第三配管としての配管85を介して廃液タンク88に接続される構成としてもよい。このようにすることで、廃液タンク88に接続される配管を配管85に集約することが可能となり、廃液Waの排出経路等の引き回しを簡略化することができる。
10…記録媒体供給部、20…記録媒体搬送部、23…搬送ベルト、30…記録媒体回収部、40…インクジェット部、41…ヘッド移動部、42…噴射ヘッド、44…ヘッドメンテナンス部、46…捕獲部、50…ベルトメンテナンス部、70…洗浄部、71…容器、73…除去部、81…配管、82…配管、83…チューブ、84…吸引ポンプ、88…廃液タンク、89…検出器、100…液滴噴射装置。

Claims (5)

  1. 記録媒体を搬送する搬送ベルトと、
    搬送された前記記録媒体に向けて機能液を液滴として噴射する噴射ヘッドと、
    前記噴射ヘッドのメンテナンスを行うヘッドメンテナンス部と、
    前記搬送ベルトのメンテナンスを行うベルトメンテナンス部と、
    前記ヘッドメンテナンス部及び前記ベルトメンテナンス部から排出された廃液を回収する廃液タンクと、を備えたことを特徴とする液滴噴射装置。
  2. 請求項1に記載の液滴噴射装置において、
    前記廃液タンクは、着脱可能に取り付けられており、
    取り付けられた前記廃液タンクの容量に対して、前記廃液タンクに貯留する前記廃液の廃液量を設定することを特徴とする液滴噴射装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の液滴噴射装置において、
    前記ヘッドメンテナンス部及び前記廃液タンクを接続する第一配管と前記ベルトメンテナンス部及び前記廃液タンクを接続する第二配管との少なくとも一方は可撓性を有することを特徴とする液滴噴射装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の液滴噴射装置において、
    前記ヘッドメンテナンス部に接続された第一配管と、
    前記ベルトメンテナンス部に接続された第二配管と、
    前記第一配管、前記第二配管及び前記廃液タンクに接続された第三配管と、を備えることを特徴とする液滴噴射装置。
  5. 請求項4に記載の液滴噴射装置において、
    前記第三配管は可撓性を有することを特徴とする液滴噴射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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