JP2014018064A - ブレーキ制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御装置の安定動作を維持する車両用制御装置を提供する。
【解決手段】第1CPU101と第2CPU107を用いて構成するシステム100において、第1CPU101と第2CPU107でお互いを監視し異常を検出する異常検出手段を有している。異常検出手段は、第1CPU101と第2CPU107内でチェックデータ値を発生させ、前記チェックデータ値を第1比較回路104と第2比較回路110で比較することによって、第1CPU101と第2CPU107CPUのいずれかが異常であると判断するシステム異常検出手段である。そのため、CPU同士の相互監視であればどちらかのCPUまたはその接続部品に異常が発生した場合に異常検知が可能であり、CPUの異常検知ができない状態に陥る危険性は低い。以上のことから、制御装置の安定動作を維持し、車両の安全な走行を確保することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブレーキ制御方法に関する。
一般的に、図9に示すように、車両1、2には車両用制御装置3、4が搭載されており
、車両用制御装置3,4はブレーキ5の制御を行っている。車両用制御装置3、4は、ブ
レーキ5へブレーキ指令を出し、そのブレーキ指令を受け取ったブレーキは車両1、2に
取り付けられている車輪6、7へブレーキ指令を実行する。このような車両用制御装置3
、4には、複数のCPUを用いて構成されるシステムが内蔵されている。システム内では
、CPU相互間で情報の受け渡しを行い、その情報のやり取りによってブレーキが制御さ
れている。
特開平5−81222号公報 特開平5−216855号公報
しかしながら、システムに内蔵される複数のCPUのいずれかが正常に動作しなくなっ
た場合でも、正常に動作しているCPUは、異常となったCPUからの情報を正常な情報
であるかのように受け取り、使用する場合がある。上記のような状況になった場合、鉄道
ではブレーキが制御不能になる恐れがあり、安全な走行が維持できない可能性もある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、システムに内蔵される複数のC
PUを監視し、システムの正常動作を維持し、制御性能を向上させることができる車両制
御装置を提供することを目的とする。
上記を解決するために、本発明によるブレーキ制御方法は、少なくとも第1のプロセッ
サと第2のプロセッサとを有する電力変換装置によるブレーキ制御方法であって、前記第
1のプロセッサは、前記第2のプロセッサから受信するデータと予め定められた異常が発
生していることを判定するための第1の条件とを比較し、この第1の条件を満たしたとき
に前記第2のプロセッサに異常が発生していると判定し、前記第2のプロセッサは、前記
第1のプロセッサから受信するデータと予め定められた異常が発生していることを判定す
るための第2の条件とを比較し、この第2の条件を満たしたときに前記第1のプロセッサ
に異常が発生していると判定し、前記第1のプロセッサまたは前記第2のプロセッサに異
常が発生していると判定されると、電気的なブレーキによる制御を停止させる。
システムに内蔵される複数のCPUのいずれかにおいて異常が発生した場合にその異常
を検知することで、制御装置の安定動作を維持することが可能となる。
第1の実施形態のシステムブロック図。 第1の実施形態の第1CPUのフローチャート。 第1の実施形態の第2CPUのフローチャート。 第1の実施形態の比較演算回数と異常検出値の関係図。 第2の実施形態のシステムブロック図。 第3の実施形態のシステムブロック図。 第4の実施形態のシステムブロック図。 第5の実施形態のシステムブロック図。 一般的な車両用制御装置とブレーキの関係図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
(構成)
図1を参照して、以下に本実施形態の構成を説明する。第1システム100は第1CP
U101と第2CPU107、第1共通エリア113、第2共通エリア114で構成され
る。第1CPU101は、第1チェックデータ書込み部102、第1チェックデータ読込
み部103、第1比較回路部104、第1積算部105、第2CPU異常検出部106を
有している。また、第2CPU107は、第2チェックデータ読込み部108、第2比較
