JP2014033267A - 演算処理装置 - Google Patents

演算処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014033267A
JP2014033267A JP2012171305A JP2012171305A JP2014033267A JP 2014033267 A JP2014033267 A JP 2014033267A JP 2012171305 A JP2012171305 A JP 2012171305A JP 2012171305 A JP2012171305 A JP 2012171305A JP 2014033267 A JP2014033267 A JP 2014033267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
signal
data
data signal
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012171305A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5874568B2 (ja
Inventor
Atsushi Takami
敦司 高見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2012171305A priority Critical patent/JP5874568B2/ja
Publication of JP2014033267A publication Critical patent/JP2014033267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5874568B2 publication Critical patent/JP5874568B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】制御信号線のショートの有無を検出可能な演算処理装置を提供する。
【解決手段】データ信号線151、及び、制御信号線152を介して、外部装置200とシリアル通信する演算処理装置であって、データ信号、及び、該データ信号を送受信するための制御信号を外部装置とシリアル通信する通信部10と、該通信部が受信したデータ信号を転送する転送部30と、該転送部によって転送されたデータ信号、及び、第1所定時間(t1)の間にデータ信号が転送される転送回数(C1)を格納する格納部40と、1回転送が行われる度に、格納部に格納された転送回数がデクリメントされた第1転送残り回数(C2)、及び、格納部に格納された転送回数を比較し、両者が一致する場合に、制御信号線に不具合が生じていると判定する判定部50と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、データ信号線、及び、制御信号線を介して、外部装置とシリアル通信する演算処理装置に関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるように、シリアル通信線のショート検出方法が提案されている。この方法は、外部記憶装置から、シリアル通信線にて、所定のビット数のデータを演算処理装置に取り込むシステムに適用される。データを転送する信号線(以下、データ信号線と示す)にショートが発生していれば、転送されるデータは全て0または全て1となる。そこで、特許文献1に記載のシリアル通信線のショート検出方法では、転送されるデータを、全て0または全て1とならないデータ構成とすることで、データ信号線でのショートの有無を判定している。
特開平11−203208号公報
ところで、特許文献1に示される演算処理装置と外部記憶装置とは、チップセレクト信号線、クロック信号線、データ書き込み信号線、及び、データ読み込み信号線を介して、電気的に接続されている。このデータ書き込み信号線、及び、データ読み込み信号線が、上記したデータ信号線に相当し、特許文献1では、転送されるデータに0と1を付加している。
上記したように、データ信号線にショートが発生していれば、転送されるデータが全て0または全て1となる。しかしながら、転送されるデータに0と1を付加し、転送されたデータが全て0または全て1であるか否かを判定すれば、データ信号線にショートが発生しているか否かを判定することができる。
以上、示したように、転送されるデータに0と1を付加することで、データ信号線のショートの有無が判定される。しかしながら、シリアル通信の制御信号に相当する、チップセレクト信号、クロック信号に、0と1を付加することはできない。そのため、特許文献1に記載の方法では、制御信号線である、チップセレクト信号線とクロック信号線のショートの有無を判定することができなかった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、制御信号線のショートの有無を検出可能な演算処理装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明は、データ信号線(151)、及び、制御信号線(152)を介して、外部装置(200)とシリアル通信する演算処理装置であって、データ信号、及び、該データ信号を送受信するための制御信号を、データ信号線、及び、制御信号線を介して外部装置とシリアル通信する通信部(10)と、該通信部が受信したデータ信号を転送する転送部(30)と、該転送部によって転送されたデータ信号、及び、第1所定時間(t1)の間にデータ信号が転送される転送回数(C1)を格納する格納部(40)と、1回転送が行われる度に、格納部に格納された転送回数がデクリメントされた第1転送残り回数(C2)、及び、格納部に格納された転送回数を比較し、両者が一致する場合に、制御信号線に不具合が生じていると判定する判定部(50)と、を有することを特徴とする。
