JP2014033585A - ロータシャフトの固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータコアの軸中心とロータシャフトの軸中心との位置を合わせた状態でロータコアにロータシャフトをより良好に固定する。
【解決手段】ロータシャフト40を、軸心の位置がロータコア30と軸心の位置と一致するよう配置し、ロータシャフト40の凸部42a,42dをロータコア30の凹部32a,32bとそれぞれ当接させ、ロータシャフト40の凸部42c,42dとロータコア30の凹部32c.32dとの間に固定部材44,46を配置する。これにより、ロータコア30の軸心とロータシャフト40の軸心との位置を合わせた状態で固定部材44,46によりロータコア30にロータシャフト40を固定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロータシャフトの固定構造に関し、詳しくは、中空形状のロータコアの中空部にロータシャフトを嵌め込んで固定するロータシャフトの固定構造に関する。
従来、この種のロータシャフトの固定構造としては、ロータコアに複数の凸部を設けると共にシャフトに複数の凹部を設け、各凹部と各凸部との隙間に変形可能な隙間充填部材が充填されてなるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このロータシャフトの固定構造では、こうした隙間充填部材により、ロータコアとシャフトとのガタ付きを抑制できるとしている。
特開2009−60733号公報
しかしながら、上述のロータシャフトの固定構造では、ロータコアの全ての凸部とシャフトの全ての凹部との間に変形可能な隙間充填部材が配置されているから、ロータコアにシャフトを嵌め込む際に、隙間充填部材の変形によりロータコアの軸中心の位置とシャフトの軸中心の位置とがずれてしまう場合がある。
本発明のロータシャフトの固定構造は、ロータコアの軸中心とロータシャフトの軸中心との位置を合わせた状態でロータコアにロータシャフトをより良好に固定することを主目的とする。
本発明のロータシャフトの固定構造は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のロータシャフトの固定構造は、
中空形状のロータコアの中空部にロータシャフトが嵌め込まれて固定されてなるロータシャフトの固定構造において、
前記ロータコアは、内周面に形成された第1凹部と、前記内周面に形成され前記第1凹部と異なる位置に形成された第2凹部と、前記内周面に形成され前記第1凹部および前記第2凹部と異なる位置に形成された第3凹部と、を有し、
前記ロータシャフトは、軸心が前記ロータコアの軸心と略一致するよう配置され、外周面に形成され前記ロータコアの第1凹部に当接する第1凸部と、前記外周面に形成され前記ロータコアの第2凹部に当接する第2凸部と、前記外周面に形成され前記ロータコアの前記第3凹部と整合する位置に形成された第3凸部と、を有し、
前記ロータコアの第3凹部と前記ロータシャフトの第3凸部との間隙に、熱収縮性の材料で形成された固定部材が配置されてなる、
ことを要旨とする。
こうした本発明のロータシャフトの固定構造では、ロータシャフトは軸心がロータコアの軸心と略一致するよう配置されており、ロータコアの第1凹部とロータシャフトの第1凸部とが当接し、ロータコアの第2凹部とロータシャフトの第2凸部とが当接し、ロータコアの第3凹部と前記第3凸部との間隙に固定部材が配置されているから、ロータコアの軸心とシャフトの軸心との位置を合わせた状態で固定部材によりロータコアにロータシャフトを固定することができる。また、第3凹部と第3凸部との間隙に固定部材が配置されているから、ロータコアにロータシャフトを焼き嵌めした後に固定部材が膨張してより良好にロータコアにロータシャフトを固定することができる。よって、ロータコアの軸中心とロータシャフトの軸中心との位置を合わせた状態でロータコアにロータシャフトをより良好に固定する。
本発明の実施例としてのロータシャフト40の固定構造の一例を構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのロータシャフト40の固定構造を適用して形成されたロータ20の断面の一例を示す断面図である。図中、一点鎖線は、ロータ20の断面におけるロータコア30の互いに直交する2軸(ロータ20の断面におけるロータシャフト40の互いに直交する2軸とは一致している)を示している。実施例のロータシャフト40の固定構造は、図示するように、中空円筒形状に形成されたロータコア30の中空部にロータシャフト40を嵌め込んで固定する固定構造である。
ロータコア30は、磁性体材料により形成されており、内周面31には軸方向に延びる4つの凹部32a〜32dが形成されている。
