JP2014034126A - 積層体及び容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下記層(A)、層(B)及び層(C)をこの順で積層してなり、層(B)/層(C)の厚み比が2/98〜25/75である積層体。
層(A):テレフタル酸由来の単位と、エチレングリコール及びジエチレングリコール由来の単位を主な構成単位として含み、ガラス転移温度が45〜90℃のポリエステル系樹脂からなる層
層(B):1,4−シクロヘキサンジカルボン酸由来の単位と、1,4−シクロヘキサンジメタノール由来の単位を主な構成単位として含み、融点が160〜240℃の脂環式ポリエステル系樹脂からなる層
層(C):芳香族ポリカーボネート系樹脂からなる層
【選択図】なし
Description
例えば、特許文献1にはポリエチレンテレフタレート系樹脂フィルムの両側にポリカーボネート系樹脂フィルムを積層する技術が開示されている。特許文献2では非晶性ポリエチレンテレフタレート系樹脂シートとポリカーボネート系樹脂シートを積層しており、また、特許文献3ではポリエチレンテレフタレート系樹脂とポリカーボネート系樹脂の混合物を中間層とし、片側もしくは両側にポリカーボネート系樹脂を積層する技術が開示されている。更に特許文献4では、再生したポリエチレンテレフタレート系樹脂とポリカーボネート系樹脂をそれぞれ非晶性ポリエチレンテレフタレート系樹脂で改質し、積層することで、耐熱性を有する積層板を成形している。
層(A):テレフタル酸由来の単位と、エチレングリコール及びジエチレングリコール由来の単位を主な構成単位として含み、ガラス転移温度が45〜90℃のポリエステル系樹脂からなる層
層(B):1,4−シクロヘキサンジカルボン酸由来の単位と、1,4−シクロヘキサンジメタノール由来の単位を主な構成単位として含み、融点が160〜240℃の脂環式ポリエステル系樹脂からなる層
層(C):芳香族ポリカーボネート系樹脂からなる層
層(D):下記樹脂(a)〜樹脂(c)の合計100重量%に対し、樹脂(a)が10〜90重量%、樹脂(b)が1〜19重量部及び樹脂(c)が9〜89重量%となるように含む樹脂組成物からなる層
樹脂(a):テレフタル酸由来の単位と、エチレングリコール及びジエチレングリコール由来の単位を主な構成単位として含み、ガラス転移温度が45〜90℃のポリエステル系樹脂
樹脂(b):1,4−シクロヘキサンジカルボン酸由来の単位と、1,4−シクロヘキサンジメタノール由来の単位を主な構成単位として含み、融点が160〜240℃の脂環式ポリエステル系樹脂
樹脂(c):芳香族ポリカーボネート系樹脂
層(A):テレフタル酸由来の単位と、エチレングリコール及びジエチレングリコール由来の単位を主な構成単位として含み、ガラス転移温度が45〜90℃のポリエステル系樹脂からなる層
層(B):1,4−シクロヘキサンジカルボン酸由来の単位と、1,4−シクロヘキサンジメタノール由来の単位を主な構成単位として含み、融点が160〜240℃の脂環式ポリエステル系樹脂からなる層
層(C):芳香族ポリカーボネート系樹脂からなる層
層(D):下記樹脂(a)〜樹脂(c)の合計100重量%に対し、樹脂(a)が10〜90重量%、樹脂(b)が1〜19重量部及び樹脂(c)が9〜89重量%となるように含む樹脂組成物からなる層
樹脂(a):テレフタル酸由来の単位と、エチレングリコール及びジエチレングリコール由来の単位を主な構成単位として含み、ガラス転移温度が45〜90℃のポリエステル系樹脂
樹脂(b):1,4−シクロヘキサンジカルボン酸由来の単位と、1,4−シクロヘキサンジメタノール由来の単位を主な構成単位として含み、融点が160〜240℃の脂環式ポリエステル系樹脂
樹脂(c):芳香族ポリカーボネート系樹脂
層(A)は、テレフタル酸由来の単位と、エチレングリコール及びジエチレングリコール由来の単位を主な構成単位として含み、ガラス転移温度が45〜90℃のポリエステル系樹脂(以下、このポリエステル系樹脂を「樹脂(a)」と称す場合がある。)からなる層である。
ここで、「主な構成単位として含む」とは、樹脂(a)の全構成単位の50モル%以上であることを指し、本発明に係る樹脂(a)は、樹脂(a)を構成するジカルボン酸成分として、テレフタル酸由来の単位を全ジカルボン酸成分由来の単位中に50モル%以上含み、ジオール成分として、エチレングリコール由来の単位とジエチレングリコール由来の単位とを合計で全ジオール成分由来の単位中に50モル%以上含む非晶性ポリエステル系樹脂である。
