JP2014017298A - 開閉装置および記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カバーに過負荷がかかった際に、カバーが外装部から脱落することなく、カバーの破損を防止することが可能な記録装置を提供する。
【解決手段】外装部22と、外装部22の側面に設けられ、外装部22から外方に飛び出す状態で記憶媒体16を挿入可能な接続口15を有するインターフェース部14と、外装部22に回動可能に設けられ、接続口15を覆うカバー13と、を具備する記録装置10であって、カバー13は、カバー13の回動支点となる第1のヒンジ部24と、カバー13の開方向への回動角が所定角度以上のときに第1のヒンジ部24に代わってカバー13の回動支点となる第2のヒンジ部31と、を具備することを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、開閉装置および記録装置に関する。
近年、電子機器において、さまざまなカバーが設けられている。たとえば、記録装置においては、メモリーカードスロットに挿入されたメモリーカードに格納されている画像データ等を読み取って、プリント動作を実行可能とするものが普及している。ここで、記録装置の本体において、メモリーカードの挿入に対応するための内部スペースを確保することは、記録装置の本体の大型化に繋がってしまう。このため、メモリーカード全体を格納するだけの内部スペースを確保することなく、挿入されたメモリーカードの一部を本体から飛び出させておくものも存在する。
このようにメモリーカードを本体から飛び出させる構成にあっては、記録装置がデザイン性において劣ったものになるとともに、メモリーカードスロットに外部からの塵埃が混入してしまうという問題が生じる。そこで、記録装置のデザイン性を確保し、塵埃の混入を防止するために、本体にメモリーカードの外側を覆うカバーを設けることが考えられる。本体にカバーを設ける技術としては、特許文献1に記載されているものがある。
特開2001−189566号公報
特許文献1に開示の構成によれば、カバーを所定角度以上に開き、該カバーに過負荷がかかると、カバーに設けられる外装部との嵌合部が弾性変形し、カバーが外装部から外れる。このため、過負荷がかかった場合のカバーの破損は防止できるが、カバーが外装部から脱落してしまい、記録装置の使用上不便なものとなってしまう。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、カバーに過負荷がかかった際に、カバーが外装部から脱落するのを防止することが可能な開閉装置および記録装置を提供しよう、とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の開閉装置は、本体の外側を覆う外装部と、外装部に回動可能に設けられ、外装部から外方に飛び出す状態で差込対象物を差込可能な接続口を覆うカバーと、を具備する開閉装置であって、カバーは、カバーの回動支点となる第1のヒンジ部と、カバーの開方向への回動角が所定回動角度以上のときに第1のヒンジ部に代わってカバーの回動支点となる第2のヒンジ部と、を具備する、ものである。
このように構成する場合には、カバーの開方向への回動角が所定角度以上となったときに、カバーの回動支点が第1のヒンジ部から第2のヒンジ部に移行する。したがって、第1のヒンジ部に集中していた負荷を途中から第2のヒンジ部に分散させることができる。また、カバーの回動支点が第1のヒンジ部から外れるような過負荷が作用した場合でも、第2のヒンジ部がカバーの回動支点となることにより、カバーが外装部から脱落するのを防止しつつカバーの回動を継続させることができる。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、カバーが外装部に対して開状態となったときに、第2のヒンジ部と、カバーの側面部とが外装部に対して接触することで、カバーの開方向への移動が規制される、ことが好ましい。
このように構成する場合には、第2のヒンジ部と、カバーの側面部の2点を外装部に接触させるといった単純な構成で、カバーの開方向への移動を規制することが可能となる。また、カバーの側面部が外装部に対して接触して開方向への移動が規制されることにより、カバーが外装部から脱落するのを一層確実に防止可能となる。
さらに、本発明の他の側面は、上述の発明において、外装部には突出部が設けられていて、この突出部はカバーの開状態となったときに第2のヒンジ部に対して離れた位置においてカバーに接触する、ことが好ましい。
