JP2014023270A - 電動モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】インパクト式のねじ締め機等の電動工具において、駆動源として内装された電動モータでは、ピッグテールの振動によるその断線を未然に防止して当該電動モータの耐久性を高めるために例えば樹脂製のクリップや止め溝部を設けられている。本発明では、ピッグテールのクリップ止めや溝部への嵌め込み等面倒な手間を掛けることなくピッグテールの振動を抑制してその断線を未然に防止できるようにする。
【解決手段】ピッグテール24のループ形に膨らんだ部分に接触部材30の接触板部30aを接触させた状態とする。この接触部材30によりピッグテール24の振動が抑制(吸収)されてその断線を防止することができる。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば電動ねじ締め機等の電動工具に駆動源として内装される電動モータに関する。
例えば、上記の電動ねじ締め機にはねじ締め作業に伴う振動が頻繁に付加され、内装された電動モータについても同様に振動が付加される。電動モータに対して振動が繰り返し付加されることにより、カーボンブラシに結合されたピッグテールと称されるリード線が振動して主として疲労により断線しやすくなる。また、電動モータに振動が付加されると、その反動によりカーボンブラシが放射方向に微動(振動)し、これによってもピッグテールが振動して断線しやすくなり、結果的に電動モータの耐久性を低下させるおそれがある。このため、従来よりこの種の電動モータについては、主として振動によるピッグテールの断線を防ぐための様々な工夫がなされている。
下記の特許文献1には、ピッグテールを樹脂製クリップで保持してその振動を抑制することにより疲労断線を防止する技術が開示されている。特許文献2には、ブラシホルダにピッグテールを狭持する溝を設けてその振動を抑制する技術が開示されている。特許文献3には、比較的長い正極側(給電側)のピッグテールをガイドの溝内に保持してその振動を抑制する技術が開示されている。特許文献4には、ピッグテールを保持するカバー部を設ける技術が開示されている。特許文献5には、ブラシホルダの上部に設けた切り欠き部を経てピッグテールを引き出すとともに、2つの突起部間に挟み込ませてその振動を抑制する技術が開示されている。
また、従来ピッグテールの基部(ブラシに対する接続部)に接着剤を塗布してその断線を防止することがなされている。
実開昭59−15259号公報 実公昭55−11580号公報 実開昭59−109288号公報 実用新案登録第2568297号公報 実公平2−29810号公報
このように従来カーボンブラシのピッグテールの断線対策として様々な工夫が施されてきているが、多くの場合ピッグテールをクリップや保持部材の溝部あるいは係止孔に挿入する作業を必要とし、この点で当該カーボンブラシの交換作業等が面倒になる点で組み付け性あるいはメンテナンス性を改善する必要があった。また、ピッグテールの接続基部に接着剤を塗布する対策についても面倒な塗布作業が必要となり、場合によってはカーボンブラシの交換が考慮されていない場合がある等、その組み付け性あるいはメンテナンス性の点で問題があった。
本発明は、ピッグテールの振動を効率よく低減してその断線を防止しつつ、カーボンブラシの組み付け性あるいはメンテナンス性を高めることを目的とする。
上記の課題は、下記の発明によって解決される。
第1の発明は、モータハウジングとカーボンブラシのピッグテールとの間に形成される、ブラシホルダ側方のスペース内に非導電性の接触部材を介在させて、この接触部材をピッグテールに接触させた電動モータである。
第1の発明によれば、ピッグテールに接触部材が接触していることによりその振動が抑制され、これにより当該ピッグテールを振動に対して断線しにくくして電動モータの耐久性を高めることがができる。
また、接触部材は、ブラシホルダの側方のスペース内に介在されていることから、当該接触部材を取り付けた状態のままであっても、ブラシホルダに対してカーボンブラシを抜き差ししてその交換を行うことができる。
さらに、従来のクリップ止めや接着剤塗布といった面倒な作業を行うことなく、ピッグテールの振動を抑制することができるので、当該電動モータひいてはこれを駆動源とする電動工具等の組み付け性及びメンテナンス性を従来よりも高めることができる。
