JPWO2019171099A1 - 回転電機のロータおよび回転電機のロータコア支持構造 - Google Patents

回転電機のロータおよび回転電機のロータコア支持構造 Download PDF

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Abstract

回転電機のロータは、ロータシャフトと、ロータシャフトの外周上に固定支持されたロータコアと、を備える。ロータシャフトは、回転軸に垂直な断面において、当該ロータシャフトの径方向に突出する第1外縁部と、第1外縁部に対して当該ロータシャフトの周方向に並び、第1外縁部と交互に設けられた第2外縁部と、を有する。ロータコアは、ロータシャフトが挿入されるコア挿入孔を有し、コア挿入孔を形成する内周部に、第1外縁部をロータシャフトの周方向の両側から保持するシャフト保持部を備える。シャフト保持部は、第2外縁部に対して非接触である。

Description

本発明は、ロータコアがロータシャフトの外周上に固定支持された回転電機のロータおよび回転電機のロータコア支持構造に関する。
JP5025258Bには、複数の永久磁石を有するロータコアが、ロータコアとは別体のロータシャフトまたはロータハブの外周上に固定支持された回転電機のロータに関し、次のような技術が記載されている。ロータコアのうち、ハブ挿入孔を形成するコア内周部と、永久磁石支持孔を形成するコア外周部と、の間の中間部に、肉抜き孔を周方向に隔てる複数のリブを設けるものである。リブは、コア内周部に接続するリブー端部と、コア外周部に接続するリブ他端部と、がロータコアの周方向に互いにずらして形成され、リブー端部とリブ他端部との間に、2つの湾曲部を有する(段落0016)。
上記文献に記載の技術によれば、ロータコアをロータハブの外周上に固定する際にコア外周部に生じる応力集中、具体的には、ロータコアの円環圧入ないし収縮締結により永久磁石支持孔を形成するコア外周部の隅部に生じる応力集中を緩和し、ロータコアの耐久性を高めることが可能である。しかし、ロータハブに対してロータコアが収縮締結により固定され、ロータハブとロータコアとの間でトルクを伝達させる際のロータコアの保持力がこの収縮締結のみにより形成されることから、所要の保持力を得るためには、ロータハブを大径にする必要があり、ロータ全体が大型となりがちである。
本発明は、以上の問題を考慮した回転電機のロータおよび回転電機のロータコア支持構造を提供することを目的とする。
一態様では、ロータシャフトと、ロータシャフトの外周上に固定支持されたロータコアと、を備える回転電機のロータが提供される。ロータシャフトは、回転軸に垂直な断面において、当該ロータシャフトの径方向に突出する第1外縁部と、第1外縁部に対して当該ロータシャフトの周方向に並び、第1外縁部と交互に設けられた第2外縁部と、を有し、ロータコアは、ロータシャフトが挿入されるコア挿入孔を有し、コア挿入孔を形成する内周部に、第1外縁部をロータシャフトの周方向の両側から保持し、第2外縁部に対して非接触であるシャフト保持部を備える。
他の態様では、回転電機のロータコア支持構造が提供される。
図1は、本発明の一実施形態に係る回転電機のロータの外観を示す斜視図である。 図2は、同上ロータ全体の構成を概略的に示す断面図である。 図3は、同上ロータのロータシャフトおよびその周辺の構成を概略的に示す部分断面図である。 図4は、同上ロータの異なるシャフト保持部の間の構成を概略的に示す部分断面図である。 図5は、同上ロータにシャフト保持部として備わる一対の内方突出部の間の構成を概略的に示す部分断面図である。 図6は、本発明の他の実施形態に係る回転電機のロータの特徴を概略的に示す、図3と同様の部分断面図である。 図7は、本発明の更に別の実施形態に係る回転電機のロータの特徴を概略的に示す、図5と同様の部分断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る回転電機のロータ1の外観を、ロータ1を斜め上方からみた状態で示している。
ロータ1は、ロータシャフト11と、ロータコア12と、一対のエンドプレート13と、を備える。ロータシャフト11は、ロータ1が適用される回転電機ないしモータの回転軸を形成する。ロータコア12は、ロータシャフト11の外周上に固定支持され、本実施形態では、互いに積層された複数の電磁鋼板からなる。ロータコア12を構成する電磁鋼板の層数は、複数に限らず、1つであってもよい。さらに、ロータコア12を構成する各層の電磁鋼板は、円環状の単体である必要はなく、周方向に分割された円弧状の各部を円環状に組み合わせて構成されたものであってもよい。エンドプレート13は、非磁性材からなり、ロータコア12に対してその軸方向の両側に配置され、ボルトおよびナット14により締め付けられることで、ロータコア12を構成する複数の電磁鋼板を挟持する。
