JP2014026505A - 印刷制御装置および印刷制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷元データの表示態様を実際の印刷結果と簡易に一致させることができる印刷制御装置および印刷制御プログラムを提供する。
【解決手段】PCでは、プリンタから本体情報が取得される(S5)。ダイカットテープである場合(S9:YES)、縦横比反映処理、色反映処理、縮尺反映処理、配置反映処理が順に実行される(S11〜S17)。縦横比反映処理では、セルの縦横比がテープの縦横比に合わせて変更される。色反映処理では、キャラクタの文字色および背景色がプリンタの印刷色およびテープ色に合わせて変更される。縮尺反映処理では、セルのサイズがプリンタのテープサイズに合わせて変更される。配置反映処理では、キャラクタの配置およびサイズがプリンタで印刷される位置およびサイズに合わせて変更される。
【選択図】図4

Description

本発明は、印刷装置に画像印刷を実行させる印刷制御装置および印刷制御プログラムに関する。
従来、ユーザが印刷装置で印刷するキャラクタ(文字、数字、記号、装飾画像等)を編集可能な装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、印刷装置でラベルに印刷するキャラクタのレイアウトを、ユーザがPCのエディタ上で編集する技術が開示されている。また、このようなエディタの中には、例えば格子状のマス目(セル)にデータが入力された表計算ソフトのファイルを読み込んで、印刷装置で複数のラベルにセルのデータを連続印刷するものが知られている。
特開2005−284631号公報
表計算ソフトでは、セルに入力されたデータの文字色、背景色、表示サイズ等を、ユーザが簡単に設定できる。しかしながら、例えばラベルの印刷時に使用される印刷装置では、ラベルに合った印刷結果が得られるように、印刷に使用されるテープ色、テープ幅、印刷色等が決まっている。そのため、表計算ソフトで作成されたファイルに基づいてラベルを印刷した場合、印刷装置で得られるラベルの印刷結果(テープ色、テープ幅、印刷色等)は、セルに設定されている情報(文字色、背景色、表示サイズ等)とは異なる。
つまり、従来では、表計算ソフトで作成されたファイルを印刷装置で直接印刷した場合、印刷元データの表示態様(具体的には、セルの見た目)と実際の印刷結果とが一致しなかった。セルの見た目と実際の印刷結果とを一致させたい場合、ユーザは表計算ソフトで作成されたファイルをテキストファイルに出力し、その出力したテキストファイルに基づいて実際の印刷結果とセルの見た目が一致するラベルデータを生成しなければならず、ユーザの操作負担が大きかった。
本発明の目的は、印刷元データの表示態様を実際の印刷結果と簡易に一致させることができる印刷制御装置および印刷制御プログラムを提供することである。
本発明の第一態様に係る印刷制御装置は、印刷媒体に画像を印刷可能な印刷装置に接続可能であり、キャラクタが入力された格子状のセルを前記印刷装置に印刷させる印刷制御装置であって、前記セルを含むファイルを記憶するファイル記憶手段と、前記印刷装置で実行される印刷態様を示す本体情報を、前記印刷装置から取得する本体情報取得手段と、前記本体情報取得手段によって前記本体情報が取得された場合、前記本体情報が示す前記印刷態様に応じて、前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルに含まれる前記セルの表示態様を変更する表示態様変更手段とを備える。
本発明の第二態様に係る印刷制御プログラムは、印刷媒体に画像を印刷可能な印刷装置に接続され、且つ、キャラクタが入力された格子状のセルを含むファイルを記憶するファイル記憶手段を備え、前記印刷装置に前記セルを印刷させる印刷制御装置のコンピュータに、前記印刷装置で実行される印刷態様を示す本体情報を、前記印刷装置から取得する本体情報取得ステップと、前記本体情報取得ステップによって前記本体情報が取得された場合、前記本体情報が示す前記印刷態様に応じて、前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルに含まれる前記セルの表示態様を変更する表示態様変更ステップとを実行させる指示を含む。
