JP2014023393A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で高速回転可能かつ低速回転域で大きなトルクを出力可能な回転電機を提供する。
【解決手段】回転電機1は、周方向に巻回された磁化コイル51、磁化コイル51で作られる磁束の磁路となるヨーク52、及び磁化コイル51で作られる磁束の磁路の途中に設けられ該磁束に沿って磁化された可変磁石53を有し、ロータ4の軸方向一端側に間隔を空けて配置される補助界磁SFを備えた。また、ロータコア22に、第1磁極部35から軸方向一端側に突出した第1突起37、及び第2磁極部36から軸方向一端側に突出するとともに第1突起37よりも径方向内側に配置される第2突起38を設けた。そして、ヨーク52に、第1突起37と軸方向において対向する外側磁極部54を設けるとともに、第2突起38と軸方向において対向する内側磁極部55を外側磁極部54との間に環状のギャップGを介在させて設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機に関する。
従来、回転電機には、ロータコアに永久磁石を埋め込む態様で固定した所謂埋込磁石型のロータを備えたものがある(例えば、特許文献1)。このようにロータに永久磁石を設けた永久磁石式の回転電機では、通常、永久磁石で作られる磁束が一定であるため、ステータのコイルに発生する誘起電圧(逆起電圧)はロータの回転速度に比例して大きくなる。そして、この誘起電圧が電源電圧の上限に達すると、それ以上ロータを高速回転させることができなくなる。そこで、永久磁石で作られる磁束の量をロータが十分に高速回転できるような量に抑える設計とすることが考えられるが、この場合には低速回転域でのトルクが不足する虞がある。
この点を踏まえ、近年では、筒状部及び筒状部の開口端に設けられる天板部を有するハウジング(磁界ヨーク)と、筒状部の内側に固定されるステータと、ステータの内周に配置されるロータとを備え、周方向に沿って巻回された界磁コイルをロータと軸方向において対向するように天板部に固定した回転電機が提案されている(例えば、特許文献2)。この回転電機では、界磁コイルで作られる磁束がハウジングの天板部、ロータ、ステータ、及びハウジングの筒状部を通過するように構成されており、界磁コイルで作られる磁束の向きを変更することで、ステータとロータとの間を通過する磁束の量(ロータコアの外周面での磁束密度)を調整可能となっている。そして、ステータとロータとの間を通過する磁束量を減少させるような磁束を界磁コイルで発生させることにより、誘起電圧の上昇を抑えてロータを高速回転させることが可能になるとともに、同磁束量を増加させるような磁束を界磁コイルで発生させることにより、低速回転域で大きなトルクを発生させることが可能になっている。
特開2010−233346号公報 特開2008−43099号公報
ところで、上記特許文献2の構成では、ハウジングが界磁コイルで作られる磁束の磁路となっているため、ハウジングを薄肉化すると、同磁路の磁気抵抗が大きくなる。そして、磁気抵抗が過大になると、界磁コイルで作られる磁束によってステータとロータとの間を通過する磁束の量を十分に調整できなくなる虞があるため、回転電機を小型化することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、小型で高速回転可能かつ低速回転域で大きなトルクを出力可能な回転電機を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、筒状部を有するハウジングと、前記筒状部の内側に固定されたステータと、前記ステータの内周に配置され、ロータコア及び前記ロータコアに埋め込まれる態様で固定された複数の埋込磁石を有するロータと、を備え、前記埋込磁石は、前記ロータの外周に第1の極性の磁極と第2の極性の磁極とが周方向に交互に並ぶように配置された回転電機において、前記ロータコアには、該ロータコアにおける前記第1の極性の磁極が外周に現れた第1磁極部から軸方向の少なくとも一方側に突出した第1突起、及び該ロータコアにおける前記第2の極性の磁極が外周に現れた第2磁極部から軸方向の少なくとも一方側に突出するとともに前記第1突起よりも径方向内側に配置された第2突起が設けられ、前記ロータの軸方向の少なくとも一方側には、周方向に巻回されたコイル、及び前記コイルで作られる磁束の磁路となるヨークを有する補助界磁が配置され、前記補助界磁には、前記第1突起と軸方向において対向する外側磁極部が設けられるとともに、前記第2突起と軸方向において対向する内側磁極部が前記外側磁極部との間にギャップを介在させて設けられたことを要旨とする。
上記構成によれば、外側磁極部は第1突起と対向するため、該外側磁極部を通過する磁束は主に第1突起を介してロータコアの第1磁極部に出入りし、内側磁極部は第2突起と対向するため、該内側磁極部を通過する磁束は主に第2突起を介してロータコアの第2磁極部に出入りする。そして、ヨークの外側磁極部及び内側磁極部に現れる極性を第1の極性(例えば、N極)又は第2の極性(例えば、S極)にそれぞれ変更することで、ステータとロータとの間を通過する磁束を調整することができる。