このように構成する場合には、カバーが開状態となると、突出部がカバーに接触する。そのため、カバーに過負荷がかかったときに、第2のヒンジ部を支点としてカバーに生じる回転モーメントは、突出部によって受け止められる。このため、カバーに過負荷がかかったときの該カバーの開方向への移動を、突出部を利用して規制することができる。また、突出部がカバーに接触する場合、第2のヒンジ部もカバーに接触するため、それらの接触によってカバーのガタ付きを解消することが可能となる。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、カバーが外装部に対して開状態となり、かつカバーに過負荷がかかったときに記録装置の本体と該本体が設置される設置面との摩擦抵抗を超えて前記本体を移動させる程度の剛性を、カバーが備えている、ことが好ましい。
このように構成する場合には、カバーに過負荷がかかった場合でも、本体側からカバーに加わる反力を押し返して本体を旋回させることが可能となる。したがって、カバーに過負荷がかかっても、カバーを破損させることなく、当該反力を本体の旋回によって逃がすことが可能となる。
さらに、本発明の他の側面は、上述の発明において、第1のヒンジ部は、C型形状または円弧形状を呈している、ことが好ましい。
このように構成する場合には、回動支点となる第1のヒンジ部の構成を単純なものとすることができる。また、第1のヒンジ部が回動軸から外れかけても、カバーを閉めるときに、再び回動軸が第1のヒンジ部に嵌まり易くなる。
さらに、本発明の他の側面は、上述の発明において、第1のヒンジ部は外側部と内側部を備えると共に、外側部は前記カバーの閉状態において外側に位置し、内側部はカバーの閉状態において内側に位置すると共に、外側部の肉厚は、内側部の肉厚よりも小さく形成されている、ことが好ましい。
このように構成する場合には、カバーに一定以上の負荷がかかった際に、内側部を弾性変形させて、回動軸に嵌まり込んでいる第1のヒンジ部を該回動軸から外れやすくすることが可能となる。その結果、カバーの回動支点を第1のヒンジ部から第2のヒンジ部によりスムーズに移行させることができる。
また、本発明の他の側面は、上述の開閉装置の各発明を備える記録装置の発明において、外装部に設けられ、接続口を有するインターフェース部を備える、ことが好ましい。
このように構成する場合には、カバーの開方向への回動角が所定角度以上となったときに、カバーの回動支点が第1のヒンジ部から第2のヒンジ部に移行する。したがって、第1のヒンジ部に集中していた負荷を途中から第2のヒンジ部に分散させることができる。また、カバーの回動支点が第1のヒンジ部から外れるような過負荷が作用した場合でも、第2のヒンジ部がカバーの回動支点となることにより、カバーが外装部から脱落するのを防止しつつカバーの回動を継続させることができる。
記録装置の全体を示す斜視図であり、カバーが閉じた状態を示す図である。 記録装置の全体を示す斜視図であり、カバーが開いた状態を示す図である。 図2中の一点鎖線Aで囲んだ部分の拡大図である。 カバーが開状態のときのカバーと外装部の一部を示す斜視図である。 カバーが閉状態のときのカバーと外装部の一部を裏側から見た斜視図である。 カバーが閉状態のときの各ヒンジ部の位置関係を示す図である。 カバーが90度開いたときの各ヒンジ部の位置関係を示す図である。 カバーが100度開いたときの各ヒンジ部の位置関係を示す図である。 カバーが110度開いたときの各ヒンジ部の位置関係を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る開閉装置を備える記録装置10について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、図1〜図9に示す矢示X1方向を「前」、矢示X2方向を「後(後ろ)」、X1方向とX2方向の両方向に対し水平方向で直交する方向となる矢示Y1方向を「左」、矢示Y2方向を「右」、XY平面と直交する矢示Z1方向を「上」および矢示Z2方向を「下」とそれぞれ規定する。ここで、開閉装置は、後述するカバー13と、外装部22とから構成されている。しかしながら、カバー13と共に、本体11の一部、インターフェース部14の一部、外装部22の一部、あるいはそれ以外の構成が開閉装置を構成するものとしても良い。
<記憶装置の概略構成について>
