JP2014020509A - シール装置、軸流タービン、および発電プラント - Google Patents

シール装置、軸流タービン、および発電プラント Download PDF

Info

Publication number
JP2014020509A
JP2014020509A JP2012161746A JP2012161746A JP2014020509A JP 2014020509 A JP2014020509 A JP 2014020509A JP 2012161746 A JP2012161746 A JP 2012161746A JP 2012161746 A JP2012161746 A JP 2012161746A JP 2014020509 A JP2014020509 A JP 2014020509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral surface
inner peripheral
sealing device
rotor
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012161746A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiko Tsukuda
知 彦 佃
Yuki Mimura
村 勇 樹 見
Akihiro Onoda
昭 博 小野田
Naoki Shibukawa
川 直 紀 渋
Iwataro Sato
藤 岩太郎 佐
Kazutaka Tsuruta
田 和 孝 鶴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012161746A priority Critical patent/JP2014020509A/ja
Priority to CN201310246488.1A priority patent/CN103573298B/zh
Priority to US13/944,201 priority patent/US20140020403A1/en
Priority to EP13177025.7A priority patent/EP2687683A2/en
Publication of JP2014020509A publication Critical patent/JP2014020509A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/02Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/001Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between stator blade and rotor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/08Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/22Blade-to-blade connections, e.g. for damping vibrations
    • F01D5/225Blade-to-blade connections, e.g. for damping vibrations by shrouding
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/20Three-dimensional
    • F05D2250/28Three-dimensional patterned
    • F05D2250/283Three-dimensional patterned honeycomb
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/30Arrangement of components
    • F05D2250/38Arrangement of components angled, e.g. sweep angle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2260/00Function
    • F05D2260/96Preventing, counteracting or reducing vibration or noise
    • F05D2260/963Preventing, counteracting or reducing vibration or noise by Helmholtz resonators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】複数の穴を有する開口部材により不安定流体力を低減しつつ、開口部材の穴の損傷を抑制することが可能なシール装置、軸流タービン、および発電プラントを提供する。
【解決手段】一の実施形態によるシール装置は、回転体の外周面と静止体の内周面との間の間隙において、前記回転体の軸方向に隣り合うように、前記静止体の内周面または前記回転体の外周面に設けられた複数のシールフィンを備える。さらに、前記装置は、前記静止体の内周面において、前記軸方向に隣り合う前記シールフィン同士の間の位置に設けられ、前記静止体の内周面側に開口した複数の穴を有する開口部材を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、シール装置、軸流タービン、および発電プラントに関する。
軸流タービンは、作動流体を密閉するためのケーシング内にロータを有しており、ロータの外周面側とケーシングの内周面側に、それぞれ動翼と静翼を有している。また、ロータの外周面と静翼の内周面との間の間隙や、ケーシングの内周面と動翼の外周面との間の間隙には、作動流体を密封するためのシール装置が設けられている。大型の発電プラントなどで利用されるターボ機械では、シール装置としてラビリンスシール装置を使用することが一般的である。
特開平11−13404号公報
シール装置では、シールの漏れ流速が周方向成分を持った状態でロータが径方向に変位すると、シール内の周方向圧力分布に不平衡が生じ、ロータを不安定化させる流体力(以下「不安定流体力」と呼ぶ)が発生する。不安定流体力は、最悪の場合、ロータの不安定振動を引き起こす。特に、ロータが高速回転する場合や、シール装置の入口と出口との差圧が大きい場合には、不安定流体力はより大きなものとなる。
