JP3217042B2 - 疑似パリティエラー信号発生機能を備えた半導体装置 - Google Patents
疑似パリティエラー信号発生機能を備えた半導体装置Info
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Description
り、特にシリアル・インタフェースの通信機能の他に、
パリティエラーを故意に発生させる疑似パリティエラー
信号発生機能を備えた半導体装置に関する。
スの通信機能を備える半導体装置を搭載したシステム機
器においては、パリティエラー発生時の動作を検証する
時に、パリティエラーを故意に発生させて検証するのが
一般的に行われている。 そのためには、システム機器
の外部にパリティエラー発生用の回路を接続する必要が
あった。この外部に接続する手法では、パリティエラー
の評価手順が煩雑になるうえ、エラーを再現できる動作
に制限があった。
ば特開平7−44409号公報に示すような手法があ
る。同公報記載のパリティエラー検出手段の試験方法に
おける実施例のブロック図を示した図9を参照すると、
このブロック図の回路は、CPU91,94と、バス交
差手段92,95と、I/O93,96と、CPU91
とバス交差手段92とI/O93とを接続するプロセッ
サ内部バス97と、CPU94とバス交差手段95とI
/O96とを接続するプロセッサバス98と、バス交差
手段92および95を接続するバス交差信号線99とを
備える。
部分の情報を、通常の通信の場合とパリティエラー検出
手段試験用の通信の場合とで、異なる設定に取り決めて
いる。
向けて送出される通信は、プロセッサ内部バス97を経
てバス交差手段92のアクセス判定手段921に入力す
る。アクセス判定手段921はこれを識別し、試験用通
信データ発生手段922およびパリティ反転手段924
に試験用通信送信指示をする。
じめ設定された試験データを送信するが、この信号に対
してパリティ反転手段924は通常のパリティとは逆極
性のパリティを付与してセレクタ手段923を経て他方
のバス交差手段95のパリティエラー検出手段955に
送出する。
パリティをチェックし、パリティエラーを検出した場
合、プロセッサ内部バス98を介してCPUに通知する
というものである。
タに通常のパリティとは極性反転したパリティを付加し
て送出する回路を特別に有しており、通信内容のうち、
特定部分の情報を通常の通信の場合とパリティエラー検
出手段試験用の通信の場合とで異なる設定に取り決めて
おく必要がある。
おいては、通常の通信状態であればパリティエラーが発
生することは極めて少ないが、エラー発生時を想定した
送受信装置の評価をあらかじめ実施しておくことは信頼
性の点から重要である。その評価をする上で問題となる
のは、如何にしてエラーを故意に発生させることができ
るか、ということが課題となっていた。前述した従来のパ
リティエラー検出手段を有する半導体装置では、通常の
通信と試験用通信とをアクセス判定手段で識別すると、
その判定結果を受けて試験用のデータを発生させ、その
データに通常のパリティとは逆極性のパリティを付加す
る構成を有しているので、試験機能用のマイクロプロセ
ッサおよびその周辺手段は不要となる等の効果は得られ
る。
用のデータを用いていること、および単に通常状態のパ
リティ・ビットを極性反転させるだけしかできないの
で、本来のパリティエラー発生時の状態を再現している
ことにはならず、元の通信データの任意の特定ビットを
極性反転させることでパリティエラーを意図的に発生さ
せる手段が望まれていた。
みなされたものであり、パリティエラー発生手段を受信
側に持つことにより、元の通信データから任意の1ビッ
トのみを極性反転させたパリティエラーを発生させるこ
とができる疑似パリティエラー信号発生機能を備えた半
導体装置を提供することにある。
ラー信号発生機能を備えた半導体装置の特徴は、内部制
御処理用のCPUと、その周辺回路と、内部メモリと、
前記CPUから内部バスを介して制御され所定の通信フ
ォーマットの各フィールドごとに予め定められた固有値
のフィールド・シーケンス・データが各フィールドごと
に正しく割り振られるようにフィールド・フォーマット
を管理しかつ前記フィールド・シーケンス・データを生
成するフィールド・シーケンス制御部と、前記CPUか
ら内部バスを介して制御され前記所定の通信フォーマッ
トの各フィールドのビットごとに予め定められた固有値
のビット・シーケンス・データが各ビットごとに正しく
割り振られるようにビット・フォーマットを管理しかつ
前記ビット・シーケンス・データを生成するビット・シ
ーケンス制御部と、受信したシリアルデータのデータ・
フィールドの任意の指定ビットを前記通信フォーマット
上の所定の切換タイミングで論理レベルのハイレベルか
らロウレベルへ、ロウレベルからハイレベルへのどちら
にも極性反転させることができ、かつこの反転させたビ
ットおよび前記シリアルデータのうちの一方を選択的に
通信フォーマット・インタフェース部へ出力する疑似エ
ラー・ビット発生手段と、を備えて構成され、前記通信
フォーマットが前記固有値からなる変数により管理され
るとともに、通信エラー発生を想定した動作評価時に、
前記疑似エラー・ビット発生手段により故意に疑似通信
エラーを発生させ前記CPUへ出力することにある。
が、受信した前記シリアルデータの有するビット・シー
ケンス期間およびフィールド・シーケンス期間をそれぞ
れ判定し、その判定結果に応答して、受信した前記シリ
アルデータからパリティ・ビットのみを極性反転させる
ことができる。
が、リセット後の初期状態時に、前記CPUから前記固
有値が設定される第1、第2および第3のレジスタ手段
をそれぞれ有する。
前記初期状態時に初期値の固有値が設定されるレジスタ
およびこのレジスタに設定された前記固有値と前記フィ
