JP2014029751A - クリーニングシステム、ディスク装置、及び、クリーニング方法 - Google Patents

クリーニングシステム、ディスク装置、及び、クリーニング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ディスク装置が再生可能でないフォーマットでコンテンツが記録されたクリーニングディスクを用いたクリーニングを実現する。
【解決手段】制御部121は、クリーニングディスク400が装着された状態で、光ピックアップ104が読み込んだ情報に基づいて、特定のフォーマットで記録されたコンテンツ情報の読み込みを継続するためのコマンドを生成する。制御部111は、制御部121が生成したコマンドに基づいて、スピンドルモータ102とステッピングモータ106とを制御する。制御部121は、生成したコマンドを、記憶装置300に記録する。ディスク装置200は、クリーニングディスク400が装着された状態で、記憶装置200に記憶されているコマンドに基づいて、自らが備えるスピンドルモータとステッピングモータとを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、クリーニングシステム、ディスク装置、及び、クリーニング方法に関する。
現在、ディスク装置などに用いられる光ピックアップ用の対物レンズをクリーニングすることが可能なクリーニングディスクが知られている。クリーニングディスクの記録面には、対物レンズをクリーニングするためのクリーニング部材が設けられる。また、クリーニングディスクの記録面には、クリーニングの際に再生するべきコンテンツが記録される。
ここで、クリーニング部材が対物レンズを効率よくクリーニングするためには、対物レンズが適切にクリーニング部材を通過するように、クリーニング部材が配置される記録面上の位置や、コンテンツが記録される記録面内における位置などを適切に調整することが重要である。例えば、特許文献1には、レンズが湿式部材を通過した後、湿式部材を通過することなく乾式部材を複数回通過するように、クリーニング部材が配置される位置とコンテンツが記録される位置とが調整されたレンズクリーナーが開示されている。このようなレンズクリーナーとしては、たとえばDVDドライブのクリーニング用として、DVD−Video規格で前述のようなコンテンツを書き込んだクリーニングディスクが知られている。
特開2000−260145号公報
しかしながら、特定のフォーマットで記録されたコンテンツを再生できないディスク装置では、この特定のフォーマットでコンテンツが記録されたクリーニングディスクを使用してクリーニングすることができなかった。たとえば、DVDディスクへのデータの書き込み/読み出しを行う機能を備えるがDVD−Video規格で記録された光ディスクの再生機能を持たない、すなわちDVD−Video規格に対応していないディスク装置では、このようなクリーニングディスクを使用することができなかった。このため、ディスク装置が再生可能でないフォーマットでコンテンツが記録されたクリーニングディスクを用いて、このディスク装置が備える対物レンズをクリーニングしたいという要望がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ディスク装置が再生可能でないフォーマットでコンテンツが記録されたクリーニングディスクを用いたクリーニングを実現することが可能なクリーニングシステム、ディスク装置、及び、クリーニング方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係るクリーニングシステムは、
対物レンズをクリーニングするための部材が記録面の特定の位置に設けられ、コンテンツ情報が前記記録面に特定のフォーマットで記録されたクリーニングディスクが装着される第1のターンテーブルと、
前記クリーニングディスクの記録面に近接する第1の対物レンズを有し、前記記録面の前記第1の対物レンズの近傍の位置に記録された情報を読み込む第1の光ピックアップと、
前記第1のターンテーブルを前記クリーニングディスクの周方向に駆動するとともに、前記第1の光ピックアップを前記クリーニングディスクの半径方向に駆動する第1の駆動部と、
前記第1の光ピックアップが読み込んだ情報に基づいて、前記特定のフォーマットで記録されたコンテンツ情報の読み込みを継続するためのコマンドを生成する生成部と、
前記生成部が生成したコマンドに基づいて、前記第1の駆動部を制御する第1の制御部と、
前記生成部が生成したコマンドを、記憶装置に記録する記録部と、を備える第1のディスク装置と、
前記クリーニングディスクが装着される第2のターンテーブルと、
前記クリーニングディスクの記録面に近接する第2の対物レンズを有し、前記記録面の前記第2の対物レンズの近傍の位置に記録された情報を読み込む第2の光ピックアップと、
前記第2のターンテーブルを前記クリーニングディスクの周方向に駆動するとともに、前記第2の光ピックアップを前記クリーニングディスクの半径方向に駆動する第2の駆動部と、
前記記憶装置に記憶されているコマンドに基づいて、前記第2の駆動部を制御する第2の制御部と、を備える第2のディスク装置と、を備える、
ことを特徴とする。
前記記録部は、前記生成部が生成したコマンドを、生成された順序と対応づけて前記記憶装置に記録し、
前記第2の制御部は、前記対応づけられた順序が早いコマンドに基づく制御から順に実行してもよい。
前記生成部は、前記記録面に記録されている情報を読み込み可能な状態とすることを指示する移動コマンドと、前記記録面から特定のサイズの情報を読み込むことを指示する読込コマンドと、を生成してもよい。
前記記録面には、前記コンテンツ情報が複数互いに異なる位置に記録されており、
