JP2008008475A - 摺動式等速自在継手 - Google Patents

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久昭 藏
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真 友上
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実 石島
Chikaya Shinba
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Abstract

【課題】ボール数を低減した低コストな摺動式等速自在継手を提供する。
【解決手段】内外輪、ケージおよびトルク伝達ボールを備えた摺動式等速自在継手において、ボール数を3〜5に低減する。内外輪は冷間鍛造仕上とする。内外輪のトラック溝12、22の両肩部17、27を凸R状面チャンファで滑らかに内外輪の外周面、内周面と接続する。ボール接触率は面圧低減のため1.001〜1.04とする。
【選択図】図1C

Description

本発明は3〜5個のトルク伝達ボールを有する摺動式等速自在継手に関する。
自動車や各種産業機械の動力伝達系、例えば前輪駆動車や独立懸架方式の後輪駆動車の駆動軸には、自動車のエンジンから車輪に回転力を等速で伝達する手段として、角度変位のみを許容する固定式等速自在継手と、角度変位および軸方向変位の両方を許容する摺動式等速自在継手が使用されている。
前述の駆動軸には、トランスミッションからディファレンシャルに回転駆動力を伝達するプロペラシャフトや、ディファレンシャルから車輪に回転駆動力を伝達するドライブシャフトがある。また、摺動式等速自在継手としては、ダブルオフセット型等速自在継手(DOJ)が広く知られている。
例えば、DOJタイプの摺動式等速自在継手は、軸方向に延びる複数の直線状トラック溝が円筒状内周面に形成された外輪と、その外輪のトラック溝と対をなして軸方向に延びる直線状トラック溝が球面状外周面に形成された内輪と、外輪のトラック溝と内輪のトラック溝との間に介在してトルクを伝達する複数のボールと、外輪の円筒状内周面と内輪の球面状外周面との間に介在してボールを保持するケージとを主要な構成要素として備えている。
トルク伝達ボールの数は6個または8個が一般的であるが、3〜5個にすることも提案されている(特許文献1〜7)。
これら固定式等速自在継手あるいは摺動式等速自在継手における外輪および内輪は、一般的に以下の要領でもって製作されている。まず、円柱状ビレットを熱間鍛造、温間鍛造または冷間鍛造で外輪あるいは内輪の概略形状に形成し、この素材の外周面、内周面および端面を旋削する。その後、熱処理を行い、内周面とトラック溝を研削や焼入れ鋼切削などで仕上げ加工することにより製作している。
このようにして製作された外輪および内輪については、その内輪にボールやケージを含めた内部部品を外輪に組み込むに際して、PCDすきま等が規定値の範囲内となるように選択的に組み合わせるようにしている。つまり、多数個の外輪、内輪、ボールおよびケージの中から、PCDすきま等が規定値の範囲内に収まるように、それら外輪、内輪、ボールおよびケージからなる構成要素の組み合わせを考慮し、それら外輪、内輪、ボールおよびケージを選択して組み合わせるようにしている(例えば、特許文献8、9参照)。
実開昭63−12260号公報 特公平2−42131号公報 実開平5−87335号公報 特公平8−6758号公報 特公昭45−2484号公報 特公昭48−38653号公報 特開昭55−30573号公報 特公平1−55688号公報 特開昭63−34323号公報
従来の摺動式等速自在継手はボールの数を6個または8個とすることで個々のボールに作用するトルク負荷が過大にならないようにしている。しかし、ボール接触率を小さくして内外輪のトラック溝に対するボール接触楕円の面積をある程度増大させても差し支えない場合は、ボールの数を積極的に減らしてその分だけ継手のコストダウンを図ることが可能となる。ボールの数を減らすことはボールの部品点数削減だけでなく、内外輪のトラック溝を同数だけ低減でき、更にケージのボールポケットも同数だけ低減できることから加工コストの大幅な低減が可能である。
