JP2014025486A - 動力伝達機構 - Google Patents

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Yuichi Asano
祐一 淺野
Yuichiro Kitamura
裕一郎 北村
Tatsuro Sugiyama
達朗 杉山
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Abstract

【課題】コンパクトで軽量、かつ誘起スラスト力低減が図れる動力伝達機構を提供する。
【解決手段】第1の等速自在継手と第2の等速自在継手とを、保持器の内径面の球面中心と保持器の外径面の球面中心とが、ボール中心を含む継手中心面に対して軸方向に等距離だけ反対側にオフセットされているダブルオフセット型等速自在継手とする。トルク伝達ボールを3個とする。内側継手部材は、トラック溝が形成された内輪構成部を有し、内輪構成部が前記シャフトと一体化構造にて形成されている。第1の等速自在継手と第2の等速自在継手とは、その内輪構成部のトラック溝が周方向に60度ずれている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の動力伝達機構に関する。
動力伝達機構には、自動車用のドライブシャフトやプロペラシャフト等がある。これらのシャフトは、一般に、シャフトと、このシャフトの両端部に連結される等速自在継手とからなる。等速自在継手には、大別して、2軸間の角度変位のみを許容する固定型と、角度変位および軸方向変位を許容する摺動型とがあり、それぞれ使用条件、用途等に応じて機種選択される。固定型としてはツェパー型等速自在継手、摺動型としてはダブルオフセット型等速自在継手、トリポード型等速自在継手等が代表的である。摺動型のうち、トリポード型等速自在継手はトルク伝達部材としてローラを用い、その他はトルク伝達部材としてボールを用いている。
ドライブシャフトは、通常、インポード側に摺動式等速自在継手を用い、アウトボード側に固定式等速自在継手を用いる。また、リア用のドライブシャフトにおいては、大きな作動角を取らないため、アウトボード側及びインポード側に摺動式等速自在継手が使用されることがある。
摺動式等速自在継手は、トルクが負荷された状態で回転すると、軸方向に誘起スラスト力が発生する。その誘起スラスト力は、1回転中に複数回発生するが、ボールやローラといったトルク伝達部材の個数(n個)に応じてn次の誘起スラスト力が発生し易い特徴がある。
このため、摺動式等速自在継手をアウトボード側及びインボード側の両方に使用した場合、第1等速自在継手(アウトボード側等速自在継手)と第2等速自在継手(インボード側等速自在継手)のトルク伝達部材がどのような位相で対向に配置されるかで、誘起スラスト力が増減する。そこで、従来には、誘起スラスト力が低減するように双方のトルク伝達部材を逆位相に配置するものがある(特許文献1)。
また、等速自在継手の外側継手部材の外径をコンパクト化し、内側継手部材とシャフトのスプライン嵌合部の強度不足を解消し、かつ軽量化を目的に、シャフト部が中空状で内輪とシャフトが一体成形されたものが知られている(特許文献2)。
特許文献2に記載した等速自在継手を用いたドライブシャフト等の動力伝達機構は、図12と図13に示すものとなる。この場合、シャフト51として、内輪構成部68が一体に形成されたものを用いるが、等速自在継手52,53のボール数を6個とし、かつ第1の等速自在継手52と第2の等速自在継手53とのトラック溝位相差を0°としたものである。
各等速自在継手52,53は、ダブルオフセット型等速自在継手であって、内径面54に複数のトラック溝55が形成された外側継手部材56と、外径面57に複数のトラック溝58が形成された内側継手部材59と、前記外側継手部材56のトラック溝55と内側継手部材59のトラック溝58との間に介在してトルクを伝達するトルク伝達部材としての複数のトルク伝達ボール60と、前記外側継手部材56の内径面54と内側継手部材59の外径面57との間に介在してボール60を保持する保持器61とを備える。
外側継手部材56は、前記トラック溝55が形成されたカップ部62と、このカップ部62の底壁62aから突設されるステム部63とからなる。トラック溝55は周方向に沿って60°ピッチで形成されている。