本発明の第一、第二態様によれば、印刷制御装置では、印刷装置から取得した本体情報が示す印刷態様に応じて、印刷制御装置に記憶されているファイルに含まれるセルの表示態様が変更される。したがって、印刷元データであるセルの表示態様を、実際の印刷結果と簡易に一致させることができる。
印刷システム1の全体構成図である。 印刷システム1の電気的構成を示すブロック図である。 表計算ソフトのファイル100を例示する図である。 PC3のドライバ処理のフローチャートである。 縦横比反映処理のフローチャートである。 縦横比が反映されたファイル100を例示する図である。 色反映処理のフローチャートである。 縮尺反映処理のフローチャートである。 縮尺が反映されたファイル100を例示する図である。 配置反映処理のフローチャートである。 配置が反映されたファイル100を例示する図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。参照する図面は、本発明が採用し得る技術的特徴を説明するために用いられるものである。図面に記載されている装置の構成、各種処理のフローチャート等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1を参照して、本実施形態に係る印刷システム1について説明する。印刷システム1では、プリンタ2およびパーソナルコンピュータ(PC)3が、通信ケーブル8を介して接続可能である。プリンタ2は、長尺状の印刷媒体であるテープにキャラクタ(文字、記号、図形など)を印刷して、貼り付け可能なラベルを作成する小型のラベルプリンタである。
図2を参照して、プリンタ2およびPC3の電気的構成について説明する。プリンタ2は、プリンタ2の制御を行うCPU21を備えている。CPU21は、ROM22、フラッシュメモリ23、RAM24、CGROM25、外部接続インタフェイス(I/F)26、入力部27、表示部28、および駆動回路41〜43に接続されている。ROM22には、CPU21が実行する各種プログラムが記憶される。フラッシュメモリ23には、種々の設定用データが記憶される。RAM24には、種々の一時データが記憶される。CGROM25には、種々のキャラクタ(文字、数字、図形など)をテープに印刷するための印刷用のドットパターンデータが記憶されている。外部接続I/F26は、外部機器(例えば、PC3)と接続するためのインタフェイスである。
駆動回路41は、テープに印刷を行うサーマルヘッド44を駆動する。駆動回路42は、テープを搬送するプラテンローラ(図示外)を動作させるテープ送りモータ45を駆動する。駆動回路43は、印刷済みのテープを切断するカッター(図示外)を動作させるカッターモータ46を駆動する。CPU21は、これらの駆動回路41〜43を制御することで、搬送されるテープに印刷を行ったのち、印刷済みのテープを切断してラベルを作成する。
本実施形態では、プリンタ2の印刷態様に関する情報(本体情報)が、フラッシュメモリ23に記憶されている。本体情報は、テープ色、印刷色、テープサイズ、テープ種別等を含む。テープ色は、プリンタ2に装着されているテープの色である。印刷色は、プリンタ2に装着されているテープが、サーマルヘッド44の加熱によって発色する色である。テープ種別は、プリンタ2に装着されているテープの種別(ノーマルテープ、ダイカットテープ等)を示す。テープサイズは、プリンタ2に装着されているテープのテープ幅(テープの切断方向の長さ)を示す。ただし、ダイカットテープが装着されている場合、テープサイズはテープ幅およびピッチ長(テープの延びる方向の長さ)の両方を示す。テープ色は、プリンタ2に装着されているテープの色である。
PC3は、PC3の制御を行うCPU31を備えている。CPU31は、ハードディスクドライブ(HDD)32、RAM33、外部接続インタフェイス(I/F)34、入力回路35、および出力回路36と接続している。HDD32には、CPU31が実行する各種プログラムや、各種データが記憶されている。具体的には、HDD32には、OS(Operating System)、表計算ソフト、プリンタドライバなどが記憶されている。表計算ソフトは、格子状のマス目(セル)にデータを入れることで表のファイルを作成することができる。表計算ソフトによって作成されたファイルも、HDD32に記憶される。
