JP2014016490A - カートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画質の低下を抑制できるカートリッジ、および、そのカートリッジが装着された画像形成装置を提供すること。
【解決手段】
感光ドラム20および転写ローラ21を支持するベースフレーム52と、感光ドラム20を被覆するカバーフレーム53とを備えるドラムカートリッジ18において、カバーフレーム53に、感光ドラム20と転写ローラ21との間を通過した用紙Sを通過させるための排紙開口121を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に装着されるカートリッジ、および、そのカートリッジが装着された画像形成装置に関する。
電子写真方式が採用される画像形成装置に装着されるカートリッジとして、感光体を有し、現像剤を収容する現像カートリッジを着脱できる感光体カートリッジが知られている。
このような感光体カートリッジとして、例えば、スコロトロン型帯電器およびクリーニング部材が組み付けられた上側筐体が、感光ドラムおよび転写ローラが組み付けられた下側筐体に対して上方から被せられるように組み付けられるドラムカートリッジが提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2006−308802号公報
しかるに、特許文献1に記載のドラムカートリッジでは、感光ドラムと転写ローラとの間を通過した用紙は、その後、転写ローラを支持する後側底壁(特許文献1における符号85)と、下側後壁(特許文献1における符号87)との間を通過して、定着部へ搬送される。
そのため、転写ローラの駆動による振動が後側底壁に伝わり、感光ドラムと転写ローラとの間を通過した用紙が後側底壁に接触するおそれがある。
感光ドラムと転写ローラとの間を通過した用紙が後側底壁に接触すると、用紙に転写されたトナー像が乱れるなどして、画質が低下するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、画質の低下を抑制できるカートリッジ、および、そのカートリッジが装着された画像形成装置を提供することにある。
(1)上記した課題を解決するため、本発明のカートリッジは、現像剤像を担持するように構成される像担持体と、像担持体に対して対向配置され、像担持体に担持された現像剤像を被記録媒体に転写するように構成される転写部材と、像担持体および転写部材を回転可能に支持する第1フレームと、像担持体と転写部材との対向部に対して被記録媒体の通過方向下流側に配置され、第1フレームに組み合わされる第2フレームとを備える。
第2フレームには、対向部を通過した被記録媒体を通過させるための第1開口の少なくとも一部が形成されている。
このような構成によれば、第1フレームとは別体として形成される第2フレームに、第1開口の少なくとも一部が形成されている。
そのため、転写部材の回転に起因して第1フレームが振動した場合でも、その振動が第2フレームに直接伝わることを抑制でき、第1開口の位置を安定させることができる。
これにより、像担持体と転写部材との対向部(像担持体と転写部材との間)を通過した被記録媒体を、第1開口の周縁部などに接触することを抑制しながら、確実に第1開口に通過させることできる。
その結果、被記録媒体に転写された現像剤像が乱れることを抑制でき、ひいては、画質の低下を抑制できる。
(2)また、第1フレームは、転写部材を、像担持体に近接する近接方向と像担持体から離間する離間方向とに移動可能に支持してもよい。
このような構成によれば、像担持体の回転に追従するように転写部材を移動させることができ、転写部材の回転に起因する振動が第1フレームに伝わることを低減することができる。
そのため、第2フレームの振動をより抑制でき、第1開口の位置をより安定させることができる。
その結果、被記録媒体に転写された現像剤像が乱れることをより抑制でき、ひいては、画質の低下をより抑制できる。
(3)また、第1開口は、第2フレームに形成されていてもよい。
このような構成によれば、第1開口が第2フレームのみに形成されているので、第1開口の位置をより安定させることができる。
(4)また、第1フレームには、対向部へ向かう被記録媒体を通過させるための第2開口が形成されていてもよい。
このような構成によれば、像担持体および転写部材に対する第2開口の相対配置の精度を容易に確保することができる。
そのため、被記録媒体を、確実に第2開口に通過させて、像担持体と転写部材との対向部へ供給することできる。
(5)また、第1フレームは、転写部材を支持するための転写部材支持部を備えてもよい。また、第2フレームは、転写部材支持部に対して当接される当接部を備えてもよい。
この場合、転写部材支持部は、当接部が当接される被当接部と、被当接部から転写部材に向かって突出する突出部とを備えてもよい。
このような構成によれば、第1フレームに第2フレームを組み合わせた状態において、転写部材支持部内の転写部材を、第2フレームによって被覆して保護することができる。
ここで、転写部材支持部が第2フレームによって被覆されていると、像担持体と転写部材との間を通過した被記録媒体が転写部材の回転に巻き込まれた場合に、巻き込まれた被記録媒体を取り除くことが困難となる場合がある。
この点、本発明のカートリッジでは、転写部材支持部の被当接部において、転写部材に向かって突出する突出部が設けられている。
そのため、突出部によって、被記録媒体がそれ以上巻き込まれることを規制することができる。
その結果、像担持体と転写部材との間を通過した被記録媒体が転写部材の回転に巻き込まれた場合でも、巻き込まれた被記録媒体を容易に取り除くことできる。
(6)また、第1フレームおよび第2フレームのいずれか一方は、第1フレームおよび第2フレームのいずれか他方に係止される係止部を備えてもよい。また、第1フレームおよび第2フレームのいずれか他方は、係止部が係止される被係止部を備えてもよい。
この場合、係止部は、被係止部に対して、所定の間隔を有して係止されてもよい。
このような構成によれば、第1フレームと第2フレームとを、所定の間隔を有して係止することができる。
そのため、第1フレームと第2フレームとの間隔により、第1フレームから第2フレームへ伝わる振動を低減することができる。
その結果、第2フレームの振動をより抑制でき、第1開口の位置をより安定させることができる。
(7)また、係止部は、被記録媒体の通過方向に沿うように、第2フレームから第1フレームに向かって延び、その先端において、被記録媒体の通過経路に向かって屈曲されていてもよい。
このような構成によれば、搬送中の被記録媒体(第1開口を通過する被記録媒体)が第2フレームに接触するなどして、第2フレームに対して被記録媒体の通過方向に力が加わったとしても、係止部と被係止部との係止が解除されることを防止できる。
そのため、確実に、第1フレームと第2フレームとを係止することができる。
(8)また、第1フレームは、像担持体を支持するための像担持体支持部と、転写部材を支持するための転写部材支持部と、像担持体に現像剤を供給するための現像ユニットが装着可能な現像ユニット装着部とを備えてもよい。また、転写部材支持部は、像担持体支持部に対して、現像ユニット装着部の反対側に配置されてもよい。
この場合、現像ユニット装着部は、転写部材支持部、像担持体支持部および現像ユニット装着部の並び方向において、転写部材支持部に間隔を隔てて対向する壁部を備えてもよい。
このような構成によれば、転写部材支持部と壁部とが並び方向に対向している。
そのため、金型を用いて第1フレームを成形する場合に、成形された第1フレームから金型を、転写部材支持部と壁部との並び方向に離脱させることが、困難な場合がある。
また、転写部材支持部の近傍(特に、並び方向と直交する方向における近傍)に第1開口を形成すると、第1開口が形成されている部分と金型との干渉により、転写部材支持部と壁部との並び方向と直交する方向においても、成形された第1フレームから金型を離脱させることが、困難な場合がある。
この点、本発明のカートリッジでは、上記したように、第1フレームとは別体として形成される第2フレームに、第1開口の少なくとも一部が形成されている。
そのため、第1開口が形成されている部分が金型に干渉することを抑制して、第1フレームから金型を容易に離脱させることができる。
その結果、簡便な方法で、効率よく第1フレームを成形することができる。