詳しくは、外側磁極部に第1の極性が現れるとともに内側磁極部に第2の極性が現れる場合には、外側磁極部及び内側磁極部の極性がそれぞれ第1磁極部及び第2磁極部と同一の極性になるため、ロータコアの外周面を通過する埋込磁石の磁束に、補助界磁の磁束が加えられるようになり、ステータとロータとの間を通過する磁束が増加する。これにより、大きなトルクを発生させることが可能になる。一方、外側磁極部に第2の極性が現れるとともに内側磁極部に第1の極性が現れる場合には、外側磁極部及び内側磁極部の極性がそれぞれ第1磁極部及び第2磁極部と反対の極性になるため、埋込磁石で作られる磁束の一部が補助界磁に引き込まれるようになり、ステータとロータとの間を通過する磁束が減少する。これにより、誘起電圧の上昇を抑制してロータを高速回転させることが可能になる。このように上記構成では、補助界磁で作られる磁束は、第1突起及び第2突起のいずれか一方を介してロータに入り、いずれか他方を介してロータから出るため、ハウジングの筒状部をほとんど通過しない。すなわち、筒状部が補助界磁で作られる磁束の磁路とならないため、該筒状部を薄肉化してもその磁気抵抗が大きくならず、容易に回転電機を径方向に小型化することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回転電機において、前記補助界磁は、前記コイルで作られる磁束の磁路の途中に設けられ、該磁束に沿って磁化された可変磁石を有することを要旨とする。
上記構成によれば、外側磁極部及び内側磁極部には、可変磁石の磁化方向に応じた極性が現れる。また、コイルに大きな電流を供給して強い磁界を形成することで、可変磁石を不可逆的に減磁又は増磁、あるいは可変磁石の磁化方向を変更することができる。これにより、可変磁石で作られる磁束によってステータとロータとの間を通過する磁束を調整することができる。このように上記構成では、継続して補助界磁(コイル)に電流を供給しなくても、ステータとロータとの間を通過する磁束を増加又は減少させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の回転電機において、前記可変磁石は、環状に形成されるとともに、前記コイルが前記ロータとの間に介在されるように該コイルと軸方向に並置されたことを要旨とする。
コイルで作られる磁束は、第1突起及び第2突起を介してロータに出入りするため、コイルの磁路における第1突起及び第2突起に近接した部分(外側磁極部及び内側磁極部)を通過する磁束は、第1突起及び第2突起と対向する位置に集中し易い。つまり、コイルで作られる磁束の磁束密度が、周方向において均一とはならず、ばらつきが生じる。そのため、例えば可変磁石を外側磁極部又は内側磁極部の近傍に配置すると、コイルで形成される強い磁界によって可変磁石の磁化方向を変更等する際に、磁化の程度にばらつきが生じる虞がある。一方、コイルの磁路における第1突起及び第2突起から離間した部分では、磁束が特定の箇所に集中し難くなる。したがって、上記構成のように、可変磁石をコイルがロータとの間に介在されるようにして該コイルと軸方向に並置することで、可変磁石の磁化の程度が周方向においてばらつくことを抑制できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転電機において、前記第1突起と前記第2突起とは、軸方向と直交する断面積が互いに等しくなるように形成されたことを要旨とする。
第1突起及び第2突起はそれぞれ補助界磁で作られる磁束の磁路となるため、例えば第1突起及び第2突起のいずれか一方の断面積のみを大きくしても、いずれか他方の断面積が小さく磁気抵抗が大きい場合には、補助界磁とロータとの間を通過する磁束は増加しない。したがって、上記構成のように第1突起及び第2突起の断面積を互いに等しくすることで、補助界磁とロータとの間を通過する磁束を効率的に増加させることが可能になる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転電機において、前記ロータコアは、複数枚の電磁鋼板を軸方向に積層してなるものであって、前記第1磁極部には、軸方向の少なくとも一方側に開口した第1挿入孔が前記外側磁極部と対向する位置に形成されるとともに、前記第2磁極部には、軸方向の少なくとも一方側に開口した第2挿入孔が前記内側磁極部と対向する位置に形成され、前記第1突起は、前記第1挿入孔に挿入され、前記ロータコアの軸方向の磁気抵抗よりも軸方向の磁気抵抗が小さな長尺状の第1磁性体により構成され、前記第2突起は、前記第2挿入孔に挿入され、前記ロータコアの軸方向の磁気抵抗よりも軸方向の磁気抵抗が小さな長尺状の第2磁性体により構成されたことを要旨とする。
上記構成によれば、電磁鋼板によりロータコアが構成されるため、渦電流の発生を抑制することができる。ここで、電磁鋼板の表面には絶縁被膜が設けられていることから、電磁鋼板を積層してなるロータコアでは、軸方向の磁気抵抗が径方向の磁気抵抗よりも大きくなり、磁束がロータコア内を軸方向に流れ難くなる。そのため、例えばロータコアにおける補助界磁から離れた位置では補助界磁から出た磁束が少なくなったり、埋込磁石の補助界磁から離れた部位から出た磁束が補助界磁に引き込まれ難くなったりすることがある。その結果、ステータとロータとの間を通過する磁束が軸方向においてばらつく虞がある。この点、上記構成によれば、磁束が長尺状に形成された第1磁性体及び第2磁性体を通過することで、ロータコア内を軸方向に流れ易くなるため、渦電流の発生を抑制しつつ、ステータとロータとの間を通過する磁束が軸方向においてばらつくことを抑制できる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転電機において、前記第1突起は、前記ロータコアの軸端面における前記外側磁極部と対向する位置に固定された第1磁性体により構成され、前記第2突起は、前記ロータコアの軸端面における前記内側磁極部と対向する位置に固定された第2磁性体により構成されたことを要旨とする。
