JP2014026537A - SaaS決済システム、SaaS利用料金の決済方法、およびプログラム - Google Patents

SaaS決済システム、SaaS利用料金の決済方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】SaaS事業者によるSaaS利用料金の計算を不要とし、SaaS事業者の業務効率を向上させる。
【解決手段】SaaS利用者10がSaaS14を利用すると利用量がSaaS実行基盤17を通じてオペレーション系データベース21に蓄積される。SaaS14の利用料金計算日が到来すると、ビジネス基盤18はオペレーション基盤19から利用量情報を取得し、SaaS利用者10の申し込み内容に従ったSaaS14の利用料金とSaaS事業者12がSaaS14を実現するために使ったSaaS実行基盤17、ビジネス基盤18、オペレーション基盤19の利用費用を計算する。請求日が到来するとSaaS利用者10へのSaaS14の利用料金請求を行い、入金後、SaaS事業者12のSaaS事業基盤16の利用費用を差し引き、その差額をSaaS事業者12に支払う。
【選択図】図1

Description

本発明は、SaaS(Software as a Service)に関し、特に、SaaSにおけるオーダエントリ、プロビジョニングと課金、請求、収納を行う基盤サービス提供事業のSaaS事業基盤利用料金と収納代行したSaaS利用料金の決済に有効な技術に関する。
ユーザがソフトウェア提供を受けるに当たり、必要な機能のみを選択して利用できるようにしたソフトウェア、いわゆるSaaSを実現するためには、アプリケーションソフトウェアを動作させるSaaS実行基盤の他、オーダエントリ、プロビジョニングと課金、請求、収納を行うSaaS事業基盤が必要である。
SaaS実行基盤を含めてSaaS事業基盤は、SaaS事業者が用意する場合の他、基盤サービス事業者が提供するSaaS事業基盤を利用する場合がある。SaaS事業者は、SaaS利用者が利用したSaaSの種類や量に応じて課金を行い、SaaS利用料金の計算を行い、SaaS利用者に請求してSaaS利用料金を回収する。
SaaSの利用料金は、月額や日割りなどの一定の期間での課金、請求、収納を行う場合が多い。このため、SaaS利用者が増加すると、処理内容も複雑になり処理量も増加してくる。
SaaS事業者が基盤サービス事業者のSaaS事業基盤を使った場合には、SaaS事業基盤サービスの種類や量に応じて基盤サービス事業者にSaaS事業基盤利用料を支払うことになる。
SaaS利用料金は、SaaS利用者がSaaSをどれだけ利用したかで課金するため、SaaSという商品とSaaS利用者という顧客を契約という関係で結びつけて管理する必要がある。
SaaS実現のためのSaaS事業基盤の利用料金は、SaaSという商品とSaaS実現のために使用するSaaS事業基盤の構成を商品毎に結び付けて管理する必要がある。
そして、SaaS利用者とSaaS事業基盤は、SaaSという商品を介して結び付けられ、SaaSという商品は、SaaS事業者に結びつくという関係を持っている。
SaaSは、トラフィック変動に柔軟に対応し、コスト削減を行うために仮想化されたSaaS実行基盤の上で動作させることが多い。
SaaS事業基盤の利用料金を計算するためには、利用した基盤の種類や量を計測する必要があるが、SaaSは、仮想化された実行基盤の上で動作しているため、計測された物理的な基盤の種類や量を仮想化された実行基盤に付け替えてSaaSと結び付けなければならない。
SaaS利用者から入金されたSaaS利用料金をSaaSという商品毎に集計し、物理的に計測された基盤の種類、および量を仮想化された基盤に付け替えてSaaSという商品のために利用した仮想化された基盤の利用料金を商品毎に集計し、SaaS利用料金と基盤利用料金を対応させる必要がある。
決済処理に要する労力を軽減する技術として、例えば、他企業間で債権と債務の多角決済を行うネッティングサービスシステムが広く用いられている。
このようなネッティングサービスシステムとしては、企業のいずれかを債権者とする債権を表すデータが債権データベースに格納されている場合に、その債権の期限を延期し、多角相殺の結果としての債権で企業のいずれかを債務者とする債権を表すデータと、同一の期限よりも先の期限を有し、かつその企業を債権者とする債権を表すデータとが債権データベースに格納されている場合に、これらの債権の間で相殺を行うことによって送金手続きを不要とするものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−250440号公報
ところが、上記のようなネッティングサービスによる決済処理技術では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
ネッティングサービスシステムは、最終的に送金を伴う決済処理の送金手続きを不要とすることを目的としている。しかしながら、請求代金は、それぞれの企業がその都度計算を行い、請求する必要がある。
SaaSの提供に際して、サービスの種類と量によって発生するSaaS事業者のSaaS利用者に対する債権と、サービス実現のために必要とされる基盤の種類と量によって生じるSaaS事業者のSaaS基盤事業者への債務は、SaaS事業者が計算して請求を行わなければならない。
よって、SaaS事業者の処理工数が大きくなり、負担が増加し、事業効率が低下してしまうという問題がある。
本発明の目的は、SaaS事業者によるSaaS利用料金の計算を不要とし、SaaS事業者の業務効率を向上させることができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
前述の目的を達成するために、本発明では、SaaS利用者が利用したサービスの種類と量によって決まるSaaS利用料金の計算し、SaaS事業者が負担するSaaS事業基盤の利用料金を計算し、SaaS利用者からの入金とSaaS事業者のSaaS事業基盤利用料金を相殺して差し引き代金をSaaS事業者に支払う仕組みを実現する。
本発明は、SaaS事業を実現するSaaS事業基盤を有するSaaS決済システムである。このSaaS事業基盤は、SaaS事業者のアプリケーションソフトウェアを動作させ、SaaSを実現するSaaS実行基盤と、SaaS利用者に請求するSaaSの利用料金を計算し、SaaS利用者への料金請求収納を行うビジネス基盤と、SaaS利用者の申し込み内容に従って、SaaSの動作を決定し、SaaSの提供状況を監視運用するオペレーション基盤とを有する。