(9)また、本発明の画像形成装置は、上記したカートリッジと、カートリッジが装着可能な装置本体と、装置本体内においてカートリッジの第1開口に対向配置され、第1開口を通過した被記録媒体を加熱して現像剤像を被記録媒体に定着させるための定着装置とを備える。
第2フレームは、第1フレームよりも難燃性の高い材料から形成されている。
このような構成によれば、第2フレームの難燃性を確保して、第1開口を定着装置に対して近接させることができる。
そのため、第1開口を通過した被記録媒体を、定着装置に対して確実に搬送することができる。
(10)また、被記録媒体は、像担持体と転写部材との間を鉛直下側から鉛直上側へ向かって通過されてもよい。
この場合、定着装置は、第1開口の鉛直上側に対向配置されてもよい。
このような構成によれば、被記録媒体の定着装置への搬送途中に、被記録媒体が第1開口の周縁部などに接触すると、被記録媒体の鉛直上側の端部が大きくよれるおそれがある。
この点、上記したように、本発明のカートリッジでは、第1開口の位置を安定させることができるので、定着装置へ搬送される途中の被記録媒体が第1開口の周縁部などに接触することを抑制できる。
そのため、第1開口を通過した被記録媒体を、定着装置に対して、より確実に搬送することができる。
本発明のカートリッジによれば、第2フレームの振動を低減することができ、第1開口の位置を安定させることができる。
これにより、像担持体と転写部材との間を通過した被記録媒体を、第1開口の周縁部などに接触することを抑制しながら、確実に第1開口に通過させることできる。
そのため、本発明の画像形成装置では、第1開口を通過した被記録媒体を、被記録媒体に転写された現像剤像が乱れることを抑制しながら、定着装置に対して確実に搬送することができる。
その結果、画質の低下を抑制できる。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態としてのプリンタの中央断面図である。 図2は、図1に示すドラムカートリッジの左後側から見た分解斜視図である。 図3は、図1に示すドラムカートリッジの右前側から見た分解斜視図である。 図4は、図1に示すドラムカートリッジの左下側から見た斜視図である。 図5は、図1に示すドラムカートリッジの後面図である。 図6は、図1に示すドラムカートリッジを示し、(a)は、左側面図であり、(b)は、右側面図である。 図7は、図5に示すドラムカートリッジのA−A断面図である。 図8は、図5に示すドラムカートリッジのB−B断面図である。 図9は、ドラムカートリッジの変形例を示し、左後側から見た斜視図である。 図10は、図9に示すドラムカートリッジの中央断面図である。
1.プリンタ
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、略ボックス形状の装置本体の一例としての本体ケーシング2を備えている。
また、プリンタ1は、本体ケーシング2内において、被記録媒体の一例としての用紙Sを給紙するための給紙部3と、給紙された用紙Sに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
なお、プリンタ1に関し、方向について言及する場合には、水平方向に載置したときの方向を基準とし、具体的には、図中の矢印方向を基準とする。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2には、プロセスカートリッジ15(後述)を着脱するためのカートリッジ開口部5と、用紙Sを導入するための用紙開口部6とが形成されている。
カートリッジ開口部5は、本体ケーシング2の上端部において、上下方向に貫通形成されている。
用紙開口部6は、本体ケーシング2の前端部における下端部において、前後方向に貫通形成されている。
また、本体ケーシング2には、その上端部に、トップカバー7が設けられ、その前端部に、給紙カバー8が設けられている。
トップカバー7は、その後端部を支点として、カートリッジ開口部5を閉鎖する閉鎖位置と、カートリッジ開口部5を開放する開放位置とに揺動(移動)可能に設けられている。
給紙カバー8は、その下端部を支点として、用紙開口部6を閉鎖する第1位置と、用紙開口部6を開放する第2位置とに揺動(移動)可能に設けられている。
(2)給紙部
給紙部3は、本体ケーシング2の底部に設けられる用紙載置部9を備えている。
用紙載置部9は、用紙開口部6を介して、本体ケーシング2の外部と連通されている。
そして、用紙Sは、給紙カバー8が第2位置に配置された状態において、その前側部分が給紙カバー8の上面にスタックされるとともに、その後側部分が用紙開口部6を介して用紙載置部9内にスタックされる。
また、給紙部3は、用紙載置部9の後端部上側に配置されるピックアップローラ11と、ピックアップローラ11の後側に配置される給紙ローラ12と、給紙ローラ12の後下側に対向配置される給紙パッド13と、給紙パッド13の後端部から連続して上方に向かって延びる給紙パス14とを備えている。
(3)画像形成部
画像形成部4は、プロセスカートリッジ15と、スキャナユニット16と、定着装置の一例としての定着ユニット17とを備えている。
(3−1)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ15は、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成され、給紙部3の後側部分の上側において、本体ケーシング2に装着されている。
プロセスカートリッジ15は、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成されるカートリッジの一例としてのドラムカートリッジ18と、そのドラムカートリッジ18に着脱可能に構成される現像ユニットの一例としての現像カートリッジ19とを備えている。
ドラムカートリッジ18は、像担持体の一例としての感光ドラム20と、転写部材の一例としての転写ローラ21と、スコロトロン型帯電器22とを備えている。
感光ドラム20は、左右方向(直交方向)に長手の略円筒形状に形成されており、ドラムカートリッジ18の後側部分に設けられている。感光ドラム20は、その中心軸線を回転中心として回転可能である。
転写ローラ21は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、感光ドラム20に対して後側から圧接されている。
詳しくは、転写ローラ21は、その中心軸線が感光ドラム20の中心軸線よりも僅かに下側に位置するように、感光ドラム20の後側に配置されている。なお、転写ローラ21の下端縁は、感光ドラム20の下端縁よりも上側に配置されている。具体的には、転写ローラ21の中心軸線と感光ドラム20の中心軸線とを結ぶ仮想の線分(図示せず)と、前後方向に沿って水平に延びる仮想の直線(図示せず)とが形成する鋭角の角度は、約3°である。そのため、転写ローラ21が感光ドラム20に対して圧接される圧力(転写圧)には、転写ローラ21の自重が影響しない。
スコロトロン型帯電器22は、感光ドラム20の前上側に間隔を隔てて対向配置されている。
詳しくは、スコロトロン型帯電器22は、転写ローラ21に対して、感光ドラム20の周方向に間隔を隔てて配置されており、感光ドラム20の中心軸線と転写ローラ21の中心軸線とを結ぶ仮想の線分(図示せず)と、感光ドラム20の中心軸線と帯電ワイヤ23(後述)とを結ぶ仮想の線分(図示せず)とが形成する角の角度が約120°となるように配置されている。
また、スコロトロン型帯電器22は、帯電ワイヤ23と、グリッド24とを備えている。
帯電ワイヤ23は、左右方向に延びるように張設され、感光ドラム20の前上側に間隔を隔てて対向配置されている。
グリッド24は、前上側に向かって開放された側面視略U字形状に形成され、帯電ワイヤ23を後下側から囲うように設けられている。
現像カートリッジ19は、感光ドラム20の前下側に配置されており、現像フレーム25を備えている。
現像フレーム25内には、トナー収容室26と、現像室27とが前後に並んで形成されている。トナー収容室26と現像室27とは、それらの容積がそれぞれ略同じに形成され、連通口28により連通されている。
トナー収容室26には、トナー(現像剤)が収容され、その前後上下方向略中央部分には、アジテータ29が設けられている。つまり、アジテータ29は、感光ドラム20よりも下側に配置されている。
