JP2014027915A - 緑化面形成材 - Google Patents

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洋晴 西部
Misaki Amamotsu
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Abstract

【課題】水持ちが良好で層部の形状に垂れが生じにくい緑化面形成材を提供する。
【解決手段】支持体11と、この支持体の表面に設けられた保水層12と、この保水層12を通る水を留める堰止め材13と、上記保水層12の表面側を覆うとともに縫い合わせによる区画領域を有する表面層14と、上記保水層12と表面層14との間に形成される根張り領域に通じる、上記表面層14に形成された切れ目部15と、水を上記保水層12の上端に滴り落とす潅水管16と、を備える。上記根張り領域には土3が設けられ、植物2の根が入れられる。
【選択図】図2

Description

この発明は、建物の壁などの緑化に利用することができる緑化面形成材に関する。
特許文献1には、緑化植物を植生可能なマットを複数箇所で表側に向けて凸状に膨出させ、緑化植物と共に土壌や保水材等を保持する複数のポケット部を形成し、これにより家屋・塀・仮囲い等の建造物の表面緑化を行う表面緑化用器材が開示されている。
また、特許文献2には、第1の保水シート材と、略水平方向に切れ目を設けた前記第1の保水シートと略同サイズの第2の保水シート材とを積層し、前記切れ目を中心に区画するように前記第1、第2の保水シート材を縫製して、前記切れ目ごとにポケットを区画し、前記ポケット内で植物を植栽する植物育成マットが開示されている。
特開2004−267084号公報 特開2010−119317号公報
しかしながら、上記特許文献1および特許文献2に開示された表面緑化用器材や植物育成マットでは、水持ちが悪いために下部に水が溜まりやすく、全体をできるだけ均質に保湿させようとすると、水使用量が多くなり、これでは逆に過湿状態になりやすい。また、シート材の耐久性が低く、形状に垂れが生じやすい。
この発明は、上記の事情に鑑み、水持ちが良好であり全体として概ね均質な保水状態を形成でき層部の形状に垂れが生じにくい緑化面形成材を提供することを課題とする。
この発明の緑化面形成材は、上記の課題を解決するために、水が通る層部と、上記層部を支持する支持体と、上記層部を通る水を留める水留め部と、を備えたことを特徴とする。
上記の構成であれば、上記水留め部を設けたので、この水留め部が設けられている各々の箇所での水持ちを良好にでき、全体として概ね均質な保水状態を形成できる。また、上記水留め部によって上記層部が区分されると、この区分された層部は全体大きさに比べて小さくなるので、層部の形状に垂れが生じにくくなる。
上記水留め部が間隔をおいて上下方向に複数設けられていてもよい。これによれば、緑化面形成材に植物が間隔をおいて配置される場合に、各植物に対して水持ちが良好である部分を割り当てることができる。
上記層部の側部が止水処理されていてもよい。これによれば、上記水留め部で留められた水が上記層部の側部に到達し、この側部から水がしみ出ていくのを防止できる。
上記水留め部を通過する水の量を調整する水通過調整部が形成されていてもよい。これによれば、水持ち状態が過剰になるのを上記水通過調整部によって防止することができる。
上記層部の表面側を覆って根張り領域を形成する表面層が備えられていてもよい。また、上記表面層と上記層部を縫い合わせて区画領域が形成されており、各区画領域の表面層に上記根張り領域に通じる切れ目部が形成されていてもよい。
上記層部から水を受け取って上記根張り領域に導く導水層を設けてもよい。これによれば、上記導水層によって上記根張り領域に水を良好に導くことができる。
上記層部の上端部に水を供給する潅水管を有していてもよい。上記層部は保水性を有する保水層であるのがよい。上記水留め部は空気層或いは部材からなっていてもよい。
