JP2014015289A - エレベータの群管理制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ホール呼びを制御対象とした、かご割り当て制御と比較して、サービスを向上させたかご割り当て制御を行なう。
【解決手段】実施形態によれば、エレベータの群管理制御システムは、乗り場撮像装置およびかご内撮像装置による撮像結果に基づいて、乗りかごの利用者が到着した乗り場での待ち時間である第1の時間、および利用者が乗り場に到着した乗りかごに乗り込んで乗りかごの利用を継続している時間である第2の時間を利用者の個人毎に演算し、複数台の乗りかごのそれぞれについて、利用者の個人毎に第1の時間と第2の時間を合算した時間を関数として、複数台の乗りかごのそれぞれについての評価値の演算を行ない、ホール呼びが登録された場合に、この登録されたホール呼びに応答させる乗りかごを決定する、制御対象をエレベータの利用者個人とする群管理方式である。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、エレベータの群管理制御システムに関する。
我が国においては、昭和40年代から超高層ビルの建設が始まり、そのビル建設に合わせて複数のエレベータの群管理制御が行われるようになった。
エレベータの群管理制御は、交通需要のピーク時には輸送能力の向上、非ピーク時にはサービスの平均化を図ることを目的とし、技術の革新にあわせて、その時代時代で最新の群管理制御システムが納入されてきた。
すなわち、群管理制御システムは、ゾーン分割方式や出発間隔制御方式から割り当て方式へ移行し、さらに学習制御、ファジィ推論制御、ニューロ制御などの技術がエレベータの群管理制御に応用されてきた。
特開2007−070081号公報
現状のエレベータの群管理制御は、各号機の乗りかごの運行状況及び交通需要状況などを収集し、各乗りかごからのかご呼びやホール呼びの乗りかごへの割り当てなどの状況を考慮し、新たに発生するホール呼びに対して群管理制御アルゴリズムにより割当て対象の乗りかごを決定している。
エレベータの群管理制御は時代とともに変化してきたが、基本はホール呼びを制御対象とした、かご割り当て制御であり、ホール待ち客の個々の乗車形態を考慮した割り当て制御とはなっていない。
本発明が解決しようとする課題は、ホール呼びを制御対象とした、かご割り当て制御と比較して、ホール待ち客個々人を制御対象としたかご割り当て制御を行なうことが可能になるエレベータの群管理制御システムを提供することにある。
実施形態によれば、エレベータの群管理制御システムは、複数台の乗りかごと、ホール呼びの登録のための操作を受け付ける呼び登録装置と、各階床の乗り場に設けられ、前記乗り場から前記複数台の乗りかごのいずれかに乗り込む利用客を撮像する乗り場撮像装置と、前記複数台の乗りかごのそれぞれの中に設けられ、前記乗り場撮像装置による撮像範囲と一部共通する撮像範囲を有し、前記乗り場から前記乗りかごへ乗り込んだ利用客を撮像するかご内撮像装置とをもち、前記乗り場撮像装置および前記かご内撮像装置による撮像結果に基づいて、前記乗りかごの利用者個人についてのサービスの状況を示すデータを前記利用者の個人毎に抽出し、前記ホール呼びが登録された場合に、前記抽出したデータに基づいて、前記登録された前記ホール呼びに応答させる乗りかごを割り当てることを特徴とする。
また、実施形態によれば、エレベータの群管理制御システムは、複数台の乗りかごと、ホール呼びの登録のための操作を受け付ける呼び登録装置と、各階床の乗り場に設けられ、前記乗り場から前記複数台の乗りかごのいずれかに乗り込む利用客を撮像する乗り場撮像装置と、前記複数台の乗りかごのそれぞれの中に設けられ、前記乗り場撮像装置による撮像範囲と一部共通する撮像範囲を有し、前記乗り場から前記乗りかごへ乗り込んだ利用客を撮像するかご内撮像装置と、前記乗り場撮像装置および前記かご内撮像装置による撮像結果に基づいて、前記乗りかごの利用者による前記到着した前記乗り場での待ち時間である第1の時間を前記利用者の個人毎に演算する第1の演算手段と、前記乗り場撮像装置および前記かご内撮像装置による撮像結果に基づいて、前記乗りかごの利用者が前記乗り場に到着した乗りかごに乗り込んで前記乗りかごの利用を継続している時間である第2の時間を前記乗り込んだ乗りかご毎および前記利用者の個人毎に演算する第2の演算手段と、同じ前記利用者について前記第1の時間と前記第2の時間とを合算することで、前記利用者が前記乗り場に到着してから前記到着した前記乗り場から乗り込んで前記乗りかごの利用を継続している時間を前記利用者の個人毎に演算する第3の演算手段と、前記複数台の乗りかごのそれぞれについて、前記利用者の個人毎に前記第3の演算手段により演算した時間のうち最大値を特定し、前記最大値を関数として、前記複数台の乗りかごのそれぞれについての評価値の演算を行ない、前記ホール呼びが登録された場合に、前記登録された前記ホール呼びに応答させる乗りかごとして、前記演算した評価値が最小の乗りかごを割り当てる割り当て制御手段とをもつことを特徴とする。