現像室27には、その下壁の内面(上面)において、供給ローラ溝30と、現像ローラ対向面31と、ロアフィルム貼着面32とが形成されている。
供給ローラ溝30は、供給ローラ33(後述)の周面に沿う略半円形状であって、後下方に向かって窪むように形成されている。
現像ローラ対向面31は、現像ローラ34(後述)の周面に沿う略円弧形状であって、供給ローラ溝30の後端部から連続して後上側に延びるように形成されている。
ロアフィルム貼着面32は、現像ローラ対向面31の後端部から連続して後方に向かって延びるように形成されている。つまり、ロアフィルム貼着面32は、現像ローラ対向面31よりも上側に配置されている。
また、ロアフィルム貼着面32は、感光ドラム20の下側部分に対して上下方向に間隔を隔てて対向配置されており、上下方向に投影したときに、感光ドラム20の中心軸線と重なるように配置されている。
また、現像室27には、供給ローラ33と、現像ローラ34と、層厚規制ブレード35と、ロアフィルム36とが設けられている。
供給ローラ33は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、その下側部分が供給ローラ溝30内に配置されるように、現像室27の前側部分に設けられている。供給ローラ33の左右方向長さは、用紙Sの左右方向長さよりも短く、用紙S内に形成される印刷領域(印刷可能な最大の領域)の左右方向長さよりも長い。供給ローラ33は、その中心軸線を回転中心として回転可能である。供給ローラ33は、トナー収容室26の後側に配置されており、上下方向においてトナー収容室26と略同じ高さ(トナー収容室26よりもわずかに上側)に配置されている。また、供給ローラ33の回転軸の左右方向両端部には、現像フレーム25との隙間をシールするためのシール部材(図示せず)が設けられている。シール部材(図示せず)は、前後方向に投影したときに、用紙Sの左右方向端部と重なるように配置されている。
現像ローラ34は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、その下側部分における周面と現像ローラ対向面31とが互いに間隔を隔てて対向するように、現像室27の後側部分に設けられている。現像ローラ34の左右方向長さは、供給ローラ33の左右方向長さよりも長い。現像ローラ34は、その中心軸線を回転中心として回転可能である。
また、現像ローラ34は、供給ローラ33に後上側から接触するとともに、その上側および後側部分が現像室27から露出されるように設けられ、感光ドラム20に対して前下側から接触している。つまり、現像ローラ34は、供給ローラ33の後上側に配置されるとともに、感光ドラム20の前下側に配置されている。そして、供給ローラ33の中心軸線、現像ローラ34の中心軸線および感光ドラム20の中心軸線は、感光ドラム20の径方向に沿う略同一直線上に位置されている。
また、現像ローラ34は、スコロトロン型帯電器22に対して、感光ドラム20の周方向に間隔を隔てて配置されており、感光ドラム20の中心軸線と帯電ワイヤ23とを結ぶ仮想の線分(図示せず)と、感光ドラム20の中心軸線と現像ローラ34の中心軸線とを結ぶ仮想の線分(図示せず)とが形成する角の角度が約120°となるように配置されている。つまり、現像ローラ34、スコロトロン型帯電器22および転写ローラ21のそれぞれは、感光ドラム20の周方向において略等間隔を隔てて配置されている。
層厚規制ブレード35は、その上端部が、現像室27の上壁の後端部に固定され、その下端部が、現像ローラ34に前側から接触されている。
ロアフィルム36は、その後側部分がロアフィルム貼着面32に固定され、その前端部が、現像ローラ対向面31の上側において、現像ローラ34の周面と接触されている。
(3−2)スキャナユニット
スキャナユニット16は、プロセスカートリッジ15の前側において、感光ドラム20と前後方向に間隔を隔てて対向するように配置されている。
スキャナユニット16は、感光ドラム20に向けて、画像データに基づいて、レーザービームLを出射し、感光ドラム20の周面を露光する。
詳しくは、レーザービームLは、スキャナユニット16から後側に向かって出射され、感光ドラム20の前端部における周面を露光する。つまり、感光ドラム20が露光される露光点(感光ドラム20の前端部における周面)は、感光ドラム20の中心軸線に対して、感光ドラム20と転写ローラ21とが接触するニップ部分の反対側に設定されている。
このとき、現像カートリッジ19は、レーザービームLの出射軌跡よりも下側に配置され、スコロトロン型帯電器22は、レーザービームLの出射軌跡よりも上側に配置されている。
なお、スキャナユニット16と感光ドラム20との間に対応する本体ケーシング2の内側面には、プロセスカートリッジ15の着脱を案内するガイド部37が設けられている。そして、プロセスカートリッジ15が本体ケーシング2から離脱されるときには、プロセスカートリッジ15がガイド部37にガイドされることにより、ドラムカートリッジ18に装着される現像カートリッジ19が、レーザービームLの出射軌跡を下側から上側に向かって通過する。
このとき、プロセスカートリッジ15に設けられる各種ローラ(転写ローラ21、供給ローラ33および現像ローラ34)も、レーザービームLの出射軌跡を下側から上側に向かって通過する。
(3−3)定着ユニット
定着ユニット17は、ドラムカートリッジ18の後側部分の上側に配置されている。詳しくは、定着ユニット17は、スコロトロン型帯電器22の上側に配置される加熱ローラ38と、加熱ローラ38に対して後上側から圧接される加圧ローラ39とを備えている。
つまり、加熱ローラ38は、スコロトロン型帯電器22のグリッド24の上端部(開放側端部)近傍において、ドラムカートリッジ18の排紙開口121(後述)の上側に対向配置されている。
(4)画像形成動作
現像カートリッジ19のトナー収容室26内のトナーは、アジテータ29の回転により、連通口28を介して、供給ローラ33に供給され、さらに、現像ローラ34に供給され、供給ローラ33と現像ローラ34との間で正極性に摩擦帯電される。
現像ローラ34に供給されたトナーは、現像ローラ34の回転に伴って、層厚規制ブレード35によって厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ34の表面に担持される。
一方、感光ドラム20の表面は、スコロトロン型帯電器22によって一様に帯電された後、スキャナユニット16によって露光される。これにより、感光ドラム20の周面には、画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、現像ローラ34に担持されるトナーが感光ドラム20の周面上の静電潜像に供給されることにより、感光ドラム20の周面上にトナー像(現像剤像)が担持される。
用紙載置部9にスタックされた用紙Sは、ピックアップローラ11の回転により、給紙ローラ12と給紙パッド13との間に送られ、給紙ローラ12の回転により1枚ずつ捌かれる。その後、捌かれた用紙Sは、給紙ローラ12の回転により、給紙パス14に搬送されて、所定のタイミングで1枚ずつ、画像形成部4(感光ドラム20と転写ローラ21との間)に給紙される。
そして、用紙Sは、感光ドラム20と転写ローラ21との間を、下側から上側に向かう方向(通過方向)に搬送される。このとき、用紙Sに、トナー像が転写され、画像が形成される。
そして、用紙Sは、加熱ローラ38と加圧ローラ39との間を通過するときに加熱および加圧される。このとき、用紙Sには、画像が熱定着される。
その後、用紙Sは、排紙ローラ40に向けて搬送され、排紙ローラ40によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ41上に排紙される。
このように用紙Sは、用紙載置部9から給紙され、感光ドラム20と転写ローラ21との間(ニップ部分)を通過し、次いで、加熱ローラ38と加圧ローラ39との間を通過した後、排紙トレイ41上に排紙されるように、側面視略C字状の搬送パスを搬送される。
2.ドラムカートリッジ
図2に示すように、ドラムカートリッジ18は、ドラムフレーム51を備えている。
ドラムフレーム51は、第1フレームの一例としてのベースフレーム52と、第2フレームの一例としてのカバーフレーム53とを備えている。