図1および図2に示す記録装置10は、記録対象物に記録を行うものであり、図示を省略する設置面に設置される。記録装置10の本体11の前方には各種操作を行うための操作部12が設けられている。なお、本明細書における「記録」には、印刷が含まれるものとする。
図1および図2に示すように、記録装置10は、その左方に開閉可能なカバー13を有している。このカバー13は、インターフェース部14に形成される接続口15を覆う形態で設けられている。図2および図3に示すように、接続口15には、記憶媒体(差込対象物)であるメモリーカード16が、インターフェース部14の後方パネル部21(後述)から外側(前方)に飛び出す状態で挿入される。ここで、接続口15に挿入されるメモリーカード16をインターフェース部14から外側に飛び出させるという構成を採用するのは、メモリーカード16のための空間を、本体11のインターフェース部14よりも内部に大きく確保する必要がなくなり、記録装置10の小型化が可能となるためである。このため、接続口15から前方に飛び出た状態でメモリーカード16はカバー13によって覆われることになる。本実施の形態では、図1および図2に示すように、カバー13は左側方からインターフェース部14の前側全体を覆うため、本体11にカバー13の稜線が複数現れることがなくなり、記録装置10の意匠性の向上を図ることができる。
図2、図3および図4に示すように、カバー13にはフック体17が設けられていて、このフック体17はカバー13を閉じたときに本体11の内側に向かって突出する。一方、インターフェース部14には前方に向かって開口する差込口18が設けられている。カバー13を閉じると、フック体17が差込口18に嵌まり込んで、カバー13の閉状態が維持される。また、インターフェース部14は、差込口18が設けられる前方部20と、該前方部20よりも後方に奥まった位置に形成される後方パネル部21とを有する。後方パネル部21には、接続口15が設けられている。このような構成により、接続口15に挿入されたメモリーカード16の前方に飛び出た部分が、前方部20よりも前方に飛び出すことがなくなる。このため、カバー13とメモリーカード16が干渉することなく、カバー13を閉じることが可能となる。
<外装部に対するカバーの保持構造について>
図1〜図3および図5等に示すように、本体11の外側は外装部22によって覆われている。なお、外装部22には、上述したインターフェース部14も含まれるものとする。図4および図5に示すように、カバー13が閉状態のときには、カバー13の後端部に設けられる第1のヒンジ部24がカバー13の回動支点となっている。具体的には、外装部22に設けられる回動軸23に、該第1のヒンジ部24が嵌り込むことにより、カバー13が外装部22に対して回動可能に支持されている。図5に示すように、回動軸23は、外装部22の後端部近傍において上下の2箇所の位置に設けられている。また、外装部22の左側方には側方部25が設けられていて、この側方部25からは左側方に延出する平板状の載置部26が設けられている。そして、載置部26には、その上方に向かって円柱状に形成された回動軸23が突出している。第1のヒンジ部24は、回動軸23と対応するように、カバー13の上下の2箇所の端部に設けられている。該第1のヒンジ部24は、上から見て略C型の形状を呈しており、その内側に回動軸23が嵌まり込んでいる。
なお、図4に示すように、カバー13には、係合部50が設けられている。係合部50は、メモリーカード16の先端部16aが衝突して、この先端部16aを受け止めるための部分である。この係合部50には、凹部51と凸部52とが設けられている。凹部51はメモリーカード16の先端部16aが入り込む部分であり、凸部52よりもヒンジ部24側に設けられている。また、凹部51は、メモリーカード16の入り込みに対応した長さおよび幅を有して形成されている。また、凸部52は、裏面13aよりも突出している部分である。ただし、凸部52の裏面13aに対する突出高さは、接続口15にメモリーカード16が位置していない状態でカバー13を閉じた場合に、良好にカバー13が閉じる程度のものとなっている。