オペレーション基盤は、SaaS利用者が利用したSaaSの利用量、およびSaaSが利用したSaaS事業基盤の利用量をそれぞれ計測する。ビジネス基盤は、オペレーション基盤が計測したSaaSの利用量から算出したSaaSの利用料金から、SaaS事業基盤の利用量から算出したSaaS事業基盤の利用料金を差し引きした差額を、SaaS事業者に支払う代金として算出する。
また、SaaS事業者のアプリケーションソフトウェアを動作させ、SaaSを実現するSaaS実行基盤と、SaaS利用者に請求するSaaSの利用料金を計算し、SaaS利用者への料金請求収納を行うビジネス基盤と、SaaS利用者の申し込み内容に従って、SaaSの動作を決定し、該SaaSの提供状況を監視運用するオペレーション基盤とを有するSaaS事業基盤とを有するコンピュータシステムによる方法や、前記コンピュータシステムを機能させるプログラムにも適用することができる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)SaaS事業者における決済処理の負担を軽減することができる。
(2)上記(1)により、SaaS事業効率を向上させることができる。
本発明の一実施の形態によるSaaS決済システムの概要の一例を示す説明図である。 図1のSaaS決済システムの詳細な構成例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムに設けられたSO・顧客データベースにおけるデータ構成の一例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムに設けられた料金データベースにおけるデータ構成の一例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムに設けられた商品データベースにおけるデータ構成の一例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムに設けられた事業者データベースにおけるデータ構成の一例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムに設けられた構成データベースにおけるデータ構成の一例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムに設けられた利用量情報データベースにおけるデータ構成の一例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムによるSaaS商品登録の一例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムによるSaaS申し込みとプロビジョニングの一例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムによるSaaS事業基盤の申し込み処理の一例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムによるSaaSとSaaS事業基盤とにおける利用量計測処理の一例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムによるSaaSの利用料金の計算処理の一例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムによるSaaS事業基盤の利用費用の計算処理の一例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムによるSaaSの利用料金の請求・収納処理の一例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムによるSaaSの利用料金とSaaS事業基盤の利用費用の相殺処理の一例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムによる差し引き代金の支払い処理の一例を示す説明図である。 図2のSaaS決済システムに設けられたビジネス系データベース、およびオペレーション系データベースにおける関連を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
〈発明の概要〉
本発明の概要は、SaaS事業を実現するSaaS事業基盤(SaaS事業基盤16)を有するSaaS決済システム(SaaS決済システム)である。
SaaS事業基盤は、SaaS実行基盤(SaaS実行基盤17)、ビジネス基盤(ビジネス基盤18、料金管理部182)、およびオペレーション基盤(オペレーション基盤19、利用量管理部194)を有する。
SaaS実行基盤は、SaaS事業者(SaaS事業者12)のアプリケーションソフトウェア(アプリケーションソフトウェア15)を動作させ、SaaS(SaaS14)を実現する。
ビジネス基盤は、SaaS利用者(SaaS利用者10)に請求するSaaSの利用料金を計算し、SaaS利用者への料金請求収納を行う。
オペレーション基盤は、SaaS利用者の申し込み内容に従って、SaaSの動作を決定し、SaaSの提供状況を監視運用する。また、オペレーション基盤は、SaaS利用者が利用したSaaSの利用量、およびSaaSが利用したSaaS事業基盤の利用量をそれぞれ計測する。
ビジネス基盤は、オペレーション基盤が計測したSaaSの利用量からSaaSの利用料金、およびSaaS事業基盤の利用量からSaaS事業基盤の利用料金をそれぞれ算出する。
そして、オペレーション基盤が計測したSaaSの利用量から算出したSaaSの利用料金から、SaaS事業基盤の利用量から算出したSaaS事業基盤の利用料金を差し引きし、その差額を、SaaS事業者に支払う代金として算出する。
また、本発明の概要は、SaaS事業者(SaaS事業者12)のアプリケーションソフトウェア(アプリケーションソフトウェア15)を動作させ、SaaSを実現するSaaS実行基盤(SaaS実行基盤17)と、SaaS利用者(SaaS利用者10)に請求するSaaSの利用料金を計算し、SaaS利用者への料金請求収納を行うビジネス基盤(ビジネス基盤18)と、SaaS利用者の申し込み内容に従って、SaaSの動作を決定し、SaaSの提供状況を監視運用するオペレーション基盤(オペレーション基盤19)とを有するSaaS事業基盤(SaaS事業基盤16)を備えたコンピュータシステム(SaaS決済システム1)により、SaaS(SaaS14)の利用料金の決済を行うSaaS利用料金の決済方法である。