なお、以下のドラムカートリッジ18の説明において、方向について言及するときには、感光ドラム20が配置されている側をドラムカートリッジ18の後側とし、スコロトロン型帯電器22が配置されている側を上側とする。すなわち、ドラムカートリッジ18に関する上下前後方向は、プリンタ1に関する上下前後方向と若干異なり、ドラムカートリッジ18は、その後側がプリンタ1の後上側、その前側がプリンタ1の前下側となるように、プリンタ1に装着されている。
(1)ベースフレーム
ベースフレーム52は、剛性を有する樹脂材料から、金型を用いた射出成型などの方法により、上側が開放された平面視略矩形の有底枠形状に形成されている。なお、ベースフレーム52は、その開放端部側(上側)に配置される第1の金型と、ベースフレーム52に対して第1の金型と反対側(下側)に配置される第2の金型とに挟まれた状態で成型される。その後、ベースフレーム52は、第1の金型が、開放端部(上端部)を通過するように開放端部側(上側)へ型抜きされるとともに、第2の金型が、開放端部側(上側)に対して反対側(下側)へ向かって型抜きされる。
また、ベースフレーム52は、左右1対の側壁54、下壁55、後壁57、および、壁部の一例としての前壁56を備えている。
左側の側壁54(以下、左壁54Lとする。)は、前後方向に長手の略平板形状に形成されている。左壁54Lの後端部には、嵌合凹部63と、突出壁66と、対向壁64と、ドラムギア露出部69とが形成されている。
嵌合凹部63は、左壁54Lの上端縁から下側へ向かって切り欠かれるように、上側が開放された側面視略矩形状に形成されている。
突出壁66は、嵌合凹部63の前側周縁部から上側へ向かって突出する側面視略矩形の平板形状に形成されている。突出壁66には、受け部65が設けられている。
受け部65は、突出壁66の上下方向略中央において、その外側(左側)半分の後端縁から後側へ向かってわずかに膨出するように、後面が上下方向に延びる側面視略矩形状に形成されている。
対向壁64は、突出壁66の前側に設けられている。対向壁64は、左壁54Lの内側(右側)半分において、嵌合凹部63の内周面および左壁54Lの上端縁から上側へ延びる略平板形状に形成されている。対向壁64には、ドラム軸挿通穴58と、ワイヤクリーナ係止部67とが形成されている。
ドラム軸挿通穴58は、対向壁64の前後方向中央に配置され、側面視略円形状に貫通形成されている。ドラム軸挿通穴58の内径は、感光ドラム20のドラム軸80の外径よりもわずかに大径(ほぼ同径)である。
ワイヤクリーナ係止部67は、対向壁64の上端部から上側へ延びる側面視略矩形の平板形状に形成されている。ワイヤクリーナ係止部67の上端部には、ワイヤクリーナ係止穴68が形成されている。
ワイヤクリーナ係止穴68は、前後方向に延びる側面視略矩形状に貫通形成されている。
ドラムギア露出部69は、嵌合凹部63の下側において、左壁54Lの後下側端部から後上側へ向かって凹むように、後下側へ向かって開放される側面視略円弧形状の凹部として形成されている。
図3に示すように、右側の側壁54(以下、右壁54Rとする。)は、前後方向に長手の略平板形状に形成されている。右壁54Rの後端部には、嵌合凹部60と、対向壁59と、受け部61とが形成されている。
嵌合凹部60は、右壁54Rの上端縁から下側へ向かって切り欠かれるように、上側が開放された側面視略半円形状に形成されている。
対向壁59は、右壁54Rの内側(左側)半分において、嵌合凹部60の内周面および右壁54Rの上端縁から上側へ延びる略平板形状に形成されている。対向壁59には、ドラム軸挿通穴62が形成されている。
ドラム軸挿通穴62は、左右方向に投影したときに左壁54Lのドラム軸挿通穴58と一致するように、対向壁59の前後方向中央に配置され、側面視略円形状に貫通形成されている。ドラム軸挿通穴62の内径は、左壁54Lのドラム軸挿通穴58と略同径である。
受け部61は、嵌合凹部60の前側において、右壁54Rの外側(右側)半分の上端縁から上側へ向かってわずかに膨出するように、上面が前後方向に延びる側面視略矩形状に形成されている。
図4に示すように、下壁55は、両側壁54の下端部間に架設されるように、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。なお、下壁55の後端部は、ドラムギア露出部69の前端部の下側に配置されている。
図2および図4に示すように、後壁57は、下壁55の後端部の後側に間隔を隔てて配置され、両側壁54の後端部間に架設されるように、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。後壁57と下壁55との間が、感光ドラム20と転写ローラ21との間へ向かう用紙Sを通過させるための第2開口の一例としての給紙開口74である。
また、後壁57には、転写部材支持部の一例としての転写ローラ支持部70が設けられている。また、後壁57には、ドラムギア露出開口72が形成されている。
転写ローラ支持部70は、後壁57から後側へ膨出するように、左右方向に延びる略部分円筒形状に形成されている。転写ローラ支持部70は、その左右方向両端部が閉鎖されるとともに、上側および前側へ向かって開放されている。転写ローラ支持部70の左端部は、左壁54Lよりも左右方向内側(右側)に配置されている。転写ローラ支持部70の右端部は、右壁54Rよりも左右方向内側(左側)に配置されている。
また、転写ローラ支持部70の左右方向両端部には、それぞれ、転写ローラ軸ガイド部71が1つずつ設けられている。
転写ローラ軸ガイド部71は、前後方向に延び、前後両端部が開放された略角筒形状に形成されている。転写ローラ軸ガイド部71の左右方向内壁には、前後方向(詳しくは、前上側と後下側とを結ぶ方向)に延びるガイド溝73が貫通形成されている(図8参照)。ガイド溝73の溝幅(上下方向長さ)は、転写ローラ軸86(後述)の外径よりもわずかに幅広(ほぼ同幅)である。転写ローラ軸ガイド部71の上壁には、凹部49と、傾斜部50とが形成されている。
凹部49は、転写ローラ軸ガイド部71の後端縁から前側へ向かって凹むように、平面視略矩形状に形成されている。
傾斜部50は、右側の転写ローラ軸ガイド部71の上端部(図2拡大図参照)と、左側の転写ローラ軸ガイド部71の上端部(図3拡大図参照)とに1つずつ形成されている。傾斜部50は、転写ローラ軸ガイド部71の左壁の内面から凹部49内に膨出するように、平面視略台形状に形成されている。傾斜部50の後面は、後側から前側へ向かうに従って右側へ傾斜している。
また、図2および図3に示すように、転写ローラ支持部70の後側上端部には、突出部の一例としての突条76と、複数(3つ)の嵌合突起77と、被係止部の一例としての係止凹部78とが形成されている。
突条76は、両転写ローラ軸ガイド部71間において、転写ローラ支持部70の内面(前面)から前側へ向かって突出し、左右方向に延びている。
複数の嵌合突起77は、転写ローラ支持部70の左右方向略中央において、互いに左右方向に等間隔を隔てて並列配置されている。嵌合突起77は、転写ローラ支持部70の後側上端部の上面から上側へ向かって突出するように、後面視略矩形状に形成されている。
係止凹部78は、転写ローラ支持部70の左右方向略中央において、転写ローラ支持部70の後面から前側へ凹む後面視矩形状に形成されている。
ドラムギア露出開口72は、転写ローラ支持部70の左端部と左壁54Lとの間において、ドラムギア露出部69に対応するように後面視略矩形状(図5参照)に貫通形成されている。
前壁56は、下壁55の前端部から連続して上側へ延び、両側壁54の前端部間に架設されるように、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。つまり、前壁56は、転写ローラ支持部70に対して、前後方向に間隔を隔てて対向されている。
そして、ベースフレーム52のうち、転写ローラ支持部70の前側において、右壁54Rの対向壁59と、左壁54Lの対向壁64との間の部分が、感光ドラム20を支持するための像担持体支持部の一例としてのドラム支持部101として区画されている。
また、ベースフレーム52のうち、ドラム支持部101よりも前側(下壁55と、前壁56と、右壁54Rおよび左壁54Lの前側部分とによって区画される部分)の部分が、現像カートリッジ19が装着可能な現像ユニット装着部の一例としての現像カートリッジ装着部102として区画されている。
(2)カバーフレーム
カバーフレーム53は、ベースフレーム52の後端部の上側に配置されている。カバーフレーム53は、金型を用いた射出成型などの方法により、難燃性を有する樹脂材料から、左右方向に延び、下側および前側へ向かって開放される略角筒形状に形成されている。