上記構成によれば、第1磁極部及び第2磁極部に挿入孔を形成するとともにこの挿入孔に磁性体を挿入する場合に比べ、第1磁極部及び第2磁極部の径方向の磁気抵抗が大きくなることを抑制できる。
本発明によれば、小型で高速回転可能かつ低速回転域で大きなトルクを出力可能な回転電機を提供することができる。
第1実施形態の回転電機の軸方向に沿った断面図。 第1実施形態の回転電機の軸方向と直交する断面図(A−A断面図)。 第1実施形態のロータを軸方向一端側から見た側面図。 (a),(b)は第1実施形態の回転電機における磁束の流れを示す作用説明図。 第2実施形態の回転電機の軸方向に沿った断面図。 第2実施形態のロータを軸方向一端側から見た側面図。 第3実施形態の回転電機の軸方向に沿った断面図。 (a),(b)は別例の補助界磁近傍の拡大断面図。 (a),(b)は別例のロータを軸方向一端側から見た側面図。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示す回転電機(電動モータ)1は、例えば電気自動車やハイブリッド自動車の駆動源として用いられる。同図に示すように、回転電機1は、円筒状のハウジング2内に収容されたステータ3と、ステータ3の径方向内側において回転可能に支持されたロータ4とを備えている。ハウジング2は、一端側(図2における右側)が開口した有底筒状のハウジング本体5と、ハウジング本体5の開口端を閉塞するように設けられる円環状のカバー6とからなる。なお、本実施形態では、ハウジング本体5及びカバー6は、非磁性材料により構成されている。
ステータ3は、ハウジング本体5の筒状部5aの内側に固定された円筒状の円筒部11と、円筒部11から径方向内側に向って放射状に延びる複数(本実施形態では、12個)のティース12とからなるステータコア13を備えている。ステータコア13は、珪素鋼板等の電磁鋼板14を複数枚積層することにより構成されている。そして、各ティース12には、複数(本実施形態では、12個)のステータコイル15が巻装されている。
ロータ4は、回転軸21と、回転軸21と一体回転可能に固定される円柱状のロータコア22と、ロータコア22に埋め込まれる態様で固定された複数(本実施形態では、10個)の埋込磁石23とを備えている。つまり、本実施形態のロータ4は、所謂埋込磁石型のロータとして構成されている。回転軸21は、例えば炭素鋼等の金属材料により構成されており、ロータコア22は、珪素鋼板等の電磁鋼板24を複数枚積層することにより構成されている。なお、図1において拡大して示すように、電磁鋼板24の表面には、絶縁被膜24aが設けられている。これにより、ロータコア22は、その軸方向の磁気抵抗が径方向の磁気抵抗よりも大きくなっている。
このように構成された回転電機1は、制御装置(図示略)から三相の励磁電流がステータコイル15に対して供給されると、ステータ3に回転磁界が発生し、その回転磁界に基づいてロータ4が回転するようになっている。
ここで、本実施形態の回転電機1には、ロータ4の軸方向一端側(図1における左側)に補助界磁SFがロータ4と間に間隔を空けて設けられており、この補助界磁SFで作られる磁束がロータ4に出入りすることによって、ステータ3とロータ4との間を通過する磁束の量が調整可能となっている。以下、ステータ3とロータ4との間を通過する磁束を調整するための構成について説明する。
先ず、ロータの構成について詳細に説明する。
図2及び図3に示すように、ロータコア22には、回転軸21が挿通される貫通孔31がその中央に形成されている。また、ロータコア22には、埋込磁石23が内部に配置される複数の空洞部32が設けられている。空洞部32は、軸方向に延びる断面長方形の孔状にそれぞれ形成されるとともに、その長手方向が径方向に沿うようにロータコア22に対して配置されている。また、空洞部32の径方向両側には、空洞部32と連続する断面略半円形の膨出部33が形成されている。さらに、ロータコア22における径方向内側部分には、複数の空隙34が形成されている。なお、本実施形態の各空隙34は、軸方向に延びる断面略円形状に形成されており、隣り合う膨出部33間に配置されている。
埋込磁石23は、空洞部32の断面形状に対応した断面長方形の平板状に形成されており、空洞部32内に配置されている。つまり、埋込磁石23は、放射状に配置されている。そして、各埋込磁石23は、周方向において同一の極性(N極又はS極)が対向するとともに、埋込磁石23によってロータコア22の外周面に形成される磁極(ロータ磁極)の極性が周方向に交互に並ぶように磁化(着磁)されている。したがって、ロータコア22における隣り合う空洞部32間の略扇形状に形成された複数の部位のうち、第1の極性(本実施形態では、N極)の磁極が外周に現れた部位が第1磁極部35として構成され、第2の極性(本実施形態では、S極)の磁極が外周に現れた部位が第2磁極部36として構成されている。なお、埋込磁石23で作られる磁束は、径方向外側に配置された膨出部33により、埋込磁石23の径方向外側を通過することが抑制されるとともに、径方向内側に配置された膨出部33及び空隙34により、埋込磁石23の径方向内側を通過することが抑制されている。また、本実施形態の埋込磁石23には、例えばフェライト系のボンド磁石(プラスチックマグネット、ゴムマグネット等)が用いられている。