ラビリンスシール装置の代わりに、ケーシングや静翼の内周面側にハニカム材を有するハニカムシール装置を使用する場合には、ラビリンスシール装置と比べて不安定流体力の減衰効果が大きいため、ロータの不安定振動を安定化できることが知られている。しかしながら、ハニカムシール装置では、軸方向の大きな圧力降下により、ハニカム材のハニカム穴が損傷を受ける可能性がある。特に、軸流タービンが、高圧の作動流体で駆動される蒸気タービンやCOタービンである場合には、ハニカム穴がより損傷しやすい。
そこで、本発明は、複数の穴を有する開口部材により不安定流体力を低減しつつ、開口部材の穴の損傷を抑制することが可能なシール装置、軸流タービン、および発電プラントを提供することを課題とする。
一の実施形態によるシール装置は、回転体の外周面と静止体の内周面との間の間隙において、前記回転体の軸方向に隣り合うように、前記静止体の内周面または前記回転体の外周面に設けられた複数のシールフィンを備える。さらに、前記装置は、前記静止体の内周面において、前記軸方向に隣り合う前記シールフィン同士の間の位置に設けられ、前記静止体の内周面側に開口した複数の穴を有する開口部材を備える。
第1実施形態のシール装置の構造を示す断面図および矢視図である。 第2実施形態のシール装置の構造を示す断面図および矢視図である。 第3実施形態のシール装置の構造を示す断面図および矢視図である。 第4実施形態のシール装置の構造を示す断面図および矢視図である。 第5実施形態のシール装置の構造を示す断面図である。 第6実施形態のシール装置の構造を示す断面図である。 第7実施形態のシール装置の構造を示す断面図である。 第8実施形態のシール装置の構造を示す断面図である。 第9実施形態のシール装置の構造を示す断面図および矢視図である。 第10実施形態のシール装置の構造を示す断面図である。 第11実施形態のシール装置の構造を示す断面図である。 第12実施形態のCOタービンの構造を示す断面図である。 第13実施形態の火力発電システムの構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のシール装置の構造を示す断面図および矢視図である。
図1は、一例として、軸流タービン内に設けられたシール装置を示している。この軸流タービンの例としては、蒸気タービンやCOタービンが挙げられる。図1(a)は、シール装置の構造を示す子午断面図である。また、図1(b)は、図1(a)のA方向からシール装置を見た矢視図である。また、図1(c)は、図1(a)のB−B線に沿った断面図である。
図1は、シール装置の構成要素として、ロータ1と、静翼2と、静翼内輪3と、複数のシールフィン4と、複数のハニカム材5とを示している。
ロータ1は、回転エネルギーを発電機に伝達するための回転軸である。図1には、ロータ1の軸方向に平行なX方向と、ロータ1の軸方向に垂直なY方向およびZ方向が示されている。ロータ1の外周面側には、不図示の動翼が取り付けられている。ロータ1は、本開示の回転体の例である。
静翼2は、不図示のケーシングの内周面側に取り付けられている。静翼2の内周面側には、静翼2と一体または別体で形成された静翼内輪3が設けられている。静翼2と静翼内輪3は、本開示の静止体の例である。
図1のシール装置は、ロータ1の外周面と静翼内輪3の内周面との間の間隙に設けられている。なお、ケーシングの内周面と動翼のシュラウドカバーの外周面との間の間隙などに設けられたシール装置については、後述する。
シールフィン4は、作動流体を密封するための部材であり、ロータ1と静翼内輪3との間の間隙において、静翼内輪3の内周面に設けられている。シールフィン4は、ロータ1の外周面に沿ってロータ1の周方向に延びており、ロータ1の軸方向に互いに隣り合うように配置されている。また、各シールフィン4の径方向の長さは、ロータ1との間に微小な間隙を有するように設定されている。このようなシールフィン4により、シール装置の上流側から下流側への作動流体の漏れが低減される。シールフィン4は、静翼内輪3と一体または別体で形成されている。
ハニカム材5は、静翼内輪3の内周面に取り付けられており、静翼内輪3の内周面側に開口した多数のハニカム穴5aを有している。ハニカム穴5aは、六角柱状の形状を有する行き止まりの穴である。ハニカム穴5aの底面を形成する部材は、ハニカム材5でも静翼内輪3でもよい。本実施形態のハニカム材5は、規則的に配置された多数のハニカム穴5aを有しており、具体的には、周方向に一列に並んだハニカム穴5aの列を複数列有している。ハニカム材5とハニカム穴5aはそれぞれ、本開示の開口部材と複数の穴の例である。
本実施形態のシール装置は、シールフィン4を複数本備えているだけでなく、ハニカム材5も複数個備えている。そして、各ハニカム材5は、静翼内輪3の内周面において、軸方向に隣り合うシールフィン4同士の間の位置に配置されている。また、ハニカム材5の内周面とロータ1の外周面との距離は、シールフィン4の先端とロータ1の外周面との距離よりも長く設定されている。
以下、第1実施形態の効果について説明する。
一般に、シール装置では、シールフィン4とその対向面との間の微小間隙を流体が通過するときに圧力降下が発生し、シールフィン4の上流側と下流側に圧力差が生じる。そのため、この対向面にハニカム材5を設置すると、シールフィン4の下流側のハニカム穴5a内の圧力が、シールフィン4の上流側のハニカム穴5a内の圧力よりも低くなり、ハニカム穴5aが軸方向に力を受けることになる。その結果、ハニカム穴5aが損傷を受ける可能性がある。特に、作動流体の圧力差が大きいタービン段落に設置されたシール装置では、シールフィン4の上流側と下流側の圧力差も大きくなり、ハニカム穴5aが損傷を受けるリスクが高くなる。
これに対し、本実施形態では、ハニカム材5をシールフィン4の対向面には設置せず、シールフィン4と同じ静翼内輪3の内周面側において、軸方向に隣り合うシールフィン4同士の間の位置に設置している。シールフィン4の上流側と下流側の圧力差が大きいのに対し、軸方向に隣り合うシールフィン4同士の間の領域ではほとんど圧力差がない。よって、本実施形態によれば、ハニカム穴5aが軸方向に過大な力を受ける可能性を低減することができ、ハニカム穴5aが損傷を受けるリスクを減らすことができる。
また、本実施形態によれば、隣り合うシールフィン4に囲まれた領域にハニカム材5を設置することで、ハニカム材5によるダンパー効果により周方向圧力分布の不平衡を緩和することができる。よって、本実施形態によれば、ロータ1を不安定化させる不安定流体力を低減することができる。
また、本実施形態によれば、行き止まりのハニカム穴5aが流体の周方向流速に対して抵抗として働くため、流体の周方向圧力分布の不平衡の発生源であるキャビティ内の旋回流速を低減することができる。よって、本実施形態によれば、ロータ1を不安定化させる不安定流体力をさらに低減することができる。
以上のように、本実施形態では、ロータ1の軸方向に隣り合うシールフィン4同士の間の位置にハニカム材5を設置する。よって、本実施形態によれば、ハニカム材5により不安定流体力を低減しつつ、ハニカム穴5aの損傷を抑制することが可能となる。