前記生成部は、前記複数のコンテンツ情報のそれぞれについて、前記移動コマンドと前記読込コマンドとを生成してもよい。
前記第1のディスク装置は、前記第1の光ピックアップが読み込んだコンテンツ情報により表されるコンテンツを再生する再生部をさらに備えてもよい。
上記目的を達成するために、本発明の第2の観点に係るディスク装置は、
対物レンズをクリーニングするための部材が記録面の特定の位置に設けられ、コンテンツ情報が前記記録面に特定のフォーマットで記録されたクリーニングディスクが装着されるターンテーブルと、
前記クリーニングディスクの記録面に近接する対物レンズを有し、前記記録面の前記対物レンズの近傍の位置に記録された情報を読み込む光ピックアップと、
前記ターンテーブルを前記クリーニングディスクの周方向に駆動するとともに、前記光ピックアップを前記クリーニングディスクの半径方向に駆動する駆動部と、
前記光ピックアップが読み込んだ情報に基づいて、前記特定のフォーマットで記録されたコンテンツ情報の読み込みを継続するためのコマンドを生成する生成部と、
前記生成部が生成したコマンドに基づいて、前記駆動部を制御する制御部と、
前記生成部が生成したコマンドを、記憶装置に記録する記録部と、を備える、
ことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の第3の観点に係るクリーニング方法は、
対物レンズをクリーニングするための部材が記録面の特定の位置に設けられ、コンテンツ情報が前記記録面に特定のフォーマットで記録されたクリーニングディスクが装着される第1のターンテーブルと、
前記クリーニングディスクの記録面に近接する第1の対物レンズを有し、前記記録面の前記第1の対物レンズの近傍の位置に記録された情報を読み込む第1の光ピックアップと、
前記第1のターンテーブルを前記クリーニングディスクの周方向に駆動するとともに、前記第1の光ピックアップを前記クリーニングディスクの半径方向に駆動する第1の駆動部と、を備える第1のディスク装置が、
前記第1の光ピックアップが読み込んだ情報に基づいて、前記特定のフォーマットで記録されたコンテンツ情報の読み込みを継続するためのコマンドを生成する生成ステップと、
前記生成ステップで生成したコマンドに基づいて、前記第1の駆動部を制御する第1の制御ステップと、
前記生成ステップで生成したコマンドを、記憶装置に記録する記録ステップと、を実行し、
前記クリーニングディスクが装着される第2のターンテーブルと、
前記クリーニングディスクの記録面に近接する第2の対物レンズを有し、前記記録面の前記第2の対物レンズの近傍の位置に記録された情報を読み込む第2の光ピックアップと、
前記第2のターンテーブルを前記クリーニングディスクの周方向に駆動するとともに、前記第2の光ピックアップを前記クリーニングディスクの半径方向に駆動する第2の駆動部と、を備える第2のディスク装置が、
前記記憶装置に記憶されているコマンドに基づいて、前記第2の駆動部を制御する第2の制御ステップを実行する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、ディスク装置が再生可能でないフォーマットでコンテンツが記録されたクリーニングディスクを用いたクリーニングを実現することができる。
本発明の実施形態に係るクリーニングシステムの構成を示すブロック図である。 クリーニングディスクの底面図である。 クリーニングディスクの正面図である。 コマンドテーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係るディスク装置が実行するコマンド記録処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るディスク装置が実行するコマンド実行処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るクリーニングシステムについて説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1を参照して、本実施形態に係るクリーニングシステム1000の構成について説明する。なお、本発明が適用されるクリーニングシステムは、図1に示すクリーニングシステム1000に限られない。例えば、クリーニングシステム1000に種々の装置が組み込まれたシステムに本発明が適用されてもよいし、クリーニングシステム1000から適宜、装置が除外されたシステムに本発明が適用されてもよい。また、クリーニングシステム1000が備える装置の個数は、図1に示す例に限られない。
図1に示すように、クリーニングシステム1000は、ディスク装置100、ディスク装置200、記憶装置300を備える。なお、図1は、ディスク装置100に、クリーニングディスク400が装着されている様子を示している。
ディスク装置100は、ディスクに記録されているデータを読み込んで再生したり、所望のデータをディスクに書き込んで記録したりする。ディスクは、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disk)、MD(Mini Disk)などである。なお、本実施形態では、クリーニングディスク400を用いて、ディスク装置100やディスク装置200の光ピックアップが備える対物レンズをクリーニングする例について説明する。
ディスク装置100は、CDプレイヤー、DVDプレイヤーなどディスクの再生や記録に特化した専用の装置に組み込まれているものでもよいし、パーソナルコンピュータなどディスクの再生や記録を付加的に実行する汎用の装置に組み込まれているものでもよい。