ールド・シーケンス制御部のフィールド・シーケンス・
データ値とを所定ビットごとに比較し前記一致信号を出
力する一致回路を備え、前記第2および前記第3のレジ
スタ手段は、前記初期状態時に初期値の固有値が設定さ
れるレジスタおよびこのレジスタに設定された前記固有
値と前記ビット・シーケンス制御部のビット・シーケン
ス・データ値とを所定ビットごとに比較し前記一致信号
を出力する一致回路をそれぞれ備えることもできる。
を受けるごとに、前記第1のレジスタ手段は自身の保持
する前記固有値と前記フィールド・シーケンス制御部の
値とを比較し、前記第2および前記第3のレジスタ手段
はそれぞれの保持する前記固有値と前記ビット・シーケ
ンス制御部の値とを比較し、それぞれ前記一致信号を出
力することもできる。
は、2つの選択入力端子が予めハイレベルを示す“1”
およびロウレベルを示す“0”に固定され所定の第1の
制御信号がハイレベルのとき“1”を選択出力し、ロウ
レベルのとき“0”を選択出力する第1のセレクタと、
予め定める所定の第2の制御信号に応答して前記第1の
セレクタの出力および前記受信データのうちの一方を選
択し、前記通信フォーマット・インタフェース部に出力
する第2のセレクタと、前記CPUから上位ビットの第
1ビットに前記第1のセレクタの選択信号を規定するデ
ータが設定されこのデータを前記所定の第1の制御信号
として前記第1のセレクタへ出力し、下位ビットにパリ
ティ期間を示す第1の固有値が設定される第1のレジス
タおよび前記フィールド・シーケンス制御部から入力す
るフィールド・シーケンス・データ値が前記第1の固有
値になると一致信号を出力する第1の一致回路からなる
第1のレジスタ手段と、前記CPUからデータ期間のデ
ータを示す第2の固有値が設定される第2のレジスタお
よび前記ビット・シーケンス制御部から入力するビット
・シーケンス・データ値が前記第2の固有値になると一
致信号を出力する第2の一致回路からなる第2のレジス
タ手段と、前記CPUから停止期間を示す第3の固有値
が設定される第3のレジスタおよび前記ビット・シーケ
ンス制御部から入力するビット・シーケンス・データ値
が前記第3の固有値になると一致信号を出力する第3の
一致回路からなる第3のレジスタ手段と、前記第1およ
び前記第2のレジスタ手段がそれぞれ出力する一致信号
の論理をとる第1の論理回路と、前記第1および前記第
3のレジスタ手段がそれぞれ出力する一致信号の論理を
とる第2の論理回路と、前記第1の論理回路出力がハイ
レベルになるとセットされ、前記第2の論理回路出力が
ハイレベルになるとリセットされ前記所定の第2の制御
信号として前記第2のセレクタへ出力するRSフリップ
フロップと、を備えて構成される。
手段が、前記シリアルデータのデータ・フィールドの各
データ・ビット期間内に存在する初期値以降の前記固有
値を複数種類予め格納するデータバッファ手段を有する
とともに、格納されたこれらの固有値を、複数の受信デ
ータごとに前記切換タイミングの活性状態から非活性状
態への変化に応答して順次に読み出すことにより前記固
有値による切換タイミングの指定を複数の前記受信デー
タごとに連続的、かつ自動的に行う切換タイミング指定
手段をさらに備えることもできる。
が、前記第1のレジスタの一致信号の活性状態から非活
性状態への変化タイミングが変化するごとに検出する立
ち下がりエッジ検出回路と、複数の受信データごとに異
なる位置の指定ビット・データである初期値以降の固有
値を格納し、この格納したデータを前記立ち下がりエッ
ジ検出回路の出力にそれぞれ応答して前記第1のレジス
タへレジスタ手段設定信号として対応する順序で順次出
力するデータバッファ手段と、をさらに備えてもよい。
さらに、前記疑似エラー・ビット発生手段が、前記第1
および前記第2のレジスタ手段がそれぞれ出力する一致
信号の論理をとる第1の論理回路のハイレベルにより計
数をするカウンタおよびレベル反転対象の指定ビット位
置を示す値を予め設定した第4のレジスタ手段をさらに
備え、前記カウンタの計数値が前記第4のレジスタ手段
に予め設定した値に達した場合に前記切換タイミングの
指定を行うことにより、同一シーケンス中の任意の指定
ビットをレベル反転させることもできる。
手段が、前記第1および前記第2のレジスタ手段がそれ
ぞれ出力する一致信号の論理をとる第1の論理回路のハ
イレベルにより計数をするカウンタおよびレベル反転対
象の指定ビット位置を示す固有値が予め設定されその設
定値と前記カウンタの計数値とが一致したときに一致信
号を出力する第4のレジスタ手段をさらに備え、この第
4のレジスタ手段の前記一致信号を前記RSフリップフ
ロップのセット端子の入力とすることでもよい。
PUから予め設定される初期値としての固有値と前記デ
ータバッファ手段から前記初期値以降の固有値が順次設
定されるレジスタと、このレジスタに設定された固有値
と前記フィールド・シーケンス制御部から出力されるフ
ィールド・シーケンス・データ値とを比較し前記一致信
号を出力する一致回路とを備えることもできる。
ル反転対象の指定ビット位置を示す初期値としての固有
値が予め前記CPUから設定されるレジスタと、このレ
ジスタに設定された固有値と前記カウンタの計数値とが
一致したときに一致信号を出力する一致回路とを備えて
もよい。
発明の疑似パリティエラー信号発生機能を備えた半導体
装置は、シリアル・インタフェースの受信機能を有する
半導体装置において、半導体装置内部に通信エラー(パ
リティエラー)を故意に発生させる手段を有することに
より、エラー発生を想定した時の動作確認を容易にす
る。すなわち、従来外部にエラー発生回路を接続してい
たときは、パリティ・ビットが“0”のものを“1”に
することしかできず、これ以上の機能を実現するにはエ
ラー発生回路が複雑にならざるを得なかったが、本発明
では、第1の実施例において、パリティ・ビットを”
