JP2014020615A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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【課題】被加熱物を加熱可能な熱交換器を備えた貯湯式給湯機において、給湯端末への給湯温度の変動幅を抑制すること。
【解決手段】本発明の貯湯式給湯機は、貯湯タンク101の上部領域から導出されて熱交換器(追いだき熱交換器121)を通過した熱源水を加熱手段(HPU200)を経由させずに貯湯タンク101の上部領域に流入させる第1経路と、熱交換器を通過した熱源水を加熱手段を経由させずに貯湯タンク101の下部領域に流入させる第2経路と、熱交換器を通過した熱源水を加熱手段を経由させた上で貯湯タンク101の下部領域に流入させる第3経路とを切り替える流路切替手段(第一流路切替弁105、第二流路切替弁108)と、第1経路で熱源水を循環させる運転の実行中に第1経路から第2経路へ切り替える場合に第1経路から第3経路に切り替えた後に第2経路へ切り替えるように流路切替手段を制御する制御手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、貯湯式給湯機に関する。
上層側の湯と下層側の水と積層状態で貯留可能な貯湯タンク内に貯留した低温水を底部から流出させ、この低温水をヒートポンプ式加熱源等の加熱手段にて沸き上げて貯湯タンクの上部に戻す沸き上げ運転を行うことにより、貯湯タンク内に湯を貯える貯湯式給湯機において、被加熱物(例えば、浴槽に貯留された浴槽水)を加熱するための熱交換器を備え、貯湯タンクから取り出した湯を熱源水として上記熱交換器を経由させて貯湯タンクに戻す加熱動作を行うことにより、例えば浴槽の追いだき(保温あるいは昇温)を可能とする技術が知られている。特許文献1には、浴槽水を温めるために、貯湯タンク上部から湯を取り出し、追いだき熱交換器で浴槽水と熱交換し、熱交換後の湯水を貯湯タンクの複数の異なる高さ位置に戻すことができる貯湯式給湯機が開示されている。特許文献1の貯湯式給湯機では、上記追いだき熱交換器に供給する貯湯タンク上部の湯水の出湯経路は、1箇所であり、この出湯経路は、途中で分岐するが給湯口(給湯端末)への出湯経路とも同一である。
特開2009−68825号公報
従来の貯湯式給湯機では、貯湯タンクの上部と追いだき熱交換器への経路とが、給湯口(給湯端末)と連結しているため、浴槽加熱運転の開始・終了前後に、給湯口(給湯端末)で給湯を継続している場合、給湯口(給湯端末)からの湯水の出湯温度が変動し易い。また、浴槽加熱運転中に、ヒートポンプ配管の凍結予防運転を行う場合には、切替弁を用いて、ヒートポンプユニットに追いだき熱交換器通過後の湯水を循環させる経路とする。そのため、経路が長尺化することにより、圧力損失が増加し、浴槽加熱運転の循環流量が減少し、結果として、貯湯タンクの上部で追いだき熱交換器への経路と連結している給湯口(給湯端末)からの出湯温度も変動することになる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、被加熱物を加熱可能な熱交換器を備えた貯湯式給湯機において、給湯端末への給湯温度の変動幅を抑制することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、水を加熱して湯を生成可能な加熱手段と、上層側の湯と下層側の水とを積層状態で貯留可能な貯湯タンクと、被加熱物を熱源水と熱交換することにより加熱する熱交換器と、貯湯タンクの上部領域から取り出された湯を熱源水として熱交換器に送り、熱交換器を通過した熱源水を加熱手段を経由させずに貯湯タンクの上部領域に流入させる第1経路と、貯湯タンクの上部領域から取り出された湯を熱源水として熱交換器に送り、熱交換器を通過した熱源水を加熱手段を経由させずに貯湯タンクの下部領域に流入させる第2経路と、貯湯タンクの上部領域から取り出された湯を熱源水として熱交換器に送り、熱交換器を通過した熱源水を加熱手段を経由させた上で貯湯タンクの下部領域に流入させる第3経路とを選択的に形成可能な循環流路と、第1経路と、第2経路と、第3経路とを切り替える流路切替手段と、熱源水を循環させる熱源循環ポンプと、第1経路で熱源水を循環させる運転の実行中に第1経路から第2経路へ切り替える場合に、第1経路から第3経路に切り替えた後に第2経路へ切り替えるように流路切替手段を制御する制御手段とを備えたものである。
本発明によれば、被加熱物を加熱可能な熱交換器を備えた貯湯式給湯機において、給湯端末への給湯温度の変動幅を抑制することが可能となる。