実施形態に適用されるエレベータの群管理制御システムの概念図。 実施形態に適用されるエレベータの群管理制御システムで用いられるステレオカメラおよび映像処理装置の設置形態を示す斜視図。 実施形態に適用されるエレベータの群管理制御システムで用いられる映像処理装置と外部装置との接続形態を示すブロック図。 実施形態に適用されるエレベータの群管理制御システムで用いられるステレオカメラおよび映像処理装置の処理動作の一例を示すフローチャート。 実施形態に適用されるエレベータの群管理制御システムの概略構成図。 実施形態に適用されるエレベータの群管理制御システムで用いられるHCT(ホール状態情報テーブル)のデータ配列例を示す図。 実施形態に適用されるエレベータの群管理制御システムで用いられるCCT(かご状態情報テーブル)のデータ配列例を示す図。 実施形態に適用されるエレベータの群管理制御システムで用いられるセレクトコードを2進数に変換して得られるセレクト情報の一例を示す図。 各ホール呼び等に対してサービス号機を割当てるときの割当て情報の一例を示す図。 実施形態に適用されるエレベータの群管理制御システムにおける、ホール呼びに対する号機割当ての処理手順を説明するフローチャート。 モードの判定の一例を説明する図。 実施形態に適用されるエレベータの群管理制御システムのステレオカメラの設置例及び視野の一例を示す図。 実施形態に適用されるエレベータの群管理制御システムにおける、ホール呼び毎かつホール待ち客毎の乗り場待ち時間テーブル(HWP)及セレクトコードの一例を示す図(1つの呼びで最大16人待ち列を想定した例)。 実施形態に適用されるエレベータの群管理制御システムにおける、号機毎かつかご乗客毎のかご乗車経過時間テーブル(CRP)及びセレクトコードの一例を示す図(のかごで最大32名の乗客を想定した例)。 実施形態に適用されるエレベータの群管理制御システムにおけるHWPテーブル及びCRPテーブルに基づいた利用者同定処理を実施して、各号機の乗客毎のサービス経過時間を算出するためのSKT(r)テーブルの生成例を示す図(rはA〜D号機を示す)。 実施形態に適用されるエレベータの群管理制御システムにおける、ホール呼びに対する号機割当ての処理手順の一例を示すフローチャート。 実施形態に適用されるエレベータの群管理制御システムにおける、ホール呼びに対する評価値計算の一例を示すフロー図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態は、エレベータの群管理制御装置を設置し、さらに複数の号機の乗りかご内および各階床の乗り場にステレオカメラを設置し、乗り場のステレオカメラからの待ち客認識情報、および乗りかご内のステレオカメラからの乗客認識情報を群管理制御装置にて取得し、待ち客個々人の認識情報を乗りかご内乗客個々人の認識情報として連続して引き継ぐことにより、個々人が乗り場から乗りかご内へ乗り込んで、目的階で降車するまでの情報を一貫して管理する構成としている。
このことにより、ホール待ち客個々人の、乗り場での待ち時間と乗りかごに乗り込んで乗りかごの利用を継続している時間とを制御要素とした新しい概念の群管理制御を実現する。従来の群管理制御の方式がホール呼びを制御対象とする方式であったのに対し、本実施形態では、群管理制御の方式は、乗り場での待ち客個々人を制御対象とする方式であり、従来の群管理制御の方式とは全く概念が異なる方式である。
図1は、実施形態におけるエレベータの群管理制御システムの概念図である。
図1に示したエレベータの群管理制御システムは、群管理制御装置1と、4台(A〜D号機)のEL(エレベータ)に対応する主制御装置2A,2B,2C,2Dと、かご室No.AからNo.Dまでの各々のかご室内上部に設置されるステレオカメラKC(A),KC(B),KC(C)KC(D)と、1階からN階までの各階乗り場に設置されているステレオカメラNC(1),NC(2),…NC(N−2),NC(N−1),NC(N)と、ホール映像制御装置100とから構成されている。本実施形態では、群台数は4台であるとし、エレベータ設置建物の階床は、1階から10階までの10階床であるとする。
また、図示はしないが、各号機の乗りかごは当該乗りかごに対応して設けられるシーブに巻き掛けられたロープを介してカウンタウェイトと連結されており、自号機の主制御装置2からの制御にしたがった巻上機の駆動によるシーブの回転に伴い、カウンタウェイトとともに互いに上下反対方向に昇降する。