0”から”1”にも、”1”から”0”にもすることが
でき、また、第2の実施形態ではデータ・ビットも自由
に反転することができる。
でき、評価作業の所要時間短縮を可能にするものであ
る。
しながら詳細に説明する。本発明の疑似パリティエラー
信号発生機能を備えた半導体装置は、図面および実施形
態の中では特に触れていないが、送信側、受信側がそれ
ぞれ別のクロックで動作するクロック非同期であり、送
信データで同期をとり、どこからデータが始まるのかを
判断している。内部に通信エラー(パリティエラー)を
故意に発生させる手段を有する全体のブロック構成を示
した図1を参照すると、この疑似パリティエラー信号発
生機能を備えた半導体装置は、内部処理制御用のCPU
10と、シリアル・インタフェース11と、メモリ12
と、周辺ユニット13と、CPU10をアクセスするた
めの内部バス14と、CPU10およびメモリ12間を
接続するバス15と、内部バス14およびメモリ12間
を接続するバス16と、内部バス14およびCPU10
間を接続するバス17と、内部バス14および周辺ユニ
ット13間を接続するバス18と、内部バス14および
シリアル・インタフェース11間を接続するバス19と
で構成している。
にあるレジスタ部110に対しCPU10からバス1
7,内部バス14,バス19を介してデータ書き込みを
実行することができ、また、外部から通信データを入力
するためのシリアルデータ受信端子(以下、RX端子と
称す。図面ではRXバーで表示)122と、外部の受信
装置に対しシリアルデータ送信端子(以下、TX端子と
称す。図面ではTXバーで表示)123とを有する。
置の構成要素ではあるが、本発明には直接関係しないの
で、ここでの説明は省略する。
フェース11の構成をさらに具体的に説明する。シリア
ル・インタフェース11の構成を示した図2およびレジ
スタ手段のブロック図を示した図3(a),(b)を併
せて参照すると、フィールド・シーケンス制御部111
と、ビット・シーケンス制御部112と、レジスタ手段
113と、レジスタ手段114と、レジスタ手段115
と、第1のセレクタ116と、第2のセレクタ117
と、AND回路素子118と、AND回路素子119
と、フリップフロップ120とで構成され、セレクタ1
17の出力は通信フォーマット・インタフェース部(I
EBusインタフェース部)121へ出力され、このI
EBusインタフェース部121において正常な受信デ
ータか否かが判定され、その結果をCPUへ出力する。
受信データRXをモニターし、かつCPU10から内部
バス17を介して制御され所定の通信フォーマット、こ
こでは後述するIEBusフォーマットの各フィールド
ごとに予め定められた固有値のフィールド・シーケンス
・データが各フィールドごとに正しく割り振られるよう
にフィールド・フォーマットを管理しかつかつフィール
ド・シーケンス・データを生成する。
データRXをモニターし、かつCPU10から内部バス
17を介して制御されIEBusフォーマットの各フィ
ールドのビットごとに予め定められた固有値のビット・
シーケンス・データが各ビットごとに正しく割り振られ
るようにビット・フォーマットを管理しかつビット・シ
ーケンス・データを生成する。
および一致回路1132からなり、リセット後の初期状
態時に、フィールド・シーケンス期間に予め規定された
所定の固有値が初期値として設定されるレジスタ113
1およびこのレジスタ1131に設定された固有値と受
信データからフィールド・シーケンス制御部111が生
成したフィールド・シーケンス・データ値とを所定ビッ
トごとに比較し一致信号を出力する一致回路1132と
を備え、CPU10から上位ビットの第1ビットにセレ
クタ116の選択信号を規定するデータが設定され、こ
のデータを所定の制御信号としてセレクタ116へ出力
し、下位ビットにはパリティ期間を示す固有値が設定さ
れ、フィールド・シーケンス制御部111から入力する
フィールド・シーケンスの値が設定した固有値になると
一致信号を出力する。
および一致回路1142からなり、リセット後の初期状
態時に、ビット・シーケンスに予め規定されたデータ期
間を示す固有値がCPU10から初期値として設定され
るレジスタ1141およびこのレジスタ1141に設定
された固有値と受信データからビット・シーケンス制御
部112が生成したビット・シーケンス・データ値とを
所定ビットごとに比較し一致信号を出力する一致回路1
142を備え、CPU10からデータ期間を示す固有値
が設定され、ビット・シーケンス制御部112から入力
するビット・シーケンス・データ値が設定された固有値
になると一致信号を出力する。
および一致回路1152からなり、リセット後の初期状
態時に、ビット・シーケンスに予め規定された停止期間
を示す固有値がCPU10から初期値として設定される
レジスタ1141およびこのレジスタ1141に設定さ
れた固有値と受信データからビット・シーケンス制御部
112が生成したビット・シーケンス・データ値とを所
定ビットごとに比較し一致信号を出力する一致回路11
52を備え、CPU10から停止期間のデータを示す固
有値が設定され、ビット・シーケンス制御部112から
入力するビット・シーケンス・データ値が設定された固
有値になると一致信号を出力する。
端子が予めハイレベルを示す“1”およびロウレベルを
示す“0”に固定され、レジスタ手段113の上位1ビ
ット目がハイレベルのとき“1”を選択出力し、ロウレ
ベルのとき“0”を選択出力する。
14,115の一致信号に応答してセレクタ116の出
力および受信データRXのうちの一方を選択し、通信フ
ォーマット・インタフェース部121に出力する。
とレジスタ手段114がそれぞれ出力する一致信号の論
理積をとる。
とレジスタ手段115がそれぞれ出力する一致信号の論
理積をとる。
