JP2014028048A - 情報処理装置、コンテンツ変更方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、コンテンツ変更方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツと記録媒体とが関連付けを有する場合において、コンテンツ又は記録媒体を複数用いることでコンテンツを可変にする。
【解決手段】通信端末は、あるゲームプログラムを実行し(Sb1)、当該ゲームプログラムに関連する他のゲームプログラムがあるか判断する(Sb2)。通信端末は、このようなゲームプログラムがあれば、これが実行されたことがあるか否かを判断する(Sb3)。このゲームプログラムが実行されたことがあれば、通信端末は、当該ゲームプログラムに関連付けられた関連コンテンツを変更する(Sb4)。
【選択図】図9

Description

本発明は、コンテンツを変更する技術に関する。
例えば、ゲームとそのゲームに用いる専用のカードといったように、コンテンツと記録媒体とが一定の対応関係を有してユーザに提供される場合がある。特許文献1には、野球などのスポーツ競技をシミュレーションするゲーム装置において、キャラクタ(選手)に応じた複数のカードからカード情報を同時に読み取り、これらのカード情報に基づいてチーム編成を行うことが記載されている。
特開2010−148781号公報
特許文献1に記載された技術は、複数のカードを用いるものであるが、これらのカードを同一のゲームに用いるものであり、他のゲームに何らかの影響を与えるものではない。
これに対し、本発明の目的は、コンテンツと記録媒体とが関連付けを有する場合において、コンテンツ又は記録媒体を複数用いることでコンテンツを可変にすることにある。
本発明は、コンテンツの出力を制御する出力制御部と、前記コンテンツに関連付けられた記録媒体を識別する識別部と、所定の条件が満たされると、前記出力制御部により出力されるコンテンツが変更されるように制御する変更制御部とを備え、前記変更制御部は、前記出力制御部により複数の異なるコンテンツが出力され、又は前記識別部により複数の異なる記録媒体が識別されると、その組み合わせに応じて、当該出力されたコンテンツ又は当該識別された記録媒体に関連付けられたコンテンツが出力されるときに当該コンテンツを変更させる情報処理装置を提供する。
本発明において、前記コンテンツは、ゲームコンテンツと、当該ゲームコンテンツに関連するキャラクタコンテンツとを含み、前記変更制御部は、前記キャラクタコンテンツを変更させてもよい。
また、前記変更制御部は、第1のゲームコンテンツ及び第2のゲームコンテンツの少なくとも一方のプレイ履歴に応じて、当該第1のゲームコンテンツに関連する第1のキャラクタコンテンツ及び当該第2のゲームコンテンツに関連する第2のキャラクタコンテンツの少なくとも一方を変更させてもよい。
また、前記キャラクタコンテンツは、キャラクタ本体を表す本体オブジェクトと、当該本体オブジェクトに付随するパーツオブジェクトとを含み、前記変更制御部は、前記第1のキャラクタコンテンツに含まれるパーツオブジェクトを前記第2のキャラクタコンテンツに付随させるように変更を行ってもよい。
また、前記記録媒体は、SIM(Subscriber Identity Module)カードであり、前記識別部は、装着されている前記記録媒体を識別し、前記変更制御部は、前記組み合わせを構成する前記記録媒体が装着されているときに行われた通信量に応じて、前記コンテンツの変更の態様を異ならせてもよい。
また、属性を有するプログラムであって、実行時に通信を行うプログラムを実行する実行部を備え、前記記録媒体は、SIM(Subscriber Identity Module)カードであり、前記識別部は、装着されている前記記録媒体を識別し、前記変更制御部は、前記組み合わせを構成する前記記録媒体が装着されている場合において、前記実行部によりプログラムが実行されたとき、当該プログラムの前記属性に応じて前記コンテンツの変更の態様を異ならせてもよい。
また、前記変更制御部は、前記出力制御部により第1のコンテンツと第2のコンテンツとが出力され、又は前記識別部により当該第1のコンテンツに関連付けられた第1の記録媒体と当該第2のコンテンツに関連付けられた第2の記録媒体とが識別された場合において、当該第1のコンテンツが最後に出力されてから所定の時間が経過しているとき、当該第1のコンテンツを変更させてもよい。
また、前記識別部により識別された記録媒体に関連付けられた前記コンテンツをサーバ装置から取得する取得部を備えてもよい。
また、本発明は、第1のコンテンツを出力し、又は当該第1のコンテンツに関連付けられた第1の記録媒体を識別する第1のステップと、第2のコンテンツを出力し、又は当該第2のコンテンツに関連付けられた第2の記録媒体を識別する第2のステップと、前記第1のコンテンツと前記第2のコンテンツ又は前記第1の記録媒体と前記第2の記録媒体の組み合わせに応じて、当該第1のコンテンツ及び当該第2のコンテンツの少なくとも一方を変更して出力する第3のステップとを有するコンテンツ変更方法を提供する。
また、本発明は、コンピュータを、コンテンツの出力を制御する出力制御部と、前記コンテンツに関連付けられた記録媒体を識別する識別部と、所定の条件が満たされると、前記出力制御部により出力されるコンテンツが変更されるように制御する変更制御部として機能させるためのプログラムであって、前記変更制御部は、前記出力制御部により複数の異なるコンテンツが出力され、又は前記識別部により複数の異なる記録媒体が識別されると、その組み合わせに応じて、当該出力されたコンテンツ又は当該識別された記録媒体に関連付けられたコンテンツが出力されるときに当該コンテンツを変更させるプログラムを提供する。