本発明であれば、水持ちが良好で全体として概ね均質な保水状態を形成でき層部に垂れが生じにくいという優れた効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る緑化面形成材を示した斜視図である。 保水層等を支持体に固定するのにステープルを用いた図1の部分拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係る緑化面形成材の堰止め材の配置例を示した斜視図である。 本発明の一実施形態に係る緑化面形成材の水通過調整穴の配置例を示した斜視図である。 保水層等を支持体に固定するのに釘を用いた図1の部分拡大断面図である。 保水層等を支持体に固定するのに埋め込みボルト及びナットを用いた図1の部分拡大断面図である。 本発明の他の実施形態に係る緑化面形成材を示した斜視図である。 図7の緑化面形成材を用いた植物植え込み例を示した部分拡大断面図である。 図7の緑化面形成材を用いた植物植え込み例を示した部分拡大断面図である。 本発明の他の実施形態に係る緑化面形成材を示した斜視図である。 図10の緑化面形成材を用いた植物植え込み例を示した部分拡大断面図である。 図10の緑化面形成材を用いた植物植え込み例を示した部分拡大断面図である。
次に、この発明の実施形態に係る緑化面形成材を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係る緑化面形成材は、下記の実施形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
図1はこの発明の実施形態に係る緑化面形成材1を示した斜視図であり、図2は植物2を植え込んだ状態の上記緑化面形成材1の部分拡大断面図である。上記緑化面形成材1は、支持体11と、この支持体11の表面に設けられた保水層(層部)12と、この保水層12を通る水を留める堰止め材13と、上記保水層12の表面側を覆うとともに縫い合わせによる区画領域を有する表面層14と、上記保水層12と表面層14との間に形成される根張り領域に通じる、上記表面層14に形成された切れ目部15と、潅水管16と、を備える。上記根張り領域には土3が設けられ、植物2の根が入れられる。
上記支持体11は、例えば、セメント板或いはプラスチック板などの剛体板から成る。勿論、この支持体11は、水に起因した腐食の生じにくい素材で形成されるのが望ましく、また、仮に腐食を生じやすい素材であるとしても表面に防水加工等が施されたものでもよい。また、上記支持体11は、人或いは機械により搬送できる程度の大きさ(重量)を有するのが望ましい。
上記保水層12は、例えば吸水性ポリマーシート、繊維素材であるランシール(登録商標)、PVA(ポリビニルアルコール)スポンジなどの保水性スポンジなどから成る。また、上記保水層12をマットやフェルトを用いて形成してもよい。上記保水層12は、吸水しても縦横寸法は変わらずに厚みのみ増大するものを用いてもよい。
上記表面層14は、内側に配置された第1シート14aと外側に配置された第2シート14bとから成る。上記第1シート14aは、上記第2シート14bに比べて引張強度の高いものが用いられおり、上記根張り領域に根が収容される植物2を支える支持シートとして機能している。一方、上記第2シート14bは、上記第1シート14aに比べて乾燥防止性(水分の蒸発抑止性)に優れたものが用いられており、乾燥防止シートとして機能している。また、上記第2シート14bは、紫外線を遮蔽する性質を有するとともに温度、湿度、雨等に対する耐候性を有しているのがよい。勿論、上記表面層14は2枚のシートから成るものに限らない。
上記潅水管16は、上記保水層12の上端部に水を供給するものであり、図示しない留め金具などにより上記支持体11に留め付けられている。上記潅水管16には外表面に通じる貫通穴が形成されており、この貫通穴から滴り落ちる水が上記保水層12の上端側に供給される。上記潅水管16には図示しない貯水タンク等から水が供給される。
上記の保水層12および表面層14は、タッカーにより打ち込まれたステープル17によって上記支持体11に固定されている。上記ステープル17は例えば上記縫い合わせ部分に打ち込まれる。
上記堰止め材13は、通水性を有しない木材、樹脂製材、セメント板などの部材を用いて作成することができる。木材を用いる場合には、その表面に防水加工等を施すのがよい。上記堰止め材13の断面形状は角形に限らない。
上記堰止め材13は、図3にも示しているように、上記保水層12と同程度の幅を有し、上下方向に一定間隔で複数配置されている。ここで、上記保水層12がその下端から例えば7cm程度の高さまでしか保水できないのであるならば、上記堰止め材13の配置間隔を10cm〜20cm程度とすることが考えられる。もちろん、これに限定されるものではなく、上記間隔を大きくとるようにしてもよい。