このSaaS利用料金の決済方法は、以下のステップを有する。
オペレーション基盤(利用量管理部194)が、SaaS利用者が利用したSaaSの利用量を計測するステップ、
オペレーション基盤(利用量管理部194)が、SaaSが利用したSaaS事業基盤の利用量を計測するステップ、
ビジネス基盤が、オペレーション基盤が計測したSaaSの利用量からSaaSの利用料金を算出するステップ、
ビジネス基盤が、SaaS事業基盤の利用量からSaaS事業基盤の利用料金を算出するステップ、
およびビジネス基盤が、算出したSaaSの利用料金から算出したSaaS事業基盤の利用料金を相殺した差額を、SaaS事業者に支払う代金として算出するステップである。
さらに、本発明の概要は、SaaS事業者(SaaS事業者12)のアプリケーションソフトウェア(アプリケーションソフトウェア15)を動作させ、SaaS(SaaS14)を実現するSaaS実行基盤(SaaS実行基盤17)と、SaaS利用者(SaaS利用者10)に請求するSaaSの利用料金を計算し、SaaS利用者への料金請求収納を行うビジネス基盤(ビジネス基盤18)と、SaaS利用者の申し込み内容に従って、SaaSの動作を決定し、SaaSの提供状況を監視運用するオペレーション基盤(オペレーション基盤19)とを有するSaaS事業基盤(SaaS事業基盤16)を備えたコンピュータシステム(SaaS決済システム1)に実行させるプログラムである。
このプログラムは、オペレーション基盤(利用量管理部194)が、SaaS利用者が利用したSaaSの利用量を計測するステップと、
オペレーション基盤(利用量管理部194)が、SaaSが利用したSaaS事業基盤の利用量を計測するステップと、
記ビジネス基盤が、オペレーション基盤が計測したSaaSの利用量からSaaSの利用料金を算出するステップと、
ビジネス基盤が、SaaS事業基盤の利用量からSaaS事業基盤の利用料金を算出するステップと、
ビジネス基盤が、算出したSaaSの利用料金から算出したSaaS事業基盤の利用料金を相殺した差額を、SaaS事業者に支払う代金として算出するステップとを有する。
以下、上記した概要に基づいて、実施の形態を詳細に説明する。
〈SaaS決済システムの構成例〉
図1は、SaaS決済システム1の概要の一例を示す説明図である。SaaS決済システム1は、SaaS利用費用の決済を行うシステムである。SaaS決済システム1は、SaaS14、およびSaaS事業基盤16を有している。
SaaS事業基盤16は、ビジネス基盤18、オペレーション基盤19、ビジネス系データベース20、およびオペレーション系データベース21を有している。ビジネス基盤18、およびオペレーション基盤19は、通信回線NW1を介して、利用端末11、および決済会社22が有する端末などと相互に接続されている。
また、ビジネス基盤18、およびオペレーション基盤19は、通信回線NW2を介して利用端末13と相互に接続されている。利用端末11は、SaaS利用者10が有する端末であり、利用端末13は、SaaS事業者12が有する端末である。通信回線NW1,NW2は、例えば、インターネット回線、あるいは専用通信回線などの通信回線網からなる。
SaaS14は、アプリケーションソフトウェア15、およびSaaS実行基盤17を有している。このSaaS14の商品実現については、SaaS商品実現のためアプリケーションソフトウェア15をSaaS実行基盤17で実行させることによりサービスを実現する。
SaaS事業基盤16は、ビジネス基盤18、オペレーション基盤19、ビジネス系データベース20、オペレーション系データベース21、および前述したSaaS実行基盤17を有している。
ビジネス基盤18、およびオペレーション基盤19は、通信回線NW1を介して利用端末11、および決済会社22が有する端末などと相互に接続されている。また、ビジネス基盤18、およびオペレーション基盤19は、通信回線NW2を介して利用端末13と相互に接続されている。
〈SaaS決済システムの動作概要〉
図1のSaaS決済システム1における動作の概要について説明する。
まず、SaaS事業基盤16のSaaS実行基盤17上にて、SaaS事業者12のアプリケーションソフトウェア15を動作させて実現したSaaS14を、SaaS利用者10が利用端末11からSaaS事業基盤16のビジネス基盤18に利用申し込みを行う。
続いて、ビジネス基盤18は、申し込み内容をビジネス系データベース20に格納するとともに、オペレーション基盤19に伝達してオペレーション系データベース21にその申し込み内容を格納し、SaaS実行基盤17を通じてアプリケーションソフトウェア15の設定を行う。これにより、顧客の申し込みに対応したSaaS14のサービスが開始される。
SaaS利用者10が利用端末11からSaaS14を利用すると、利用量がSaaS実行基盤17を通じてオペレーション基盤19のオペレーション系データベース21に蓄積される。
SaaS14の利用料金計算日が到来すると、ビジネス基盤18は、オペレーション基盤19から利用量情報を取得する。そして、SaaS利用者10の申し込み内容に従ったSaaS利用者10のSaaS14の利用料金とSaaS事業者12がSaaS14を実現するために使ったSaaS実行基盤17、ビジネス基盤18、ならびにオペレーション基盤19の利用費用を計算する。
請求日が到来すると、SaaS利用者10へのSaaS14の利用料金請求を行い、入金後、SaaS事業者12のSaaS実行基盤17、ビジネス基盤18、およびオペレーション基盤19の利用費用を差し引き、その差額をSaaS事業者12に支払う。
〈SaaS決済システムの詳細な構成例〉
図2は、図1のSaaS決済システム1の詳細な構成例を示す説明図である。
ビジネス基盤18は、SO(Service Order)・顧客管理部181、料金管理部182、商品管理部183、およびSaaS事業者管理部184をそれぞれ有する。また、ビジネス系データベース20は、SO・顧客データベース201、料金データベース202、商品データベース203、および事業者データベース204をそれぞれ有する。
