JP6178563B2 - 真空バルブ - Google Patents

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    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
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Description

本発明の実施形態は、接離自在の一対の接点を包囲するように設けられたアークシールドを備えた真空バルブに関する。
真空バルブには、一対の接点を包囲するように筒状のアークシールドが設けられており、アーク遮断時に接点間から放射拡散される金属蒸気の捕捉が行われている。また、アークシールドの両端部には、所定の曲率を有する丸みが設けられ、電界緩和が図られている。
この種の真空バルブには、図4に示すように、アルミナ磁器よりなる筒状の真空絶縁容器1が設けられている。真空絶縁容器1は、二個が軸方向に連結されている。真空絶縁容器1の両端開口部には、固定側封着金具2と可動側封着金具3が封着されている。固定側封着金具2には、固定側通電軸4が貫通固定され、真空絶縁容器1内の端部に固定側接点5が固着されている。固定側接点5に対向し、接離自在の可動側接点6が可動側封着金具3の開口部を移動自在に貫通する可動側通電軸7の端部に固着されている。可動側通電軸7の中間部には、伸縮自在のベローズ8の一方端が封着され、他方端が可動側封着金具3の開口部を覆うように封着されている。真空絶縁容器1内には、接点5、6を囲むように、ステンレス、銅などの金属材料からなる筒状のアークシールド9が設けられ、外周中間部が真空絶縁容器1内面に固定されている。
従来、アークシールド9の両端部には、カール状の丸みを設け、電界緩和が行われていることが知られている(例えば、特許文献1参照。)。これは、図5に示すように、厚さ1mm程度のステンレス板を、例えば、絞り加工により外側方向に所定の曲率を持って円弧状に折り曲げ、カール部9aを設けるものである。しかしながら、カール部9aの形成においては、曲率を定める治具や熟練した技能などが必要であり、量産化やコストダウンには限界があった。
一方、アークシールド9の板厚を厚くし、板厚に比例した曲率を設けるものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。しかしながら、大きな曲率を設けようとすると、板厚を厚くしなければならず、重量化する。このため、曲率を大きくして電界緩和を図ることには限界があった。
特開平8−167356号公報 特開2004−319151号公報
本発明が解決しようとする課題は、アークシールド9両端部の電界緩和を容易に行うことができる真空バルブを提供することにある。即ち、アークシールド9を簡素な構成で、低価格で量産化に適するものとする。
上記課題を解決するために、実施形態の真空バルブは、真空絶縁容器と、前記真空絶縁容器内に設けられた接離自在の一対の接点と、前記接点を囲むように設けられた筒状のアークシールドと、前記アークシールドの両端に設けられた電界緩和リングと、を有する真空バルブにおいて、前記電界緩和リングを断面U字状の環状とし、前記U字状の開口部を前記アークシールドの端部に圧入し固定したことを特徴とする。
本発明の実施例1に係る真空バルブに用いられるアークシールドの構成を示す要部拡大断面図。 本発明の実施例2に係る真空バルブに用いられるアークシールドの構成を示す要部拡大断面図。 本発明の実施例3に係る真空バルブに用いられるアークシールドの構成を示す要部拡大断面図。 真空バルブの構成を示す断面図。 従来の真空バルブに用いられるアークシールドの構成を示す要部拡大断面図。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る真空バルブを図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る真空バルブに用いられるアークシールドの構成を示す要部拡大断面図である。なお、真空バルブの構成は、従来と同様であるので、その説明は省略する。また、アークシールドの構成を一方の端部を用いて説明する。
図1に示すように、ステンレス、銅などの金属材料からなる筒状のアークシールド9の周縁部には、同種金属材料よりなる断面U字状で環状の電界緩和リング10が固定されている。電界緩和リング10は、環状の板材をプレス加工などで折り曲げ、製造することができる。U字状の底部(電界緩和部)10a側をアークシールド9の端部側に位置するようにし、開口部(固定部)10b側をアークシールド9に固定している。底部10aの曲率半径は、板厚以上とすることができる。板厚は、アークシールド9と同様の1mm程度を用いる。アークシールド9と電界緩和リング10は、ろう付けや、U字状の開口部10bをアークシールド9の板厚よりも僅かに狭くし、圧入するなどして固定する。