RAM33は、種々の一時データを記憶する。外部接続I/F34は、外部機器(例えば、プリンタ2)と接続するためのインタフェイスである。入力回路35は、CPU31へ入力部37(例えば、マウス、キーボード、タッチパネルなど)からの指示を送る制御を行う。出力回路36は、CPU31からの指示に応じてディスプレイ38に画像を表示する制御を行う。
本実施形態では、ユーザがPC3で表計算ソフトを用いて、複数のセルにキャラクタ(文字、数字、記号、装飾画像等)を入力して、ラベル印刷用のファイルを作成する。図3に示す例では、テキスト「1年○組 ABC」が入力された4つのセル(いずれも縦10ピクセル、横50ピクセル)を含むファイル100が作成され、HDD32に保存されている。
PC3でファイル100の印刷指示が入力されると、プリンタドライバが起動される。プリンタドライバは、4つのセルに入力されているテキスト「1年○組 ABC」を印刷するための印刷コマンドを、プリンタ2に送信する。プリンタ2では、受信した印刷コマンドに基づいて、4つのセルに入力されているテキスト「1年○組 ABC」がテープに印刷されて、一枚のラベルが作成される。
図4〜図11を参照して、印刷システム1で実行される処理について説明する。
図4を参照して、PC3で実行されるドライバ処理について説明する。ドライバ処理は、印刷指示の入力時に起動されたプリンタドライバに基づいて、CPU31によって実行される。以下の説明では、ユーザが表計算ソフトで作成したファイル100(図3参照)を印刷する場合を例示する。詳細には、ファイル100の印刷時に実行される処理のうち、プリンタ2の印刷態様をファイル100(詳細にはセル)の表示態様に反映する処理を、図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
図4に示すように、ドライバ処理では、プリンタ2の本体情報をセルに反映するか否かが判断される(S1)。例えば、ステップS1では、プリンタ2の本体情報をセルに反映するか否かを選択するための画面が、ディスプレイ38に表示される。ユーザがこの画面上で本体情報をセルに反映する指示を入力した場合(S1:YES)、プリンタ2から本体情報を取得可能であるか否かが判断される(S3)。例えば、PC3にプリンタ2が接続されていない場合や、プリンタ2に本体情報が記憶されていない場合、本体情報を取得できないと判断される(S3:NO)。この場合、ファイル100に含まれるセルの表示態様を変更することなく、ドライバ処理が終了される。本体情報をセルに反映しない場合も(S1:NO)、ドライバ処理が終了される。
本体情報を取得可能である場合(S3:YES)、フラッシュメモリ23に記憶されている本体情報が、通信ケーブル8を介して取得される(S5)。HDD32に記憶されているファイル100から、セル情報が取得される(S7)。セル情報は、ファイル100に含まれているセルの情報(縦ピクセル数、横ピクセル数、文字色、背景色等)である。取得された本体情報に基づいて、ダイカットテープであるか否かが判断される(S9)。
ダイカットテープである場合(S9:YES)、後述する縦横比反映処理、色反映処理、縮尺反映処理、配置反映処理が順に実行される(S11〜S17)。縦横比反映処理では、ファイル100に含まれるセルの縦横比が、プリンタ2で使用されるテープの縦横比に合わせて変更される。色反映処理では、セルに入力されているキャラクタの文字色および背景色が、プリンタ2で使用される印刷色およびテープ色に合わせて変更される。縮尺反映処理では、ファイル100に含まれるセルのサイズが、プリンタ2で使用されるテープサイズに合わせて拡大または縮小される。配置反映処理では、セルに入力されているキャラクタの配置およびサイズが、プリンタ2でキャラクタが印刷される位置およびサイズに合わせて変更される。ステップS17の実行後、ドライバ処理が終了される。