また、図5等に示すように、外装部22には、側方部25と傾斜する状態で対向する外側方部28が設けられている。側方部25と外側方部28とは、図6(B)等に示すように、略V字状をなす状態で対向している。この略V字状の部分には平板状の形態を有する3つのリブ部27が設けられている。リブ部27は、弾性変形をしないように強い剛性を有するように形成されている。図5に示すように、リブ部27は、上下方向に3つ並んで設けられている。リブ部27の開口側には前方に向かって略弧状に窪む凹状部30が形成されている。一方、カバー13の左側方かつ後端側には、左方向に向かって略弧状に突出する第2のヒンジ部31が設けられている。第2のヒンジ部31は、2つの第1のヒンジ部24,24の間に存在し、上下方向に沿って設けられている。
図5および図6に示すように、カバー13が閉状態のときには、第2のヒンジ部31は、外装部22とは接触していない。また、外装部22において、第1のヒンジ部24および第2のヒンジ部31よりも後方側で対向する箇所には、第1のヒンジ部24および第2のヒンジ部31の側に向かって突出する突出部32が設けられている。この突出部32の存在により、カバー13を開いたときにそのカバー13が外装部22と接触しやすくなり、カバー13の開方向への回動を容易に規制することができることになる。また、突出部32を設けることで、外装部22と各ヒンジ部24,31との間の隙間を小さくすることができ、外側から外装部22の内部が目視され難くすることができる。さらに、インターフェース部14の底部には、外装部22からカバー13の落下を防止するための受け部33が設けられている。受け部33は、カバー13の下側に位置している。
図6は、カバー13が閉状態のときの各ヒンジ部24,31の外装部22との位置関係を示す図であり、図6(A)が第1のヒンジ部24の位置関係を示す図であり、図6(B)は第2のヒンジ部31の位置関係を示す図である。図6(A)に示すように、カバー13が閉状態のときには、第1のヒンジ部24は、回動軸23の外側に位置し、その回動軸23に対して回動可能な状態で嵌まり込んでいる。すなわち、第1のヒンジ部24が外装部22に対するカバー13の回動支点となっている。
上述したように、第1のヒンジ部24は、上から見て略C型の形状を呈している。このため、第1のヒンジ部24は、カバー13に対して外側に設けられる略弧状の外側部34と、カバー13に対して内側に設けられる略弧状の内側部35とを有する。そして、外側部34の略弧状の先端と内側部35の略弧状の先端との間には隙間が存在している。したがって、回動軸23を外側部34と内側部35で外側から挟み込む形態で、第1のヒンジ部24は回動軸23に対して回動可能に支持される。図6(A)に示すように、外側部34よりも内側部35の肉厚の方が小さく形成されている。このため、外側部34は内側部35よりも大きな剛性を有し、外側部34よりも内側部35の方が撓み易くなっている。それにより、カバー13に外力が加わった際には、外側部34よりも内側部35の方が弾性変形しやすい構成となっている。また、外装部22のうち外側方部28の先端と非接触で対向する部分(奥側部29とする)には逃げ部38Aが設けられている。逃げ部38Aは、奥側部29において回動軸23と対向する位置に存在し、上方に向かって略弧状に切り欠かれている。この逃げ部38Aにより、第1のヒンジ部24は外装部22と干渉することなく自由に回動することが可能となる。
一方、図6(B)に示すように、カバー13が閉状態のときには、第2のヒンジ部31は、外装部22と接触することなく、外装部22に対して開放された状態で位置している。具体的には、第2のヒンジ部31は、リブ部27と外装部22の奥側部29とによって形成される開口空間部36の開口部37に差し掛かっている。この状態では、カバー13は、第1のヒンジ部24によって保持されている。この開口空間部36には上方に向かって略弧状に切り欠かれた逃げ部38Bが面している。逃げ部38Bは、外装部22の奥側部29においてリブ部27と対向する位置に形成されている。
図7は、カバー13が閉状態から開方向に90度移動したときの各ヒンジ部24,31の外装部22との位置関係を示す図であり、図7(A)は第1のヒンジ部24の位置関係を示す図であり、図7(B)は第2のヒンジ部31の位置関係を示す図である。カバー13を閉状態から開方向に向かって90度回動させると、第1のヒンジ部24は、図7(A)に示すように、回動軸23の中心を支点として、開方向に向かって90度回動する。一方、第2のヒンジ部31は、図7(B)に示すように、開口空間部36の内部に入り込んで、リブ部27の凹状部30と接触し始める。回動角が0度から90度の間においては、カバー13は第1のヒンジ部24を回動支点として回動する。また、回動角が90度の状態では、カバー13は、第1のヒンジ部24によって保持されるとともに、第2のヒンジ部31によっても保持され始める。このときのカバー13は、第1のヒンジ部24によって外装部22の外側に外れるのが防止される。しかしながら、第2のヒンジ部31によるカバー13の保持され始めることにより、第2のヒンジ部31によってもカバー13が外装部22の外側に外れるのが防止され始める。