図1に示すように、ディスク装置100は、ディスクドライブ150と、基本処理部160と、を備える。ディスクドライブ150は、ディスクの再生や記録など、ディスクに関する制御を実行する。ディスクドライブ150は、基本処理部160から供給されたコマンドに従って動作する。基本処理部160は、ディスク装置100全体の基本的な動作を制御する。基本処理部160は、コマンドによりディスクドライブ150を制御する。ディスクドライブ150と基本処理部160とは、例えば、シリアルATAにより接続される。
ディスクドライブ150は、ターンテーブル101、スピンドルモータ102、スピンドルモータドライバ103、光ピックアップ104、ステッピングモータ106、ステッピングモータドライバ107、RF(Radio Frequency)回路108、信号処理回路109、DSP(Disital Servo Processor)110、制御部111を備える。
ターンテーブル101は、装着されるクリーニングディスク400を、クリーニングディスク400の周方向に回転させるためのテーブルである。ターンテーブル101は、スピンドルモータ102による回転により、装着されたクリーニングディスク400とともに回転する。
スピンドルモータ102は、スピンドルモータドライバ103により供給された電力により駆動し、ターンテーブル101を回転させる。
スピンドルモータドライバ103は、DSP110から供給された制御信号に応じた電力をスピンドルモータ102に供給する。
光ピックアップ104は、対物レンズ105のほか、図示しない、光学系、レーザダイオード、レーザドライバ、フォトダイオード、アクチュエータ、アクチュエータドライバなどを備える。光ピックアップ104は、対物レンズ105を介してレーザ光をクリーニングディスク400に照射し、その反射光を電気信号に変換し、RF回路108に供給する。なお、光ピックアップ104は、後述するようにステッピングモータ106によりクリーニングディスク400の半径方向に移動される。
対物レンズ105は、レーザダイオードから出射されたレーザ光をクリーニングディスク400の記録面に集光させ、その反射光をフォトダイオードに受光させる。
ステッピングモータ106は、光ピックアップ104を、図示しない送り機構に沿ってクリーニングディスク400の半径方向に移動させる。ステッピングモータ106は、ステッピングモータドライバ107から供給されたPWM(Pulse Width Modulation)信号に基づいて駆動する。
ステッピングモータドライバ107は、DSP110から供給されたPWM信号を増幅してステッピングモータ106に供給する。
RF回路108は、光ピックアップ104が備えるフォトダイオードから供給された電気信号を処理し、FE(Focus Error)信号、TE(Tracking Error)信号、RF信号などを生成し、信号処理回路109やDSP110に供給する。
信号処理回路109は、RF回路108から供給されたRF信号をデコードし、クリーニングディスク400に記録されていたデータを制御部111に供給する。また、信号処理回路109は、光ピックアップ104が備えるレーザドライバに制御信号を供給し、光ピックアップ104が備えるレーザダイオードに一定の出力でレーザ光を発振させる。
DSP110は、RF回路108から供給されたFE信号やTE信号に位相補償を施し、光ピックアップ104から照射されるレーザ光の焦点位置を制御する信号を、光ピックアップ104が備えるアクチュエータドライバに供給する。また、DSP110は、レーザ光の焦点をクリーニングディスク400の記録面上に維持し(フォーカシング)、クリーニングディスク400のトラックに追従させる(トラッキング)。つまり、DSP110は、フォーカシングとトラッキングに関するサーボ制御を実行する。
また、DSP110は、RF回路108から供給されたTE信号に位相補償を施し、クリーニングディスク400のトラックにおけるレーザ光の焦点位置を制御するPWM信号を生成し、光ピックアップ104が備えるアクチュエータドライバに供給する。さらに、DSP110は、RF回路108から供給されたRF信号に含まれる同期信号を抽出し、抽出した同期信号と制御部111により定められた基準信号との位相差に応じた制御信号を生成し、スピンドルモータドライバ103に供給する。
制御部111は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成され、ディスクドライブ150全体を制御する。なお、CPUは、ROMに格納されているプログラムに従って動作し、RAMをワークエリアとして使用する。制御部111は、基本処理部160から供給されたコマンドに従って、信号処理回路109やDSP110を制御して、クリーニングディスク400を使用した対物レンズ105のクリーニングを実行する。
基本処理部160は、制御部121、記憶部122、通信部123、操作部124、再生部125を備える。基本処理部160が備えるこれらの構成は、バス130により相互に接続される。
制御部121は、CPU、ROM、RAMなどから構成され、基本処理部160全体を制御する。なお、CPUは、ROMに格納されているプログラムに従って動作し、RAMをワークエリアとして使用する。制御部121は、ディスクドライブ150を制御するためのコマンドを生成し、ディスクドライブ150に供給する。ここで、制御部121は、クリーニング中に、特定のフォーマットで表現されたコンテンツを再生することができないディスク装置200が実行可能なコマンドであって、クリーニングの動作を再現することが可能なコマンドを生成する。
なお、制御部121は、生成したコマンドを、通信部123を介して、記憶装置300に供給し、記憶装置300に記憶させることができる。なお、制御部121は、クリーニング中、コマンドを生成する毎に、生成したコマンドを記憶装置300に供給してもよい。または、制御部121は、クリーニングが終了してから、クリーニング中に生成した全てのコマンドを一括して、記憶装置300に供給してもよい。
