JP2019169295A - 真空バルブ - Google Patents

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禎弥 広瀬
Sadahisa Hirose
禎弥 広瀬
英人 臼井
Hideto Usui
英人 臼井
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Abstract

【課題】電極の加工が容易であり、コスト低減を図ることができる真空バルブを提供する。【解決手段】接離自在の一対の電極を有する真空バルブにおいて、電極は、通電軸12の一端12aに固着され、外周部に通電軸12の軸方向に対して傾斜する複数の電極スリット7を有する円筒状からなるスリット電極18と、このスリット電極18の反通電軸側の開口部に設けられた円板状の接点19とを備え、スリット電極18は、あらかじめ分割された複数の分割電極8からなり、該分割電極8を組み合わせて電極スリット7を形成する。【選択図】図3

Description

本発明は、接離自在の一対の電極を有する真空バルブに関する。
この種の真空バルブとして、特許文献1に開示された真空バルブが知られている。この特許文献1に記載された真空バルブは、接離自在の一対の電極を有しており、一対の電極は、通電軸と、通電軸の一端に底部が固着されたカップ状のスリット電極と、スリット電極の開口部に設けられた円板状の接点とを備えている。
カップ状のスリット電極の外周側面には、通電軸の軸方向に対して傾斜する複数の電極スリットが設けられており、アークが発生した際に電極間に縦磁界を発生させることができる。このような縦磁界方式を採用した縦磁界電極は、電極間に発生するアークに対して平行な磁界を印加することができ、遮断性能を向上させることができる。

