JP2014015860A - 排水ポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】空調機の室内機に溜るドレン水を排水する排水ポンプに逆止弁を備えてドレンパンの清浄化を図る。
【解決手段】排水ポンプ100はポンプハウジング110内に回転羽根130を備えて、吸込口120からドレン水を吸上げて吐出口122から立上り管側へドレン水を吐出する。逆止弁部材200は、吐出口122内に摺動自在に配置され、運転時にはドレン水流F1により弁を開き停止時には立上り管から戻るドレン水に押されて弁を閉じる。
【選択図】図1
【解決手段】排水ポンプ100はポンプハウジング110内に回転羽根130を備えて、吸込口120からドレン水を吸上げて吐出口122から立上り管側へドレン水を吐出する。逆止弁部材200は、吐出口122内に摺動自在に配置され、運転時にはドレン水流F1により弁を開き停止時には立上り管から戻るドレン水に押されて弁を閉じる。
【選択図】図1
Description
本発明は、空調機の室内機に装備されて冷房時や除湿時に蒸発器に発生するドレン水を室外へ排水するための排水ポンプに関する。
図4は、下記特許文献1にも説明されているセパレータ型の空調機の概要を示す。
空調機の室外機10は、圧縮機12と凝縮器14を備え、冷媒を圧縮して液相冷媒として配管20を介して室内機30へ送る。
室内機30は膨張弁32を有し、液相冷媒の流量を制御して蒸発器34へ送り、外気との間で熱交換を行い冷気を発生させる。
空調機の室外機10は、圧縮機12と凝縮器14を備え、冷媒を圧縮して液相冷媒として配管20を介して室内機30へ送る。
室内機30は膨張弁32を有し、液相冷媒の流量を制御して蒸発器34へ送り、外気との間で熱交換を行い冷気を発生させる。
冷房運転時には、蒸発器34の表面に空気中の水分が凝縮して付着し、水滴W1となってドレンパン40上に落下する。
ドレンパン40に集められたドレン水は排水ポンプ1により吸上げられて立上り管50を介して室外に排出される。
ドレンパン40に集められたドレン水は排水ポンプ1により吸上げられて立上り管50を介して室外に排出される。
空調機の運転が停止し、排水ポンプ1が停止すると立上り管50内のドレン水W2はドレンパン40内に戻される。ドレンパン40内に戻されたドレン水は水分が蒸発し、錆の発生要因となるのに加えて、腐敗するとスライムと称する粘性の高い汚泥となり、排水ポンプ1の詰まり等の不具合の原因となる。
また悪臭等の不都合の原因ともなる。
また悪臭等の不都合の原因ともなる。
また、立上り管50内に溜った揚程H1のドレン水が急激に落下するために、排水ポンプ1のポンプ室の上部から噴出して上部のモータに影響を与えることもある。
このドレン水の噴出がモータ側へ向かうのを防止するために水切板を設ける必要もある。
そこで、本発明の目的は、上述した不具合を解消する排水ポンプを提供するものである。
このドレン水の噴出がモータ側へ向かうのを防止するために水切板を設ける必要もある。
そこで、本発明の目的は、上述した不具合を解消する排水ポンプを提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明の排水ポンプは、回転羽根を構成する大径羽根を収容するポンプ室と、回転羽根の小径羽根が挿入される吸込口と、ポンプ室から放射方向に延びる吐出口を有するポンプハウジングと、回転羽根を駆動するモータを備えるとともに、吐出口内に摺動自在に装備される逆止弁部材を備え、吐出口に連通するテーパー部との間で逆止弁を構成するものである。
そして、逆止弁部材は、吐出口のテーパー部に当接するテーパー弁部と、吐出口の内径部に摺動する複数のリブ状部材を備える。
また、吐出口の出口に取り付けられて逆止弁部材を封止する蓋部材を備えるものである。
本発明の排水ポンプは運転停止時にポンプハウジングに逆流するドレン水の戻りを防止して水切板を省略することができる。
また、錆やスライムの発生に伴う排水ポンプの作動不良を防止することができる。
また、錆やスライムの発生に伴う排水ポンプの作動不良を防止することができる。
図1は、本発明の排水ポンプ100の断面構造を示し、排水ポンプ100が運転中で揚水している状態を示す。
排水ポンプ100はポンプハウジング110を有し、ポンプハウジング110は吸込口120と吐出口122の間にポンプ室124が設けられる。ポンプ室124と円筒状の吐出口122の間はテーパー部123で連通される。
排水ポンプ100はポンプハウジング110を有し、ポンプハウジング110は吸込口120と吐出口122の間にポンプ室124が設けられる。ポンプ室124と円筒状の吐出口122の間はテーパー部123で連通される。
ポンプ室124内には回転羽根130が配設され、ポンプ室124の開口部は蓋部材140で覆われる。蓋部材140の中心には回転羽根130の取付軸132が貫通する開口部142が形成される。
蓋部材140にはモータ支持部144が一体に設けられ、モータ支持部144の上部にはモータ150が収容され、カバー160で覆われる。カバー160は取付脚162を備える。
モータ150は給電線152で駆動され、出力軸154は回転羽根130の取付軸132の中心孔に挿入固着される。
本発明の排水ポンプ100は吐出口122内に挿入される逆止弁部材200を有し、逆止弁部材200は、それを挿入した後は吐出カバー170にて離脱不能に保持される。
図1は、排水ポンプ100が運転状態であって、ドレン水が吸込口120から吐出口122に向かう流れF1を形成する状態を示す。
逆止弁部材200は、ドレン水流により吐出口カバー170に押しつけられ、ドレン水は開口部から立上り管側へ排水される。
このとき、流れF1は逆止弁部材200による整流作用を受け、これが排水音の静粛化に寄与する。
逆止弁部材200は、ドレン水流により吐出口カバー170に押しつけられ、ドレン水は開口部から立上り管側へ排水される。
このとき、流れF1は逆止弁部材200による整流作用を受け、これが排水音の静粛化に寄与する。
図2は排水ポンプ100の運転が停止し、立上り管内のドレン水が排水ポンプ100側へ戻る状態を示す。吐出口122に戻るドレン水の水流F2に押されて逆止弁部材200はテーパー部123に押し付けられて閉弁状態を形成する。
この作用により、立上り管内のドレン水はドレンパン側に逆流することが防止される。