本発明によれば、コンテンツと記録媒体とが関連付けを有する場合において、コンテンツ又は記録媒体を複数用いることでコンテンツを可変にすることが可能である。
コンテンツ配信システムの全体構成を示すブロック図 通信端末のハードウェア構成を示すブロック図 通信端末の機能的構成を示すブロック図 サーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図 サーバ装置の機能的構成を示すブロック図 コンテンツ配信部が参照するテーブルのデータ構造の一例を示す図 アクティベーション時に通信端末とサーバ装置とで実行される処理を示すシーケンスチャート キャラクタ(関連コンテンツ)の一例を示す図 関連コンテンツの変更処理の一例を示すフローチャート キャラクタの変更の一例を示す図 関連コンテンツの変更処理の他の例を示すフローチャート
[実施例]
図1は、本発明の一実施例であるコンテンツ配信システム10の全体構成を示すブロック図である。コンテンツ配信システム10は、通信端末100にコンテンツを配信するためのシステムであり、通信端末100に加え、サーバ装置200とネットワーク300とを含んで構成される。本実施例において、ネットワーク300は、通信端末100との通信に3G(3rd Generation)網による無線通信を用いるが、他の通信網を複合的に用いてもよい。なお、コンテンツ配信システム10は、ここでは図を簡略化しているが、実際には複数のユーザにコンテンツを配信するサービスを提供するものであって、複数の通信端末100を備える構成である。
本実施例において、コンテンツとは、あるゲームをプレイするために必要なデータである。コンテンツには、通信端末100により実行されるプログラム(以下、特に「ゲームプログラム」という。)や、通信端末100により表示されてユーザに視認されるための画像データが少なくとも含まれ、さらには、音声(音楽)を再生するためのデータが含まれてもよい。また、コンテンツはゲーム毎に存在し、ユーザは複数種類のゲームをプレイすることが可能である。
また、本実施例のコンテンツには、主コンテンツと関連コンテンツとが含まれる。主コンテンツは、ここではゲームプログラム(ゲームコンテンツ)であるとし、ユーザが購入することで得られるものであるとする。主コンテンツは、オンラインでダウンロードされてもよいが、後述するメモリカードに記録された状態で提供されてもよい。これに対し、関連コンテンツは、主コンテンツに関連付けられた別のコンテンツである。関連コンテンツは、本実施例においては、関連する主コンテンツのゲームそのものとは異なる場面で利用されるものである。
本実施例の関連コンテンツは、メニュー画面や待受画面(すなわち、ゲームの画面とは異なる画面)に表示されるキャラクタ(アバターともいう。)を表示するための画像データ(キャラクタコンテンツ)である。この画像データは、例えば、関連するゲームに登場するキャラクタを模した画像を表す。この画像は、静止画であってもよいが、アニメーション表示されるものであってもよい。また、ここでいうキャラクタは、人間、動物のいずれであってもよいし、架空の生物であってもよい。このキャラクタは、メニュー画面や待受画面に表示されるだけでなく、例えば図鑑のようにして複数のキャラクタが一覧表示されてもよい。
通信端末100は、ネットワーク300による通信機能を有するゲーム機である。通信端末100は、ゲームプログラムを実行可能であれば、必ずしもゲーム専用機である必要はなく、例えば、スマートフォンやタブレットPC(Personal Computer)であってもよい。通信端末100は、本発明に係る情報処理装置を実現するための構成の一例である。
図2は、通信端末100のハードウェア構成を示すブロック図である。通信端末100は、制御部110と、記憶部120と、通信部130と、操作部140と、表示部150と、SIM(Subscriber Identity Module)インタフェース部160とを少なくとも備える。また、通信端末100は、音声を出力する手段(スピーカなど)を備えてもよい。
制御部110は、通信端末100の各部の動作を制御する手段である。制御部110は、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置とメモリとを備え、プログラムを実行することによって制御を行う。制御部110は、上述したゲームプログラムに加え、OS(Operating System)などの他のプログラムを実行することができる。なお、ここでいう「他のプログラム」には、後述するアプリケーションプログラム(アプリ)を含む。
記憶部120は、データを記憶する手段である。記憶部120は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの記録媒体を備え、制御部110が必要とするデータ(主コンテンツ、関連コンテンツなど)を記憶する。なお、記憶部120は、メモリカード、すなわち着脱可能な記録媒体を含んで構成されてもよい。このメモリカードは、いわゆるゲームソフト、すなわちゲームプログラムを記録した記録媒体であってもよい。
記憶部120は、コンテンツの利用に関する利用履歴情報を記憶する。この利用履歴情報は、通信端末100においてプレイされたゲームの履歴(プレイ履歴)と、通信端末100に装着されたSIMカード161の履歴(装着履歴)との少なくともいずれかを含む。利用履歴情報は、例えば、あるゲームをプレイしたことがあるか否かという二者択一的な情報であってもよいが、ゲームをプレイした回数、時間、日時などを表す情報であってもよい。