(第2実施形態)
図2は、第2実施形態のシール装置の構造を示す断面図および矢視図である。
図2(a)〜図2(c)はそれぞれ、図1(a)〜図1(c)に対応する子午断面図、A方向矢視図、B−B線断面図である。
本実施形態では、シールフィン4は、静翼内輪3の内周面ではなく、ロータ1の外周面に設けられている。シールフィン4は、ロータ1と一体で形成されていても、ロータ1と別体で形成されていてもよい。
また、本実施形態では、静翼内輪3の内周面が、ハニカム材5の内周面である第1の面S1と、軸方向に隣り合うハニカム材5同士の間、最上流のハニカム材5の上流側、または最下流のハニカム材5の下流側に位置する第2の面S2とを有している。第1の面S1が、多数のハニカム穴5aを有する中空構造であるのに対し、第2の面S2は、このような穴のない中実構造となっている。
また、本実施形態では、シールフィン4は、ロータ1の外周面において、第2の面S2に対向する位置に設けられている。その結果、各ハニカム材5は、静翼内輪3の内周面において、軸方向に隣り合うシールフィン4同士の間の位置に配置されている。
以下、第2実施形態の効果について説明する。
以上のように、本実施形態では、第1実施形態と同様に、ロータ1の軸方向に隣り合うシールフィン4同士の間の位置にハニカム材5を設置する。よって、本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、ハニカム材5により不安定流体力を低減しつつ、ハニカム穴5aの損傷を抑制することが可能となる。
また、本実施形態では、シールフィン4をロータ1側に設けることで、例えば、第2の面S2に快削材層(不図示)を形成することが可能となる。これにより、シールフィン4と静翼内輪3との間の微小間隙を小さくし、シール漏洩流量を低減することが可能となる。
また、本実施形態では、ロータ1の回転時に万が一、シールフィン4が第2の面S2に接触した際に、ロータ1の表面積が大きいことから、ロータ1から熱が逃げやすい。これにより、ロータ1の熱変形による不安定振動等のリスクを回避することが可能となる。
なお、本実施形態では、例えばタービン運転中にロータ1の熱伸びによって、ロータ1の位置が軸方向にずれることがある。そのため、第2の面S2の軸方向の幅が狭いと、ロータ1の位置が軸方向にずれた際に、シールフィン4の位置が、第2の面S2に対向する位置から、第1の面S1に対向する位置にずれるおそれがある。そこで、本実施形態では、第2の面S2の軸方向の幅は、ロータ1の位置がずれてもシールフィン4が第2の面S2に対向し続けるように、余裕のある幅に設定することが望ましい。
(第3実施形態)
図3は、第3実施形態のシール装置の構造を示す断面図および矢視図である。
図3(a)と図3(b)はそれぞれ、図1(a)と図1(b)に対応する子午断面図、A方向矢視図である。
本実施形態では、第1実施形態と同様に、シールフィン4が、静翼内輪3の内周面に設けられており、ハニカム材5が、静翼内輪3の内周面において、軸方向に隣り合うシールフィン4同士の間の位置に配置されている(図3(a))。ただし、本実施形態のハニカム材5は、図3(b)に示すように、ロータ1の周方向に複数の部材5b、5cに分割されており、周方向に隣り合う部材5b、5c同士の間に補強部材6を有している。
以下、第3実施形態の効果について説明する。
各シールフィン4の上流側面S3と下流側面S4との間には圧力差があるため、各シールフィン4は、ハニカム材5の外周面の高さから内周面の高さの範囲内で、上流側面S3から下流側面S4に向かう力を受ける。そこで、本実施形態では、周方向に隣り合う部材5b、5c同士の間に、シールフィン4の側面に接するように、シールフィン4を軸方向に補強するための補強部材6を設置している。よって、本実施形態では、上流側面S3から下流側面S4に向かう力を補強部材6が受けることにより、シールフィン4の変形や破損を抑制し、シールフィン4の信頼性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態では、各ハニカム材5を周方向に分割する分割数は、いくつであってもよい。例えば、各ハニカム材5を周方向に4個の部材に分割する場合には、これらの部材同士の間に4個の補強部材6が設置される。また、補強部材6の向きや形状は、図3(b)に示すものに限定されず、例えば、補強部材6の向きをX方向に非平行な向きにしてもよいし、補強部材6の形状を棒状以外の形状としてもよい。また、各補強部材6は、両側のシールフィン4に接していてもよいし、片側のシールフィン4のみに接していてもよい。
(第4実施形態)
図4は、第4実施形態のシール装置の構造を示す断面図および矢視図である。
図4(a)と図4(b)はそれぞれ、図2(a)と図2(b)に対応する子午断面図、A方向矢視図である。
本実施形態では、第2実施形態と同様に、シールフィン4が、ロータ1の外周面に設けられており、ハニカム材5が、静翼内輪3の外周面において、軸方向に隣り合うシールフィン4同士の間の位置に配置されている(図4(a))。ただし、本実施形態のハニカム材5は、図4(b)に示すように、ロータ1の周方向に複数の部材5b、5cに分割されており、周方向に隣り合う部材5b、5c同士の間に補強部材6を有している。これは、第3実施形態と同様である。
以下、第4実施形態の効果について説明する。
軸方向に隣り合うハニカム材5間の壁の上流側面S5と下流側面S6との間には圧力差があるため、各壁は、ハニカム材5の外周面の高さから内周面の高さの範囲内で、上流側面S5から下流側面S6に向かう力を受ける。そこで、本実施形態では、周方向に隣り合う部材5b、5c同士の間に、上記壁の側面に接するように、上記壁を軸方向に補強するための補強部材6を設置している。よって、本実施形態では、上流側面S5から下流側面S6に向かう力を補強部材6が受けることにより、上記壁の変形や破損を抑制し、ハニカム材5の信頼性を向上させることが可能となる。
(第5実施形態)
図5は、第5実施形態のシール装置の構造を示す断面図である。
図5(a)と図5(b)はそれぞれ、図1(a)と図1(c)に対応する子午断面図、B−B線断面図である。
図5(b)の矢印Cは、ロータ1の回転方向を示す。また、矢印Dは、静翼内輪3の内周面における内向きの法線方向を示す。また、矢印Eは、ハニカム穴5aの底部から開口部に向かう方向を示す。
本実施形態では、ハニカム穴5aの底部から開口部に向かう方向Eが、同じ位置の法線方向Dに対し、ロータ1の回転方向Cの逆方向側に傾いている。これにより、ハニカム穴5aの底部から開口部に向かう方向Eが法線方向Dと同一である場合に比べて、ハニカム穴5aが流体の周方向流速に与える抵抗が大きくなる。よって、本実施形態によれば、旋回流速をより小さくし、不安定流体力をさらに低減することが可能となる。