各階乗り場のステレオカメラNC(1),NC(2),…NC(N)からの情報はホール映像制御装置100にて映像処理される。この情報は、群管理制御装置1により、各かご室内のステレオカメラKC(A),KC(B),…KC(D)からの映像処理信号と比較され、各階乗り場のステレオカメラと各かご室内のステレオカメラとの視野共通部のデータを利用して同定処理され、この同定処理により認識された個々人の情報が最終的に群管理制御装置1に蓄積される。かご内に設置のステレオカメラは画角が広角であり、ドア開時には乗り場側の待ち客もかご内より認識できるものである。
これにより、乗り場側ステレオカメラの視野と、かご内ステレオカメラの視野とがラップする視野共通部のエリアが生じ、この視野共通部の映像データを活用して、ドア開時には、その階のホール待ち客と、かご内よりみたホール待ち客とが共通で認識でき、ホール待ち客の同定が可能となる。
図2は、ステレオカメラ102を乗りかご101の天井101aに、映像処理装置103などを内蔵するケース111を乗りかご101の上に、それぞれ設置した状態を示す斜視図である。図3は、映像処理装置103と外部装置との接続形態を示すブロック図である。
図2に示すように乗りかご101の天井101aの近傍に設置されたステレオカメラ102と、乗りかご101の上に設置されたケース111に収められた映像処理装置103とを備える。ステレオカメラ102は、各号機毎のステレオカメラKC(A)〜KC(D)に対応する。また、ステレオカメラ102は、ドア装置115を通過する利用者を撮影できるように、図2に示すように乗りかご101の内部からドア装置115越しに見える着床階の乗り場116までを撮影する。映像処理装置103は、ステレオカメラ102で撮影された映像を基に乗りかご101に対して乗り降りする利用者P1,P2の三次元位置情報を算出する。
図2に示すように、ステレオカメラ102は、臨時に仮設されたバー121に取り付けられる。バー121は、乗りかご101の天井101aおよび側壁101bに支持され、ドア装置115と平行かつ水平に設置されている。バー121を設ける代わりに、ブラケットを天井101aや側壁101bに直接固定し、ステレオカメラ102を取り付けてもよい。また、ステレオカメラ102は、天井101aまたは天井照明装置内に組み込まれるようにしてもよい。ステレオカメラ102は、エレベータの使用によってはドア装置115の上部の幕板で覆われる部分に組み込んでもよい。
ステレオカメラ102は、ドア装置115と平行で水平方向に離して配置されることで撮影角度の異なる2つのカメラ102R,102Lを含む。映像処理装置103は、2つのカメラ102R,102Lどうしの距離および撮影角度が異なっていることによる視差を基に、この2つのカメラ102R,102Lで同時に撮影されたそれぞれの画像を解析処理することで、被写体の三次元位置を特定することができる。特定された三次元位置は、三次元情報として取り扱われる。
映像処理装置103は、図3に示すように、画像キャプチャ部131、画像処理部132を備える。画像キャプチャ部131は、接続されているステレオカメラ102から得られる画像を同期させる。画像処理部132は、画像キャプチャ部131からの出力に対して、外部装置へ出力するための処理を行なう。乗りかご101内には、さらに記憶媒体105と通信部106が備えられる。記憶媒体105は、映像処理装置103から出力される利用実績を記録する。通信部106は、イーサネット(登録商標)108を媒介して外部装置に接続されるように構成されている。
外部装置として、作業用のポータブルコンピュータ91、ルータ92がイーサネット108に接続される。作業用のポータブルコンピュータ91は、ステレオカメラ102の設定を変更したり、記憶媒体105に記録された情報を読み取ったりするために接続される。ルータ92は、インターネット80に接続されるとともに、無線LANによって通信可能圏内にある携帯電話93、携帯端末94、作業用のポータブルコンピュータ91に接続される。携帯端末94には、画面を有し無線LANに接続できる機能を有しているゲーム機も含まれる。またステレオカメラ102により撮影された映像をリアルタイムで映し出すモニタをルータ92に接続してもよい。
ルータ92がインターネット80に接続されているので、エレベータを管理している監視センタ140のコンピュータ141や、インターネット80を介して遠隔地からポータブルコンピュータ91、携帯電話93、携帯端末94などを接続することも可能である。いずれの場合でも、エレベータの映像処理装置103に対して接続するためのアクセスコードが設定されることは言うまでもない。ルータ92がインターネット80に接続されているとともに無線LAN機能を有しているので、映像処理装置103によって得られる情報を外部から容易に入手することが可能であり、エレベータの制御やこのエレベータが設置されている建物に広く活用することができる。