シャフト51は、中間軸71と、内輪構成部68とからなり、これらが、摩擦圧接等の公知公用の接合手段にて接合一体化されている。内輪構成部68は、内輪部69と、この内輪部69から延びる端軸部73とからなり、この端軸部73が中間軸71と付き合わされた状態で接合される。また、この端軸部73に、ブーツ装着部88を構成する凹溝が形成されている。
そして、各等速自在継手52,53は、外側継手部材56の開口部がブーツ85にて塞がれている。ブーツ85は、大径部85aと、小径部85bと、大径部85aと小径部85bとを連結する蛇腹部85cとからなる。大径部85aが外側継手部材56の外径面の開口側端部のブーツ装着部86に外嵌され、ブーツバンド87にてこのブーツ装着部86に締め付けられている。また、小径部85bがシャフト51に形成されたブーツ嵌合凹溝からなるブーツ装着部88に外嵌され、ブーツバンド89にてこのブーツ装着部88に締め付けられている。
特開2011−140967号公報 特開2010−265925号公報
近年、自動車の低燃費化に伴い、ドライブシャフトに用いられる等速自在継手に対して軽量・コンパクトなものが要求されており、リア駆動を行う超小型の電気自動車(EVコミュータ)においては、一般車用のドライブシャフトより、更なる軽量・コンパクトで低コストなものが要求されている。
このため、前記した特許文献2に記載のものでは、トルク伝達部材としてのボールを6個したダブルオフセット型等速自在継手であり、コンパクト化を実現するため、内側継手部材とシャフトとを一体成形し、スプライン嵌合を廃止したものである。これによって、一般的なスプライン嵌合が適用されたダブルオフセット型等速自在継手における内側継手部材のボール溝底からスプライン間の肉厚不足による強度低下の問題を解消している。
しかしながら、6個ボールタイプで更にコンパクト化を図ろうとする場合、ボールの径とトラックの肩の肉厚、保持器の肉厚バランスを考慮すると、トラック深さを十分確保できない。このような場合、耐久性確保が困難であり、継手内部の隙間やトラック溝の精度を上げる必要があり、低コストに製造することが困難であった。
特許文献1では、2個のトリポード型等速自在継手を使用したものであり、同サイズ容量のダブルオフセット型等速自在継手に比べると製造コストは上がる。また、3次の誘起スラスト力を低減するために、双方のトルク伝達部材を逆位相に配置しているが、このような配置する場合、組立時にスプラインの位相合せが必要となる。従って、組立作業が煩雑になるとともに、スプラインのピッチ分は位相がずれやすい。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みて、コンパクトで軽量、かつ誘起スラスト力低減が図れる動力伝達機構を提供する。
本発明の動力伝達機構は、シャフトと、シャフトの一端部に連設される第1の等速自在継手と、シャフトの他端部に連設される第2の等速自在継手を備えた動力伝達機構であって、前記第1の等速自在継手と第2の等速自在継手とを、内径面に複数のトラック溝が形成された外側継手部材と、外径面に複数のトラック溝が形成された内側継手部材と、前記外側継手部材のトラック溝と内側継手部材のトラック溝との間に介在してトルクを伝達するトルク伝達部材としての複数のトルク伝達ボールと、前記外側継手部材の内径面と内側継手部材の外径面との間に介在してボールを保持する保持器とを備え、前記保持器の内径面の球面中心と保持器の外径面の球面中心とが、ボール中心を含む継手中心面に対して軸方向に等距離だけ反対側にオフセットされているダブルオフセット型等速自在継手とし、トルク伝達ボールが3個であり、前記内側継手部材は、前記トラック溝が形成された内輪構成部を有し、この内輪構成部が前記シャフトと一体化構造にて形成され、第1の等速自在継手と第2の等速自在継手とは、その内輪構成部のトラック溝が周方向に60度ずれているものである。
本発明の動力伝達機構によれば、内側継手部材は、前記トラック溝が形成された内輪構成部を有し、内輪構成部がシャフトと一体化構造にて形成されている。このため、シャフトと内側継手部材との間でスプライン嵌合させる必要がない。また、ボール数を3個とすることによって、ボールピッチ径が小さくても、ボール径を大きくとり、トラック溝の肩肉厚やトラック深さを確保できる。
第1の等速自在継手のトラック溝と第2の等速自在継手のトラック溝とが周方向に60度ずれているので、シャフト両側の等速自在継手から発生する回転3次の誘起スラスト力が相殺される。等速自在継手をダブルオフセット型とすることによって、トリポード型等速自在継手に比べて、内側継手部材が製造し易い。