制御信号を送受信する制御信号線(152)に不具合が生じていなければ、外部装置(200)と演算処理装置(100)との間でシリアル通信が正常に行われ、転送部(30)による格納部(40)へのデータ信号の転送が正常に行われる。そのため、第1転送残り回数(C2)は、格納部(40)に格納された転送回数(C1)よりも少なくなり、両者は一致しなくなる。
しかしながら、制御信号を送受信する制御信号線(152)に不具合が生じた場合、外部装置(200)と演算処理装置(100)との間でシリアル通信が行われず、転送部(30)による格納部(40)へのデータ信号の転送が行われない。そのため、第1転送残り回数(C2)は変動せず、第1転送残り回数(C2)が転送回数(C1)に一致する。
このように、第1転送残り回数(C2)と転送回数(C1)とが一致するか否かを判定することで、制御信号線(152)に不具合が生じているか否か、すなわち、制御信号線(152)にショートなどの不具合が生じているか否かを検出することができる。
ちなみに、上記した制御信号としては、チップセレクト信号(CS信号)、ハンドシェイク信号、クロック信号(CLK信号)がある。例えば、チップセレクト信号が、シリアル通信時にLoレベルに設定される場合において、チップセレクト信号を送信する制御信号線(155)がショートして、Hiレベルに固定されると、シリアル通信が行われなくなる。また、ハンドシェイク信号を送信する制御信号線(157)がショートしていると、データの送受信要求が行われなくなり、シリアル通信が行われなくなる。最後に、クロック信号を送信する制御信号線(156)がショートしていると、ハンドシェイク信号が一定レベルに固定され、やはり、シリアル通信が行われなくなる。
なお、通信部(10)や転送部(30)に不具合が生じた場合、転送部(30)による格納部(40)へのデータ信号の転送が行われない。そのため、第1転送残り回数(C2)は変動せず、第1転送残り回数(C2)と転送回数(C1)が一致する。したがって、第1転送残り回数(C2)と転送回数(C1)とが一致した場合、通信部(10)や転送部(30)に不具合が生じているか否か、すなわち、通信部(10)の転送制御回路が故障して通信部(10)が機能しないことや、転送部(30)のコントロールレジスタ(33)が固着して転送部(30)が機能しないなどのマイコン(100)で不具合が生じているか否かも検出することができる。
更に本発明は、第1転送残り回数は、データ信号の転送開始から、第1所定時間よりも短い第2所定時間(t2)後の転送残り回数である構成が好適である。
これによれば、第1転送残り回数が、テータ信号の転送開始から第1所定時間後の転送残り回数である構成と比べて、制御信号線(152)の不具合判定を早めに行うことができる。
また、本発明では、データ信号の転送は、第1所定時間の間に行われるように設定されており、判定部は、第1所定時間よりも長い第3所定時間(t3)後における第2転送残り回数(C3)が、格納部に格納された転送回数よりも少ない値であり、且つ、0ではない場合、転送部に転送遅れが生じていると判定する構成が好ましい。
転送遅れが生じていない場合、第3所定時間(t3)後における第2転送残り回数(C3)は、0になることが期待される。しかしながら、第3所定時間(t3)後における第2転送残り回数(C3)が、格納部(40)に格納された転送回数(C1)よりも少ない値であり、且つ、0ではない場合、転送は行われているが、全ての転送が終了していないこととなる。したがって、転送遅れが生じていると判定される。
なお、本発明において、判定部は、第1転送残り回数、及び、格納部に格納された転送回数が一致した場合、制御信号の電圧レベルを検出する構成が良い。上記したように、制御信号として、チップセレクト信号、ハンドシェイク信号、クロック信号がある。判定部は、ハンドシェイク信号、及び、クロック信号それぞれの電圧レベルが一定か否かを検出し、チップセレクト信号の電圧レベルが、シリアル通信時の電圧レベルか否かを検出する。
ハンドシェイク信号やクロック信号の電圧レベルが一定であれば、これらの信号を送信する制御信号線(156,157)に不具合が生じていると判定できる。また、チップセレクト信号の電圧レベルが、シリアル通信時の電圧レベルと異なるのであれば、この制御信号線(155)に不具合が生じていると判定できる。また、これらとは異なり、ハンドシェイク信号やクロック信号の電圧レベルが一定ではなく、チップセレクト信号の電圧レベルが、シリアル通信時の電圧レベルと同一の場合、通信部(10)や転送部(30)に不具合が生じていると判定できる。