また、カバーフレーム53は、左右1対の側壁91と、上壁92と、後壁93とを備えている。
図2に示すように、左側の側壁91(以下、左壁91Lとする。)は、上下方向に延びる略平板形状に形成されている。左壁91Lには、嵌合凸部111と、位置決め部112とが形成されている。
嵌合凸部111は、左壁91Lの下端部から下側へ向かって突出する側面視略矩形状に形成されている。嵌合凸部111の上下方向長さ(突出長さ)は、ベースフレーム52の左壁54Lの嵌合凹部63の上下方向長さ(深さ)よりもわずかに短い。また、嵌合凸部111の前後方向長さは、ベースフレーム52の左壁54Lの嵌合凹部63の前後方向長さよりもわずかに短い。また、嵌合凸部111には、ドラム軸挿通穴113が形成されている。
ドラム軸挿通穴113は、嵌合凸部111の前後方向中央において、側面視略円形状に貫通形成されている。ドラム軸挿通穴113の内径は、感光ドラム20のドラム軸80の外径よりもわずかに大径(ほぼ同径)である。
位置決め部112は、左壁91Lの上下方向略中央において、その前端縁から前側へ向かってわずかに膨出するように、前面が上下方向に延びる側面視略矩形状に形成されている。また、位置決め部112の上下方向長さは、ベースフレーム52の左壁54Lの受け部65の上下方向長さよりも短い。
図3に示すように、右側の側壁91(以下、右壁91Rとする。)は、上下方向に延びる側面視略矩形の平板形状に形成されている。右壁91Rには、嵌合凸部94と、位置決め部95とが形成されている。
嵌合凸部94は、右壁91Rの下端部から下側へ向かって突出する側面視略半円形状に形成されている。嵌合凸部94の上下方向長さ(突出長さ)は、ベースフレーム52の右壁54Rの嵌合凹部60の上下方向長さ(深さ)よりもわずかに短い。嵌合凸部94の前後方向長さは、ベースフレーム52の右壁54Rの嵌合凹部60の前後方向長さよりもわずかに短い。また、嵌合凸部94には、ドラム軸挿通穴96が形成されている。
ドラム軸挿通穴96は、左右方向に投影したときに左壁91Lのドラム軸挿通穴113と一致するように、嵌合凸部94の前後方向中央において、側面視略円形状に貫通形成されている。ドラム軸挿通穴96の内径は、左壁91Lのドラム軸挿通穴113の内径と同径である。
位置決め部95は、嵌合凸部94の前側において、右壁91Rの下端縁から下側へ向かってわずかに膨出するように、下面が前後方向に延びる側面視略矩形状に形成されている。また、位置決め部95の前後方向長さは、ベースフレーム52の右壁54Rの受け部61の前後方向長さよりも短い。
図2に示すように、上壁92は、両側壁91の上端部間に架設されるように、左右方向に延び、下側へ向かって開放される略角筒形状(図8参照)に形成されている。上壁92の内部には、上記したスコロトロン型帯電器22が支持されている(図8参照)。また、上壁92には、通気開口110と、ワイヤクリーナ係止部挿通穴114とが形成されている。
通気開口110は、上壁92の上端部において、スコロトロン型帯電器22の帯電ワイヤ23に沿うように、左右方向に延びる略直線形状に形成されている。
ワイヤクリーナ係止部挿通穴114は、上壁92の左端部において、左壁91Lとの境界部分に形成されている。ワイヤクリーナ係止部挿通穴114は、上壁92を上下方向に貫通するように、前後方向に長手の平面視略矩形状に形成されている。
また、上壁92は、ワイヤクリーナ115を支持している。
ワイヤクリーナ115は、上壁92の上端部において、左右方向にスライド可能に支持されている。ワイヤクリーナ115は、平面視略矩形の平板形状に形成されている。また、ワイヤクリーナ115は、クリーニング部117を備えている(図8参照)。
クリーニング部117は、通気開口110を介してグリッド24内に配置されている(図8参照)。クリーニング部117は、スポンジや不織布などの清掃部材118を介して帯電ワイヤ23を挟持している(図8参照)。
また、ワイヤクリーナ115は、係止突起116を備えている。
係止突起116は、ワイヤクリーナ115の左面から左側へ突出する略角柱形状に形成されている。係止突起116の上下方向外寸および前後方向外寸は、ベースフレーム52のワイヤクリーナ係止穴68の上下方向内寸および前後方向内寸よりも短い。
後壁93は、上壁92の後端部から連続して後下側へ延び、両側壁91の後端部間に架設されるように、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。後壁93には、第1開口の一例としての排紙開口121と、被覆部122とが形成されている。
排紙開口121は、後壁93の後下側端部から前上側に向かって切り欠かれるように、左右方向に長手の後面視略矩形状に形成されている。排紙開口121は、ベースフレーム52の転写ローラ支持部70の両転写ローラ軸ガイド部71間の部分に対応するように、後壁93の左右方向中央部に形成されている。また、排紙開口121の左右方向長さは、転写ローラ支持部70の両転写ローラ軸ガイド部71間の部分とほぼ同じ左右方向長さである。排紙開口121は、感光ドラム20と転写ローラ21との間を通過した用紙Sを定着ユニット17へ向かって通過させるために用いられる。
被覆部122は、排紙開口121の後下側端部を閉鎖するように、排紙開口121の後下側端部内に架設されている。被覆部122は、左右方向に延びる平面視略矩形の平板形状に形成されている。被覆部122の左右方向長さは、転写ローラ支持部70の両転写ローラ軸ガイド部71間の部分とほぼ同じ左右方向長さである。
また、被覆部122の後端部には、当接部125と、複数(3つ)の嵌合穴123と、係止部の一例としての係止爪124とが形成されている。
当接部125は、被覆部122の後端縁から下側へ向かって突出し、左右方向に延びる突条として形成されている。
複数の嵌合穴123は、被覆部122の左右方向略中央において、互いに左右方向に等間隔を隔てて並列配置されている。嵌合穴123は、平面視略矩形状に貫通形成されている。
係止爪124は、被覆部122の左右方向略中央において、被覆部122の下面から下側へ突出し、その先端(下端部)において前側へ屈曲する略鉤形状に形成されている。言い換えると、係止爪124は、用紙Sの通過方向(下側から上側へ向かう方向)に沿うように、カバーフレーム53からベースフレーム52に向かって延び、その先端(下端部)において、用紙Sの搬送経路(通過経路、図1仮想線参照)に向かうように前側へ屈曲されている。
係止爪124の先端(屈曲された部分)の上下方向および左右方向の外寸は、係止凹部78の上下方向および左右方向の外寸よりも短い(図5および図7参照)。
(3)転写ローラおよび感光ドラム
ドラムカートリッジ18には、上記したように、転写ローラ21および感光ドラム20が支持されている。なお、ドラムカートリッジ18の重心は、転写ローラ21および感光ドラム20が後端部に支持されている分、前後方向中央よりも後側に偏っている。
転写ローラ21は、転写ローラ軸86と、ローラ本体85と、転写ローラ軸受87と、転写ローラ電極88とを備えている。
ローラ本体85は、両転写ローラ軸ガイド部71間に配置されている。ローラ本体85は、導電性の軟質樹脂(例えば、ゴムなど)から、左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。ローラ本体85の内径は、転写ローラ軸86の外径と略同径である。また、ローラ本体85の左右方向長さは、用紙Sの左右方向長さよりも短く、用紙S内に形成される印刷領域(印刷可能な最大の領域)の左右方向長さよりも長い。
転写ローラ軸86は、ローラ本体85内に相対回転不能に挿通されている。転写ローラ軸86は、金属から左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。また、転写ローラ軸86は、ローラ本体85よりも左右方向に長く形成され、その左右両端部は、ローラ本体85から突出されている。なお、転写ローラ軸86の左端部の突出長さは、転写ローラ軸86の右端部の突出長さよりも長い。転写ローラ軸86の左右両端部は、それぞれ、対応する転写ローラ軸ガイド部71のガイド溝73内に相対回転可能に嵌合されて(図8参照)、対応する転写ローラ軸ガイド部71内に突出されている。これにより、転写ローラ21は、ガイド溝73に沿って前後方向(詳しくは、前上側と後下側とを結ぶ方向)に移動可能に、ベースフレーム52に支持されている。