映像処理装置103は、三次元情報化機能と人間抽出機能と人間追跡処理機能とを備える。三次元情報化機能は、ステレオカメラ102の右側のカメラ102Rと左側のカメラ102Lとが撮影した画像の視差を基に撮影されたものの三次元情報を算出する機能である。人間抽出機能は、その三次元情報に基づき人か否かを判定し、ステレオカメラ102で撮影された映像から人の映像を抽出する機能である。人間追跡処理機能は、時刻が異なる映像の中から人間抽出機能によって選択された形象の相似形を関連付けすることで、同一の利用者を判定する機能である。映像処理装置103は、これらの機能によって、利用者がどの位置に動いても、また、二人以上の利用者が交差しても、個別に追跡することができる。また、映像処理装置103は、各利用者の位置、大きさ、移動方向、移動速度などの情報を得ることもできる。したがって、映像処理装置103は、利用者が大人であるか子供であるかも判別することが可能である。
以上のように構成されたエレベータは、図4に示すフローチャートにしたがって以下に説明するように動作する。まず、乗りかご101が目的階に着床すると、映像処理装置103は、ステレオカメラ102で撮影された映像を三次元情報に変換する(ステップS1)。次に、映像処理装置103は、三次元情報を基に人間抽出処理によって画像中に映っている利用者を抽出する(ステップS2)。そして、映像処理装置103は、この特定により抽出された利用者をそれぞれ追跡する(ステップS3)。
以下、実施形態に係る群管理制御システムの概略構賊について、図5を参照して説明する。
この群管理制御システムは、既設の群管理制御装置(群管理盤)1と、例えば4台(A〜D号機)に対応する主制御装置(主制御盤)2A,2B,2C,2Dと、ホール呼びボタン3と、各階乗り場に設置されるステレオカメラNC(1),NC(2),…,NC(N)と、各かご内に設置されるステレオカメラKC(A),KC(B),KC(C),KC(D)を含む構成である。
群管理制御装置1は、所要とする情報を入出力する入出力インタフェース11,12,13、特定の群管理制御プログラムを格納するプログラムメモリ14、群管理制御部15及び記憶装置16を備えている。
各入出力インタフェース11,12,13を構成するGO1,GO2,GO3は出力基板を示し、GI1,GI2は入力基板を示す。入出力インタフェース11は、出力基板GO1、入力基板GI1を有する。入出力インタフェース12は、出力基板GO2を有する。入出力インタフェース13は、出力基板GO3、入力基板GI2を有する。
群管理制御部15は、プログラムメモリ14に格納される所定の群管理制御プログラムに従って各主制御装置2A〜2Dから既に受け取っている交通情報などに基づき、ホール呼びに対してサービス号機を割り当て決定する機能を有する。
記憶装置16には、各主制御装置2A〜2Dから送られてくる交通情報が少なくとも記憶される。また、記憶装置16には、図6に示すHCT(Hall Condition Table:ホール状態情報テーブル)16a及び図7に示すCCT(Car Condition Table:かご状態情報テーブル)16bが記憶される他、映像処理データ格納エリア16cを有する。このエリア16cには、図13に示すHWP()ホール客待ち時間テーブル、図14に示すCRP()かご乗客乗車経過時間テーブル、及び図15に示すSKT()テーブルが記憶される。
また、各乗り場のステレオカメラNC(1)〜NC(N)の情報はホール映像制御装置100を介して群管理制御装置1に入力される。
各A〜D号機に対応する主制御装置(主制御盤)2A〜2Dは、それぞれ各号機毎の入出力インタフェース21A,21B,21C,21D、各号機毎の割当て呼び記憶部22A,22B,22C,22D及び各号機毎の運行制御部23A,23B,23C,23Dを含む構成である。
また、各号機のかご室内上部には、各号機毎のステレオカメラKC(A),KC(B),KC(C),KC(D)が設置される。ステレオカメラKC(A)の出力は主制御装置2Aの運行制御部23Aに接続され、ステレオカメラKC(B)の出力は主制御装置2Bの運行制御部23Bに接続され、ステレオカメラKC(C)の出力は主制御装置2Cの運行制御部23Cに接続され、ステレオカメラKC(D)の出力は主制御装置2Dの運行制御部23Dに接続されている。
各号機毎の入出力インタフェース21A,21B,21C,21Dを構成するIN1(A),IN1(B),IN1(C),IN1(D)、IN2(A),IN2(B),IN2(C),IN2(D)は入力基板を示し、OUT1(A),OUT1(B),OUT1(C)OUT1(D)は出力基板を示す。