第1実施形態に係るマイコンの概略構成を示すブロック図である。 図1に示すマイコンの主要部分を示すブロック図である。 シリアル通信と転送を説明するためのタイミングチャートである。 転送残り回数を説明するためのタイミングチャートである。 DMACの設定を説明するためのフローチャートである。 不具合判定を説明するためのフローチャートである。 シリアル通信と転送の変形例を説明するためのタイミングチャートである。
以下、本発明に記載の演算処理装置を、エンジンECUのマイコンに適用した場合の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図7に基づいて、本実施形態に係るマイコン100を説明する。図1に示すように、マイコン100は、エンジンECU300の一部を構成するものである。エンジンECU300は、マイコン100の他にASIC200を有し、マイコン100とASIC200とはシリアル通信線150を介して互いに電気的に接続されている。ASIC200には、ノックセンサ400が電気的に接続されており、ノックセンサ400の出力信号がASIC200に入力される。ノックセンサ400の出力信号はアナログ信号であり、ASCI200にてデジタル信号にAD変換される。このAD変換されたノックセンサ400の出力信号が、シリアル通信線150を介して、マイコン100に入力される。マイコン100は、ノックセンサ400の出力信号に基づいてノック判定し、エンジン(図示略)の点火時期を制御する。
以下、マイコン100とASIC200の概略構成、及び、両者を接続するシリアル通信線150を説明した後に、マイコン100の要部10〜50の詳しい説明と、マイコン100とASIC200とのシリアル通信、及び、マイコン100内でのデータの転送を説明する。そして最後に、制御信号線152のショートなどの不具合を検出する原理と、マイコン100の作用効果を説明する。
マイコン100は、図1に示すように、CSI10、デジタルフィルタ20、DMAC30、RAM40、CPU50、ADC60、CAN70、タイマ80、及び、ポート90を有する。これら、各要素10〜90は、バスライン91を介して互いに電気的に接続されている。
CSI10は、シリアル・インターフェースであり、ASIC200とシリアル通信するためのものである。デジタルフィルタ20は、ASCI200によってデジタル変換されたノックセンサ400の出力信号(以下、デジタルセンサ信号と示す)に含まれるノイズを除去するものである。DMAC30は、ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラーであり、デジタルフィルタ20によってノイズが除去されたデジタルセンサ信号をRAM40に転送するものである。RAM40は、DMAC30によって送られてきたデジタルセンサ信号を格納するものであり、CPU50は、RAM40に格納されたデジタルセンサ信号に基づいてノック判定し、エンジンの点火時期を制御するものである。ADC60は、アナログデジタル変換回路であり、CAN70は、車両内に構築された車載ネットワークを介して、エンジンECU300と他のECUとの間で、データ通信を行うためのものである。そして、タイマ80は、時間計測を行うものであり、ポート90は、外部とデータを入出力するためのインターフェースである。
ASIC200は、図1に示すように、入出力回路110、ADC120、及び、CSI130を有する。入出力回路110は、ノックセンサ400の出力信号(以下、アナログセンサ信号と示す)を受信するものであり、ADC120は、アナログセンサ信号をAD変換するものである。そして、CSI130は、マイコン100とシリアル通信するためのものである。なお、ASIC200は、特許請求の範囲に記載の外部装置に相当する。
シリアル通信線150は、CSI10,130間でシリアル通信するための信号線であり、データ信号線151、及び、制御信号線152を有する。データ信号線151は、データ送信線153、及び、データ受信線154を有し、制御信号線152は、チップセレクト信号線155、クロック信号線156、及び、ハンドシェイク信号線157を有する。マイコン100からASIC200への信号の送信は、信号線153,155,156を介して行われ、ASIC200からマイコン100への信号の送信は、信号線154,157を介して行われる。
具体的に言えば、マイコン100のデータが、データ送信線153を介してASIC200へ送信され、ASIC200のデータ(デジタルセンサ信号)が、データ受信線154を介してマイコン100へ送信される。そして、ASIC200の内部回路を初期化して通信可能状態とするチップセレクト信号が、チップセレクト信号線155を介してASIC200へ送信され、CSI10,130間でのシリアル通信を同期するためのクロック信号が、クロック信号線156を介してASIC200へ送信される。また、CSI10,130間でのデータの送受信を同期するためのハンドシェイク信号が、ハンドシェイク信号線157を介してマイコン100へ送信される。
次に、マイコン100の要部10〜50を図2に基づいて説明する。ちなみに、CSI10が、特許請求の範囲に記載の通信部に相当し、DMAC30が、特許請求の範囲に記載の転送部に相当する。また、RAM40が、特許請求の範囲に記載の格納部に相当し、CPU50が、特許請求の範囲に記載の判定部に相当する。