第2の発明は、第1の発明において、接触部材をピッグテールのループ形に膨らむ部分に対して接触させた電動モータである。
第2の発明によれば、ピッグテールの振動を効率よく抑制することができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、接触部材は、合成樹脂の成形体でその弾性若しくはモータハウジングの弾性を利用して前記スペース内に弾性保持した電動モータ
である。
第3の発明によれば、特別な工具等を用いることなく、接触部材を簡単に取り付け、取り外しすることができ、またガタツキのない取り付け状態を確実に保持することができる。
第4の発明は、第1〜第3の何れか一つの発明において、ピッグテールの一端がカーボンブラシに結合され、他端が給電用のリード線が接続されたブラシホルダに装着するブラシキャップに結合された電動モータである。
第4の発明によれば、カーボンブラシとピッグテールとブラシキャップを1つの部品として取り扱うことができ、これによりカーボンブラシの組み付け性及びメンテナンス性を一層高めることができる。
第5の発明は、第1〜第4の何れか一つの発明において、接触部材が正極及び負極の双方のカーボンブラシに対応して一対介在された電動モータである。
第5の発明によれば、正極側及び負極側の双方についてピッグテールの振動を接触部材で抑制して断線しにくくすることができる。
第6の発明は、第1〜第5の何れか一つの発明に係る電動モータを駆動源として内装した電動工具である。
第6の発明によれば、電動工具の電動モータについて、カーボンブラシの組み付け性及びメンテナンス性を損なうことなく、ピッグテールの断線を防止してその耐久性を高めることができる。
本発明の実施形態に係る電動モータを駆動源として内装した電動工具の側面図である。本図では、電動工具の一例としてインパクト式のねじ締め機の内部構造が縦断面で示されている。 工具本体部の内部構造を図1中矢印(II)方向から見た後面図である。 工具本体部の内部構造の斜視図である。 工具本体部の内部構造の後面図である。本図は、接触部材を取り外した状態で示されている。 カーボンブラシとブラシホルダの斜視図である。 接触部材の斜視図である。
次に、本発明の実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る電動モータ10を駆動源として内装した電動工具1を示している。この電動工具1は、いわゆるインパクト式のねじ締め機で、工具本体部2とハンドル部3を備えている。工具本体部2は左右半割り形式の本体ハウジング(モータハウジング)4を備えている。本体ハウジング4の下面からハンドル部3が下方へ突き出す状態に設けられている。ハンドル部3は、本体ハウジング4の半割りハウジングに一体に成形された左右半割り形式のハンドルハウジングが相互に突き合わされて形成されている。
ハンドル部3の基部に設けたトリガ形式のスイッチレバー3aを指先で引き操作すると、本体ハウジング4の後部に内装した電動モータ10が起動する。本体ハウジング4の後部はヘッドキャップ5で塞がれている。
工具本体部2の後部に電動モータ10が内装されている。電動モータ10の出力は、遊星歯車列6で減速された後、打撃機構7を経てアンビルと称される出力軸8に出力される。出力軸8にねじ締め用のドライバビット(図示省略)が装着される。本実施形態では、従来公知の遊星歯車列6及び打撃機構7が用いられており、本実施形態において特に変更を要しないので詳細な説明は省略するが、ねじ締め動作時(電動モータ10の起動時)にドライバビットを経て出力軸8に設定トルク以上の外部トルク(ねじ締め抵抗)が付加されると、中間軸7aに対してハンマー7bが軸方向に進退しながら回転して出力軸8の打撃片8a,8aを回転方向に打撃する。打撃片8a,8aが回転方向に繰り返し打撃されることにより、出力軸8から大きなねじ締めトルクが出力される。
電動モータ10のモータ軸11は、前側の支持板12に支持した軸受け13と、ヘッドキャップ5に支持した軸受け15を介して回転自在に支持されている。モータ軸11に支持された回転子14の後部に整流子(コンミテータ)16が支持されている。回転子14の周囲であって本体ハウジング4の内面に固定子18が取り付けられている。