また、制御部121は、操作部124から供給される種々の通知信号に応答して、種々の処理を開始することができる。さらに、制御部121は、再生部125を制御して、クリーニングディスク400から読み込んだコンテンツを再生することができる。
記憶部122は、制御部121が使用する種々のデータやプログラムを記憶する。記憶部122は、例えば、特定のフォーマットのコンテンツを再生するためのプログラムやデータ、特定のコマンドを実行するためのプログラムやデータを記憶する。
通信部123は、ディスクドライブ150や記憶装置300と通信する。通信部123は、例えば、ディスクドライブ150とはシリアルATAにより接続される。また、通信部123は、例えば、記憶装置300とは、USB(Universal Serial Bus)などにより接続される。
操作部124は、ボタンやスイッチなどを備え、クリーニングの開始指示などをユーザから受け付ける。操作部124は、クリーニングの開始指示などをユーザから受け付けると、開始指示がなされた旨を通知する通知信号を制御部121に供給する。
再生部125は、制御部121から供給されたコンテンツを再生する。再生部125は、例えば、音声コンテンツを再生可能なスピーカや、動画コンテンツを再生可能な液晶ディスプレイである。なお、再生部125は、クリーニングディスク400に特定のフォーマットで記録されたコンテンツを再生することができる。
ディスク装置200は、基本的に、ディスク装置100と同様の構成である。ただし、ディスク装置200は、ディスク装置100とは異なり、特定のフォーマットで記録されたコンテンツを再生することができないものとする。ここで、特定のフォーマットとは、例えば、DVD−Video/BDMV規格のようなアプリケーションフォーマットである。つまり、ディスク装置100は、DVD−Video/BDMV規格で記録されたコンテンツを再生でき、ディスク装置200は、DVD−Video/BDMV規格で記録されたコンテンツを再生できない。ここでDVD−Video/BDMV規格は市販の映像パッケージソフトで広く用いられている規格である。DVD−Video/BDMV規格で記録された光ディスクを再生可能なディスク装置は多いが、DVD/BDドライブを備えたすべてのディスク装置がDVD−Video/BDMV規格で記録された光ディスクを再生可能となっているわけではない。
また、ディスク装置200は、ディスク装置100と同様に、特定のコマンドを使用して、ディスクドライブ150を制御することができる。特定のコマンドとは、例えば、MMC(Multi Media Command)である。なお、ディスク装置100は、DVD−Video/BDMV規格に対応しているため、クリーニングディスク400からDVD−Video/BDMV規格で記録されたコンテンツを読み出すことができる。従って、ディスク装置100は、DVD−Video/BDMV規格で記録されたコンテンツの記録位置やサイズなどの情報を取得することができる。一方、ディスク装置200は、DVD−Video/BDMV規格に対応していないため、クリーニングディスク400からDVD−Video/BDMV規格で記録されたコンテンツを読み出すことができない。従って、ディスク装置200は、DVD−Video/BDMV規格で記録されたコンテンツの記録位置やサイズなどの情報を取得することができない。
そこで、ディスク装置100は、コンテンツの記録位置やサイズなどの情報に基づいて、クリーニングのために必要な命令を示すMMCを生成し、生成したMMCを実行してクリーニングを実行するとともに、生成したMMCを記憶装置300に記憶する。一方、ディスク装置200は、記憶装置300に記憶されたMMCを実行し、クリーニングディスク400を用いたクリーニング時にディスク装置100が実行した処理と同様の処理を実行することにより、クリーニングディスク400を用いたクリーニングを実行することができる。
なお、クリーニングディスク400にDVD−Video/BDMV(Blu-ray Disk Movie)規格で記録されているコンテンツは、クリーニング時に再生すべき画像や楽曲を示すコンテンツなどであり、本質的にはクリーニングに必要ないコンテンツである。しかしながら、このコンテンツを再生できないディスク装置200は、通常、このコンテンツの記録位置やサイズを知ることができないため、クリーニングディスク400を使用したクリーニングを実行することができない。
しかしながら、本実施形態では、ディスク装置100により、クリーニングディスク400を用いたクリーニング時になすべき動作(典型的には、ターンテーブル101の周方向への移動動作、光ピックアップ104の半径方向への移動動作)を定義したコマンド群が記憶装置300に記憶される。従って、ディスク装置200は、記憶装置300に記憶されたコマンド群を順次実行することにより、クリーニングディスク400を用いたクリーニング時になすべき動作を再現することができる。なお、ディスク装置200は、コマンドの実行によりクリーニングディスク400から読み込んだコンテンツを解読できなくても、問題なくクリーニングを実行することができる。
記憶装置300は、ディスク装置100により生成されたコマンド群を記憶する。記憶装置300は、例えば、フラッシュメモリを備えるUSBメモリ、もしくは、ハードディスク装置である。記憶装置300は、例えば、USBによりディスク装置100やディスク装置200と接続される。
ここで、図2と図3とを参照して、本実施形態で使用されるクリーニングディスク400について説明する。図2は、クリーニングディスク400の底面図である。