CSI10は、送信レジスタ11、受信レジスタ12、シフトレジスタ13、及び、転送制御回路14を有する。シフトレジスタ13に、データ信号線151(データ送信線153、データ受信線154)が接続され、転送制御回路14に、制御信号線152(チップセレクト信号線155、クロック信号線156、ハンドシェイク信号線157)が接続されている。
送信レジスタ11に、後述する送信コマンドが入力され、シフトレジスタ13から順次CPU50の信号がデータ送信線153に出力される。また、デジタルセンサ信号はシフトレジスタ13に取り込まれ、このデジタルセンサ信号は順次受信レジスタ12に格納される。シフトレジスタ13における、CPU50の信号のデータ送信線153への送信、及び、デジタルセンサ信号の受信レジスタ12(バスライン91)への送信は、転送制御回路14によって制御される。転送制御回路14は、上記したクロック信号、ハンドシェイク信号、及び、送信コマンドに基づいて、シフトレジスタ13のデータの送信を制御する。
デジタルフィルタ20は、CSI10から転送されたASIC200の信号(デジタルセンサ信号)に含まれるノイズを除去するものである。デジタルフィルタ20を通したデジタルセンサ信号が、RAM40に格納される。
DMAC30は、転送元と転送先のアドレスを設定するアドレスレジスタ31と、第1所定時間t1の間に連続して転送する回数(転送回数C1)を設定するカウントレジスタ32と、転送モードを設定するコントロールレジスタ33と、を有する。アドレスレジスタ31では、転送元としてRAM40の送信データ領域が設定され、転送先としてCSI10の送信レジスタ11が設定されている。また、転送元として受信レジスタ12が設定され、転送先としてRAM40の受信データ領域が設定されている。カウントレジスタ32では、転送が一回行われる度に転送回数C1がデクリメントされた第1転送残り回数C2が設定される。そのため、転送が正常に行われると、カウントレジスタ32には、転送回数C1よりも回数の減った第1転送残り回数C2が設定される。コントロールレジスタ33は、上記した転送モードとして、転送データサイズを2バイト、転送要因をハンドシェイク信号入力時に設定されている。この構成により、ハンドシェイク信号が、DMAC30に入力されると、RAM40に記憶された送信コマンドが送信レジスタ11に記憶されるとともに、デジタルフィルタ20を通したデジタルセンサ信号が、バスライン91を介してRAM40に転送される。
RAM40は、送信コマンドを記憶し、デジタルフィルタ20を通したデジタルセンサ信号(以下、受信データと示す)を記憶するものである。送信コマンドは、RAM40における送信データ領域に格納され、受信データは、RAM40における受信データ領域に格納される。送信コマンドとして、第1送信コマンドから第nコマンドまでが送信データ領域に格納され、受信データとして、第1受信データから第n受信データまでが受信データ領域に格納される。送信データ領域及び受信データ領域それぞれには、第1〜第nアドレスが設けられており、kを1以上n以下の整数とすると、第k送信コマンドが、送信データ領域における第kアドレスに格納され、第k受信データが、受信データ領域における第kアドレスに格納される。nは、2以上の整数であり、転送回数に等しい値である。
ちなみに、第k送信データが送信レジスタ11に転送されると、アドレスレジスタ31の転送元アドレスがインクリメントされ、次の転送では、第k+1送信データが送信レジスタへと転送される。また、受信データ領域における第kアドレスに受信データが格納されると、アドレスレジスタ31の転送先アドレスがインクリメントされ、次の転送では、受信データ領域における第k+1アドレスに受信データが格納される。
CPU50は、マイコン100の制御回路である。CPU50の動作は多岐にわたるので、以下に示すマイコン100とASIC200とのシリアル通信、及び、マイコン100内でのデータの転送にて説明する。
図3に示すように、CPU50は、シリアル通信を開始する際、チップセレクト信号の電圧レベルを、HiレベルからLoレベルへと変化させ、ASIC200の内部回路を初期化する。これによって、ASIC200を通信可能状態にする。その後、CPU50は、クロック信号線156を介してクロック信号をASIC200に出力するとともに、データ送信線153を介してデータ(図3に示す送信信号)を出力する。これに対して、ASIC200は、入力されるクロック信号に同期して、デジタルセンサ信号(図3に示す受信信号)を、データ受信線154を介してマイコン100に出力する。
CPU50は、最初のデータ出力後、一旦データ出力を停止して、ASIC200側が次のデータ送信が可能となるのを待つ。ASIC200は、送信可能状態になると、ハンドシェイク信号線157を介して、Hiレベルのハンドシェイク信号を送信する。これにより、マイコン100に次のデータ送信要求を行う。マイコン100は、Hiレベルのハンドシェイク信号が入力されると、次のデータの送信を開始し、ハンドシェイク信号がHiレベルからLoレベルに変化するまで、データの送受信が行われる。以後、Hiレベルのハンドシェイク信号が入力される毎に、データの送受信が行われる。以上が、マイコン100とASIC200との間で行われるシリアル通信である。