上記堰止め材13によって上記保水層12が区分される。この区分については、上記保水層12を複数に切断分割することによる区分の他、一枚の保水層12上に配置した上記堰止め材13を上記支持体11に固定して行う区分がある。すなわち、上記堰止め材13で上記保水層12を押さえ付けることでも水留めおよび区分が行える。各堰止め材13は、ステープル、釘、ボルトなどの固定具により上記支持体11に固定することができる。一方、各堰止め材13を例えばセメントなどを用いて上記支持体11と一体成形するならば、各堰止め材13の固定作業を不要にすることができる。上記堰止め材13の配置間隔は、上記植物2の上記区画領域の上下方向間隔に一致させることができる。
以上に説明した緑化面形成材1であれば、上記保水層12を通る水を留める堰止め材13を設けたので、この堰止め材13が設けられている箇所での水持ちを良くすることができる。すなわち、図3において白抜き矢印で示したように、上記保水層12を通る水は、上記堰止め材13の配置箇所に至ると、この堰止め材13上に溜まり、また、水平方向に広がり、上記堰止め材13が設けられている箇所での水持ちが良くなる。そして、上記堰止め材13上に溜まった水は、下方の保水層12に溢れ伝っていき、同様の現象が繰り返される。また、上記堰止め材13が設けられている箇所で上記のように水が伝わるので水道(みずみち)ができにくくなり、広い箇所で水分条件を極力同じにできる。
また、上記堰止め材13によって上記保水層12が区分され、この区分された保水層部分は全体大きさに比べて小さくなるので、上記保水層部分の形状に垂れは生じにくくなる。前述したが、上記区分については、上記保水層12を複数に切断して行う区分の他、一枚の保水層12の上から上記堰止め材13を上記支持体11に固定して行う区分があり、いずれの場合も、形状に垂れは生じにくくなる。
また、上記堰止め材13が間隔をおいて上下方向に複数設けられているので、各植物2に対して水持ちが良好とされた部分を割り当てることができる。
上記構成では、堰止め材13を用いて水留め部を構成したが、これに限らない。水留め部は上記保水層12を上下に分断離間して空気層を介在させるだけでも形成することができる。また、分断された上記保水層12の下面に止水処理を施してもよい。この止水処理としては止水材を設ける他、熱や薬剤による保水層変質化による止水処理などが挙げられる。上記止水材としては、いわゆるシーリング材やコーキング材などを用いることができる。また、上述したような切断しない区分としては、一枚の保水層12の上から上記堰止め材13を上記支持体11に固定する方法の他、上記保水層12に水の通りを阻止する樹脂などを含浸させて水留め部とすることも考えられる。
また、上記構成では、上記保水層12の側部に対して特に処理は行わなかったが、上記保水層12の側部について上述したような止水処理を施してもよいものである。これによれば、上記堰止め材13で堰止められた水が上記保水層12の側部に到達し、この側部から水がしみ出ていくのを防止できる。
また、上記保水層12と上記表面層14との間に、他の層、例えば、上記保水層12の水を受け取って上記根張り領域に導く導水層を設けてもよい。この導水層は、導水性を有するシートからなり、水を毛管現象により吸い上げる能力に優れた、例えばポリエチレン、ポリエステル等の樹脂や合成繊維等からなる不織布(ニードルパンチ不織布、スパンレース不織布等)、トリコット等、或いはこれらの組み合わせを利用することができる。この導水層としては、例えば、バイレック揚水距離が10分後で5cm以上、望ましくは10cm以上となる素材を用いるのがよい。また、上記導水層は、植物2の根が入り込める密度を有するものとしてもよい。また、上記導水層は、上記堰止め材13によって上記のように区分されてもよいし、区分されなくてもよい。
図4に示す緑化面形成材1においては、上記堰止め材13に当該堰止め材13を通過する水の量を調整する水通過調整穴13aが形成されている。これによれば、上記堰止め材13で水持ち状態が過剰になるのを上記水通過調整穴13aによって防止することができる。上記水通過調整穴13aは全ての堰止め材13に形成されている必要はない。また、上記水通過調整穴13aの大きさ、形状、配置位置は、図4に示したものに限らないし、これら大きさ等が堰止め材13で異なっていてもよい。なお、上記保水層12の下面に施す先述の止水処理を下面全体ではなく部分的に形成する方法、或いは上記樹脂の含浸を部分的に行う方法等でも、水通過調整部を形成することができる。