本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機を示す構成図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機における第1経路を示す図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機における第2経路を示す図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機における第3経路を示す図である。 本発明の実施の形態2の貯湯式給湯機におけるSS制御時の第一流路切替弁の弁体のステップ位置の変化を示す図である。 本発明の実施の形態3の貯湯式給湯機におけるPSS制御時の熱源循環ポンプの回転数の変化を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機を示す構成図である。なお、図中において、温度センサや制御部102,201と各機能部品とを接続するリード線などは省略する。本実施形態の貯湯式給湯機は、貯湯ユニット100と、加熱手段としてのヒートポンプユニット(以下HPU)200とを有している。貯湯ユニット100は、配管103,131および電気配線(図示せず)を介してHPU200と接続されている。また、貯湯ユニット100は、配管145,146を介して浴槽300と接続されている。本実施形態の貯湯式給湯機は、HPU200にて沸き上げられた湯を貯湯ユニット100内の貯湯タンク101内に貯留可能であり、貯湯タンク101に貯留した湯を例えば台所や洗面所の蛇口、シャワー、浴槽300などの給湯端末に供給する給湯動作を実施可能になっている。貯湯タンク101内には、上層側の湯(高温水)と、下層側の水(低温水)とが密度差に温度成層を形成して積層状態で貯留可能である。
貯湯ユニット100内には、貯湯タンク101のほか、貯湯タンク101から供給される熱源水と浴槽300から循環する湯水(浴槽水)と熱交換することにより浴槽水を加熱可能な追いだき熱交換器121と、流路切替手段としての第一流路切替弁105、第二流路切替弁108および第三流路切替弁127と、熱源水等の湯水を循環させる熱源循環ポンプ129と、浴槽水を循環させる風呂循環ポンプ124と、貯湯タンク101の上部から供給される高温の湯と給水配管139,141から供給される低温水とを混合して温度調節する混合手段114(給湯混合弁115,風呂混合弁116)と、上述した弁類およびポンプ類の動作を制御する制御部102(制御手段)と、湯水(熱源水)の循環流路を形成するための後述の配管類とが更に内蔵されている。
HPU200は、詳細な図示を省略するが、空気の熱を吸収して水を加熱して湯とすることのできる冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)を搭載しており、湯水の出入り口となる流入口205および流出口206と、高温冷媒と湯水との熱交換を行う沸き上げ用熱交換器203と、流入口205と沸き上げ用熱交換器203とを接続する配管202と、流出口206と沸き上げ用熱交換器203とを接続する配管204と、冷凍サイクルを構成する図示しない圧縮機および膨張弁や、送風ファン等の動作を制御する制御部201とを有している。制御部201は、貯湯ユニット100内の制御部102と通信可能に接続されている。
浴槽300に設けられた浴槽アダプタ301には、配管145,146の一端がそれぞれ接続されている。配管145の他端は、貯湯ユニット100の風呂戻り口152に接続されている。配管146の他端は、貯湯ユニット100の風呂往き口153に接続されている。
貯湯タンク101の上部領域には、第1上部口101aと第2上部口101bとが設けられている。貯湯タンク101の下部領域には、第1下部口101cと第2下部口101dと入水口101eとが設けられている。
配管134は、貯湯タンク101の下部(第1下部口101c)と排水栓135とを接続している。配管137は、排水栓135と排水口149とを接続している。通常使用時には貯湯タンク101内は常に湯水で満水状態に維持されるが、非常時等に貯湯タンク101内の湯水を排水する必要のある場合には、排水栓135を開くことにより貯湯タンク101内の湯水を配管134、排水栓135、配管137を経由させて排水口149から排水することができる。