前記シャフトがパイプ素材からなり、一体化構造にて連設されている内輪構成部が塑性加工にて形成されているのが好ましい。塑性加工として例えばプレス加工を採用できる。なお、このプレス加工は、加工負荷に応じて温間でも冷間でも可能である。
シャフトは、一対の内輪構成部と、これらを連設する直線状のシャフト本体部とからなり、内輪構成部とシャフト本体部が接合一体化されているものであってもよい。接合手段として、使用する材質等に応じて、摩擦接合、電子ビーム溶接、レーザ溶接等の選択することができる。
両等速自在継手において、保持器の外径面の球面中心を、保持器の内径面の球面中心よりも継手開口側に配置したものが好ましい。両等速自在継手において、外側継手部材と内輪構成部との間に軸方向調芯材を内装するようにできる。このように、軸方向調芯材を内装するようにすれば、一対の等速自在継手の内輪構成部の位置決めを行うことができる。また、両等速自在継手において、シャフトの端部開口部を栓部材で塞いでいるものであってもよく、さらには、前記軸方向調芯材が弾性材からなり、前記栓部材がこの弾性材の反力受けを構成することもできる。シャフトの内輪構成部が非中空体であってもよい。
等速自在継手の外側継手部材の開口部に、トルク伝達ボールと保持器と内輪構成部とを備えた内部部品の外側継手部材からの抜けを規制する抜け規制手段を設けるのが好ましい。保持器を金属焼結材にて構成することも可能である。
本発明によれば、内側継手部材とシャフトを一体化構造とすることにより、内側継手部材にシャフトとの結合のためのスプラインを成形する必要がなくなる。このため、従来構造のようにトルク伝達ボールのピッチ円径を小さくした場合に内側継手部材のボール溝底からスプライン間の肉厚が不足して強度を確保できないという課題を解消した。
ボール個数を3個にすることで、ボールピッチ径が小さくても、ボール径を大きくとり、トラックの肩肉厚やトラック深さは確保できる。このため、隙間精度やトラック精度を厳重に管理する必要がない。また、保持器のポケット間の肉厚を確保し易く、強度的にも有利である。そのため、従来の6個、8個ボールタイプよりコンパクト化を図ることができる。
トラック溝をシャフト両側で60°の位相差を設けたため、シャフト両側の等速自在継手から発生する回転3次の誘起スラスト力が相殺され、動力伝達機構全体の誘起スラスト力が低減する。内側継手部材(内輪)とシャフトを一体化する(内輪一体シャフトとする)ため、スプライン嵌合のように歯のピッチ分位相がずれることもない。
また、内輪一体シャフト製作時に両端のトラック溝の位相を60°ずらせているため、動力伝達機構の組立で位相合せをする必要がなく、同位相で組立ててしまう誤組みを防止できる。ダブルオフセット型とすることで、大型の鍛造プレス機は不要で、内輪一体シャフトを製造しやすく、トリポード型よりコスト低減が図れる。
内輪構成部をプレス加工等の塑性加工にて成形できるものであれば、生産性に優れ、また、パイプ素材に焼鈍及び/又は潤滑皮膜処理が施すことによってプレス成形性の向上を図ることができる。ブレス加工を、冷間で行えば、旋削、研削などの仕上げ加工を減らしたり、省略することが可能となり、コスト低減に寄与する。
シャフトが、内輪構成部とシャフト本体部が接合一体化されてなるものであれば、各部材を別々に製造することができ、生産性や取り扱い性に優れる。内輪構成部が焼入れ処理が施されれば、強度的に安定する。また、栓部材で塞ぐようにすれば、等速自在継手内のグリース等の潤滑剤がシャフトに流入せず、等速自在継手内の潤滑剤の充填量が減少せず、円滑が動力伝達動作を長期にわたって可能となる。
保持器の外径面の球面中心を、保持器の内径面の球面中心よりも継手開口側に配置するようにすれば、内輪一体シャフトと保持器の組立性の向上を図ることができる。軸方向調芯材を配置するようにすれば、各等速自在継手は、内輪構成部の位置決めを行うことができ、等速自在継手としての機能を安定して発揮する。栓部材がこの軸方向調芯材の反力受けを構成するものであれば、潤滑剤がシャフトに流入するのを防止する栓部材と、受け部材とを兼用でき、部品点数の減少を図ることができる。また、シャフトの内輪構成部が非中空体であれば、栓部材を必要とせず、部品点数および組立工数の減少を図ることができる。