図8は、カバー13が閉状態から開方向に100度移動したときの各ヒンジ部24,31の外装部22との位置関係を示す図であり、図8(A)は第1のヒンジ部24の位置関係を示す図であり、図8(B)は第2のヒンジ部31の位置関係を示す図である。カバー13の90度から100度までの回動は、図8(A)に示すように、第1のヒンジ部24を回動支点として行われる。
一方、カバー13が90度の回動角を超えて開いていくと、第2のヒンジ部31は、図8(B)に示すように、開口空間部36の内部にさらに入り込んでいく。そして、回動角が大きくなるにつれて、第2のヒンジ部31と凹状部30との接触面積も大きくなっていき、回動角が100度となったときに、第2のヒンジ部31は、凹状部30と最大の面積で接触する。このとき、凹状部30の対向部位であって第2のヒンジ部31の形状に倣う部分は、その大部分が第2のヒンジ部31と接触する。また、回動角が90度を超えると、第2のヒンジ部31は凹状部30と接触するため、第2のヒンジ部31には凹状部30との間で摩擦抵抗が働く。このため、回動角が90度を超えると、カバー13の開動作に対してブレーキをかける力が作用する。したがって、同じ力でカバー13を開くとすると、90度から100度まで回動する際のカバー13の速度は、カバー13を閉状態から90度まで開く際の速度よりも遅くなる。また、90度から100度までの開動作では、カバー13は第1のヒンジ部24を回動支点として回動する。また、上述したように、回動角が100度になると、第2のヒンジ部31は凹状部30と最大の面積で接触する。このため、回動角が100度の状態では、カバー13は、第1のヒンジ部24および第2のヒンジ部31の双方によって、外装部22の外側に外れるのが防止される。
図9は、カバー13が開方向に110度移動したときの各ヒンジ部24,31の外装部22との位置関係を示す図であり、図9(A)は第1のヒンジ部24の位置関係を示す図であり、図9(B)は第2のヒンジ部31の位置関係を示す図である。カバー13を100度の回動角を超えて開いていくと、図9(A)に示すように、第1のヒンジ部24が回動軸23から外れかける。これは、カバー13を開く際の外力により内側部35が径方向外方に向かって大きく弾性変形することにより生じる。すなわち、図9(A)に示すように、カバー13を100度の回動角を超えてさらに開方向にカバー13を移動させようとすると、カバー13において開方向に加えられる外力Dが、側面部40(外側の側面部)と突出部32の接触部分を支点として、第2のヒンジ部31に伝達される。そして、伝達された力が第2のヒンジ部31の内側部35において径方向外方に向かって力Eとして作用し、該内側部35が弾性変形する。ここで、回動角が110度のときにおける、第1のヒンジ部24の回動軸23に対する外れ量は、100度を超えた直後の回動角のものよりも大きくなる。その結果、回動角が100度を超えると、第1のヒンジ部24はカバー13の回動支点として機能しなくなっていく。
なお、外側部34は内側部35よりも肉厚が厚いので、外側部34の弾性変形は内側部35の弾性変形よりも小さい。また、カバー13を110度まで回動させると、図9(A)に示すように、第1のヒンジ部24に連接しているカバー13の側面部40が外装部22の突出部32と当接して、カバー13の開方向への回動が規制される。
一方、第2のヒンジ部31は凹状部30と全面で接触しているため、カバー13を100度の回動角を超えて開く際には、カバー13は第2のヒンジ部31を回動支点として開方向に回動しようとする。すなわち、回動角が100度を超えると、回動支点が第1のヒンジ部24から第2のヒンジ部31に移行していく。そして、図9(B)に示すように、回動角が110度になると、カバー13の側面部40が外装部22の突出部32と当接する。この状態では、第2のヒンジ部31が凹状部30と全面で接触するとともに、側面部40が突出部32と当接している状態となる。すなわち、カバー13は、第2のヒンジ部31と側面部40の2点において外装部22に接触している。このとき、カバー13に加えられる外力Dは、第2のヒンジ部31を支点とし、側面部40のうち突出部32との当接部位を作用点として、外装部22に力Gとなって伝達される。このとき、カバー13は、側面部40において突出部32と当接するため、該カバー13の開方向への移動が規制される。