配管136は、排水栓135と、第三流路切替弁127のjポートとを接続している。配管128は、第三流路切替弁127のiポートと、熱源循環ポンプ129の吸入口とを接続している。配管130は、熱源循環ポンプ129の吐出口と、HP往き口148とを接続している。配管131は、HP往き口148と、HPU200の流入口205とを接続している。配管103は、HPU200の流出口206と、HP戻り口147とを接続している。配管104は、HP戻り口147と、第一流路切替弁105のdポートとを接続している。配管106の一端は第一流路切替弁105のaポートに接続され、他端側は配管107と配管111とに分岐している。配管107は、第二流路切替弁108のgポートに接続されている。配管111は、配管112と配管113とに分岐している。配管112は、貯湯タンク101の上部(第1上部口101a)に接続されている。配管109は、第二流路切替弁108のeポートと、貯湯タンク101の上部(第2上部口101b)とを接続している。配管110は、第二流路切替弁108のfポートと、追いだき熱交換器121の熱源水の入口とを接続している。配管126は、追いだき熱交換器121の熱源水の出口と、第三流路切替弁127のhポートとを接続している。配管132は、配管130の途中から分岐して第一流路切替弁105のbポートに接続されている。配管133は、第一流路切替弁105のcポートと、貯湯タンク101の下部(第2下部口101d)とを接続している。配管113は、給湯混合弁115,風呂混合弁116にそれぞれ接続されている。給水配管139は、給水口151と、減圧弁140の上流側とを接続している。給水配管141の一端は減圧弁140の下流側に接続され、他端は給湯混合弁115,風呂混合弁116にそれぞれ接続されている。給水配管138は、給水配管141の途中から分岐して貯湯タンク101の下部(入水口101e)に接続されている。給湯混合弁115は、配管142、給湯流量センサ143、配管144を経由して給湯口150に接続されている。風呂混合弁116は、風呂電磁弁117、風呂流量センサ118、配管119を経由して配管120の途中に接続されている。配管120は、風呂往き口153と、追いだき熱交換器121とを接続している。配管125は、風呂戻り口152と、追いだき熱交換器121とを接続している。配管125の途中には、風呂循環ポンプ124と、フロースイッチ123と、水位センサ122とが設置されている。
貯湯タンク101に湯水を貯留する沸き上げ運転は、貯湯タンク101の下部から導出された水が、配管134、排水栓135および配管136を経由し、第三流路切替弁127をポートj→iのように経由し、配管128、熱源循環ポンプ129、配管130および131を経由してHPU200の流入口205に流入し、HPU200の流出口206から流出した高温の湯が、配管103,104を経由し、第一流路切替弁105をポートd→aのように経由し、配管106,111,112を経由し、貯湯タンク101の上部から貯湯タンク101内に流入して貯留される運転である。
一方、貯湯タンク101に貯留した湯を台所や洗面所の蛇口やシャワー、浴槽300などの給湯端末に供給する出湯は、以下の経路をたどる。台所、洗面所の蛇口やシャワーに湯を供給する出湯経路は、高温の湯が、貯湯タンク101の上部から配管112,113を経由し、低温水が給水配管139、減圧弁140、給水配管141を経由し、給湯混合弁115で高温湯と低温水を混合し適温として、配管142、給湯流量センサ143、配管144を経由して供給される。浴槽300に湯を供給する出湯経路は、高温の湯が、貯湯タンク101の上部から配管112,113を経由し、低温水が給水配管139、減圧弁140、給水配管141を経由し、風呂混合弁116で高温湯と低温水を混合し適温として、風呂電磁弁117、風呂流量センサ118、配管119を経由した後、配管120および146を経由する流路と、追いだき熱交換器121、水位センサ122、フロースイッチ123、風呂循環ポンプ124、配管125および145を経由する流路とに分かれ、浴槽アダプタ301から浴槽300内に供給される。制御部102は、給湯混合弁115あるいは風呂混合弁116からの給湯温度が目標温度に一致するように、給湯混合弁115あるいは風呂混合弁116での混合比を制御する機能を有している。
また、浴槽300の湯水の温度を保温あるいは昇温させる浴槽加熱運転においては、浴槽300の湯水(浴槽水)は、温度低下した浴槽300の湯水が浴槽アダプタ301、配管145,125、風呂循環ポンプ124、フロースイッチ123、水位センサ122を経由して追いだき熱交換器121に送られ、追いだき熱交換器121で加熱されて昇温した湯が、配管120および146、浴槽アダプタ301を経由して再び浴槽300に戻り、浴槽300の湯水の温度を昇温させる。
