JP2014032762A - 回転コネクタ装置 - Google Patents
回転コネクタ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014032762A JP2014032762A JP2012171187A JP2012171187A JP2014032762A JP 2014032762 A JP2014032762 A JP 2014032762A JP 2012171187 A JP2012171187 A JP 2012171187A JP 2012171187 A JP2012171187 A JP 2012171187A JP 2014032762 A JP2014032762 A JP 2014032762A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- inner case
- colored
- neutral state
- connector device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
【解決手段】外側ケース2及び内側ケース3間の収納空間4内に配設された少なくとも四本のフラットケーブル5が何れも中間部の反転部5rで反転されて外側ケース2及び内側ケース3に逆方向に巻回されてなる反転式の回転コネクタ装置である。外側ケース2又は内側ケース3の周方向に互いに離隔して開口形成され、中立状態で反転部5rが収納空間4の外部から視認される位置に配置された二つの視認窓35と、位置合わせマーク7と、フラットケーブル5のうちの少なくとも一本として設けられ、他のフラットケーブル5とは異なる色に着色された着色ケーブル52Bとを備える。フラットケーブル5の反転部5rは収納空間4の周方向に等間隔に設けられ、着色ケーブル52Bの反転部52Brは中立状態で視認窓35と重ならない位置に設けられる。
【選択図】図1
Description
また、この回転コネクタ装置は、視認窓から見える所定のマークの見え方によって中立状態であるか、中立状態から若干ずれているかを判断しているため、フラットケーブルの位置決めを高精度に行う必要がある。
しかし、各フラットケーブルを必要な長さに形成する際に生じるばらつきや、所定のマークを付与する際のばらつき等を考慮すると、フラットケーブルの位置決めを高精度に行うことは困難である。
なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的として位置づけることができる。
この回転コネクタ装置は、前記外側ケース又は前記内側ケースの周方向に互いに離隔して開口形成され、前記内側ケースの右回りの回転数と左回りの回転数とが等しくなる中立状態で前記反転部が前記収納空間の外部から視認される位置に配置された二つの視認窓と、前記中立状態となり得る回転位置に前記内側ケースを合わせるための位置合わせマークと、前記フラットケーブルのうちの少なくとも一本として設けられ、他の前記フラットケーブルとは異なる色に着色された着色ケーブルと、を備える。さらに、前記フラットケーブルの前記反転部は、前記収納空間の周方向に等間隔に設けられると共に、前記着色ケーブルの前記反転部は、前記中立状態で前記視認窓と重ならない位置に設けられることを特徴としている。
(3)あるいは、前記視認窓が、前記外側ケース又は前記内側ケースの周方向に隣接して設けられ、前記フラットケーブルが四本設けられると共に、前記着色ケーブルが二本設けられることが好ましい。
(5)また、前記視認窓が、前記内側ケースの環状蓋部に形成されることが好ましい。
(6)また、前記位置合わせマークが、前記外側ケースに設けられた第一マークと、前記内側ケースに設けられ、前記中立状態で(前記中立状態となり得る回転位置で)前記第一マークと一致する第二マークとからなることが好ましい。
[1.第一実施形態]
[1−1.構造]
図1に示すように、本実施形態に係る回転コネクタ装置1は、外側ケース2と内側ケース3とが組み合わされて形成される収納空間4内に、四本のフラットケーブル5が巻回状態で配設されて構成される。回転コネクタ装置1は、これらフラットケーブル5の巻回方向が途中で反転された状態で収納され、後述する反転部5rの反力で形状を維持し、四つの反転部5rの位置関係を保持したまま回転するケーブル反転式の回転コネクタ装置である。
次に、図3を用いて、本回転コネクタ装置1の内側ケース3を回転させたときの、視認窓35と反転部5rとの関係を説明する。併せて、図4(a),(b)を用いて、回転コネクタ装置1が中立状態であるか否かを確認する手法を説明する。図3は、内側ケース3を左回りに回転させたときの回転状態を示し、横軸に時間、縦軸に回転数をとったグラフである。なお、縦軸の回転数が1となると、左回りに一回転して戻ってきたことになるため、回転数を0に戻して表現している。また、時刻t0は中立状態である。
したがって、本回転コネクタ装置1によれば、位置合わせマーク7により内側ケース3の回転位置を中立状態になり得る位置に合わせることができ、この状態で二つの視認窓35から着色ダミーケーブル52Bでないフラットケーブル5の反転部5rが視認されれば、それが中立状態であると簡単に確認することができる。一方、内側ケース3の回転位置を中立状態になり得る位置に合わせている状態で、二つの視認窓35から共に着色ダミーケーブル52B以外の反転部5rが視認されなければ、中立状態ではないと判断することができる。つまり、本回転コネクタ装置1によれば、二つの視認窓35と位置合わせマーク7とを見ながら内側ケース3を回転させることで、簡単に中立状態を確認しながら合わせることができる。
また、位置合わせマーク7が、外側ケース2に設けられた第一マーク27と、内側ケース3に設けられ、中立状態で第一マーク27と一致する第二マーク37とから構成されているため、回転コネクタ装置1が中立状態となる位置に内側ケース3を正確に合わせることができる。
上記実施形態では、四本のフラットケーブル5のうち、二本が活線ケーブル51であり、残りの二本がダミーケーブル52である場合を説明したが、活線ケーブル51及びダミーケーブル52の本数はこれに限られず、活線ケーブル51が一本又は三本であり、ダミーケーブル52が三本又は一本であってもよい。
次に、第二実施形態に係る回転コネクタ装置1′について、図5,図6を用いて説明する。本回転コネクタ装置1′は、二つの視認窓35が設けられる位置と、フラットケーブル5に含まれる着色ケーブルの数及び反転部の位置とが異なる点を除いて、第一実施形態の構造と同様である。以下、第一実施形態と同様の部品や構造については、第一実施形態と同様の符号を付し、重複する説明は省略する。
また、本実施形態の回転コネクタ装置1′は、第一実施形態の効果で説明した他の効果も得ることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記した第一実施形態及び第二実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