(第6実施形態)
図6は、第6実施形態のシール装置の構造を示す断面図である。
図6(a)と図6(b)はそれぞれ、図1(a)と図1(c)に対応する子午断面図、B−B線断面図である。
本実施形態のハニカム材5は、図6(b)に示すように、ロータ1の周方向に沿って、内周面の高さの異なる第1領域5dと第2領域5eとを交互に含んでいる。その結果、本実施形態のハニカム材5は、ロータ1の周方向において、第1領域5dと第2領域5eとの間に段差7を有している。本実施形態によれば、段差7が流体の周方向流速に対する抵抗として働くため、旋回流速をより小さくし、不安定流体力をさらに低減することが可能となる。
なお、段差7は例えば、静翼内輪3のセグメント同士の境界に設けてもよい。この場合には、個々のセグメントは、第1領域5dと第2領域5eのいずれか一方を有することとなる。また、ハニカム材5は、内周面の高さの異なる3種類以上の領域を含むことで段差7を有していてもよい。
(第7実施形態)
図7は、第7実施形態のシール装置の構造を示す断面図である。図7は、図1(a)に対応する子午断面図である。
本実施形態では、ハニカム材5の内周面に、ロータ1の周方向に延びるスリット8が設けられている。本実施形態によれば、スリット8が流体の周方向流速に対する抵抗として働くため、旋回流速をより小さくし、不安定流体力をさらに低減することが可能となる。
なお、スリット8は、ハニカム材5の内周面において、周方向の全周分の区間(即ち360度分の区間)に設けてもよいし、周方向の一部の区間のみに設けてもよい。また、スリット8は、ハニカム材5を貫通しなくても貫通してもよいが、ハニカム材5の設置面積をなるべく広くするという観点からは、貫通しない方が望ましい。
(第8実施形態)
図8は、第8実施形態のシール装置の構造を示す断面図である。図8は、図1(a)に対応する子午断面図である。
図8のシール装置は、図1に示す構成要素に加えて、上流側ハニカム材9と、下流側ハニカム材10とを備えている。上流側ハニカム材9は、静翼内輪3の内周面において、最上流のシールフィン4の上流側の位置に設けられており、静翼内輪3の内周面側に開口した多数のハニカム穴9aを有している。また、下流側ハニカム材10は、静翼内輪3の内周面において、最下流のシールフィン4の下流側の位置に設けられており、静翼内輪3の内周面側に開口した多数のハニカム穴10aを有している。上流側ハニカム材9と下流側ハニカム材10は、本開示の外側開口部材の例である。
本実施形態によれば、静翼内輪3の内周面に、ハニカム材5に加えて上流側ハニカム材9と下流側ハニカム材10を設けることで、ダンパー効果をさらに高めることができ、不安定流体力の発生をさらに低減をすることができる。なお、本実施形態のシール装置は、上流側ハニカム材9と下流側ハニカム材10のいずれか一方のみを備えていてもよい。
(第9実施形態)
図9は、第9実施形態のシール装置の構造を示す断面図および矢視図である。
図9(a)と図9(b)はそれぞれ、図1(a)と図1(b)に対応する子午断面図、A方向矢視図である。
本実施形態では、ハニカム材5が開口部材11に置き換えられている。各開口部材11は、静翼内輪3の内周面において、軸方向に隣り合うシールフィン4同士の間の位置に設けられており、静翼内輪3の内周面側に開口した多数の穴11aを有している。穴11aは、円柱状の形状を有する行き止まりの穴である。
本実施形態によれば、軸方向に隣り合うシールフィン4同士の間の位置に開口部材11を設置することで、第1〜第8実施形態と同様に、開口部材11により不安定流体力を低減しつつ、穴11aの損傷を抑制することが可能となる。なお、穴11aの形状は、円柱状以外の形状(例えば四角柱状)であってもよい。
(第10実施形態)
図10は、第10実施形態のシール装置の構造を示す断面図である。図10は、図1(a)に対応する子午断面図である。図10は、一例として、軸流タービン内に設けられたシール装置を示している。
図10は、シール装置の構成要素として、ケーシング12と、動翼13と、シュラウドカバー14と、複数のシールフィン4と、複数のハニカム材5とを示している。
ケーシング12は、作動流体を密閉するための筐体である。上述のロータ1は、このケーシング12内に設けられている。ケーシング12は、本開示の静止体の例である。
動翼13は、上述のロータ1の外周面側に取り付けられている。動翼13の外周面側には、動翼13と一体または別体で形成されたシュラウドカバー14が設けられている。動翼13とシュラウドカバー14は、本開示の回転体の例である。
図10のシール装置は、ケーシング12の内周面とシュラウドカバー14の外周面との間の間隙に設けられている。
シールフィン4は、ケーシング12とシュラウドカバー14との間の間隙において、ケーシング12の内周面に設けられている。シールフィン4は、シュラウドカバー14の外周面に沿って周方向に延びており、軸方向に互いに隣り合うように配置されている。シールフィン4は、ケーシング12と一体または別体で形成されている。
ハニカム材5は、ケーシング12の内周面に取り付けられている。具体的には、各ハニカム材5が、ケーシング12の内周面において、軸方向に隣り合うシールフィン4同士の間の位置に配置されている。
本実施形態によれば、軸方向に隣り合うシールフィン4同士の間の位置にハニカム材5を設置することで、第1実施形態等と同様に、ハニカム材5により不安定流体力を低減しつつ、ハニカム穴5aの損傷を抑制することが可能となる。
(第11実施形態)
図11は、第11実施形態のシール装置の構造を示す断面図である。図11は、図1(a)に対応する子午断面図である。
本実施形態では、シールフィン4は、ケーシング12の内周面ではなく、シュラウドカバー14の外周面に設けられている。シールフィン4は、シュラウドカバー14と一体で形成されていても、シュラウドカバー14と別体で形成されていてもよい。
また、本実施形態では、ケーシング12の内周面が、ハニカム材5の内周面である第1の面S1と、軸方向に隣り合うハニカム材5同士の間、最上流のハニカム材5の上流側、または最下流のハニカム材5の下流側に位置する第2の面S2とを有している。第1の面S1が、多数のハニカム穴5aを有する中空構造であるのに対し、第2の面S2は、このような穴のない中実構造となっている。
また、本実施形態では、シールフィン4は、シュラウドカバー14の外周面において、第2の面S2に対向する位置に設けられている。その結果、各ハニカム材5は、ケーシング12の内周面において、軸方向に隣り合うシールフィン4同士の間の位置に配置されている。
本実施形態によれば、軸方向に隣り合うシールフィン4同士の間の位置にハニカム材5を設置することで、第2実施形態等と同様に、ハニカム材5により不安定流体力を低減しつつ、ハニカム穴5aの損傷を抑制することが可能となる。