以上のような力の作用により、カバー13には、第2のヒンジ部31を支点として突出部32を後方に押すような回転モーメントが作用することになる。そして、その回転モーメントが外装部22の突出部32において受け止められることにより、カバー13の開方向への移動が規制される。その結果、カバー13に過負荷Dがかかったときの該カバー13の開方向への移動は、外装部22を利用して規制されることになる。しかしながら、外力D(過負荷D)が十分に大きい場合には、その外力Dの作用によって、記録装置10は回転させられる。
この記録装置10の回転について詳述する。まず、カバー13にゆっくりと外力Dを及ぼし、その外力Dを徐々に増加させる場合を考える。そのとき、外力Dが記録装置10の静摩擦による力(反力)を超えると、記録装置10は、外力Dの作用によって動き始める。この場合において、記録装置10が仮に図9に示される部分程度の大きさしかなければ、第2のヒンジ部31が前側(X1側)、突出部32と側面部40との接触部位が後方側(X2側)に向かうように回転するが、記録装置10は図9に示される部分以外にも大きな部分を有している。そのため、記録装置10は第2のヒンジ部31が前側(X1側)に向かうような回転は行わず、記録装置10の左方を右方よりも後方側に押し込むように記録装置10を旋回させる状態で移動させる。
また、図9に示すように、カバー13の背面側には外装部22からの反力Hが加えられる。したがって、カバー13に外力Dがかかると、カバー13には、開方向に向かう外力Dとともに、背面側から押し返される反力Hが作用する。ここで、カバー13の剛性が小さいと、該カバー13に過負荷Dがかかったときに、外装部22からの反力Hに耐え切れず、カバー13が破損してしまうおそれがある。このため、カバー13には、記録装置10の本体11と該本体11が設置される不図示の設置面との摩擦抵抗を超えて本体11を移動させるだけの剛性を持たせるようにしてある。このため、カバー13に過負荷Dがかかった場合でも、本体11側からカバー13に加わる反力Hを押し返して本体11を旋回させることが可能となる。
したがって、カバー13に過負荷Dがかかっても、カバー13を破損させることなく、当該反力Hを本体11の旋回による移動によって逃がすことが可能となる。この際、外装部22の突出部32が力点となって本体11に力が伝達され、本体11が旋回する。なお、リブ部27を外装部22のより右方側に設け、凹状部30と突出部32との距離を大きくすると、第2のヒンジ部31を支点としてカバー13に作用する回転モーメントがより大きなものとなる。これにより、図9に示す場合よりも小さな外力で本体11を旋回させることが可能となり、本体11の旋回を容易に行うことが可能となる。
ここで、記録装置10が旋回させられるときでも、回動軸23は第1のヒンジ部24から完全には外れない。そのため、カバー13に外力Dが作用しなくなると、外側部34と内側部35の弾性復帰が作用し、この弾性復帰の力によって、あるいは外力の作用によって回動軸23が第1のヒンジ部24に嵌まり込む。
また、110度開いた状態からカバー13を閉める際には、第1のヒンジ部24および第2のヒンジ部31は上述した開動作のときと逆の動作を行う。110度開いた状態から、カバー13を閉める場合において第1のヒンジ部24が回動軸23から外れかけていると、カバー13の回動角が100度になるまでの間に、外側部34と内側部35の弾性復帰により回動軸23が第1のヒンジ部24に嵌まり込む(図8(A)参照)。それにより、以後の閉方向への動作においては第1のヒンジ部24はカバー13の回動支点となる。同時に、カバー13の側面部40が突出部32から離れる(図8(A)参照)。
回動角が100度の状態から、さらに、カバー13を閉じていくと、回動角が90度より小さくなった時点で第2のヒンジ部31がリブ部27から離れる(図7(B)参照)。このため、第2のヒンジ部31は、カバー13の回動支点とはならなくなる。一方、第1のヒンジ部24はカバー13の回動支点となって回動軸23の周りを回動する(図7(A)参照)。この時点で、カバー13の回動支点は第2のヒンジ部31から第1のヒンジ部24に完全に移行する。このため、回動角が90度以下での閉動作は、第1のヒンジ部24を回動支点として行われる。したがって、回動角が90度の状態から、さらに、カバー13を閉じていくと、該カバー13は第1のヒンジ部24を回動支点として閉状態まで回動する(図6(A)参照)。一方、第2のヒンジ部31は閉動作に従って開口空間部36から離脱していき、閉状態のときには開口空間部36の開口部37近傍まで移動する(図6(B)参照)。