また、上記支持体11上に上記保水層12などを上記ステープル17により固定したが、これに限らず、リベットや接着剤や縫製等によって固定するようにしてもよい。また、図5及び図6に示すような固定構造を採用してもよい。
図5に示した緑化面形成材1においては、上記縫い合わせの交差箇所にハトメ金具19が装着されており、このハトメ金具19の穴に釘20を挿通させて上記支持体11に打ち付けることでこの支持体11上に上記保水層12等からなる積層体を固定している。また、図6に示した緑化面形成材1においては、上記支持体11にボルト21が埋め込まれている一方、上記縫い合わせの交差箇所にハトメ金具19が装着されており、このハトメ金具19の穴に挿通させた上記ボルト21にナット22を螺合することにより、上記支持体11に上記支持層12等からなる積層体を固定している。なお、上記図3及び図4の構成において、上記ハトメ金具19を用いない構成とすることも可能である。また、上記の釘20やボルト21を用いて上記堰止め材13を上記支持体11に固定するようにしてもよい。
上記緑化面形成材1は、外壁パネルやパーティションなどとして構成できる他、板状のオブジェや、筒状のオブジェとして構成することもできる。
図7に示した緑化面形成材1は、水留め部として上記保水層12を上下に分断離間して得られた空気層13Aを備えている。この空気層13Aは、上記保水層12の下面での水の表面張力により当該保水層12の下面部で水を保持する。また、上記分断された各保水層12の下面部には、水通過調整部として多数の排水用凸部12aが形成されている。上記排水用凸部12aは、下側が先鋭となる逆三角形状を有している。また、緑化面形成材1の最も下の保水層12の下方には水受け部(樋でもよい)25が設けられている。上記水受け部25は上記支持体11に固定することができる。
上記保水層12内を下りて行く水は、各保水層12の下部に至り、各排水用凸部12aの下部先端に集約され、当該先端から下方に位置する保水層12の上面へと滴下して行く。すなわち、この図7の緑化面形成材1では、上記空気層13Aが上記保水層12内の水を留めるための水留め部として機能するとともに、上記排水用凸部12aが上記空気層13Aを通過(滴下)する水の量を調整する水通過調整部として機能する。ここに、上記排水用凸部12aの形成個数を多くすると、上記空気層13Aを通過する水の量を増やすことができる。また、上記排水用凸部12aの形成間隔を均一にすると、各保水層12内での水の偏在の程度を軽減することができる。すなわち、上記排水用凸部12aを均一配置することで上記保水層12の下面部での保水量の均一化が図れる。なお、上記保水層12の下面の表面積を増やすと、上記保水層12の下面部での保水量を増やすことができる。また、上記排水用凸部12aの形成箇所で水道(みずみち)が形成されることになり、所望の箇所に水道を形成することができる。
図8に示した緑化面形成材1は、上記図7に示した空気層13Aおよび上記排水用凸部12aを有している。上記保水層12の表面側には表面層14が設けられている。そして、上記保水層12と表面層14との間に形成される根張り領域には土3が設けられ、植物2の根が入れられる。上記空気層13Aは上記根張り領域に繋がって存在する。
図9に示した緑化面形成材1は、上記図7に示した空気層13Aおよび上記排水用凸部12aを有している。上記保水層12の表面側には上下に分断離間されない別の保水層12(上記導水層等でもよい)が設けられており、上記別の保水層12の表面側に表面層14が設けられている。そして、上記保水層12と表面層14との間に形成される根張り領域には土3が設けられ、植物2の根が入れられる。上記空気層13Aは上記根張り領域に繋がらずに存在している。
図10に示した緑化面形成材1は、水留め部として上記保水層12の表層側のみを上下に分断離間して得られた空気層13Aを備えている。このような分断離間はエンボス加工等によって得ることができる。そして、上記分断された箇所の各保水層12の下部には、上記排水用凸部12aが形成されている。なお、加圧によって得られた非分断箇所は、他の箇所に比べて高密度となって水は通り難くなるので、この非分断箇所も水留め部として機能し得る。