抜け規制手段を設ければ、内部部品の外側継手部材からの抜けを規制でき、取り扱い性に優れたものとなる。また、保持器を金属焼結材にて構成でき、低コストは達成できる。
本発明の実施形態を示す動力伝達機構の断面図である。 前記図1に示す動力伝達機構を示し、(a)は図1のA−A線拡大断面図であり、(b)は図1のB−B線拡大断面図である。 等速自在継手の拡大断面図である。 前記図1に示す動力伝達機構のシャフトを示す斜視図である。 前記図1に示す動力伝達機構のシャフトを示す断面図である。 前記図1に示す動力伝達機構のシャフトを示し、(a)は図4のX−X線拡大断面図であり、(b)は図4のY−Y線拡大断面図である。 前記図1に示す動力伝達機構のシャフトを示し、(a)は全長にわたって焼入れが施された要部断面図であり、(b)は内輪構成部のみに焼入れが施された要部断面図である。 本発明の他の実施形態を示す動力伝達機構の等速自在継手の断面図である。 前記図8に示す動力伝達機構のシャフトの斜視図である。 前記図8に示す動力伝達機構のシャフトの断面図である。 前記図8に示す動力伝達機構のシャフトを示し、(a)は前記図10のC方向矢視図であり、(b)は前記図10のD方向視図である。 動力伝達機構の参考例を示す断面図である。 前記図12に示す動力伝達機構の等速自在継手の断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明にかかる動力伝達機構を示す。この動力伝達機構は、中間のシャフト1と、このシャフト1の両端部の等速自在継手2,3とを備えたものである。シャフト1は中空シャフトである。また、等速自在継手2,3はともに、いわゆるダブルオフセット型の摺動式等速自在継手である。
各等速自在継手2,3は、内径面4に複数のトラック溝5が形成された外側継手部材6と、外径面7に複数のトラック溝8が形成された内側継手部材9と、前記外側継手部材6のトラック溝5と内側継手部材9のトラック溝8との間に介在してトルクを伝達するトルク伝達部材としての複数のトルク伝達ボール10と、前記外側継手部材6の内径面4と内側継手部材9の外径面7との間に介在してボール10を保持する保持器11とを備える。
外側継手部材6は、前記トラック溝5が形成されたカップ部12と、このカップ部12の底壁12aから突設されるステム部13とからなる。この場合、図2に示すように、トラック溝5は周方向に沿って120°ピッチで3個配設されている。また、このカップ部12の開口部には、内部部品Sのカップ部12からの抜けを規制する規制手段15が設けられている。この規制手段15は、カップ部12の開口端縁部に形成された凹溝14に嵌合される止め輪16にて構成される。なお、内部部品Sとは、内側継手部材9とボール10と保持器11とで構成される。
ところで、前記シャフト1は、図4と図5に示すように、直線状の本体部17と、この本体部17に両端部に設けられた内輪構成部18(18a,18b)との一体化構造(この場合、一つの部材で一体品である)からなる。この内輪構成部18は、図2と図3と図5に示すように、その外径面7に前記トラック溝8が周方向に沿って120°ピッチで3個配設されている。この場合、図6に示すように、一方(アウトボード側)の等速自在継手2のトラック溝8と、他方(インボード側)の等速自在継手3のトラック溝8とは、周方向に60度ずれている。
シャフト1は、中空のパイプ素材からなり、前記内輪構成部18a,18bが塑性加工、つまり、プレス加工にて形成される。このため、高周波焼入用鋼や浸炭焼入用鋼を用いることができる。また、前処理として、焼鈍や球状化焼鈍を行ったり、潤滑皮膜を形成する表面処理等を行ったりできる。焼鈍(焼きなまし)は、材料の軟化、結晶組織の調整、内部応力の除去の為に、ある適当な温度(主に変態点+50度前後くらい)に加熱した後ゆっくりと冷却することである。球状化焼鈍は、鋼の中の炭化物を球状化する焼鈍である。このように、焼鈍や球状化焼鈍を行ったり、潤滑皮膜を形成する表面処理等を行ったりすることによって、プレス成形性が向上する。
なお、本体部17を掴んで本体部の両端部をプレス加工することで、本体部17の両端に内側継手部材の外径面7及びトラック溝8が形成される。プレス加工は、加工負荷に応じて温間でも冷間でも構わないが、冷間加工で仕上げれば、旋削、研削などの仕上げ加工を減らしたり、省略するこが可能となるため、低コストに製造することができる。内輪構成部18において、内面は、外面形状に倣った形状であり、略同一の肉厚で成形されている。また、シャフト1の本体部17の肉厚も略同一である。但し、プレス加工に伴う多少の肉厚変動はある。