また、従来では、内輪、ボールおよびケージからなる内部部品を外輪に組み込むに際しては、多数個の外輪、内輪、ボールおよびケージの中から、PCDすきま等が規定値の範囲内に収まるように、それら外輪、内輪、ボールおよびケージからなる構成要素を選択して組み合わせるようにしている。この選択組合せにより、各構成要素の組み付けに手間がかかり、作業性が悪いという問題があった。
本発明はこのような観点からボールの数を3〜5にすると共に内外輪の製作を簡素化し、かつ、必要な継手寿命を確保した摺動式等速自在継手を提供するものである。
前記課題を解決するため、請求項1の発明は、軸方向に延びる複数の直線状のトラック溝が円筒状内周面に形成された外輪と、その外輪の前記トラック溝と対をなして軸方向に延びる複数のトラック溝が外周面に形成された内輪と、外輪のトラック溝と内輪のトラック溝との間に介在してトルクを伝達する複数のボールと、外輪の内周面と内輪の外周面との間に介在して前記ボールを保持するケージとを備えた摺動式等速自在継手において、前記外輪、内輪、ボールおよびケージからなる構成要素をランダムマッチングで組み付ける摺動式等速自在継ぎ手であって、内外輪のトラック溝とボールの数を3〜5とし、内外輪のトラック溝のボール接触率を小さくしたことを特徴とする。
ボール個数を3〜5に低減するこにより内外輪のトラック溝の本数低減とケージのポケット数の低減によって加工コストの大幅な削減が可能である。
請求項2の発明は、請求項1において、前記外輪のトラック溝とこれに協働する内輪のトラック溝とで形成されたボールトラックのPCDすきまを0.3mm以下としたことを特徴とする。
このようにすれば、外輪、内輪、ボールおよびケージからなる各構成要素間でのガタツキを必要最小限に抑制することが可能となる。なお、このPCDすきまが0.3mmよりも大きいと、各構成要素間でのガタツキが大きくなる。
請求項3の発明は、請求項1、2において、前記内外輪のトラック溝のボール接触率を1.001以上1.04以下としたことを特徴とする。
トラック溝のボール接触率を1.001以上1.04以下とすることにより、ボール接触楕円の面積増大を図れ、必要な継手寿命を確保することができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3において、前記内外輪のトラック溝の両肩部を内外輪の外周面または内周面に滑らかに連続するR状面チャンファとしたことを特徴とする。
このようなR状面チャンファにより応力集中を回避して必要な継手寿命を確保することができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4において、前記外輪のトラック溝あるいは内輪のトラック溝の少なくともいずれか一方を冷間鍛造仕上げとしたことを特徴とする。
内外輪のトラック溝の少なくともいずれか一方を冷間鍛造仕上げにより形成することにより当該トラック溝について旋削や熱処理後の研削仕上げが不要となる。また、当該仕上げ加工に必要としていた設備や工具が不要となると共に、加工時間の短縮化を図ることができる。これにより、外輪および内輪を効率的に製作することができて製品のコスト低減が図れる。
請求項6の発明は、請求項1〜5において、前記内外輪のトラック溝の両肩部に成形したR状面チャンファを、トラック溝の冷間鍛造成形と同時に成形したことを特徴とする。
このようなR状面チャンファにより応力集中を回避することができ、冷間鍛造仕上げのみで必要な継手寿命を確保することができる。
請求項7の発明は、請求項1〜6において、前記内外輪のトラック溝の横断面形状を、前記ボールとアンギュラ接触するゴシックアーチ形状としたことを特徴とする。
これによりトラック溝に対するボールの接触状態を安定化することが可能となる。
請求項8の発明は、請求項1〜7において、前記内外輪のトラック溝の底部に凹溝を前記冷間鍛造で一体形成すると共に、この凹溝の両肩部をR状面チャンファによって内外輪のトラック溝面に滑らかに連続させたことを特徴とする。
トラック溝の底部に凹溝を形成しておくことにより、潤滑性を確保することができる。また、R状面チャンファにより応力集中を回避することができ、冷間鍛造仕上げのみで必要な継手寿命を確保することができる。
請求項9の発明は、請求項1〜8において、前記内・外輪のトラック溝両肩部に成形したR状面チャンファと、前記トラック溝底部の凹溝両肩部に成形したR状面チャンファとを、トラックの冷間鍛造成形と同時に成形したことを特徴とする。