また、オペレーション基盤19は、サポートデスク部191、構成管理部192、監視運用部193、および利用量管理部194をそれぞれ有する。オペレーション系データベース21は、応対履歴データベース211、構成データベース212、ログ情報データベース213、および利用量情報データベース214をそれぞれ有する。
ビジネス基盤18には、SO・顧客データベース201、料金データベース202、商品データベース203、および事業者データベース204がそれぞれ接続されている。オペレーション基盤19には、応対履歴データベース211、構成データベース212、ログ情報データベース213、および利用量情報データベース214がそれぞれ接続されている。
ビジネス基盤18とオペレーション基盤19とは、相互に接続されている。ビジネス基盤18からオペレーション基盤19に対しては、例えば、顧客情報、サービスオーダ情報などが送信され、オペレーション基盤19からビジネス基盤18に対しては、例えば、利用料情報、ならびに対応情報などが送信される。
SaaS14、ビジネス基盤18、およびオペレーション基盤19は、通信回線NW1が接続されている。この通信回線NW1には、決済会社22が有するコンピュータ、および複数のSaaS利用者10が有する複数の利用端末11がそれぞれ接続されている。
また、ビジネス基盤18、およびオペレーション基盤19には、通信回線NW2が接続されている。この通信回線NW2には、複数のSaaS事業者12が有する複数の利用端末13がそれぞれ接続されている。
前述したように、SaaS商品の実現については、SaaS商品実現のためアプリケーションソフトウェア15をSaaS実行基盤17で実行させ、SaaS14のサービスを実現する。
〈データベースのデータ構成例〉
図3は、SO・顧客データベース201におけるデータ構成の一例を示す説明図である。
SO・顧客データベース201は、図3(a)に示すように、顧客ID、顧客名、顧客情報、および契約情報の各項目から構成されている。各項目の説明は、図3(b)に示すとおりである。顧客IDは、顧客を識別するユニークなコードであり、顧客名は、SaaSの利用者である会社の名称を表す文字である。
顧客情報は、住所、電話番号、代表者名などの顧客属性の情報からなり、契約情報は、商品、期間、員数などの顧客との契約に関する情報からなる。
図4は、料金データベース202におけるデータ構成の一例を示す説明図である。
料金データベース202は、図4(a)に示すように、明細番号、利用者情報、商品・リソース情報、および料金明細情報の項目から構成されている。
各項目の説明は、図4(b)に示すとおりであり、明細番号は、明細を識別するユニークなコードである。利用者情報は、利用者であるSaaS利用者の顧客IDまたはSaaS事業者の会社コードからなる。商品・リソース情報は、SaaS利用者が利用した商品のIDまたはSaaS事業者が利用したリソースのID(コード)からなる。料金明細情報は、商品、リソースの利用料金または差し引き代金に関する明細からなる。
図5は、商品データベース203におけるデータ構成の一例を示す説明図である。
商品データベース203は、図5(a)に示すように、商品ID、商品名、会社ID、商品情報、および仮想リソースIDの項目から構成されている。
各項目の説明は、図5(b)に示すとおりである。商品IDは、商品を識別するユニークなコードであり、商品名は、商品の名称を表す文字である。会社IDは、商品を提供するSaaS事業者の会社コードであり、商品情報は、商品に関する情報である。仮想リソースIDは、商品で利用する仮想リソースのID(コード)である。
図6は、事業者データベース204におけるデータ構成の一例を示す説明図である。
事業者データベース204は、図6(a)に示すように、会社コード、会社名、会社情報、および契約情報の項目から構成されている。
各項目の説明は、図6(b)に示すとおりである。会社コードは、SaaS事業者を識別するユニークなコードであり、会社名は、SaaS事業者の名称を表す文字である。会社情報は、SaaS事業者に関する情報であり、契約情報は、SaaS事業者が契約している仮想リソースに関する情報である。
図7は、構成データベース212におけるデータ構成の一例を示す説明図である。
構成データベース212は、図7(a)に示すように、仮想リソースID、仮想リソース名称、仮想リソース情報、物理リソースID、および物理リソース情報の項目から構成されている。
各項目の説明は、図7(b)に示すとおりである。仮想リソースIDは、仮想リソースを識別するユニークなコードである。仮想リソース名称は、仮想リソースの名称を表す文字であり、仮想リソース情報は、仮想リソースに関する情報である。
物理リソースIDは、現在物理リソースに割り当てられている物理リソースのIDであり、物理リソース情報は、仮想リソース単位に割り当てられる物理リソースに関する情報である。
図8は、利用量情報データベース214におけるデータ構成の一例を示す説明図である。
利用量情報データベース214は、図8(a)に示すように、物理リソースID、物理リソース名称、物理リソース情報、および物理リソース利用量情報の項目から構成されている。
各項目の説明は、図8(b)に示すとおりである。物理リソースIDは、物理リソースを識別するユニークなコードである。物理リソース名称は、物理リソースの名称を表す文字であり、物理リソース情報は、物理リソースに関する情報であり、物理リソース利用量情報は、物理リソースの名称を表す文字利用量に関する情報である。
〈SaaS商品登録の例〉
SaaS商品登録について説明する。
実現したSaaS14においては、SaaS事業者12が利用端末13を使ってSaaS14をSaaS事業基盤16の中のビジネス基盤18に登録する。SaaS14の内容は、商品管理部183から商品データベース203に、SaaS事業者管理部184から事業者データベース204に、料金管理部182から料金データベース202にそれぞれ格納される。
〈SaaS14の申し込みとプロビジョニングの一例〉
SaaS14の申し込みとプロビジョニングについて説明する。
SaaS利用者10は、利用端末11を使ってビジネス基盤18に登録されたSaaS14の内容を確認し、購入を希望すれば、利用端末11からSaaS14の申し込みを行う。その内容はSO・顧客管理部181からSO・顧客データベース201に格納される。