図2は、クリーニングディスク400の底面に、部材410が2個配設されている例を示す。なお、底面は、コンテンツなどが記録される記録面であり、光ピックアップ104によりコンテンツが読み取られる面である。また、部材410は、光ピックアップ104が備える対物レンズ105をクリーニングするための部材であり、例えば、乾式もしくは湿式のブラシなどである。
図2は、クリーニングディスク400の底面の中心と外縁との中央近傍に、2つの部材410が底面の中心を対称点にして点対称になるように配置されている例を示している。ただし、部材410の配置は、図2に示す例に限定されない。ここで、クリーニングディスク400に記録されている少なくとも1つのコンテンツを再生する間に、対物レンズ105が部材410により適切にクリーニングされるように、コンテンツの記録位置と部材410の配置位置とが調整される。
図2は、最も内側の平面ドーナツ型の領域420にヘッダ情報が記録され、2つの部材410よりも内側の平面ドーナツ型の領域421に第1のコンテンツが記録され、2つの部材410よりも外側の平面ドーナツ型の領域422に第2のコンテンツが記録されている例を示している。なお、ヘッダ情報が記録される領域420の位置は、あらかじめ定められているものとする。ここで、ヘッダ情報には、コンテンツの再生順序を示す情報や、各コンテンツの記録位置やサイズを示す情報などが含まれているものとする。従って、ヘッダ情報には、領域421と領域422の位置を示す情報が含まれている。ここで、第1のコンテンツと第2のコンテンツとが順に再生されると、領域421と領域422との間の領域に配置された2つの部材410が、対物レンズ105の上を通過することになり、対物レンズ105のクリーニングが実行される。
なお、図2は、クリーニングディスク400が回転する方向である周方向と、クリーニングディスク400の中心軸と交差かつ直交する方向である半径方向と、を示している。周方向と半径方向とは直交する。
図3は、クリーニングディスク400の正面図(側面図)である。図3に示すように、半径方向において、ヘッダ情報が記録される領域420が最も内側に配置され、第1のコンテンツが記録された領域421と、第2のコンテンツが記録された領域422と、の間に、部材410が配置される。
次に、図4を参照して、コマンドテーブルについて説明する。
コマンドテーブルは、ディスク装置100により生成されるコマンド群を格納するものである。コマンドテーブルでは、1つ以上のコマンドのそれぞれについて、実行すべき順序を示す番号と、実行すべきコマンドの内容と、が対応づけられる。
図4には、1番目に実行すべきコマンドがA地点への移動を指示するコマンドであり、2番目に実行すべきコマンドが50kByteのデータの読み込みを指示するコマンドであり、3番目に実行すべきコマンドがB地点への移動を指示するコマンドであり、4番目に実行すべきコマンドが200kByteのデータの読み込みを指示するコマンドであり、5番目に実行すべきコマンドがC地点への移動を指示するコマンドであり、6番目に実行すべきコマンドが300kByteのデータの読み込みを指示するコマンドである例を示している。
なお、図4は、ヘッダ情報の記録位置の先頭がA地点であり、ヘッダ情報が50kByteであり、第1のコンテンツの記録位置の先頭がB地点であり、第1のコンテンツが200kByteであり、第2のコンテンツの記録位置の先頭がC地点であり、第2のコンテンツが300kByteであることを示している。
ここで、1、3、5番目のコマンドのように読み込み位置の移動を指示するコマンドを移動コマンドと呼び、2、4、6番目のコマンドのようにデータ量を指定するとともにデータの読み込みを指示するコマンドを読込コマンドと呼ぶ。
読み込み位置は、主に、クリーニングディスク400の記録面における半径方向の位置により指定されるが、半径方向の位置と周方向の位置との双方により指定されてもよい。制御部111は、移動コマンドを実行する場合、移動コマンドにより指定された読み込み位置に光ピックアップ104(対物レンズ105)が移動するように、信号処理回路109やDSP110を制御する。
また、読み込むべきデータ量は、このデータ量のデータを読み込むために、読み込み位置を、現在の読み込み位置から時間の経過とともにどのように移動させるのかを示すものと考えることができる。つまり、制御部111は、読込コマンドを実行する場合、読込コマンドにより指定されたデータ量のコンテンツを読み込みが可能となるように、光ピックアップ104が時間の経過とともに移動するように、信号処理回路109やDSP110を制御する。
このように、移動コマンドと読込コマンドとのいずれも、ターンテーブル101の動作(クリーニングディスク400の動作)と光ピックアップ104の動作(対物レンズ105の動作)とを指示するコマンドである。従って、ディスク装置100が、クリーニングディスク400を用いてクリーニングを実行したときに生成および記録したコマンド群は、クリーニングディスク400を用いてクリーニングをする際のターンテーブル101と光ピックアップ104の一連の動作を示すものである。このため、ディスク装置200は、クリーニングディスク400が装着されている状態でこのコマンド群を実行することにより、クリーニングディスク400を用いた対物レンズ105のクリーニングを実行することができる。
次に、図5に示すフローチャートを参照して、本実施形態に係るディスク装置100が実行するコマンド記録処理について説明する。なお、ディスク装置100が備える制御部121は、操作部124にコマンド記録処理の開始指示がなされたことを検知したことに応答して、コマンド記録処理を実行する。また、ディスク装置100が備えるターンテーブル101には、コマンド記録処理に先立って、クリーニングディスク400が装着されているものとする。なお、コマンド記録処理は、ディスク装置100がクリーニングディスク400を用いたクリーニングを、コマンドを記録しながら実行する処理である。
