JP5143577B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

本願は、電動工具に関し、特に、ファストンタブ端子に発生する振動を抑制する振動抑制機構に関する。
一般的にブラシ式電動機と称される電動工具は、外部回路と接続されるファストンタブ端子(以下、「接続端子」と称する)がピグテールを介してブラシに接続されている。この接続端子の外部回路と接続される側の一端は、ブラシホルダとハウジングとの間に突出して設けられていることが多い(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の電動機は、ブラシホルダにブラシキャップを取付け、ピグテールを介してブラシに接続される接続端子の一端部が、ピグテールの周囲に配置されたブラシばねの弾性力によってブラシキャップ側に押圧されて固定されており、当該接続端子の他端部がケーシング内に突出した状態で配置されている。また、ピグテールは、半田付けによって接続端子に接続されている。
特開昭60−148357号公報
従来の電動工具によれば、その使用によって接続端子には振動が生じる。特にブラシが磨耗して短くなると整流子に対するブラシの押し付け力も弱まるため、当該ブラシの振動は大きくなり、その振動は接続端子に伝達される。接続端子は、一端が突出して設けられている構造上、その一端側の質量に応じて大きく振動するため、ピグテールと接続端子の接合部に焼損が生じる場合があった。
また、特許文献1に記載の電動機のようにピグテールと接続端子とを半田付けする場合には、組立性が悪化し、作業工程が増えるなどの問題がある。
そこで、本願は上記問題の解決を課題の一例としてなされたものであり、組立性を損なうことなく、容易に接続端子への振動を抑制し焼損が生じるのを防止することが可能な電動工具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の電動工具は、工具の駆動源となる駆動モータと、当該駆動モータと電気的に接続されるとともに一体的に回転する整流子に摺接して設けられるブラシを収容するブラシホルダと、前記ブラシと電気的に接続される接続端子と、を収容する第1のハウジングと第2のハウジングからなる二つ割構造のハウジングを有し、前記接続端子の一端側がブラシホルダの一端面に固定され、他端側が前記ブラシホルダの側面に配置され絶縁カバーが取付けられている電動工具において、前記第1のハウジングと第2のハウジングの結合により、前記ブラシホルダの側面と前記ハウジングの間で前記絶縁カバーを挟持する弾性体が前記ハウジングに取付けられていることを特徴とする。
また、請求項に記載の電動工具は、請求項に記載の電動工具において、前記弾性体は、前記接続端子を前記ブラシホルダ側に押圧することを特徴とする。
本発明によれば、弾性体を所定の位置に設けることで当該弾性体を介して絶縁カバーをブラシホルダとハウジングの間に挟持することができるため、接続端子を容易にしっかりと固定することができる。また、弾性体を設けるだけの改良で済むため改良コストを抑えることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、図1乃至図3を用いて詳細に説明する。図1はブラシホルダ周辺を示す電動工具の要部縦断面図、図2は図1のA−A断面図、図3は、図2のB部分を拡大した要部縦断面図である。本実施形態は、電動ドリルなどの電動工具に用いるのに適したものである。
図1及び図2に示すように、電動工具は、樹脂製のハウジング2を有している。このハウジング2は、左右二つ割りの割り片2a、2bを備え、両割り片2a、2bが突き合わされ図示しない止めネジ等により結合される。
ハウジング2の内部には、ドリルなどの工具を回転させるための駆動装置5が収容されている。駆動装置5は、工具の駆動源となる駆動モータ本体9を備え、当該駆動モータ本体9は、ハウジング2の内部に水平状態すなわち横置きで設けられている。駆動モータ本体9は、出力軸6と、出力軸6と一体的に回転しコイルが巻装されている電機子7と、電機子7の周囲に設けられる固定子8と、を備えている。
出力軸6は、両端部がベアリング(図上では左側のベアリング10のみ)で軸支され略水平方向に延びるように設けられている。一方、固定子8は、例えば、図示しないが、固定子コイルが固定子コアに巻回されて構成された部材である。そして、前記固定子8により磁界を発生させ、その中で電機子7のコイルに電流を流してフレミングの左手の法則によりコイルに回転力を生じさせ、電機子7を回転し、出力軸6を所定の方向に回転させる。
出力軸6には、当該出力軸6と一体的に回転し電機子7のコイルに電流を供給する環状の整流子11が設けられており、当該整流子11の外周面には、図2に示すように上下それぞれにブラシ15(例えば、カーボンブラシ)が摺接して設けられている。
各ブラシ15は、両端に開口を有する筒状に形成されたブラシホルダ16に移動可能に収容されている。ブラシホルダ16は、開口を有する一対の端面と、側面と、を有しており、このブラシホルダ16の内部には、当該ブラシ15を整流子11に対して押圧させるブラシスプリング17が設けられている。そして、ブラシスプリング17が有する弾性力の効果によって、ブラシ15は適切な押圧力を受けてブラシ15と整流子11間の通電状態が維持される。また、ブラシホルダ16は、ハウジング2の内側に突出して設けられたリブ18によって両側が支持された状態でハウジング2内に位置決めされる。