本実施形態において、ロータ1は、複数の永久磁石を有し、電磁コイルが備わるステータ(図示せず)に対し、その径方向の内側に配置されて、永久磁石型同期モータを構成する。ロータ1が適用される回転電機ないしモータは、発動機としてのみ動作する電動モータであってもよく、発動機および発電機の機能を併せ持つモータジェネレータであってもよい。そして、その用途として、電気自動車またはハイブリッド車等の駆動源を例示することができる。モータのトルクを車両の駆動輪に伝達させ、車両を前方または後方に推進することが可能である。本実施形態では、ロータ1により永久磁石型同期モータを構成するが、ロータ1が適用可能なモータは、これに限らず、巻線界磁型同期モータであってもよく、誘導モータであってもよい。そして、永久磁石型同期モータである場合の永久磁石の配置は、埋込型であってもよく、表面型であってもよい。つまり、ロータ1は、ロータコア12がロータシャフト11の外周上に固定支持される、あらゆる形態の回転電機に適応することが可能である。
図2は、ロータ1のうち、ロータコア12が備わる部分の構成を、モータの回転軸(以下単に「回転軸」という)に垂直な断面により示している。
ロータシャフト11は、全体として円柱状ないし長尺状をなし、ロータコア12のシャフト挿入孔Hに、ロータコア12と同心に挿入された状態にある。ロータコア12は、全体として円環状であり、その外周部にロータコア12の周方向に並べて形成された複数の永久磁石挿入孔12hを有する。ロータコア12に備わる複数の永久磁石121は、永久磁石挿入孔12hのそれぞれに挿入され、ロータコア12に対して固定された状態にある。ロータコア12は、その内周部に備わるシャフト保持部122がロータシャフト11の外周部(第1外縁部111)と係合することで、ロータシャフト11の外周上に固定支持されている。
本実施形態において、永久磁石121は、1極当たりに2個ずつ設けられ、ロータ1は、8極モータを構成し、ロータコア12は、合計で16個の永久磁石121を有する。永久磁石121は、一対で1つの極を形成し、ロータコア12の径方向に対して外向きに広がるV字をなす状態で配置されている。しかし、永久磁石121の合計および1極当たりの個数、ロータコア12における配置は、これに限定されるものではなく、極数を4極としたり、1極当たりの永久磁石121の個数を1個としたりすることが可能である。
図3は、図2の部分拡大図であり、ロータ1のうち、ロータシャフト11およびその周辺の構成を概略的に示している。
ロータシャフト11は、回転軸に垂直な断面において、その外周部に、ロータシャフト11の径方向に突出する第1外縁部111と、第1外縁部111に対してロータシャフト11の周方向に並び、第1外縁部111と交互に設けられた第2外縁部112と、を有する。ここで、第1外縁部111が「突出する」とは、ロータコア12をロータシャフト11の外周上に固定する際にロータコア12のシャフト保持部122が係合する面を形成する、という程度の意味であり、外周部の他の部位(例えば、第2外縁部112)と比べて径方向の外側にまで明確に延伸することを要するものではない。この意味で、第1外縁部111は、その高さに関して特に制限を受けず、突出部のほか、膨大部、隆起部、拡径部、段差部および突起部等、種々の形態をとることが可能である。さらに、第1外縁部111は、回転軸に垂直な断面において、突出部というよりも、むしろ、ロータシャフト11の軸方向に延在する切欠きを形成するものであってもよい。この切欠きを画定する面が上記「係合する面」となり得るからである。
本実施形態では、回転軸を基準とする軸対称の位置に1つずつ、合計で2つの「第1外縁部」111が設けられ、これら2つの第1外縁部111の間に1つずつ、やはり、合計で2つの「第2外縁部」112が、周方向に対して第1外縁部111と交互に設けられている。本実施形態では、ロータコア12の製造上の都合、具体的には、ロール材の部位に応じた寸法および磁気特性のばらつきをもって作製された電磁鋼板の転積を考慮して、第1外縁部111だけでなく、第2外縁部112もまた第1外縁部111と同様の「突出部」の形態をなす。つまり、本実施形態では、ロータシャフト11において、合計で4つの同形の突出部が90度毎に備わることになるが、第1外縁部111と第2外縁部112とは、ロータコア12が固定された状態でのシャフト保持部122との接触または非接触の関係により、異なる性質の「突出部」として区別される。さらに、第1外縁部111および第2外縁部112は、夫々1つの突出部により構成するばかりでなく、見かけ上複数の突出部により、換言すれば、複数の突出部の集合として構成することも可能である。これは、例えば、ロータシャフト11を軸方向にみた図3の断面において、第1外縁部111および第2外縁部112の外周に溝または切欠きを設けることなどによる。第1外縁部111および第2外縁部112は、夫々複数の突出部により構成されて、全体としてロータシャフト11の径方向に突出し、周方向に交互に並んだ状態にあるものとして理解される。