そして、図1〜図3に示すように、ロータコア22には、第1磁極部35から軸方向一端側に突出した第1突起37、及び第2磁極部36から軸方向一端側に突出するとともに第1突起37よりも径方向内側に配置された第2突起38が設けられている。
具体的には、各第1磁極部35の径方向外側部分には、軸方向に貫通した第1挿入孔41が形成されるとともに、各第2磁極部36の径方向内側部分には、軸方向に貫通した第2挿入孔42が形成されている。なお、第1挿入孔41が形成されている径方向の範囲と、第2挿入孔42が形成されている径方向の範囲とは、周方向において重ならないように設定されている。また、第1挿入孔41は、その長手方向が径方向と直交するような断面長方形に形成され、第2挿入孔42は、その長手方向が径方向に沿うような断面長方形に形成されている。そして、第1挿入孔41と第2挿入孔42とは、これらの断面積が互いに略等しくなるように形成されている。
第1挿入孔41及び第2挿入孔42には、それぞれ長尺状の第1磁性体43及び第2磁性体44が挿入されている。第1磁性体43は、第1挿入孔41の断面形状に対応した断面長方形に形成されるとともに、その軸方向の全体に亘って断面略一定に形成されている。一方、第2磁性体44は、第2挿入孔42の断面形状に対応した断面長方形に形成されるとともに、その軸方向の全体に亘って断面略一定に形成されている。また、第1磁性体43と第2磁性体44とは、これらの断面積が互いに略等しくなるように形成されている。本実施形態の第1磁性体43及び第2磁性体44は、珪素鋼板等の電磁鋼板45をロータコア22を構成する電磁鋼板24の積層方向と直交する方向に積層することにより構成されている。これにより、第1磁性体43及び第2磁性体44の軸方向の磁気抵抗は、ロータコア22の軸方向の磁気抵抗よりも小さくなっている。なお、電磁鋼板45の表面にも、ロータコア22の電磁鋼板24と同様に絶縁皮膜が設けられている。そして、図1に示すように、第1磁性体43及び第2磁性体44は、ロータコア22の軸方向長さよりも長く形成されており、第1磁性体43及び第2磁性体44の一端部43a,44aがロータコア22の軸端面よりも軸方向一端側に突出している。つまり、本実施形態では、第1磁性体43の一端部43aが第1突起37として構成され、第2磁性体44の一端部44aが第2突起38として構成されている。
次に、補助界磁の構成について詳細に説明する。
補助界磁SFは、導線を周方向に巻回してなる円環状のコイルとしての磁化コイル51と、磁化コイル51で作られる磁束の磁路となる円環状のヨーク52と、磁化コイル51で作られる磁束の磁路の途中に設けられた円環状の可変磁石53とを備えている。そして、補助界磁SFには、第1突起37と軸方向において対向する外側磁極部54が設けられるとともに、第2突起38と軸方向において対向する内側磁極部55が外側磁極部54との間に環状のギャップGを介在させて設けられている。
具体的には、ヨーク52は、略円筒状の外側部材61と、外側部材61の内周に配置された略円筒状の内側部材62とを有している。なお、外側部材61及び内側部材62は、圧粉磁心により構成されている。外側部材61の一端部(ロータ4と反対側の端部)には、径方向内側に延出された円環状の固定フランジ部63が形成され、外側部材61の他端部(ロータ4側の端部)には、径方向内側に延出された円環状の対向フランジ部64が形成されている。そして、外側部材61は、ロータ4と同軸上に配置されるとともに、対向フランジ部64が第1突起37と軸方向において対向するようにカバー6の内側に固定されている。つまり、本実施形態では、対向フランジ部64が外側磁極部54として構成されている。一方、内側部材62の一端部には、径方向外側に延出された円環状の固定フランジ部65が形成され、内側部材62の他端部には、径方向外側に延出された円環状の対向フランジ部66が形成されている。そして、内側部材62は、ロータ4と同軸上に配置されるとともに、対向フランジ部66が第2突起38と軸方向において対向するようにカバー6の内側に固定されている。つまり、本実施形態では、対向フランジ部66が内側磁極部55として構成されている。
また、外側部材61と内側部材62とは、径方向に間隔を空けてカバー6に固定されている。これにより、対向フランジ部64(外側磁極部54)と対向フランジ部66(内側磁極部55)との間には、上記ギャップGが形成されている。そして、ギャップGの径方向の幅は、対向フランジ部64と第1突起37との軸方向の間隔、及び対向フランジ部66と第2突起38との軸方向の間隔の双方よりも大きくなるように設定されている。なお、対向フランジ部64,66の径方向の幅は、それぞれ第1突起37及び第2突起38の全体と対向するように設定されている(図3参照)。