ブラシホルダ16の一端側の端面には、弾性力を有する金属製の板体を略L字状に形成したファストンタブ端子20が固定して取付けられており、その先端部は、ブラシホルダ16の片側側面に沿うように当該側面及びハウジング2との間に配置される。当該ファストンタブ端子20は、ブラシホルダ16の端面側に配置されるファストンタブ21と、ブラシホルダ16の側面側に配置され当該ファストンタブ21と接続端子を介して機械的及び電気的に接続されるファストンスリーブ22と、を備えている。
ファストンタブ21には、ブラシ15と電気的に接続されるピグテール25が接続される。また、ピグテール25が接続される面と反対側のファストンタブ21の端面には、絶縁体32が設けられており、ブラシホルダ16の一端側に有する開口は、当該絶縁体32によって塞がれ、且つブラシスプリング17の一端側が保持される。
一方、ファストンスリーブ22には、バッテリなど駆動電源と接続されている外部回路のリード線(図示なし)と接続可能な端子が設けられている。また、ファストンスリーブ22は、絶縁性を有するゴムなど弾性部材で形成したスリーブカバー35によって覆われている。
ハウジング2の右側の割り片2aの内側側面には、ファストンスリーブ22の取付位置に対応させて凹部37が形成されており、当該凹部37には、ゴムなどの弾性部材からなる弾性体40が取付けられる。そして、互いの割り片2a、2bを結合した際に、ブラシホルダ16とハウジング2の間で、当該弾性体40によって当該ファストンスリーブ22がブラシホルダ16側に押圧された状態で、スリーブカバー35がブラシホルダ19と弾性体40により挟持される。よって、ファストンスリーブ22は、自らの弾性力によって固定されるとともに、スリーブカバー35がブラシホルダ16とハウジング2の間で弾性体40を介して挟持されて固定される。また、ファストンスリーブ22及びスリーブカバー35が固定されるため、電動工具の使用によってファストンタブ端子20に生じる振動が抑えられ、当該振動によってファストンタブ端子20に発生する焼損を防ぐことが可能となる。また、単に割り片2a、2b同士を結合するだけで、スリーブカバー35を固定することができ、組立性にも優れる。さらに、弾性体40を所定の位置に設けるだけの改良で済むため改良コストを抑えることができる。
以上に説明したように、上記実施形態の電動工具は、工具の駆動源となる駆動モータ本体9と、当該駆動モータ本体9と電気的に接続されるとともに一体的に回転する整流子11に摺接して設けられるブラシ15を収容するブラシホルダ16と、前記ブラシ15と電気的に接続されるファストンタブ端子20と、を収容するハウジング2を有し、前記ファストンタブ端子20を構成するファストンタブ21がブラシホルダ16の一端面に固定され、前記ファストンタブ端子20を構成するファストンスリーブ22が前記ブラシホルダ16の側面に配置され絶縁体からなるスリーブカバー35が取付けられている電動工具において、前記ブラシホルダ16の側面と前記ハウジング2の間で前記スリーブカバー35を挟持する弾性体40が設けられ、この弾性体40は前記ハウジング2に取付けられており、且つ前記ファストンスリーブ22を前記ブラシホルダ16側に押圧するように構成されており、弾性体40を所定の位置に設けることでファストンスリーブ22及びスリーブカバー35を容易に固定することができる。
なお、上記実施形態は一形態であって、この形態に限定されるものではなく、例えば、弾性体40は、スリーブカバー35に一体的に形成されていても構わない。また、弾性体40は、ブラシホルダ16に設けられていても構わない。さらに、電動ドリル以外の電動工具(例えば、インパクトドライバなど)に対しても適用可能である。
ブラシホルダ周辺を示す電動工具の要部縦断面図である。 図1のA−A断面図である。 図2のB部分を拡大した要部縦断面図である。
符号の説明
2 ハウジング
9 駆動モータ本体
11 整流子
15 ブラシ
16 ブラシホルダ
20 ファストンタブ端子
21 ファストンタブ
22 ファストンスリーブ
35 スリーブカバー
40 弾性体

Claims (2)

  1. 工具の駆動源となる駆動モータと、当該駆動モータと電気的に接続されるとともに一体的に回転する整流子に摺接して設けられるブラシを収容するブラシホルダと、前記ブラシと電気的に接続される接続端子と、を収容する第1のハウジングと第2のハウジングからなる二つ割構造のハウジングを有し、前記接続端子の一端側がブラシホルダの一端面に固定され、他端側が前記ブラシホルダの側面に配置され絶縁カバーが取付けられている電動工具において、
    前記第1のハウジングと第2のハウジングの結合により、前記ブラシホルダの側面と前記ハウジングの間で前記絶縁カバーを挟持する弾性体が前記ハウジングに取付けられていることを特徴とする電動工具。
  2. 前記弾性体は、前記接続端子を前記ブラシホルダ側に押圧することを特徴とする請求項に記載の電動工具。
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