本実施形態の貯湯式給湯機は、貯湯タンク101に貯留された高温湯を熱源水として用いて浴槽加熱運転を行う場合に、第一流路切替弁105および第二流路切替弁108の流路方向を切り替えることにより、図2に示す第1経路で熱源水を循環させる運転と、図3に示す第2経路で熱源水を循環させる運転と、図4に示す第3経路で熱源水を循環させる運転とを選択可能である。図2に示す第1経路による浴槽加熱運転では、貯湯タンク101の上部から取り出された高温湯(熱源水)は、配管109を経由し、第二流路切替弁108をポートe→fのように経由し、配管110を経由して追いだき熱交換器121に送られ、追いだき熱交換器121で浴槽水と熱交換し、温度低下した熱源水が、配管126を経由し、第三流路切替弁127をポートh→iのように経由し、配管128、熱源循環ポンプ129、配管130,132を経由し、第一流路切替弁105をポートb→aのように経由し、配管106,111,112を経由して貯湯タンク101の上部に流入する。
図3に示す第2経路による浴槽加熱運転では、貯湯タンク101の上部から取り出された高温湯(熱源水)は、配管112,111,107を経由し、第二流路切替弁108をポートg→fのように経由し、配管110を経由して追いだき熱交換器121に送られ、追いだき熱交換器121で浴槽水と熱交換し、温度が低下した熱源水が、配管126を経由し、第三流路切替弁127をポートh→iのように経由し、配管128、熱源循環ポンプ129、配管130,132を経由し、第一流路切替弁105をポートb→cのように経由し、配管133を経由して貯湯タンク101の下部に流入する。
本実施形態の貯湯式給湯機では、ある一定の条件、例えば、貯湯タンク101内の蓄熱量が当該家庭・環境で日常使用する熱量の半分以上ある場合などにおいては、図2に示す第1経路による浴槽加熱運転(以下、「上部戻し浴槽加熱運転」とも呼ぶ。)を行う。上部戻し浴槽加熱運転を実施する際は、配管内の一部に残っている可能性がある冷水が貯湯タンク101の上部に流入することを抑制するため、まず第2経路を形成して運転を開始し、その後第一流路切替弁105をポートb→cからb→aに切り替え、第二流路切替弁108をポートg→fからe→fに切り替えることにより、第1経路に切り替えることが望ましい。また、配管内の残水が冷えていない場合などには、最初から第1経路を形成して上部戻し浴槽加熱運転を開始しても良い。一方、上述したような一定の条件が満足されていない場合には、図3に示す第2経路による浴槽加熱運転を行う。
浴槽加熱運転の実行中に、貯湯式給湯機を保護するための保護動作の要求が発生することがある。そのような保護動作の一例として、冬場など外気温が低い場合に、貯湯ユニット100とHPU200とを接続する配管103,131等の凍結を予防するために配管内の水を循環させる配管凍結予防運転の要求が発生する。図4に示す第3経路による浴槽加熱運転は、配管凍結予防運転の機能を同時に兼ねることのできる浴槽加熱運転である。図4に示す第3経路による浴槽加熱運転では、貯湯タンク101の上部から取り出された高温湯(熱源水)は、配管112,111,107を経由し、第二流路切替弁108をポートg→fのように経由し、配管110を経由して追いだき熱交換器121に送られ、追いだき熱交換器121で浴槽水と熱交換し、温度が低下した熱源水が、配管126を経由し、第三流路切替弁127をポートh→iのように経由し、配管128、熱源循環ポンプ129、配管130,131を経由し、HPU200内の配管202、沸き上げ用熱交換器203および配管204を経由し、配管103,104を経由し、第一流路切替弁105のポートd→cのように経由し、配管133を経由して貯湯タンク101の下部に流入する。これにより、浴槽加熱運転を実行しつつ、配管凍結予防運転の機能を同時に発揮することができる。