また、記憶部120は、利用履歴情報に加え、通信端末100において行われた通信の履歴を表す通信履歴情報を記憶する。通信履歴情報は、通信端末100において通信が行われた日時と、その通信が行われたときに装着されていたSIMカード161とを対応付けて記録した情報である。具体的には、通信履歴情報は、通信の日時と、当該日時に装着されていたSIMカード161の媒体識別情報とが対応付けて記録される。あるいは、通信履歴情報は、通信の日時と、当該日時に実行されていたプログラム(ゲームプログラム又はアプリケーションプログラム)の識別情報とが対応付けて記録されてもよいし、媒体識別情報とプログラムの識別情報の双方が記録されてもよい。
通信部130は、ネットワーク300と通信し、サーバ装置200との間でデータを送受信する手段である。通信部130は、アンテナや、ネットワーク300の通信方式に対応したモデムなどを備え、データの変調・復調といったデータ通信に必要な処理を実行する。
操作部140は、ユーザからの操作入力を受け付ける手段である。操作部140は、キーやボタンを備え、ユーザの操作(キー押下など)に応じた操作信号を制御部110に供給する。制御部110は、この操作信号に基づいてユーザの操作を認識する。
表示部150は、情報を表示する手段である。表示部150は、液晶素子や有機EL(electroluminescence)素子を用いたディスプレイとその駆動回路とを備え、制御部110から供給される画像データに応じた文字や画像を表示領域に表示する。
なお、操作部140は、いわゆるタッチスクリーン(タッチパネル)のように、表示部150の表示領域に重ねて設けられるものであってもよい。
SIMインタフェース部160は、SIMカード161に記録された情報を読み出す手段である。SIMインタフェース部160は、SIMカード161を着脱可能なSIMスロットを備える。SIMカード161は、ネットワーク300(特に3G網)を利用するために必要なカード型の記録媒体であり、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式においてはUIM(User Identity Module)カードとも呼ばれる。
SIMカード161は、各カードを識別するための媒体識別情報があらかじめ割り当てられている。媒体識別情報は、例えばSIMカード161に記録されているICCID(Integrated Circuit Card ID)であるが、各媒体を一意的に特定することが可能な他のデータで代用されてもよい。
本実施例において用いられるSIMカード161は、特定のゲームと関連付けられたものを含む。このようなSIMカード161は、ゲームを販売している店舗で配布されたり、あるいは郵送されたりすることによって、ゲームを購入したユーザが所持することができるようになっている。また、このSIMカード161は、いわゆるプリペイドSIMであり、ネットワーク300を介した通信を行うための通信料金があらかじめ所定額付与されている。この通信料金には有効期限が設定されていてもよい。
図3は、通信端末100の主要な機能的構成を示すブロック図である。制御部110は、所定のプログラムを実行することによって、取得部111、識別部112、出力制御部113、変更制御部114、アクティベート処理部115及びアプリ実行部116に相当する機能(すなわち本発明の情報処理装置に相当する機能)を実現する。なお、これらの機能は、単一のプログラムではなく、複数のプログラムの協働によって実現されてもよい。
取得部111は、コンテンツを取得する手段である。取得部111は、通信部130を介して外部からコンテンツを取得し、又は記憶部120に記憶されたコンテンツを取得する。
識別部112は、SIMカード161を識別する手段である。識別部112は、典型的には、SIMカード161に記録されている媒体識別情報をSIMインタフェース部160を介して読み出し、読み出した媒体識別情報に基づいてSIMカード161を識別する。識別部112は、読み出した媒体識別情報を記録し、媒体識別情報が同一のSIMカード161が再度装着された場合にはこれを同一のSIMカード161であると認識することができる。
出力制御部113は、コンテンツの出力を制御する手段である。本実施例において、出力制御部113は、主コンテンツと関連コンテンツの出力を制御する。すなわち、出力制御部113は、ゲームプログラムの実行を制御してユーザにゲームをプレイさせたり、関連コンテンツによって表されるキャラクタを表示させたりする。つまり、ここでいう出力とは、主として、ゲームの画面やキャラクタの表示部150への表示を意味する。
変更制御部114は、コンテンツの変更を制御する手段である。ここにおいて、コンテンツの変更とは、ユーザによって認識されるものが変化するように、コンテンツの出力態様の少なくとも一部を変更することをいう。変更制御部114は、所定の条件が満たされると、出力制御部113により出力されるコンテンツが変更されるように制御する。本実施例において、変更制御部114は、コンテンツのうちの関連コンテンツを変更させるが、後述するように、主コンテンツを変更させることも可能である。