なお、第1〜第11実施形態のシール装置は、ロータ1の外周面と静翼内輪3の内周面との間の間隙や、ケーシング12の内周面とシュラウドカバー14の外周面との間の間隙以外の場所に設置してもよい。シール装置は例えば、軸流タービンのグランドパッキンに設置してもよい。
(第12実施形態)
図12は、第12実施形態のCOタービン101の構造を示す断面図である。図12のCOタービン101は、本開示の軸流タービンの例である。
タービンロータ103から径方向外側に、環状に一定間隔で動翼105が配設されている。これら動翼105は、軸方向にも所定間隔で配設され、軸方向に隣接する動翼105の間には、静翼106が配設されている。静翼106は、環状に一定間隔で配設されている。動翼105の基部はタービンロータ103の外周面に植設されている。
図12では、動翼105と静翼106を軸方向に交互に5個ずつ配設した5段構成の例を示しているが、動翼105と静翼106の段数に特に制限はない。
図12のCOタービン101は、超臨界状態のCO(二酸化炭素)を作動流体として用いてタービンロータ103を駆動するとともに、COタービン101から排気されたCOを循環させてCOタービン101内に注入し、各部の冷却に用いている。
COは31℃、7.4MPaに臨界点があり、図12のCOタービン101は、この臨界点よりも高温かつ高圧でCOを使用することを前提としている。
図12のCOタービン101の上流側には、スリーブ管107が設けられており、このスリーブ管107から超臨界状態のCOガスが作動流体としてタービン内に注入される。注入されたCOガスは、軸方向に沿って、上流側から下流側に流れ、不図示の排気管から排気される。
タービンロータ103は、動翼105に流体が衝突した力を利用して回転駆動するものであり、動翼105の外周面と対向する内側ケーシング102の内周面との間、および静翼106の内周面と対向するタービンロータ103の外周面との間には隙間を設ける必要がある。したがって、流体の一部は、動翼105の外周面側の隙間と静翼106の内周面側の隙間を通って漏れてしまう。この漏れを抑制するために、動翼105の外周面側と静翼106の内周面側にはそれぞれシール装置108が配設されている。
シール装置108は、タービンロータ103側の動翼105の外周面および内側ケーシング102の対向面と、静翼106の内周面およびタービンロータ103の対向面との少なくとも一方に所定間隔でシールフィン109を配設したものであり、これにより、隙間を狭くして流体が漏れにくくしている。
シール装置108は、動翼105または静翼106の外周面とその対向面だけでなく、最上段の静翼106よりも上段側にあるグランドパッキン111にも設けられている。
このシール装置108に、ハニカム材110を設ける場合には、第1〜第11実施形態の構造のハニカム材110(ハニカム材5)を採用することが望ましい。
(第13実施形態)
図13は、第13実施形態の火力発電システム120の構成を示す模式図である。図13の火力発電システムは、本開示の発電プラントの例である。
図13に示すように、図12のCOタービン101は、発電とCOの分離および回収とが同時に可能な火力発電システム120に組み込むことができる。図13の火力発電システム120は、酸素製造装置121と、燃焼器122と、図12に示すCOタービン101と、発電機123と、再生熱交換器124と、冷却器125と、湿分分離器126と、COポンプ127とを備えている。
酸素製造装置121は、空気に含まれる窒素を除去して、酸素のみを抽出する。燃焼器122は、酸素製造装置121で抽出した酸素と、燃料と、COとを用いて高温の燃焼ガスを生成する。この燃焼ガスの成分は、COと水である。燃焼器122が用いる燃料は、メタンガス等の窒素を用いない天然ガスが用いられる。
燃焼器122で生成された高温かつ高圧のCOガスは、図12に示すCOタービン101に注入されて、タービンロータ103の回転駆動に用いられる。タービンロータ103の回転軸には、発電機123が接続されており、発電機123はタービンロータ103の回転駆動力を利用して発電を行う。
COタービン101から排出されたCOと水蒸気は、再生熱交換器124で冷却された後、さらに冷却器125にて冷却される。その後、湿分分離器126で水が除去されて、COのみが抽出される。このCOは、COポンプ127にて圧縮されて昇圧される。
COポンプ127で昇圧した高圧のCOの一部は、再生熱交換器124で400℃程度まで昇温される。再生熱交換器124から排出されたCOは、冷却COとしてCOタービン101の冷却に用いられるとともに、燃焼器122にも供給される。
COポンプ127で昇圧した高圧のCOのうち、再生熱交換器124を介して発電に再利用されるCO以外の余剰のCOは、貯蔵したり、他の用途での利用(例えば、石油掘削量増大のための利用)のために回収される。
以上のように、本実施形態の発電システム120は、燃焼によって生成したCOと水のみを用いて発電を行い、COの大部分は循環させて再利用するため、有害ガスであるNOを排出するおそれがなく、またCOを分離および回収する設備を別個に設ける必要もない。さらに、余剰のCOは、そのまま高純度の状態で回収でき、発電以外の種々の用途に用いることが容易である。
以上、第1〜第13実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図したものではない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施することができる。また、これらの実施形態に対し、発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の省略、置換、変更を行うことにより、様々な変形例を得ることもできる。これらの形態や変形例は、発明の範囲や要旨に含まれており、特許請求の範囲及びこれに均等な範囲には、これらの形態や変形例が含まれる。
1:ロータ、2:静翼、3:静翼内輪、4:シールフィン、5:ハニカム材、
5a:ハニカム穴、5b、5c:部材、5d:第1領域、5e:第2領域、
6:補強部材、7:段差、8:スリット、9:上流側ハニカム材、9a:ハニカム穴、
10:下流側ハニカム材、10a:ハニカム穴、11:開口部材、11a:穴、
12:ケーシング、13:動翼、14:シュラウドカバー、
101:COタービン、102:内側ケーシング、103:タービンロータ、
105:動翼、106:静翼、107:スリーブ管、108:シール装置、
109:シールフィン、110:ハニカム材、111:グランドパッキン、
120:火力発電システム、121:酸素製造装置、122:燃焼器、
123:発電機、124:再生熱交換器、125:冷却器、
126:湿分分離器、127:COポンプ