次に、マイコン100内でのデータの転送を説明する。マイコン100内では、デジタルフィルタ20とDMAC30の設定により、2回デジタルセンサ信号を受信し、その2回受信したデジタルセンサ信号をデジタルフィルタ20に通す。そして、2つのデジタルフィルタ20を通したデジタルセンサ信号(デジタルフィルタ結果)を積算した後、それを、受信データとしてRAM40に転送する。この転送が行われると、DMAC30に設定された転送回数C1がデクリメントされ、第1転送残り回数C2が転送回数C1よりも少ない値となる。以後、マイコン100内では、n回の転送を行い、全ての転送が終了すると、チップセレクト信号の電圧レベルをHiレベルに変化させて、ASIC200とのシリアル通信を終了する。このように、本実施形態では、2回デジタルセンサ信号を受信した後、1回RAM40への転送が行われる。したがって、1回デジタルセンサ信号を受信しただけでは、RAM40への転送は行われない。
次に、制御信号線152のショートなどの不具合を検出する原理を図4に基づいて説明する。図4に示すTDCとは、トップ・デッド・センターであり、エンジンの気筒の点火タイミングを示している。ノックセンサ400の出力信号(アナログセンサ信号)は、このTDCを起点として、ASIC200に出力される。ゲートは、受信データを演算する期間(デジタルフィルタ処理期間)を示しており、ゲートが開になっている間、デジタルセンサ信号のデジタルフィルタ処理が行われ、受信データがRAM40に格納される。このゲートが開になっている期間が、カウントレジスタ32に設定される第1所定時間t1に相当する。
本実施形態では、ゲートが閉から開になるタイミングにて、受信データをRAM40に転送する処理が開始される。この転送開始処理は、図5に示すチャートに基づいて実施される。すなわち、ステップS10にて、ゲートが開状態になっている期間(第1所定時間t1)での転送回数C1を、RAM40に記憶する。次いで、ステップS20にて、DMAC30を構成する各レジスタ31〜33を設定する。その後、ステップS30にて、データ転送を開始する。
制御信号線152が正常な場合、デジタルフィルタ20にデジタルセンサ信号が次々に入力され、受信データがRAM40に順次格納される。そして、DMAC30に設定された転送回数C1も順次デクリメントされ、第1転送残り回数C2が少なくなっていく。そして、ゲートが開状態になっている期間(第1所定時間t1)が過ぎると、第1転送残り回数C2がゼロになる。
これとは異なり、制御信号線152にショートなどの不具合が生じている場合、デジタルフィルタ20にデジタルセンサ信号が入力されず、受信データがRAM40に格納されなくなる。そのため、DMAC30に設定された転送回数C1もデクリメントされず、第1転送残り回数C2が同じ値をとり続ける。すなわち、第1転送残り回数C2と転送回数C1とが一致する。
具体的に言えば、チップセレクト信号線155がショートして、Hiレベルに固定されると、シリアル通信が行われなくなる。また、ハンドシェイク信号線157がショートしていると、データの送受信要求が行われなくなり、シリアル通信が行われなくなる。最後に、クロック信号線156がショートしていると、ハンドシェイク信号が一定レベルに固定され、やはり、シリアル通信が行われなくなる。このように、制御信号線155〜157のいずれにショートが発生した場合においても、シリアル通信が行われなくなる。そのため、デジタルフィルタ20にデジタルセンサ信号が入力されず、受信データがRAM40に格納されなくなる。この結果、転送回数C1もデクリメントされず、第1転送残り回数C2が転送回数C1のままとなる。
そこで、CPU50は、図6に示す不具合判定を行う。すなわち、CPU50は、シリアル通信開始後、ステップS40にて、第1転送残り回数C2をDMAC30から読み出してRAM40に記憶し、ステップS50にて、第1転送残り回数C2と転送回数C1を比較して、両者が一致するか否かを判定する。両者が一致する場合、ステップS60に移行し、両者が異なる場合、ステップS90に移行する。ちなみに、上記した第1転送残り回数C2は、転送開始から、第1所定時間t1よりも短い第2所定時間t2後の転送残り回数である。より詳しく言えば、この第2所定時間t2は、図4に示すように、1回転送が行われる時間よりも長い時間を有する時間でもある。
ステップS60に移行すると、CPU50は、ハンドシェイク信号、及び、クロック信号それぞれの電圧レベルが一定か否かを検出し、チップセレクト信号の電圧レベルが、シリアル通信時の電圧レベル(Loレベル)か否かを検出する。ハンドシェイク信号やクロック信号の電圧レベルが一定であれば、これらの信号を送信する制御信号線156,157に不具合が生じていると判定され、チップセレクト信号の電圧レベルが、シリアル通信時の電圧レベルと異なるのであれば、チップセレクト信号線155に不具合が生じていると判定し(ステップS70)、不具合判定を終了する。これとは異なり、ハンドシェイク信号やクロック信号の電圧レベルが一定ではなく、チップセレクト信号の電圧レベルが、シリアル通信時の電圧レベルと同一の場合、CPU50は、CSI10やDMAC30に不具合が生じていると判定し(ステップS80)、不具合判定を終了する。