外側部材61の軸方向中央部と内側部材62の軸方向中央部との間には、磁化コイル51がロータ4と同軸上に配置されるように固定されている。これにより、磁化コイル51で発生する磁束の磁路には、ヨーク52(外側部材61及び内側部材62)が含まれるようになっている。なお、磁化コイル51の導線は、上記ステータコイル15の導線よりも線径の太いものが用いられている。また、外側部材61の固定フランジ部63と内側部材62の固定フランジ部65との間には、可変磁石53が磁化コイル51をロータ4との間に介在させるようにして磁化コイル51と軸方向に並置されている。なお、可変磁石53と固定フランジ部63,65とは互いに密着している。そして、可変磁石53は、磁化コイル51で作られる磁束に沿った方向(本実施形態では、径方向)に磁化(着磁)されている。これにより、外側磁極部54となる対向フランジ部64及び内側磁極部55となる対向フランジ部66には、可変磁石53の磁化方向に応じた極性が現れている。なお、本実施形態の可変磁石53には、サマコバ系の焼結磁石等、埋込磁石23よりも保磁力の小さな磁石が用いられている。
次に、本実施形態の回転電機における補助界磁の作用について説明する。
可変磁石53は、制御装置から磁化コイル51に大きな電流が供給されて強い磁界を形成されることで、不可逆的に減磁又は増磁、あるいは磁化方向が変更される。そして、可変磁石53の磁化方向が変更されることにより、外側磁極部54及び内側磁極部55に現れる極性が変更される。
また、外側磁極部54は第1突起37と対向するため、外側磁極部54を通過する磁束は主に第1突起37を介してロータコア22の第1磁極部35に出入りし、内側磁極部55は第2突起38と対向するため、内側磁極部55を通過する磁束は主に第2突起38を介してロータコア22の第2磁極部36に出入りする。そして、外側磁極部54及び内側磁極部55に現れる極性によって、ステータ3とロータ4との間を通過する磁束が増加又は減少する。換言すれば、埋込磁石23で作られる磁束は、外側磁極部54及び内側磁極部55に現れる極性によって強められる(強め磁束)、又は弱められる(弱め磁束)。なお、可変磁石53の磁化の程度に応じて、ステータ3とロータ4との間を通過する磁束の増加量(減少量)が調整される。
詳しくは、図4(a)に示すように、外側磁極部54に第1の極性(N極)が現れるとともに内側磁極部55に第2の極性(S極)が現れる場合には、外側磁極部54及び内側磁極部55の極性がそれぞれ第1磁極部35及び第2磁極部36と同一の極性になる。そのため、ロータコア22の外周面を通過する埋込磁石23の磁束M1に、可変磁石53(補助界磁SF)の磁束M2が加えられるようになる。より具体的には、外側磁極部54から出る磁束M2は、第1突起37を介して第1磁極部35に入り、埋込磁石23で作られる磁束M1と同様にステータ3を介して第2磁極部36に入ってから第2突起38を介して内側磁極部55に戻る。これにより、ステータ3とロータ4との間を通過する磁束が増加し、大きなトルクを発生させることが可能になる。なお、図4では、可変磁石53の磁化方向を矢印で示している。
一方、図4(b)に示すように、外側磁極部54に第2の極性が現れるとともに内側磁極部55に第1の極性が現れる場合には、外側磁極部54及び内側磁極部55の極性がそれぞれ第1磁極部35及び第2磁極部36と反対の極性になる。そのため、埋込磁石23で作られる磁束M1の一部が補助界磁SFに引き込まれるようになる。より具体的には、外側磁極部54に埋込磁石23で作られる磁束M1の一部が第1突起37を介して引き込まれ、内側磁極部55から出る磁束M2は、第2突起38を介して第2磁極部36に入り、埋込磁石23に引き込まれる。これにより、ステータ3とロータ4との間を通過する磁束が減少し、誘起電圧の上昇を抑制してロータ4を高速回転させることが可能になる。このように補助界磁SFで作られる磁束M2は、第1突起37及び第2突起38のいずれか一方を介してロータ4に入り、いずれか他方を介してロータ4から出るため、ハウジング2の筒状部5aをほとんど通過しない。すなわち、筒状部5aが補助界磁SFで作られる磁束の磁路とならないようになっている。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)ハウジング2の筒状部5aをほとんど通過しない磁束を発生させる補助界磁SFによってステータ3とロータ4との間を通過する磁束を増加又は減少させるようにしたため、筒状部5aを薄肉化してもその磁気抵抗が大きくならず、容易に回転電機1を径方向に小型化することができる。
(2)補助界磁SFに、磁化コイル51で作られる磁束に沿って磁化された可変磁石53を設けたため、継続して補助界磁SFに電流を供給しなくても、ステータ3とロータ4との間を通過する磁束を増加又は減少させることができる。
(3)可変磁石53を環状に形成するとともに、磁化コイル51をロータ4との間に挟み込むようにして磁化コイル51と軸方向に並置した。
ここで、磁化コイル51で作られる磁束は、第1突起37及び第2突起38を介してロータ4に出入りするため、磁化コイル51の磁路における第1突起37及び第2突起38に近接した部分(外側磁極部54及び内側磁極部55)を通過する磁束は、第1突起37及び第2突起38と対向する位置に集中し易い。つまり、磁化コイル51で作られる磁束の磁束密度が、周方向において均一とはならず、ばらつきが生じる。そのため、例えば可変磁石53を外側磁極部54又は内側磁極部55の近傍に配置すると、磁化コイル51で形成される強い磁界によって可変磁石53の磁化方向を変更等する際に、磁化の程度にばらつきが生じる虞がある。一方、磁化コイル51の磁路における第1突起37及び第2突起38から離間した部分では、磁束が特定の箇所に集中し難くなる。したがって、本実施形態のように、可変磁石53を磁化コイル51がロータ4との間に介在されるようにして該磁化コイル51と軸方向に並置することで、可変磁石53の磁化の程度が周方向においてばらつくことを抑制できる。