アプリ実行部116は、アプリケーションプログラムを実行する手段である。ここにおいて、アプリケーションプログラムとは、通信端末100にインストールされて各種の機能を実現するためのプログラムをいう。ただし、ゲームプログラムは、ここでいうアプリケーションプログラムには含まれないものとする。アプリケーションプログラムは、通信端末100にプリインストールされているものもあれば、所定のWebサイトから有償又は無償でダウンロードされるものもある。このようなアプリケーションプログラムのことを、以下においては「アプリ」という。
また、本実施例において、アプリは、それぞれに応じた属性を有する。ここでいう属性は、例えば、「ビジネス」、「ニュース」、「天気」、「音楽」、「スポーツ」といったように、そのアプリの機能を表す。あるいは、ここでいう属性は、「子供向き」や「成人向き」といった対象年齢を表すものであってもよいし、「有料」、「無料」といった価格(又は価格帯)を表すものであってもよい。また、属性は、当該アプリが実行時に通信を行うか否かを表すものであってもよい。なお、アプリの属性は、各アプリに1種類ずつであるとは限らず、「ビジネス」と「無料」といったように複数付与されていてもよい。
アクティベート処理部115は、SIMカード161によるアクティベーションに関する処理を実行する手段である。ここにおいて、アクティベーションとは、通信端末100において特定のSIMカード161によって通信機能を利用できるようにするための手続をいう。ユーザは、SIMカード161を新規に入手し、これを通信端末100に装着して通信機能を利用するためには、まず最初に、アクティベーションを行ってSIMカード161を有効化する必要がある。換言すれば、ユーザは、アクティベーション前のSIMカード161によっては、通信機能を利用することができないということである。ただし、通信端末100の機能には、アクティベーション前のSIMカード161が装着されている場合やSIMカード161が装着されていない場合であっても利用可能なもの(例えば、実行時に通信を伴わない機能)があってよい。
図4は、サーバ装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ装置200は、制御部210と、記憶部220と、通信部230とを備える。制御部210は、サーバ装置200の各部の動作を制御する手段であり、演算処理装置やメモリを備える。記憶部220は、データを記憶する手段であり、ハードディスクなどの記録媒体を備える。通信部230は、ネットワーク300と通信し、通信端末100との間でデータを送受信する手段である。
図5は、サーバ装置200の主要な機能的構成を示すブロック図である。サーバ装置200の制御部210は、所定のプログラムを実行することによって、アクティベート制御部211及びコンテンツ配信部212に相当する機能を実現する。なお、これらの機能は、単一のプログラムではなく、複数のプログラムの協働によって実現されてもよい。また、アクティベート制御部211とコンテンツ配信部212とは別異のサーバ装置によって実現されてもよい。
アクティベート制御部211は、通信端末100のアクティベーションに関連する処理を実行する手段である。アクティベート制御部211は、通信端末100からアクティベーションの要求を受け付けると、アクティベーションを許可するためのデータを通信端末100に送信するように制御する。
コンテンツ配信部212は、アクティベーションの要求があった通信端末100に対し、関連コンテンツを送信するように制御する手段である。コンテンツ配信部212は、媒体識別情報とゲームコンテンツとの関連付けを記述したテーブルを参照し、通信端末100から送信された媒体識別情報に対応する関連コンテンツを送信させる。
図6は、コンテンツ配信部212が参照するテーブルのデータ構造の一例を示す図である。このテーブルは、媒体識別情報、コンテンツID及び関連コンテンツを対応付けて記憶したデータである。ここにおいて、コンテンツIDは、ゲームを識別するための識別情報である。コンテンツIDは、例えば、コンテンツの提供者(コンテンツプロバイダ)を識別する識別情報と、当該提供者において各ゲームに割り当てられた識別情報とを含んで構成される。このテーブルによって、媒体識別情報に関連付けられるゲームとその関連コンテンツとが一意的に特定可能である。
コンテンツ配信システム10の構成は、以上のとおりである。この構成のもと、ユーザは、ゲームを購入すると、通信端末100を用いてこれをプレイすることが可能である。なお、このゲーム自体は、ネットワーク300による通信機能を必ずしも要しないが、実行時に通信を伴うものがあってもよい。また、ユーザは、ゲームの購入時に付与されるSIMカード161を用いて、ネットワーク300による通信機能を利用することが可能である。
ただし、ユーザは、SIMカード161を用いて通信機能を利用する場合、アクティベーションを行う必要がある。アクティベーションは、新しいSIMカード161が装着される度に行われるが、あるSIMカード161の装着時に1回行ってしまえば、その後に同じものを再度装着するときには不要である。
図7は、アクティベーション時に通信端末100とサーバ装置200とで実行される処理を示すシーケンスチャートである。このシーケンスチャートは、通信端末100が新しいSIMカード161、すなわちそれまで装着されたことがないSIMカード161を認識した場合の処理を示す。通信端末100は、新しいSIMカード161を認識すると(ステップSa1)、SIMカード161に記録された媒体識別情報を読み出し、これをサーバ装置200に送信する(ステップSa2)。サーバ装置200は、媒体識別情報を受信すると、これに対応する関連コンテンツを特定し(ステップSa3)、通信端末100に送信する(ステップSa4)。