顧客情報とサービスオーダ情報は、オペレーション基盤19に通知されて、サポートデスク部191から応対履歴データベース211に、構成管理部192から構成データベース212に、監視運用部193からログ情報データベース213に、利用量管理部194から利用量情報データベース214にそれぞれ格納される。同時に、アプリケーションソフトウェア15とSaaS実行基盤17に設定されSaa14は、SaaS利用者10の要求に対応するサービスを実現する。
〈SaaS事業基盤16の申し込みの一例〉
続いて、SaaS事業基盤16の申し込みについて説明する。
SaaS事業者12は、利用端末13からSaaS14を実現するために利用するSaaS実行基盤17、ビジネス基盤18、ならびにオペレーション基盤19を指定する。
その内容は、SaaS事業者管理部184から事業者データベース204に、利用量管理部194から利用量情報データベース214にそれぞれ格納され、格納された内容に基づいてSaaS実行基盤17がSaaS事業者12に割り当てられることにより、アプリケーションソフトウェア15が実行可能となる。
これにより、SO・顧客管理部181、料金管理部182、および商品管理部183がそれぞれ利用可能となり、SaaS14の販売、請求・収納を行うことができるようになる。サポートデスク部191、構成管理部192、監視運用部193、および利用量管理部194が利用可能となってSaaS14のサポート、課金を行うことが可能となる。
〈SaaSとSaaS事業基盤の利用量収集例〉
SaaS14とSaaS事業基盤16の利用量収集について説明する。
SaaS利用者10が利用端末11からSaaS14を利用すると、アプリケーションソフトウェア15の利用量やSaaS実行基盤17の利用量が構成データベース212の情報に基づいて利用量管理部194によって計測され、利用量情報データベース214に蓄積される。
〈SaaS14の利用料金計算例〉
SaaS14の利用料金計算について説明する。
利用料金計算日が到来すると料金管理部182は、SaaS利用者10の顧客情報をSO・料金データベース201から取得し、SaaS14の商品情報や商品情報毎に対応する料金体系を示す料金ルールを商品データベース203から取得する。
その後、料金管理部182は、SaaS14の利用量を構成データベース212の情報に基づいて利用量情報データベース214から取得する。料金管理部182は、取得した情報からSaaS利用者10のSaaS14の利用料金を計算する。
〈SaaS事業基盤16の利用費用計算例〉
SaaS事業基盤16の利用費用計算について説明する。
SaaS事業基盤16の利用費用計算日が到来すると、料金管理部182は、SaaS事業者12の事業者情報を事業者データベース204から、商品情報を商品データベース203からそれぞれ取得する。また、料金管理部182は、構成データベース212の情報に基づいて、SaaS事業基盤16の利用量を利用量情報データベース214から取得し、取得した情報からSaaS事業者12のSaaS事業基盤16の利用費用を計算する。
〈SaaS14の利用料金請求、収納例〉
SaaS14の利用料金請求、収納について説明する。
SaaS14の利用料金請求日が到来すると、料金管理部182は、料金データベース202から請求情報を取得し、決済会社22を介してSO・顧客データベース201に登録されたSaaS利用者10に料金請求を行う。また、料金管理部1821は、決済会社22を介して入金された金額により、料金データベース202に消し込み処理を行う。
〈SaaS14の利用料金とSaaS事業基盤16の利用費用との相殺例〉
SaaS14の利用料金とSaaS事業基盤16の利用費用との相殺について説明する。
SaaS事業者12への支払い期日が到来すると、SaaS事業者管理部184は、事業者データベース204から事業者情報を取得する。商品管理部183は、商品データベース203から商品情報を取得し、料金計算対象の事業者情報に基づいて料金データベース202から当該事業者が提供しているSaaS14の料金明細とSaaS事業基盤16の費用明細を突き合わせ相殺処理を行い、差し引き代金の明細を料金データベース202に保管する。
〈SaaS事業者への差し引き代金の支払い例〉
差し引き代金の支払いについて説明する。
SaaS事業者12への支払日が到来すると、SaaS事業者管理部184は、事業者データベース204から事業者情報を取得し、料金管理部182に引き渡す。料金管理部182は、料金データベース202から差し引き代金の明細を取得し、SaaS事業者12に支払い処理を行う。
続いて、SaaS決済システム1によるSaaS商品登録からSaaS利用料金の差し引き代金の支払いまでの処理について、図9〜図17を用いて説明する。
以下、図9〜図17に示す処理を行う各種機能は、たとえば、SaaS事業基盤16などに設けられたプログラム格納メモリ(図示せず)などに記憶されているプログラム形式のソフトウェアを、該SaaS事業基盤16の図示しないCPU(Central Processing Unit)などがそれぞれ実行することにより実現する。
〈SaaS商品登録の処理例〉
図9は、SaaS商品登録の一例を示す説明図である。
SaaS事業者12は、利用端末13のブラウザなどを利用して商品管理部183の商品登録機能を呼び出し、該商品登録機能の指示に従って利用端末13から商品に関する情報を入力する。
入力された商品に関する情報は、商品管理部183の商品登録機能によって商品データベース203に格納される。商品管理部183は、SaaS事業者管理部184のSaaS事業者登録機能を呼び出し、SaaS事業者登録機能の指示に従い、利用端末13からSaaS事業者12に関する情報を入力する。入力されたSaaS事業者12に関する情報は、SaaS事業者管理部184のSaaS事業者登録機能によって事業者データベース204に格納される。
〈SaaS申し込みとプロビジョニングの処理例〉
図10は、SaaS申し込みとプロビジョニングの一例を示す説明図である。
SaaS利用者10は、利用端末11のブラウザを利用して、SO・顧客管理部181の顧客管理機能を呼び出し、該顧客管理機能の指示に従い、顧客情報、契約情報と商品のオーダ情報を入力する。入力された顧客、契約、およびオーダ情報は、SO・顧客管理部181の顧客情報管理機能とサービスオーダによって、SO・顧客データベース201に格納される。