子118がハイレベルになるとセットされ、AND素子
119出力がハイレベルになるとリセットされ制御信号
としてセレクタ117へ出力する。
11、ビット・シーケンス制御部112、IEBusイ
ンターフェース部121はそれぞれ既存の回路である。
エラー信号発生機能を備えた半導体装置の動作を説明す
る。ここで、本発明を適用する通信フォーマットの一例
として、IEBus(Inter Equipment
Bus)を示す。このIEBusは日本電気社が提唱
した車両内通信機能に対応するフォーマット規格であ
る。そのフィールド・フォーマットを示した図4、その
うちのデータ・フィールドの1ビット分を取り出して示
した図5およびフィールド・フォーマットのうちデータ
・フィールド部分を取り出して示した図6をそれぞれ併
せて参照しながら説明する。
送信側がヘッダとして1ビットのスタート・ビットおよ
び同報ビットを出力した後、マスタ・アドレス・フィー
ルドの12ビットのマスタ・アドレス・ビットと1ビッ
トのパリティ・ビットを出力し、続けてスレーブ・アド
レス・フィールドの12ビットのスレーブ・アドレス・
ビットと1ビットのパリティ・ビットと1ビットのアク
ノリッジ・ビットを出力する。
信できた場合、1ビットのアクノリッジ・ビットを返信
する。同様に、送信側はコントロール・フィールドの4
ビットのコントロール・ビットと1ビットのパリティ・
ビットと1ビットのアクノリッジ・ビットを出力する。
文長ビットと1ビットのパリティ・ビットと1ビットの
アクノリッジ・ビットを出力する。
データ・ビットにそれぞれ1ビットのパリティ・ビット
と1ビットのアクノリッジ・ビットとを付加して送信す
る。
いかを判断し、正しい場合はアクノリッジ・ビットAを
返信すると同時にデータの受信を行う。ここで、IEB
usのパリティは偶数パリティである。
フィールド・フォーマットの他、ビット・フォーマット
があり、1ビットの波形を規定している。これは図5に
示したように、準備期間、同期期間、データ期間、停止
期間の4期間により構成される。さらに、データ期間は
その中でもデータ1、データ2の2つの期間に分かれて
いる。
タ2期間の間で行われる。準備期間、同期期間などは全
てのビットで必要なものであり、シリアル通信データは
データ期間に現れる。
パリティ・ビット、アクノリッジ・ビットの各ビットに
対応するフィールド・シーケンス・データおよびビット
・シーケンス・データは図6に示すようになる。
データは、データ・ビットの8ビットのうちの2ビット
分とパリティ・ビットとアクノリッジ・ビット各1ビッ
ト分を示しており、ビット・シーケンス・データに示す
各同期期間でハイレベル、フィールド・シーケンスの最
下位ビットに対応するビット・シーケンス・データがハ
イレベル、パリティ・ビットのデータがロウレベル、ア
クノリッジ・ビットがロウレベルの状態である。
間を示す固有値として与えられる値は50H=0101
0000B,そのパリティ期間を示す固有値は51H=
01010001B,アクノリッジ期間を示す固有値は
52H=01010010Bである。
値は10H=0001000B,同期期間を示す固有値
は11H=00010001B,データ1期間を示す固
有値は12H=0001010B,データ2を示す固有
値は13H=00010011B,停止期間を示す固有
値は14H=00010100Bがそれぞれ与えられて
いる。
係わる図4,図5、図6とを併せて参照しながら疑似エ
ラー発生の動作を説明する。
データの格納などを行うブロックであり、セレクタ11
7の出力を入力する。このIEBusインタフェース部
121ブロックはIEBus制御には必須であるが、本
発明には深く関与しないため詳細な説明は省略する。
8ビットとする。以下、レジスタ手段114および11
5も同様に8ビットとする。)には、CPU10から、
初期値として上位1ビットにセレクタ117で選択する
ための信号を規定するデータ“1”または“0”と下位
7ビットには上述したパリティ期間を示す値“51H”
を設定しておく。
“1”を設定すると、セレクタ116は2入力端子がそ
れぞれ“1”および“0”に予め固定されうちの“1”
を選択しし、上位1ビットに“0”を設定すると“0”
を選択する。
り、受信した通信データのフィールド・シーケンスの固
有値が51Hになるとレジスタ手段113は一致信号を
出力する。
0から、初期値としてデータ期間のデータ1を示す値
“12H”を設定しておく。受信した通信データのビッ
ト・シーケンス・データの値が“12H”になると一致
信号を出力する。
0から初期値として停止期間を示す値“14H”を設定
しておく。上述の動作同様に、通信データの受信したビ
ット・シーケンスの値が14Hになると一致信号を出力
する。
スタ手段114の一致信号を受けたAND素子118
は、レジスタ手段114の一致信号の出力タイミングに
同期してハイレベルを出力する。このハイレベルにより
フリップフロップ120がセットされフリップフロップ
120はハイレベルを出力する。
びレジスタ手段115の一致信号を受けたAND素子1
19は、レジスタ手段115の一致信号の出力タイミン
グに同期してハイレベルを出力する。このハイレベルに
よりフリップフロップ120がリセットされセット信号
でハイレベルとなった出力をロウレベルに変化させる。
の出力信号を受けたセレクタ117は、フリップフロッ
プ120のハイレベル出力に応答してRX端子122か
ら入力した受信データを選択し、フリップフロップ12
0のロウレベル出力に応答してセレクタ116の出力を
選択し、IEBusインタフェース部121に出力す
る。
を、図1〜図6を参照しながらで説明する。ここでは、
図4で示した通信フォーマット中においてデータ・フィ
ールドのパリティ・ビットを反転させる場合(ロウレベ
ルのパリティ・ビットをハイレベルに反転させる場合)
