JP2014024503A - 側方照射灯の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の待機状態では、側方照射灯を消灯させる車両用側方照射灯の制御装置を提供する。
【解決手段】車両1の斜め前方を照射する側方照射灯3の点灯及び消灯を所定の条件で制御する側方照射灯3の制御装置5は、車両1の前方を走行する他車両との車間距離を検出する車間距離センサ12と、側方照射灯3を点灯又は消灯させる側方照射灯制御手段33と備え、側方照射灯制御手段33は、車間距離センサ12により検出された車間距離が予め設定された所定距離未満か否かであって、所定の条件に含まれる少なくとも一つの車間距離条件に基づいて、側方照射灯3を点灯又は消灯させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両の斜め前方を照射する側方照射灯の点灯及び消灯を制御する制御装置に関するものである。
車両が交差点等を左折又は右折する際や曲路を走行する際に、車両の進行方向側の側方を照射する側方照射灯が用いられている。側方照射灯は、前照灯の配光だけでは照射不足となる進行方向側の側方を照らして自車両の走行安全性を高めるとともに、自車両の存在を対向車や歩行者に報知するものである。
側方照射灯は、所定車速未満(例えば、40km/h未満)の状態において、前照灯点灯時、方向指示器のスイッチをオン操作したとき又はハンドルの操舵角が所定角度以上になったときに、進行方向側の側方照射灯が点灯する。
例えば、特許文献1には、ナビゲーションシステム等から得られた自車両の走行位置情報に基づいて、車両が左折又は右折を予定している交差点に近付いた場合や狭い道路を走行している場合等に側方照射灯を点灯させる側方照射灯の制御装置が開示されている。
特開2007−30739号公報
しかしながら、特許文献1に記載の側方照射灯の制御装置では、側方照射灯が一旦、点灯すると、車両が交差点で信号待ちのために停止している状態、及び曲路や高速道路等で渋滞のために停止又は低速で一定車間距離を保ちつつ走行している状態(以下、これらの状態をまとめて車両の待機状態という)においても、側方照射灯は点灯したままである。車両の待機状態で側方照射灯を点灯させても、車両の走行安全性の向上や対向車等への報知には寄与しないため、電力を浪費しているという問題点があった。
そこで本発明は、上述したような従来技術の状況の下になされた発明であって、車両の待機状態では、側方照射灯を消灯させる側方照射灯の制御装置を提供することを目的としている。
本発明は、上述したような従来技術における課題を解決するために発明されたものであり、本発明の側方照射灯の制御装置は、車両の斜め前方を照射する側方照射灯の点灯及び消灯を所定の条件に基づいて制御する側方照射灯の制御装置であって、
前記車両の前方を走行する他車両との車間距離を検出する車間距離検出装置と、
前記側方照射灯を点灯又は消灯させる側方照射灯制御手段と備え、
前記側方照射灯制御手段は、
前記所定の条件に含まれる少なくとも一つの条件として、前記車間距離検出装置により検出された車間距離が予め設定された所定距離未満である車間距離条件に基づいて、前記側方照射灯を点灯又は消灯させることを特徴とする。
上記側方照射灯の制御装置によれば、車間距離検出装置及び側方照射灯制御手段を備えており、車間距離に基づいて側方照射灯を点灯又は消灯することができる。車間距離に応じて側方照射灯を点灯又は消灯させるので、走行状態に応じて電力の消費を抑制することができる。
例えば、車間距離条件において、車間距離が所定距離未満とは、渋滞や信号待ち等のために前方に他の車両が接近した状態である。この状態のとき、即ち待機状態のときに、側方照射灯を点灯させても歩行者や対向車等は側方照射灯の点灯を気付きにくいため、側方照射灯を消灯することで、電力の消費を抑制することができる。さらに、側方照射灯を消灯するため、交差点などを歩行する歩行者や走行もしくは停止している他車両の運転手にグレアを与えることを防止できる。また、車間距離条件において、車間距離が所定距離以上とは、車両が前方の他の車両と十分な車間距離を確保しながら走行している状態である。この状態のときに、側方照射灯を点灯させると、歩行者や対向車は側方照射灯の点灯を容易に気付くことができる。このため、側方照射灯を点灯することで車両の存在を対向車や歩行者へ報知できる。