第1経路での上部戻し浴槽加熱運転の実行中に、配管凍結予防運転の要求が発生した場合には、制御部102は、第二流路切替弁108をポートe→fからポートg→fに切り替え、さらに第一流路切替弁105をポートb→aからポートd→cに切り替えることにより、第3経路に切り替えて、浴槽加熱運転を続行する。これにより、浴槽加熱運転を継続しつつ、配管凍結予防運転の要求に対処することができる。その後、配管凍結予防運転の要求が解消した場合には、第3経路から第1経路に戻して上部戻し浴槽加熱運転に復帰するようにしても良いし、あるいは第3経路から第2経路に切り替えて第2経路での浴槽加熱運転に移行するようにしてもよい。第3経路から第1経路に戻して上部戻し浴槽加熱運転に復帰するようにした場合、追いだき熱交換器121を通過した熱源水の温度は、貯湯タンク101の上部に貯留された湯の温度よりは低いが、低温水よりは高いため、この熱源水を貯湯タンク101の上部に流入させることで、この熱源水の持つ熱量を給湯などに再利用することが可能となる。ただし、配管凍結予防運転の要求が発生して第3経路で浴槽加熱運転を行った場合、追いだき熱交換器121を通過した熱源水が配管131,103等を通ってこれらを温めることによって更に熱量(温度)が低くなるため、少なくとも配管凍結予防運転の要求が解消した直後は、第3経路から第2経路に切り替えて第2経路での浴槽加熱運転に移行することにより、そのような熱量の低下した熱源水を貯湯タンク101の上部に流入させず貯湯タンク101の下部に流入させることが望ましい。
本実施形態では、上記のような第3経路を可能とする配管経路構成とすることで、1台の熱源循環ポンプ129のみを用いて、浴槽加熱運転と配管凍結予防運転とを同時に行うことが可能となる。
第1経路での浴槽加熱運転と、給湯端末への給湯動作とが同時に実施された場合には、浴槽水と熱交換した後の中温の熱源水が配管111から配管113へ流れる。このため、この中温の熱源水と、貯湯タンク101の上部から取り出された高温湯とが配管113で合流して混合手段114に流入する。この状態で、第1経路から第2経路へ切り替えたとすると、浴槽水と熱交換した後の中温の熱源水が配管113へ流れなくなり、貯湯タンク101の上部から取り出された高温湯のみが配管113を通って混合手段114に流入する状態となるため、配管113から混合手段114に流入する湯の温度が変動する。これが原因となって、混合手段114から給湯端末への給湯温度が変動する。このような給湯端末への給湯温度の変動を抑制するため、制御部102は、第1経路での浴槽加熱運転の実行中に第2経路への切り替え要求が発生した場合には、第1経路から一旦第3経路へ切り替え、一時的に第3経路で熱源水を循環させた後、第2経路へ切り替える。このように、第1経路から第2経路へ切り替える際に、第3経路を経由することで、混合手段114から給湯端末への給湯温度の変動を、第3経路を経由しない場合と比較して、例えば2〜3度以上軽減することができる。
実施の形態2.
次に、図5を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。本実施の形態2の貯湯式給湯機のハードウェア構成は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
第1経路での浴槽加熱運転の実行中に第1経路から第3経路へ切り替える際、第一流路切替弁105は、ポートb→aからd→cに切り替えられる。このとき、給湯端末への給湯動作が実施されていると、浴槽水と熱交換した後の中温の熱源水が配管113へ流れなくなることにより配管113から混合手段114に流入する湯の温度が急上昇するため、混合手段114による温度調節の追従遅れが生じ、混合手段114から給湯端末へ供給される湯の温度が一時的に目標温度より高温(例えば5度以上程度高い温度)となる現象が発生する。本実施形態では、このような現象を回避するため、制御部102は、第1経路での浴槽加熱運転の実行中に第1経路から第3経路への切り替え要求が発生した場合に、第一流路切替弁105の弁体が、第1経路に対応するポートb→aの位置から、第3経路に対応するポートd→cの位置まで、移動(微動作)と一時停止とを繰り返しながら変位するように第一流路切替弁105を制御する。以下、このような制御を「SS制御(Slow Step制御)」と称する。
図5は、SS制御時の第一流路切替弁105の弁体のステップ位置の変化を示す図である。図5に示すように、SS制御では、第一流路切替弁105の弁体を、微動作(例えば、20ステップ程度)させ、一定時間(例えば10秒)、若しくは給湯端末への給湯温度が安定するまでの時間、一時停止させた後、再度微動作(例えば20ステップ程度)させる、という制御を繰り返す。これにより、第一流路切替弁105の弁体が、第1経路に対応するポートb→aの位置から、第3経路に対応するポートd→cの位置まで徐々に移動するので、配管113から混合手段114に流入する湯の温度の急変が防止され、配管113から混合手段114に流入する湯の温度が徐々に上昇する。このため、混合手段114による温度調節が確実に追従することができ、混合手段114から給湯端末への給湯温度の変動を確実に低減(例えば2度以内程度)にすることができる。
実施の形態3.