まず、制御部121は、ヘッダ情報を読み込む(ステップS101)。具体的には、まず、制御部121は、ヘッダ情報の先頭を読み込むことが可能である位置に光ピックアップ104を移動することを指示する移動コマンドと、ヘッダ情報のサイズ分の読み込みを指示する読込コマンドと、を生成する。そして、制御部121は、生成した移動コマンドと読込コマンドとを、通信部123を介して、制御部111に供給する。一方、制御部111は、供給された移動コマンドと読込コマンドとを順に実行する。つまり、制御部111は、信号処理回路109やDSP110を制御し、ヘッダ情報が読み取り可能な位置に光ピックアップ104を移動させ、ヘッダ情報を読み込ませる。なお、ヘッダ情報の記録位置やサイズはあらかじめ定められているものとする。
ここで、制御部121は、生成した移動コマンドと読込コマンドとのそれぞれを、実行順序と対応づけて記憶部122に記憶させる。
制御部121は、ステップS101の処理を完了すると、再生するコンテンツを特定する(ステップS102)。なお、制御部121は、ヘッダ情報を参照して、最初に再生すべきコンテンツに関する種々の情報(例えば、記録位置、サイズ)を特定することができる。
制御部121は、ステップS102の処理を完了すると、移動コマンドを生成する(ステップS103)。具体的には、制御部121は、ヘッダ情報を参照して、特定したコンテンツの先頭を読み込み可能な位置に光ピックアップ104を移動させるための移動コマンドを生成する。なお、制御部121は、生成した移動コマンドを実行順序と対応づけて記憶部122に記憶させる。
制御部121は、ステップS103の処理を完了すると、移動コマンドを実行する(ステップS104)。具体的には、制御部121は、生成した移動コマンドを、通信部123を介して、制御部111に供給する。一方、制御部111は、信号処理回路109やDSP110を制御して、移動コマンドにより指定される記録位置に記録されたコンテンツを読み込み可能な位置に光ピックアップ104を移動させる。
制御部121は、ステップS104の処理を完了すると、読込コマンドを生成する(ステップS105)。制御部121は、ヘッダ情報を参照して、特定したコンテンツを読み込むための光ピックアップ104やターンテーブル101の動作を指示する読込コマンドを生成する。なお、制御部121は、生成した読込コマンドを実行順序と対応づけて記憶部122に記憶させる。
制御部121は、ステップS105の処理を完了すると、読込コマンドを実行する(ステップS106)。具体的には、制御部121は、生成した読込コマンドを、通信部123を介して、制御部111に供給する。一方、制御部111は、信号処理回路109やDSP110を制御して、読込コマンドにより指定されるサイズのコンテンツを読み込むように、ピックアップ104やターンテーブル101を動作させる。なお、制御部121は、コンテンツの読み込みと並行して、読み込んだコンテンツを再生部125に再生させる。
制御部121は、ステップS106の処理を完了すると、次のコンテンツがあるか否かを判別する(ステップS107)。例えば、制御部121は、ヘッダ情報を参照して、直前に読み込んだコンテンツに対応づけられている再生順序よりも後の再生順序に対応づけられているコンテンツが存在するか否かを判別する。
制御部121は、次のコンテンツがあると判別すると(ステップS107:YES)、ステップS102に処理を戻す。なお、制御部121は、ステップS102では、ヘッダ情報を参照して、次に再生すべきコンテンツを特定する。
一方、制御部121は、次のコンテンツがないと判別すると(ステップS107:NO)、コマンド群を記録する(ステップS108)。具体的には、制御部121は、ステップS103で実行順序とともに記憶部112に記憶された移動コマンドと、ステップS105で実行順序とともに記憶部112に記憶された読込コマンドと、から構成されるコマンド群(コマンドテーブル)を、通信部123を介して、記憶装置300に供給する。一方、記憶装置300は、供給されたコマンド群を記憶する。
制御部121は、ステップS108の処理を完了すると、コマンド記録処理を完了する。
次に、図6に示すフローチャートを参照して、本実施形態に係るディスク装置200が実行するコマンド実行処理について説明する。なお、ディスク装置200が備える制御部121は、操作部124にコマンド実行処理の開始指示がなされたことを検知したことに応答して、コマンド実行処理を実行する。また、ディスク装置200が備えるターンテーブル101には、コマンド実行処理に先立って、クリーニングディスク400が装着されているものとする。なお、コマンド実行処理は、ディスク装置200が、記憶装置300に記憶されているコマンド群を順次実行することにより、クリーニングディスク400を用いたクリーニングを実行する処理である。なお、コマンド実行処理の説明において、特に指定がない限り、ディスク装置200が備える構成要素を、単に、構成要素を特定する名称で呼ぶ。例えば、ディスク装置200が備える制御部121を、単に、制御部121と呼ぶ。
まず、制御部121は、実行するコマンドを特定する(ステップS201)。具体的には、制御部121は、記憶装置300からコマンド群を読み出し、記憶部122に記憶させる。そして、制御部121は、記憶部122に記憶されているコマンド群を参照して、最も早い実行順序に対応づけられているコマンドを実行するコマンドとして特定する。
制御部121は、ステップS201の処理を完了すると、特定したコマンドが移動コマンドであるか否かを判別する(ステップS202)。本実施形態では、特定したコマンドが移動コマンドでない場合、特定したコマンドは読込コマンドである。
