JP2014026873A - 燃料電池発電システムおよびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】マイコンの多重化のように同じ理由で同種の構成要素が異常動作に陥ることなく燃料遮断機能を強化する。
【解決手段】燃料遮断弁3は開いているときに原燃料ガスを燃料処理装置2に供給する。燃料処理装置2は、可燃性の原燃料ガスと空気とを取り入れて、水素を含む改質燃料ガスを生成し、改質燃料ガスを燃料電池スタック1に供給する。ガス検知器13は、システム内の可燃性ガスの濃度が第1許容範囲内ではないときにその旨を表すガス検知状態信号16を異常信号として出力する。マイクロコンピュータ11は、燃料遮断弁3を開け、異常信号が供給されたときに燃料遮断弁3を閉じる。保護機能回路12は、ハードウェアにより構成され、異常信号が供給されたときにマイクロコンピュータ11を介さずに燃料遮断弁3を閉じる。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、燃料電池発電システムおよびその制御方法に関する。
燃料電池発電システムにおいて、燃料処理装置は、燃料遮断弁が開いているときに、可燃性の原燃料ガスを燃料遮断弁から取り入れて、水素を含む改質燃料ガスを生成し、その改質燃料ガスを燃料電池スタックのアノード極に供給する。燃料電池スタックは、カソード極に供給される酸化剤ガスとアノード極に供給される改質燃料ガスとが電気化学的に反応することにより、酸素と水素から水を生成する過程で電気エネルギーを発生させる。このように、燃料電池発電システムでは、可燃性ガスを取り扱う。このため、安全性を確保するためにマイクロコンピュータ(マイコン)により燃料遮断弁の開閉を制御している。
マイコンは、燃料遮断弁を開けてから、異常が発生したときに燃料遮断弁を閉じる。そのマイコンはウォッチドッグ機能を有しているため、マイコン自体に異常が発生した場合、マイコンがウォッチドッグ機能によりフェールセーフ状態に移行し、燃料遮断弁を閉じることにより、安全性を確保している。
マイコンは、システムの小型化には最適であり、ウォッチドッグ機能により安全性を確保するには有効なものである。しかし、マイコン自体に異常が発生した場合には確実に安全性を確保することができない。
そこで、安全性をより向上させるために、マイコンを2重化し、1つのマイコンに異常が発生した場合でも、もう1つのマイコンがバックアップしている。
特許第3911496号公報
マイコンを2重化しても1つのマイコンに異常が発生した場合にもう1つのマイコンに異常が発生しないとは限らない。すなわち、同種の構成要素は同じ理由で異常動作に陥る可能性がある。
本発明が解決しようとする課題は、マイコンの多重化のように同じ理由で同種の構成要素が異常動作に陥ることなく燃料遮断機能を強化する燃料電池発電システムおよびその制御方法を提供することである。
本発明に係る燃料電池発電システムの一つの態様は、燃料電池スタックと、可燃性の原燃料ガスと空気とを取り入れて、水素を含む改質燃料ガスを生成し、前記改質燃料ガスを前記燃料電池スタックのアノード極に供給する燃料処理装置と、開いているときに前記原燃料ガスを前記燃料処理装置に供給する燃料遮断弁と、前記システム内の前記可燃性ガスの濃度が第1許容範囲内ではないときにその旨を表すガス検知状態信号を異常信号として出力するガス検知器と、前記燃料遮断弁を開け、前記異常信号が供給されたときに前記燃料遮断弁を閉じるマイクロコンピュータと、ハードウェアにより構成され、前記異常信号が供給されたときに前記マイクロコンピュータを介さずに前記燃料遮断弁を閉じる保護機能回路と、を具備することを特徴とする。
また、この発明に係る燃料電池発電システムの制御方法の一つの態様は、燃料電池スタックと燃料処理装置とマイクロコンピュータとハードウェア構成の保護機能回路とを具備し、前記燃料処理装置が、燃料遮断弁を介して供給される可燃性の原燃料ガスと、空気とを取り入れて、水素を含む改質燃料ガスを生成し、前記改質燃料ガスを前記燃料電池スタックのアノード極に供給する燃料電池発電システムの制御方法において、前記システム内の前記可燃性ガスの濃度が第1許容範囲内ではないときにその旨を表すガス検知状態信号を異常信号として出力するステップと、前記マイクロコンピュータが、前記燃料遮断弁を開けるステップと、前記マイクロコンピュータが、前記異常信号が供給されたときに前記燃料遮断弁を閉じるステップと、前記保護機能回路が、前記異常信号が供給されたときに前記マイクロコンピュータを介さずに前記燃料遮断弁を閉じるステップと、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、マイコンの多重化のように同じ理由で同種の構成要素が異常動作に陥ることなく燃料遮断機能を強化することができる。