このように、本実施例において、ユーザは、アクティベーションを行うことによって、購入したゲームに関連する関連コンテンツを取得することが可能である。ユーザは、関連コンテンツを取得することにより、通信端末100のメニュー画面や待受画面にゲームに関連するキャラクタを表示させることが可能である。ユーザは、複数のゲームを購入し、そのSIMカード161を利用することによって、さまざまなキャラクタを収集することができる。通信端末100は、これらのキャラクタのうち、ユーザが選択した特定のキャラクタのみをメニュー画面や待受画面に表示させてもよいし、全部のキャラクタを同時に表示させてもよい。
図8は、キャラクタの一例を示す図である。この例において、キャラクタコンテンツは、複数のオブジェクト400、401、402によって構成されている。ここにおいて、オブジェクト400は、キャラクタ本体を表す本体オブジェクトであり、オブジェクト401、402は、キャラクタ本体に付随するパーツを表すパーツオブジェクトである。パーツオブジェクトは、キャラクタ本体を装飾したり、その外観に変化を与えるためのものである。ここにおいて、パーツオブジェクトは、キャラクタが所持する盾と剣を表しているが、これに限られず、例えば、キャラクタの衣服や装身具(アクセサリ)であってもよい。また、パーツオブジェクトは、キャラクタに対して背景を表示する場合であれば、背景画像であってもよい。
このキャラクタは、対応するSIMカード161の利用に応じて外観(見た目)が変化するように構成されてもよい。例えば、通信端末100は、プリペイドSIMであるSIMカード161を利用した時間(あるいは、利用可能な残り時間)に応じて、キャラクタが成長したり、あるいは別のキャラクタに変化するように表示を制御してもよい。また、通信端末100は、SIMカード161にあらかじめ付与された通信料金をユーザが使い切った場合や、SIMカード161の有効期限が到来した場合に、これに対応するキャラクタを以後表示させないように制御することも可能である。
ただし、この場合において、ユーザは、所定の条件を満たすことによって、キャラクタをその後も表示させ続けることが可能である。具体的には、ユーザは、SIMカード161の料金プランをプリペイド型からポストペイ型に移行し、その後も通信量に応じた料金を支払うようにすれば、キャラクタを通信端末100に表示し続けることが可能である。あるいは、ユーザは、SIMカード161に対して通信料金を新たに課金(チャージ)することによっても、キャラクタを存続させることが可能である。
また、ユーザは、複数のゲームをプレイすることによって(又は複数のSIMカード161を利用することによって)、キャラクタを変更させることが可能である。本実施例において、キャラクタの変更とは、キャラクタの外観の一部を変更することをいい、より具体的には、キャラクタ本体を変えることなくパーツのみを変更することである。
通信端末100は、記憶部120に記憶された利用履歴情報を参照することによって、キャラクタを変更することが可能である。例えば、通信端末100は、ゲームのプレイ履歴を参照し、あるゲームをプレイしたときに、それ以前に特定の別のゲームをプレイしたことがあれば、これらのゲームに関連付けられたキャラクタの少なくとも一方を変更することができる。なお、通信端末100は、2つのゲームの組み合わせに応じて外観の変化の態様(変化のさせ方)を異ならせてもよい。また、本実施例においては、変更可能なゲームの組み合わせがあらかじめ決められているものとする(例えば、同一のコンテンツプロバイダのゲーム同士など)。
図9は、関連コンテンツの変更処理の一例を示すフローチャートである。通信端末100の制御部110は、あるゲームプログラムを実行すると(ステップSb1)、まず、当該ゲームプログラムと関連付けを有するゲームプログラムがあるか否かを判断する(ステップSb2)。次に、このようなゲームプログラムが存在すれば、制御部110は、ゲームのプレイ履歴を参照し、当該ゲームプログラムが実行されたことがあるか否かを判断する(ステップSb3)。
制御部110は、このような関連付けを有する2つのゲームプログラムがいずれも実行されたことがあれば(ステップSb3:YES)、これらのゲームプログラムに対応する関連コンテンツの少なくともいずれかを変更し(ステップSb4)、ステップSb1において実行されたゲームプログラムが終了したら(ステップSb5:YES)、表示部150にメッセージを表示させるなどして、関連コンテンツを変更したことをユーザに通知する(ステップSb6)。ここで、制御部110は、ステップSb1において実行されたゲームプログラムが終了してから関連コンテンツの変更を行ってもよい。すなわち、ステップSb4、Sb5の処理の順番は、図9の記載と逆であってもよい。
なお、制御部110は、ステップSb1において実行したゲームプログラムに関連付けられたゲームプログラムが存在せず(ステップSb2:NO)、又は当該ゲームプログラムが実行されたことがない(ステップSb3:NO)場合には、関連コンテンツを変更することなく処理を終了させる。
図10は、キャラクタの変更の一例を示す図である。ここでは、ユーザが「ゲームA」をプレイする場合を例示しており、これに関連付けられた「ゲームB」を「ゲームA」よりも前にプレイしているものとする。また、ゲームAの関連コンテンツをキャラクタAとし、ゲームBの関連コンテンツをキャラクタBとする。ここにおいて、変更の対象はキャラクタBである。