また、前記所定の条件は、
運転手の右左折操作の検出と、
前照灯の点灯と、
前記車両の走行速度と予め設定された所定速度との対比結果と、を更に含むこととしてもよい。
このように、車間距離条件に加えて、運転手の右左折操作(例えば、方向指示器のオン操作、ハンドルの操舵角等)の検出、前照灯の点灯、及び車両の走行速度と所定速度との対比結果に基づいて、側方照射灯の点灯及び消灯を制御するため、車両の走行状態に応じて細かな制御が可能となる。これにより、電力の消費を効果的に抑制することができる。
また、前記側方照射灯制御手段は、
前記車間距離検出装置により検出された車間距離が前記所定距離未満であり、且つ前記車間距離が所定時間以上連続して変化しない場合に、前記側方照射灯を消灯させることとしてもよい。
このように、車間距離が所定時間以上連続して変化しない場合には、側方照射灯を消灯する。即ち、車間距離が所定時間以上連続して変化しない場合とは、例えば、車両が高速道路等で渋滞のため停止して他の車両とほぼ一定の距離を保ちつつ停車している状態である。このとき、側方照射灯を点灯しても車両の走行安全性の向上や対向車や歩行者への報知にはほとんど寄与しないので、側方照射灯を消灯する。これにより、電力の消費を更に抑制することができる。
なお、本明細書中において、車間距離が変化しないとは、車間距離検出装置により検出された値(以下、第1検出値という)と当該第1検出値の後に検出された値(以下、第2検出値という)とを比較して、第2検出値が第1検出値に所定の幅を加算した値の範囲内に含まれる場合に、車間距離が変化していないという。例えば、第1検出値が10mで、所定の幅が±1mとする場合に、第2検出値が10.5mであれば、車間距離は変化していないとする。ここで、所定の幅は予め設計等により決定される値であり、変更可能である。
本発明によれば、車両の待機状態では、車間距離に応じて側方照射灯を消灯させる車両用側方照射灯の制御装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る左折用側方照射灯及び右折用側方照射灯を備えた車両の前部斜視図である。 左折用側方照射灯が照射する範囲を示す平面図である。 右折用側方照射灯が照射する範囲を示す平面図である。 側方照射灯の制御装置の構成を示すブロック図である。 制御装置による制御のフローを示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。ただし、本発明の範囲は以下の実施形態に限定されるものではない。以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載がない限り、本発明の範囲をそれにのみ限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。なお、以下の説明では、本発明をバスに適用した場合について説明するが、これに限定されるものではなく、トラックや乗用車等にも適用可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る左折用側方照射灯及び右折用側方照射灯を備えた車両の前部斜視図である。また、図2及び図3は、それぞれ左折用側方照射灯、右折用側方照射灯が照射する範囲を示す平面図である。
図1〜図3に示すように、車両1は、前照灯2と、車両1の前側両角部にそれぞれ設けられた左折用側方照射灯3L及び右折用側方照射灯3Rと、を備えている。
左折用側方照射灯3Lは、車両1の左折時に進行方向の斜め前方を照射する。また、右折用側方照射灯3Rは、車両1の右折時に進行方向の斜め前方を照射する。