SO・顧客管理部181は、サポートデスク部191を呼び出す。呼び出されたサポートデスク部191は、顧客、オーダ情報を応対履歴データベース211に格納する。続いて、SO・顧客管理部181は、構成管理部192を呼び出す。
呼び出された構成管理部192は、契約、オーダ情報を構成データベース212に格納する。そして、SO・顧客管理部181は、監視運用部193を呼び出す。監視運用部193は、契約、オーダ情報をログ情報データベース213に格納する。
また、SO・顧客管理部181は、利用量管理部194を呼び出す。利用量管理部194は、契約、オーダ情報を利用量情報データベース214に格納する。SO・顧客管理部181は、サービスオーダによって作成されたオーダ情報によってSaaS実行基盤17のリソースをアプリケーションソフトウェア15に割り当てる。SaaS実行基盤17は、アプリケーションソフトウェア15を呼び出し、サービスオーダによって作成されたオーダ情報によってアプリケーションソフトウェア15を設定して起動する。
〈SaaS事業基盤の申し込み処理例〉
図11は、SaaS事業基盤16の申し込み処理の一例を示す説明図である。
SaaS事業者12は、利用端末13のブラウザなどを使用してSaaS事業者管理部184のSaaS事業者登録機能を呼び出し、SaaS事業者登録機能の指示に従って契約情報を入力してSDP(SaaS Delivery Platform)を申し込む。
入力された契約情報は、SaaS事業者管理部184のSaaS事業者登録機能によって事業者データベース204に格納される。SaaS事業者登録機能は、SaaS事業基盤利用情報登録機能を呼び出す。SaaS事業者12は、SaaS事業基盤利用情報登録機能の指示に従ってSaaS事業基盤利用申し込みを行う。
入力された申し込みは、SaaS事業者管理部184のSaaS事業基盤利用情報登録機能よって、事業者データベース204に契約情報として格納される。SaaS事業者管理部184は、利用量情報データベース214を呼び出し、契約情報に従い利用対象のSaaS事業基盤の利用量計測ができるように、該利用量情報データベース214に物理リソース利用量情報を格納する。
SaaS事業者管理部184は、SaaS事業基盤16の中からSaaS事業者によって申し込みのあったSO・顧客管理部181、料金管理部182、商品管理部183、サポートデスク部191、構成管理部192、および監視運用部193を利用可能とする。
〈SaaSとSaaS事業基盤との利用量計測の処理例〉
図12は、SaaS14とSaaS事業基盤16とにおける利用量計測処理の一例を示す説明図である。
SaaS利用者10は、利用端末11のブラウザなどを利用してSaaS14にログインしてSaaS14の利用を開始する。利用開始が指示されると、SaaS実行基盤17は、アプリケーションソフトウェア15を動作させ、SaaS利用者にサービスを提供する。
SaaS実行基盤17は、サービス開始に伴い、利用量管理部194を呼び出す。利用量管理部194は、SaaS利用量計測機能によりSaaS14そのものの利用量計測を行い、その計測結果を利用量情報データベース214に格納する。
利用量管理部194におけるSaaS事業基盤利用量計測機能は、構成データベース212の仮想リソースと物理リソースの対応情報に基づいて、SaaS14が利用した物理リソースの利用量計測を行い、その計測結果を利用量情報214に格納する。
利用量管理部194のSaaS事業基盤利用量計測機能は、SaaS14が利用したオペレーション基盤19の利用量計測を行い、その計測結果を利用量情報データベース214に格納する。
〈SaaSの利用料金の計算処理例〉
図13は、SaaS14の利用料金の計算処理の一例を示す説明図である。
SaaS14の利用料金計算日が到来すると、料金管理部182は、顧客情報取得機能によりSO・顧客データベース201の顧客情報と契約情報を取得し、取得した契約情報に基づいて商品情報取得機能によって当該顧客が利用している商品の情報を商品データベース203から取得する。
料金管理部182は、取得した商品情報に基づいて当該商品が利用しているリソースの利用量を取得するために利用量管理部194に利用量情報の取得を依頼する。利用量情報の取得を依頼された利用量管理部194は、与えられた商品情報に基づいて構成データベース212から当該商品で利用している物理リソースIDを取得し、取得した物理リソースIDに基づいて利用量管理部194から当該物理リソースの利用量情報を取得する。
そして、取得した当該商品に関する物理リソース利用量情報を料金管理部182に返却し、既に取得した商品の料金計算ルールに基づいて利用量管理部194が取得した物理リソース利用量情報により商品の利用料金を計算し、明細情報を作成する。料金管理部182は、明細番号を採番して料金データベース202に明細情報を格納する。
〈SaaS事業基盤の利用費用の計算処理例〉
図14は、SaaS事業基盤16の利用費用の計算処理の一例を示す説明図である。
SaaS事業基盤16の利用費用計算日が到来すると、料金管理部182は、事業者情報取得機能により事業者データベース204の会社情報と契約情報を取得し、取得した契約情報に基づいて商品情報取得機能により当該事業者が提供している商品情報を商品データベース203から取得する。
そして、料金管理部182は、取得した商品情報に基づいて当該商品が利用しているSaaS事業基盤16の利用量を取得するために、利用量管理部194に利用量情報の取得を依頼する。
利用量の取得を依頼された利用量管理部194は、与えられた商品情報に基づいて構成データベース212から当該商品が利用しているSaaS事業基盤16の物理リソースIDを取得する。
続いて、利用量管理部194は、取得した物理リソースIDに基づいて利用量情報データベース214から当該物理リソース利用量情報を料金管理部182に返却し、取得した商品情報の費用計算ルールに基づいて利用量管理部194から返却された物理利用量情報によりSaaS事業基盤16の利用費用(SDP(SaaS Delivery Platform)利用料金)を計算し、明細情報を作成する。その後、料金管理部182は、明細番号を採番して料金データベース202に明細情報を格納する。
〈SaaSの利用料金の請求・収納処理例〉
図15は、SaaS14の利用料金の請求・収納処理の一例を示す説明図である。
商品の利用料金請求日が到来すると、料金管理部182の請求情報作成機能は、SO・顧客データベース201から対象顧客の情報を取得し、取得した対象顧客の情報に基づいて料金データベース202から料金明細情報を取得し、顧客毎に名寄せを行い、請求書情報を作成し、決済会社22に引き渡して請求処理を行う。