制御部121は、特定したコマンドが移動コマンドであると判別すると(ステップS202:YES)、移動コマンドを実行する(ステップS203)。具体的には、制御部121は、移動コマンドを、通信部123を介して、制御部111に供給する。一方、制御部111は、信号処理回路109やDSP110を制御して、移動コマンドにより指定される記録位置に記録されたコンテンツを読み込み可能な位置に光ピックアップ104を移動させる。
一方、制御部111は、特定したコマンドが移動コマンドでないと判別すると(ステップS202:NO)、読込コマンドを実行する(ステップS204)。具体的には、制御部121は、読込コマンドを、通信部123を介して、制御部111に供給する。一方、制御部111は、信号処理回路109やDSP110を制御して、読込コマンドにより指定されるサイズ分のコンテンツを読み込むように、光ピックアップ104やターンテーブル101を動作させる。
なお、制御部121は、読み込もうとしているコンテンツが特定のフォーマットで表されている場合、正しくコンテンツを読み込めない。この場合であっても、制御部121は、少なくとも、光ピックアップ104やターンテーブル101に、クリーニングのために必要な動作を実行させるので、クリーニングディスク400を用いたクリーニングを実行することができる。
制御部121は、ステップS203もしくはステップS204の処理を完了すると、次のコマンドがあるか否かを判別する(ステップS205)。具体的には、制御部121は、記憶部122に記憶されているコマンド群を参照して、直前に実行した実行順序の次の実行順序に対応づけられているコマンドがあるか否かを参照する。
制御部121は、次のコマンドがあると判別すると(ステップS205:YES)、ステップS201に処理を戻す。なお、制御部121は、ステップS201では、直前に実行した実行順序の次の実行順序に対応づけられているコマンドを、実行するコマンドとして特定する。
一方、制御部121は、次のコマンドがないと判別すると(ステップS205:NO)、コマンド実行処理を完了する。
本実施形態によれば、ディスク装置200が再生可能でないフォーマットでコンテンツが記録されたクリーニングディスク400を用いて、ディスク装置200が備える対物レンズ105をクリーニングすることができる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に開示したものに限られない。
上記実施形態では、MMCが移動コマンドと読込コマンドとのいずれかである例について説明した。本発明において、任意のMMCを利用することができる。
上記実施形態では、特定のコマンドがMMCである例を示した。本発明において、ディスク装置100とディスク装置200との双方が実行可能な任意のコマンドを採用することができる。
上記実施形態では、特定のフォーマットがDVD−Video/BDMV規格である例を示した。本発明において、複数のディスク装置のうち少なくとも1つのディスク装置が対応しており、その他のディスク装置が対応していない任意のフォーマットを採用することができる。
上記実施形態では、ディスク装置100やディスク装置200がCPUとROMとRAMとを備え、CPUが、ROMに記憶されているプログラムに従って、ソフトウェアによりコマンド記録処理やコマンド実行処理が実現される例を示した。しかし、ディスク装置100やディスク装置200が実行するコマンド記録処理やコマンド実行処理は、ソフトウェアにより実現されるものに限定されない。例えば、ディスク装置100やディスク装置200は、マイクロコンピュータ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device)、DSP(Digital Signal Processor)などにより構成されてもよい。
なお、本発明に係るディスク装置は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いても実現可能である。例えば、コンピュータに、上記動作を実行するためのプログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magnet Optical Disk)、BD(Blu-ray Disk)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶して配布し、これをコンピュータシステムにインストールすることにより、上述の処理を実行するディスク装置を構成しても良い。さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを記憶しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
100、200 ディスク装置
101 ターンテーブル
102 スピンドルモータ
103 スピンドルモータドライバ
104 光ピックアップ
105 対物レンズ
106 ステッピングモータ
107 ステッピングモータドライバ
108 RF回路
109 信号処理回路
110 DSP
111 制御部
121 制御部
122 記憶部
123 通信部
124 操作部
125 再生部
130 バス
150 ディスクドライブ
160 基本処理部
300 記憶装置
410 部材
420、421、422 領域
1000 クリーニングシステム

Claims (7)

  1. 対物レンズをクリーニングするための部材が記録面の特定の位置に設けられ、コンテンツ情報が前記記録面に特定のフォーマットで記録されたクリーニングディスクが装着される第1のターンテーブルと、