ダイカットテープでない場合(S9:NO)、プリンタ2にノーマルテープが装着されている。この場合、ステップS13と同様に色反映処理が実行される(S19)。次いで、プリンタ2で印刷される縮尺をセルに反映するか否かが判断される(S21)。例えば、ユーザが縮尺を反映する指示を入力した場合(S21:YES)、ステップS15と同様に縮尺反映処理が実行される(S23)。ステップS23の実行後、プリンタ2で印刷される配置をセルに反映するか否かが判断される(S25)。例えば、ユーザが配置を反映する指示を入力した場合(S25:YES)、ステップS17と同様に配置反映処理が実行される(S27)。ステップS27の実行後、ドライバ処理が終了される。縮尺を反映しない場合(S21:NO)、または、配置を反映しない場合(S25:NO)、ドライバ処理が終了される。
図5に示すように、縦横比反映処理では、ステップS5で取得された本体情報(テープ幅およびピッチ長)に基づいて、ラベルの縦横比が算出される(S41)。ステップS7で取得されたセル情報(縦ピクセル数および横ピクセル数)に基づいて、セルの縦横比が算出される(S43)。ラベルの縦横の長い方(長辺)に対応するセルのピクセル数を基準として、ラベルの縦横の短い方(短辺)に対応するセルのピクセル数の変更値が算出される(S45)。セルの短辺長さが、算出された変更値に更新される(S47)。その後、処理はドライバ処理(図4)に戻る。
例えば、テープ色「黄」、印刷色「黒」、テープサイズ「20mm(テープ幅)×50mm(ピッチ)」、テープ種別「ダイカットテープ」を含む本体情報が、プリンタ2から取得された場合を想定する(S5)。この場合、ダイカットテープであると判断されるため(S9:YES)、ラベルの縦横比「20:50」およびセルの縦横比「10:50」が取得される(S41、S43)。このラベルの縦横比は、ラベルが横長であることを示すため、ラベルのピッチ(長辺)に対応するセルの横ピクセル数「50」が、変更値算出の基準となる。つまり、横ピクセル数「50」を固定したセルが縦横比「20:50」となるように、セルの短辺長さ(縦ピクセル数)の変更値として「20」が算出される。最後に、セルの縦ピクセル数が変更値「20」に更新される(S47)。その結果、図6に示すように、ファイル100に含まれるセルは、プリンタ2で印刷されるラベルと同じ縦横比「20:50」で表示される。
図7に示すように、色反映処理では、ステップS5で取得された本体情報に基づいて、印刷色がセルで使用可能な色であるか否かが判断される(S61)。印刷色が使用可能な色である場合(S61:YES)、セルの文字色が本体情報の示す印刷色に更新される(S63)。これにより、ファイル100に含まれるセルに入力されているキャラクタは、プリンタ2で使用される印刷色(例えば「黒」)で表示される。
一方、印刷色が使用可能な色でない場合(S61:NO)、印刷色のサンプルを取得するか否かが判断される(S65)。例えば、ユーザが印刷色のサンプルを取得する指示を入力した場合(S65:YES)、印刷色のサンプルデータが通信ケーブル8を介してプリンタ2から取得されて、取得されたデータが印刷色サンプルとして表示される(S67)。ユーザは印刷色サンプル140(図11参照)を参照することで、プリンタ2で実際にキャラクタが印刷される色を認識できる。
ステップS63またはステップS67の実行後、あるいは、印刷色のサンプルを取得しない場合(S65:NO)、ステップS5で取得された本体情報に基づいて、テープ色がセルで使用可能な色であるか否かが判断される(S69)。テープ色が使用可能な色である場合(S69:YES)、セルの背景色が本体情報の示すテープ色に更新される(S71)。これにより、ファイル100に含まれるセルの背景色は、プリンタ2で使用されるテープ色(例えば「黄」)で表示される。
一方、テープ色が使用可能な色でない場合(S69:NO)、テープ色のサンプルを取得するか否かが判断される(S73)。例えば、ユーザがテープ色のサンプルを取得する指示を入力した場合(S73:YES)、テープ色のサンプルデータが通信ケーブル8を介してプリンタ2から取得されて、取得されたデータがテープ色サンプルとして表示される(S75)。ユーザはテープ色サンプル150(図11参照)を参照することで、プリンタ2で実際に使用されるテープ色を認識できる。ステップS71またはステップS75の実行後、あるいは、テープ色のサンプルを取得しない場合(S73:NO)、処理はドライバ処理(図4)に戻る。