入金締め日が到来したら、料金管理部182は、決済会社22からの入金情報を取得する。料金管理部182における入金消し込み機能は、入金情報に基づき入金消し込み処理を行い、その結果を料金データベース202に格納する。
SaaS利用者10は、利用端末11を、SaaS事業者12は、利用端末13をそれぞれ使用することにより顧客毎、および商品毎の請求情報や入金情報を確認することができる。
〈利用費用の相殺処理例〉
図16は、SaaS14の利用料金とSaaS事業基盤16の利用費用の相殺処理の一例を示す説明図である。
差し引き代金計算日が到来すると、料金管理部182は、事業者情報取得機能により事業者データベース204から差し引き代金支払い対象の事業者に関する契約情報を取得し、商品情報取得機能によって商品データベース203から差し引き代金支払い対象の商品情報を取得する。
また、料金管理部182は、商品分類機能により事業者の契約情報と商品の商品情報を事業者毎に分類し、利用料情報取得機能により商品のSaaS利用料金と事業者のSaaS事業基盤利用費用を取得する。
そして、料金管理部182は、突合処理により商品のSaaS14の利用料金から事業者のSaaS事業基盤16の費用を差し引き相殺する処理を行い、料金管理部182は相殺した差し引き代金の料金明細情報を料金データベース202に格納する。
〈差引代金の支払い処理例〉
図17は、差し引き代金の支払い処理の一例を示す説明図である。
差し引き代金支払日が到来したら、料金管理部182は、事業者情報取得機能により事業者データベース204から差し引き代金支払い対象の事業者の関する事業者情報を取得し、差し引き代金支払い機能により料金データベース202から差し引き代金の料金明細情報を取得し、決済会社22に支払いを依頼する。
〈ビジネス系データベース、およびオペレーション系データベースの関連説明〉
図18は、ビジネス系データベース20、およびオペレーション系データベース21における関連を示す説明図である。
SaaS利用者10には、顧客IDが与えられ、この顧客IDがSO・顧客データベース201のキーとなる。また、SaaS事業者12には、会社コードが与えられており、この会社コードが事業者データベース204のキーとなる。
SaaS14の商品には、商品コードが与えられており、この商品コードが商品データベース203のキーとなる。SaaS事業基盤16において使用する物理リソースの利用量は、物理リソースID毎に集計・蓄積される。
このように、SaaS決済システム1では、SaaS14の利用種別、および量とSaaS事業基盤16の利用種別、ならびに量からそれぞれの料金を自動計算し、SaaS利用者からの入金と相殺してSaaS事業者に差し引きき代金を支払うことが可能となる。
それにより、本実施の形態によれば、小額の利用料金を毎月決済するSaaS事業者の決済処理の負担を軽減することができる。
また、SaaS事業効率を向上させることができるとともに、SaaS拡販によりSaaS事業者とSaaS基盤事業者双方の利益拡大を図ることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、SaaSにおける利用代金の回収決済処理技術に適している。
1 SaaS決済システム
10 SaaS利用者
11 利用端末
12 SaaS事業者
13 利用端末
14 SaaS
15 アプリケーションソフトウェア
16 SaaS事業基盤
17 SaaS実行基盤
18 ビジネス基盤
19 オペレーション基盤
20 ビジネス系データベース
21 オペレーション系データベース
22 決済会社
181 SO・顧客管理部
182 料金管理部
183 商品管理部
184 SaaS事業者管理部
191 サポートデスク部
192 構成管理部
193 監視運用部
194 利用量管理部
201 SO・顧客データベース
202 料金データベース
203 商品データベース
204 事業者データベース
211 応対履歴データベース
212 構成データベース
213 ログ情報データベース
214 利用量情報データベース
NW1 通信回線
NW2 通信回線

Claims (12)

  1. SaaS事業を実現するSaaS事業基盤を有するSaaS決済システムであって、
    前記SaaS事業基盤は、
    SaaS事業者のアプリケーションソフトウェアを動作させ、SaaSを実現するSaaS実行基盤と、
    SaaS利用者に請求する前記SaaSの利用料金を計算し、前記SaaS利用者への料金請求収納を行うビジネス基盤と、
    前記SaaS利用者の申し込み内容に従って、前記SaaSの動作を決定し、前記SaaSの提供状況を監視運用するオペレーション基盤とを有し、
    前記オペレーション基盤は、
    前記SaaS利用者が利用した前記SaaSの利用量、および前記SaaSが利用した前記SaaS事業基盤の利用量をそれぞれ計測し、
    前記ビジネス基盤は、
    前記オペレーション基盤が計測した前記SaaSの利用量から算出した前記SaaSの利用料金から、前記SaaS事業基盤の利用量から算出した前記SaaS事業基盤の利用料金を差し引きした差額を、前記SaaS事業者に支払う代金として算出することを特徴とするSaaS決済システム。
  2. 請求項1記載のSaaS決済システムにおいて、
    前記オペレーション基盤が計測するSaaS事業基盤の利用量は、
    前記SaaS事業者が、前記SaaSを実現するために利用した前記SaaS実行基盤、前記ビジネス基盤、および前記オペレーション基盤の利用量であることを特徴とするSaaS決済システム。
  3. 請求項1記載のSaaS決済システムにおいて、
    SaaS利用者毎のSaaS商品情報、および前記SaaSの商品情報毎に対応した料金算出のルールを示す料金算出ルールを格納する第1のデータベースと、
    前記オペレーション基盤が計測した前記SaaSの利用量を格納する第2のデータベースとを有し、
    前記ビジネス基盤は、
    前記第1のデータベースから利用料金を算出するSaaSに対応する料金計算ルールを取得し、前記第2のデータベースから、前記SaaSの利用量を取得し、前記料金計算ルールに基づいて、前記SaaSの利用量から前記SaaSの利用料金を算出することを特徴とするSaaS決済システム。