(4)第1突起37と第2突起38とを、軸方向と直交する断面積が互いに等しくなるように形成した。
ここで、第1突起37及び第2突起38は、それぞれ補助界磁SFで作られる磁束の磁路となるため、例えば第1突起37及び第2突起38のいずれか一方の断面積のみを大きくしても、いずれか他方の断面積が小さく磁気抵抗が大きい場合には、補助界磁SFとロータ4との間を通過する磁束は増加しない。したがって、本実施形態のように第1突起37及び第2突起38の断面積を互いに等しくすることで、補助界磁SFとロータ4との間を通過する磁束を効率的に増加させることが可能になる。
(5)ロータコア22は、複数枚の電磁鋼板24を軸方向に積層して構成したため、渦電流の発生を抑制することができる。しかし、上記のように電磁鋼板24を積層してなるロータコア22では、軸方向の磁気抵抗が径方向の磁気抵抗よりも大きくなるため、磁束がロータコア22内を軸方向に流れ難くなる。そのため、例えばロータコア22における補助界磁SFから離れた位置では補助界磁SFから出た磁束が少なくなったり、埋込磁石23の補助界磁SFから離れた部位から出た磁束が補助界磁SFに引き込まれ難くなったりすることがある。その結果、ステータ3とロータ4との間を通過する磁束が軸方向においてばらつく虞がある。
この点、本実施形態では、第1突起37が、第1磁極部35に形成された第1挿入孔41に挿入され、ロータコア22の軸方向の磁気抵抗よりも軸方向の磁気抵抗が小さな長尺状の第1磁性体43の一端部43aにより構成されている。また、第2突起38が、第2磁極部36に形成された第2挿入孔42に挿入され、ロータコア22の軸方向の磁気抵抗よりも軸方向の磁気抵抗が小さな長尺状の第2磁性体44の一端部44aにより構成されている。したがって、磁束が長尺状に形成された第1磁性体43及び第2磁性体44を通過することで、ロータコア22内を軸方向に流れ易くなるため、ステータ3とロータ4との間を通過する磁束が軸方向においてばらつくことを抑制できる。
(6)各埋込磁石23を平板状に形成するとともにロータコア22に対して放射状に配置し、隣り合う埋込磁石23と周方向において同じ極性が対向するように磁化した。そのため、第1磁極部35及び第2磁極部36を径方向の広範囲に広がった形状とするとともに、軸方向から見た第1磁極部35及び第2磁極部36の面積を大きくすることができる。これにより、第1突起37及び第2突起38の断面積をそれぞれ大きくすることが可能になり、効果的にステータ3とロータ4との間を通過する磁束を増加又は減少させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。なお、本実施形態と上記第1実施形態との主たる相違点は、第1突起及び第2突起の構成である。そのため、説明の便宜上、同一の構成については上記第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
図5及び図6に示すように、各第1磁極部35の軸方向一端側の軸端面には、外側磁極部54と軸方向において対向する位置に短尺状の第1磁性体71が配置され、各第2磁極部36の軸方向一端側の軸端面には、内側磁極部55と軸方向において対向する位置に短尺状の第2磁性体72が配置されている。なお、本実施形態の第1磁性体71及び第2磁性体72は圧粉磁心により構成されている。第1磁性体71及び第2磁性体72の軸方向と直交する断面形状は、それぞれ略扇形状とされるとともに、その軸方向の全体に亘って断面略一定に形成されている。そして、第1磁性体71及び第2磁性体72は、ロータコア22の軸方向一端側の軸端面に固定されたホルダ73によってされている。なお、本実施形態のホルダ73は、樹脂材料により構成されている。
ホルダ73は円板状に形成されるとともに、ホルダ73の中央には回転軸21が挿通される貫通孔74が形成されている。また、ホルダ73には、第1磁性体71及び第2磁性体72と対応する位置にこれらが嵌合する嵌合孔75,76が形成されている。そして、ホルダ73は、接着剤等によりロータコア22に固定されている。なお、ホルダ73には、ロータ4の空隙34と対向する位置に複数の位置決め孔77が形成されており、位置決め孔77にピン(図示略)を挿入した状態で該ピンを空隙34に挿入することで、容易にホルダ73のロータコア22に対する位置決めがされるようになっている。
本実施形態の回転電機1では、上記第1実施形態と同様に、可変磁石53の磁化方向が変更されることで外側磁極部54及び内側磁極部55に現れる極性が変更され、補助界磁SFで作られる磁束が第1突起37及び第2突起38を介してロータ4に出入りすることで、ステータ3とロータ4との間を通過する磁束が増加又は減少する。
以上記述したように、本実施形態によれば、上記第1実施形態の(1)〜(4),(6)の効果に加え、以下の作用効果を奏することができる。
(7)第1突起37を第1磁極部35の軸端面における外側磁極部54と対向する位置に固定された短尺状の第1磁性体71により構成し、第2突起38を第2磁極部36の軸端面における内側磁極部55と対向する位置に固定された短尺状の第2磁性体72により構成した。そのため、第1磁極部35及び第2磁極部36に挿入孔を形成するとともにこの挿入孔に磁性体を挿入する場合(例えば、上記第1実施形態)に比べ、第1磁極部35及び第2磁極部36の径方向の磁気抵抗が大きくなることを抑制できる。