図8に示すように、縮尺反映処理では、ファイル100に含まれるセルについて、1mm当たりのピクセル数が定義されているか否かが判断される(S81)。1mm当たりのピクセル数が定義されている場合(S81:YES)、その定義されているピクセル数が取得される(S83)。次いで、ステップS5で取得されたテープ幅に合わせて、ステップS7で取得されたセルの縦ピクセル数がミリメートル単位に換算される(S85)。ステップS85でセルの縦サイズが拡大された拡大率で、セルの横サイズが拡大される(S87)。その後、処理はドライバ処理(図4)に戻る。
例えば、テープ色「黄」、印刷色「赤」、テープサイズ「10mm(テープ幅)」、テープ種別「ノーマルテープ」を含む本体情報が、プリンタ2から取得された場合を想定する(S5)。この場合、セルに1mm当たりのピクセル数として「4」が取得されると(S81:YES、S83)、取得されたピクセル数「4」とテープ幅「10」を乗算したピクセル数である「40」に、セルの縦サイズが拡大される(S85)。サイズ変更前のセルは縦ピクセル数が「10」であるから(図3参照)、ステップS85におけるセルの縦サイズの拡大率は「4倍」である。セルの横ピクセル数(図3の例では、50ピクセル)も「4倍」されて、セルの横サイズが200ピクセルに拡大される(S87)。その結果、図9に示すように、ファイル100に含まれるセルは、プリンタ2で印刷されるラベルと同じ縮尺「4倍」で表示される。
図10に示すように、配置反映処理では、縮尺反映処理(図8)で算出されたセルの拡大率が取得される(S101)。セルに入力されているキャラクタが、取得された拡大率に合わせて拡大される(S103)。拡大されたキャラクタが、セルのセンターに配置されるように位置修正が行われる(S105)。その後、処理はドライバ処理(図4)に戻る。
例えば、図9に示すファイル100について、さらに配置反映処理(図10)が実行された場合を想定する。この場合、セルの拡大率は「4倍」であるから、図11に示すように、セルに入力されているテキスト「1年○組 ABC」もプリンタ2で印刷されるラベルと同じ縮尺「4倍」で拡大される。このとき、拡大されたテキストでは、セルのセンターに配置されるように、キャラクタの位置が自動調整される。
以上説明したように、本実施形態の印刷システム1によれば、PC3では、プリンタ2から取得した本体情報が示す印刷態様に応じて、PC3に記憶されているファイル100に含まれるセルの表示態様が変更される。したがって、印刷元データであるセルの表示態様を、実際の印刷結果と簡易に一致させることができる。
PC3では、本体情報が示す印刷色に基づいて、セルに入力されているキャラクタの文字色が変更される。したがって、ユーザはセルに入力されているキャラクタの文字色を参照することで、プリンタ2で実際に使用されるキャラクタの印刷色を認識できる。また、本体情報が示すテープ色に基づいて、セルの背景色が変更される。したがって、ユーザはセルの背景色を参照することで、プリンタ2で実際に使用されるテープ色を認識できる。
PC3では、本体情報が示すテープサイズに基づいてセルの表示サイズが変更されるため、ユーザはセルの表示サイズを参照することで、プリンタ2におけるセルの印刷サイズを認識できる。また、本体情報が示すテープサイズに基づいてキャラクタの表示サイズが変更されるため、ユーザはキャラクタの表示サイズを参照することで、プリンタ2におけるキャラクタの印刷サイズを認識できる。
上記実施形態において、PC3が本発明の「印刷制御装置」に相当する。プリンタ2が本発明の「印刷装置」に相当する。HDD32が、本発明の「ファイル記憶手段」に相当する。ステップS5を実行するCPU31が、本発明の「本体情報取得手段」に相当する。ステップS11〜S19、S23、S27の少なくとも一つを実行するCPU31が、本発明の「表示態様変更手段」に相当する。ステップS5が、本発明の「本体情報取得ステップ」に相当する。ステップS11〜S19、S23、S27の少なくとも一つが、本発明の「表示態様変更ステップ」に相当する。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲での変更が可能である。上記実施形態の印刷システム1ではプリンタ2とPC3とが接続されているが、プリンタ2から本体情報を取得した後は、プリンタ2とPC3との接続が解除されてもよい。この場合、PC3はプリンタ2と非接続状態でドライバ処理(図4)を実行すればよい。また、プリンタ2にあらかじめプリンタ2の本体情報が記憶されている場合は、PC3はプリンタ2と非接続状態でドライバ処理(図4)を実行すればよい。