回路部109、第2積算部110、第1CPU異常検出部111、第2チェックデータ書
込み部112を有している。
第1CPU101において、第1チェックデータ書込み部102は、第1比較回路部1
04と第1積算部105と接続され、第1チェックデータ読込み部103、第1比較回路
部104と接続され、第1比較回路部104は、第1チェックデータ書込み部102と第
1積算部105と接続され、第1積算部は、第2CPU異常検出部106と接続されてい
る。
第2CPU107において、第2チェックデータ読込み部108は、第2比較回路部1
09と接続され、第2比較回路部109は、第2積算部110と第2チェックデータ書込
み部112と接続され、第2積算部110は、第1CPU異常検出部111と第2チェッ
クデータ書込み部112と接続され、第2チェックデータ書込み部112は、第2比較回
路部109と第2積算部110と接続される。
また、第1共通エリア113は、第1チェックデータ書込み部102と第2チェックデ
ータ読込み部108と接続される。また、第2共通エリア114は、第1チェックデータ
読込み部103と第2チェックデータ書込み部112と接続される。
(作用)
次に、図2及び図3を参照して、以下に本実施形態の作用を説明する。図2に示すよう
に、第1CPU101では第1の異常検出手段を実行する。第1CPU101は、第1共
通エリア113に第1チェックデータ値を書き込む(S1001)。ここで述べたチェッ
クデータ値とは第1CPU101と第2CPU107で同値で発生する制御サンプリング
信号である。例えば、1から100までの数値が順番に第1チェックデータ書込み部10
2及び第2チェックデータ書込み部112で第1チェックデータ値と第2チェックデータ
値として発生する。次に、第2共通エリア114へ入力された第2チェックデータ値が、
第1チェックデータ読込み部103に出力される(S1002)。このとき、S1001
とS1002の実行順序は本実施形態に限定されず、S1002からS1001の順番で
実効することや同時に実行することも可能である。次に、第1共通エリア113に書き込
んだ第1チェックデータ値と第2共通エリア114から読み込んだ第2チェックデータ値
が第1比較回路部104に入力される。第1比較回路部104では、第1チェックデータ
値=第2チェックデータ値(第1比較回路演算式)が成立するかどうか判定する(S10
03)。第1比較回路演算式が成立する場合、第1比較回路104は、第1チェックデー
タ書込み部102に“正常”信号を出力する(S1004)。“正常”信号を受け取った
第1チェックデータ書込み部102は、再度、第1の異常検出手段を実行する。
また、第1比較演算式が成立しない場合、第1比較回路部104から第1積算部105
へ第1比較演算式を行った結果を出力する。第1積算部105では行った比較演算回数を
積算する(S1005)。第1積算部105では、“第2CPU異常”と判定するため、
所定の比較演算を行った回数の積算値(=第1異常検出値)が設定されている。図4の(
ア)のように、第1異常検出値まで第1比較演算式が成立しない場合(第1異常検出値≦
比較演算回数)は、第2CPU107に異常があるとして“第2CPU異常”の結果を検
出する。また、図4の(イ)のように、第1積算部105において、第1異常検出値に到
達する前に第1比較演算式が成立した場合(第1異常検出値>比較演算回数)は、積算し
た比較演算回数の値をゼロに戻し(S1008)、第1積算部105より第1チェックデ
ータ書込み部102へ“正常”信号を出力する。“正常”信号が入力された第1チェック
データ書込み部102は、第1の異常検出手段を再度実行する。
第2CPUでは、図3に示すような第2の異常検出手段が実行される。図3に示すよう
に、第2チェックデータ読込み部108は、第1共通エリア113から第1チェックデー
タ値を読み込む(S1011)。第2チェックデータ読込み部108は、読込んだ第1チ
ェックデータ値を第2比較回路109へ出力する。第2比較回路109では、その時に読
み込んだ第1チェックデータ値(“今回第1チェックデータ値”とする)と、その前に読
込んだ第1チェックデータ値(“前回第1チェックデータ値”とする)を使用して、第2
比較演算式(今回第1チェックデータ値≠前回第1チェックデータ値)が成立するかどう
かを判定する(S1012)。第2比較演算式が成立する場合、第2比較回路109は、