このようなR状面チャンファをトラックの冷間鍛造成形と同時に成形することで加工コストの低減が可能となる。また、ゴシックアーチ形状のトラック溝の場合でもボール接触率を1.04以下に小さくするとトラック溝底部のボールとの隙間が小さくなり、潤滑性が低下するが、トラック溝の底部に凹溝を形成しておくことにより、潤滑性を確保できる。また、トラック荷重が大きくなると接触楕円が大きくなり、トラック底まで接触し易くなる。ゴシックアーチ形状によるボールのアンギュラコンタクトを確実にするためにはトラック溝の底部に凹溝を形成しておくのがよい。
請求項10の発明は、請求項1〜9において、前記外側継手部材の外径面またはマウス内部の少なくともいずれか一方に異音抑制手段を設けたことを特徴とする。
異音抑制手段を設けることにより、各構成要素間でのガタツキにより発生する異音を抑制することが可能となる。異音抑制手段外輪の外径面のみ、あるいはマウス内部のみだけでなく、外径面とマウス内部の両方に設けることができる。
請求項11の発明は、請求項1〜10において、前記外側継手部材の内部に、潤滑油を含む潤滑成分および樹脂成分を必須成分とし、前記潤滑成分は発泡して多孔質化された固形物であり、かつ、前記潤滑成分を樹脂内部に吸蔵してなる多孔性固形潤滑体を封入したことを特徴とする。
このようにすれば、潤滑油を保持する固形潤滑剤の保持力を向上させると共に、外力による変形によって滲み出す潤滑油量を必要最小限にすることが可能となる。なお、前述の「吸蔵」とは、学術用語の「吸蔵」の意味と同様に、液体(液体潤滑剤など)が固体の樹脂中に化合物にならないで含まれることを意味する。
請求項12の発明は、請求項1〜11において、前記外輪のトラック溝の軸方向開口端に相対面するように溝内方へ突出する一対のボール係止用突起を形成したことを特徴とする。
このように、外輪のトラック溝の軸方向開口端において相対面するように溝内方へ突出する一対のボール係止用突起を構成することで、ボールからの抜け方向の押圧力をボール毎に2箇所で受ることができる。このため、安定した状態でボールを受けることができる。また、抜け方向の押圧力を分散して各ボール係止用突起を受けることができるので、各ボール係止用突起として、比較的小さいものであっても、この押圧力を受けることができる。また、前記抜け防止部の一対のボール係止用突起を、溝底面における溝深さ方向中央部に設けたり、溝径方向開口端に設けたりすることができる。
請求項13の発明は、請求項1〜11において、前記外輪の開口端側内周面に、ケージ脱落防止用の突起を一体形成したことを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項13において、前記ケージは、外輪の内径面に接触案内される凸球面状の外周面と、内輪の外径面に接触案内される凹球面状の内周面とを有し、かつ、外周面の曲率中心と内周面の曲率中心とが、ボール中心を含む継手中心面に対して軸方向の反対側にオフセットされ、前記ケージの外周面と前記外輪の内径面との接触位置を、前記継手中心面よりも前記外輪の開口端側に配置したことを特徴とする。
さらに、ケージの形状に関して、外輪の内径面に接触案内される凸球面状の外周面と、内輪の外径面に接触案内される凹球面状の内周面とを有し、かつ、外周面の曲率中心と内周面の曲率中心とが、ボール中心を含む継手中心面に対して軸方向の反対側にオフセットされ、前記ケージの外周面と前記外輪の内径面との接触位置を、前記継手中心面よりも前記外輪の開口端側に配置する構成が望ましい。
これにより、外輪開口端側に設けたケージ脱落防止用突起にケージが当接した状態でのボールの位置を外輪開口端から遠ざけることができ、ボールの脱落をより確実に防止することができる。
請求項15の発明は、請求項1〜14において、内輪の軸孔をボール数と同数の角部で構成される多角形にすると共に、この多角形にシャフトをトルク伝達可能に圧入したことを特徴とする。
このような多角形の軸孔は内外輪の冷間鍛造仕上で同時成形する場合に好適である。
請求項16の発明は、請求項1から15のいずれかに記載の摺動式等速自在継手を有する車両用ドライブシャフトである。
請求項17の発明は、請求項1から15のいずれかに記載の摺動式等速自在継手と、固定式等速自在継手とを、中間シャフトの両端に有すると共に、前記固定式等速自在継手の外輪とステム部にハブ輪を連結したことを特徴とする駆動車輪用軸受ユニットである。
このように、本発明における等速自在継手はドライブシャフトや駆動車輪用軸受ユニットに適用可能である。