ロータコア12は、全体として円環状をなし、シャフト挿入孔Hを形成する内周部に、ロータシャフト11の第1外縁部111毎に1つないし1組のシャフト保持部122を備える。ロータコア12は、シャフト保持部122により第1外縁部111をロータシャフト11の周方向の両側から保持することで、ロータシャフト11の外周上に固定されている。本実施形態において、シャフト保持部122は、第1外縁部111毎に、ロータコア12の径方向に対して内向きに延びる1対の内方突出部122a、122bにより構成され、シャフト保持部122、つまり、1対の内方突出部122a、122bが第1外縁部111と係合し、ロータコア12がロータシャフト11に固定された状態で、シャフト保持部122は、ロータシャフト11の第2外縁部112に対して非接触である。ここで、シャフト保持部122が第2外縁部112に対して「非接触である」とは、シャフト保持部122がロータシャフト11の第1外縁部111と係合し、各対における内方突出部122a、122bが第1外縁部111により互いに離間する方向に押圧されたときに、第1外縁部111によるシャフト保持部122の変形が第2外縁部112による拘束を受けないことをいい、図3に示すように、シャフト保持部122と第2外縁部112との間に目視可能なほどの明確な隙間gが存在する場合に限らず、シャフト保持部122が第2外縁部112に上記拘束を受けない程度に接触した実質的な非接触状態にある場合を含む意味である。
本実施形態では、ロータシャフト111に2つの第1外縁部111を設けたこととの関係で、ロータコア12のシャフト保持部122として、第1外縁部111毎に1対ずつ、合計で2対(つまり、4つ)の内方突出部122a、122bが設けられている。しかし、第1外縁部111およびシャフト保持部122の個数は、これに限定されるものではなく、ロータコア12の製造上の都合等を考慮して適宜の個数に設定することが可能である。さらに、シャフト保持部122の個数と第1外縁部111の個数とが一致ないし対応する必要もなく、第1外縁部111よりも少ない個数のシャフト保持部122が設けられてもよい。例えば、図3に示すロータシャフト11に対し、シャフト保持部122の個数(内方突出部122a、122bの対数)を1つとし、4つの外縁部(2つの第1外縁部111および2つの第2外縁部112)のうち、いずれか1つの外縁部とシャフト保持部122が係合するように構成することも可能である。
図4は、図3の部分拡大図であり、異なるシャフト保持部122の間におけるロータコア12の構成を中心に示している。
図5は、図3の部分拡大図であり、各対における内方突出部122a(122b)の間におけるロータコア12の構成を中心に示している。
ロータコア12は、図4に示すように、ロータシャフト11に備わる2つの第1外縁部111のうち一方と係合するシャフト保持部122(一方の対の内方突出部122a)と、他方と係合するシャフト保持部122(他方の対の内方突出部122b)と、の間の内周部に凹所S1を有する。図4は、凹所S1が設けられる箇所を点線で示す。凹所S1により、異なるシャフト保持部122の間で、ロータシャフト11とロータコア12との間に空隙が形成される。
さらに、ロータコア12は、図5に示すように、ロータシャフト11の第1外縁部111と係合するシャフト保持部122のそれぞれにおいて、各対における内方突出部(図5は、一方の対の内方突出部122aを示す)の間の内周部に凹所S2を有する。図5は、凹所S2が設けられる箇所を点線で示す。凹所S2により、シャフト保持部122として備わる各対の内方突出部122a、122bの間で、ロータシャフト11とロータコア12との間に空隙が形成される。
ロータコア12の凹所S1、S2は、回転軸に垂直な断面において、シャフト保持部122(内方突出部122a、122b)の第1外縁部111に対する接点pを結んだロータシャフト11と同心の円を仮想円Cとして、ロータコア12の径方向に関して仮想円Cよりも外側にまで延設されている。換言すれば、凹所S1、S2のうち最も深い部位とロータシャフト11の中心との間の距離は、仮想円Cの半径よりも長い。