第2チェックデータ書込み部112に“正常”信号を出力する。“正常”信号が入力され
た第2チェックデータ書込み部112は、新たなチェックデータ値を第2共通エリア11
4に出力し、再度、第2の異常検出手段が実行されることになる。
また、第2比較演算式が成立しない場合、第2積算部110では、第2比較演算を行っ
た回数を積算する(S1014)。第2比較回路109から第2積算部110へ第2比較
演算式を行った結果を出力する。第2積算部110では、“第1CPU異常”と判定する
ための所定の比較演算回数を積算した値(第2異常検出値)が設定されている。第2積算
部110は、第2異常検出値に到達するまでに、第2比較演算式が成立するかどうかを判
定する(S1015)。第2異常検出値まで第2比較演算式が成立しない場合(第2異常
検出値≦比較演算回数値)は、“第1CPU異常”の結果を検出する。また、第2異常検
出値までに第2比較演算が成立する場合(第2異常検出値>比較演算回数値)は、積算し
た比較演算回数値をゼロに戻し(S1016)、第2積算部110から第2チェックデー
タ書込み部112へ“正常”信号が出力され、第2の異常検出手段を再度実行することに
なる。
システム100は上記の第1の異常検出手段と第2の異常検出手段を合わせたシステム
異常検出手段を有している。
第1共通エリア113及び、第2共通エリア114は、例えばデュアルポートRAMな
ど複数方向からの書込み、読込み可能なものであれば本実施形態への適応が可能である。
また、第1CPU101と第2CPU107間のやりとりを可能とする通信回線等を本実
施形態の適用することが可能である。
(効果)
このような構成の本実施形態の車両用制御装置は、第1CPUと第2CPUを用いて構
成するシステムにおいて、第1CPUと第2CPUのいずれかが正常に動作しなくなった
場合に、第1CPUと第2CPU間の相互監視において第1CPUまたは第2CPUに異
常が発生したかを検出することが可能となる。そのため、異常を検出するための部品等を
設けることがないため、異常を発見するための部品が破損することにより安全性が損なわ
れることがなく、部品点数を削減することが可能である。また、複数CPUを外部回路に
て監視するようなシステムにおいては、外部回路やその接続部品に異常が発生した場合に
CPUの監視が不可能となり、CPUの異常検知ができない状態に陥る危険性も考えられ
るが、CPU同士の相互監視であればどちらかのCPUまたはその接続部品に異常が発生
した場合に異常検知が可能であり、CPUの異常検知ができない状態に陥る危険性は低い
。以上のことから、制御装置の安定動作を維持し、車両の安全な走行を確保することが可
能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について図を参照し、詳細に説明する。図5は、第2の実施形態の制御
ブロック図である。尚、図1乃至4と同一の構成をとるものについては、同符号を付して
説明を省略する。
本実施形態は、第1の実施形態とは第1CPU101と第2CPU107の内部構成が
異なっている。以下、その点について詳細に説明する。
(構成)
図5を参照して、本実施形態の構成を説明する。図5は、システム200、第1CPU
201、第2CPU202、第1共通エリア207、第2共通エリア208、第3共通リ
ア209.第4共通エリア210で構成される。第1CPU201は、第1処理タスク2
03と第3処理タスク204を有している。第2CPUは、第2処理タスク205と第4
処理タスク206を有している。第1処理タスク203、第3処理タスク204は、第1
の実施形態の第1CPU101が内蔵している第1チェックデータ書込み部102、第1
チェックデータ読込み部103、第1比較回路部104、第1積算部105、第2CPU
異常検出部106を有している。第3処理タスク205、第4処理タスク205は第1の
実施形態の第2CPU107が内蔵している第2チェックデータ書込み部112、第2チ
ェックデータ読込み部108、第2比較回路部109、第2積算部110、第1CPU異
常検出部111を有している。
第1処理タスク203と第2処理タスク205は、第1共通エリア207と第2共通エ
リア208で接続されており、第2処理タスク204と第4処理タスク206は第3共通
エリア209と第4共通エリア210で接続されている。
(作用)
第1CPU201の第1処理タスク203では、制御サンプリングの抽出時間を、例え