本発明の摺動式等速自在継手によれば、ボール個数を3〜5に低減したので大幅なコストダウンが可能であると共に、内外輪を冷間鍛造仕上げにより形成し、トラック溝から両側に連続的に延びるR状面チャンファを形成することにより、外輪および内輪のR状面チャンファを持つトラック溝について旋削や熱処理後の研削仕上げが不要となることから、その仕上げ加工に必要としていた設備や工具が不要となり、また、加工時間の短縮化を図ることができ、外輪および内輪を効率的に製作することができ、製品のコスト低減化が図れ、しかもボール個数の低減に対してボール接触率低減(1.001〜1.04)によりボール接触楕円の面積増大を図ったので、トラック溝の両肩部のR面状チャンファと相俟って面圧増大による疲労寿命の問題も克服して必要な継手寿命を確保することができる。
本発明に係る摺動型等速自在継手の実施形態1〜3を図1A〜図7に基づいて説明し、変形実施形態を図8〜図12Cに基づいて説明する。実施形態1〜3および変形実施形態に係る摺動型等速自在継手として、ダブルオフセット型等速自在継手を示す。
図1Aと図1Bに示す等速自在継手は、円筒状の内周面14に3本の直線状のトラック溝12を軸方向に形成した外輪10と、球面状の外周面24に前記外輪10のトラック溝12と同数の直線状のトラック溝22を軸方向に形成した内輪20と、外輪10のトラック溝12と内輪20のトラック溝22との間に介在する3個のトルク伝達ボール30と、トルク伝達ボール30を保持するケージ40とを備える。また、内輪20の軸孔26に図外のシャフトが連結される。なお、外輪10は、内径面14に前記トラック溝12が形成された円筒部16と、この円筒部16の底壁から突設されるステム部18とを備える。外輪10と内輪20は冷間鍛造にて成形する。
外輪10、内輪20、ボール30およびケージ40からなる構成要素をランダムマッチングで組み付ける。すなわち、多数個の外輪10、内輪20、ボール30およびケージ40の中から、PCDすきま等が規定値の範囲内に収まるように、それら外輪10、内輪20、ボール30およびケージ40からなる構成要素を選択して組み合わせる選択組合せを行わず、トラック溝12,22を冷間鍛造仕上げにより形成した外輪10および内輪20を任意に組み合わせるランダムマッチングにより製作される。
このように、各構成要素をランダムマッチングで組み合わせ、外輪10のトラック溝12あるいは内輪20のトラック溝22を冷間鍛造仕上げにより形成したことにより、等速自在継手の低コスト化を図ることができる。
ケージ40は、トルク伝達ボール30を収容する3つのポケット42とを備えた環体である。その球面を含む外周面24が外輪10の円筒状内径面14に接触案内され、球面状の内周面46が内輪20の外径面24に接触案内される。外径面24の曲率中心Oと内周面46の曲率中心Oとは、ボール中心Bを含む継手中心面Pに対して軸方向の反対側にオフセットされている。
ボール30とトラック溝12、22との接触形式は、図1Dのようにアンギュラコンタクトが採用されている。すなわち、トラック溝12、22が各々左右一対の2つの円弧12j、12k、22j、22kで構成され(ゴシックアーチ状)、両円弧12jと12k、22jと22kがトラック溝12、22の中心で接続する構成である。このようなアンギュラ接触は、トラック溝12、22に対するボール30の接触状態を安定化させる点で好適である。
本発明ではボール接触率は1.001〜1.04とする。ボール接触率が1.001未満になるとボール接触楕円のトラック溝肩部への乗り上げが大きくなり、肩部の応力集中により早期剥離や欠けが生じ、寿命低下を引き起こす。ボール接触率が1.04超では接触楕円の面圧が過大になって前記と同様に寿命低下を引き起こす。
また本発明ではボール接触率の低減に伴うボール接触楕円の拡大対策のひとつとして、図1C、図1Dに示すように、トラック溝12、22の両肩部17、27を内・外輪の外・内径面に滑らかに連続するR状面チャンファとしている。さらに、ボール接触楕円の拡大対策として、図1Eに示すように、トラック溝12、22の溝底中央に滑らかに窪んだ凹円弧状の逃げ溝12p、22pを形成している。この逃げ溝12p、22pの両側は内輪の外径面に凸R面で滑らかに連続する。トラック溝12、22の肩部17、27のR状面チャンファや逃げ溝12p、22pは、後加工するとコスト高になるため、内・外輪のトラック溝を冷間鍛造する際に同時に成形するとよい。