について説明する。
タ手段113、114、115に対して初期値設定を行
う。レジスタ手段113のビット6〜0には、信号レベ
ルを反転させたいフィールド・シーケンス期間のフィー
ルド・シーケンス・データ51H(=1010001
B)を設定する。
6の出力が、RX端子122から入力する信号レベル
(51Hのビット7は“0”になっている)と逆極性の
値になるように“1”を設定する。したがって、レジス
タ手段113には“D1H”(=11010001B)
を設定することになる。
ィールド・シーケンス・データ51H(=101000
1B)を設定した期間を対象として、信号レベルの極性
反転を始めるビット・シーケンス期間のビット・シーケ
ンス・データ12H(=00010010B)を設定す
る。
のと同様にフィールド・シーケンス・データ51H(=
1010001B)を設定した期間を対象として、極性
反転を終了させるビット・シーケンス・データ(14
H)を設定する。
始するとRX端子122の信号をモニタしながらビット
・シーケンス制御部111およびフィールド・シーケン
ス制御部112が動作し、対応したビット・シーケンス
・データおよびフィールド・シーケンス・データを出力
する。
トが含まれるフィールド期間、ここではデータ・フィー
ルド期間になると、フィールド・シーケンスの固有値5
1H=11010001Bの下位7ビット101000
1Bとレジスタ手段113に設定された下位7ビット1
010001Bが一致し一致信号が出る。
よび同期期間を経てデータ期間になるとそのビット・シ
ーケンスの固有値12H(=00010010B)が、
レジスタ手段114に初期値として設定された値12H
(=00010010B)と一致し一致信号が出力され
る。この一致信号のハイレベルおよびレジスタ手段11
3の一致信号のハイレベルによりAND素子118出力
がハイレベルになりRSフリップフロップ120がセッ
トされる。
段113の上位1ビットで指定したレベル“1”に応答
して固定値の“1”が選択され、セレクタ117ではセ
レクタ116で選択された固定値“1”レベルが選択さ
れる。
121には、RX端子122に受信したデータの“0”
レベルではなく、セレクタ117の出力である“1”が
入力される。
(14H)に入るとレジスタ手段115に設定された値
14H(=00011000B)とビット・シーケンス
の値14H(=00011000B)が一致し、レジス
タ手段115出力の一致信号はハイレベルとなる。この
ハイレベルおよびレジスタ手段113の一致信号のハイ
レベルによりAND素子119出力がハイレベルになり
RSフリップフロップ120がリセットされる。この
時、セレクタ117はRX端子122に受信したデータ
の“0”レベルが選択されるようになる。
パリティは偶数パリティであるから極性反転は“0”か
ら“1”に変化させたが、仮に奇数パリティであったと
すると、極性反転は“1”から“0”に変化させればよ
い。
パリティ・ビットをロウレベルに反転させる場合は、レ
ジスタ手段113の最上位のビット7(8ビット目)に
“0”を設定し、ビット6〜0には51H=10100
01Bを設定する。
16は固定値“0”を選択してセレクタ117へ出力す
る。データ・フィールド期間のパリティ期間(51H)
になるとレジスタ手段113は一致信号のハイレベルを
出力する。
(12H)になるとレジスタ手段114のレジスタ11
41に初期値設定された12Hと一致するので一致信号
のハイレベルを出力し、AND素子118の出力でフリ
ップフロップ120をセットするので、フリップフロッ
プ120出力はハイレベルとなりセレクタ117はセレ
クタ116で選択した固定値“0”を選択し、IEBu
sインタフェース部121へ出力する。
4H)になるとレジスタ手段115のレジスタ1151
に初期値設定された14Hと一致するので一致信号のハ
イレベルを出力し、AND素子119の出力でフリップ
フロップ120をリセットするので、フリップフロップ
120出力はロウレベルとなりセレクタ117はRX端
子122に受信したデータを選択し、IEBusインタ
フェース部121へ出力する。
たフィールド期間のパリティ・ビットのデータレベルを
“1”から“0”へ、または“0”から“1”へ自由に
変えることができる。
例に限らず、入力データ(受信データ)と変数(シーケ
ンス)が対応するシリアル・インタフェースであれば、
上述の手段が使用できる。
するデータと、セレクタ116で選択された固定レベル
“1”,“0”とを、RSフリップフロップ120の出
力信号によりセレクタ117で選択してIEBusイン
タフェース部121に送るため、所定のタイミングで受
信データを反転させることができる。
導体装置内部に、受信データを操作し故意にパリティ・
エラーを発生させる手段を有しており、さらに、この手
段は受信データのいずれのデータ・ビットでもレベルを
極性反転できるので、パリティエラー試験時に、外部に
試験用の回路を接続する必要がなく、通信対象(送信
側)も既存の半導体装置を用いればよいので、エラー発
生を想定した試験が容易になる。
通信データを試験用データと置き換えるのではなく、受
信側でビット・シーケンスおよびフィールド・シーケン
スを判定し、元の受信データからパリティ・ビットのみ
のレベルを反転することができる手段を有しているの
で、他のビットは元の信号のままで、パリティ・ビット
のみを反転させることでパリティ・エラーを発生できる
ことである。
2の実施の形態のブロック図を示した図7を参照する
と、図2に示した第1の実施形態との相違点は、レジス
タ手段113が出力する一致信号の立ち下がりエッジを
検出し、例えばハイレベル信号を出力する立ち下がりエ
ッジ検出回路124と、この立ち下がりエッジ検出回路
124の出力を受け、格納されている値をレジスタ手段