これにより、ドレンパン内にドレン水が溜まり、汚泥化することが防止される。
これにより、ドレンパン内にドレン水が溜まり、汚泥化することが防止される。
図3は逆止弁部材200の詳細な構造を示す。
逆止弁部材200は円筒形の弁本体210を有し、弁本体210のテーパー部123側の先端部はテーパー弁部220に形成される。後端部は、細径部230を介して3枚のリブ状部材240が設けられる。
逆止弁部材200は円筒形の弁本体210を有し、弁本体210のテーパー部123側の先端部はテーパー弁部220に形成される。後端部は、細径部230を介して3枚のリブ状部材240が設けられる。
逆止弁部材200は樹脂等の軽い材料により製造され、円筒状の吐出口122内で確実にスライドして逆止弁として機能する。
本発明の排水ポンプは以上のように、吐出口内に逆止弁を備えることにより、運転停止時に立上り管内のドレン水がドレンパンに逆流するのを防止する。
従って、逆流水を少なくできるからドレンパンを小型化することも可能となり、排水ポンプの水切板を省略することができる。
従って、逆流水を少なくできるからドレンパンを小型化することも可能となり、排水ポンプの水切板を省略することができる。
1 排水ポンプ
10 室外機
12 圧縮機
14 凝縮器
20、22 配管
30 室内機
32 膨張弁
34 蒸発器
40 ドレンパン
50 立上り管
100 排水ポンプ
110 ポンプハウジング
120 吸込口
122 吐出口
123 テーパー部
124 ポンプ室
130 回転羽根
132 取付軸
140 蓋部材
142 開口部
144 モータ支持部
150 モータ
152 給電線
154 出力軸
160 カバー
162 取付脚
170 吐出口カバー
200 逆止弁部材
210 弁本体
220 テーパー弁部
230 細径部
240 リブ状部材
10 室外機
12 圧縮機
14 凝縮器
20、22 配管
30 室内機
32 膨張弁
34 蒸発器
40 ドレンパン
50 立上り管
100 排水ポンプ
110 ポンプハウジング
120 吸込口
122 吐出口
123 テーパー部
124 ポンプ室
130 回転羽根
132 取付軸
140 蓋部材
142 開口部
144 モータ支持部
150 モータ
152 給電線
154 出力軸
160 カバー
162 取付脚
170 吐出口カバー
200 逆止弁部材
210 弁本体
220 テーパー弁部
230 細径部
240 リブ状部材
Claims (3)
- 回転羽根を構成する大径羽根を収容するポンプ室と、回転羽根の小径羽根が挿入される吸込口と、ポンプ室から放射方向に延びる吐出口を有するポンプハウジングと、回転羽根を駆動するモータを備えた排水ポンプであって、
吐出口内に摺動自在に装備される逆止弁部材を備える
ことを特徴とする排水ポンプ。 - 逆止弁部材は、吐出口のテーパー部に当接するテーパー弁部と、吐出口の内径部に摺動する複数のリブ状部材を備える請求項1記載の排水ポンプ。
- 吐出口に装備される逆止弁部材は吐出口の端部に装着される蓋部材によって離脱不能に保持される請求項1又は2記載の排水ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012152221A JP2014015860A (ja) | 2012-07-06 | 2012-07-06 | 排水ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012152221A JP2014015860A (ja) | 2012-07-06 | 2012-07-06 | 排水ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014015860A true JP2014015860A (ja) | 2014-01-30 |
Family
ID=50110772
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012152221A Pending JP2014015860A (ja) | 2012-07-06 | 2012-07-06 | 排水ポンプ |
Country Status (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015220910A (ja) * | 2014-05-20 | 2015-12-07 | 株式会社不二工機 | マグネットロータ式モータ及び当該モータを含むポンプ |
JP2015220945A (ja) * | 2014-05-21 | 2015-12-07 | 株式会社不二工機 | マグネットロータ式モータ及び当該モータを含むポンプ |
CN107299902A (zh) * | 2016-04-15 | 2017-10-27 | 德昌电机(深圳)有限公司 | 排水泵及具有该排水泵的家用电器 |
JP2018050878A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 株式会社東京技研 | 歯科医療用気液分離装置,歯科医療用吸引装置,歯科医療用吸引システム,及び歯科医療における気液分離方法 |
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JPS57121462U (ja) * | 1981-01-22 | 1982-07-28 | ||
JPH01163724U (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-15 | ||
JPH0821547A (ja) * | 1994-07-06 | 1996-01-23 | Yamakawa Ind Co Ltd | 流体の開閉弁構造 |
JP2010275972A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Fuji Koki Corp | 排水ポンプ |
-
2012
- 2012-07-06 JP JP2012152221A patent/JP2014015860A/ja active Pending
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