上記実施形態では、プリンタドライバに基づいてCPU31がドライバ処理(図4)を実行しているが、他のプログラムに基づいて実行してもよい。また、プリンタドライバに基づいて実行する場合、印刷の実行時以外のタイミングでドライバ処理(図4)を実行してもよい。ドライバ処理(図4)は、CPU以外の電子部品(例えば、ASIC)によって実行されてもよい。ドライバ処理(図4)は、複数の電子機器(つまり、複数のCPU)によって分散処理されてもよい。例えば、ドライバ処理(図4)の一部は、PC3に接続されているサーバやプリンタ2で実行されてもよい。
1 印刷システム
2 プリンタ
3 PC
31 CPU
32 HDD
100 ファイル
140 印刷色サンプル
150 テープ色サンプル

Claims (6)

  1. 印刷媒体に画像を印刷可能な印刷装置に接続可能であり、キャラクタが入力された格子状のセルを前記印刷装置に印刷させる印刷制御装置であって、
    前記セルを含むファイルを記憶するファイル記憶手段と、
    前記印刷装置で実行される印刷態様を示す本体情報を、前記印刷装置から取得する本体情報取得手段と、
    前記本体情報取得手段によって前記本体情報が取得された場合、前記本体情報が示す前記印刷態様に応じて、前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルに含まれる前記セルの表示態様を変更する表示態様変更手段と
    を備えたことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記本体情報は、前記印刷装置で印刷媒体に印刷される色である印刷色を示し、
    前記表示態様変更手段は、前記本体情報が示す前記印刷色に基づいて、前記セルに入力されている前記キャラクタの色を変更することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記本体情報は、前記印刷装置で印刷される印刷媒体の色である媒体色を示し、
    前記表示態様変更手段は、前記本体情報が示す前記媒体色に基づいて、前記セルの背景色を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記本体情報は、前記印刷装置で印刷される印刷媒体の大きさである媒体サイズを示し、
    前記表示態様変更手段は、前記本体情報が示す前記媒体サイズに基づいて、前記セルの表示サイズを変更することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の印刷制御装置。
  5. 前記表示態様変更手段は、前記セルの表示サイズの変更率に基づいて、前記セルに入力されている前記キャラクタの表示サイズを変更することを特徴とする請求項4に記載の印刷制御装置。
  6. 印刷媒体に画像を印刷可能な印刷装置に接続され、且つ、キャラクタが入力された格子状のセルを含むファイルを記憶するファイル記憶手段を備え、前記印刷装置に前記セルを印刷させる印刷制御装置のコンピュータに、
    前記印刷装置で実行される印刷態様を示す本体情報を、前記印刷装置から取得する本体情報取得ステップと、
    前記本体情報取得ステップによって前記本体情報が取得された場合、前記本体情報が示す前記印刷態様に応じて、前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルに含まれる前記セルの表示態様を変更する表示態様変更ステップと
    を実行させる指示を含む印刷制御プログラム。
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