図2に示すように整流子16に対して左右2つのカーボンブラシ20,20が放射方向斜め上方から摺接されている。左右のカーボンブラシ20,20は、それぞれ後ろ側の支持板17に取り付けたブラシホルダ21に保持されている。左右のカーボンブラシ20,20は、それぞれブラシホルダ21内において放射方向に移動可能かつ取り外し可能な状態で収容されている。左右のカーボンブラシ20,20の後部には、それぞれ捩りばね25の一端25aが当接されている。この捩りばね25,25によって左右のカーボンブラシ20,20は、それぞれ整流子16に適度な押圧力で押し付けられている。左右のブラシホルダ21,21には、電源供給用の正負のリード線23,23がそれぞれはんだ付けにより接続されている。両リード線23,23は、ハンドル部3の基部付近に内装した電源回路基板に接続されている。この両リード線23,23により電動モータ10に直流電源が供給される。
左右のカーボンブラシ20,20は、同じ構成を備えている。図5に示すようにこのカーボンブラシ20には、それぞれ短いピッグテール24を介してブラシキャップ22が結合されている。カーボンブラシ20は、矩形平板形状を有しており、その後部に設けた切り込み凹部20a内にピッグテール24の一端部が結合されている。また、上記捩りばね25の一端25aはこの切り込み凹部20a内に当接されて、当該カーボンブラシ20に整流子16に向けた押圧力が確実に付加されるようになっている。
ブラシホルダ21は、左右の側壁部21a,21aと上壁部21bを備えている。左右の側壁部21a,21aのそれぞれには、ピッグテール24を挿通させるための逃がし溝部21cがその後部から切り込み形成されている。ピッグテール24を左右一方の逃がし溝部21cを経て側方へ引き出した状態で当該カーボンブラシ20がブラシホルダ21内に収容される。
ブラシキャップ22は、ブラシホルダ21の上部に被せられるように取り付けられる。左右の逃がし溝部21c,21cの上側には、長溝孔形状の保持溝21d,21dが設けられている。ブラシホルダ21の上部に取り付けたブラシキャップ22の脚部22a,22aがそれぞれこの保持溝21d内に弾性的に嵌り込むことにより、当該ブラシキャップ22の取り付け状態が保持される。左右の脚部22a,22aが保持溝21d,21d内に弾性的に嵌り込むことにより当該ブラシキャップ22が振動等によっても外れない状態でブラシホルダ21の上部に取り付けられて、電源導通状態が確保されるようになっている。ブラシキャップ22は、ブラシ交換時等にはブラシホルダ21の上部から容易に取り外すことができる。
図4に示すように左右のブラシホルダ21,21にそれぞれカーボンブラシ20が取り付けられた状態では、逃がし溝部21cから側方のスペースS内へ引き出されたピッグテール24がループ形に膨らんだ状態(撓んだ状態)となる。ピッグテール24のスペースS内においてループ形に膨らんだ部分は、当該電動工具1の使用により発生する振動あるいはカーボンブラシ20の振動等により振動しやすい部分となる。
図2及び図3に示すように本実施形態の電動モータ10は、上記ピッグテール24,24の振動を抑制するために、上記左右のスペースS,S内にそれぞれ接触部材30が嵌め込まれている点で従来にない特徴を有している。図6には、左右一方のスペースS内から取り出した状態の接触部材30が示されている。左右の接触部材30,30は同じ形状に形成されており、左右反転させることにより何れの側にも嵌め込み可能に形成されている。同じ形状を有する2つの接触部材30,30を相互に左右反転させて左右のスペースS,S内にそれぞれ嵌め込むことにより、当該2つの接触部材30,30が左右対称に配置されている。
接触部材30は非導電性の合成樹脂を素材とする成形部品で、適度な弾性を有している。この接触部材30は、L形に屈曲した平板形の接触板部30aと、この接触板部30aの背面側から延びる脚部30bを備えている。脚部30bは、緩やかに湾曲する円弧形状を有しており、その内周側に係合凹部30cが設けられている。
これに対して後ろ側の支持板17の中心には、整流子16が挿通されている。この後ろ側の支持板17の後面(図2〜図4において手前側の面)には、整流子16の周囲を囲む円環形の円環壁部17aが設けられている。この円環壁部17aの周囲二箇所に窓部17b,17bが左右対称に設けられている。各窓部17bを経てカーボンブラシ20及びブラシホルダ21が円環壁部17aの内周側に進入している。同じく円環壁部17aの外周面であって両窓部17b,17bの下側には、係合突部17e,17eが左右対称に設けられている。