層(B)は、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸由来の単位及び1,4−シクロヘキサンジメタノール由来の単位を主な構成単位として含み、融点が160〜240℃の脂環式ポリエステル系樹脂(以下、この脂環式ポリエステル樹脂を「樹脂(b)」と称す場合がある。)からなる層である。
ここで、「主な構成単位として含む」とは、樹脂(b)の全構成単位の50モル%以上であることを指し、本発明に係る樹脂(b)は、樹脂(b)を構成するジカルボン酸成分として、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸由来の単位を全ジカルボン酸成分由来の単位中に50モル%以上含み、ジオール成分として、1,4−シクロヘキサンジメタノール由来の単位を全ジオール成分由来の単位中に50モル%以上含む脂環式ポリエステル樹脂である。
なお、樹脂(b)の融点は示差走査熱量計(DSC)にて検出され、通常は10℃/minの昇温速度で測定した際の融解ピークトップの温度を意味する。
層(C)は、芳香族ポリカーボネート系樹脂(以下、「樹脂(c)」と称す場合がある。)からなる層である。
層(A)、層(B)、層(C)はそれぞれ前述の樹脂(a)、樹脂(b)、樹脂(c)により形成されるものであるが、いずれの層についても、本発明の効果を著しく妨げない範囲で、これら樹脂(a)、樹脂(b)、樹脂(c)以外の樹脂や添加剤等を含んでいてもよい。即ち、層(A)、層(B)、層(C)は、それぞれ樹脂(a)、樹脂(b)、樹脂(c)を主成分とする樹脂組成物により形成されたものであってもよい。
これらのその他の樹脂や添加剤等は、1種類のみを用いても、2種類以上を任意の組合せと比率で併用してもよい。
本発明の積層体において、層(B)と層(C)との厚み比[層(B)の厚み]/[層(C)の厚み](以下「層(B)/層(C)」と略記する場合がある。)は2/98〜25/75の範囲であることを特徴とする。層(B)/層(C)が上記範囲よりも大きく、層(B)が厚く、層(C)が薄くても、逆に上記範囲よりも小さく、層(B)が薄く、層(C)が厚くても、本発明の積層体の端材等をリサイクル活用して得られるリサイクル層、即ち、後述の層(D)の透明性が損なわれる。
層(D)は、下記の樹脂(a)〜樹脂(c)の合計100重量%に対し、樹脂(a)が10〜90重量%、樹脂(b)が1〜19重量部及び樹脂(c)が9〜89重量%となるように含む樹脂組成物からなる層である。
樹脂(a):テレフタル酸由来の単位と、エチレングリコール及びジエチレングリコール由来の単位を主な構成単位として含み、ガラス転移温度が45〜90℃のポリエステル系樹脂
樹脂(b):1,4−シクロヘキサンジカルボン酸由来の単位と、1,4−シクロヘキサンジメタノール由来の単位を主な構成単位として含み、融点が160〜240℃の脂環式ポリエステル系樹脂
樹脂(c):芳香族ポリカーボネート系樹脂
即ち、層(D)は、層(A)〜(C)を積層してなる本発明の積層体の端材等を粉砕、溶融して形成されるリサイクル層であり、好ましくは前述の層(B)/層(C)及び層(A)/層(C)の厚み比で構成される本発明の積層体の端材等をリサイクルした場合、層(D)中の樹脂(a)〜(c)の含有割合は上記範囲となり、このような割合で樹脂(a)〜(c)を含む層(D)は透明性に優れ、また、層(A)、層(B)、層(C)と容易に積層することが可能である。
本発明の積層体は、層(A)、層(B)及び層(C)をこの順で積層してなり、層(A)は保香性、安全性等に優れることから、本発明の積層体を食品包装用途等に用いる場合、内容物と接触する最内層として用いられる。また、層(C)は耐熱性、透明性に寄与し、層(B)はこれらの層(A)と層(C)との接着樹脂層として機能する。
得られる積層体の透明性や色相を損なうことなく、リサイクル率を高めるために、層(D)の厚みは10〜1000μm、特に30〜500μm、とりわけ30〜200μmであることが好ましい。
本発明の積層体を製造するに当たり、層(A)、層(B)、層(C)を構成する樹脂(a)、樹脂(b)、樹脂(c)に前述のその他の樹脂や添加剤等を配合して樹脂組成物として用いる場合、樹脂(a)〜(c)の各々と、配合剤を種々の公知の手法、例えばタンブラーブレンダー、Vブレンダー、リボンブレンダー、ヘンシェルミキサー等を用いて混合し、混合後、単軸押出機、二軸押出機、バンバリーミキサー、ニーダー等で溶融混練し、造粒或いは粉砕する手法により樹脂組成物のペレットを調製して用いることができる。
(1) 三層共押出機を用い、各層の構成材料(樹脂(a)〜(c)或いはその組成物)を共押出して三層積層体とする。