  4. 請求項1記載のSaaS決済システムにおいて、
    前記SaaS事業者毎に対応した前記SaaS事業基盤の利用料金を算出する費用計算ルールを格納する第3のデータベースと、
    前記オペレーション基盤が計測した前記SaaS事業基盤の利用量を格納する第4のデータベースとを有し、
    前記ビジネス基盤は、
    前記第3のデータベースから、利用料金を算出するSaaSを登録したSaaS事業者に対応する費用計算ルールを取り込み、前記第4のデータベースから、前記SaaS事業基盤の利用量を取り込み、前記費用計算ルールに基づいて、前記SaaS事業基盤の利用料金を算出することを特徴とするSaaS決済システム。
  5. SaaS事業者のアプリケーションソフトウェアを動作させ、SaaSを実現するSaaS実行基盤と、SaaS利用者に請求する前記SaaSの利用料金を計算し、前記SaaS利用者への料金請求収納を行うビジネス基盤と、前記SaaS利用者の申し込み内容に従って、前記SaaSの動作を決定し、前記SaaSの提供状況を監視運用するオペレーション基盤とを有するSaaS事業基盤を備えたコンピュータシステムにより、前記SaaSの利用料金の決済を行うSaaS利用料金の決済方法であって、
    前記オペレーション基盤が、前記SaaS利用者が利用した前記SaaSの利用量を計測するステップと、
    前記オペレーション基盤が、前記SaaSが利用した前記SaaS事業基盤の利用量を計測するステップと、
    前記ビジネス基盤が、前記オペレーション基盤が計測した前記SaaSの利用量から前記SaaSの利用料金を算出するステップと、
    前記ビジネス基盤が、前記SaaS事業基盤の利用量から前記SaaS事業基盤の利用料金を算出するステップと、
    前記ビジネス基盤が、算出した前記SaaSの利用料金から算出した前記SaaS事業基盤の利用料金を相殺した差額を、前記SaaS事業者に支払う代金として算出するステップとを有することを特徴とするSaaS利用料金の決済方法。
  6. 請求項5記載のSaaS利用料金の決済方法において、
    前記オペレーション基盤がSaaS事業基盤の利用量を計測するステップは、
    前記SaaS事業者が、前記SaaSを実現するために利用した前記SaaS実行基盤、前記ビジネス基盤、および前記オペレーション基盤の利用量を計測することを特徴とするSaaS利用料金の決済方法。
  7. 請求項5記載のSaaS利用料金の決済方法において、
    前記SaaSの利用料金を算出するステップは、
    利用料金を算出するSaaSに対応する料金計算ルールを取得するステップと、
    前記オペレーション基盤が計測した前記SaaSの利用量を取得するステップと、
    取得した前記料金計算ルールに基づいて、前記SaaSの利用量から前記SaaSの利用料金を算出するステップとを有することを特徴とするSaaS利用料金の決済方法。
  8. 請求項5記載のSaaS利用料金の決済方法において、
    前記SaaS事業基盤の利用料金を算出するステップは、
    利用料金を算出するSaaSを登録したSaaS事業者に対応する費用計算ルールを取得するステップと、
    前記オペレーション基盤が計測した前記SaaS事業基盤の利用量を取得するステップと、
    取得した前記費用計算ルールに基づいて、前記SaaS事業基盤の利用量から、前記SaaS事業基盤の利用料金を算出するステップとを有することを特徴とするSaaS利用料金の決済方法。
  9. SaaS事業者のアプリケーションソフトウェアを動作させ、SaaSを実現するSaaS実行基盤と、SaaS利用者に請求する前記SaaSの利用料金を計算し、前記SaaS利用者への料金請求収納を行うビジネス基盤と、前記SaaS利用者の申し込み内容に従って、前記SaaSの動作を決定し、前記SaaSの提供状況を監視運用するオペレーション基盤とを有するSaaS事業基盤を備えたコンピュータシステムに実行させるプログラムであって、
    前記オペレーション基盤が、前記SaaS利用者が利用したSaaSの利用量を計測するステップと、
    前記オペレーション基盤が、前記SaaSが利用した前記SaaS事業基盤の利用量を計測するステップと、
    前記ビジネス基盤が、前記オペレーション基盤が計測した前記SaaSの利用量から前記SaaSの利用料金を算出するステップと、
    前記ビジネス基盤が、前記SaaS事業基盤の利用量から前記SaaS事業基盤の利用料金を算出するステップと、
    前記ビジネス基盤が、算出した前記SaaSの利用料金から、算出した前記SaaS事業基盤の利用料金を相殺した差額を、前記SaaS事業者に支払う代金として算出するステップとを有することを特徴とするプログラム。
  10. 請求項9記載のプログラムにおいて、
    前記オペレーション基盤がSaaS事業基盤の利用量を計測するステップは、
    前記SaaS事業者が、前記SaaSを実現するために利用した前記SaaS実行基盤、前記ビジネス基盤、および前記オペレーション基盤の利用量を計測することを特徴とするプログラム。
  11. 請求項9記載のプログラムにおいて、
    前記SaaSの利用料金を算出するステップは、
    利用料金を算出するSaaSに対応する料金計算ルールを取得するステップと、
    オペレーション基盤が計測した前記SaaSの利用量を取得するステップと、
    取得した前記料金計算ルールに基づいて、前記SaaSの利用量から前記SaaSの利用料金を算出するステップとを、前記コンピュータシステムに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項9記載のプログラムにおいて、
    前記SaaS事業基盤の利用料金を算出するステップは、
    利用料金を算出するSaaSを登録したSaaS事業者に対応する費用計算ルールを取得するステップと、
    前記オペレーション基盤が計測した前記SaaS事業基盤の利用量を取得するステップと、
    取得した前記費用計算ルールに基づいて、前記SaaS事業基盤の利用量から、前記SaaS事業基盤の利用料金を算出するステップとを、前記コンピュータシステムに実行させることを特徴とするプログラム。
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