図10に示すように、キャラクタBは、変更によってパーツオブジェクト401B、402BがキャラクタAのパーツオブジェクト401A、402Aに書き換えられる。このとき得られるユーザ体験は、ゲームAの終了後、キャラクタが表示される所定の画面を見たときに、キャラクタBがキャラクタAのパーツを譲り受けている、といったものになる。ただし、キャラクタAは、パーツオブジェクト401A、402Aを必ずしも失わなくてもよい。すなわち、パーツオブジェクト401A、402Aは、複製されてもよい。
なお、キャラクタの変更は、この例に限らず、例えば、キャラクタAにキャラクタBのパーツオブジェクト401B、402Bを付随させるようにしてもよいし、キャラクタAとキャラクタBとが互いにパーツを入れ換える(すなわち交換する)ようにしてもよい。また、キャラクタの変更は、パーツの全部ではなく一部のみを対象にしてもよい。
以上のとおり、本実施例によれば、複数のゲームをプレイすることによって(すなわち、複数の主コンテンツを実行して出力することによって)プレイしたゲームのキャラクタ(すなわち関連コンテンツ)を変更することができる。このようにすることで、ユーザに対しては、新たなゲームをプレイしたり、過去にプレイしたゲームのキャラクタを見直してみたりする動機付けを与えることが可能である。また、ユーザは、さまざまなゲームをプレイすることによって、あるゲームのキャラクタの外観を他のゲームをプレイしない場合と異なるものにすることが可能である。
[変形例]
本発明は、上述した実施例の態様に限らず、他の態様でも実施することができる。以下に示すのは、本発明の他の態様の一例である。なお、これらの変形例は、必要に応じて、各々を適宜組み合わせることも可能である。
(1)関連コンテンツの変更処理(図9参照)は、ゲームのプレイ履歴ではなくSIMカード161の装着履歴に基づいて実行されてもよい。また、関連コンテンツの変更処理は、これらのいずれの場合においても、通信履歴情報をあわせて参照して行われてもよい。
図11は、関連コンテンツの変更処理の他の例を示すフローチャートである。この例において、通信端末100の制御部110は、新たなSIMカード161が装着されると、これを識別し(ステップSc1)、このSIMカード161に関連付けられたゲームプログラムを特定する(ステップSc2)。このとき、制御部110は、図7に示したアクティベーションを行う。
制御部110は、ステップSc2においてゲームプログラムを特定すると、当該ゲームプログラムと関連付けを有するゲームプログラムがあるか否かを判断する(ステップSc3)。次に、このようなゲームプログラムが存在すれば(ステップSc3:YES)、制御部110は、SIMカード161の装着履歴を参照し、当該ゲームプログラムに対応するSIMカード161が装着されたことがあるか否かを判断する(ステップSc4)。
ここで、2つのゲームプログラムのSIMカード161がいずれも装着されたことがある場合(ステップSc4:YES)、制御部110は、関連コンテンツを変更する(ステップSc5)。なお、ステップSc5における具体的な処理は、上述した実施例の場合と同様でよい。その後、制御部110は、関連コンテンツを変更したことを適当なタイミングでユーザに通知する(ステップSc6)。例えば、制御部110は、アプリやゲームプログラムが実行中である場合には、実行中のプログラムが終了してから通知を行えばよい。
なお、制御部110は、ステップSc2において特定したゲームプログラムに関連付けられたゲームプログラムが存在せず(ステップSc3:NO)、又は当該ゲームプログラムが実行されたことがない(ステップSc4:NO)場合には、関連コンテンツを変更することなく処理を終了させる。
この例によれば、キャラクタ(関連コンテンツ)を変更するためには、対応するゲームプログラム(主コンテンツ)を実行することを必ずしも要しない。すなわち、ユーザは、あるゲームプログラムに関連付けられたSIMカード161を通信端末100に装着し、これによって通信機能を利用したりすることによっても、キャラクタを変更させることが可能である。
なお、ステップSc4において、制御部110は、SIMカード161が装着されたことがあるか否かに加え、そのSIMカード161の装着時に実行された通信に応じて判断結果を異ならせてもよい。例えば、制御部110は、そのSIMカード161を装着した状態での通信量(データ量、通信時間など)が所定の閾値を超えた場合に関連コンテンツを変更するようにしてもよい。また、制御部110は、SIMカード161による料金プランが変更された場合に関連コンテンツを変更することも可能である。
あるいは、制御部110は、通信量の多少によって変更の態様を異ならせてもよい。例えば、制御部110は、変更するパーツを通信量が多い場合と少ない場合とで異ならせてもよいし、1つのキャラクタに複数のパーツが付随する場合であれば、通信量が多いほど変更されるパーツの数が増えるようにすることも可能である。このようにすれば、通信機能をより多く利用したユーザに対して特典を与えることが可能である。
(2)上述したように、通信端末100は、SIMカード161の装着時に実行された通信に応じてコンテンツの変更の態様を異ならせることが可能である。このとき、通信端末100は、実行された通信がアプリによるものである場合に、当該アプリの属性に応じてコンテンツの変更の態様を異ならせてもよい。例えば、通信端末100は、実行されたアプリの属性が「音楽」である場合には、キャラクタとともに楽器を表示させる一方、実行されたアプリの属性が「スポーツ」である場合には、キャラクタとともにスポーツの用具(ボール、ユニフォームなど)を表示させるようにしてもよい。