円環壁部17aの左右側方において本体ハウジング4の内周面には、ヘッドキャップ5を当該本体ハウジング4の後部にねじ止めするための台座部4a,4aが一体に設けられている。両台座部4a,4aの下側には、それぞれ円弧形状の補助壁部17dが円環壁部17aの外周側に沿って一体に設けられている。
図4に示すように正負のリード線23,23は、それぞれブラシホルダ21から円環壁部17aと台座部4aとの間、円環壁部17aと補助壁部17dとの間を経て工具本体部2の下部側に取り回されている。
左右の接触部材30,30は、それぞれの脚部30bを円環壁部17aと台座部4aとの間に弾性的に嵌め込んで、接触板部30aをスペースS内に位置させた状態に装着されている。接触板部30aは、ブラシホルダ21に対するカーボンブラシ20の取り付け、取り外しに支障のない位置に装着されている。このため、当該接触部材30,30を取り付けた状態のままであっても、カーボンブラシ20,20の交換作業を行うことができるようになっている。
脚部30bの係合凹部30c内には、円環壁部17a側の係合突部17eが同じく弾性的に嵌め込まれている。脚部30bが円環壁部17aと台座部4aとの間に弾性的に挟み込まれることにより、接触部材30の放射方向の位置決めされる。また、脚部30bの係合凹部30c内に係合突部17eが弾性的に嵌め込まれることにより、接触部材30の円環壁部17aに沿った周方向の位置決めがなされる。このように装着された接触部材30の接触板部30aとブラシホルダ21の側壁部21aとの間には、スペースSよりも大幅に狭められた適度な隙間が形成される。この隙間内においてピッグテール24が接触板部30aに接触しつつループ形に膨らんだ状態に取り回されている。この状態では、ピッグテール24は、接触部材30の接触板部30aによってそのループ部の膨らみを小さくする方向に押された状態となっている。ピッグテール24の膨らみ部に接触板部30aが接触していることにより、その振動が抑制される。
接触部材30は、その脚部30bを円環壁部17aと台座部4aとの間に弾性的に挟み込ませて保持されていることから、ブラシ交換時等には容易に取り外すことができる。逆に、脚部30bを円環壁部17aと台座部4aとの間に押し込めば、接触板部30aをピッグテール24に接触させた状態に迅速かつ容易に取り付けることができる。
また、脚部30b,30bがそれぞれ円環壁部17aの外周側に沿って嵌め込まれて正負のリード線23,23に接触する状態とされることにより、両リード線23,23の振動が抑制され、ひいてはその断線が未然に防止される。
以上のように構成した本実施形態の電動モータ10によれば、ピッグテール24,24の膨らみ部分にそれぞれ接触部材30が接触していることによりその振動が抑制され、これにより当該ピッグテール24,24を振動に対して断線しにくくして電動モータ10の耐久性を高めることがができる。
この点に関して、出願人が行った耐久試験によれば、接触部材30,30を取り外した状態では2万本のねじの締め付けによりピッグテールが断線したのに対して、接触部材30,30をスペースS,S内に取り付けた状態では約15万本のねじの締め付けによってもピッグテール24,24が断線しないことが確認された。
また、例示した接触部材30は、ピッグテール24の側方のスペースSに対してモータ軸線方向に抜き差しして簡単に取り付け、取り外しすることができる。しかも、接触部材30,30を取り付けた状態のままでもカーボンブラシ20,20の交換を行うことができることから、カーボンブラシ交換時等の組み付け性及びメンテナンス性を従来よりも高めることができる。
さらに、接触部材30をピッグテール24のループ形に膨らんだ部分に対して放射方向外周側から接触させる構成であるのでピッグテール24の振動を効率よく抑制することができる。
また、接触部材30,30は、合成樹脂の成形体でその弾性若しくは本体ハウジング4側の弾性を利用してスペースS内に弾性保持される構成であるので、特別な工具等を用いることなく、接触部材30,30を簡単に取り付け、取り外しすることができ、またガタツキのない取り付け状態を確実に保持することができる。
さらに、カーボンブラシ20とピッグテール24とブラシキャップ22を1つの部品として取り扱うことができることから、カーボンブラシ20,20の交換作業を迅速かつ確実に行うことができ、ひいては当該電動モータ10の組み付け性及びメンテナンス性を一層高めることができる。