本発明の一実施形態に係る燃料電池発電システムの構成を示すブロック図である。 図1の可燃性ガス検知装置および制御装置の詳細な構成を示すブロック図である。 図2のマイクロコンピュータ(マイコン)、電源供給回路、信号供給回路および燃料遮断弁の動作を示すフローチャートである。 図2のハードウェア構成の保護機能回路の一例を示す回路図である。
以下、本発明に係る燃料電池発電システムの実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る燃料電池発電システムの構成を示すブロック図である。図2は、図1の可燃性ガス検知装置および制御装置の詳細な構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、本発明の一実施形態に係る燃料電池発電システムは、燃料電池スタック1と、燃料処理装置2と、燃料遮断弁3と、空気供給装置7と、排熱回収装置8と、電力変換器9と、制御装置10と、可燃性ガス検知装置30と、を具備している。
燃料電池スタック1は、カソード極と冷却水流路とアノード極とを備えている。制御装置10は、燃料処理装置2と燃料遮断弁3と空気供給装置7と排熱回収装置8と電力変換器9とを制御する。
空気供給装置7は、酸素を含む酸化剤ガス(空気)を燃料電池スタック1のカソード極と燃料処理装置2とに供給する。
燃料遮断弁3は、開いているときに、可燃性の原燃料ガスを燃料処理装置2に供給する。原燃料ガスはメタンを含んでいる。
燃料処理装置2は、脱硫器4と、改質器5と、一酸化炭素(以下、CO)変成器6と、を備えている。脱硫器4は、燃料遮断弁3からの原燃料ガスを取り入れて、脱硫剤によりメタンガスを取り出す。改質器5は、脱硫器4からのメタンガスと、水蒸気と、空気供給装置7からの酸化剤ガスとを取り入れて、水素を含む燃料ガスを生成する。CO変成器6は、改質器5から燃料ガスを取り入れて、その燃料ガス中のCOをCO変成触媒により低減する。さらに、CO変成器6は、空気供給装置7からの酸化剤ガスを取り入れて、CO選択酸化触媒によりCOを選択的に酸化燃焼させ、改質燃料ガスを生成する。この改質燃料ガスは、燃料電池スタック1のアノード極に供給される。
燃料電池スタック1は、カソード極に供給される酸化剤ガスとアノード極に供給される改質燃料ガスとが電気化学的に反応することにより、酸素と水素から水を生成する過程で電気エネルギーを発生させる。
排熱回収装置8は、燃料電池スタック1の冷却水流路に冷却水を循環して、燃料電池スタック1の温度上昇を抑制する。
電力変換器9は、燃料電池スタック1から発生する直流の電気エネルギーを交流の電気エネルギーに変換し、商用電力系統27に出力する。
図2に示されるように、制御装置10は、マイクロコンピュータ(以下、マイコン)11と、保護機能回路12と、電源供給回路19と、信号供給回路20と、を備えている。保護機能回路12は、ハードウェアにより構成されている。保護機能回路12については後述する。
マイコン11は、記憶部と、CPU(Central Processing Unit)とを備えている。記憶部には、燃料処理装置2と燃料遮断弁3と空気供給装置7と排熱回収装置8と電力変換器9とを制御するためのコンピュータプログラムが格納され、CPUは、コンピュータプログラムを記憶部から読み出して、そのコンピュータプログラムを実行する。
可燃性ガス検知装置30は、ガス検知器13と、換気ファン部14と、温度ヒューズ15と、を備えている。
ガス検知器13は、可燃性ガスが漏洩する場合を想定してシステム内に設けられ、システム内の可燃性ガスの濃度が第1許容範囲内ではないときにその旨を表すガス検知状態信号16を異常信号として出力する。
換気ファン部14は、換気用のファンを有し、可燃性ガスが漏洩する場合を想定して内部に漏洩した可燃性ガスを滞留させないためにシステム内に設けられ、ファンの状態を表す換気ファン状態信号17を異常信号として出力する。換気ファン状態信号17は、ファンの回転数が第2許容範囲内ではないときにその旨を表す信号と、ファンが動作していないときにその旨を表す信号と、ファンの入口と出口の圧力、または、その差圧が第3許容範囲内ではないときにその旨を表す信号と、ファンの流量が第4許容範囲内ではないときにその旨を表す信号と、の少なくとも1つの信号を含んでいる。