(2) 予め押出成形した層(A)又は層(C)のフィルムないしシートに対して、二層共押出機を用いて共押出ラミネート成形して三層積層体とする。
(3) 予め押出成形した層(A)と層(C)のフィルムないしシートの間に、層(B)を押出成形して三層積層体とする。
(4) 予め押出成形した層(A)又は層(C)のフィルムないしシートに対して、別途二層押出成形して得られた層(B)と層(C)の積層体又は層(A)と層(B)の積層体を接着する。
(5) 各々別々に押出成形した層(A)〜(C)を層(A)/層(B)/層(C)の順で積層して接着する。
本発明の積層体は透明性と耐熱性に優れる特長を有し、その透明性については、JIS K7136に従ってヘーズと全光線透過率により評価することができる。例えば、厚さ200μmの積層体を測定した場合であれば、ヘーズが10%以下、特に5%以下であることが好ましく、全光線透過率が85%以上、特に86%以上であることが好ましい。
本発明の積層体は、総厚み100〜2000μmの、フィルム或いはシートとして各種の用途に用いることができるが、特に、保香性及び安全性に優れる層(A)の特長と、透明性及び耐熱性に優れる層(C)の特長から、食品用容器等の各種の容器、食品用包装材料等の各種の包装材料等、とりわけ各種飲料を含む食品包装用途に好適に用いられる。ただし、本発明の積層体は、何ら食品包装用途に限定されるものではなく、薬品、化粧品等の容器や各種の包装材料としても有用である。
また、樹脂(a)、樹脂(b)の固有粘度(IV)は、フェノール/テトラクロロエタン(重量比1/1)混合液を溶媒として、ウベローデ型粘度計を用いて、30℃で測定した値である。
また、樹脂(b)の融点は示差走査熱量計(DSC)にて10℃/minの昇温速度で測定した際の融解ピークトップの温度であり、メルトフローレート(MFR)は、JIS K7210の試験条件4に従って測定した230℃、2.16kg荷重における値である。
また、樹脂(c)の粘度平均分子量(Mv)は、溶媒としてメチレンクロライドを使用し、温度25℃で測定された溶液粘度から換算した値であり、メルトフローレート(MFR)は、JIS K7210の試験条件4に従って測定した300℃、1.20kg荷重における値であり、末端水酸基濃度は、四塩化チタン/酢酸法による比色定量(Macromol.Chem.88 215(1965)に記載の方法)で測定したものである。
(a−1) 日本ユニペット社製 ポリエチレンテレフタレート樹脂のホモポリマー
「ユニペット(登録商標) RT553C」
ガラス転移温度=81℃
固有粘度(IV)=0.85dl/g
(a−2) イーストマンケミカル社製 ポリエチレンテレフタレート系樹脂
「Eastar(登録商標) Copolyester GN001」
ジカルボン酸成分:テレフタル酸100モル%
ジオール成分:エチレングリコール65.3モル%
ジエチレングリコール2.5モル%
1,4−シクロヘキサンジメタノール32.2モル%
ガラス転移温度=72.7℃
固有粘度(IV)=0.65dl/g
(b−1) 脂環式ポリエステル:1,4−シクロヘキサンジカルボン酸と1,4−シクロヘキサンジメタノールの共重合体をハードセグメントとし、ポリテトラメチレンエーテルグリコール(数平均分子量1000)をソフトセグメントとするポリエーテルエステルブロック共重合体
ポリテトラメチレンエーテルグリコール由来の単位の含有量
=15重量%(1H−NMRで定量)
1,4−シクロヘキサンジカルボン酸のトランス率=80%
1,4−シクロヘキサンジメタノールのトランス率=69%
融点=202℃
MFR(230℃、2.16kg荷重)=35g/10min
(c−1) 三菱エンジニアリングプラスチックス社製 ビスフェノールA型芳香族ポリカーボネート系樹脂 「ユーピロン(登録商標)S−2000」
粘度平均分子量(Mv)=25000
MFR(300℃、1.20kg荷重)=9g/10min
表−1Aに示す層構成に基づき、多層Tダイ成形機(株式会社プラ技研社製 多層Tダイフィルム製造装置)を用いて共押出成形を実施し、30℃のキャストロールにこれを引き取り、各層の厚み及び厚み比が表−1Aに示す値であり、総厚み200μmの積層体を得た。層(A)〜層(C)は、層(A)と層(C)の間に層(B)が入るように積層した。各層を成形する押出機については、層(A)用押出機は230〜260℃、層(B)用押出機は190〜210℃、層(C)用押出機は250〜280℃にそれぞれシリンダー温度を設定した。また、ダイスは250〜280℃に温度設定した。
JIS K7136に従い、総厚み200μmの積層体のヘーズ及び全光線透過率を測定した。また、ヘーズ及び全光線透過率から、透明性を以下の判断基準で評価した。