ば2msecとし、異常検知手段を実行する。また、第3処理タスク204の制御サンプ
リングの抽出時間は、例えば10msecとし、異常検知手段を実行する。
第2CPU202の第2処理タスク205は、第1CPUの第1処理タスク203に対
応した異常検知手段を実行する。第2CPUの第4処理タスク206は、第1CPUの第
3処理タスクに対応した異常検知手段を実行する。
処理タスクの数は、本実施形態に限定されず、複数の処理タスクをCPU内に設けて実
行することも可能である。
(効果)
このような構成の本実施形態の車両用制御装置は、1つのCPU内に複数の異常検出手
段を実行することが可能である。そのため、CPUの異常検出の精度を向上させるととも
に、例えばメインCPUの1つの処理タスクに異常が発生して、それをサブCPUが検知
したらサブCPUからメインCPUに指令を出して、異常が発生したメインCPUの処理
タスクで行なっていた処理をメインCPUの正常な処理タスクに移すことで制御動作の継
続が可能となることから、制御装置の安定動作を確保することが可能となる。そのため、
車両の安全な走行が可能となる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態について図を参照し、詳細に説明する。図6は、第3の実施形態のブロ
ック図である。尚、図1乃至5と同一の構成をとるものについては、同符号を付して説明
を省略する。本実施形態は、システム内に複数のCPUを内臓した場合の制御方法につい
て説明する。
(構成)
図6は、システム300、第1CPU301、第2CPU302、第3CPU303、
第1共通エリア304、第2共通エリア305、第3共通エリア306、第4共通エリア
307、第5共通エリア308、第6共通エリア309で構成されている。第1CPU3
01、第2CPU302、第3CPU303の内部構成として、第1の実施形態及び第2
の実施形態のCPUを適用させることが可能である。
第1CPU301は、第1共通エリア304と第2共通エリア305、第5共通エリア
308、第6共通エリア309と接続されている。第2CPU302は、第1共通エリア
304と第2共通エリア305、第3共通エリア306、第4共通エリア307と接続さ
れている。第3CPU303は、第3共通エリア306と、第4共通エリア307、第5
共通エリア308、第6共通エリア309と接続されている。
(効果)
このような構成の車両用制御装置は、複数のCPUから構成されるシステムにおいて、
CPU間の相互監視機能を実行することが可能である。また、複数CPUを1つの共通エ
リアで集中して監視するようなシステムにおいては、共通エリアに異常が発生するとどの
CPUに異常が発生したか認識できなかったり、異常を誤認識する危険性もある。さらに
、CPUに異常が発生したのか、共通エリアに異常が発生したのかが区別できないという
問題もある。このような状況に陥った場合、不具合の原因を特定するための調査に膨大な
時間を要することになりがちである。複数CPUにおいても、このCPU同士の相互監視
を行なうことでどのCPUとの間に異常が発生しているのかが個別に判断でき、例えばC
PU1−CPU2間、CPU2−CPU3間、CPU3−CPU1間の3つの相互監視が
動作していた場合、CPU1−CPU2間でCPU1の異常が検知されても、CPU3−
CPU1間の相互監視で異常が検知されていなければ、CPU1は正常でCPU1−CP
U2間の共通エリアに異常が発生していると判断できる。CPU3−CPU1間でもCP
U1の異常が検知されていればCPU1に異常が発生していると判断できる。そのため、
不具合の原因特定に要する時間が短縮でき、問題の早期解決に貢献することができる。従
って、複数CPUを設けての高速処理や大容量の処理能力を必要とするシステムにおいて
も、制御装置の安定動作を確保し、車両の安全な走行が可能となる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態について図を参照し、詳細に説明する。図7は、第4の実施形態に基づ
く制御方法の説明図である。尚、図1乃至6と同一の構成をとるものについては、同符号
を付して説明を省略する。
本実施形態は、異常検出手段により検出された“異常”結果の使用方法について説明す
る。
(構成)
図7に示すように、電力変換装置400内にはシステム401及び切替回路402が内