温度ヒューズ15は、可燃性ガスの漏洩やヒータの異常加熱などで火災が発生する場合を想定してシステム内に設けられ、システム内の温度が第5許容範囲を超えたときに、その状態を表す温度ヒューズ状態信号18を異常信号として出力する。
上述のマイコン11、電源供給回路19、信号供給回路20および燃料遮断弁3の動作について図3を参照して説明する。図3は、マイコン11、電源供給回路19、信号供給回路20および燃料遮断弁3の動作を示すフローチャートである。ここで、システムが起動する前は燃料遮断弁3が閉じている。
マイコン11は、システムが起動したとき(ステップS1)、電源制御信号21および信号制御信号22をそれぞれ電源供給回路19および信号供給回路20に供給する(ステップS2)。
この場合、電源供給回路19は、マイコン11から電源制御信号21が供給されているときに駆動電源25を燃料遮断弁3に供給する(ステップS3)。信号供給回路20は、マイコン11から信号制御信号22が供給されているときに駆動信号26を燃料遮断弁3に供給する(ステップS4)。燃料遮断弁3は、駆動電源25と駆動信号26とが供給されているときに開く(ステップS5)。
マイコン11は、システムが運転しているときにガス検知器13と換気ファン部14と温度ヒューズ15との少なくとも1つから異常信号が供給されない場合(ステップS6−NO、S7−NO)、電源制御信号21と信号制御信号22との供給を継続する(ステップS2)。
一方、マイコン11は、システムが運転停止する場合(ステップS6−YES)、電源制御信号21と信号制御信号22との供給を停止する(ステップS8)。または、マイコン11は、システムが運転しているときにガス検知器13と換気ファン部14と温度ヒューズ15との少なくとも1つから異常信号が供給された場合(ステップS6−NO、S7−YES)、電源制御信号21と信号制御信号22との供給を停止する(ステップS8)。
この場合、電源供給回路19は、マイコン11から電源制御信号21が供給されないとき(ステップS9−YES)、駆動電源25の供給を停止する(ステップS10)。信号供給回路20は、マイコン11から信号制御信号22が供給されないとき(ステップS11−YES)、駆動信号26の供給を停止する(ステップS12)。燃料遮断弁3は、駆動電源25および駆動信号26の少なくとも一方が供給されないときに速やかに閉じる(ステップS13)。
次に、ハードウェア構成の保護機能回路12の一例について説明する。図4は、図2のハードウェア構成の保護機能回路の一例を示す回路図である。
ここで前提条件として、ガス検知器13、換気ファン部14および温度ヒューズ15からそれぞれ出力される異常信号(ガス検知状態信号16、換気ファン状態信号17および温度ヒューズ状態信号18)のレベルが以下のように設定されているものとする。その信号レベルは、ハイレベルを「1」とし、ロウレベルを「0」とする。
ガス検知状態信号16は、可燃性ガスの濃度が第1許容範囲内であるときに、無効な信号レベルとして「1」を表し、可燃性ガスの濃度が第1許容範囲内ではないときに、有効な信号レベルとして「0」を表すものとする。
換気ファン状態信号17「回転数」は、ファンの回転数が第2許容範囲内であるときに、無効な信号レベルとして「1」を表し、ファンの回転数が第2許容範囲内ではないときに、有効な信号レベルとして「0」を表すものとする。換気ファン状態信号17「動作」は、ファンが動作しているときに、無効な信号レベルとして「1」を表し、ファンが動作していないときに、有効な信号レベルとして「0」を表すものとする。換気ファン状態信号17「圧力または差圧」は、ファンの入口と出口の圧力、または、その差圧が第3許容範囲内であるときに、無効な信号レベルとして「1」を表し、ファンの入口と出口の圧力、または、その差圧が第3許容範囲内ではないときに、有効な信号レベルとして「0」を表すものとする。換気ファン状態信号17「流量」は、ファンの流量が第4許容範囲内であるときに、無効な信号レベルとして「1」を表し、ファンの流量が第4許容範囲内ではないときに、有効な信号レベルとして「0」を表すものとする。
温度ヒューズ状態信号18は、システム内の温度が第5許容範囲を超えないときに、無効な信号レベルとして「1」を表し、システム内の温度が第5許容範囲を超えたときに、有効な信号レベルとして「0」を表すものとする。