転写ローラ軸受87は、転写ローラ軸86の左端部に設けられている。転写ローラ軸受87は、絶縁性の硬質樹脂から、左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。転写ローラ軸受87の内径は、転写ローラ軸86の外径よりもわずかに大径(ほぼ同径)である。転写ローラ軸受87は、左側の転写ローラ軸ガイド部71内において、転写ローラ軸86に相対回転可能に外嵌(転写ローラ軸86の径方向外側から嵌合)されている。また、転写ローラ軸受87の後端部は、上側から見たときに、左側の転写ローラ軸ガイド部71の凹部49内に露出されている。
転写ローラ電極88は、転写ローラ軸86の右端部に設けられている。転写ローラ電極88は、導電性の硬質樹脂から、左右方向に延び、後側へ向かって開放される半円筒形状に形成されている。転写ローラ電極88の内径は、転写ローラ軸86の外径よりもわずかに大径(ほぼ同径)である。転写ローラ電極88は、右側の転写ローラ軸ガイド部71内において、転写ローラ軸86に対して、後側から相対回転可能に外嵌(転写ローラ軸86の径方向外側から嵌合)されている。また、転写ローラ電極88の後端部は、上側から見たときに、右側の転写ローラ軸ガイド部71の凹部49内に露出されている。
感光ドラム20は、ドラム本体81と、フランジ部材82と、ドラムギア83と、ドラム軸80とを備えている。
ドラム本体81は、転写ローラ21の前側において、右壁54Rの対向壁59と、左壁54Lの対向壁64との間に配置されている。ドラム本体81は、左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。詳しくは、ドラム本体81は、左右方向に延びる略円筒形状に形成される金属製の素管と、素管の表面を被覆する樹脂製の感光層とを備えている。ドラム本体81の左右方向長さは、用紙Sの左右方向長さよりも長い。
フランジ部材82は、ドラム本体81の右端部に相対回転不能に嵌合されている。フランジ部材82は、左右方向に厚みを有する略円板形状に形成されている。また、フランジ部材82には、その径方向中央部において、ドラム軸80が挿通される挿通穴(図示せず)が貫通形成されている。
ドラムギア83は、ベースフレーム52の左壁54Lと、転写ローラ支持部70の左端部との間に配置されるように(図5参照)、ドラム本体81の左端部に相対回転不能に嵌合されている。ドラムギア83は、左右方向に厚みを有する略円板形状に形成され、その周面にギア歯を有している。また、ドラムギア83には、その径方向中央部において、ドラム軸80が挿通される挿通穴(図示せず)が貫通形成されている。また、ドラムギア83の後下側端部は、左側面視において左壁54Lのドラムギア露出部69から露出されるように、ドラムギア露出開口72を介して後下側へ露出されている(図5および図6(a)参照)。
図4に示すように、ドラム軸80は、感光ドラム20の中心軸線に沿うように、ドラム本体81内に挿通されている。ドラム軸80は、金属から、左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。また、ドラム軸80は、ドラム本体81よりも左右方向に長く形成されている。ドラム軸80の左端部は、ベースフレーム52の左壁54Lのドラム軸挿通穴58、および、カバーフレーム53の左壁91Lのドラム軸挿通穴113(図6(a)参照)に回転可能に挿通されている。また、ドラム軸80の右端部は、ベースフレーム52の右壁54Rのドラム軸挿通穴62、および、カバーフレーム53の右壁91Rのドラム軸挿通穴96(図6(b)参照)に回転可能に挿通されている。
(4)ドラムカートリッジの組み立て
ドラムカートリッジ18を組み立てるには、図2および図3に示すように、まず、ベースフレーム52上に、上記したように、転写ローラ21および感光ドラム20(ドラム軸80を除く。)を組み付ける。
次いで、ベースフレーム52の後端部に、転写ローラ21および感光ドラム20を被覆するように、上側からカバーフレーム53を組み合わせる。
詳しくは、まず、カバーフレーム53の係止爪124の先端(下端部)をベースフレーム52の係止凹部78内に後側から嵌合させるとともに、カバーフレーム53の当接部125を、ベースフレーム52の転写ローラ支持部70の後端部上面に当接させる。すなわち、転写ローラ支持部70の後側上端部が、当接部125が当接される被当接部である。
このとき、カバーフレーム53の係止爪124の先端(下端部)は、ベースフレーム52の係止凹部78内に、上下方向に間隔(係止爪124の先端の上下方向外寸と、係止凹部78の上下方向外寸との差に相当する間隔)を有して嵌合される(図7参照)。
その後、カバーフレーム53の右壁91Rの嵌合凸部94を、ベースフレーム52の右壁54Rの嵌合凹部60に嵌合させるとともに、カバーフレーム53の左壁91Lの嵌合凸部111をベースフレーム52の左壁54Lの嵌合凹部63に嵌合させる。なお、このとき、ワイヤクリーナ115は、カバーフレーム53の左右方向途中に配置されている。
すると、ベースフレーム52の嵌合突起77は、それぞれ、カバーフレーム53の対応する嵌合穴123内に遊嵌される。また、ベースフレーム52のワイヤクリーナ係止部67は、カバーフレーム53のワイヤクリーナ係止部挿通穴114内に挿通される。
また、カバーフレーム53の左壁91Lのドラム軸挿通穴113は、ベースフレーム52の左壁54Lのドラム軸挿通穴58と対向される。また、カバーフレーム53の右壁91Rのドラム軸挿通穴96は、ベースフレーム52の右壁54Rのドラム軸挿通穴62と対向される。
また、カバーフレーム53の左壁91Lの位置決め部112は、ベースフレーム52の左壁54Lの受け部65の後側に対向配置される(図6(a)参照)。また、カバーフレーム53の右壁91Rの位置決め部95は、ベースフレーム52の右壁54Rの受け部61の上側に対向配置される(図6(b)参照)。
なお、この後、ワイヤクリーナ115をカバーフレーム53の左端部に配置することにより、ワイヤクリーナ115の係止突起116をワイヤクリーナ係止部67のワイヤクリーナ係止穴68内に係止する。
次いで、ドラムカートリッジ18を組み立てるには、ベースフレーム52およびカバーフレーム53の各ドラム軸挿通穴(58、62、96、113)を介して、フランジ部材82、ドラムギア83およびドラム本体81にドラム軸80を挿通する。
すると、ドラム軸80の左右方向両端部において、感光ドラム20がベースフレーム52およびカバーフレーム53に回転可能に支持される。また、ベースフレーム52とカバーフレーム53とは、ドラム軸80を介して一体的に連結される。
これにより、ドラムカートリッジ18の組み立てが完了する。
図7を参照して、組み立てられたドラムカートリッジ18において、排紙開口121の周縁部に対して上側へ向かう力が加わった場合や、後述するように、感光ドラム20が回転された場合には、カバーフレーム53がドラム軸80を中心として左側面視時計回りにわずかに移動(公差程度の移動)される。
このとき、係止爪124は、略前上側へ移動され、その先端(下端部)がベースフレーム52の係止凹部78内により深く嵌合される。
3.プロセスカートリッジへの駆動入力
図1に示すように、本体ケーシング2内にプロセスカートリッジ15が装着されると、本体ケーシング2内に設けられる金属製の付勢部材131が、転写ローラ軸ガイド部71の傾斜部50(図3および図7参照)に案内され、転写ローラ軸ガイド部71の凹部49(図3および図7参照)を介して、転写ローラ21の転写ローラ軸受87および転写ローラ電極88のそれぞれに後側から当接される。なお、転写ローラ電極88には、付勢部材131を介して、本体ケーシング2内の電源(図示せず)から電力が供給される。
転写ローラ21は、付勢部材131の付勢力により、感光ドラム20に向かうように前側へ押圧される(図3および図7参照)。
また、本体ケーシング2内にプロセスカートリッジ15が装着されると、本体ケーシング2内に設けられる駆動ギア(図示せず)が、ドラムギア83(図4参照)に後側から噛合される。
そして、駆動ギア(図示せず)を介してドラムギア83に駆動力が入力されると、図6(a)中に矢印で示すように、感光ドラム20が左側面視時計回りに回転する。
すると、感光ドラム20の回転により、カバーフレーム53は、ベースフレーム52に対して、感光ドラム20のドラム軸80を中心として左側面視時計回りに押し付けられる。