○:ヘーズが10%以下及び全光線透過率85%以上
×:上記範囲外
JIS K6251に準拠して測定した。具体的には、積層体を3号ダンベルの試験片にMD方向(シート引取り方向)に打ち抜き、これを80℃に温調した恒温槽中にてオートグラフにより1mm/minの速度で引っ張り、0〜0.5mm変位における引張り応力から、積層体の高温引張弾性率を算出した。また、この高温引張弾性率はその値が高いほど好ましく、耐熱性を以下の判断基準にて評価した。
◎:高温引張弾性率が500MPa以上
○:高温引張弾性率が450MPa以上500MPa未満
△:高温引張弾性率が400MPa以上450MPa未満
×:高温引張弾性率が400MPa未満
実施例1−1〜1−4及び比較例1−1〜1−2にて成形した積層体をそれぞれ層(D)としてリサイクルしたことを想定し、表−1Aに記載された厚み比で用いた樹脂割合に相当する、表−1Bに記載の配合割合で、各層の構成樹脂をシリンダー温度260℃の二軸押出機を用い溶融混練してリサイクルペレットを得た。このリサイクルペレットを射出成形機で80mm×120mm×2mmのプレートに成形した。射出成形の条件は、樹脂温度:200〜280℃、射出時間:2〜20秒、金型温度:40〜70℃、冷却時間:10〜40秒とした。
得られたプレートについて、以下の評価を行って、結果を表1−Bに示した。
得られたプレートを用いて、JIS K7136に従って厚み(2mm)方向のヘーズ及び全光線透過率を測定し、それによってリサイクル性を以下の判断基準で評価した。
○:ヘーズが20%以下及び全光線透過率85%以上
△:ヘーズが40%以下及び全光線透過率85%以上
×:ヘーズが上記範囲外
Claims (11)
- 下記層(A)、層(B)及び層(C)をこの順で積層してなり、層(B)と層(C)との厚み比[層(B)の厚み]/[層(C)の厚み]が2/98〜25/75であることを特徴とする積層体。
層(A):テレフタル酸由来の単位と、エチレングリコール及びジエチレングリコール由来の単位を主な構成単位として含み、ガラス転移温度が45〜90℃のポリエステル系樹脂からなる層
層(B):1,4−シクロヘキサンジカルボン酸由来の単位と、1,4−シクロヘキサンジメタノール由来の単位を主な構成単位として含み、融点が160〜240℃の脂環式ポリエステル系樹脂からなる層
層(C):芳香族ポリカーボネート系樹脂からなる層 - 層(A)と層(C)との厚み比[層(A)の厚み]/[層(C)の厚み]が90/10〜10/90である、請求項1に記載の積層体。
- 前記層(C)の芳香族ポリカーボネート系樹脂が、ビスフェノールAから誘導される構成単位を含む、請求項1又は2に記載の積層体。
- 更に下記層(D)を有する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の積層体。
層(D):下記樹脂(a)〜樹脂(c)の合計100重量%に対し、樹脂(a)が10〜90重量%、樹脂(b)が1〜19重量部及び樹脂(c)が9〜89重量%となるように含む樹脂組成物からなる層
樹脂(a):テレフタル酸由来の単位と、エチレングリコール及びジエチレングリコール由来の単位を主な構成単位として含み、ガラス転移温度が45〜90℃のポリエステル系樹脂
樹脂(b):1,4−シクロヘキサンジカルボン酸由来の単位と、1,4−シクロヘキサンジメタノール由来の単位を主な構成単位として含み、融点が160〜240℃の脂環式ポリエステル系樹脂
樹脂(c):芳香族ポリカーボネート系樹脂 - 総厚みが100〜2000μmである、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の積層体。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の積層体からなる容器。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の積層体からなる包装用材料。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の積層体からなる食品用容器。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の積層体からなる食品用包装材料。
- 前記層(A)が内容物と接触する最内層として構成されている、請求項8に記載の食品用容器。
- 前記層(A)が内容物と接触する最内層として構成されている、請求項9に記載の食品用包装材料。
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