また、詳細は後述するが、左折用側方照射灯3L及び右折用側方照射灯3Rは、ハンドルの操舵角に応じて点灯又は消灯する。そして、方向指示器4の作動時に、ハンドルの操舵角よりも優先して左折用側方照射灯3L又は右折用側方照射灯3Rが点灯する。
以下の説明において、左折用側方照射灯3L及び右折用側方照射灯3Rをまとめて説明する場合には、単に側方照射灯3という。
側方照射灯3の点灯及び消灯は、側方照射灯3の制御装置によって制御される。以下で、側方照射灯3の制御装置について説明する。
<側方照射灯3の制御装置について>
図4は、側方照射灯3の制御装置の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、側方照射灯3の制御装置5は、前照灯2のオンオフを操作する前照灯スイッチ13と、方向指示器4のオンオフを操作する方向指示器スイッチ14と、ハザードスイッチ15と、運転手によるハンドルの操舵角を検出する操舵角センサ10(操舵角検出装置に相当)と、車両1の走行速度を検出する車速センサ11(車速検出装置に相当)と、車両1の前方を走行する他車両との車間距離を検出する車間距離センサ12(車間距離検出装置に相当)と、を備えている。
また、側方照射灯3の制御装置5は、前照灯2のオンオフ操作、方向指示器4のオンオフ操作やハンドルの操舵角等を検出する運転状況検出手段32と、側方照射灯3を点灯又は消灯させる側方照射灯制御手段33と、を備えている。
運転状況検出手段32及び側方照射灯制御手段33は、車両1のECU20内に設けられている。
方向指示器4は、左折用方向指示器4Lと右折用方向指示器4Rとから構成されている。
また、方向指示器スイッチ14は、左折用方向指示器スイッチ14Lと右折用方向指示器スイッチ14Rとから構成されている。
以下の説明において、左折用方向指示器4L及び右折用方向指示器4Rをまとめて説明する場合には、単に方向指示器4という。また、左折用方向指示器スイッチ14L及び右折用方向指示器スイッチ14Rをまとめて説明する場合には、単に方向指示器スイッチ14という。
ECU20は、前照灯スイッチ13のオンオフ操作に基づいて前照灯2を点灯又は消灯させる。
具体的に、運転手が前照灯スイッチ13をオン操作すると、当該操作に基づいて前照灯2を点灯させる。そして、運転手が前照灯スイッチ13をオフ操作すると、当該操作に基づいて前照灯2を消灯させる。
また、ECU20は、左折用方向指示器スイッチ14L及び右折用方向指示器スイッチ14Rのオンオフ操作に基づいてそれぞれ左折用方向指示器4L及び右折用方向指示器4Rを点滅又は消灯する。
具体的に、運転手が左折用方向指示器スイッチ14Lをオン操作すると、当該操作に基づいて左折用方向指示器4Lを点滅させる。そして、運転手が左折用方向指示器スイッチ14Lをオフ操作すると、当該操作に基づいて左折用方向指示器4Lを消灯させる。
さらに、ECU20は、ハザードスイッチ15のオンオフ操作に基づいて左折用方向指示器4L及び右折用方向指示器4Rを点滅又は消灯する。
具体的に、運転手がハザードスイッチ15をオン操作すると、当該操作に基づいて左折用方向指示器4L及び右折用方向指示器4Rを共に点滅させる。そして、運転手がハザードスイッチ15をオフ操作すると、当該操作に基づいて左折用方向指示器4L及び右折用方向指示器4Rを共に消灯させる。
ハザードスイッチ15のオンオフ操作による左折用方向指示器4L及び右折用方向指示器4Rの点滅及び消灯は、左折用方向指示器スイッチ14L及び右折用方向指示器スイッチ14Rによる操作よりも優先して実施される。