さらに、異なるシャフト保持部122の間(図4)と、各対における内方突出部122a、122bの間(図5)と、のそれぞれにおいて、凹所S1、S2により形成される空隙をロータコア12の周方向に隔てるように、径方向に対して内向きに延びるコア位置決め部123が設けられている。コア位置決め部123により、ロータコア12のロータシャフト11に対する径方向の位置が定められる。
本実施形態では、コア位置決め部123が周方向に45度毎に設けられ、ロータシャフト11の位置決めが合計で4つのコア位置決め部123により実施される。しかし、コア位置決め部123の個数は、これに限定されるものではなく、例えば、コア位置決め部123をロータシャフト11の中心を基準とする軸対称の位置に夫々設け、2つのコア位置決め部123によりロータシャフト11の位置決めを行うようにしてもよい。
本実施形態に係る回転電機のロータ1は、以上のように構成され、本実施形態により得ることのできる効果について、以下に説明する。
第1に、ロータコア12の内周部に形成されたシャフト保持部122により、ロータシャフト11の第1外縁部111を周方向の両側から保持することで、ロータシャフト11とロータコア12との間でのトルクの伝達が、シャフト保持部122の剛性により達成される。これにより、トルクの伝達がロータコアの収縮締結のみにより達成される場合と比較して、ロータシャフト11の小径化が可能となり、ロータ1全体の小型化を促進することができる。
さらに、ロータコア12がロータシャフト11の外周上に固定された状態で、シャフト保持部122がロータシャフト11の第2外縁部112と非接触であることで、ロータコア12をロータシャフト11に固定する際の応力がシャフト保持部122を通じてロータコア12の径方向に及ぶのを抑制することが可能となる。これにより、ロータ1の高回転時におけるロータコア12外周の応力を低減することができる。例えば、永久磁石挿入孔12h、特にそのフラックスバリアを形成するロータコア12外周の隅部に作用する応力を低減し、ロータコア12の耐久性を高めることができる。
第2に、異なるシャフト保持部122の間(図4)と、各対における内方突出部122a、122bの間(図5)と、のそれぞれにおいて、ロータコア12に凹所S1、S2を形成することで、ロータコア12をロータシャフト11に固定する際のシャフト保持部122(内方突出部122a、122b)の変形がロータコア12の周方向に促され、応力が径方向に及ぶのをより確実に抑制し、高回転時におけるロータコア12外周の応力を一層低減することが可能となる。ここで、凹所S1、S2を、回転軸に垂直な断面において、内方突出部122a、122bの第1外縁部111に対する接点pを結んだ仮想円Cよりも径方向の外側にまで延設することで、上記効果がより顕著となる。
第3に、ロータコア12において、コア位置決め部123をシャフト保持部122とは別に設けたことで、シャフト保持部122の変形がロータコア12の位置決めに及ぼす影響を軽減し、ロータ1の回転に不均衡が生じるのを抑制することができる。
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。
図6は、本発明の他の実施形態に係る回転電機のロータ1aの構成を、その特徴を中心として図3と同様の拡大断面により概略的に示している。
先の実施形態(図3)との相違点を中心に説明すると、先の実施形態では、回転軸に垂直な断面において、各対における内方突出部122a、122bの第1外縁部111に対する接点pにおけるロータシャフト11上の接線(シャフト保持部122毎に一対の接線L1、L2が定められる)が互いに平行である。これに対し、本実施形態では、先の実施形態とはロータシャフト11の形状が相違し、同様にして定められる一対の接線L1、L2が互いに交差し、特にロータシャフト11の中心を通過する。図6は、接線L1、L2を点線で示す。本実施形態では、ロータコア12の構成に回転対称性を持たせており、これにより、ロータシャフト11の中心を基準とした対角上にある内方突出部122a、122bについて定められる接線が一致または重複する。
このように、ロータシャフト11を、各対における内方突出部122a、122bの第1外縁部111に対する接点pにおけるロータシャフト11上の接線L1、L2が互いに交差する形状としたことで、ロータコア12をロータシャフト11に固定する際の内方突出部122a、122bの変形を、ロータコア12の周方向に積極的に生じさせることが可能となる。これにより、固定する際の応力がロータコア12の径方向に及ぶのを抑制し、高回転時におけるロータコア12外周の応力を低減することができる。
