JP2014025064A - 二酸化塩素ゲル及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】短時間で二酸化塩素ガスを生成でき、かつ生成した二酸化塩素を長時間保存するゲルと、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】第1のステップにおいて高分子ポリマーと、ポリエチレングリコール共重合物と、ジ-2-デシル-2-テトラデカノールとを熱湯に溶解させて、ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール水溶液を得て、第2のステップとにおいて該ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール水溶液を加熱してゲル状の凝集物を得て、第3のステップにおいて二酸化塩素ガスを水中に溶解させて二酸化塩素水溶液を得て、第4のステップにおいて該二酸化塩素水溶液と、該ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール凝集物とを均一に混合して二酸化塩素ゲルを得る
【選択図】図1
【解決手段】第1のステップにおいて高分子ポリマーと、ポリエチレングリコール共重合物と、ジ-2-デシル-2-テトラデカノールとを熱湯に溶解させて、ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール水溶液を得て、第2のステップとにおいて該ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール水溶液を加熱してゲル状の凝集物を得て、第3のステップにおいて二酸化塩素ガスを水中に溶解させて二酸化塩素水溶液を得て、第4のステップにおいて該二酸化塩素水溶液と、該ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール凝集物とを均一に混合して二酸化塩素ゲルを得る
【選択図】図1
Description
この発明は二酸化塩素ガスを保存したゲルと、及びその製造方法に関する。
二酸化塩素(Chlorine
dioxide,ClO2)自体は、不対電子を有するラジカルである。このため二酸化塩素は強い酸化能力を有し、細菌、病毒、黴菌などの病原体の蛋白質、ペプチド、DNAもしくはRNAを酸化して、これら病原体を消滅する作用を有する。
よって、現在に至っては医療、衛生、食品加工、環境保全。工業用水、畜産、養殖。もしくは汚水処理など各分野の産業において、従来の塩素ガス、又はオゾンに替って
消毒、殺菌、消臭用に広く応用されている。
dioxide,ClO2)自体は、不対電子を有するラジカルである。このため二酸化塩素は強い酸化能力を有し、細菌、病毒、黴菌などの病原体の蛋白質、ペプチド、DNAもしくはRNAを酸化して、これら病原体を消滅する作用を有する。
よって、現在に至っては医療、衛生、食品加工、環境保全。工業用水、畜産、養殖。もしくは汚水処理など各分野の産業において、従来の塩素ガス、又はオゾンに替って
消毒、殺菌、消臭用に広く応用されている。
二酸化塩素ガスが強酸化剤である故に、保存することが難しい。仮に二酸化塩素ガスを水中に溶解させたとしても、持続して放出され消失する。このため、二酸化塩素ガスを長期保存するために、目下次に掲げる三種類の方法が採用されている。
一つの方法として、二酸化塩素ガスを炭酸ナトリウム(Na2CO3)か、ホウ酸ナトリウム(Na2B4O7・10H2O)か、もしくは水酸化ナトリウム(NaOH)などの溶液に吸収させ、二酸化塩素を過塩素酸イオン(ClO2-)の形態に転換して存在させる。使用する場合は該溶液を活性化、もしくは酸化することによって二酸化塩素ガスを発生させる。
また、他の方法として、亜塩素酸塩と及酸類の二種類の試薬を適量の水中に混合させて塩素酸塩と酸類とを反応させ、二酸化塩素溶液を得る。さらに二酸化塩素溶液から二酸化塩素ガスを得る。
さらに、その他方法として、電解によって二酸化塩素ガスを得る方法がある。係る電解法においては、飽和食塩水を電解液とし、陽極と陰極に通電して電解を進行させ、陽極において二酸化塩素ガスを得る。
前述する化学的な生成方法であろうと、電解法であろうと、ある程度の利便性を有する。但し、予め試薬を水中に混合させたり、過塩素酸イオン(ClO2-)溶液を活性化したりする必要があり、もしくは飽和食塩水を電解して二酸化塩素ガスを生成しなければならない。これらの操作は校庭が煩雑であり、而も短時間で二酸化塩素を得ることができないという欠点を有する。
さらに、酸類を用いた化学的な生成方法であろうと、電解法であろうと、生成した二酸化塩素ガスは、やはり持続して空気中に放出され消失する。時間が経過するにつれて二酸化塩素の濃度も継続的に減少する。よって、二酸化塩素ガスを長時間保存して消毒、殺菌などの作業に供することができない。
この発明は、短時間で二酸化塩素ガスを生成でき、かつ生成した二酸化塩素を長時間保存するゲルと、及びその製造方法を提供することを課題とする。
そこで、本発明者は、二酸化塩素に係る従来の技術に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、高分子ポリマーと、ポリエチレングリコール共重合物と、ジ-2-デシル-2-テトラデカノールとを溶解させてポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール水溶液を得て、該水溶液を加熱してゲル状の凝集物を得るとともに、二酸化塩素ガスを水中に溶解させて二酸化塩素水溶液を得て、該凝集物を該二酸化塩素水溶液とを均一に混合して二酸化塩素ゲルを得る二酸化塩素ゲルの製造方法によって課題を達成できる点に着眼し、係る知見に基づいて本発明を完成させた。以下この発明について説明する。
請求項1に記載する二酸化塩素ゲルの製造方法は、 高分子ポリマーと、ポリエチレングリコール共重合物と、ジ-2-デシル-2-テトラデカノールとを熱湯に溶解させて、ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール水溶液を得る第1のステップと、
該ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール水溶液を加熱してゲル状の凝集物を得る第2のステップと、
二酸化塩素ガスを水中に溶解させて二酸化塩素水溶液を得る第3のステップと、
該二酸化塩素水溶液と、該ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール凝集物とを均一に混合して二酸化塩素ゲルを得る第4のステップと、を含む。
該ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール水溶液を加熱してゲル状の凝集物を得る第2のステップと、
二酸化塩素ガスを水中に溶解させて二酸化塩素水溶液を得る第3のステップと、
該二酸化塩素水溶液と、該ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール凝集物とを均一に混合して二酸化塩素ゲルを得る第4のステップと、を含む。
この発明による二酸化塩素ゲルは、建築物、果物、種子などに塗布した場合、二酸化塩素による好ましい酸化作用を発揮し、黴菌、真菌類の成長を効率よく抑制することができるのみならず、被塗布物に一種の保護層を形成する。このため、果物や種子においては、保存期間を延長させ、保存、運送の利便性を増進するという効果をも有する。
この発明は、時間で二酸化塩素ガスを生成でき、かつ生成した二酸化塩素を長時間保存するゲルと、及びその製造方法を提供するものであって、高分子ポリマーと、ポリエチレングリコール共重合物と、ジ-2-デシル-2-テトラデカノールとを溶解させてポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール水溶液を得て、該水溶液を加熱してゲル状の凝集物を得るとともに、二酸化塩素ガスを水中に溶解させて二酸化塩素水溶液を得て、該凝集物を該二酸化塩素水溶液とを均一に混合して二酸化塩素ゲルを得る。係る二酸化塩素ゲルの製造方法について、その特徴を説明するために、具体的な実施例を挙げ、図面を参照にして以下に説明する。
図1にこの発明による二酸化塩素ゲルの製造方法を開示する。図面によれば、この発明による方法は、次に掲げるステップを含んでなる。即ち、第1のステップにおいて、高分子ポリマーと、ポリエチレングリコール共重合物と、ジ-2-デシル-2-テトラデカノールとを熱湯に溶解させて、ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール水溶液を得る。
実施例においては、高分子ポリマーと、ポリエチレングリコール共重合物と、ジ-2-デシル-2-テトラデカノールとをそれぞれ50gずつ1000ccで温度摂氏90℃の熱湯に溶解させて、ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール水溶液を得た。
第2のステップにおいて、前記ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール水溶液を加熱してゲル状の凝集物を得る。
実施例においては、ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール水溶液を摂氏90℃に加熱してゲル状の凝集物を得た。
第3のステップにおいては、二酸化塩素ガスを水中に溶解させて二酸化塩素水溶液を得た。
第4にステップにおいては、二酸化塩素水溶液と、第2のステップにおいて得たポリエチレングリコール共重合物とジ-2-デシル-2-テトラデカノールの凝集物と均一に混合して二酸化塩素ゲルを得る。
実施例においては、ポリエチレングリコール共重合物とジ-2-デシル-2-テトラデカノールの凝集物を摂氏30℃に冷却し、二酸化塩素水溶液と均一に混合して二酸化塩素ゲルを得た。
上述するそれぞれのステップによって、高分子ポリマーと、ポリエチレングリコール共重合物と、ジ-2-デシル-2-テトラデカノールとを加熱してゲル状の凝集物を得て、さらに二酸化塩素水溶液と均一に混合した場合、ポリエチレングリコール共重合物と、ジ-2-デシル-2-テトラデカノールの特性によって、該ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール凝集物が二酸化塩素水溶液を酸化、還元、もしくはその他化学的反応を起こさせることはない。このため二酸化塩素ガスは安定して、該ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール凝集物に保存され、空気中に放出され消失することがない。よって二酸化塩素ガスが安定して保存された二酸化塩素ゲルを得ることができる。
上述するステップによって得られる二酸化塩素ゲルは、大量の二酸化塩素ガスを含有する。このため、該二酸化塩素ゲルを傷口に塗布した場合、二酸化塩素の強いによって、傷口に発生する病毒、病原菌のアミノ酸を酸化、分解する。よって、消毒、殺菌の効果が得られる。
また、二酸化塩素ゲルを傷口に塗布することによって保護膜が形成され、傷口が外部の空気と接触しないように隔絶することができる、よって、感染を防ぐことができる。
また、ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール凝集物によって二酸化塩素を保存して二酸化塩素ゲルを得るため、二酸化塩素を長期に保存できるのみならず、ゲル内の二酸化塩素を一定の濃度に保つことができる。
また、この発明の二酸化塩素ゲルは、使用時に取り出して、即刻用いることができ、二酸化塩素ガスの生成を待って使用する必要がない。よって、使用に便利で、消毒、殺菌の効果が即得られる。
さらに、この発明による二酸化塩素ゲルを建築物、果物、種子などに塗布した場合、二酸化塩素による好ましい酸化作用を発揮し、黴菌、真菌類の成長を効率よく抑制することができるのみならず、被塗布物に一種の保護層を形成する。このため、果物や種子においては、保存期間を延長させ、保存、運送の利便性を増進するという効果を達成することができる。
Claims (1)
- 高分子ポリマーと、ポリエチレングリコール共重合物と、ジ-2-デシル-2-テトラデカノールとを熱湯に溶解させて、ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール水溶液を得る第1のステップと、
該ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール水溶液を加熱してゲル状の凝集物を得る第2のステップと、
二酸化塩素ガスを水中に溶解させて二酸化塩素水溶液を得る第3のステップと、
該二酸化塩素水溶液と、該ポリエチレングリコール共重合物、ジ-2-デシル-2-テトラデカノール凝集物とを均一に混合して二酸化塩素ゲルを得る第4のステップと、を含むことを特徴とする二酸化塩素ゲルの製造方法。
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