<本実施の形態における効果>
以上のような構成の記録装置10によると、カバー13の開方向への回動角が100度以上となったときに、回動支点が第1のヒンジ部24から第2のヒンジ部31に移行する。このため、カバー13の回動支点が第1のヒンジ部24から外れるような過負荷が作用した場合でも、第2のヒンジ部31がカバー13の回動支点となることにより、カバー13が外装部22から脱落するのを防止しつつカバー13の回動を継続させることができる。
また、カバー13が図9(B)に示すような開状態となったときには、第2のヒンジ部31はリブ部27に接触するとともに、カバー13の側面部40は突出部32に接触する。このように、第2のヒンジ部31および側面部40の2点を外装部22に対して接触させるといった単純な構成で、カバー13の開方向への移動を規制することができる。また、カバー13の側面部40が外装部22に対して接触して開方向への移動が規制されることにより、カバー13が外装部22から脱落するのを一層確実に防止可能となる。
また、カバー13が開状態となると、突出部32がカバー13に接触する。そのため、カバー13に過負荷がかかったときに、第2のヒンジ部31を支点としてカバー13に生じる回転モーメントは、突出部32によって受け止められる。このため、カバー13に過負荷がかかったときの該カバー13の開方向への移動を、突出部32を利用して規制することができる。また、突出部32がカバー13に接触する場合、第2のヒンジ部31もカバー13に接触するため、それらの接触によってカバー13のガタ付きを解消することが可能となる。
また、カバー13が外装部22に対して開状態となり、かつカバー13に過負荷Dがかかったときに、記録装置10の本体11と該本体11が設置される設置面との静摩擦力を超えて本体11を移動させる程度の剛性をカバー13は備えている。このため、カバー13に過負荷がかかった場合でも、本体11側からカバー13に加わる反力Hを押し返して本体11を旋回させることが可能となる。したがって、カバー13に過負荷がかかっても、カバー13を破損させることなく、当該反力Hを本体11の旋回によって逃がすことが可能となる。
また、第1のヒンジ部24は、C型形状を呈するように形成されている。このため、回動支点となる第1のヒンジ部24の構成を単純なものにすることができる。また、第1のヒンジ部24が回動軸23から外れかけても、カバー13が閉方向に戻ることで、再び回動軸23が第1のヒンジ部24に嵌まり込ませることが可能となる。
また、第1のヒンジ部24の内側部35の肉厚を外側部34の肉厚よりも小さく形成している。このため、カバー13に一定以上の負荷がかかった際に、内側部35は容易に弾性変形し、回動軸23に嵌まり込んでいる第1のヒンジ部24が回動軸23から外れやすくなる。その結果、カバー13の回動支点を第1のヒンジ部24から第2のヒンジ部31によりスムーズに移行させることが可能となる。
<変形例>
以上、本発明の一実施の形態について述べたが、本発明は、種々変形可能である。以下、それについて述べる。
上述の実施の形態では、第1のヒンジ部24はC型形状に形成されている。しかしながら、第1のヒンジ部24を略円弧状や多角形状等それ以外の形状で形成するようにしても良い。開方向に一定の負荷がかかった場合に、第1のヒンジ部24が回動軸23から外れ、カバー13を閉じるときに、回動軸23が第1のヒンジ部24に再び嵌まり込む形態であれば、他の形状としても良い。
また、上述の実施の形態では、第1のヒンジ部24は上下に2つ設けられているが、第1のヒンジ部24の数は2つに限定されるものではなく、1つのみ、あるいは3つ以上設けるようにしても良い。また、第1のヒンジ部24を設ける位置はカバー13の上端部と下端部に限定されるものではなく、カバー13の上端部と下端部の間の位置に設けるようにしても良い。また、第2のヒンジ部31も縦方向に沿って1つ設けることに限定されるのもではなく、複数に分割して設けるようにしても良い。