ここで、断面U字状の電界緩和リング10をアークシールド9の周縁部に固定される所定の曲率を持った電界緩和リングと称する。
これにより、板材をU字状に折り曲げることで、板厚と同等以上の曲率半径を容易に形成することができ、電界緩和を図ることができる。また、プレス加工などで容易に製造することができ、量産化に適するものとなる。なお、電界緩和リング10の板厚をアークシールド9よりも大きくすれば、曲率半径を更に大きくすることができる。
上記実施例1の真空バルブによれば、アークシールド9の周縁部に断面U字状の電界緩和リング10を固定しているので、簡素な構成で安価であり、量産化に適するものとなる。また、少なくとも板厚と同等以上の曲率半径を容易に形成することができ、電界緩和を図ることができる。
次に、本発明の実施例2に係る真空バルブを図2を参照して説明する。図2は、本発明の実施例2に係る真空バルブに用いられるアークシールドの構成を示す要部拡大断面図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、電界緩和リングの構成である。図2において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図2に示すように、アークシールド9の周縁部には、断面円状で環状の電界緩和リング11が固定されている。電界緩和リング11には、環状のスリット(固定部)11aを設け、アークシールド9の端部に嵌め込んでいる。なお、棒状の部材を環状に加工して製造する場合には、環状の始端と終端をろう付けで連接する。また、アークシールド9との固定は、ろう付けや圧入などで行う。
ここで、断面円状の電界緩和リング11を実施例1と同様に、アークシールド9の周縁部に固定される所定の曲率を持った電界緩和リングと称する。
上記実施例2の真空バルブによれば、実施例1と同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の実施例3に係る真空バルブを図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施例3に係る真空バルブに用いられるアークシールドの構成を示す要部拡大断面図である。なお、この実施例3が実施例2と異なる点は、電界緩和リングの構成である。図3において、実施例2と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示すように、アークシールド9の周縁部には、パイプ状で環状の電界緩和リング12が固定されている。電界緩和リング12には、環状のスリット(固定部)12aを設け、アークシールド9の端部を嵌め込んでいる。
ここで、パイプ状の電界緩和リング11を実施例2と同様に、アークシールド9の周縁部に固定される所定の曲率を持った電界緩和リングと称する。
上記実施例3の真空バルブによれば、実施例2と同様の効果を得ることができる。
以上述べたような実施形態によれば、アークシールドの両端部の電界緩和を、簡素な構成で、量産化に適したものにすることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、及び変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 真空絶縁容器
2 固定側封着金具
3 可動側封着金具
4 固定側通電軸
5 固定側接点
6 可動側接点
7 可動側通電軸
8 ベローズ
9 アークシールド
10、11、12 電界緩和リング

Claims (2)

  1. 真空絶縁容器と、
    前記真空絶縁容器内に設けられた接離自在の一対の接点と、
    前記接点を囲むように設けられた筒状のアークシールドと
    前記アークシールドの両端に設けられた電界緩和リングと、を有する真空バルブにおいて、
    前記電界緩和リングを断面U字状の環状とし、前記U字状の開口部を前記アークシールドの端部に圧入し固定したことを特徴とする真空バルブ。
  2. 真空絶縁容器と、
    前記真空絶縁容器内に設けられた接離自在の一対の接点と、
    前記接点を囲むように設けられた筒状のアークシールドと、
    前記アークシールドの両端に設けられた電界緩和リングと、を有する真空バルブにおいて、
    前記電界緩和リングを断面円状として環状のスリットを設け、前記環状のスリットを前記アークシールドの端部に嵌め込み固定したことを特徴とする真空バルブ。
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