ところで、3個ボールのダブルオフセット型等速自在継手は、6個ボール、8個ボールダブルオフセット型等速自在継手と比較して、ボール径が大きくなるため、ボール10と窓(ポケット)20との接触を確保すると、保持器11の肉厚が分厚くなる。保持器肉厚が薄ければ、プレス加工で窓抜きすることが可能であるが、保持器11の肉厚が分厚いとミーリングで加工する必要があるため、コスト高になりやすい。このため、この等速自在継手の保持器11として、低コスト化を図るために、金属焼結体で予め窓部(ポケット)20が抜かれた状態で成形するのが好ましい。金属焼結体とは、何種類かの金属微粉末を混合し圧縮成型し融点以下の高温で金属粒子の拡散結合を行ったものである。
なお、金属焼結体は、密度が低いと硬度が不足するという課題がある。しかしながら、3個ボールであれば、窓間の柱の幅が太くできるため、強度的に余裕があり、金属焼結体適用により密度が多少落ちても、強度上問題にはなりにくく、金属焼結体を適用しやすい。
また、この等速自在継手では、図3に示すように、保持器11の内径面11bの球面中心Obと保持器11の外径面11aの球面中心Oaとが、ボール中心Oを含む継手中心面Pに対して軸方向に等距離だけ反対側にオフセットされている。すなわち、保持器11の外径面11aの球面中心Oaを、保持器11の内径面11bの球面中心Obよりも継手開口側に配置させていた。
ところで、内輪構成部18a,18bが一体成形されたシャフト1は、中空のパイプ素材からなるので、図5に示すように、その両端部には開口部21(21a、21b)が形成される。このため、等速自在継手内のグリース等の潤滑剤がシャフト1に流入させないように、図3に示すように、各開口部21(21a、21b)が栓部材22(22a,22b)にて塞がれている。
栓部材22は、開口部21に嵌入される本体部23と、シャフト端面24に係合する鍔部25とからなる。この場合、本体部23は、図2に示すシャフト1の開口部21の断面形状に対応する断面形状とされる。すなわち、周方向に沿って120°で配設される3つの凸部を有するものである。なお、鍔部25の外面25aは凸球面とされる。
また、この等速自在継手は軸方向調芯材30を備えている。この場合、軸方向調芯材30は、コイルスプリングからなる弾性材31にて構成され、外側継手部材6のカップ部12の底壁12aに設けられた嵌合孔部32に嵌合され、この嵌合孔部32から突出した突出部が前記栓部材22の鍔部25の外面25aに当接している。すなわち、弾性材31のステム側端部31aが嵌合孔部32に嵌合し、弾性材31の継手開口側の端部31bが栓部材22の鍔部25と接触する。このため、弾性材31はその弾性力によって、鍔部25を介してシャフト1を継手開口部側へ押圧している。
従って、シャフト1が、その両端側がシャフト軸方向中心に向かって押圧され、シャフト1は、そのシャフト軸方向中心が一対の等速自在継手2,3間の中央に配置されるように設定される。また、鍔部25の外面25aが凸球面であるので、等速自在継手が作動角を取った際に、追従することができる。
栓部材22として、金属製であっても、樹脂製であってもよい。すなわち、栓部材22の材質は、本体部23がシャフト1の開口部に嵌入(例えば、圧入)されて、自由状態乃至使用状態において、その嵌入状態が維持され、シャフト1内に潤滑剤等が浸入しなければよい。このため、使用環境等に応じて、種々の金属や種々の樹脂を用いることができる。なお、シャフト1内に潤滑剤を流入させないためには、シャフト内に発泡ウレタン等の内部充填材を充填してもよい、
各等速自在継手2,3は、外側継手部材6の開口部がブーツ35にて塞がれている。ブーツ35は、大径部35aと、小径部35bと、大径部35aと小径部35bとを連結する蛇腹部35cとからなる。大径部35aが外側継手部材6の外径面の開口側端部のブーツ装着部36に外嵌され、ブーツバンド37にてこのブーツ装着部36に締め付けられている。また、小径部35bがシャフト1の本体部17に形成されたブーツ嵌合凹溝からなるブーツ装着部38に外嵌され、ブーツバンド39にてこのブーツ装着部38に締め付けられている。