これに対して、CPU50は、ステップS90に移行すると、データ信号の転送開始から、第1所定時間t1よりも長い第3所定時間t3後における第2転送残り回数C3を読み出してRAM40に記憶し、ステップS100にて、第2転送残り回数C3が0より大きいか否かを判定する。第2転送残り回数C3が、転送回数C1よりも少ない値であり、0でない場合、CPU50は、転送に遅れが生じていると判定し(ステップS110)、不具合判定を終了する。これとは異なり、第2転送残り回数C3が0の場合、シリアル通信、及び、データの転送は正常に行われていると判定し(ステップS120)、不具合判定を終了する。ちなみに、より詳しく言えば、第3所定時間t3は、図4に示すように、ゲートの開期間よりも長く、ゲートの開閉期間(ゲートが開状態から一度閉状態になり、再び開状態になるまでの期間)よりも短い時間である。
次に、本実施形態に係るマイコン100の作用効果を説明する。制御信号線152に不具合が生じていなければ、ASIC200とマイコン100との間でシリアル通信が正常に行われ、DMAC30によるRAM40への受信データの転送が正常に行われる。そのため、第1転送残り回数C2は、RAM40に格納された転送回数C1よりも少なくなり、両者は一致しなくなる。
しかしながら、制御信号線152に不具合が生じた場合、ASIC200とマイコン100との間でシリアル通信が行われず、DMAC30によるRAM40への受信データの転送が行われない。そのため、第1転送残り回数C2は変動せず、第1転送残り回数C2が転送回数C1に一致する。
このように、第1転送残り回数C2と転送回数C1とが一致するか否かを判定することで、制御信号線152に不具合が生じているか否か、すなわち、制御信号線152にショートなどの不具合が生じているか否かを検出することができる。
なお、DMAC30に不具合が生じた場合、DMAC30によるRAM40への受信データの転送は行われない。そのため、第1転送残り回数C2は変動せず、第1転送残り回数C2と転送回数C1が一致する。したがって、第1転送残り回数C2と転送回数C1とが一致した場合、CSI10やDMAC30に不具合が生じているか否かも検出することができる。
第1転送残り回数C2は、転送開始から、第1所定時間t1よりも短く、且つ、少なくとも1回転送される時間長さを有する第2所定時間t2後の転送残り回数となっている。これによれば、第1転送残り回数C2が、第1所定時間t1後の転送残り回数である構成と比べて、制御信号線152の不具合判定を早めに行うことができる。
CPU50は、データ信号の転送開始から、第1所定時間t1よりも長い第3所定時間t3後における第2転送残り回数C3が0より大きいか否かを判定する。転送遅れが生じていない場合、第3所定時間t3後における第2転送残り回数C3は、0になることが期待される。しかしながら、第3所定時間t3後における第2転送残り回数C3が、転送回数C1よりも少ない値であり、且つ、0ではない場合、転送は行われているが、全ての転送が終了していないこととなる。したがって、転送遅れが生じていると判定される。
CPU50は、第1転送残り回数C2が転送回数C1と一致した場合、ハンドシェイク信号、及び、クロック信号それぞれの電圧レベルが一定か否かを検出し、チップセレクト信号の電圧レベルが、シリアル通信時の電圧レベルか否かを検出する。ハンドシェイク信号やクロック信号の電圧レベルが一定であれば、これらの信号を送信する制御信号線156,157に不具合が生じていると判定され、チップセレクト信号の電圧レベルが、シリアル通信時の電圧レベルと異なるのであれば、チップセレクト信号線155に不具合が生じていると判定される。これらとは異なり、ハンドシェイク信号やクロック信号の電圧レベルが一定ではなく、チップセレクト信号の電圧レベルが、シリアル通信時の電圧レベルと同一の場合、CSI10やDMAC30に不具合が生じていると判定される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態では、デジタルフィルタ20を通したデジタルセンサ信号(受信データ)が、RAM40に転送される例を示した。しかしながら、デジタルフィルタ20をマイコン100が有さない場合、図7に示すように、ASIC200から入力されたデジタルセンサ信号が、受信データとしてRAM40に転送される構成を採用することもできる。この場合、チップセレクト信号線155、及び、クロック信号線156のいずれか一方にショートが生じた場合、シリアル通信が行われない。そのため、第1転送残り回数C2と転送回数C1とが一致する。また、ハンドシェイク信号線157に不具合が生じている場合、1度だけ、シリアル通信は行われる。しかしながら、DMAC30において、転送要因がハンドシェイク信号入力時に設定されているので、転送は行われない。そのため、第1転送残り回数C2と転送回数C1とが一致する。このように、制御信号線155〜157のいずかに不具合が生じている場合においても、転送は行われず、第1転送残り回数C2と転送回数C1とが一致する。
本実施形態では、第1転送残り回数C2が、転送開始から、第1所定時間t1よりも短く、且つ、少なくとも1回転送される時間長さを有する第2所定時間t2後の転送残り回数である例を示した。しかしながら、第1転送残り回数C2が、第1所定時間t1後の転送残り回数である構成を採用することもできる。
本実施形態では、本発明に係る演算処理装置が、エンジンECUのマイコンに適用された例を示した。しかしながら、本発明に係る演算処理装置の適用としては、上記例に限定されない。
