JP2014026108A - 光部品の光軸調整方法及び光軸調整装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 光の強度を計測する光パワーメータと、入力ポート側に設けられて、テスト光を光路に入射させると共に、当該光路を戻ってきた光を光パワーメータに導くサーキュレータと、出力ポートに対面して進退可能に設けられると共に、当該光路の光軸に対して傾動可能に設けられて、出力ポートから出射されたテスト光を反射するミラーと、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明の第1実施形態を説明する。図1は、光軸調整装置2Aを用いて光学部品の光軸調整を行う際の模式図である。以下、本実施形態では、光学部品としてレンズアレイ5を想定する。そして、このレンズアレイ5の光軸を平面光波回路3に設けられた複数の光導波回路4に一致させる場合を例として説明する。なお、図1に示す平面光波回路3には4つの光導波回路4が設けられている場合を示しているが、これは例示であって本発明を限定するものではない。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
これにより平面光波回路3から出射したテスト光Rはミラー11で反射されて、平面光波回路3、サーキュレータ12を介して各光パワーメータ13によって検出される。そして、この光パワーメータ13の検出値が最大になるように、ユーザ等がミラー用コントローラ24に角度のコントロール情報を入力することにより行う。そして、ミラー11の傾きが調整され、この光パワーメータ13の検出値が最大になったら、ミラー用コントローラ24は、ミラー11と平面光波回路3の端面3bとの間にレンズアレイ5が挿入できるように、ミラー11をZ軸方向に後退させる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態を説明する。なお、第1及び第2実施形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
3 平面光波回路
3a 端面
3b 端面
4 光導波回路
4a 入力ポート
4b 出力ポート
5 レンズアレイ
5a レンズ
11 ミラー
12 サーキュレータ
13 光パワーメータ
21 光強度演算回路
22 レンズ用コントローラ
23 レンズ用アクチュエータ
24 ミラー用コントローラ
25 ミラー用アクチュエータ
31 角度表示装置
32 角度測定器
33 コントローラ
34 ミラー角度演算回路
Claims (10)
- 光の入力ポート及び、該入力ポートと光路により接続された出力ポートを備える光部品の前記出力ポートに透光性の被光軸調芯部品を軸合せする際に用いる光軸調整装置であって、
光の強度を計測する光パワーメータと、
前記入力ポート側に設けられて、テスト光を前記光路に入射させると共に、当該光路を戻ってきた光を前記光パワーメータに導く光分岐回路素子と、
前記出力ポートに対面して進退可能に設けられると共に、当該光路の光軸に対して傾動可能に設けられて、前記出力ポートから出射された前記テスト光を反射するミラーと、を備えることを特徴とする光軸調整装置。 - 請求項1に記載の光軸調整装置であって、
前記光パワーメータの出力を光強度信号に変換する光強度演算回路と、
前記被光軸調芯部品を光軸の方向に動かす被光軸調芯部品用アクチュエータと、
前記光強度信号が最大値を示すように、前記被光軸調芯部品用アクチュエータを制御する被光軸調芯部品用コントローラと、を備えることを特徴とする光軸調整装置。 - 請求項1に記載の光軸調整装置であって、
前記ミラーを光軸の方向に動かすミラー用アクチュエータと、
前記ミラー用アクチュエータを制御するミラー用コントローラと、を備えて、
前記光パワーメータが前記ミラーで反射された光を検出した際に、最大光量が検出されるように、前記ミラー用コントローラが前記ミラー用アクチュエータを制御し、当該ミラー用アクチュエータが前記ミラーの位置を調整することを特徴とする光軸調整装置。 - 請求項1に記載の光軸調整装置であって、
前記ミラーの裏面に設けられて入射光を反射する裏面反射部と、
前記裏面反射部に光を照射して、その反射光を受光することにより、前記ミラーの角度を計測する角度測定器と、
を備えることを特徴とする光軸調整装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光軸調整装置であって、
前記光部品は光導波回路が複数設けられた平面光導波回路であり、
前記被光軸調芯部品は、光導波回路に対して調芯するレンズアレイであることを特徴とする光軸調整装置。 - 請求項5に記載の光軸調整装置であって、
前記光分岐回路素子と前記光パワーメータは、最も距離が離れた前記光路に対応して設置されることを特徴とする光軸調整装置。 - 光の入力ポート及び、該入力ポートと光路により接続された出力ポートを備える光部品の前記出力ポートに透光性の被光軸調芯部品を軸合せする際に用いる光軸調整方法であって、
前記出力ポートにミラーを宛がうステップと、
前記光路にテスト光を入射するステップと、
前記ミラーにより反射されて前記出力ポートに再入射した前記テスト光の光強度を計測するステップと、
計測したテスト光の光強度が最大になるように、前記ミラーの位置を調整するステップと、
前記ミラーを前記出力ポートから前記ミラー面の角度を維持したまま光軸方向に待避させるステップと、
前記被光軸調芯部品を前記出力ポートに宛がうステップと、
前記ミラーで反射され、前記被光軸調芯部品を介して前記出力ポートから再入射した前記テスト光の光強度を計測するステップと、
計測した前記被光軸調芯部品を介して入射した光強度が最大になるように、前記被光軸調芯部品を所定の方向に動かすステップと、を含むことを特徴とする光軸調整方法。 - 請求項7に記載の光軸調整方法であって、
前記ミラーで反射された前記テスト光の光強度が最大になるように、前記ミラーの位置を調整する際に、前記ミラーにより反射された前記テスト光の光強度に基づきミラー用アクチュエータを駆動して前記ミラーの位置を調整するステップと、を含むことを特徴とする光軸調整方法。 - 請求項7に記載の光軸調整方法であって、
前記被光軸調芯部品を介して再入射した前記光強度が最大になるように、前記被光軸調芯部品の位置を調整する際に、計測した前記テスト光の光強度に基づき被光軸調芯部品用アクチュエータを駆動して前記被光軸調芯部品の位置を調整するステップと、を含むことを特徴とする光軸調整方法。 - 請求項7乃至9のいずれか1項に記載の光軸調整方法であって、
前記ミラーの裏面に設けられた裏面反射部に光を照射するステップと、
前記裏面反射部で反射された反射光を受光して、前記ミラーの角度を演算するステップと、
前記ミラーの角度測定により得られた前記ミラーの角度に基づき前記ミラーの位置を調整するためのミラー角度制御信号を出力するステップと、を含むことを特徴とする光軸調整方法。
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