(8)第1磁性体71及び第2磁性体72をホルダ73よりロータコア22に固定したため、例えば接着剤等により第1磁性体71及び第2磁性体72をロータコア22に固定する場合に比べ、第1磁性体71及び第2磁性体72とロータコア22との間の磁気抵抗を小さくすることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明を具体化した第3実施形態を図面に従って説明する。なお、本実施形態と上記第1実施形態との主たる相違点は、補助界磁の構成である。そのため、説明の便宜上、同一の構成については上記第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態の補助界磁SFは、コイルとしての界磁コイル81と、ヨーク52とを備えており、可変磁石53を備えていない。界磁コイル81の導線は、ステータコイル15の導線と略同一の線径を有している。また、ヨーク52の外側部材61の固定フランジ部63と内側部材62の固定フランジ部65とが互いに密着している。
次に、本実施形態の回転電機における補助界磁の作用について説明する。
本実施形態では、外側磁極部54及び内側磁極部55に現れる極性は、界磁コイル81への通電方向に応じて変更される。また、界磁コイル81への通電量に応じて、ステータ3とロータ4との間を通過する磁束の増加量(減少量)が調整される。そして、上記第1実施形態と同様に、補助界磁SFで作られる磁束が第1突起37及び第2突起38を介してロータ4に出入りすることで、ステータ3とロータ4との間を通過する磁束が増加又は減少する。
以上記述したように、本実施形態によれば、上記第1実施形態の(1),(4)〜(6)と同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記第1及び第2実施形態では、磁化コイル51がロータ4との間に介在されるようにして磁化コイル51と可変磁石53とを軸方向に並置したが、これに限らず、例えば図8(a)に示すように、可変磁石53を磁化コイル51の外周側に固定したり、又は図8(b)に示すように、可変磁石53を磁化コイル51の内周側に固定したりしてもよい。さらに、可変磁石53を第1突起37又は第2突起38と対向するようにヨーク52に固定してもよい。なお、この場合には、可変磁石53が外側磁極部54又は内側磁極部55として構成される。
・上記第1実施形態では、ロータコア22内において平板状に形成された複数の埋込磁石23を放射状に配置したが、これに限らず、例えば図9(a)に示すように、径方向外側に開いたU字状の埋込磁石23を環状に配置してもよい。この場合には、径方向外側が第1の極性となるように磁化された埋込磁石23の内側の領域が第1磁極部35となり、径方向外側が第2の極性となるように磁化された埋込磁石23の内側の領域が第2磁極部36となる。そして、第1突起37及び第2突起38は、それぞれ第1磁極部35及び第2磁極部36から軸方向一端側に突出するとともに、周方向において重ならないように形成されている。
また、例えば図9(b)に示すように、周方向において同一の極性が対向するように磁化された一対の埋込磁石23a,23bを環状に配置してもよい。この場合には、ロータコア22における第1の磁極が対向する埋込磁石23a,23b間の領域が第1磁極部35となり、第2の磁極が対向する埋込磁石23a,23b間の領域が第2磁極部36となる。そして、第1突起37及び第2突起38は、それぞれ第1磁極部35及び第2磁極部36から軸方向一端側に突出するとともに、周方向において重ならないように形成されている。
要は、第1磁極部35から突出する第1突起37と第2磁極部36から突出する第2突起38とを周方向において重ならないように設けることができれば、埋込磁石23の形状や配置等は適宜変更可能である。同様に、上記第2及び第3実施形態においても埋込磁石23の形状や配置等は適宜変更可能である。
・上記第1及び第3実施形態では、第1磁性体43及び第2磁性体44を、電磁鋼板45をロータコア22を構成する電磁鋼板24の積層方向と直交する方向に積層することにより構成したが、軸方向の磁気抵抗がロータコア22の軸方向の磁気抵抗よりも小さければよく、例えば圧粉磁心等により構成してもよい。
・上記第2実施形態では、ホルダ73によって第1磁性体71及び第2磁性体72をロータコア22に固定したが、これに限らず、例えば接着剤等により第1磁性体71及び第2磁性体72をロータコア22に固定してもよい。
・上記各実施形態において、第1突起37の断面積と第2突起38の断面積とが互いに異なるように形成してもよい。
・上記各実施形態では、埋込磁石23にフェライト系のボンド磁石を用いたが、これに限らず、例えばネオジウム系の焼結磁石等の他の磁石を用いてもよい。同様に、可変磁石53にサマリウム−コバルト系の焼結磁石以外の磁石を用いてもよい。
・上記各実施形態において、ロータコア22に第1磁極部35及び第2磁極部36から軸方向両側に突出する第1突起37及び第2突起38を設けるとともに、補助界磁SFをロータ4の軸方向両側に設けてもよい。
・上記各実施形態において、第1の極性をS極とし、第2の極性をN極としてもよい。
・上記各実施形態では、外側部材61及び内側部材62、また、第1磁性体71及び第2磁性体72を圧粉磁心により構成したが、例えば低炭素綱等を用いてもよい。