ところで、このシャフト1は、内輪構成部18の外径、ブーツ嵌合凹溝、長手寸法(軸方向長さ寸法)など必要に応じて切削加工を実施した後、熱処理を行う。熱処理は、高周波焼入れ、浸炭焼入れ、ずぶ焼入れを適用することができる。焼き入れする場合、図7(a)に示すように、シャフト全長にわたって形成しても、図7(b)に示すように、内輪構成部18のみに形成してもよい。なお、図7において、クロスハッチング部が熱処理部(硬化部)を示している。高周波焼入れの場合、図7(b)に示すように、少なくとも内輪構成部18のトラック溝8および球面部(外径面)7を焼入れすることになる。
このように、硬化部を形成する場合、図7では、肉厚全体を硬化させていたが、表面部のみ焼入れしてもよい。すなわち、肉厚等に応じて焼入れし易い方を選択すれば良い。また、プレス加工時の精度に応じて、焼入鋼切削および研削で内輪係形成部の外径やトラック溝の仕上げ加工を行う。
本発明の動力伝達機構では、内側継手部材9とシャフト1を一体化構造とすることにより、内側継手部材9にシャフト1との結合のためのスプラインを成形する必要がなくなる。このため、従来構造のようにトルク伝達ボール10のピッチ円径を小さくした場合に内側継手部材のボール溝底からスプライン間の肉厚が不足して強度を確保できないという課題を解消した。
ボール個数を3個にすることで、ボールピッチ径が小さくても、ボール径を大きくとり、トラックの肩肉厚やトラック深さは確保できる。このため、隙間精度やトラック精度を厳重に管理する必要がない。また、保持器10のポケット20間の肉厚を確保し易く、強度的にも有利である。そのため、従来の6個、8個ボールタイプよりコンパクト化が容易となる。
ところで、回転中、角度をとった状態でトルク伝達するとき、内部部品S間の相互摩擦によって摺動式等速自在継手で誘起スラストが発生する。特に3次の誘起スラストが大きいと、車両の発進、加速時にエンジンマウントと共振して、横揺れを発生させることがある。しかしながら、3個ボールの場合、誘起スラストの3次成分が大きいが、トラック溝をシャフト両側で位相差を付けることで、相殺されて、全体の誘起スラストは低減する。
次の表1に、誘起スラストの3次成分の位相差の影響を調べた結果を示している。この場合、横軸に作動角を示し、縦軸に誘起スラストの3次成分を示す。そして、位相差を、0°と20°と40°と60°とに付いて調べた。誘起スラストを低減する効果は、位相差が60°が最大であった。
Figure 2014025486
このように、本発明では、トラック溝5,8をシャフト両側で60°の位相差を設けたため、シャフト両側の等速自在継手2,3から発生する回転3次の誘起スラスト力が相殺され、動力伝達機構全体の誘起スラスト力が低減する。内側継手部材(内輪)とシャフトを一体化するため、スプライン嵌合のように歯のピッチ分位相がずれることもない。また、内輪一体シャフト製作時に両端のトラック溝を逆位相としているため、動力伝達機構の組立で位相合せをする必要がなく、同位相で組立ててしまう誤組みを防止できる。ダブルオフセット型とすることで、大型の鍛造プレス機は不要で、内輪一体シャフトを製造しやすく、トリポード型よりコスト低減が図れる。
内輪構成部18をプレス加工等の塑性加工にて成形できるので、生産性に優れ、また、パイプ素材に焼鈍及び/又は潤滑皮膜処理が施すことによってプレス成形性の向上を図ることができる。ブレス加工を、冷間で行えば、旋削、研削などの仕上げ加工を減らしたり、省略することが可能となり、コスト低減に寄与する。
内輪構成部18に焼入れ処理が施されれば、強度的に安定する。また、栓部材22で塞ぐようにすれば、等速自在継手内のグリース等の潤滑剤がシャフトに流入せず、等速自在継手内の潤滑剤の充填量が減少せず、円滑な動力伝達動作が長期にわたって可能となる。
保持器10の外径面11aの球面中心Oaを、保持器10の内径面11bの球面中心Obよりも継手開口側に配置するようにすれば、組み込み性の向上を図ることができる。軸方向調芯材31を配置するようにすれば、各等速自在継手2,3は、内輪構成部18(18a,18b)の位置決めを行うことができ、等速自在継手2,3としての機能を安定して発揮する。栓部材22がこの軸方向調芯材31の反力受けを構成するものであれば、潤滑剤がシャフトに流入するのを防止する栓部材22と、受け部材とを兼用でき、部品点数の減少を図ることができる。また、シャフト1の内輪構成部18が非中空体であれば、栓部材22を必要とせず、部品点数および組立工数の減少を図ることができる。