詳しくは、カバーフレーム53は、左壁91Lの位置決め部112において、ベースフレーム52の左壁54Lの受け部65に向かって前側へ押し付けられる(図6(a)参照)。また、カバーフレーム53は、右壁91Rの位置決め部95において、ベースフレーム52の右壁54Rの受け部61に向かって下側へ押し付けられる(図6(b)参照)。
これにより、カバーフレーム53は、ベースフレーム52のドラム支持部101に対して位置決めされる。
また、感光ドラム20が左側面視時計回りに回転すると、転写ローラ21は、感光ドラム20の回転に従動し、左側面視反時計回りに回転する。具体的には、転写ローラ21には、ギア等が設けられておらず、転写ローラ21は、転写ローラ21周面と感光ドラム20周面との圧接により生じる摩擦により回転する。
このとき、転写ローラ21は、感光ドラム20の回転、および、本体ケーシング2内の付勢部材131の付勢力により、ガイド溝73(図9参照)にガイドされながら、感光ドラム20から離間する後下側(離間方向)と、感光ドラム20に近接する前上側(近接方向)とに、弾性的にわずかに移動される。
これにより、転写ローラ21の回転および移動(前後方向への移動)に起因して、転写ローラ21を支持する転写ローラ支持部70がわずかに振動する。
ここで、カバーフレーム53は、上記し、図7に示すように、ベースフレーム52のドラム支持部101に対して位置決めされる一方、係止爪124の係止凹部78に対する遊嵌、および、嵌合突起77の嵌合穴123に対する遊嵌により、転写ローラ支持部70に対して遊びを有して係止されている。
そのため、転写ローラ支持部70の振動がカバーフレーム53に伝達されることが抑制されている。
これにより、転写ローラ支持部70の振動が排紙開口121に伝達されることが抑制されており、用紙Sの定着ユニット17への搬送経路(図1仮想線参照)に対する排紙開口121の相対配置が安定されている。
4.作用効果
(1)このドラムカートリッジ18によれば、図2に示すように、ベースフレーム52とは別体として形成されるカバーフレーム53のみに、排紙開口121が形成されている。
そのため、転写ローラ21の回転に起因してベースフレーム52の転写ローラ支持部70が振動した場合でも、その振動がカバーフレーム53に直接伝わることを抑制でき、排紙開口121の位置を安定させることができる。
これにより、感光ドラム20と転写ローラ21との間を通過した用紙Sを、排紙開口121の周縁部などに接触することを抑制しながら、確実に排紙開口121に通過させることできる。
その結果、用紙Sに転写されたトナー像が乱れることを抑制でき、ひいては、画質の低下を抑制できる。
(2)また、このドラムカートリッジ18によれば、図9に示すように、感光ドラム20の回転に追従させて、転写ローラ21をガイド溝73に沿って前後に移動させることができる。
これにより、転写ローラ21の回転に起因する振動がベースフレーム52に伝わることを低減することができる。
そのため、カバーフレーム53の振動をより抑制でき、排紙開口121の位置をより安定させることができる。
その結果、用紙Sに転写されたトナー像が乱れることをより抑制でき、ひいては、画質の低下をより抑制できる。
(3)また、このドラムカートリッジ18によれば、図4に示すように、ベースフレーム52には、感光ドラム20と転写ローラ21との間へ向かう用紙Sを通過させるための給紙開口74が形成されている。
そのため、感光ドラム20および転写ローラ21に対する給紙開口74の相対配置の精度を容易に確保することができる。
その結果、用紙Sを、確実に給紙開口74に通過させて、感光ドラム20と転写ローラ21との間へ供給することできる。
(4)また、このドラムカートリッジ18によれば、図3および図5に示すように、ベースフレーム52にカバーフレーム53を組み合わせた状態において、転写ローラ支持部70内の転写ローラ21を、カバーフレーム53の被覆部122によって被覆して保護することができる。
ここで、転写ローラ支持部70がカバーフレーム53の被覆部122によって被覆されていると、感光ドラム20と転写ローラ21との間を通過した用紙Sが転写ローラ21の回転に巻き込まれた場合に、巻き込まれた用紙Sを取り除くことが困難となる場合がある。
この点、このドラムカートリッジ18では、図7に示すように、転写ローラ支持部70の後側上端部において、転写ローラ21に向かって内側(前側)へ突出する突条76が設けられている。
そのため、突条76によって、用紙Sがそれ以上巻き込まれることを規制することができる。
その結果、感光ドラム20と転写ローラ21との間を通過した用紙Sが転写ローラ21の回転に巻き込まれた場合でも、巻き込まれた用紙Sを容易に取り除くことできる。
(5)また、このドラムカートリッジ18によれば、図7に示すように、カバーフレーム53の係止爪124は、ベースフレーム52の係止凹部78に対して、上下方向にわずかに間隔を有して係止されている。
そのため、ベースフレーム52の転写ローラ支持部70と、カバーフレーム53の被覆部122とを、わずかに間隔を有して係止することができる。
これにより、係止爪124と係止凹部78との上下方向間隔において、ベースフレーム52の転写ローラ支持部70からカバーフレーム53の被覆部122への振動の伝達を抑制することができる。
その結果、カバーフレーム53の振動をより抑制でき、排紙開口121の位置をより安定させることができる。
(6)また、このドラムカートリッジ18によれば、図7に示すように、係止爪124は、カバーフレーム53からベースフレーム52に向かって下側へ延び、その先端において、用紙Sの通過経路に向かうように前側へ屈曲されている。
そのため、搬送中の用紙Sがカバーフレーム53に接触するなどして、カバーフレーム53に対して用紙Sの搬送方向に力が加わった場合に、係止爪124の先端(下端部)をベースフレーム52の係止凹部78内により深く嵌合させることができる。
その結果、確実に、ベースフレーム52とカバーフレーム53とを係止することができる。
(7)また、このドラムカートリッジ18によれば、図2に示すように、ベースフレーム52の前端部において、転写ローラ支持部70に対して前後方向に間隔を隔てて対向する前壁56を備えている。
そのため、第1の金型(上側の金型)と第2の金型(下側の金型)とで上下方向から挟むようにベースフレーム52を成形した場合に、第1の金型を、成形されたベースフレーム52から前後方向(転写ローラ支持部70と前壁56との並び方向)に離脱させることが困難な場合がある。
また、転写ローラ支持部70の近傍(特に、上側近傍)において、ベースフレーム52に排紙開口121を形成した場合には、排紙開口121が形成されている部分と第1の金型との干渉により、第1の金型を、成形されたベースフレーム52から上側へ離脱させることが困難な場合がある。
この点、このドラムカートリッジ18では、上記したように、ベースフレーム52とは別体として形成されるカバーフレーム53に、排紙開口121が形成されている。
そのため、排紙開口121が形成されている部分が第1の金型に干渉することを抑制して、第1の金型を、ベースフレーム52の上端部を通過するように、容易に離脱させることができる。
その結果、簡便な方法で、効率よくベースフレーム52を成形することができる。
(8)また、このプリンタ1によれば、図1に示すように、ドラムカートリッジ18の排紙開口121は、本体ケーシング2内において定着ユニット17に対向配置されている。
そして、ドラムカートリッジ18のカバーフレーム53は、ベースフレーム52よりも難燃性の高い材料から形成されている。
そのため、カバーフレーム53の難燃性を確保して、排紙開口121を定着ユニット17に対して近接させることができる。
その結果、排紙開口121を通過した用紙Sを、定着ユニット17に対して確実に搬送することができる。
(9)また、このプリンタ1によれば、図1に示すように、定着ユニット17は、排紙開口121の鉛直上側に対向配置されている。そして、用紙Sは、感光ドラム20と転写ローラ21との間を鉛直下側から鉛直上側へ向かって通過される。
そのため、用紙Sの定着ユニット17への搬送途中に、用紙Sが排紙開口121の周縁部などに接触すると、用紙Sの鉛直上側の端部が大きくよれるおそれがある。
この点、このドラムカートリッジ18では、排紙開口121の位置を安定させることができるので、定着ユニット17へ搬送される途中の用紙Sが排紙開口121の周縁部などに接触することを抑制できる。