各号機毎の割当て呼び記憶部22A,22B,22C,22Dは、群管理制御部15によって割り当て決定された割当て情報がA号機宛てのものであるとき、各号機毎の入力基板IN2(A),IN2(B),IN2(C),IN2(D)を介して取り込んで記憶する。
各号機毎の運行制御部23A,23B,23C,23Dは、かご呼び登録及び各号機毎の割当て呼び記憶部22A,22B,22C,22Dに記憶された割当て情報に従い、該当号機エレベータ(図示せず)の運行制御を司るとともに、後述するセレクト情報に応じて運行状況(運行速度、上昇・下降等)及び交通需要(乗車人数=荷重信号等)に関する交通情報を取り込んで各号機毎の出力基板OUT1(A)〜OUT1(D)から出力する。
31は群管理制御装置1側から各A〜D号機の主制御装置2A〜2Dの入力基板IN1(A)〜IN1(D)及び群管理制御装置1の入力基板GI2等へ必要な情報を要求するためのセレクト情報を伝送するセレクト伝送ラインである。32は各A〜D号機の主制御装置2A〜2D等からセレクト情報に対して返答する交通情報等を伝送する交通情報伝送ラインである。33は群管理制御装置1がホール呼びを受けて各A〜D号機の割当て情報を各A〜D号機の主制御装置2A〜2Dの入力基板IN2(A)〜IN2(D)に伝送する割当て情報伝送ラインである。
また、各号機のかご室内上部のステレオカメラKC(A)〜KC(D)により得た情報は各A〜D号機の運行制御部23A〜23Dを介して交通情報伝送ライン32より群管理制御装置1の群管理制御部15に集まる。
ホール呼びボタン3は、各階ホールに取り付けられ、最下階及び最上階を除いて何れの各階ホールにアップ(U)用とダウン(D)用とが設けられている。
なお、最下階にはアップ(U)用のみのホール呼びボタン3が設けられ、最上階にはダウン(D)用のみのホール呼びボタン3が設けられている。
次に、図5に示す群管理制御システムの作用について概略的に説明する。
群管理制御装置1の群管理制御部15は、出力基板GO1から所定の順序に従って順次セレクト伝送ライン31を介して各号機対応の主制御装置2A〜2Dの入力基板IN1(A)〜IN1(D)及び入出力インタフェース13の入力基板GI2に対し、各A〜D号機の交通情報及びホール呼びの情報をそれぞれ要求するためのセレクト情報を送出する。
このセレクト情報はHCT16a,CCT16bに対応するセレクトコードを順次2進数に変換して出力(図8)するものであって、これらセレクトコードと要求する号機及び要求情報との対応は図6,図7に示すように1対1で対応している。
すなわち、図6のHCT16aは、その図示左側には各階ホール呼びに対応するセレクトコードやホール呼びの対応表が表示され、図示右側には0〜11ビット項目からなる入力テーブルビット構成16aaが表示されている。
入力テーブル16aaの0〜3の各ビット項目にはA〜D号機のかご呼びが発生しているか、あるいは割り当て呼びが有ったとき、「1」が設定され、何れも無ければ「0」が設定される。
入力テーブル16aaの11ビット項目にはホール呼びが有れば「1」、無ければ「0」が設定され、10ビット項目にはホール呼びに対する割り付けが有ったときには「1」、割り付けが無いときには「0」が設定される。
一方、図7に示すCCT16bは、その図示左側には、かごの各A〜D号機に対応するセレクトコードやかご状態の対応表が表示され、図示右側には0〜11ビット項目からなる入力テーブルビット構成16baが表示されている。
入力テーブル16baには各A〜D号機の運行状態情報がビット情報として格納される。
すなわち、入力テーブル16baの各ビット項目には当該テーブル下段に記載されるかごの状態情報が入力される。
すなわち、群管理制御装置1の群管理制御部15は、HCT16a,CCT16bに掲げる各セレクトコードを順次図8に示すセレクト情報(2進数)に変換し、セレクト伝送ライン31を通して各号機対応の主制御装置2A〜2Dの入力基板IN1(A)〜IN1(D)及び入出力インタフェース13の入力基板GI2に伝送する。例えばセレクトコードがX‘000’であれば、10D(10階ダウン)のホール呼びの状態を要求するものであって、2進数に変換すれば図8に示すように、「000000000000」となり、また、例えばセレクトコードがX‘015’であれば、D号機に関する情報を要求するものであって、2進数に変換すれば図8に示すように「000000010101」となる。
群管理制御部15は、セレクトコードX‘000’〜X‘015’までをセレクト伝送ライン31を通して順次出力し、各A〜D号機及びホール呼びの情報を要求する。