113に転送するバッファ125をさらに備えることに
ある。また、ここではレジスタ手段としてバッファ12
5からの固有値も設定する図3(c)に示したブロック
図の構成を適用する。それ以外の構成要素は第1の実施
の形態と同様であるから、ここでの構成の説明は省略す
る。
る。再び図7を参照すると、バッファ125には、予め
レジスタ手段113に設定すべき初期値以降の設定値を
複数種類格納しておく。初期値の設定は第1の実施の形
態と同様にリセット後CPUからレジスタ手段113お
よびレジスタ手段114に、それぞれ行われる。
ィ・ビットを有する複数のデータビット期間があり、ま
た他のフィールド期間(マスタ・アドレス、スレーブア
ドレス、コントロール、電文長の各フィールド)もパリ
ティ・ビットを有するフィールドであり、それぞれの期
間には固有の値が決められている。
同様これらのフィールド期間のパリティビットを対象に
しているので、ここでは例えばデータ・フィールド期間
の各データ・ビット期間の固有値を50H(=0101
0001B),60H(=01100001B),70
H(=01110001B),……とし、これらの値が
上述したように予めバッファ125に格納されているも
のとする。
実施形態と同様の動作で固有値50Hに対するビットの
極性反転を行うパリティ期間が終了すると、レジスタ手
段113の一致信号がロウレベルになる。このロウレベ
ルへの立ち下がりタイミングに同期して立ち下がりエッ
ジ検出回路124が例えばハイレベルを出力する。
25(例えば先入れ先出しのFIFO)に格納されてい
る初期値50H(=01010001B)以降の固有値
60H(=01100001B)がレジスタ手段113
に転送され、次の通信に対するレジスタ手段113に対
する固有値の設定が終了する。
対するビットの極性反転を行うパリティ期間が終了する
と、レジスタ手段113の一致信号がロウレベルへの立
ち下がりタイミングに同期して立ち下がりエッジ検出回
路124がハイレベルを出力し、このハイレベル出力に
応答してバッファ125に格納されている3回目の通信
用の固有値70H(=01110001B)がレジスタ
手段113に転送され、3回目の通信に対するレジスタ
手段113に対する固有値の設定が終了する。
数の回数分繰り返し実行する。その他の動作は第1の実
施形態の固有値を本実施例の固有値に読み代えればと同
様の動作として理解できる。
およびバッファ125をさらに備えることにより、連続
する通信において、第1の実施形態では、初期設定した
固有値に対してのみ一致信号が出力され、この信号に応
答して固有値で指定されたパリティデータが極性反転さ
れたが、この第2の実施形態では、初期設定した固有値
だけではなくバッファ125に設定した値に応じて連続
的に、かつ自動的にパリティエラーのテストを行うこと
ができる。
る。第3の実施形態のブロック図を示した図8を参照す
ると、前述した第1の実施形態との相違点は、AND素
子118とフリップフロップ120との間に、レジスタ
手段113に格納したフィールド・シーケンスの値とレ
ジスタ手段114に設定したビット・シーケンスの値と
の一致信号の発生回数を計数するカウンタ126と、カ
ウンタ126の値との一致で一致信号を発生するレジス
タ手段127とを備えることにある。
合、図4および図5を参照すると、フィールド・シーケ
ンスのデータ・フィールド期間はデータ・ビット期間が
例えば50H,60H,70H,……であることを示し
ており、これらの各期間のデータ・ビットはそれぞれ8
ビットである。これらの1ビットにつきさらにデータ期
間(データ1,データ2からなる)が1つずつある。
の間にレジスタ手段114,115はそれぞれ8回一致
信号を出すことになり、第1の実施形態では任意の1ビ
ットのみを反転することはできない。
るため、カウンタ126とレジスタ手段127(構成は
レジスタ手段114と同じ)を設けてある。
フィールドのデータ・ビット期間の8ビットのうち何ビ
ット目を反転させるのかを設定しておく。一例として固
有値50Hのデータビット8ビットのうち2ビット目を
極性反転させるものとする。
ジスタ1141には“2”を予めCPUから設定してお
く。前述した第1の実施形態と同様の動作で初期値の固
有値50Hの8ビットに対する1ビット目のデータ・ビ
ット期間が終了すると、レジスタ手段113および11
4それぞれの一致信号によりカウンタ126が1だけカ
ウントアップし、計数値は“1”となる。このときレジ
スタ手段127の格納値“2”とは不一致であるからフ
リップフロップはセットされずセレクタ117はRX端
子122の受信データをそのまま出力する。
2ビット目の極性反転を行うパリティ期間が終了する
と、レジスタ手段113および114それぞれの一致信
号によりカウンタ126が1だけカウントアップし計数
値は“2”となる。
手段127の格納値“2”とが比較され一致信号が出力
される。この一致信号によりフリップフロップ120が
セットされ、セレクタ117はセレクタ116で選択し
た固定値“0”を出力する。固有値をD1Hに設定した
場合はセレクタ116で選択した固定値“1”を出力す
る。
のデータ期間でビット・シーケンスのデータ期間が何回
出現したかをカウンタ126でカウントすることによ
り、フィールド・シーケンスのデータ期間の任意ビット
のみを反転することができるようになる。上述の例では
データ・フィールドについて述べたが、同様な動作によ
り他のフィールドのデータ・ビットも操作できることは
明らかである。その他の部分の動作は第1の実施形態と
同様であるからここでの動作説明は省略する。
ィエラー信号発生機能を備えた半導体装置は、受信した
シリアルデータの任意の指定ビットを通信フォーマット
上の所定の切換タイミングで論理レベルのハイレベルか
らロウレベルへ、ロウレベルからハイレベルへのどちら