側方照射灯3の制御装置5は、方向指示器スイッチ14がオン操作されたとき又は操舵角が所定角以上であり、且つ前照灯スイッチ13がオン操作されるとともに、走行速度が40km/h未満での走行状態であって、車間距離が所定距離以上であるという条件を全て満たした場合に、側方照射灯3を点灯させる。そして、これらの条件のうち何れか一つでも満たさない場合には、側方照射灯3を点灯させない。また、側方照射灯3が点灯していても、これらの条件のうち何れか一つでも満たさなくなった場合には、側方照射灯3を消灯する。本明細書中において、側方照射灯3を消灯するとは、点灯している側方照射灯3を消灯する場合と、消灯している側方照射灯3の消灯状態をそのまま維持する場合とを含むものとする。また、側方照射灯3を点灯するとは、消灯している側方照射灯3を点灯する場合と、点灯している側方照射灯3の点灯状態をそのまま維持する場合とを含むものとする。
次に、側方照射灯3の点灯及び消灯の制御内容について詳細に説明する。
制御装置5の運転状況検出手段32は、前照灯スイッチ13のオンオフ操作に基づいて、車両1の前照灯2が点灯しているか否かを判定する。
前照灯スイッチ13がオン操作されている場合に、前照灯2は点灯していると判定する。一方、前照灯スイッチ13がオフ操作されている場合に、前照灯2は点灯していないと判定する。
そして、運転状況検出手段32は、前照灯2が点灯していると判定した場合に、前照灯2が点灯している旨の前照灯点灯信号を生成する。前照灯点灯信号は運転状況検出手段32から側方照射灯制御手段33へ出力される。
また、運転状況検出手段32は、方向指示器スイッチ14のオンオフ操作に基づいて、方向指示器4が点滅しているか否かを判定する。
方向指示器スイッチ14がオン操作されている場合に、方向指示器4は点滅していると判定する。一方、方向指示器スイッチ14がオフ操作されている場合に、方向指示器4は点滅していないと判定する。
そして、運転状況検出手段32は、方向指示器4が点滅していると判定した場合に、方向指示器4が点滅している旨の方向指示器点灯信号を生成する。方向指示器点灯信号は運転状況検出手段32から側方照射灯制御手段33へ出力される。
操舵角センサ10によって検出されたハンドルの操舵角は、運転状況検出手段32に出力される。
運転状況検出手段32は、操舵角センサ10により検出された操舵角に基づいて、ハンドルの操舵角が予め設定された所定角以上か否かを判定する。そして、運転状況検出手段32は、ハンドルの操舵角が所定角以上であると判定した場合に、操舵角が所定角以上である旨の操舵角信号を生成する。操舵角信号は運転状況検出手段32から側方照射灯制御手段33へ出力される。
車速センサ11によって検出された車両1の走行速度は、側方照射灯制御手段33に出力される。
側方照射灯制御手段33は、車速センサ11により検出された走行速度に基づいて、車速が40km/h未満か否かを判定する。その後、さらに、車両1が停車(車速が0km/h)しているのか否かを判定する。
そして、車間距離センサ12は、予め設定された所定の時間間隔で前方の車両との車間距離を検出する。
車間距離センサ12として、本実施形態では超音波センサを用いた。なお、超音波センサに限定されるものではなく、レーダ、カメラ等の計測器を用いてもよいし、GPSを用いたナビゲーションシステム等から車間距離を取得してもよい。
車間距離センサ12によって検出された車間距離は、側方照射灯制御手段33に出力される。
側方照射灯制御手段33は、車間距離センサ12により検出された車間距離が所定距離未満か否か(車間距離条件に相当)を判定する。
また、側方照射灯制御手段33は、車間距離センサ12により検出された車間距離が予め設定された所定時間以上連続して変化しないか否を判定する。
具体的には、ある時刻に車間距離センサ12により検出された車間距離(以下、第1車間距離という)に対して、当該時刻の後に所定の時間間隔で検出された車間距離(以下、第2車間距離、第3車間距離・・・という)が、所定の幅の範囲内に含まれるか否かを判定する。例えば、第1検出値が10mで、所定の幅が±1mとする場合に、第2検出値が10.5m、第3検出値が9.5mであれば、車間距離は変化していないと判定する。