ロータシャフト40は、例えば鉄やニッケル,カーボン,セラミックなどを焼結して形成されており、ロータコア30に嵌め込まれたときにロータシャフト40の外周面41とロータコア30の内周面31とが若干の空隙を持つ寸法に形成されており、外周面41に軸方向に延びる4つの凸部42a〜44dが形成されている。ロータシャフト40は、軸心の位置がロータコア30と軸心の位置と一致するよう配置されており、ロータシャフト40の凸部42a,42bは、ロータコア30の凹部32a,32bとそれぞれ当接している。
ロータシャフト40の凸部42c,42dとロータコア30の凹部32c,32dとの間には、熱収縮性ゴムなど加熱によって収縮し加熱が終了して温度が下がるに従って膨張する熱収縮性材料から形成された固定部材44,46が配置されている。
こうしたロータシャフト40の固定構造では、ロータコア30の中空部にロータシャフト40を挿入した状態でロータコア30の凹部32c,32dとロータシャフト40の凸部42c,42dとの間隙に固定部材44,46を配置し、ロータコア30の軸心の位置とロータシャフト40の軸心の位置とが一致するようロータコア30の凹部32a,32bとロータシャフト40の凸部42a,42aを当接させながら、ロータコア30にロータシャフト40を焼きばめしてロータシャフト40をロータコア30に固定する。固定部材44,46は、熱収縮性材料から形成されているから、焼きばめが終了した後には膨張して固定部材44,46がロータシャフト40をロータコア30に押しつける。これにより、ロータシャフト40をロータコア30を良好に固定することができる。こうした構造により、ロータコア30の軸心とロータシャフト40の軸心との位置を合わせた状態で固定部材44,46によりロータコア30にロータシャフト40を固定することができる。
以上説明した実施例のロータシャフト40の固定構造によれば、ロータシャフト40は、軸心の位置がロータコア30と軸心の位置と一致するよう配置されており、ロータシャフト40の凸部42a,42dは、ロータコア30の凹部32a,32bとそれぞれ当接しており、ロータシャフト40の凸部42c,42dとロータコア30の凹部32c,32dとの間には、固定部材44,46が配置されている。これにより、ロータコア30の軸心とロータシャフト40の軸心との位置を合わせた状態で固定部材44,46によりロータコア30にロータシャフト40を固定することができる。
実施例のロータシャフト40の固定構造では、ロータシャフト40の凸部42c,42dとロータコア30の凹部32c,32dとの間に固定部材44,46を配置するものとしたが、ロータシャフト40の凸部42cとロータコア30の凹部32cとの間およびロータシャフト40の凸部42dとロータコア30の凹部32dとの間のいずれか一方に固定部材が配置されているものとすればよく、例えば、固定部材46を配置せずに固定部材44のみ配置するものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、ロータコア30が「ロータコア」に相当し、ロータシャフト40が「ロータシャフト」に相当し、固定部材44が「固定部材」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ロータの製造産業などに利用可能である。
20 ロータ、30 ロータコア、31 内周面、32a〜32d 凹部、40 ロータシャフト、41 外周面、42a〜42d 凸部、44,46 固定部材。

Claims (1)

  1. 中空形状のロータコアの中空部にロータシャフトが嵌め込まれて固定されてなるロータシャフトの固定構造において、
    前記ロータコアは、内周面に形成された第1凹部と、前記内周面に形成され前記第1凹部と異なる位置に形成された第2凹部と、前記内周面に形成され前記第1凹部および前記第2凹部と異なる位置に形成された第3凹部と、を有し、
    前記ロータシャフトは、軸心が前記ロータコアの軸心と略一致するよう配置され、外周面に形成され前記ロータコアの第1凹部に当接する第1凸部と、前記外周面に形成され前記ロータコアの第2凹部に当接する第2凸部と、前記外周面に形成され前記ロータコアの前記第3凹部と整合する位置に形成された第3凸部と、を有し、
    前記ロータコアの第3凹部と前記ロータシャフトの第3凸部との間隙に、熱収縮性の材料で形成された固定部材が配置されてなる、
    ロータシャフトの固定構造。
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JPWO2019171099A1 (ja) * 2018-03-09 2021-03-11 日産自動車株式会社 回転電機のロータおよび回転電機のロータコア支持構造

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