さらに、ロータコア12の固定に際して内方突出部122a、122bが変形する方向(つまり、接線L1、L2に垂直な方向)と、内方突出部122a、122bに生じる遠心力の方向(本実施形態では、接線L1、L2の方向)と、が直交するため、高回転下にあっても内方突出部122a、122bの第1外縁部111に対する係合代を確保することが可能となり、ロータシャフト11上でのロータコア12の保持力の低下を抑制することができる。
図7は、本発明の更に別の実施形態に係る回転電機のロータ1bの構成を、その特徴を中心として図5と同様の拡大断面により概略的に示している。
先の実施形態(図5)との相違点を中心に説明すると、先の実施形態では、各対における内方突出部122a、122bの間にコア位置決め部123が存在し、このことも相俟って、回転軸に垂直な断面において、内方突出部122a、122bの間におけるロータコア12の内周面が比較的大きな曲率を有する。これに対し、本実施形態では、先の実施形態とはロータコア12、特にその内周面12fの形状が相違し、ロータコア12の内周面12fが、各対における内方突出部(図7は、一方の対の内方突出部122aを示す)の間で、ロータコア12の径方向に対して外向きに凸となる円弧状をなす。
さらに、本実施形態では、内方突出部122a(122b)の間におけるロータコア12の内周面12fが、図7に示す断面において、内方突出部122a(122b)の第1外縁部111に対する接点pにおける一対の接線によりロータコア12の周方向に定められる範囲Rを、周方向の両側に超えて延在する。
このように、ロータコア12の内方突出部122a、122bの間における内周面12fを円弧状とすることで、内周面12fの長さを周方向に拡大し、ロータコア12の固定に際して内方突出部122a、122bの根本に生じる応力(引張応力)を分散させることが可能となる。
さらに、ロータコア12の内周面12fを、範囲Rを超えて延在させることで、内周面12fの長さをさらに拡大することが可能となり、内方突出部122a、122bの応力をより広く分散させることができる。
以上の説明では、ロータコア12の製造上の都合等を考慮して、ロータシャフト11およびロータコア12の構成、具体的には、第1外縁部111、第2外縁部112、シャフト保持部122およびコア位置決め部123の配置に、回転対称性または周期性を持たせるようにした。つまり、ロータコア12の製造では、電磁鋼板を打ち抜くロール材の部位に応じて寸法および磁気特性に生じるバラツキを考慮し、電磁鋼板の積層に際し、適宜の枚数毎に電磁鋼板を回転させるが(これを「転積」という場合がある)、ロータシャフト11等の構成に回転対称性を持たせることで、積層時の向きないし回転位置に拘らず共通の電磁鋼板の使用を可能とするものである。しかし、ロータシャフト11等の構成は、これに限定されるものではなく、回転対称性のないものであってもよい。例えば、ロータシャフト11において、第1外縁部111と第2外縁部112とで、周方向に及ぶ範囲を異ならせたり、ロータコア12において、異なるシャフト保持部122の間(図4)の内周面と各対における内方突出部122a、122bの間(図5)の内周面とで、断面の形状を異ならせたりする。
さらに、以上の説明では、ロータコア12にシャフト保持部122を設け、シャフト保持部122として備わる一対の内方突出部122a、122bにより、ロータシャフト11外周の係合部(つまり、第1外縁部111)を保持する構成とした。しかし、保持部と係合部との関係は、これに限定されるものではなく、両者の関係を入れ替えて、保持部をロータシャフト11側に、係合部をロータコア12側に設けることも可能である。
具体的には、ロータシャフトの外周部に、少なくとも一対の外方突出部からなるコア保持部を設ける一方、シャフト挿入孔を形成するロータコアの内周部に、コア保持部が係合する係合部を設けるのである。各対における外方突出部は、ロータシャフトの周方向に互いに間隔を空けて設けられ、各対における外方突出部の間に、ロータコア内周の係合部が係合する。ここで、各対における外方突出部のそれぞれは、係合部とは周方向の反対側で、ロータコアに対して非接触である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は、本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を、上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。上記実施形態に対し、請求の範囲に記載した事項の範囲内で様々な変更および修正が可能である。

Claims (10)