上記構成の等速自在継手においては、図1F、図1Gに示すように、内輪20とボール30とケージ40を含む内部部品21の抜け防止部12aとして、一対のボール係止用突起12b、12bを外輪10の各トラック溝12に形成している。一対のボール係止用突起12b、12bは、外輪10のトラック溝12の軸方向開口端において相対面するように溝内方へ突出形成される。
すなわち、外輪10の開口端面に面取り用チャンファCを形成し、このチャンファCに対応してボール係止用突起12b、12bが形成される。具体的には、図1Fに示すように、チャンファCの軸方向中央部に、ローリング成形にて周方向凹溝25を形成することによって、トラック溝12内に突設するボール係止用突起12bを形成する。このため、このボール係止用突起12bは、溝底面における溝深さ方向中央部12cに設けられることになり、相対面する一対のボール係止用突起12b間の寸法Aを比較的大きくとることができる。
また、ボール係止用突起12bの位置としては、図1Fに示すように、溝両肩部17に設けてもよい。
前記摺動式等速自在継手において、内部部品21が外輪10の開口側へスライドして開口側に位置した場合、ボール30が、抜け防止部12aを構成するボール係止用突起12bに当接することになり、内部部品21(内輪20とボール30とケージ40等から構成される部品)のこれ以上の開口側へのスライドが規制される。
このように、本発明の摺動式等速自在継手では、抜け防止部12aを、外輪のトラック溝12の軸方向開口端において相対面するように溝内方へ突出する一対のボール係止用突起12b、12bから構成しているので、ボール30からの抜け方向の押圧力をボール毎に2箇所で受ることができる。このため、安定した状態でボール30を受けることができ、摺動式等速自在継手としての信頼性が向上する。
また、抜け方向の押圧力を分散して各ボール係止用突起12bが受けることができるので、各ボール係止用突起12bとして、比較的小さいものであっても、この押圧力を受けることができる。
また、抜け防止部12aの一対のボール係止用突起12bを、溝底面における溝深さ方向中央部12cに設けることによって、相対面する一対のボール係止用突起12b、12bの間隔を比較的大きく離すことができ、ストッパ機能の向上を図ることができる。また、溝両肩部17に設けることができる。
図2は第一実施形態の変形例である。この変形例では、ケージ40の外周面と外輪の内径面との接触位置を、ボール中心Bを含む継手中心面よりも外輪の開口端側に配置したものである。図1Aの第一実施形態では、ケージ40の外周面と外輪の内径面との接触位置を、ボール中心Bを含む継手中心面よりも外輪の奥側に配置している。図2の変形例ではケージ40を図1Aから反転して配置する。また、外輪10の開口側内径面には、加締め等による突起32をトラック溝12相互間に3箇所形成する。この突起32はケージ40の抜止め用である。このように内部部品21を反転配置することにより(図3下側図)、ケージ40が抜止めされる位置でのボール中心Bの位置を、図1に対応する図3上側図の場合よりも、距離Hだけ継手奥側に移動させることができる。したがって、ボール30の脱落防止がより確実になる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。図1の第一実施形態ではボール3個の例を説明したが、ボール30の数は第二実施形態の図4A、図4Bのように4個としてもよいし、第三実施形態の図6A、図6Bのように5個としてもよい。また、第二、第三実施形態で内部部品21を反転配置して図5、図7のようにしてもよい。また、本発明の摺動式等速自在継手は、例えば自動車のドライブシャフトアッセンブリのインボード側等速自在継手に使用可能でる。
前述した冷間鍛造仕上げによる外輪および内輪を有する等速自在継手において、図8に示すように外輪60の外径面および椀状のマウス部の底面に異音抑制手段としての吸音材140、142を設けている。このようにすれば、各構成要素間でのガタツキにより発生する異音を抑制することが可能となり、自動車の車室内での静粛性を確保することができる。なお、この実施形態では、外輪60の外径面およびマウス部の底面の両方に吸音材140、142を設けたが、外輪60の外径面のみ、あるいはマウス部の底面のみであってもよい。また、この吸音材140、142としては、吸音性の良好な素材であれば使用可能である。本実施例では、マウス部16の底面に異音抑制手段を設けたが、マウス内部であれば何れに異音抑制手段を設けても良い。