温度ヒューズ15は第5許容範囲を超えたときに切れるため、センサ自体に電流が流れずにロウレベル「0」を表す。このため、温度ヒューズ状態信号18のレベルに統一するために、ガス検知状態信号16および換気ファン状態信号17「回転数」「動作」「圧力」「流量」についても、「0」を有効な信号レベルとする。
上述のようなガス検知状態信号16、換気ファン状態信号17および温度ヒューズ状態信号18のレベルが設定されている場合、保護機能回路12は、トランジスタスイッチにより構成することができる。
たとえば、保護機能回路12は、図4に示されるように、NAND回路31と、バッファ回路32、33と、を備えている。NAND回路31とバッファ回路32、33は、トランジスタスイッチとして用いられるP型MOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field Effect Transistor)、N型MOSFETを組み合わせた論理素子である。
この場合、NAND回路31は、6個のP型MOSFETと6個のN型MOSFETの組み合わせにより、6入力−1出力のNAND回路を実現する。NAND回路31の入力には、ガス検知状態信号16、換気ファン状態信号17「回転数」「動作」「圧力」「流量」および温度ヒューズ状態信号18が供給され、その論理結果がNAND回路31の出力から出力される。ガス検知状態信号16、換気ファン状態信号17「回転数」「動作」「圧力」「流量」および温度ヒューズ状態信号18のレベルがすべて「1」である場合、NAND回路31は「0」を出力する。ガス検知状態信号16、換気ファン状態信号17「回転数」「動作」「圧力」「流量」および温度ヒューズ状態信号18の少なくとも1つのレベルが「0」である場合、NAND回路31は「1」を出力する。
バッファ回路32、33の各々は、インバータ回路を直列に接続することにより実現する。そのインバータ回路は、1個のP型MOSFETと1個のN型MOSFETの組み合わせにより、1入力−1反転出力のインバータ回路を実現する。バッファ回路32およびバッファ回路33は、それぞれ、NAND回路31の出力を電源遮断信号23および信号遮断信号24として電源供給回路19および信号供給回路20に出力する。
ここで、電源遮断信号23および信号遮断信号24は、有効な信号レベルであるときに「1」を表し、無効な信号レベルであるときに「0」を表すものとする。すなわち、保護機能回路12は、ガス検知器13と換気ファン部14と温度ヒューズ15との少なくとも1つから異常信号「0」が供給されたときに、電源遮断信号23「1」および信号遮断信号24「1」をそれぞれ電源供給回路19および信号供給回路20に供給する。
この場合、電源供給回路19は、保護機能回路12から電源遮断信号23「1」が供給されたとき(ステップS9−YES)、駆動電源25の供給を停止する(ステップS10)。信号供給回路20は、保護機能回路12から信号遮断信号24「1」が供給されたとき(ステップS11−YES)、駆動信号26の供給を停止する(ステップS12)。燃料遮断弁3は、駆動電源25および駆動信号26の少なくとも一方が供給されないときに速やかに閉じる(ステップS13)。
このように、マイコン11は、燃料遮断弁3を開けてから、異常信号が発生したときに燃料遮断弁3を速やかに閉じるが、マイコン11の異常動作時(ウォッチドッグが機能しない状態など)においても、ハードウェア構成の保護機能回路12が動作し、異常信号が発生したときにマイコン11を介さずに燃料遮断弁3を速やかに閉じる。
このため、本実施形態によれば、マイコン11の多重化のように同じ理由で同種の構成要素が異常動作に陥ることなく燃料遮断機能を強化することができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更することができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 … 燃料電池スタック
2 … 燃料処理装置
3 … 燃料遮断弁
4 … 脱硫器
5 … 改質器
6 … CO変成器
7 … 空気供給装置
8 … 排熱回収装置
9 … 電力変換器
10 … 制御装置
11 … マイクロコンピュータ(マイコン)
12 … 保護機能回路
13 … ガス検知器
14 … 換気ファン部
15 … 温度ヒューズ
16 … ガス検知状態信号
17 … 換気ファン状態信号
18 … 温度ヒューズ状態信号
19 … 電源供給回路
20 … 信号供給回路
21 … 電源制御信号
22 … 信号制御信号