このとき、各A〜D号機の主制御装置2A〜2Dの入力基板IN1(A)〜IN1(D)は、セレクト情報が自己宛てと判断すると、要求内容に応じた情報を取り込み、各号機毎の出力基板OUT1(A)〜OUT1(D)から交通情報として交通情報伝送ライン32を通して群管理制御装置1の入力基板GI1に送信する。同様に、群管理制御装置1の入力基板GI2は、セレクト情報が自己宛てと判断すると、要求内容に応じた情報を取り込み、出力基板GO3から交通情報として交通情報伝送ライン32を通して群管理制御装置1の入力基板GI1に送信する。
ここで、群管理制御部15は、入力基板GI1を通して必要な交通情報を受信すると、この受信した交通情報をHCT入力テーブル16aa及びCCT入力テーブル16baに順次に書き込んでいく。
ところで、群管理制御装置1の群管理制御部15は、前述したセレクトコードに対応して出力基板GO3及び入力基板GI1を通して、すべての階からのホール呼びを取り込んでいる。
従って、群管理制御部15は、当該ホール呼びが発生する毎にプログラムメモリ14に格納されている群管理制御プログラムに従ってサービス号機を決定する。
この決定されたエレベータ号機の情報はコード化され、群管理制御装置1の出力基板GO2から割当て情報として出力される。
例えば、「A号機を10階ダウンDのホール呼びに割当てる」とすると、図9に示すように2進数でコード化され、各主制御装置2A〜2Dの入出力インタフェース21A〜21Dの入力基板IN2(A)〜IN2(D)に送られる。
ここで、主制御装置2Aの入出力インタフェース21Aの入力基板IN2(A)が自己A号機に対する割当てと判定し、その割当て情報のコードをデコードした後、割当て呼び記憶部22Aに格納する。
そこで、運行制御部23Aは、割当て呼び記憶部22Aに格納された10階ダウンDのホール呼びに向けて運行制御を実施する。
(1) 従来の代表的な群管理制御システムのサービス号機の割当て処理について(図10参照)。
従来の代孝的な群管理制御システムにおけるサービス号機の割当てに関する群管理制御プログラムの処理手順について、図10を参照して説明する。
群管理制御部15は、群管理制御プログラムの処理手順に従い、必要なデータの確保及び不要データの削除を含む初期化処理を実施した後(ステップS11)、RSP(Repeat Start Point)ポイントを通って図7のCCT16bに記憶される全台数分となるA〜D号機に関する情報を読み取り(ステップS12)、例えば記憶装置16の適宜な領域に記憶する。
しかる後、群管理制御部15は、ホールインデックス(スキャンNO)i=0をセットした後、HCT16aへの書き込み情報に基づいて仕分けを行なう(ステップS13)。
HCT16aの入力テーブル16aaには、10階ダウンD呼び(i=0)から9階アップU呼び(i=17)まで順序立った状態で状態情報が記憶されている。
例えば、入力テーブル16aaの11ビット項目には10階ダウンD呼びがあれば、ホール呼び有り「1」が設定され、当該10階ダウンD呼びに対して割当てがあれば、10ビット項目に「1」が設定され、何れも無ければ「0」が設定される。
つまり、群管理制御部15は、入力テーブル16aaの10−11ビットの2ビットから図11に示す4モードの何れのモードとなっているかモード判定する(ステップS14)。
ここで、群管理制御部15は、ホール呼び及び割当て呼びが無ければ、10−11ビット項目の2ビットが00となっているので、00モードと判定する(ステップS15)。群管理制御部15は、00モードと判定した際は、PASSポイントにて、i=i+1をインクリメントし(ステップS16)、全階床(i=17)まで終了したか判断する(ステップS17)。
群管理制御部15は、全階床まで未だ終了していない場合にはMODEポイントを経て、次のi=i+1についてモード判定を行う(ステップS14)。
ところで、群管理制御部15は、i=0において、10階ダウンD呼びが有るが、未だ10階ダウンD呼びに対して割当てがされていないとき、入力テーブル16aaの10−11ビット項目の2ビットが01となっているので、01モードと判定する(ステップS18)。
そこで、群管理制御部15は、群管理制御プログラムに従って割当て処理を実行する(ステップS19〜S21)。
すなわち、群管理制御部15は、ホール呼びi=0に対して、そのホール呼びに対応させるために号機の台数Ci=0を設定し(ステップS19)、該当号機の評価値を計算し、順次全号機に対する評価値を計算する。群管理制御部15は、全号機に対する評価値を計算するまでは、次のCi=Ci+1について評価値の計算を行う(ステップS20〜S22)。
ここで、評価値の評価関数(評価項目)としては、種々考えられるが、例えば各号機の応答予測時間、各号機のかご内荷重(例えば上昇・下降時の効率運転)、長待ち呼びの優先化(長待ち時間の短縮)等が挙げられる。