また、前述した冷間鍛造仕上げによる外輪および内輪を有する等速自在継手において、図9に示すように外輪60の内部に、潤滑油を含む潤滑成分および樹脂成分を必須成分とし、潤滑成分は発泡して多孔質化された固形物であり、かつ、潤滑成分を樹脂内部に吸蔵してなる多孔性固形潤滑体160を封入している。この潤滑体160は、外輪60のトラック溝62と内輪70のトラック溝72との間に形成されたボールトラックを含む空間に封入されている。これにより、潤滑油を保持する固形潤滑剤の保持力を向上させると共に、外力による変形によって滲み出す潤滑油量を必要最小限にすることが可能となる。
この潤滑体160は、樹脂成分としてのプラスチックまたはゴムなどのうち、エラストマーまたはプラストマーのいずれかまたは両方を、アロイまたは共重合成分として採用できる。また、潤滑体160は、潤滑成分および樹脂成分を必須成分とし、圧縮、屈曲、遠心力および温度上昇に伴う気泡の膨張などの外部応力によって潤滑油を外部に供給することが可能なものである。発泡により多孔質化される際に生成させる気泡は、連続孔が望ましく、外部応力によって潤滑成分を樹脂の表面から連続孔を介して外部に直接供給することが可能である。
潤滑成分を樹脂内部に吸蔵(潤滑剤が固体の樹脂中に化合物にならないように含むこと)するには、潤滑剤の存在下で発泡反応と硬化反応を同時に行なわせる反応型含浸法を採用する。これにより、潤滑剤を樹脂内部に高充填することが可能となる。なお、反応型含浸法は、市販のシリコーン系整泡剤などの界面活性剤を使用し、各原料分子を均一に分散させて行なう。
潤滑成分(100重量%)の潤滑油の割合は、1重量%〜95重量%が好ましく、さらに好ましくは5〜80重量%である。潤滑油の割合が、1重量%未満の場合は、潤滑油を必要箇所に充分に供給することが困難になる。また、95重量%を超える多量の配合では、低温でもグリースなどでは固まらずに液状のままとなり、固形潤滑剤に特有の機能を果たさない場合がある。
樹脂成分を発泡させる手段としては周知の発泡手段を採用すればよく、例えば、水、アセトン、ヘキサン等の比較的沸点の低い有機溶媒を加熱し、気化させる物理的手法やエアーや窒素などの不活性ガスを外部から吹き込む機械的発泡方法、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)やアゾジカルボンイミド(ADCA)等のように温度や光によって分解し、窒素ガスなどを発生させる分解型発泡剤を使用する方法などが挙げられる。
樹脂成分の発泡倍率は1.1倍以上200倍未満であることが望ましい。なぜなら、発泡倍率1.1倍より小さい場合は気泡体積が小さく、外部応力が加わったときに変形を許容できないし、または固形物が硬すぎて変形しないなどの不具合がある。また、200倍以上の時には外部応力に耐える強度を得ることが困難となり、使用中に破損や破壊に至ることがある。
前述した冷間鍛造仕上げによる外輪60および内輪70を有するDOJタイプの等速自在継手は、図10、図11に示すように、内輪70の軸孔76にトルク伝達可能に中間シャフト50を圧入することにより、ドライブシャフトを構成する。このドライブシャフト100は、中実あるいは中空の中間シャフト50の一方の軸端をBJタイプの等速自在継手の内輪の軸孔に圧入し、他方の軸端54をDOJタイプの等速自在継手の内輪70の軸孔76に圧入した構造を具備する。
この中間シャフト50の軸端外径には雄スプライン58が形成され、両等速自在継手の内輪70の軸孔76には雌スプライン78が形成されている。中間シャフト50の軸端54を等速自在継手の内輪70の軸孔76に圧入することにより、雄スプライン58と雌スプライン78とを噛み合わせることで結合させ、中間シャフト50と内輪70との間でトルク伝達を可能としている。
なお、中間シャフト50と外輪60との間には、外部からの異物の侵入および内部からのグリースの漏洩を防止するため、蛇腹状のゴムあるいは樹脂製ブーツ120が装着されている。ブーツ120の大径端部122は外輪60の開口端でブーツバンド124により締め付け固定され、その小径端部126は中間シャフト50の所定部位でブーツバンド128により締め付け固定されている。