  1. ロータシャフトと、
    前記ロータシャフトの外周上に固定支持されたロータコアと、
    を備え、
    前記ロータシャフトは、回転軸に垂直な断面において、当該ロータシャフトの径方向に突出する第1外縁部と、前記第1外縁部に対して当該ロータシャフトの周方向に並び、前記第1外縁部と交互に設けられた第2外縁部と、を有し、
    前記ロータコアは、前記ロータシャフトが挿入されるコア挿入孔を有し、前記コア挿入孔を形成する内周部に、前記第1外縁部を前記ロータシャフトの周方向の両側から保持するシャフト保持部を備え、
    前記シャフト保持部は、前記第2外縁部に対して非接触である、
    回転電機のロータ。
  2. 請求項1に記載の回転電機のロータであって、
    前記ロータシャフトは、複数の前記第1外縁部を有し、
    前記シャフト保持部は、前記ロータコアの内周部の内方突出部として構成され、周方向に隣り合う前記第1外縁部を保持するシャフト保持部の間に、前記ロータコアの凹所を形成する、
    回転電機のロータ。
  3. 請求項1または2に記載の回転電機のロータであって、
    前記シャフト保持部は、前記ロータコアの内周部に設けられた一対の内方突出部からなり、前記一対の内方突出部の間に、前記ロータコアの凹所を形成する、
    回転電機のロータ。
  4. 請求項2または3に記載の回転電機のロータであって、
    前記凹所は、前記回転軸に垂直な断面において、前記内方突出部の前記第1外縁部に対する接点を結んだ前記ロータシャフトと同心の仮想円よりも前記ロータコアの径方向に関して外側にまで延在する、
    回転電機のロータ。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載の回転電機のロータであって、
    前記ロータコアは、前記凹所により前記ロータシャフトとの間に空隙を形成し、さらに、前記空隙を当該ロータコアの周方向に隔てるように延伸し、当該ロータコアの前記ロータシャフトに対する径方向の位置を定めるコア位置決め部を備える、
    回転電機のロータ。
  6. 請求項2〜5のいずれか一項に記載の回転電機のロータであって、
    前記ロータシャフトは、前記回転軸に垂直な断面において、前記内方突出部の前記第1外縁部に対する接点における当該ロータシャフト上の接線が互いに交差する形状である、
    回転電機のロータ。
  7. 請求項1に記載の回転電機のロータであって、
    前記シャフト保持部は、前記ロータコアの内周部に設けられた一対の内方突出部からなり、
    前記一対の内方突出部の間における前記ロータコアの内周面は、前記回転軸に垂直な断面において、前記ロータコアの径方向に対して外向きに凸となる円弧状をなす、
    回転電機のロータ。
  8. 請求項7に記載の回転電機のロータであって、
    前記ロータコアの内周面は、前記回転軸に垂直な断面において、前記一対の内方突出部の前記第1外縁部に対する接点における接線により周方向に定められる範囲を超えて延在する、
    回転電機のロータ。
  9. ロータコアをロータシャフトの外周上に固定支持する、回転電機のロータコア支持構造であって、
    前記ロータコアは、前記ロータシャフトが挿入されるシャフト挿入孔を有し、前記シャフト挿入孔を形成する内周部に、少なくとも一対の内方突出部からなるシャフト保持部を備え、前記各対における前記内方突出部は、周方向に互いに間隔を空けて設けられ、
    前記ロータシャフトは、その外周部に、前記各対における前記内方突出部の間に係合する係合部を備え、
    前記各対における前記内方突出部のそれぞれは、前記係合部とは周方向の反対側で、前記ロータシャフトに対して非接触である、
    回転電機のロータコア支持構造。
  10. ロータコアをロータシャフトの外周上に固定支持する、回転電機のロータコア支持構造であって、
    前記ロータコアは、前記ロータシャフトが挿入されるシャフト挿入孔を有し、
    前記ロータシャフトは、その外周部に、少なくとも一対の外方突出部からなるコア保持部を備え、前記各対における前記外方突出部は、周方向に互いに間隔を空けて設けられ、
    前記ロータコアは、前記シャフト挿入孔を形成する内周部に、前記各対における前記外方突出部の間に係合する係合部を備え、
    前記各対における前記外方突出部のそれぞれは、前記係合部とは周方向の反対側で、前記ロータコアに対して非接触である、
    回転電機のロータコア支持構造。
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