10・・・CSI
30・・・DMAC
40・・・RAM
50・・・CPU
100・・・マイコン
151・・・データ信号線
152・・・制御信号線
200・・・ASIC

Claims (5)

  1. データ信号線(151)、及び、制御信号線(152)を介して、外部装置(200)とシリアル通信する演算処理装置であって、
    データ信号、及び、該データ信号を送受信するための制御信号を、前記データ信号線、及び、前記制御信号線を介して前記外部装置とシリアル通信する通信部(10)と、
    該通信部が受信したデータ信号を転送する転送部(30)と、
    該転送部によって転送されたデータ信号、及び、第1所定時間(t1)の間に前記データ信号が転送される転送回数(C1)を格納する格納部(40)と、
    1回転送が行われる度に、前記格納部に格納された転送回数がデクリメントされた第1転送残り回数(C2)、及び、前記格納部に格納された転送回数を比較し、両者が一致する場合に、前記制御信号線に不具合が生じていると判定する判定部(50)と、を有することを特徴とする演算処理装置。
  2. 前記第1転送残り回数は、前記データ信号の転送開始から、前記第1所定時間よりも短い第2所定時間(t2)後の転送残り回数であることを特徴とする請求項1に記載の演算処理装置。
  3. 前記データ信号の転送は、前記第1所定時間の間に行われるように設定されており、
    前記判定部は、前記データ信号の転送開始から、前記第1所定時間よりも長い第3所定時間(t3)後における第2転送残り回数(C3)が、前記格納部に格納された転送回数よりも少ない値であり、且つ、0ではない場合、前記転送部に転送遅れが生じていると判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の演算処理装置。
  4. 前記判定部は、前記第1転送残り回数、及び、前記格納部に格納された転送回数が一致する場合に、前記制御信号の電圧レベルを検出することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の演算処理装置。
  5. 前記制御信号として、チップセレクト信号、ハンドシェイク信号、クロック信号があり、
    前記判定部は、前記ハンドシェイク信号、及び、前記クロック信号それぞれの電圧レベルが一定か否かを検出し、前記チップセレクト信号の電圧レベルが、シリアル通信時の電圧レベルか否かを検出することを特徴とする請求項4に記載の演算処理装置。
JP2012171305A 2012-08-01 2012-08-01 演算処理装置 Active JP5874568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012171305A JP5874568B2 (ja) 2012-08-01 2012-08-01 演算処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012171305A JP5874568B2 (ja) 2012-08-01 2012-08-01 演算処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014033267A true JP2014033267A (ja) 2014-02-20
JP5874568B2 JP5874568B2 (ja) 2016-03-02

Family

ID=50282796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012171305A Active JP5874568B2 (ja) 2012-08-01 2012-08-01 演算処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5874568B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62209945A (ja) * 1986-03-11 1987-09-16 Nec Corp 通信端末装置
JPH033020A (ja) * 1989-05-31 1991-01-09 Nec Corp 制御線瞬断認識防止回路
JPH05189342A (ja) * 1992-01-16 1993-07-30 Nec Corp 通信処理装置動作監視方式
JPH10294723A (ja) * 1997-04-22 1998-11-04 Yazaki Corp 多重通信システム
JPH11203208A (ja) * 1998-01-16 1999-07-30 Denso Corp シリアル通信線のショート検出方法
JP2002009784A (ja) * 2000-06-20 2002-01-11 Hitachi Telecom Technol Ltd Atmネットワークにおける回線障害通知装置
JP2002016904A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Asahi Optical Co Ltd 監視カメラシステムおよび監視カメラシステム用ケーブル