そして、側方照射灯制御手段33は、前照灯点灯信号と、方向指示器点灯信号又は操舵角信号の何れかと、車両1の走行速度と、車間距離とに基づいて(所定の条件に相当)、側方照射灯3を点灯又は消灯制御する。
具体的に、前照灯点灯信号が入力されない場合には、側方照射灯3を消灯する(即ち、点灯状態の側方照射灯3を消灯する場合と、消灯状態の側方照射灯3をそのまま消灯状態とする場合との両方を含む)。前照灯スイッチ13がオフ操作されている場合、即ち前照灯2が点灯していない場合は、周囲が明るくて側方照射灯3を点灯させる必要が無いからである。
また、操舵角信号が入力されていない場合には、側方照射灯3を消灯する。操舵角が所定角未満である場合、車両1は直線や直線に近い緩やかな曲路を走行している状態であり、側方照射灯3を点灯させる必要が無いからである。
そして、方向指示器点灯信号が入力されていない場合には、側方照射灯3を消灯する。方向指示器4が点灯していない場合、車両1は左折や右折等をしないため、側方照射灯3を点灯させる必要が無いからである。なお、方向指示器スイッチ14をオフ操作の状態のままで車両1が左折や右折等をする場合には、操舵角センサ10により検出される操舵角に基づいて方向指示器4を点灯させる。
さらに、走行速度が40km/h以上であると判定した場合には、側方照射灯3を消灯する。走行速度が40km/h以上である場合、車両1は直線や直線に近い緩やかな曲路を走行している状態であり、交差点等を左折又は右折したり、曲路を走行することはほとんどないからである。
また、前照灯点灯信号と、方向指示器点灯信号又は操舵角信号の何れかとが側方照射灯制御手段33に入力され、且つ走行速度が40km/h未満で走行状態である場合に、車間距離が所定距離以上であると判定したとき、側方照射灯制御手段33は、側方照射灯3を点灯させる。
車間距離が所定距離以上である場合は、例えば車両1が交差点、曲路等で前方の他の車両と十分な車間距離を維持しながら走行している状態である。このとき、側方照射灯3を点灯させることで、車両の走行安全性を向上しつつ自車両1の存在を歩行者や対向車等へ報知することができるからである。
一方、前照灯点灯信号と、方向指示器点灯信号又は操舵角信号の何れかとが側方照射灯制御手段33に入力され、且つ車両1が停車状態(車速:0km/h)である場合に、車間距離が所定距離未満であると判定した場合に、側方照射灯制御手段33は、続いて、車間距離センサ12により検出された車間距離が予め設定された所定時間以上連続して変化しないか否を判定する。
そして、所定時間以上連続して車間距離が変化していないと判定した場合に、側方照射灯制御手段33は側方照射灯3を消灯する。
所定時間以上連続して車間距離が変化していない場合は、車両1が高速道路等で渋滞のため停止して前方の他の車両とほぼ一定の車間距離を保ちながら停車している状態である。このとき、側方照射灯3を点灯させても、車両の走行安全性の向上や対向車等への報知には寄与しないからである。
一方、車間距離が、経時的に変化していると判定した場合に、側方照射灯制御手段33は側方照射灯3を点灯する。車間距離が、経時的に変化している場合は、前方の他の車両が交差点や曲路を走行している状態である。このとき、側方照射灯3を点灯させることで、車両の走行安全性を向上させるとともに、車両1の存在を歩行者や対向車等に報知することができる。
<側方照射灯3の制御装置5による制御フローについて>
次に、側方照射灯3の制御装置5による制御フローについて説明する。
図4は、本実施形態に係る側方照射灯3の制御装置5による制御を示すフローチャートである。
まず、運転状況検出手段32は、車両1の前照灯2が点灯しているか否かを判定する(ステップS1)。
具体的に、運転状況検出手段32は、前照灯スイッチ13がオン操作されているか又はオフ操作されているかを検出する。
前照灯スイッチ13がオフ操作されていることを検出して、前照灯2は点灯していないと判定すると(ステップS1:NO)、前照灯点灯信号は生成されない。したがって、前照灯点灯信号が側方照射灯制御手段33に入力されないので、側方照射灯制御手段33は、側方照射灯3を消灯する(ステップS2)。