そのため、排紙開口121を通過した用紙Sを、定着ユニット17に対して、より確実に搬送することができる。
5.変形例
(1)図9および図10を参照して、ドラムカートリッジ18の変形例を説明する。なお、図9および図10において、上記した実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
上記した実施形態では、カバーフレーム53は、排紙開口121の下端部内において、転写ローラ支持部70を被覆するための被覆部122を一体的に備えている。
対して、この変形例では、図9および図10に示すように、カバーフレーム53に被覆部122を設けないで、転写ローラ支持部70を被覆する被覆部材131を、カバーフレーム53とは別体として構成する。
被覆部材131は、転写ローラ21を上側から被覆するように、転写ローラ支持部70の上端部に組み付けられている。被覆部材131は、左右方向に延びる平面視略矩形の平板形状に形成されている。被覆部材131の左右方向長さは、転写ローラ支持部70の両転写ローラ軸ガイド部71間の部分とほぼ同じ左右方向長さである。
この変形例においても、上記した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(2)上記したプリンタ1は、本発明の画像形成装置の一実施形態であり、本発明は、上記した実施形態に限定されない。
本発明の画像形成装置には、上記したモノクロプリンタの他、カラープリンタとして構成することもできる。
画像形成装置をカラープリンタとして構成する場合には、複数の感光体と記録媒体搬送部材とを備えるダイレクト方式のタンデム型カラープリンタや、複数の感光体と、中間転写体と、転写部材とを備える中間転写方式のタンデム型カラープリンタとして構成することができる。
また、プロセスカートリッジ15は、上記したようなドラムカートリッジ18と現像カートリッジ19とが分離する分離型の他、ドラムカートリッジ18と現像カートリッジ19とを一体的に備える一体型として構成することもできる。
さらに、本体ケーシング2にドラムカートリッジ18が装着された状態で、現像カートリッジ19のみを本体ケーシング2に対して着脱させることもできる。
さらに、現像カートリッジ19は、現像ローラ34を有するフレームに対し、トナーが収容されるトナーカートリッジが着脱自在に装着されるように構成することもできる。
また、像担持体としては、上記した感光ドラム20の他、例えば、感光ベルトなどを適用することもできる。
また、上記した現像ローラ34に代えて、例えば、現像スリーブ、現像ベルト、ブラシ状のローラなどの現像剤担持体を適用することもできる。
また、上記した供給ローラ33に代えて、例えば、供給スリーブ、供給ベルト、ブラシ状のローラなどの供給部材を適用することもできる。
また、上記したアジテータ29に代えて、例えば、オーガスクリューや搬送ベルトなどの搬送部材を適用することもできる。
また、転写部材としては、上記した転写ローラ21の他、例えば、転写ベルト、転写ブラシ、転写ブレード、フィルム型転写装置などの接触型の転写部材や、例えば、コロトロンタイプなどの非接触型の転写部材などを適用することもできる。
また、上記したスコロトロン型帯電器22に代えて、例えば、コロトロン型帯電器、鋸歯状の放電部材などの非接触型の帯電器や、帯電ローラなどの接触型の帯電器などを適用することもできる。
また、上記したスキャナユニット16に代えて、LEDユニットなどの露光部材を適用することもできる。
さらに、本発明の画像形成装置は、画像読取部などを装備して、複合機として構成することもできる。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
17 定着ユニット
18 ドラムカートリッジ
19 現像カートリッジ
20 感光ドラム
21 転写ローラ
52 ベースフレーム
53 カバーフレーム
56 前壁
70 転写ローラ支持部
74 給紙開口
76 突条
78 係止凹部
101 ドラム支持部
102 現像カートリッジ装着部
121 排紙開口
124 係止爪
125 当接部

Claims (10)

  1. 現像剤像を担持するように構成される像担持体と、
    前記像担持体に対して対向配置され、前記像担持体に担持された現像剤像を被記録媒体に転写するように構成される転写部材と、
    前記像担持体および前記転写部材を回転可能に支持する第1フレームと、
    前記像担持体と前記転写部材との対向部に対して被記録媒体の通過方向下流側に配置され、前記第1フレームに組み合わされる第2フレームと
    を備え、
    前記第2フレームには、前記対向部を通過した被記録媒体を通過させるための第1開口の少なくとも一部が形成されている
    ことを特徴とする、カートリッジ。
  2. 前記第1フレームは、前記転写部材を、前記像担持体に近接する近接方向と前記像担持体から離間する離間方向とに移動可能に支持する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記第1開口は、前記第2フレームに形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のカートリッジ。
  4. 前記第1フレームには、前記対向部へ向かう被記録媒体を通過させるための第2開口が形成されている
    ことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  5. 前記第1フレームは、前記転写部材を支持するための転写部材支持部を備え、
    前記第2フレームは、前記転写部材支持部に対して当接される当接部を備え、
    前記転写部材支持部は、
    前記当接部が当接される被当接部と、
    前記被当接部から前記転写部材に向かって突出する突出部と
    を備える
    ことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  6. 前記第1フレームおよび前記第2フレームのいずれか一方は、前記第1フレームおよび前記第2フレームのいずれか他方に係止される係止部を備え、
    前記第1フレームおよび前記第2フレームのいずれか他方は、前記係止部が係止される被係止部を備え、
    前記係止部は、前記被係止部に対して、所定の間隔を有して係止される
    ことを特徴とする、請求項5に記載のカートリッジ。
  7. 前記係止部は、被記録媒体の通過方向に沿うように、前記第2フレームから前記第1フレームに向かって延び、その先端において、被記録媒体の通過経路に向かって屈曲されている
    ことを特徴とする、請求項6に記載のカートリッジ。
  8. 前記第1フレームは、
    前記像担持体を支持するための像担持体支持部と、
    前記転写部材を支持するための転写部材支持部と、
    前記像担持体に現像剤を供給するための現像ユニットが装着可能な現像ユニット装着部と
    を備え、
    前記転写部材支持部は、前記像担持体支持部に対して、前記現像ユニット装着部の反対側に配置され、
    前記現像ユニット装着部は、前記転写部材支持部、前記像担持体支持部および前記現像ユニット装着部の並び方向において、前記転写部材支持部に間隔を隔てて対向する壁部を備える
    ことを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  9. 請求項1ないし8のいずれか一項に記載のカートリッジと、
    前記カートリッジが装着可能な装置本体と、
    前記装置本体内において前記カートリッジの前記第1開口に対向配置され、前記第1開口を通過した被記録媒体を加熱して現像剤像を被記録媒体に定着させるための定着装置と
    を備え、
    前記第2フレームは、前記第1フレームよりも難燃性の高い材料から形成されている
    ことを特徴とする、画像形成装置。
  10. 被記録媒体は、前記像担持体と前記転写部材との間を鉛直下側から鉛直上側へ向かって通過され、
    前記定着装置は、前記第1開口の鉛直上側に対向配置されている
    ことを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
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