抜け規制手段15を設ければ、内部部品Sの外側継手部材6からの抜けを規制でき、取り扱い性に優れたものとなる。また、保持器10を金属焼結材にて構成でき、低コストは達成できる。
なお、この動力伝達機構のように、内輪一体シャフトでは、このシャフト単品状態において、ブーツ35を取り付けておくことになる。この場合、ブーツ35が例えばCR(クロロプレンゴム)製であれば、比較的伸び易いため、ブーツ小径部35bを拡径する治具(例えば円錐形状の治具)を用いれば、内輪一体シャフトの両端の内輪構成部を乗り越えて、シャフト1にブーツ35を取り付けることができる。
また、動力伝達機構がリア駆動用で作動角が低いため、車両への組付け性を確保するだけの作動角(30°以下)を考慮し、ブーツ35の蛇腹数を2山程度する。これによって、コンパクト化を図ることができる。
図8は他の実施形態を示し、この場合、図9と図10に示すように、シャフト1は、一対の内輪構成部18(18a,18b)と、これらを連設する直線状のシャフト本体部17とからなり、内輪構成部18(18a,18b)とシャフト本体部17が接合一体化されている。この場合の内輪構成部18は、内輪部40と、内輪部40に連設される端軸部41とからなる。なお、図9と図10とにおいて、45は接合部を示している。また、内輪部40と端軸部41とからなる内輪構成部18としては、例えば、バー材ビレットから多段式鍛造機等で冷間成形することができる。この場合、シャフト本体部17として、パイプ素材を用いたり、中実のものを用いることができる。
内輪部40は、その外径面7にトラック溝8が形成され、その内部には内外を仕切る仕切壁42が形成されている。そして、内輪構成部18の端軸部41の端面と、シャフト本体部17の端面とが、接合手段にて接合される。仕切壁42は、この内輪構成部18を成形する際の鍛造プレス時に形成することができる。このように、仕切壁42を構成することによって、継手奥側に弾性材31が嵌合される嵌合凹部43が形成される。このため、弾性材31のステム側端部31aが嵌合孔部32に嵌合し、弾性材31の継手開口側の端部31bが嵌合凹部43に嵌合する。なお、嵌合凹部43は、等速自在継手2(3)が作動角を取る際に弾性材31がその妨げにならないように、その周壁43aと弾性材31との間に隙間が設けられている。
接合手段としては、摩擦圧接、電子ビーム溶接、レーザ溶接等の種々の接合方法を採用できる。摩擦圧接とは、接合する金属を高速で擦り合わせ、その時に生じる摩擦熱によって部材を軟化させると同時に圧力を加えて原子同士を金属融合させて接合方法である。電子ビーム溶接とは、フェラメントから放電された電子の衝突を利用する溶接方法である。レーザ溶接とは、レーザビームを当ててその光エネルギーにより溶接部を加熱して行う溶接方法である。なお、このように、接合手段を用いて接合する場合、内輪構成部18(内輪部40と端軸部41とからなる)単品に対して旋削加工を行った後、シャフト本体部17と接合し、熱処理、仕上げ加工等を行うようにしても、内輪構成部18単品で最終工程まで仕上げ、その後、シャフト本体部17と接合するようにしてもよい。
この場合も、トラック溝8が周方向に沿って120°ピッチで3個配設されている。っそして、図11に示すように、一方(アウトボード側)の等速自在継手2のトラック溝8と、他方(インボード側)の等速自在継手3のトラック溝8とは、周方向に60度ずれている。このため、前記接合手段として、トラック溝8の位相合わせの精度が確保しやすい電子ビーム溶接やレーザ溶接が適している。
この図8に示す外側継手部材6は、前記した図1等に示した等速自在継手の外側継手部材6と同様な構成であるので、同一部材については、図1等に記載した等速自在継手2,3と同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
この場合、内輪部40に仕切壁42が形成されているので、前記図1等に示すような栓部材を必要としない。しかも、この仕切壁42にて、軸方向調芯材30を構成する弾性材31を受けることができる。
このように、図8等に示す動力伝達機構であっても、図1等に示す動力伝達機構と同様の作用効果を奏する。シャフト1が、内輪構成部18とシャフト本体部17が接合一体化されてなるものであれば、各部材を別々に製造することができ、生産性や取り扱い性に優れる。特に、内輪構成部18は仕切壁42を有するので、図1等に示す栓部材22を必要とせず、部品点数の削減および組立性の向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、シャフト1として、複数個の部材を接合する場合、図10では、3つの部材で構成したが、3つに限るものではなく、4個以上であってもよい。また、軸方向調芯材31を構成する弾性材として、前記実施形態では、コイルスプリングを用いたが、ゴム材や樹脂材等からなる弾性材であってもよい。