一方、前照灯スイッチ13がオン操作されていることを検出して、前照灯2は点灯していると判定すると(ステップS1:YES)、前照灯点灯信号を生成する。前照灯点灯信号は、側方照射灯制御手段33に出力される。
次に、運転状況検出手段32は、方向指示器4が点滅しているか否か、又はハンドルの操舵角が所定角以上か否かを判定する(ステップS3)。
まず、方向指示器4が点滅しているか否かを判定する場合について説明し、次にハンドルの操舵角が所定角以上か否かを判定する場合について説明する。
方向指示器4が点滅しているか否かを判定する場合に、運転状況検出手段32は、左折用方向指示器スイッチ14L及び右折用方向指示器スイッチ14Rが、それぞれオン操作されているか又はオフ操作されているかを検出する。
左折用方向指示器スイッチ14L及び右折用方向指示器スイッチ14Rが共にオフ操作されていることを検出して、方向指示器4は点灯していないと判定すると(ステップS3:NO)、方向指示器点灯信号は生成されない。したがって、方向指示器点灯信号が側方照射灯制御手段33に入力されないので、側方照射灯制御手段33は、側方照射灯3を消灯する(ステップS2)。
一方、左折用方向指示器スイッチ14L及び右折用方向指示器スイッチ14Rの何れか一方がオン操作されていることを検出して、方向指示器4は点滅していると判定すると(ステップS3:YES)、方向指示器点灯信号を生成する。方向指示器点灯信号は、側方照射灯制御手段33に出力される。
次に、運転状況検出手段32が、ハンドルの操舵角が所定角以上か否かを判定する場合において、操舵角センサ10により検出されたハンドルの操舵角が所定角未満であると判定すると(ステップS3:NO)方向指示器点灯信号は生成されない。したがって、方向指示器点灯信号が側方照射灯制御手段33に入力されないので、側方照射灯制御手段33は、側方照射灯3を消灯する(ステップS2)。
一方、ハンドルの操舵角が所定角以上であると判定した場合(ステップS3:YES)、方向指示器点灯信号を生成する。方向指示器点灯信号は、側方照射灯制御手段33に出力される。
次に、側方照射灯制御手段33は、車速センサ11により検出された車速が40km/h未満か否かを判定する(ステップS4)。
車速センサ11により検出された車速に基づいて車速が40km/h以上と判定した(ステップS4:NO)場合に、側方照射灯制御手段33は側方照射灯3を消灯する(ステップS2)。
一方、車速センサ11により検出された車速に基づいて側方照射灯制御手段33が、車速が40km/h未満と判定した(ステップS4:YES)場合に、続いてステップS5を実施する。
次に、ステップ5において、車両1が停車状態(車速:0km/h)であるか否かを判定する。車両1が停車状態であると判定された場合は、ステップ6に移行する。また、車両1が停車状態でない(すなわち、40km/h未満で走行)場合は、側方照射灯制御手段33は側方照射灯3を点灯する(ステップS7)。
続いて、ステップS6において、側方照射灯制御手段33は、車間距離センサ12により検出された車間距離が所定距離未満か否かを判定する。
車間距離が所定距離以上であると判定した(ステップS6:NO)場合に、側方照射灯制御手段33は、側方照射灯3を点灯する(ステップS7)。
一方、車間距離センサ12により検出された車間距離が所定距離未満であると判定した(ステップS6:YES)場合、続いてステップS8を実施する。
ステップS8において、側方照射灯制御手段33は、車間距離センサ12により検出された車間距離が、所定時間以上連続して変化しないか否かを判定する。
車間距離センサ12により検出された車間距離が、所定時間以上連続して変化しないと判定した(ステップS8:YES)場合に、側方照射灯制御手段33は、側方照射灯3を消灯する(ステップS2)。その後、再び、ステップS1を実施する。