Claims (10)

  1. 回転体の外周面と静止体の内周面との間の間隙において、前記回転体の軸方向に隣り合うように、前記静止体の内周面または前記回転体の外周面に設けられた複数のシールフィンと、
    前記静止体の内周面において、前記軸方向に隣り合う前記シールフィン同士の間の位置に設けられ、前記静止体の内周面側に開口した複数の穴を有する開口部材と、
    を備えるシール装置。
  2. 前記シールフィンは、前記回転体の外周面に設けられており、
    前記静止体の内周面は、前記開口部材の内周面である第1の面と、前記軸方向に隣り合う前記開口部材同士の間、最上流の前記開口部材の上流側、または最下流の前記開口部材の下流側に位置する第2の面とを有し、
    前記シールフィンは、前記回転体の外周面において、前記第2の面に対向する位置に設けられている、請求項1に記載のシール装置。
  3. 前記開口部材は、前記回転体の周方向に複数の部材に分割されており、前記周方向に隣り合う前記部材同士の間に補強部材を有する、請求項1または2に記載のシール装置。
  4. 前記開口部材の穴の底部から開口部に向かう方向は、前記静止体の内周面の内向きの法線方向に対し、前記回転体の回転方向の逆方向側に傾いている、請求項1から3のいずれか1項に記載のシール装置。
  5. 前記開口部材の内周面は、前記回転体の周方向に段差を有する、請求項1から4のいずれか1項に記載のシール装置。
  6. 前記開口部材の内周面には、前記回転体の周方向に延びるスリットが設けられている、請求項1から5のいずれか1項に記載のシール装置。
  7. 前記静止体の内周面において、最上流の前記シールフィンの上流側の位置と最下流の前記シールフィンの下流側の位置のいずれか一方または両方に設けられ、前記静止体の内周面側に開口した複数の穴を有する外側開口部材を備える、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のシール装置。
  8. 作動流体を密閉するためのケーシングと、前記ケーシングの内周面側に設けられた静翼とを有する静止体と、
    前記ケーシング内に設けられたロータと、前記ロータの外周面側に設けられた動翼とを有する回転体と、
    前記作動流体を密封するよう、前記回転体の外周面と前記静止体の内周面との間の間隙に設けられたシール装置とを備え、
    前記シール装置は、
    前記回転体の外周面と前記静止体の内周面との間の間隙において、前記回転体の軸方向に隣り合うように、前記静止体の内周面または前記回転体の外周面に設けられた複数のシールフィンと、
    前記静止体の内周面において、前記軸方向に隣り合う前記シールフィン同士の間の位置に設けられ、前記静止体の内周面側に開口した複数の穴を有する開口部材とを備える、
    軸流タービン。
  9. 前記作動流体は、超臨界状態の二酸化炭素である、請求項8に記載の軸流タービン。
  10. 前記作動流体として使用される前記二酸化炭素を生成する燃焼器と、
    前記二酸化炭素を前記作動流体として動作する請求項9に記載の軸流タービンと、
    前記軸流タービンに接続された発電機と、
    を備える発電プラント。
JP2012161746A 2012-07-20 2012-07-20 シール装置、軸流タービン、および発電プラント Pending JP2014020509A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012161746A JP2014020509A (ja) 2012-07-20 2012-07-20 シール装置、軸流タービン、および発電プラント
CN201310246488.1A CN103573298B (zh) 2012-07-20 2013-06-20 密封装置、轴流叶轮机、及发电成套设备
US13/944,201 US20140020403A1 (en) 2012-07-20 2013-07-17 Sealing device, axial turbine and power plant
EP13177025.7A EP2687683A2 (en) 2012-07-20 2013-07-18 Sealing device, axial turbine and power plant