蔵されており、車両404と切替器403を介して接続されている。
(作用)
システム401で検出された“異常”信号は切替回路402に出力される。“異常”が
入力された切替回路402は、切替器403に開放指令を出力する。開放指令により切替
器403が開放されると、電力変換装置400と車両404は電気的接続が遮断される。
このように電力変換装置400と車両404の電気的接続が切れた状態において、シス
テム401では以下のような動作を行うことが可能である。
“異常”検出を再起動信号に接続し、異常CPUの再起動を行うことで、異常CPUを
可能な限り再動作するようにする。“異常”検出をシステム401全体のリセット信号と
接続し、システム401のリセットを行うことで、可能な限りシステム401を動作でき
るようにする。“異常”検出結果を正常CPU内の不揮発メモリと接続し、不揮発メモリ
に異常発生時間やチェックデータ値等、異常CPU内の情報を保存することで、異常事象
の発生原因の調査を行うことが可能となる。“異常”検出を表示信号と接続し、表示機器
によって異常を表示することで、異常事態の発生を認識することが可能となる。また、上
記の動作は組み合わせて実行することも可能である。また、複数の処理タスクに対応した
複数の切替器043を設け、各々の処理タスクからの“異常”信号によって切替器403
を開放することでCPU内の異常になった処理タスクのみを電気的に遮断する。そのため
、異常でないCPUの正常動作を維持することが可能となる。
(効果)
本実施形態においては、検出された“異常”信号に使用して、異常CPUの回復や、遮
断、外部装置への表示をすることが可能となる。そのため、制御装置の安定動作を維持し
、車両のより安全な走行を確保することが可能となる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態について図を参照し、詳細に説明する。図8は、第5の実施形態に基づ
く制御方法の説明図である。尚、図1乃至7と同一の構成をとるものについては、同符号
を付して説明を省略する。
本実施形態は、異常検出手段により検出された“異常”結果の使用方法について説明す
る。
(構成)
図8に示すように、車体404には、電力変換装置400、ブレーキ制御部405が搭
載され、車体404の下部にはモータ等が付設される車輪部406が取り付けられている
。電力変換装置400は、システム401及び切替回路402が内蔵されており、ブレー
キ制御部405と切替接点403を介して接続されている。
システム401は、車輪部406、切替回路402、ブレーキ制御部405と接続され
ている。切替回路402は、システム401、切替接点403と接続さている。ブレーキ
制御部405は、システム401、切替回路402、車輪部406と接続されている。
(作用)
システム401では、第1の実施形態から第3の実施形態のいずれかの異常検出手段に
よって、“正常”または“異常”を検出する。検出された結果が“正常”(α´)の場合
、“正常”(α´)をシステム41から切替回路402に入力する。“正常”(α´)が
入力された切替回路402は、切替接点403を投入し、“正常”(α´)の情報をブレ
ーキ制御405に出力する。
ブレーキ制御部405には、切替回路402の“正常”(α´)の入力とともに、運転
室からの運転操作の情報(α)が入力される。ブレーキ制御405では、“正常”(α´
)の入力を認知している間は運転操作の情報(α)をシステム401に入力する。運転操
作の情報(α)が入力されたシステム401は、その運転操作の情報(α)に従って、車
輪部406へブレーキ制御を行う。
また、検出された結果が“異常”(β´)の場合、“異常”(β´)をシステム401
から切替回路402に入力する。“異常”(β´)が入力された切替回路402は、切替
接点403に開放指令を出力する。切替接点403が開放され、“正常”(α´)が入力
されなくなったブレーキ制御部405は、システム401への運転操作の情報(α)の入
力を停止し、空気ブレーキ、油圧ブレーキ等のブレーキ機器により直接ブレーキ制御を行
う。
(効果)
本実施形態においては、検出された“正常”、“異常”信号に使用して、電気的なブレ
ーキ制御とブレーキ機器による直接ブレーキ制御に切り替えを行うことが可能となる。そ
のため、CPU異常のために電気ブレーキ制御を行えなくなった場合にも、必要なブレー
キ力をブレーキ機器により補填をすることが可能となる。必要なブレーキ力を確保するこ