JP2003037600A (ja) * 2001-07-26 2003-02-07 Allied Tereshisu Kk テストマネージャ付きメディアコンバータ、障害検出方法、およびそれを用いたシステム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62209945A (ja) * 1986-03-11 1987-09-16 Nec Corp 通信端末装置
JPH033020A (ja) * 1989-05-31 1991-01-09 Nec Corp 制御線瞬断認識防止回路
JPH05189342A (ja) * 1992-01-16 1993-07-30 Nec Corp 通信処理装置動作監視方式
JPH10294723A (ja) * 1997-04-22 1998-11-04 Yazaki Corp 多重通信システム
JPH11203208A (ja) * 1998-01-16 1999-07-30 Denso Corp シリアル通信線のショート検出方法
JP2002009784A (ja) * 2000-06-20 2002-01-11 Hitachi Telecom Technol Ltd Atmネットワークにおける回線障害通知装置
JP2002016904A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Asahi Optical Co Ltd 監視カメラシステムおよび監視カメラシステム用ケーブル
JP2003037600A (ja) * 2001-07-26 2003-02-07 Allied Tereshisu Kk テストマネージャ付きメディアコンバータ、障害検出方法、およびそれを用いたシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5874568B2 (ja) 2016-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6370717B2 (ja) 通信システム、異常検出装置及び異常検出方法
US9001950B2 (en) Information processing apparatus, serial communication system, method of initialization of communication therefor, and serial communication apparatus
CN107005449B (zh) 通信系统和通信装置
JP2014239432A (ja) 汎用インタフェースを提供する方法、及び、汎用インタフェースを有するマイクロコントローラ
US8594225B2 (en) Circuit arrangement, apparatus and process for the serial sending of data via a connection contact
KR102202408B1 (ko) 제네릭 인터페이스를 제공하기 위한 방법 및 제네릭 인터페이스를 구비한 마이크로컨트롤러
US10606794B1 (en) Clock signal monitor for slave device on a master-slave bus
JP2011123545A (ja) 比較冗長型情報処理装置
KR20140140508A (ko) 제네릭 인터페이스를 제공하기 위한 방법 및 제네릭 인터페이스를 구비한 마이크로컨트롤러
JP5365551B2 (ja) 内燃機関制御装置
JPH05276171A (ja) 通信制御装置
JP5874568B2 (ja) 演算処理装置
CN102769459B (zh) 增强型通信电路
US7848856B2 (en) Communication system and electronic control unit including communication system for vehicle control
US20230146989A1 (en) Communication device and communication system
JP2019186644A (ja) 車載通信システム、車載通信装置、通信プログラム及び通信方法
JP6597325B2 (ja) 電子制御装置
JP3627545B2 (ja) Cpuの異常検出方法
WO2008001433A1 (fr) Appareil de communication de données
JP4134023B2 (ja) バースト転送システム、転送仲介装置
JPH0315866B2 (ja)
JP2006112346A (ja) 信号処理装置
JP6292740B2 (ja) データ受信装置
KR100994356B1 (ko) 통신 시스템 및 통신 방법
JP3217042B2 (ja) 疑似パリティエラー信号発生機能を備えた半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160104

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5874568

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250