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012161746A JP2014020509A (ja) 2012-07-20 2012-07-20 シール装置、軸流タービン、および発電プラント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014020509A true JP2014020509A (ja) 2014-02-03

Family

ID=48877022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012161746A Pending JP2014020509A (ja) 2012-07-20 2012-07-20 シール装置、軸流タービン、および発電プラント

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20140020403A1 (ja)
EP (1) EP2687683A2 (ja)
JP (1) JP2014020509A (ja)
CN (1) CN103573298B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2014077058A1 (ja) * 2012-11-13 2017-01-05 三菱重工コンプレッサ株式会社 回転機械

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5567077B2 (ja) * 2012-08-23 2014-08-06 三菱重工業株式会社 回転機械
JP6131177B2 (ja) * 2013-12-03 2017-05-17 三菱重工業株式会社 シール構造、及び回転機械
US10738892B2 (en) * 2015-01-27 2020-08-11 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Rotary machine with seal device
EP3228826B1 (de) * 2016-04-05 2021-03-17 MTU Aero Engines GmbH Dichtungssegmentanordnung mit steckverbindung, zugehörige gasturbine und herstellungsverfahren
EP3228827B1 (de) 2016-04-05 2021-03-03 MTU Aero Engines GmbH Dichtungsträger für eine turbomaschine, zugehörige gasturbine und herstellungsverfahren
US9816388B1 (en) * 2016-09-22 2017-11-14 General Electric Company Seal in a gas turbine engine having a shim base and a honeycomb structure with a number of cavities formed therein
EP3312388B1 (de) 2016-10-24 2019-06-05 MTU Aero Engines GmbH Rotorteil, zugehörigeverdichter, turbine und herstellungsverfahren
US10450963B2 (en) * 2017-05-02 2019-10-22 Rolls-Royce Corporation Shaft seal crack obviation
JP7281991B2 (ja) * 2019-07-23 2023-05-26 三菱重工業株式会社 シール部材及び回転機械
FR3099788B1 (fr) * 2019-08-06 2021-09-03 Safran Aircraft Engines Abradable de turbine de turbomachine comprenant une face d’usure pourvue de redresseurs de flux
JP2023084574A (ja) * 2021-12-07 2023-06-19 三菱重工業株式会社 回転機械