上記の各実施形態では、二つの視認窓35が内側ケース3の環状蓋部31に形成されているが、二つの視認窓35の位置はこれに限られず、例えば、内側ケース3の内筒部32や、外側ケース2の環状底部21又は外筒部22に形成されていてもよい。また、二つの視認窓35の大きさや形状も特に限定されず、収納空間4内の反転部5rが外部から視認できるように形成されていればよい。
また、ダミーケーブル52を含まない(すなわち、四本とも活線ケーブル51である)回転コネクタ装置であってもよい。
なお、本回転コネクタ装置1,1′は、車両のステアリングホイールに装着されるものに限られない。
2 外側ケース
21 環状底部
22 外筒部
23 固定側コネクタ部(第一コネクタ部)
24 スリーブ
3 内側ケース
31 環状蓋部
32 内筒部
33 回転側コネクタ部(第二コネクタ部)
35,35A,35B,35C,35D 視認窓
4 収納空間
5 フラットケーブル
51 活線ケーブル
52 ダミーケーブル
52A 無着色ダミーケーブル
52B 着色ダミーケーブル(着色ケーブル)
5r,51r,52Ar,52Br 反転部
6,26,36 貫通孔
7 位置合わせマーク
27 第一マーク
37 第二マーク
Claims (6)
- 外側ケースと該外側ケースに対して相対回転自在に嵌合された内側ケースとの間に形成された環状の収納空間に少なくとも四本のフラットケーブルが巻回状態で配設され、前記フラットケーブルが何れも中間部の反転部で反転されて前記外側ケース及び前記内側ケースに逆方向に巻回されてなる反転式の回転コネクタ装置であって、
前記外側ケース又は前記内側ケースの周方向に互いに離隔して開口形成され、前記内側ケースの右回りの回転数と左回りの回転数とが等しくなる中立状態で前記反転部が前記収納空間の外部から視認される位置に配置された二つの視認窓と、
前記中立状態となり得る回転位置に前記内側ケースを合わせるための位置合わせマークと、
前記フラットケーブルのうちの少なくとも一本として設けられ、他の前記フラットケーブルとは異なる色に着色された着色ケーブルと、を備え、
前記フラットケーブルの前記反転部が、前記収納空間の周方向に等間隔に設けられると共に、
前記着色ケーブルの前記反転部が、前記中立状態で前記視認窓と重ならない位置に設けられる
ことを特徴とする、回転コネクタ装置。 - 前記視認窓が、前記外側ケース又は前記内側ケースの周方向に等間隔に設けられ、
前記フラットケーブルが四本設けられると共に、前記着色ケーブルが一本設けられる
ことを特徴とする、請求項1記載の回転コネクタ装置。 - 前記視認窓が、前記外側ケース又は前記内側ケースの周方向に隣接して設けられ、
前記フラットケーブルが四本設けられると共に、前記着色ケーブルが二本設けられる
ことを特徴とする、請求項1記載の回転コネクタ装置。 - 前記着色ケーブルが、視認性の低い色に着色されている
ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の回転コネクタ装置。 - 前記視認窓が、前記内側ケースの環状蓋部に形成される
ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の回転コネクタ装置。 - 前記位置合わせマークが、前記外側ケースに設けられた第一マークと、前記内側ケースに設けられ、前記中立状態で前記第一マークと一致する第二マークとからなる
ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の回転コネクタ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012171187A JP2014032762A (ja) | 2012-08-01 | 2012-08-01 | 回転コネクタ装置 |
TW102127398A TWI557000B (zh) | 2012-08-01 | 2013-07-31 | Rotating the connection device |
CN201310332208.9A CN103579986A (zh) | 2012-08-01 | 2013-08-01 | 旋转连接器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012171187A JP2014032762A (ja) | 2012-08-01 | 2012-08-01 | 回転コネクタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014032762A true JP2014032762A (ja) | 2014-02-20 |
Family
ID=50051200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012171187A Pending JP2014032762A (ja) | 2012-08-01 | 2012-08-01 | 回転コネクタ装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014032762A (ja) |
CN (1) | CN103579986A (ja) |
TW (1) | TWI557000B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017126464A (ja) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | アルプス電気株式会社 | 回転コネクタ |
WO2022014541A1 (ja) | 2020-07-15 | 2022-01-20 | 古河電気工業株式会社 | 回転コネクタ装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6608294B2 (ja) * | 2016-01-28 | 2019-11-20 | アルプスアルパイン株式会社 | 回転コネクタ |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05234651A (ja) * | 1992-02-20 | 1993-09-10 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 回転体と固定体間の伝送装置 |
JP2004222369A (ja) * | 2003-01-10 | 2004-08-05 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 回転コネクタ装置 |
JP2007265794A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 回転コネクタ |