次に、図6を参照して、本発明の実施の形態3について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。本実施の形態2の貯湯式給湯機のハードウェア構成は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
本実施形態では、制御部102は、第1経路または第2経路での浴槽加熱運転を終了して熱源循環ポンプ129を停止する際に、給湯端末への給湯動作が実施中である場合には、給湯端末への給湯動作が実施中でない場合と比べて、熱源循環ポンプ129が完全に停止するまでの時間が長くなるように熱源循環ポンプ129を制御する。以下、このような制御を「PSS制御(Pump Slow Stop制御)」と称する。
図6は、PSS制御時の熱源循環ポンプ129の回転数の変化を示す図である。図6に示すように、第1経路または第2経路での浴槽加熱運転を終了して熱源循環ポンプ129を停止する際に、給湯端末への給湯動作が実施中でない場合には、熱源循環ポンプ129を即座に停止する。この場合、熱源循環ポンプ129の回転数は、例えば2〜3秒以内に0まで低下し、完全停止状態となる。これに対し、給湯端末への給湯動作が実施中である場合には、熱源循環ポンプ129の回転数が、給湯端末への給湯動作が実施中でない場合よりも長時間(例えば5倍程度、若しくは10秒以上)かけて、0まで徐々に低下するように、熱源循環ポンプ129を制御する。
第1経路または第2経路での浴槽加熱運転と、給湯端末への給湯動作とが同時に実施中である場合において、浴槽加熱運転を終了して熱源循環ポンプ129を停止する際に、熱源循環ポンプ129を即座に停止させる動作を行うと、混合手段114から給湯端末への給湯温度が例えば数度程度変動することがあるが、上述したPSS制御を行うことにより、そのような給湯温度の変動を解消または抑制(例えば変動幅を2度以内など)することができる。
また、第1経路または第2経路での浴槽加熱運転浴槽加熱運転を終了して、第一流路切替弁105あるいは第二流路切替弁108の弁体を待機位置に戻す場合に、給湯端末への給湯動作が実施中である場合には、第一流路切替弁105あるいは第二流路切替弁108の弁体を即座に待機位置に戻すのではなく、給湯端末への給湯動作が実施中でない場合と比べて長い時間をかけて待機位置に戻すように制御しても良い。これにより、給湯端末への給湯温度の変動を更に抑制することができる。
なお、以上説明した各実施の形態では、浴槽水を加熱する追いだき熱交換器121を備えた貯湯式給湯機を例に説明したが、本発明は、浴槽水以外の被加熱物(例えば、暖房用循環水など)を加熱するための熱交換器を備えた貯湯式給湯機にも同様に適用可能である。
100 貯湯ユニット、101 貯湯タンク、101a 第1上部口、
101b 第2上部口、101c 第1下部口、101d 第2下部口、
101e 入水口、102,201 制御部、
103,104,106,107,109,110,111,112,113,119,120,125,126,128,130,131,132,133,134,136,137,142,144,145,146,202,204 配管、
105 第一流路切替弁、108 第二流路切替弁、114 混合手段、
115 給湯混合弁、116 風呂混合弁、117 風呂電磁弁、
118 風呂流量センサ、121 追いだき熱交換器、122 水位センサ、
123 フロースイッチ、124 風呂循環ポンプ、127 第三流路切替弁、
129 熱源循環ポンプ、135 排水栓、138,139,141 給水配管、
140 減圧弁、143 給湯流量センサ、147 HP戻り口、
148 HP往き口、149 排水口、150 給湯口、151 給水口、
152 風呂戻り口、153 風呂往き口、200 ヒートポンプユニット(HPU)、
203 沸き上げ用熱交換器、205 流入口、206 流出口、300 浴槽、
301 浴槽アダプタ

Claims (6)

  1. 水を加熱して湯を生成可能な加熱手段と、
    上層側の湯と下層側の水とを積層状態で貯留可能な貯湯タンクと、