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11200817A (ja) * 1998-01-05 1999-07-27 Central Res Inst Of Electric Power Ind 水素分離型火力発電システム
JP2001123803A (ja) * 1999-10-21 2001-05-08 Toshiba Corp シール装置並びに同装置を備えた蒸気タービン及び発電プラント
US20110020114A1 (en) * 2008-01-24 2011-01-27 Rob Eelman Seal Assembly
JP2011032954A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Chiyoda Kako Kensetsu Kk 液化ガスの冷熱を利用した複合発電システム

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3365172A (en) * 1966-11-02 1968-01-23 Gen Electric Air cooled shroud seal
JP3816150B2 (ja) * 1995-07-18 2006-08-30 株式会社荏原製作所 遠心流体機械
RU2150627C1 (ru) * 1999-03-31 2000-06-10 Государственное научно-производственное предприятие "Мотор" Сотовое уплотнение, преимущественно для паровой турбины
JP4285134B2 (ja) * 2003-07-04 2009-06-24 株式会社Ihi シュラウドセグメント
DE10348290A1 (de) * 2003-10-17 2005-05-12 Mtu Aero Engines Gmbh Dichtungsanordnung für eine Gasturbine
CN2780997Y (zh) * 2004-06-10 2006-05-17 王胜五 蜂窝体接触汽封
CN2818790Y (zh) * 2005-08-12 2006-09-20 秦皇岛五洲电力设备有限公司 弹性齿触及式蜂窝汽封
DE102006035273B4 (de) * 2006-07-31 2010-03-04 Siegfried Dr. Westmeier Verfahren zum effektiven und emissionsarmen Betrieb von Kraftwerken, sowie zur Energiespeicherung und Energiewandlung
EP1898054B1 (de) * 2006-08-25 2018-05-30 Ansaldo Energia IP UK Limited Gasturbine
JP2008057416A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Hitachi Ltd 軸流タービン
JP4696147B2 (ja) * 2008-06-30 2011-06-08 株式会社日立製作所 ターボ機械
CN201284667Y (zh) * 2008-11-07 2009-08-05 哈尔滨汽轮机厂高科技格林电力设备有限公司 新型汽轮机密封装置
US8434766B2 (en) * 2010-08-18 2013-05-07 General Electric Company Turbine engine seals
US9388712B2 (en) * 2010-10-13 2016-07-12 Southwest Research Institute Methods and apparatus for an oxy-fuel based power cycle
CN202053584U (zh) * 2011-03-25 2011-11-30 成都中美吉祥金言装饰建材有限公司 高剥离强度蜂窝板
US8926269B2 (en) * 2011-09-06 2015-01-06 General Electric Company Stepped, conical honeycomb seal carrier

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11200817A (ja) * 1998-01-05 1999-07-27 Central Res Inst Of Electric Power Ind 水素分離型火力発電システム
JP2001123803A (ja) * 1999-10-21 2001-05-08 Toshiba Corp シール装置並びに同装置を備えた蒸気タービン及び発電プラント
US20110020114A1 (en) * 2008-01-24 2011-01-27 Rob Eelman Seal Assembly
JP2011032954A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Chiyoda Kako Kensetsu Kk 液化ガスの冷熱を利用した複合発電システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2014077058A1 (ja) * 2012-11-13 2017-01-05 三菱重工コンプレッサ株式会社 回転機械
US10066750B2 (en) 2012-11-13 2018-09-04 Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation Rotary machine

Also Published As

Publication number Publication date
EP2687683A2 (en) 2014-01-22
CN103573298A (zh) 2014-02-12
US20140020403A1 (en) 2014-01-23
CN103573298B (zh) 2016-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014020509A (ja) シール装置、軸流タービン、および発電プラント
JP5865798B2 (ja) タービンのシール装置および火力発電システム
US20160341058A1 (en) Seal structure and rotating machine
JP5865204B2 (ja) 軸流タービン及び発電プラント
US20090160135A1 (en) Labyrinth seal with reduced leakage flow by grooves and teeth synergistic action
US10012101B2 (en) Seal system for a gas turbine
US10584709B2 (en) Electrically heated balance piston seal
US10480339B2 (en) Sealing assembly
US9631514B2 (en) Axial-flow turbine and power plant including the same
US8961120B2 (en) System and method of expanding a fluid in a hermetically-sealed casing
US9228588B2 (en) Turbomachine component temperature control
CN108699915B (zh) 密封构造及涡轮机械
JP2014141912A (ja) 回転機械
JP5281167B2 (ja) ガスタービン
JP6637455B2 (ja) 蒸気タービン
JP6088643B2 (ja) 中空の冷却されたタービン翼内に挿入可能とされる、ガスタービンのための冷媒ブリッジ配管
JP5917311B2 (ja) 軸流タービン
JP5216802B2 (ja) 2軸式ガスタービンの冷却空気供給構造
JP2018048565A (ja) 軸流タービンシール装置
JP2010025037A (ja) ガスタービン圧縮機
JP5909081B2 (ja) ターボ機械のシーリング組立体及びその組立方法
US20170306767A1 (en) Turbine rotor blade and turbine
JP2023128491A (ja) シール装置及び回転機械
Wisniewski EthosEnergy modernization package for HP part of 200MW steam turbine of LMZ design. Case study
JP2014181571A (ja) 蒸気タービン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160325

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160927