そして、群管理制御部15は、全号機に関する評価値からホール呼びi=0に対して最適な評価値と判断されたサービス号機(例えばA号機)を決定し、図6に示すようにA号機に対応する0ビット項目と10ビット項目にそれぞれ「1」を設定する。すなわち、10−11ビット項目の2ビットが11モードに設定される(ステップS23)。
引き続き、群管理制御部15は、10階ダウンD呼びに対してA号機がサービス号機として割り付けられたので、出力基板GO2から図9に示す2進数のコードからなる割当て情報を出力し、各A〜D号機の主制御装置2A〜2Dの入出力インタフェース2A〜2Dの入力基板IN2(A)〜IN2(D)に送出する(ステップS24)。
ここで、A号機の主制御装置2Aの入出力インタフェース2A〜2Dの入力基板IN2(A)が割当て情報(割当て呼び)を受け取り、この割当て情報のコードをデコードした後、割当て呼び記憶部22Aに記憶する。
なお、割当て情報(割当て呼び)は状況に応じて割付キャンセルが必要になるので、図9に示す0〜2ビット項目でコード化(モード指定)して意味をもたせている。
すなわち、群管理制御部15は、主制御装置2A〜2D側のプログラムの処理に従って割当て情報(割当て呼び)をキャンセルする。
群管理制御部15は、割当て情報を出力した後、PASSポイントにて、i=i+1をインクリメントし(ステップS16)、全階床(i=17)まで繰り返し処理する(ステップS17)。
また、群管理制御部15は、ステップS14でのi=0〜17のモード判定において、既にホール呼びに対して最適とするサービス号機の割当てが決定されている場合、HCT16aの10−11ビット項目のデータから11モードと判定し(ステップS25)、PASSポイントであるステップS16にてi=i+1の処理を行ってステップS17に移行する。
さらに、群管理制御部15は、ステップS14でのモード判定に従って10モードと判定したとき(ステップS26)、ホール呼びに対しサービス号機の割当てを決定し、ホール呼び応答済みで停止中かつドア閉動作中のとき(ステップS26AのYES)、10−11ビット項目の2ビットを00モードに設定し(ステップS27)、ステップS16及びS17に移行する。また、群管理制御部15は、停止中かつドア閉動作中でないとき(ステップS26AのNO)、ステップS27の設定を行なわずにステップS16及びS17に移行する。
(2) 本実施形態におけるエレベータの群管理制御システムについて。
以下、図1〜図4及び図12〜図17を参照しながら本実施形態の一例を説明する。
図12は、本実施形態における、一般階にて、エレベータの乗りかごが戸開した状況を示している。
図12に示すように、本実施形態では、乗り場ステレオカメラNC()の視野と、かご内ステレオカメラKC()の視野とがオーバーラップするように構成されており、このため、両方のステレオカメラの視野共通部ができる。
このことにより、乗り場ステレオカメラNC()に認知されたホール待ち客が到着した乗りかご内に乗り込む際は、視野共通部を通過して乗りかご内に乗り込むことになるため、ホール待ち客個々人が視野共通部により同定され、かご内ステレオカメラKC()にて継続追跡が可能となる。
図16は、本実施形態を適用した群管理制御システムにおける、ホール呼びに対する号機割当ての処理手順を説明するフロー図である。
図5、図16に示すように、群管理制御装置1の群管理制御部15は、記憶装置16からエレベータ利用者の乗り場待ち時間テーブルであるHWP(p)テーブルを読み込む(ステップS12A)。そして、群管理制御部15は、記憶装置16から、エレベータ利用者のかご乗車経過時間テーブルであるCRP(q)テーブルを読み込む(ステップS12B)。
その後、群管理制御部15は、HWP(p)テーブルで示される個々の利用者(待ち客)と、CRP(q)テーブルで示される各号機の乗りかご内の利用者(乗客)との同定処理を行なう(ステップS12C)。群管理制御部15は、利用者の同定処理がされた後において、エレベータ利用者個々人の乗り場での待ち時間とかご乗車経過時間との和を計算する。
以下に同定処理のポイントとなるHWP(p)テーブル及びCRP(q)テーブルについて説明する。
図13は、ホール待ち客個々人の乗り場での待ち時間Xを記憶するためのHWP(p)テーブルの一例を表形式で示す図である。
このHWP(p)テーブルは、本実施形態では、ホール呼び毎に最大16人の待ち客を仮定し、その待ち時間Xが記憶できる構成となっている。
HWP(p)テーブルのインデックスpは、エレベータの利用者を示すインデックスである。