特開2008−135338号公報
ところで、従来の真空バルブは、スリット電極の外周側面に複数の電極スリットを設け、縦磁界を発生させることで、遮断性能を向上させることができる。
しかしながら、スリット形の縦磁界電極構造は、スリット電極の外周側面にスリット加工により複数本の電極スリットを設ける必要があり、複雑なスリット加工が必要となり、電極の加工費が増えてしまい、真空バルブ全体としてコストがアップしてしまうという課題がある。
そこで、本発明の課題は、電極の加工が容易であり、コスト低減を図ることができる真空バルブを提供することにある。
上記課題を達成するために、本発明によれば、接離自在の一対の電極を有する真空バルブにおいて、電極は、通電軸の一端に固着され、外周部に通電軸の軸方向に対して傾斜する複数の電極スリットを有する円筒状からなるスリット電極と、このスリット電極の反通電軸側の開口部に設けられた円板状の接点とを備え、スリット電極は、あらかじめ分割された複数の分割電極からなり、該分割電極を組み合わせて電極スリットを形成するようにする。
本発明の真空バルブによれば、あらかじめ分割した複数個の部品を組み合わせてスリット電極を構成するようにしたので、電極の加工が容易となり、コスト低減を図ることができる。
本発明の第1の実施形態を示す真空バルブの構成を示す断面図 本発明の第1の実施形態を示す電極の構成を示す断面図 本発明の第1の実施形態を示す電極の構成を示す分解斜視図 図3に示す接点の平面図
以下、本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す真空バルブの構成を示す断面図、図2は、本発明の第1の実施形態を示す電極の構成を示す断面図、図3は、本発明の第1の実施形態を示す電極の構成を示す分解斜視図、図4は、図3に示す接点の平面図である。
本発明の真空バルブは、スリット電極を複数の分割電極から構成するとともに、接点を複数の分割接点から構成するようにしたものである。
図において、本実施形態の真空バルブ1は、筒状の真空絶縁容器2の両端開口部に、固定側封着金具3と可動側封着金具4が封着されている。固定側封着金具3には、固定側通電軸5が貫通して固定され、真空絶縁容器2内の固定側通電軸5の端部に固定側電極6が設けられている。
固定側電極6は、真空絶縁容器2内の固定側通電軸5の一端に固定され、外周部に固定側通電軸5の軸方向に対して傾斜する複数の電極スリット7を有する円筒状からなるスリット電極18と、スリット電極18の固定側通電軸5とは反対側の開口部に設けられた円板状の接点19とを備えている。
また、固定側電極6に対向して接離自在とした可動側電極11は、可動側封着金具4を移動自在に貫通する可動側通電軸12の端部に設けられている。
可動側電極11は、真空絶縁容器2内の可動側通電軸12の一端に固定され、外周部に可動側通電軸12の軸方向に対して傾斜する複数の電極スリット7を有する円筒状からなるスリット電極18と、スリット電極18の可動側通電軸12とは反対側の開口部に設けられた円板状の接点19とを備えている。
可動側通電軸12の中間部には、伸縮自在の筒状のベローズ13の一方端が封着され、他方端が可動側封着金具4に封着されている。
ここで、本実施形態の真空バルブの電極構造では、スリット電極18は、あらかじめ分割された複数の分割電極8からなり、分割電極8を組み合わせることで、複数の電極スリット7を形成するようにしている。
また、接点19は、あらかじめ分割された複数の分割接点9からなり、分割接点9を組み合わせることで、複数の接点スリット15bを形成するようにしている。
可動側電極11は、図2及び図3に示すように、複数個の分割電極8と、複数個の分割接点9と、電極スリット18内の可動側通電軸12の一端部12aと接点19の中心部との間に設けられた補強部材10とを備えている。
補強部材10は、例えば非磁性体からなる部材であり、軸部の両端に軸部の径よりも広い支持部10aを備えており、支持部10a、10aが分割電極9からなる接点19の中心部の裏面と可動側通電軸12の一端部12aとに当接して配置されることで、接点の変形を防止することができる。
分割電極8は、図3に示すように、ひし形形状からなる簡易な部品であり、同一形状の分割電極8を複数個、組み合わせることで、円筒状のスリット電極18を形成するようにしている。
ここで、円筒状のスリット電極18は、隣り合う分割電極8と分割電極8との間に、可動側通電軸12の軸方向に対して傾斜する複数の電極スリット7となる隙間が設けられるように個々の分割電極8が配置されている。
本実施形態では、6個の分割電極8を用いることで、6個の電極スリット7を形成するようにしている。
分割された個々の分割電極8は、その下端部が、可動側通電軸12の円板状の一端部12aに直接、固着されることで、可動側通電軸12に固定される。
分割接点9は、図3に示すように、三角形状からなる簡易な形状の部品であり、同一形状の分割接点9を複数個、組み合わせることで、円板状の接点19を形成するようにしている。
ここで、円板状の接点19は、図4に示すように、中心部に隙間15aが設けられるとともに、隣り合う分割接点9と分割接点9との間に複数の接点スリット15bが設けられるように複数の分割接点9が配置される。すなわち、複数の接点スリット15bは、分割接点9を組み合わせた際に、円板状の接点19の中心部から外周部に直線状に向かうように形成されている。
本実施形態では、6個の分割接点9を用いることで、6個の接点スリット15bを形成するようにしている。
分割された個々の分割接点9は、その外周部が、分割された個々の分割電極8の上端部に直接、固着されることで、分割電極8に固定される。その際に、スリット電極18の電極スリット7と接点19の接点スリット15bが連通するように、分割接点9と分割電極8を固着させることが好ましい。スリット電極18の電極スリット7と接点19の接点スリット15bを連通させることで、より縦磁界の強度を強くすることができ、遮断性能を向上させることができる。
接点19の中心部に位置する個々の分割電極9の先端部は補強部材10の支持部10aにそれぞれ固着されることで補強部材10に固定される。
なお、本実施形態では、可動側電極の構成について説明したが、固定側電極の構造も可動側電極の構造と同じである。
また、本実施形態では、分割電極は、ひし形形状としたが、それ以外の形状で形成するようにしてもよい。さらに、分割接点は、三角形状としたが、それ以外の形状で形成するようにしてもよい。
このように、本実施形態の真空バルブの電極構造は、複数の分割電極8と電極スリット7からなるスリット電極18と、複数の分割接点9と接点スリット15Bからなる接点19と、補強部材10とから構成されている。
上記構成の真空バルブの電極構造によれば、スリット電極の外周部に電極スリットを有する縦磁界電極構造としているので、電極間に発生するアークに対して平行な磁界を印加することができ、遮断性能を向上させることができる。
また、接点19は、複数の接点スリット15bを有しているので、より縦磁界の強度を強くすることができ、より遮断性能を向上させることができる。
さらに、本実施形態によれば、スリット電極をあらかじめ分割された複数の簡易な形状の分割電極を組み合わせて電極スリットを形成するようにしたので、スリット電極におけるスリット加工などの複雑な加工が不要となる。これにより、電極の加工が容易となり、コスト低減を図ることができる。
また、接点をあらかじめ分割された複数の簡易な形状の分割接点を組み合わせて接点スリットを形成するようにしたので、接点におけるスリット加工などの複雑な加工も不要となる。これにより、より電極の加工が容易となり、コスト低減を図ることができる。
さらに、本実施形態では、同一形状の分割電極を組み合わせてスリット電極を構成するようにしたが、異なる形状の分割電極を組み合わせてスリット電極を構成するようにしてもよい。また、分割接点についても異なる形状の分割接点を組み合わせて接点を構成するようにしてもよい。
なお、遮断性能は、接点の径や面積、スリット形状の幅や長さ、角度などのパラメータにより影響を受けるが、本発明のようにスリット電極を複数の分割電極の組み合わせにより構成するとともに、接点を複数の分割接点の組み合わせにより構成することにより、パラメータを変化させることが容易となり、遮断性能の拡張が容易となる。
更に、数種類の大きさや形状の異なる分割電極を組み合わせてスリット電極を構成したり、数種類の大きさや形状の異なる分割接点を組み合わせて接点を構成することにより、パラメータを変更させるようにしてもよい。これによっても、パラメータを変化させることが容易となり、遮断性能を容易かつ効果的に拡張させることができる。
1 真空バルブ
5 固定側通電軸
6 固定側電極
7 電極スリット
8 分割電極
9 分割接点
11 可動側電極
12 可動側通電軸
15b 接点スリット
18 スリット電極
19 接点

Claims (5)

  1. 接離自在の一対の電極を有する真空バルブにおいて、
    前記電極は、通電軸の一端に固着され、外周部に通電軸の軸方向に対して傾斜する複数の電極スリットを有する円筒状からなるスリット電極と、
    このスリット電極の反通電軸側の開口部に設けられた円板状の接点とを備え、
    前記スリット電極は、あらかじめ分割された複数の分割電極からなり、該分割電極を組み合わせて前記電極スリットを形成するようにしたことを特徴とする真空バルブ。
  2. 前記接点は、あらかじめ分割された複数の分割接点からなり、該分割接点を組み合わせて複数の接点スリットを形成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の真空バルブ。
  3. 前記電極スリット内の通電軸の一端と前記接点の中心部との間に補強部材を配置したことを特徴とする請求項2に記載の真空バルブ。
  4. 前記分割接点は、同一形状からなることを特徴とする請求項2に記載の真空バルブ。
  5. 前記複数の接点スリットは、分割接点を組み合わせた際に、円板状の接点の中心部から外周部に向かうように形成されることを特徴とする請求項2に記載の真空バルブ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02312122A (ja) * 1989-05-10 1990-12-27 Sachsenwerk Ag 真空スイツチのための接触装置
JP2004014240A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Toshiba Corp 真空バルブ
JP2015001999A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 株式会社日立製作所 真空遮断器用電極及びそれを用いた真空バルブ

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