(3)上述した実施例において、変更の対象は、キャラクタ(関連コンテンツ)ではなくゲームプログラム(主コンテンツ)としてもよいし、これらの双方としてもよい。ここにおいて、ゲームプログラムの変更とは、例えば、ボーナスステージや追加シナリオといった新たなゲームをプレイさせるものであってもよいし、ゲーム内で使用できるアイテムを追加するものであってもよい。つまり、ゲームプログラムの変更とは、ユーザ体験に何らかの変化をもたらすものであれば、さまざまなものが該当し得る。また、コンテンツを変更するための方法は、変更に必要なデータを外部(サーバ装置200など)からダウンロードするものであってもよいし、ゲームプログラムの一部に実行を制限する部分を設け、変更後にはその制限を解除することによって当該部分を実行できるようにするものであってもよい。なお、あるゲームの変更部分は、必ずしも、当該ゲームと組み合わせを構成する他のゲームとの関連性を有していなくてよい。
(4)通信端末100は、ある組み合わせを構成し、所定の条件を満たしたコンテンツのうち、しばらくの間利用されていなかったコンテンツを変更してもよい。例えば、図9に示したフローチャートの例の場合、通信端末100の制御部110は、ステップSb3において、ゲームプログラムが実行されたことがあるか否かに加え、当該ゲームプログラムが最後に実行されてから所定の時間が経過しているか否かを判断し、当該時間が経過している場合にコンテンツを変更するようにする。このようにすれば、しばらく利用していなかったコンテンツをユーザに思い出させ、これを利用するきっかけをユーザに与えることが可能である。
(5)通信端末100は、媒体識別情報に加え、各端末を識別する端末識別情報を用いてアクティベーションを行ってもよい。例えば、通信端末100は、ステップSa2において、媒体識別情報と端末識別情報とをサーバ装置200に送信する。端末識別情報は、例えばIMEI(International Mobile Equipment Identity)であるが、各端末を一意的に特定することが可能な他のデータで代用されてもよい。媒体識別情報と端末識別情報とをともに送信すると、サーバ装置200においてSIMカード161と通信端末100の関連付けを行うことができるため、同じSIMカード161を別の通信端末に装着してもコンテンツを利用することができないようにすることが可能である。また、このようにすることで、コンテンツを利用可能な通信端末を特定の端末識別情報が割り当てられた端末のみに限定することも可能である。
(6)本発明において、変更の対象となるコンテンツの組み合わせは、あらかじめ決められていなくてもよい。また、コンテンツの変更は、コンテンツの組み合わせに応じて異ならなくてもよい。
(7)本発明の記録媒体は、SIMカードではなくゲームソフトとすることも可能である。この場合、主コンテンツ又は関連コンテンツは、ゲームソフトやメモリカードなどにあらかじめ記憶されていてもよい。また、本発明の記録媒体は、データを電気的に読み取るものに限られず、いわゆる非接触ICカードのようにデータが電磁的に読み取られるものや、赤外線などによってデータが光学的に読み取られるものであってもよい。
(8)本発明のコンテンツは、ゲームに関するものに限定されない。例えば、本発明のコンテンツは、楽曲を再生するための音楽データであってもよい。この場合の変更は、いわゆるボーナストラック(追加の楽曲)を聴取可能にするものとしてもよい。この場合の「出力」とは、音楽を再生することである。すなわち、本発明でいうところの「出力」とは、情報の表示に限定されるものではなく、情報(コンテンツ)をユーザが知覚可能な態様で提示することに相当する。
また、本発明のコンテンツは、電子書籍のデータやアプリケーションプログラムであってもよい。いずれの場合においても、ユーザは、コンテンツが変更されることによって、得られる情報量や利用可能な機能が増えるなど、何らかの利益を享受することができるようになる。
(9)本発明において、コンテンツ(又は記録媒体)の組み合わせは、2以上であればいくつであってもよい。すなわち、本発明は、3以上のコンテンツが出力され、又は3以上の記録媒体が認識されたことを契機にコンテンツの変更を行うものとすることも可能である。
(10)本発明の通信端末は、ゲーム機に限定されず、コンテンツの種類に応じて異なり得る。例えば、コンテンツが音楽データである場合には、通信端末は音楽プレーヤであってもよく、コンテンツが電子書籍のデータである場合には、通信端末は電子書籍のリーダであってもよい。
(11)本発明は、情報処理装置や、これを備える通信端末としてだけではなく、通信端末とサーバ装置とを備えるコンテンツ配信システム、コンテンツの変更方法、コンピュータを本発明の情報処理装置として機能させるためのプログラムとして把握されてもよい。また、本発明に係るプログラムは、光ディスクなどの記録媒体に記録した形態や、インターネットなどのネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用可能にする形態などでも提供することができる。
10…コンテンツ配信システム、100…通信端末、110…制御部、111…取得部、112…識別部、113…出力制御部、114…変更制御部、115…アクティベート処理部、116…アプリ実行部、120…記憶部、130…通信部、140…操作部、150…表示部、160…SIMインタフェース部、161…SIMカード、200…サーバ装置、210…制御部、220…記憶部、230…通信部、300…ネットワーク、400、400A、400B…オブジェクト(本体オブジェクト)、401、401A、401B、402、402A、402B…オブジェクト(パーツオブジェクト)