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、接触部材30は、合成樹脂を素材とする成形部品とする構成を例示したが、ゴムや木質系素材等の非導電性材料を素材として製作することもできる。また、接触部材は、金属の加工により製作してピッグテール接触部についてのみゴムシート等の非導電性材を貼り付けた構成としてもよい。
また、ブラシホルダ21とは別体で取り外し可能な接触部材30を例示したが、同等の接触部材をブラシホルダ21若しくは後ろ側の支持板17上に一体に設ける構成としてもよい。係る固定型の接触部材であっても、取り外しは不能になるもののこれをピッグテールのループ形に湾曲する部位に接触させることによりその振動を抑制して断線を未然に防止することができる。
また、同等の接触部材をヘッドキャップ5の内面に一体に設ける構成としてもよい。この場合には、ブラシ交換のためにヘッドキャップ5を取り外せば接触部材を一体でスペースS内から取り外すことができ、ヘッドキャップ5を取り付ければこれに伴って接触部材をスペースS内に自動的に取り付けてピッグテール24,24に接触させた状態とすることができる。接触部材をブラシホルダ21、後ろ側の支持板17あるいはヘッドキャップ5に一体に設けた構成とする場合には、例示した接触板部30aに相当する部位のみを一体に設けた構成としてもよい。
さらに、一端がカーボンブラシ20に結合され、他端にブラシキャップ22が結合されたピッグテール24を例示したが、他端側に接続端子を備えるもの等その他の形態のピッグテールについて同等の接触部材を接触させることによりその振動を抑制して断線を未然に防止する構成とすることができる。
また、インパクト式ねじ締め機の電動モータを例示したが、例えば切断工具等その他の形態の電動工具に駆動源として内装される電動モータ、あるいは芝刈機等の園芸工具の駆動源として内装される電動モータ、さらには電動工具に限らず油空圧ポンプ、発電機、溶接機等その他の設備の駆動源として内装される電動モータについても広く適用することができる。
1…電動工具
2…工具本体部
3…ハンドル部、3a…スイッチレバー
4…本体ハウジング、4a…台座部
5…ヘッドキャップ
6…遊星歯車列
7…打撃機構
7a…中間軸、7b…ハンマー
8…出力軸(アンビル)、8a…打撃片
10…電動モータ
11…モータ軸
12…前側の支持板
13…軸受け
14…回転子
15…軸受け
16…整流子
17…後ろ側の支持板
17a…円環壁部、17b…窓部、17d…補助壁部
17e…係合突部
20…カーボンブラシ、20a…切り込み凹部
21…ブラシホルダ
22…ブラシキャップ、22a…脚部
23…リード線
24…ピッグテール
25…捩りばね
30…接触部材、30a…接触板部、30b…脚部、30c…係合凹部

Claims (6)

  1. モータハウジングとカーボンブラシのピッグテールとの間に形成される、ブラシホルダ側方のスペース内に非導電性の接触部材を介在させて、該接触部材を前記ピッグテールに接触させた電動モータ。
  2. 請求項1記載の電動モータであって、前記接触部材を前記ピッグテールのループ形に膨らむ部分に対して接触させた電動モータ。
  3. 請求項1又は2記載の電動モータであって、前記接触部材は、合成樹脂の成形体でその弾性若しくは前記モータハウジングの弾性を利用して前記スペース内に弾性保持した電動モータ。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載した電動モータであって、前記ピッグテールの一端が前記カーボンブラシに結合され、他端が給電用のリード線が接続されたブラシホルダに装着するブラシキャップに結合された電動モータ。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載した電動モータであって、前記接触部材が正極及び負極の双方のカーボンブラシに対応して一対介在された電動モータ。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載した電動モータを駆動源として内装した電動工具。
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