23 … 電源遮断信号
24 … 信号遮断信号
25 … 駆動電源
26 … 駆動信号
27 … 商用電力系統
30 … 可燃性ガス検知装置
31 … NAND回路
32 … バッファ回路
33 … バッファ回路

Claims (6)

  1. 燃料電池スタックと、
    可燃性の原燃料ガスと空気とを取り入れて、水素を含む改質燃料ガスを生成し、前記改質燃料ガスを前記燃料電池スタックのアノード極に供給する燃料処理装置と、
    開いているときに前記原燃料ガスを前記燃料処理装置に供給する燃料遮断弁と、
    前記システム内の前記可燃性ガスの濃度が第1許容範囲内ではないときにその旨を表すガス検知状態信号を異常信号として出力するガス検知器と、
    前記燃料遮断弁を開け、前記異常信号が供給されたときに前記燃料遮断弁を閉じるマイクロコンピュータと、
    ハードウェアにより構成され、前記異常信号が供給されたときに前記マイクロコンピュータを介さずに前記燃料遮断弁を閉じる保護機能回路と、
    を具備することを特徴とする燃料電池発電システム。
  2. 電源制御信号が供給されているときに駆動電源を前記燃料遮断弁に供給し、前記電源制御信号が供給されないとき、または、前記電源遮断信号が供給されたときに前記駆動電源の供給を停止する電源供給回路と、
    信号制御信号が供給されているときに駆動信号を前記燃料遮断弁に供給し、前記信号制御信号が供給されないとき、または、前記信号遮断信号が供給されたときに前記駆動信号の供給を停止する信号供給回路と、
    をさらに具備し、
    前記燃料遮断弁は、前記駆動電源と前記駆動信号とが供給されているときに開き、前記駆動電源および前記駆動信号の少なくとも一方が供給されないときに閉じ、
    前記マイクロコンピュータは、前記電源制御信号および前記信号制御信号をそれぞれ前記電源供給回路および前記信号供給回路に供給し、前記異常信号が供給されたときに前記電源制御信号と前記信号制御信号との供給を停止し、
    前記保護機能回路は、前記異常信号が供給されたときに前記電源遮断信号および前記信号遮断信号をそれぞれ前記電源供給回路および前記信号供給回路に供給する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池発電システム。
  3. 換気用のファンを有し、前記ファンの状態を表す換気ファン状態信号を前記異常信号として出力する換気ファン部、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池発電システム。
  4. 前記換気ファン状態信号は、
    前記ファンの回転数が第2許容範囲内ではないときにその旨を表す信号と、
    前記ファンが動作していないときにその旨を表す信号と、
    前記ファンの入口と出口の圧力、または、その差圧が第3許容範囲内ではないときにその旨を表す信号と、
    前記ファンの流量が第4許容範囲内ではないときにその旨を表す信号と、
    の少なくとも1つの信号を含むことを特徴とする請求項3に記載の燃料電池発電システム。
  5. 前記システム内の温度が第5許容範囲を超えたときに、その状態を表す温度ヒューズ状態信号を前記異常信号として出力する温度ヒューズ、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の燃料電池発電システム。
  6. 燃料電池スタックと燃料処理装置とマイクロコンピュータとハードウェア構成の保護機能回路とを具備し、前記燃料処理装置が、燃料遮断弁を介して供給される可燃性の原燃料ガスと、空気とを取り入れて、水素を含む改質燃料ガスを生成し、前記改質燃料ガスを前記燃料電池スタックのアノード極に供給する燃料電池発電システムの制御方法において、
    前記システム内の前記可燃性ガスの濃度が第1許容範囲内ではないときにその旨を表すガス検知状態信号を異常信号として出力するステップと、
    前記マイクロコンピュータが、前記燃料遮断弁を開けるステップと、
    前記マイクロコンピュータが、前記異常信号が供給されたときに前記燃料遮断弁を閉じるステップと、
    前記保護機能回路が、前記異常信号が供給されたときに前記マイクロコンピュータを介さずに前記燃料遮断弁を閉じるステップと、
    を具備することを特徴とする燃料電池発電システムの制御方法。
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