とで、車両のより安全な走行を確保することが可能となる。
1 車両
2 車両
3 車両制御装置
4 車両制御装置
5 ブレーキ
6 車輪
7 車輪
100 システム
101 第1CPU
102 第1チェックデータ書込み部
103 第1チェックデータ読込み部
104 第1比較回路部
105 第1積算部
106 第2CPU異常検出部
107 第2CPU
108 第2チェックデータ読込み部
109 第2比較回路部
110 第2積算部
111 第1CPU異常検出部
112 第2チェックデータ書込み部
200 システム
201 第1CPU
202 第2CPU
203 第1処理タスク
204 第3処理タスク
205 第2処理タスク
206 第4処理タスク
207 第1共通エリア
208 第2共通エリア
209 第3共通エリア
210 第4共通エリア
300 システム
301 第1CPU
302 第2CPU
303 第3CPU
304 第1共通エリア
305 第2共通エリア
306 第3共通エリア
307 第4共通エリア
308 第5共通エリア
309 第6共通エリア
400 車両用制御装置
401 システム
402 切替回路
403 切替接点
404 車体
405 ブレーキ制御部
406 車輪部

Claims (5)

  1. 少なくとも第1のプロセッサと第2のプロセッサとを有する電力変換装置によるブレー
    キ制御方法であって、
    前記第1のプロセッサは、前記第2のプロセッサから受信するデータと予め定められた
    異常が発生していることを判定するための第1の条件とを比較し、この第1の条件を満た
    したときに前記第2のプロセッサに異常が発生していると判定し、
    前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサから受信するデータと予め定められた
    異常が発生していることを判定するための第2の条件とを比較し、この第2の条件を満た
    したときに前記第1のプロセッサに異常が発生していると判定し、
    前記第1のプロセッサまたは前記第2のプロセッサに異常が発生していると判定される
    と、電気的なブレーキによる制御を停止させる
    ことを特徴とするブレーキ制御方法。
  2. 前記第1のプロセッサは、前記第2のプロセッサへ送信した第1のデータと、前記第2
    のプロセッサから受信した第2のデータとを比較し、この比較の結果が一致を示す場合に
    前記第2のプロセッサが正常であると判定し、
    前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサから受信した第1のデータと、前記第
    1のプロセッサから前回受信した前回の第1のデータとを比較し、この比較の結果が不一
    致を示す場合に前記第1のプロセッサが正常であると判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のブレーキ制御方法。
  3. 前記第1のプロセッサは、前記第1のデータと前記第2のデータとを比較した結果が不
    一致を示すと、この不一致を示した回数をカウントし、カウントした第1のカウント値が
    予め定めた第1の値に達した場合に前記第2のプロセッサが異常であると判定し、
    前記第2のプロセッサは、前記第1のデータと前記前回の第1のデータとを比較した結
    果が一致を示すと、この一致を示した回数をカウントし、カウントした第2のカウント値
    を予め定めた第2の値に達した場合に前記第1のプロセッサが異常であると判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載のブレーキ制御方法。
  4. 前記第1のプロセッサは、前記第1のデータと第2のデータとを比較した結果が一致を
    示すと前記第1のカウント値をリセットし、前記第2のプロセッサは、前記第1のデータ
    と前記前回の第1のデータとを比較した結果が不一致を示すと前記第2のカウント値をリ
    セットすることを特徴とする請求項3に記載のブレーキ制御方法。
  5. 前記電力変換装置は、車両に搭載されていることを特徴とする請求項1に記載のブレー
    キ制御方法。
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