Claims (10)

  1. コンテンツの出力を制御する出力制御部と、
    前記コンテンツに関連付けられた記録媒体を識別する識別部と、
    所定の条件が満たされると、前記出力制御部により出力されるコンテンツが変更されるように制御する変更制御部とを備え、
    前記変更制御部は、
    前記出力制御部により複数の異なるコンテンツが出力され、又は前記識別部により複数の異なる記録媒体が識別されると、その組み合わせに応じて、当該出力されたコンテンツ又は当該識別された記録媒体に関連付けられたコンテンツが出力されるときに当該コンテンツを変更させる
    情報処理装置。
  2. 前記コンテンツは、ゲームコンテンツと、当該ゲームコンテンツに関連するキャラクタコンテンツとを含み、
    前記変更制御部は、前記キャラクタコンテンツを変更させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記変更制御部は、第1のゲームコンテンツ及び第2のゲームコンテンツの少なくとも一方のプレイ履歴に応じて、当該第1のゲームコンテンツに関連する第1のキャラクタコンテンツ及び当該第2のゲームコンテンツに関連する第2のキャラクタコンテンツの少なくとも一方を変更させる
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記キャラクタコンテンツは、キャラクタ本体を表す本体オブジェクトと、当該本体オブジェクトに付随するパーツオブジェクトとを含み、
    前記変更制御部は、前記第1のキャラクタコンテンツに含まれるパーツオブジェクトを前記第2のキャラクタコンテンツに付随させるように変更を行う
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記記録媒体は、SIM(Subscriber Identity Module)カードであり、
    前記識別部は、装着されている前記記録媒体を識別し、
    前記変更制御部は、前記組み合わせを構成する前記記録媒体が装着されているときに行われた通信量に応じて、前記コンテンツの変更の態様を異ならせる
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 属性を有するプログラムであって、実行時に通信を行うプログラムを実行する実行部を備え、
    前記記録媒体は、SIM(Subscriber Identity Module)カードであり、
    前記識別部は、装着されている前記記録媒体を識別し、
    前記変更制御部は、前記組み合わせを構成する前記記録媒体が装着されている場合において、前記実行部によりプログラムが実行されたとき、当該プログラムの前記属性に応じて前記コンテンツの変更の態様を異ならせる
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記変更制御部は、前記出力制御部により第1のコンテンツと第2のコンテンツとが出力され、又は前記識別部により当該第1のコンテンツに関連付けられた第1の記録媒体と当該第2のコンテンツに関連付けられた第2の記録媒体とが識別された場合において、当該第1のコンテンツが最後に出力されてから所定の時間が経過しているとき、当該第1のコンテンツを変更させる
    請求項1ないし6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記識別部により識別された記録媒体に関連付けられた前記コンテンツをサーバ装置から取得する取得部を備える
    請求項1ないし7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 第1のコンテンツを出力し、又は当該第1のコンテンツに関連付けられた第1の記録媒体を識別する第1のステップと、
    第2のコンテンツを出力し、又は当該第2のコンテンツに関連付けられた第2の記録媒体を識別する第2のステップと、
    前記第1のコンテンツと前記第2のコンテンツ又は前記第1の記録媒体と前記第2の記録媒体の組み合わせに応じて、当該第1のコンテンツ及び当該第2のコンテンツの少なくとも一方を変更して出力する第3のステップと
    を有するコンテンツ変更方法。
  10. コンピュータを、
    コンテンツの出力を制御する出力制御部と、
    前記コンテンツに関連付けられた記録媒体を識別する識別部と、
    所定の条件が満たされると、前記出力制御部により出力されるコンテンツが変更されるように制御する変更制御部として機能させるためのプログラムであって、
    前記変更制御部は、
    前記出力制御部により複数の異なるコンテンツが出力され、又は前記識別部により複数の異なる記録媒体が識別されると、その組み合わせに応じて、当該出力されたコンテンツ又は当該識別された記録媒体に関連付けられたコンテンツが出力されるときに当該コンテンツを変更させる
    プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5945045B1 (ja) * 2015-06-30 2016-07-05 グリー株式会社 制御方法、コンピュータ及び制御プログラム
JP2017175263A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 ビッグローブ株式会社 サービス提供システム、サービス提供方法およびプログラム

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