1 シャフト
2,3 各等速自在継手
4 内径面
5,8 トラック溝
6 外側継手部材
7 外径面
9 内側継手部材
10 トルク伝達ボール
11a 外径面
11b 内径面
11 保持器
15 規制手段
17 シャフト本体部
18、18a,18b 内輪構成部
21 開口部
22 栓部材
30 軸方向調芯材
31 弾性材
S 内部部品

Claims (9)

  1. シャフトと、シャフトの一端部に連設される第1の等速自在継手と、シャフトの他端部に連設される第2の等速自在継手を備えた動力伝達機構であって、
    前記第1の等速自在継手と第2の等速自在継手とを、内径面に複数のトラック溝が形成された外側継手部材と、外径面に複数のトラック溝が形成された内側継手部材と、前記外側継手部材のトラック溝と内側継手部材のトラック溝との間に介在してトルクを伝達するトルク伝達部材としての複数のトルク伝達ボールと、前記外側継手部材の内径面と内側継手部材の外径面との間に介在してボールを保持する保持器とを備え、前記保持器の内径面の球面中心と保持器の外径面の球面中心とが、ボール中心を含む継手中心面に対して軸方向に等距離だけ反対側にオフセットされているダブルオフセット型等速自在継手とし、トルク伝達ボールが3個であり、前記内側継手部材は、前記トラック溝が形成された内輪構成部を有し、この内輪構成部が前記シャフトと一体化構造にて形成され、第1の等速自在継手と第2の等速自在継手とは、その内輪構成部のトラック溝が周方向に60度ずれていることを特徴とする動力伝達機構。
  2. 前記シャフトがパイプ素材からなり、一体化構造にて連設されている内輪構成部が塑性加工にて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達機構。
  3. シャフトは、一対の内輪構成部と、これらを連設する直線状のシャフト本体部とからなり、内輪構成部とシャフト本体部が接合一体化されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の動力伝達機構。
  4. 両等速自在継手において、保持器の外径面の球面中心を、保持器の内径面の球面中心よりも継手開口側に配置したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の動力伝達機構。
  5. 両等速自在継手において、外側継手部材と内輪構成部との間に軸方向調芯材を内装したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に動力伝達機構。
  6. 両等速自在継手において、シャフトの端部開口部を栓部材で塞いでおり、前記軸方向調芯材が弾性材からなり、前記栓部材がこの弾性材の反力受けを構成することを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載の動力伝達機構。
  7. シャフトの内輪構成部が非中空体であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の動力伝達機構。
  8. 等速自在継手の外側継手部材の開口部に、トルク伝達ボールと保持器と内輪構成部とを備えた内部部品の外側継手部材からの抜けを規制する抜け規制手段を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の動力伝達機構。
  9. 保持器を金属焼結材にて構成したことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の動力伝達機構。
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KR20200045895A (ko) 2018-10-23 2020-05-06 현대자동차주식회사 자동차용 드라이브샤프트 앗세이 및 이의 제조방법

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