以上のドライブシャフト100は、DOJタイプの等速自在継手が車両のインボード側に配されてその外輪60がディファレンシャルに連結され、BJタイプの等速自在継手が車両のアウトボード側に配されてその外輪が車輪用軸受部に連結される。このドライブシャフト100では、図1Aおよび図2に示す等速自在継手を使用した場合を例示しているが、図4Aおよび図6Aに示す等速自在継手や図8および図9に示す等速自在継手を適用することも可能である。
BJタイプの等速自在継手は、図11に示すように、内輪、ボールおよびケージを収容した椀状のマウス部から軸方向に一体的に延びるステム部を車輪用軸受部にトルク伝達可能に連結させることにより、車輪用軸受部とユニット化される。
内輪に対するシャフトの連結は、一般的なセレーション連結による他、図12A〜図12Cのように、内輪の軸孔をボール数と同数の多角形孔26a〜26cで構成し、この多角形孔26a〜26cに同形のシャフト端部を嵌合することで両者を連結してもよい。すなわち、ボール数が3個であれば図12Aのように三角形の軸孔26aとし、ボール数が4個であれば図12Bのように四角形の軸孔26bとし、ボール数が5個であれば図12Cのように五角形の軸孔26cとする。軸孔26a〜26cの各角部はトラック溝22相互間に位置させる。このように内輪20の軸孔を多角形孔26a〜26cとすることにより、内輪20の必要強度を保持した上で余分な肉厚を低減して軽量化を図ることができる。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明の第一実施形態に係る摺動式等速自在継手の縦断面図である。 本発明の第一実施形態に係る摺動式等速自在継手の開口側端面図である。 本発明の第一実施形態を示す摺動式等速自在継手の横断面図である。 トラック溝の断面図である。 トラック溝の変形例の断面図である。 トラック溝の開口端側の端面図である。 トラック溝の開口端側の断面図である。 本発明の第一実施形態の変形例に係る摺動式等速自在継手の縦断面図である。 第一実施形態とその変形例のケージ抜止め位置を対比した断面図である。 本発明の第二実施形態に係る摺動式等速自在継手の縦断面図である。 本発明の第二実施形態に係る摺動式等速自在継手の開口側端面図である。 本発明の第二実施形態の変形例に係る摺動式等速自在継手の縦断面図である。 本発明の第三実施形態に係る摺動式等速自在継手の縦断面図である。 本発明の第三実施形態に係る摺動式等速自在継手の開口側端面図である。 本発明の第三実施形態の変形例に係る摺動式等速自在継手の縦断面図である。 本発明の変形実施形態で、外輪に吸音材を設けたダブルオフセット型の摺動式等速自在継手の全体構成を示す断面図である。 本発明の変形実施形態で、多孔性固形潤滑体を封入したダブルオフセット型の摺動式等速自在継手の全体構成を示す断面図である。 ドライブシャフトを示す断面図である。 図10のドライブシャフトに別の車輪用軸受部を組み付けたアッセンブリ体を示す断面図である。 軸孔の変形例を示す内輪正面図。 軸孔の変形例を示す内輪正面図。 軸孔の変形例を示す内輪正面図。
符号の説明
10 外輪
12、22 トラック溝12a 抜け防止部
12b ボール係止用突起
12p、22p 逃げ溝
14 内径面
16 円筒部17 肩部
18 ステム部
20 内輪21 内部部品
22 トラック溝24 外径面
25 周方向凹溝
26 軸孔26a 軸孔
26b 軸孔
26c 軸孔
27 肩部
30 トルク伝達ボール32 突起
40 ケージ42 ポケット
46 内周面
50 中間シャフト
54 軸端
58 雄スプライン
60 外輪
62 トラック溝
70 内輪
72 トラック溝
76 軸孔
78 雌スプライン
100 ドライブシャフト
120 ブーツ
122 大径端部
124 ブーツバンド
126 小径端部
128 ブーツバンド
140 吸音材
160 多孔性固形潤滑体

Claims (17)

  1. 軸方向に延びる複数の直線状のトラック溝が円筒状内周面に形成された外輪と、その外輪の前記トラック溝と対をなして軸方向に延びる複数のトラック溝が外周面に形成された内輪と、外輪のトラック溝と内輪のトラック溝との間に介在してトルクを伝達する複数のボールと、外輪の内周面と内輪の外周面との間に介在して前記ボールを保持するケージとを備えた摺動式等速自在継手において、前記外輪、内輪、ボールおよびケージからなる構成要素をランダムマッチングで組み付ける摺動式等速自在継ぎ手であって、内外輪のトラック溝とボールの数を3〜5とし、内外輪のトラック溝のボール接触率を小さくしたことを特徴とする摺動式等速自在継手。