にも極性反転させることができ、かつこの反転させたビ
ットおよびシリアルデータのうちの一方を選択的に通信
フォーマット・インタフェース部(IEBusインタフ
ェース部)へ出力する疑似エラー・ビット発生手段をさ
らに有し、通信エラー発生を想定した動作評価時に、疑
似エラー・ビット発生手段により故意に疑似通信エラー
を発生させるので、パリティエラー試験時に外部に試験
用の回路を接続する必要がなく、通信対象(送信側)も
既存の半導体装置を用いればよいので、試験方法が容易
になることである。また、パリティ・ビット以外でも、
任意のビットのレベルを変えることにより、より詳細な
試験ができる。
信データを試験用データと置き換えるのではなく、受信
側でビット・シーケンスおよびフィールド・シーケンス
を判定し、元の受信データからパリティ・ビットのみの
レベルを反転することができる手段を有しているので、
他のビットは元の信号のままで、パリティ・ビットのみ
を反転させることでパリティ・エラーを発生できる。
ー)を故意に発生させる手段を有する全体の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
た図である。
取り出して示した図である。
ールド部分を取り出して示した図である。
ロック図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 内部制御処理用のCPUと、その周辺回
路と、内部メモリと、前記CPUから内部バスを介して
制御され所定の通信フォーマットの各フィールドごとに
予め定められた固有値のフィールド・シーケンス・デー
タが各フィールドごとに正しく割り振られるようにフィ
ールド・フォーマットを管理しかつ前記フィールド・シ
ーケンス・データを生成するフィールド・シーケンス制
御部と、前記CPUから内部バスを介して制御され前記
所定の通信フォーマットの各フィールドのビットごとに
予め定められた固有値のビット・シーケンス・データが
各ビットごとに正しく割り振られるようにビット・フォ
ーマットを管理しかつ前記ビット・シーケンス・データ
を生成するビット・シーケンス制御部と、受信したシリ
アルデータのデータ・フィールドの任意の指定ビットを
前記通信フォーマット上の所定の切換タイミングで論理
レベルのハイレベルからロウレベルへ、ロウレベルから
ハイレベルへのどちらにも極性反転させることができ、
かつこの反転させたビットおよび前記シリアルデータの
うちの一方を選択的に通信フォーマット・インタフェー
ス部へ出力する疑似エラー・ビット発生手段と、を備え
て構成され、前記通信フォーマットが前記固有値からな
る変数により管理されるとともに、通信エラー発生を想
定した動作評価時に、前記疑似エラー・ビット発生手段
により故意に疑似通信エラーを発生させ前記CPUへ出
力することを特徴とする疑似パリティエラー信号発生機
能を備えた半導体装置。 - 【請求項2】 前記疑似エラー・ビット発生手段が、受
信した前記シリアルデータの有するビット・シーケンス
期間およびフィールド・シーケンス期間をそれぞれ判定
し、その判定結果に応答して、受信した前記シリアルデ
ータからパリティ・ビットのみを極性反転させる請求項
1記載の疑似パリティエラー信号発生機能を備えた半導
体装置。 - 【請求項3】 前記疑似エラー・ビット発生手段が、リ
セット後の初期状態時に、前記CPUから前記固有値が
設定される第1、第2および第3のレジスタ手段をそれ
ぞれ有する請求項1記載の疑似パリティエラー信号発生
機能を備えた半導体装置。 - 【請求項4】 前記第1のレジスタ手段は、前記初期状
態時に初期値の固有値が設定されるレジスタおよびこの
レジスタに設定された前記固有値と前記フィールド・シ
ーケンス制御部のフィールド・シーケンス・データ値と
を所定ビットごとに比較し前記一致信号を出力する一致
回路を備え、前記第2および前記第3のレジスタ手段
は、前記初期状態時に初期値の固有値が設定されるレジ
スタおよびこのレジスタに設定された前記固有値と前記
ビット・シーケンス制御部のビット・シーケンス・デー
タ値とを所定ビットごとに比較し前記一致信号を出力す
る一致回路をそれぞれ備える請求項3記載の疑似パリテ
ィエラー信号発生機能を備えた半導体装置。 - 【請求項5】 前記初期値設定後、前記受信データを受
けるごとに、前記第1のレジスタ手段は自身の保持する
前記固有値と前記フィールド・シーケンス制御部の値と
を比較し、前記第2および前記第3のレジスタ手段はそ
れぞれの保持する前記固有値と前記ビット・シーケンス
制御部の値とを比較し、それぞれ前記一致信号を出力す
る請求項4記載の疑似パリティエラー信号発生機能を備
えた半導体装置。 - 【請求項6】 前記疑似エラー・ビット発生手段は、2
つの選択入力端子が予めハイレベルを示す“1”および
ロウレベルを示す“0”に固定され所定の第1の制御信
号がハイレベルのとき“1”を選択出力し、ロウレベル
のとき“0”を選択出力する第1のセレクタと、予め定
める所定の第2の制御信号に応答して前記第1のセレク
タの出力および前記受信データのうちの一方を選択し、
前記通信フォーマット・インタフェース部に出力する第
2のセレクタと、前記CPUから上位ビットの第1ビッ
トに前記第1のセレクタの選択信号を規定するデータが
設定されこのデータを前記所定の第1の制御信号として
前記第1のセレクタへ出力し、下位ビットにパリティ期
間を示す第1の固有値が設定される第1のレジスタおよ
び前記フィールド・シーケンス制御部から入力するフィ
ールド・シーケンス・データ値が前記第1の固有値にな
ると一致信号を出力する第1の一致回路からなる第1の
レジスタ手段と、前記CPUからデータ期間のデータを
示す第2の固有値が設定される第2のレジスタおよび前
記ビット・シーケンス制御部から入力するビット・シー
ケンス・データ値が前記第2の固有値になると一致信号