    前記クリーニングディスクの記録面に近接する第1の対物レンズを有し、前記記録面の前記第1の対物レンズの近傍の位置に記録された情報を読み込む第1の光ピックアップと、
    前記第1のターンテーブルを前記クリーニングディスクの周方向に駆動するとともに、前記第1の光ピックアップを前記クリーニングディスクの半径方向に駆動する第1の駆動部と、
    前記第1の光ピックアップが読み込んだ情報に基づいて、前記特定のフォーマットで記録されたコンテンツ情報の読み込みを継続するためのコマンドを生成する生成部と、
    前記生成部が生成したコマンドに基づいて、前記第1の駆動部を制御する第1の制御部と、
    前記生成部が生成したコマンドを、記憶装置に記録する記録部と、を備える第1のディスク装置と、
    前記クリーニングディスクが装着される第2のターンテーブルと、
    前記クリーニングディスクの記録面に近接する第2の対物レンズを有し、前記記録面の前記第2の対物レンズの近傍の位置に記録された情報を読み込む第2の光ピックアップと、
    前記第2のターンテーブルを前記クリーニングディスクの周方向に駆動するとともに、前記第2の光ピックアップを前記クリーニングディスクの半径方向に駆動する第2の駆動部と、
    前記記憶装置に記憶されているコマンドに基づいて、前記第2の駆動部を制御する第2の制御部と、を備える第2のディスク装置と、を備える、
    ことを特徴とするクリーニングシステム。
  2. 前記記録部は、前記生成部が生成したコマンドを、生成された順序と対応づけて前記記憶装置に記録し、
    前記第2の制御部は、前記対応づけられた順序が早いコマンドに基づく制御から順に実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニングシステム。
  3. 前記生成部は、前記記録面に記録されている情報を読み込み可能な状態とすることを指示する移動コマンドと、前記記録面から特定のサイズの情報を読み込むことを指示する読込コマンドと、を生成する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のクリーニングシステム。
  4. 前記記録面には、前記コンテンツ情報が複数互いに異なる位置に記録されており、
    前記生成部は、前記複数のコンテンツ情報のそれぞれについて、前記移動コマンドと前記読込コマンドとを生成する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のクリーニングシステム。
  5. 前記第1のディスク装置は、前記第1の光ピックアップが読み込んだコンテンツ情報により表されるコンテンツを再生する再生部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクリーニングシステム。
  6. 対物レンズをクリーニングするための部材が記録面の特定の位置に設けられ、コンテンツ情報が前記記録面に特定のフォーマットで記録されたクリーニングディスクが装着されるターンテーブルと、
    前記クリーニングディスクの記録面に近接する対物レンズを有し、前記記録面の前記対物レンズの近傍の位置に記録された情報を読み込む光ピックアップと、
    前記ターンテーブルを前記クリーニングディスクの周方向に駆動するとともに、前記光ピックアップを前記クリーニングディスクの半径方向に駆動する駆動部と、
    前記光ピックアップが読み込んだ情報に基づいて、前記特定のフォーマットで記録されたコンテンツ情報の読み込みを継続するためのコマンドを生成する生成部と、
    前記生成部が生成したコマンドに基づいて、前記駆動部を制御する制御部と、
    前記生成部が生成したコマンドを、記憶装置に記録する記録部と、を備える、
    ことを特徴とするディスク装置。
  7. 対物レンズをクリーニングするための部材が記録面の特定の位置に設けられ、コンテンツ情報が前記記録面に特定のフォーマットで記録されたクリーニングディスクが装着される第1のターンテーブルと、
    前記クリーニングディスクの記録面に近接する第1の対物レンズを有し、前記記録面の前記第1の対物レンズの近傍の位置に記録された情報を読み込む第1の光ピックアップと、
    前記第1のターンテーブルを前記クリーニングディスクの周方向に駆動するとともに、前記第1の光ピックアップを前記クリーニングディスクの半径方向に駆動する第1の駆動部と、を備える第1のディスク装置が、
    前記第1の光ピックアップが読み込んだ情報に基づいて、前記特定のフォーマットで記録されたコンテンツ情報の読み込みを継続するためのコマンドを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップで生成したコマンドに基づいて、前記第1の駆動部を制御する第1の制御ステップと、
    前記生成ステップで生成したコマンドを、記憶装置に記録する記録ステップと、を実行し、
    前記クリーニングディスクが装着される第2のターンテーブルと、
    前記クリーニングディスクの記録面に近接する第2の対物レンズを有し、前記記録面の前記第2の対物レンズの近傍の位置に記録された情報を読み込む第2の光ピックアップと、
    前記第2のターンテーブルを前記クリーニングディスクの周方向に駆動するとともに、前記第2の光ピックアップを前記クリーニングディスクの半径方向に駆動する第2の駆動部と、を備える第2のディスク装置が、
    前記記憶装置に記憶されているコマンドに基づいて、前記第2の駆動部を制御する第2の制御ステップを実行する、
    ことを特徴とするクリーニング方法。
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