一方、車間距離センサ12により検出された車間距離が経時的に変化していると判定した(ステップS8:NO)場合に、側方照射灯制御手段33は、側方照射灯3を点灯する(ステップS7)。その後、再びステップS1を実施する。
上述した本実施形態に係る側方照射灯3の制御装置5によれば、方向指示器スイッチ14のオン操作を検出したとき又は操舵角が所定角以上であって、且つ前照灯スイッチ13のオン操作を検出するとともに、車両が停車状態(車速:0km/h)のとき、車間距離が所定距離未満で、当該車間距離が所定時間以上連続して変化しない場合には、側方照射灯3を消灯する。
即ち、車間距離が所定距離未満で、当該車間距離が所定時間以上連続して変化しない場合とは、車両1が高速道路等で渋滞のため停止して他の車両とほぼ一定の距離を保ちつつ停車している状態である。この状態で側方照射灯3を点灯しても対向車や歩行者は側方照射灯3の点灯を気付きにくいため、側方照射灯3を消灯する。これにより、電力の消費を抑制することができる。さらに、交差点などを歩行する歩行者や走行もしくは停止している他車両の運転手にグレアを与えることを防止できる。
一方、車間距離が所定距離未満であっても、当該車間距離が経時的に変化する場合には、側方照射灯3を点灯する。これにより、車両1の走行安全性を向上させるとともに、車両1の存在を歩行者や対向車に報知することができる。
また、方向指示器スイッチ14のオン操作を検出したとき又は操舵角が所定角以上であって、且つ前照灯スイッチ13のオン操作を検出するとともに、走行速度が40km/h未満で走行しているときには、側方照射灯3を点灯する。このとき、側方照射灯3を点灯することで車両1の走行安全性を向上させるとともに、車両1の存在を対向車や歩行者へ報知することができる。
本発明は、側方照射灯3を有するバス、トラック、乗用車等の車両1に適用可能である。
1 車両
2 前照灯
3 側方照射灯
3L 左折用側方照射灯
3R 右折用側方照射灯
4 方向指示器
4L 左折用方向指示器
4R 右折用方向指示器
5 制御装置
10 操舵角センサ
11 車速センサ
12 車間距離センサ
13 前照灯スイッチ
14 方向指示器スイッチ
14L 左折用方向指示器スイッチ
14R 右折用方向指示器スイッチ
15 ハザードスイッチ
20 ECU
32 運転状況検出手段
33 側方照射灯制御手段

Claims (3)

  1. 車両の斜め前方を照射する側方照射灯の点灯及び消灯を所定の条件に基づいて制御する側方照射灯の制御装置であって、
    前記車両の前方を走行する他車両との車間距離を検出する車間距離検出装置と、
    前記側方照射灯を点灯又は消灯させる側方照射灯制御手段と備え、
    前記側方照射灯制御手段は、
    前記所定の条件に含まれる少なくとも一つの条件として、前記車間距離検出装置により検出された車間距離と予め設定された所定距離との対比結果に基づいて、前記側方照射灯を点灯又は消灯させることを特徴とする側方照射灯の制御装置。
  2. 前記所定の条件は、
    運転手の右左折操作の検出と、
    前照灯の点灯と、
    前記車両の走行速度と予め設定された所定速度との対比結果と、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の側方照射灯の制御装置。
  3. 前記側方照射灯制御手段は、
    前記車間距離検出装置により検出された車間距離が前記所定距離未満であり、且つ前記車間距離が所定時間以上連続して変化しない場合に、前記側方照射灯を消灯させることを特徴とする請求項1又は2に記載の側方照射灯の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020142724A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 三菱電機株式会社 サイドライト点消灯システム

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