を出力する第2の一致回路からなる第2のレジスタ手段
と、前記CPUから停止期間を示す第3の固有値が設定
される第3のレジスタおよび前記ビット・シーケンス制
御部から入力するビット・シーケンス・データ値が前記
第3の固有値になると一致信号を出力する第3の一致回
路からなる第3のレジスタ手段と、前記第1および前記
第2のレジスタ手段がそれぞれ出力する一致信号の論理
をとる第1の論理回路と、前記第1および前記第3のレ
ジスタ手段がそれぞれ出力する一致信号の論理をとる第
2の論理回路と、前記第1の論理回路出力がハイレベル
になるとセットされ、前記第2の論理回路出力がハイレ
ベルになるとリセットされ前記所定の第2の制御信号と
して前記第2のセレクタへ出力するRSフリップフロッ
プと、を備えて構成される請求項1記載の疑似パリティ
エラー信号発生機能を備えた半導体装置。 - 【請求項7】 前記疑似エラー・ビット発生手段が、前
記シリアルデータのデータ・フィールドの各データ・ビ
ット期間内に存在する初期値以降の前記固有値を複数種
類予め格納するデータバッファ手段を有するとともに、
格納されたこれらの固有値を、複数の受信データごとに
前記切換タイミングの活性状態から非活性状態への変化
に応答して順次に読み出すことにより前記固有値による
切換タイミングの指定を複数の前記受信データごとに連
続的、かつ自動的に行う切換タイミング指定手段をさら
に備える請求項1記載の疑似パリティエラー信号発生機
能を備えた半導体装置。 - 【請求項8】 前記疑似エラー・ビット発生手段が、前
記第1のレジスタの一致信号の活性状態から非活性状態
への変化タイミングが変化するごとに検出する立ち下が
りエッジ検出回路と、複数の受信データごとに異なる位
置の指定ビット・データである初期値以降の固有値を格
納し、この格納したデータを前記立ち下がりエッジ検出
回路の出力にそれぞれ応答して前記第1のレジスタへレ
ジスタ手段設定信号として対応する順序で順次出力する
データバッファ手段と、をさらに備える請求項6記載の
疑似パリティエラー信号発生機能を備えた半導体装置。 - 【請求項9】 前記疑似エラー・ビット発生手段が、前
記第1および前記第2のレジスタ手段がそれぞれ出力す
る一致信号の論理をとる第1の論理回路のハイレベルに
より計数をするカウンタおよびレベル反転対象の指定ビ
ット位置を示す値を予め設定した第4のレジスタ手段を
さらに備え、前記カウンタの計数値が前記第4のレジス
タ手段に予め設定した値に達した場合に前記切換タイミ
ングの指定を行うことにより、同一シーケンス中の任意
の指定ビットをレベル反転させる請求項6記載の疑似パ
リティエラー信号発生機能を備えた半導体装置。 - 【請求項10】 前記疑似エラー・ビット発生手段が、
前記第1および前記第2のレジスタ手段がそれぞれ出力
する一致信号の論理をとる第1の論理回路のハイレベル
により計数をするカウンタおよびレベル反転対象の指定
ビット位置を示す固有値が予め設定されその設定値と前
記カウンタの計数値とが一致したときに一致信号を出力
する第4のレジスタ手段をさらに備え、この第4のレジ
スタ手段の前記一致信号を前記RSフリップフロップの
セット端子の入力とする請求項6記載の疑似パリティエ
ラー信号発生機能を備えた半導体装置。 - 【請求項11】 前記第1のレジスタ手段は、前記CP
Uから予め設定される初期値としての固有値と前記デー
タバッファ手段から前記初期値以降の固有値が順次設定
されるレジスタと、このレジスタに設定された固有値と
前記フィールド・シーケンス制御部から出力されるフィ
ールド・シーケンス・データ値とを比較し前記一致信号
を出力する一致回路とを備える請求項8記載の疑似パリ
ティエラー信号発生機能を備えた半導体装置。 - 【請求項12】 前記第4のレジスタ手段は、レベル反
転対象の指定ビット位置を示す初期値としての固有値が
予め前記CPUから設定されるレジスタと、このレジス
タに設定された固有値と前記カウンタの計数値とが一致
したときに一致信号を出力する一致回路とを備える請求
項10記載の疑似パリティエラー信号発生機能を備えた
半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11865399A JP3217042B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 疑似パリティエラー信号発生機能を備えた半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11865399A JP3217042B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 疑似パリティエラー信号発生機能を備えた半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000305797A JP2000305797A (ja) | 2000-11-02 |
JP3217042B2 true JP3217042B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=14741899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11865399A Expired - Fee Related JP3217042B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 疑似パリティエラー信号発生機能を備えた半導体装置 |
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-
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