JP2014229473A - 真空バルブ - Google Patents

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vacuum valve
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宏通 染井
Hiromichi Somei
宏通 染井
裕希 関森
Hiroki Sekimori
裕希 関森
吉田 剛
Takeshi Yoshida
剛 吉田
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Abstract

【課題】アークに対して直交するように発生させた磁界の擾乱を抑制し、遮断特性を向上させる。
【解決手段】アークに対して直交するような磁界を発生する電極を設けた接離自在の一対の接点5、6と、接点5、6の周りに設けられた筒状のアークシールド9と、アークシールド9の外周に固定されたリング状の磁性体10と、磁性体10の外周に固定された真空絶縁容器1と、を備えたことを特徴とし、発生させた磁界が擾乱することを磁性体10によって抑制する。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、遮断特性を向上し得る真空バルブに関する。
従来、スパイラル電極、縦磁界電極などの磁界制御に加え、接点に磁性体を設けて磁界強度を増加させ、遮断特性を向上させた真空バルブが知られている。接点間に磁界を加えることにより、アークを駆動、拡散させ、アーク停滞による局部加熱を防ぐものである(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、スパイラル電極、コントレート電極のようなアークに対して直交するような磁界を発生するものでは、アークにより磁界が擾乱され、アークの駆動力を低下させることがある。このため、アークによる磁界の擾乱を抑制し、遮断特性を向上し得るものが望まれていた。
特開2011−228083号公報
本発明が解決しようとする課題は、アークに対して直交するような磁界を発生する真空バルブであって、電極で発生させた磁界の擾乱を抑制し、遮断特性の向上を図った真空バルブを提供することにある。
上記課題を解決するために、実施形態の真空バルブは、接離自在の一対の接点と、前記接点の周りに設けられた筒状のアークシールドと、前記アークシールドの外周に固定されたリング状の磁性体と、前記磁性体の外周に固定された真空絶縁容器と、を備えたことを特徴とする。
本発明の実施例1に係る真空バルブの構成を示す断面図。 本発明の実施例1に係る磁性体の構成を示す上面図。 本発明の実施例2に係る磁性体の構成を示す上面図。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る真空バルブを図1、図2を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る真空バルブの構成を示す断面図、図2は、本発明の実施例1に係る磁性体の構成を示す上面図である。
図1に示すように、アルミナ磁器よりなる筒状の真空絶縁容器1の両端開口部には、固定側封着金具2と可動側封着金具3が封着されている。固定側封着金具2には、固定側通電軸4が貫通固定され、真空絶縁容器1内の端部に固定側接点5が固着されている。固定側接点5に対向し、接離自在の可動側接点6が可動側封着金具3の開口部を移動自在に貫通する可動側通電軸7の端部に固着されている。可動側通電軸7の中間部には、伸縮自在のベローズ8の一方端が封着され、他方端が可動側封着金具3の開口部に封着されている。これにより、真空絶縁容器1内の真空を保って、可動側通電軸7を軸方向に移動させることができる。
接点5、6の周りには、これを囲むようにステンレス、銅などからなる筒状のアークシールド9が設けられている。アークシールド9の外周中間部には、磁性体10の内周面が例えばろう付けで固定され、外周面が真空絶縁容器1の凸部1aに嵌め込まれた固定金具11に例えばろう付けで固定されている。接点5、6には、スパイラル電極、スリット付カップ電極のようなアークに対して直交するような磁界を発生するものを用いる。
磁性体10は、図2に示すように、透磁率の高い金属材料をリング状とし、円周方向の一部に空隙部10a、即ち、ギャップを設けている。磁性体10の厚さは、アークシールド9の板厚よりも厚いことが好ましい。また、磁性体10は、軸方向と直交する接点5、6間の外周に設けている。磁性体10の幅は、開極した接点5、6間距離よりも長いことが好ましい。
これにより、アークによって磁界が擾乱しようとするが、接点5、6間で発生する磁界の磁力線の端が磁性体10に捕捉され、磁界の擾乱を抑制する。この結果、アークは、軸方向と直交する磁界によって接点5、6上を駆動し易くなり、アーク停滞による局部加熱を抑えることができる。また、磁性体10がアークシールド9よりも厚く、接点5、6間の軸方向と直交する外周に位置するので、磁界強度の低下を抑制することができる。更に、磁性体10に空隙部10aを設けているので、電磁誘導による加熱を抑えることができる。これらの結果、接点5、6上にアークが停滞し難く、異常な荷電粒子や金属蒸気の発生を抑えることができる。
上記実施例1の真空バルブによれば、アークシールド9をリング状の磁性体10で固定しているので、軸方向と直交するように発生させた磁界が擾乱することを抑制し、遮断特性を向上させることができる。
次に、本発明の実施例2に係る真空バルブを図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施例2に係る磁性体の構成を示す上面図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、磁性体の空隙部を複数にしたことである。図3において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示すように、磁性体10の円周方向に複数の空隙部10a、10b、10c、10dを設けている。
上記実施例2の真空バルブによれば、実施例1による効果のほかに、磁性体10の渦電流による加熱を抑制することができる。
以上述べたような実施形態によれば、アークシールドを磁性体で固定しているので、接点間に発生させた磁界が擾乱することを抑制し、遮断特性を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 真空絶縁容器
1a 凸部
2 固定側封着金具
3 可動側封着金具
4 固定側通電軸
5 固定側接点
6 可動側接点
7 可動側通電軸
8 ベローズ
9 アークシールド
10 磁性体
10a、10b、10c、10d 空隙部
11 固定金具

Claims (5)

  1. 接離自在の一対の接点と、
    前記接点の周りに設けられた筒状のアークシールドと、
    前記アークシールドの外周に固定されたリング状の磁性体と、
    前記磁性体の外周に固定された真空絶縁容器と、
    を備えたことを特徴とする真空バルブ。
  2. 前記磁性体の円周方向に空隙部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の真空バルブ。
  3. 前記磁性体の厚さを前記アークシールドの板厚よりも厚くしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の真空バルブ。
  4. 前記接点に軸方向と直交するような磁界を発生する電極を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の真空バルブ。
  5. 前記磁性体の幅を前記接点間距離よりも長くしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の真空バルブ。
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