上記保水層12内を下りて行く水の一部は、上記保水層12の下部に至り、各排水用凸部12aの下部先端に集約され、当該先端から下側に位置する保水層12の上面へと滴下して行く。すなわち、この図10の緑化面形成材1でも、上記空気層13Aが上記保水層12内の水を留めるための水留め部として機能するとともに、上記排水用凸部12aが上記空気層13Aを通過(滴下)する水の量を調整する水通過調整部として機能する。
図11に示した緑化面形成材1は、上記図10に示した空気層13Aおよび上記排水用凸部12aを有している。上記保水層12の表面側には表面層14が設けられている。そして、上記保水層12と表面層14との間に形成される根張り領域には土3が設けられ、植物2の根が入れられる。上記空気層13Aは上記根張り領域に繋がって存在する。
図12に示した緑化面形成材1は、上記図10に示した空気層13Aおよび上記排水用凸部12aを有しているが、上記保水層12は表裏を逆にして配置されている。このため、上記保水層12の表面側には上下に分断離間されない非分断箇所が位置し、当該非分断箇所の表面側に表面層14が設けられる。そして、上記保水層12と表面層14との間に形成される根張り領域には土3が設けられ、植物2の根が入れられる。上記空気層13Aは上記根張り領域に繋がらずに存在している。
なお、上記排水用凸部12aは三角形状に限らず半円形状でもよい。また、上記保水層12の下面に勾配(傾斜)を付けて上記空気層13Aを形成した場合でも、上記勾配が上記空気層13Aを通過(滴下)する水の量を調整する水通過調整部として機能することが可能である。
1 緑化面形成材
2 植物
3 土
11 支持体
12 保水層(層部)
12a 排水用凸部(水通過調整部)
13 堰止め材(水留め部)
13a 水通過調整穴(水通過調整部)
13A 空気層(水留め部)
14 表面層
14a 第1シート
14b 第2シート
15 切れ目部
16 潅水管

Claims (11)

  1. 水が通る層部と、上記層部を支持する支持体と、上記層部を通る水を留める水留め部と、を備えたことを特徴とする緑化面形成材。
  2. 請求項1に記載の緑化面形成材において、上記水留め部が間隔をおいて上下方向に複数設けられていることを特徴とする緑化面形成材。
  3. 請求項1または請求項2に記載の緑化面形成材において、上記層部の側部が止水処理されていることを特徴とする緑化面形成材。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の緑化面形成材において、上記水留め部を通過する水の量を調整する水通過調整部が形成されていることを特徴とする緑化面形成材。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の緑化面形成材において、上記層部の表面側を覆って根張り領域を形成する表面層が備えられていることを特徴とする緑化面形成材。
  6. 請求項5に記載の緑化面形成材において、上記表面層と上記層部を縫い合わせて区画領域が形成されており、各区画領域の表面層に上記根張り領域に通じる切れ目部が形成されていることを特徴とする緑化面形成材。
  7. 請求項5または請求項6に記載の緑化面形成材において、上記層部から水を受け取って上記根張り領域に導く導水層を設けたことを特徴とする緑化面形成材。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の緑化面形成材において、上記層部の上端部に水を供給する潅水管を有することを特徴とする緑化面形成材。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の緑化面形成材において、上記層部は保水性を有する保水層であることを特徴とする緑化面形成材。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の緑化面形成材において、上記水留め部は空気層からなることを特徴とする緑化面形成材。
  11. 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の緑化面形成材において、上記水留め部は部材からなることを特徴とする緑化面形成材。
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