JP2008035677A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 回転コネクタ装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2732285B1 (fr) * | 1995-03-31 | 1997-06-20 | Magneti Marelli France | Contacteur electrique tournant comprenant des moyens de detrompage au montage |
US6962497B2 (en) * | 2003-04-16 | 2005-11-08 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Rotary connector having an identifiable neutral position |
JP2006216370A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Alps Electric Co Ltd | 回転コネクタ |
JP4177391B2 (ja) * | 2006-06-01 | 2008-11-05 | 古河電気工業株式会社 | 回転コネクタ装置 |
TWI365578B (en) * | 2008-10-15 | 2012-06-01 | Inventec Corp | Hinge structure with a dc-in |
TWI378613B (en) * | 2010-05-26 | 2012-12-01 | Tpv Electronics Fujian Co Ltd | Rotary-contact type electrical connector |
CN201781170U (zh) * | 2010-07-15 | 2011-03-30 | 中航光电科技股份有限公司 | 一种防水电旋转连接器 |
-
2012
- 2012-08-01 JP JP2012171187A patent/JP2014032762A/ja active Pending
-
2013
- 2013-07-31 TW TW102127398A patent/TWI557000B/zh not_active IP Right Cessation
- 2013-08-01 CN CN201310332208.9A patent/CN103579986A/zh active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05234651A (ja) * | 1992-02-20 | 1993-09-10 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 回転体と固定体間の伝送装置 |
JP2004222369A (ja) * | 2003-01-10 | 2004-08-05 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 回転コネクタ装置 |
JP2007265794A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 回転コネクタ |
JP2008035677A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 回転コネクタ装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017126464A (ja) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | アルプス電気株式会社 | 回転コネクタ |
WO2022014541A1 (ja) | 2020-07-15 | 2022-01-20 | 古河電気工業株式会社 | 回転コネクタ装置 |
KR20230035637A (ko) | 2020-07-15 | 2023-03-14 | 후루카와 덴키 고교 가부시키가이샤 | 회전 커넥터 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWI557000B (zh) | 2016-11-11 |
TW201425097A (zh) | 2014-07-01 |
CN103579986A (zh) | 2014-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4177391B2 (ja) | 回転コネクタ装置 | |
JP7263368B2 (ja) | モーター | |
JP2014032762A (ja) | 回転コネクタ装置 | |
CN105226475A (zh) | 旋转连接器 | |
JPH05168134A (ja) | ケーブルリール | |
KR102107155B1 (ko) | 토크 앵글 센서 | |
JP2013088349A (ja) | 電流センサ | |
JP5041449B2 (ja) | 回転コネクタ装置 | |
JPH09257464A (ja) | ステアリングホイールの回転角度検出装置 | |
JP7129470B2 (ja) | 回転コネクタ装置及び回転コネクタ装置の組付構造 | |
JP2014033502A (ja) | 回転コネクタ装置 | |
JP2008035677A (ja) | 回転コネクタ装置 | |
JP4234446B2 (ja) | 回転コネクタ装置 | |
JP7054646B2 (ja) | 回転構造体 | |
US11539263B2 (en) | Rotary connector device and method of assembling rotary connector device | |
KR20180028566A (ko) | 스티어 바이 와이어 시스템용 조향장치 | |
JP2020161446A (ja) | 回転コネクタ装置 | |
JP4615488B2 (ja) | 回転コネクタ装置 | |
JP7028638B2 (ja) | 回転コネクタ装置及び回転コネクタ装置の組付構造 | |
JP2007534934A (ja) | 回転体の角度位置を求める装置 | |
TWM608694U (zh) | 角度感知裝置 | |
JP7407540B2 (ja) | 回転コネクタ | |
JPH019307Y2 (ja) | ||
US11244796B2 (en) | Switch device and assembly method of switch device | |
JP4690945B2 (ja) | 回転コネクタ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150424 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160307 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160802 |