    被加熱物を熱源水と熱交換することにより加熱する熱交換器と、
    前記貯湯タンクの上部領域から取り出された湯を前記熱源水として前記熱交換器に送り、前記熱交換器を通過した前記熱源水を前記加熱手段を経由させずに前記貯湯タンクの上部領域に流入させる第1経路と、前記貯湯タンクの上部領域から取り出された湯を前記熱源水として前記熱交換器に送り、前記熱交換器を通過した前記熱源水を前記加熱手段を経由させずに前記貯湯タンクの下部領域に流入させる第2経路と、前記貯湯タンクの上部領域から取り出された湯を前記熱源水として前記熱交換器に送り、前記熱交換器を通過した前記熱源水を前記加熱手段を経由させた上で前記貯湯タンクの下部領域に流入させる第3経路とを選択的に形成可能な循環流路と、
    前記第1経路と、前記第2経路と、前記第3経路とを切り替える流路切替手段と、
    前記熱源水を循環させる熱源循環ポンプと、
    前記第1経路で前記熱源水を循環させる運転の実行中に前記第1経路から前記第2経路へ切り替える場合に、前記第1経路から前記第3経路に切り替えた後に前記第2経路へ切り替えるように前記流路切替手段を制御する制御手段と、
    を備える貯湯式給湯機。
  2. 前記制御手段は、前記第1経路で前記熱源水を循環させる運転の実行中に、配管の凍結を予防する凍結予防運転の要求があった場合に、前記第1経路から前記第3経路に切り替えた後に前記第2経路へ切り替えるように前記流路切替手段を制御する請求項1記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記流路切替手段は、第一流路切替弁、第二流路切替弁および第三流路切替弁を含み、
    前記第1経路は、前記貯湯タンクの上部領域から前記第二流路切替弁を経由して前記熱交換器に至り、前記熱交換器から前記第三流路切替弁、前記熱源循環ポンプおよび前記第一流路切替弁を順次経由して前記貯湯タンクの上部領域に至る経路であり、
    前記第2経路は、前記貯湯タンクの上部領域から前記第二流路切替弁を経由して前記熱交換器に至り、前記熱交換器から前記第三流路切替弁、前記熱源循環ポンプおよび前記第一流路切替弁を順次経由して前記貯湯タンクの下部領域に至る経路であり、
    前記第3経路は、前記貯湯タンクの上部領域から前記第二流路切替弁を経由して前記熱交換器に至り、前記熱交換器から前記第三流路切替弁、前記熱源循環ポンプ、前記加熱手段および前記第一流路切替弁を順次経由して前記貯湯タンクの下部領域に至る経路である請求項1または2記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記流路切替手段は、前記熱交換器を通過した前記熱源水の流路を、前記貯湯タンクの上部領域に通じる流路と、前記貯湯タンクの下部領域に通じる流路とに切り替える流路切替弁を含み、
    前記制御手段は、前記第1経路から前記第3経路に切り替える際に、前記流路切替弁の弁体が移動と一時停止とを繰り返しながら前記第1経路のときの位置から前記第3経路のときの位置へ変位するように前記流路切替弁を制御する請求項1乃至3の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記貯湯タンクの上部領域から取り出された湯を給湯端末へ供給する給湯動作を実施可能であり、
    前記第1経路または前記第2経路で前記熱源水を循環させる運転を終了するときに前記熱源循環ポンプを停止させる際に、前記給湯動作が実施中である場合には、前記給湯動作が実施中でない場合と比べて、前記熱源循環ポンプが完全に停止するまでの時間が長くなるように前記熱源循環ポンプを制御するポンプ制御手段を備える請求項1乃至4の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記熱交換器は、浴槽に貯留された浴槽水を前記被加熱物として加熱するものである請求項1乃至5の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
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