また、たとえば、第1のヒンジ部24を上下方向の中央側に設け、第2のヒンジ部31をカバー13の上下の端部に設けるようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、100度の回動角でリブ部27と全面で接触して第2のヒンジ部31はカバー13の回動支点となり始め、110度の回動角でカバー13の開方向への回動が規制されるような構成とされているが、上記以外の回動角において回動支点を第2のヒンジ部31に移行させるようにし、カバー13の開方向への回動が規制されるような構成としても良い。たとえば、回動支点を第2のヒンジ部31に移行させる回動角Xとしては、60〜150度の範囲のいずれかとし、カバー13の開方向への回動が規制される回動角Yは、回動角Xよりも0を除く所定以上大きな角度とすることが可能である。また、第2のヒンジ部31がリブ部27に接触し始める回動角、および凹状部30の対向部位であって第2のヒンジ部31の形状に倣う部分の大部分が第2のヒンジ部31と接触する回動角を他の回動角としても良い。
また、上述の実施の形態では、突出部32を設けているが、突出部32を設けない構成としても良い。また、逃げ部38A,38Bを形成しないような構成としても良い。
また、上述の実施の形態では、カバー13は接続口15が設けられるインターフェース部14の外側を覆う用途で用いられているが、USBメモリスティックやケーブル等の他の接続口や他の部位を覆う用途で用いるようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、第2のヒンジ部31がリブ部27に対して接触する構成とされているが、このような構成に限定されず、たとえば、第2のヒンジ部31が他の部材を介してリブ部27に接触する構成としても良い。
10…記録装置、11…本体、13…カバー、14…インターフェース部、15…接続口、16…メモリーカード(記憶媒体に対応)、22…外装部、24…第1のヒンジ部、31…第2のヒンジ部、32…突出部、34…外側部、35…内側部、40…側面部、50…係合部、51…凹部、52…凸部

Claims (7)

  1. 本体の外側を覆う外装部と、
    前記外装部に回動可能に設けられ、前記外装部から外方に飛び出す状態で差込対象物を差込可能な接続口を覆うカバーと、
    を具備する開閉装置であって、
    前記カバーは、
    前記カバーの回動支点となる第1のヒンジ部と、
    前記カバーの開方向への回動角が所定回動角度以上のときに前記第1のヒンジ部に代わって前記カバーの回動支点となる第2のヒンジ部と、
    を具備する、
    ことを特徴とする開閉装置。
  2. 請求項1記載の開閉装置であって、
    前記カバーが前記外装部に対して開状態となったときに、前記第2のヒンジ部と、前記カバーの側面部とが前記外装部に対して接触することで、前記カバーの開方向への移動が規制される、
    ことを特徴とする開閉装置。
  3. 請求項2記載の開閉装置であって、
    前記外装部には突出部が設けられていて、この突出部は前記カバーの開状態となったときに前記第2のヒンジ部に対して離れた位置において前記カバーに接触する、
    ことを特徴とする開閉装置。
  4. 請求項2または3記載の開閉装置であって、
    前記カバーが前記外装部に対して開状態となり、かつ前記カバーに過負荷がかかったときに前記記録装置の本体と該本体が設置される設置面との摩擦抵抗を超えて前記本体を移動させる程度の剛性を、前記カバーが備えている、
    ことを特徴とする開閉装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載の開閉装置であって、
    前記第1のヒンジ部は、C型形状または円弧形状を呈している、
    ことを特徴とする開閉装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載の開閉装置であって、
    前記第1のヒンジ部は外側部と内側部を備えると共に、前記外側部は前記カバーの閉状態において外側に位置し、前記内側部は前記カバーの閉状態において内側に位置すると共に、
    前記外側部の肉厚は、前記内側部の肉厚よりも小さく形成されている、
    ことを特徴とする開閉装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項記載の開閉装置を備える記録装置であって、
    前記外装部に設けられ、前記接続口を有するインターフェース部を備えることを特徴とする記録装置。
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