・上記各実施形態では、本発明を電気自動車やハイブリッド自動車の駆動源に用いられる回転電機1に具体化したが、これに限らず、例えば電動パワーステアリング装置等の他の装置の駆動源として用いてもよく、また、発電機として用いてもよい。なお、上記第1及び第3実施形態のように可変磁石53によって補助界磁SFの磁束を発生させる回転電機は、大きなトルクを出力する状態又は高速回転する状態が継続する用途に適用することが好ましい。また、上記第2実施形態のように界磁コイル81によって補助界磁SFの磁束を発生させる回転電機は、大きなトルクを出力する状態又は高速回転する状態が頻繁に切り替わる用途に適用することが好ましい。
次に、上記各実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)請求項1〜6のいずれか一項に記載の回転電機において、前記各埋込磁石は、板状に形成されるとともに、前記ロータコアに対して放射状に配置され、隣り合う前記埋込磁石と周方向において同じ極性が対向するように磁化されていることを特徴とする回転電機。上記構成によれば、第1磁極部及び第2磁極部を径方向の広範囲に広がった形状とするとともに、軸方向から見た第1磁極部及び第2磁極部の面積を大きくすることができるため、第1突起及び第2突起の断面積をそれぞれ大きくすることが可能になり、効果的にステータとロータとの間を通過する磁束を増加又は減少させることができる。
1…回転電機、2…ハウジング、3…ステータ、4…ロータ、5…ハウジング本体、5a…筒状部、21…回転軸、22…ロータコア、23,23a,23b…埋込磁石、24,45…電磁鋼板、35…第1磁極部、36…第2磁極部、37…第1突起、38…第2突起、41…第1挿入孔、42…第2挿入孔、43,71…第1磁性体、43a,44a…一端部、44,72…第2磁性体、51…磁化コイル、52…ヨーク、53…可変磁石、54…外側磁極部、55…内側磁極部、64,66…対向フランジ部、73…ホルダ、81…界磁コイル、G…ギャップ、M1,M2…磁束、SF…補助界磁。

Claims (6)

  1. 筒状部を有するハウジングと、
    前記筒状部の内側に固定されたステータと、
    前記ステータの内周に配置され、ロータコア及び前記ロータコアに埋め込まれる態様で固定された複数の埋込磁石を有するロータと、を備え、
    前記埋込磁石は、前記ロータの外周に第1の極性の磁極と第2の極性の磁極とが周方向に交互に並ぶように配置された回転電機において、
    前記ロータコアには、該ロータコアにおける前記第1の極性の磁極が外周に現れた第1磁極部から軸方向の少なくとも一方側に突出した第1突起、及び該ロータコアにおける前記第2の極性の磁極が外周に現れた第2磁極部から軸方向の少なくとも一方側に突出するとともに前記第1突起よりも径方向内側に配置された第2突起が設けられ、
    前記ロータの軸方向の少なくとも一方側には、周方向に巻回されたコイル、及び前記コイルで作られる磁束の磁路となるヨークを有する補助界磁が配置され、
    前記補助界磁には、前記第1突起と軸方向において対向する外側磁極部が設けられるとともに、前記第2突起と軸方向において対向する内側磁極部が前記外側磁極部との間にギャップを介在させて設けられたことを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記補助界磁は、前記コイルで作られる磁束の磁路の途中に設けられ、該磁束に沿って磁化された可変磁石を有することを特徴とする回転電機。
  3. 請求項2に記載の回転電機において、
    前記可変磁石は、環状に形成されるとともに、前記コイルが前記ロータとの間に介在されるように該コイルと軸方向に並置されたことを特徴とする回転電機。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転電機において、
    前記第1突起と前記第2突起とは、軸方向と直交する断面積が互いに等しくなるように形成されたことを特徴とする回転電機。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転電機において、
    前記ロータコアは、複数枚の電磁鋼板を軸方向に積層してなるものであって、
    前記第1磁極部には、軸方向の少なくとも一方側に開口した第1挿入孔が前記外側磁極部と対向する位置に形成されるとともに、前記第2磁極部には、軸方向の少なくとも一方側に開口した第2挿入孔が前記内側磁極部と対向する位置に形成され、
    前記第1突起は、前記第1挿入孔に挿入され、前記ロータコアの軸方向の磁気抵抗よりも軸方向の磁気抵抗が小さな長尺状の第1磁性体により構成され、
    前記第2突起は、前記第2挿入孔に挿入され、前記ロータコアの軸方向の磁気抵抗よりも軸方向の磁気抵抗が小さな長尺状の第2磁性体により構成されたことを特徴とする回転電機。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転電機において、
    前記第1突起は、前記ロータコアの軸端面における前記外側磁極部と対向する位置に固定された第1磁性体により構成され、
    前記第2突起は、前記ロータコアの軸端面における前記内側磁極部と対向する位置に固定された第2磁性体により構成されたことを特徴とする回転電機。
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