  2. 前記外輪のトラック溝とこれに協働する内輪のトラック溝とで形成されたボールトラックのPCDすきまを0.3mm以下としたことを特徴とする請求項1に記載の摺動式等速自在継手。
  3. 前記内外輪のトラック溝のボール接触率を1.001以上1.04以下としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の摺動式等速自在継手。
  4. 前記内外輪のトラック溝の両肩部を内外輪の外周面または内周面に滑らかに連続するR状面チャンファとしたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の摺動式等速自在継手。
  5. 前記外輪のトラック溝あるいは内輪のトラック溝の少なくともいずれか一方を冷間鍛造仕上げとしたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の摺動式等速自在継手。
  6. 前記内外輪のトラック溝の両肩部に成形したR状面チャンファを、トラック溝の冷間鍛造成形と同時に成形したことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の摺動式等速自在継手。
  7. 前記内外輪のトラック溝の横断面形状を、前記ボールとアンギュラ接触するゴシックアーチ形状としたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の摺動式等速自在継手。
  8. 前記内外輪のトラック溝の底部に凹溝を前記冷間鍛造で一体形成すると共に、この凹溝の両肩部をR状面チャンファによって内外輪のトラック溝面に滑らかに連続させたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の摺動式等速自在継手。
  9. 前記内・外輪のトラック溝両肩部に成形したR状面チャンファと、前記トラック溝底部の凹溝両肩部に成形したR状面チャンファとを、トラックの冷間鍛造成形と同時に成形したことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の固定式等速自在継手。
  10. 前記外側継手部材の外径面またはマウス内部の少なくともいずれか一方に異音抑制手段を設けたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の等速自在継手。
  11. 前記外側継手部材の内部に、潤滑油を含む潤滑成分および樹脂成分を必須成分とし、前記潤滑成分は発泡して多孔質化された固形物であり、かつ、前記潤滑成分を樹脂内部に吸蔵してなる多孔性固形潤滑体を封入したことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の等速自在継手。
  12. 前記外輪のトラック溝の軸方向開口端に相対面するように溝内方へ突出する一対のボール係止用突起を形成したことを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の摺動式等速自在継手。
  13. 前記外輪の開口端側内周面に、ケージ脱落防止用の突起を一体形成したことを特徴とする請求項1から11のいずれかの摺動式等速自在継手。
  14. 前記ケージは、外輪の内径面に接触案内される凸球面状の外周面と、内輪の外径面に接触案内される凹球面状の内周面とを有し、かつ、外周面の曲率中心と内周面の曲率中心とが、ボール中心を含む継手中心面に対して軸方向の反対側にオフセットされ、前記ケージの外周面と前記外輪の内径面との接触位置を、前記継手中心面よりも前記外輪の開口端側に配置したことを特徴とする請求項13の摺動式等速自在継手。
  15. 内輪の軸孔をボール数と同数の角部で構成される多角形にすると共に、この多角形にシャフトをトルク伝達可能に圧入したことを特徴とする請求項1から14のいずれかの摺動式等速自在継手。
  16. 請求項1から15のいずれかに記載の摺動式等速自在継手を有する車両用ドライブシャフト。
  17. 請求項1から15のいずれかに記載の摺動式等速自在継手と、固定式等速自在継手とを、中間シャフトの両端に有すると共に、固定式等速自在継手の外輪とハブ輪を連結したことを特徴とする駆動車輪用軸受ユニット。
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