本実施形態における10階建てのビルでは、ホール呼びの種類は18であり、各種のホール呼びに対し最大16人の利用者を仮定しているので、HWP(p)テーブルのためのメモリー容量としては、18*16=288バイト(またはワード)必要である。
図13において、最上階である10階の乗り場にAさんとBさんの2人がいたとすると、ホール映像制御装置100は、10階の乗り場のステレオカメラにより撮影した映像に基づいて、10D(10階ダウン)のHWP(0)とHWP(1)のエリアデータとして同定処理前のエレベータ利用者の個々人の乗り場待ち時間Xを演算して、図1に示したホール映像制御装置100内の記憶領域にリアルタイムに記憶する。
このHWP(p)のデータは、図5に示したホール映像制御装置100からの結線で示されるように、他の群管理情報と同様にセレクトコードに対応して、そのデータが交通情報伝送ライン32に送出され、群管理制御装置1の記憶装置16の映像処理データ格納エリア16cに記憶されるHWP(p)テーブルに反映される。図13に示したHWP(p)テーブルにおける、上記のHWP(0)とHWP(1)のエリアデータの反映先は、このHWP(p)テーブルの利用者インデックス「22」と「23」の行である。
図14は、エレベータ利用者のかご内乗車経過時間を記憶するための、かご乗車経過時間テーブルCRP(q)の一例を表形式で示す図ある。
本実施形態では、かご乗車経過時間テーブルCRP(q)は、乗りかご毎に最大32人の乗客を仮定し、その乗車経過時間Yが記億できる構成となっている。
かご乗車経過時間テーブルCRP(q)のインデックスqは、エレベータの乗客を示すインデックスである。
本実施形態では、かご内乗客数は前述したように最大32人と仮走し、4台分の乗りかごに対応するテーブルを仮定しているので、かご乗車経過時間テーブルCRP(q)のためのメモリー容量としては、32*4=128バイト(またはワード)必要である。
図14において、A号機の乗りかご内にAさんとBさんの2人がいたとすると、A号機の主制御装置2Aの運行制御部23Aは、かご内に設置されるステレオカメラKC(A)により撮影した映像に基づいて、A号機のCRP(0)とCRP(1)のエリアデータとして同定処理前のエレベータ利用者の個人の乗車経過時間Yを演算して、主制御装置2A内の記憶領域にリアルタイムに記憶する。この演算は運行制御部23Aとは別に主制御装置2Aに設けた専用の演算部により行なってもよい。
このCRP(p)のデータは、図5に示した主制御装置2Aからの結線で示されるように、他の群管理情報と同様にセレクトコードに対応してそのデータが交通情報伝送ライン32に送出され、群管理制御装置1の記憶装置16の映像処理データ格納エリア16cに記憶されるかご乗車経過時間テーブルCRP(q)に反映される。図14に示したかご乗車経過時間テーブルCRP(q)における上記のCRP(0)とCRP(1)のエリアデータの反映先は、このかご乗車経過時間テーブルCRP(q)の最上段および1段下の行である。
図15は、HWP(p)テーブル、かご乗車経過時間テーブルCRP(q)、およびSKTA(p)〜SKTD(p)テーブルの関係を説明する図である。
群管理制御部15(図5)は、エレベータ利用者の乗り場待ち時間テーブルHWP(p)、エレベータ利用者のかご乗車経過時間テーブルであるCRP(q)テーブルの情報、図12に示すように視野共通部の通過データに基づいて、エレベータ利用者の個々人の同定処理を行ない、インデックスpとインデックスqとを結びつける。
群管理制御部15(図5)は、同定処理の後、この同定した各利用者のデータを、乗車号機毎に分類したサービス経過時間テーブルSKTA(p)〜SKTD(p)(但しAからDは号機を示すインデックス)の生成処理を行なう。本実施形態におけるSKTA(p)〜SKTD(p)の一例を図16及び図17にて説明する。
サービス経過時間テーブルSKTA(p)は、乗り場待ち時間テーブルHWP(p)におけるA号機の利用者についてのデータとエレベータ利用者のかご乗車経過時間テーブルCRP(q)におけるA号機の利用者についてのデータの集合体であり、同定処理により同定した各利用者の識別情報、この利用者の乗り場での待ち時間X、乗車経過時間Y、およびサービス経過時間(X+Y)が対応付けられてなる。
サービス経過時間テーブルSKTB(p)は、乗り場待ち時間テーブルHWP(p)におけるB号機の利用者についてのデータとエレベータ利用者のかご乗車経過時間テーブルCRP(q)におけるB号機の利用者についてのデータの集合体であり、同定処理により同定した各利用者の識別情報、これらの利用者の乗り場での待ち時間X、乗車経過時間Y、およびサービス経過時間(X+Y)が対応付けられてなる。
サービス経過時間テーブルSKTC(p)は、乗り場待ち時間テーブルHWP(p)におけるC号機の利用者についてのデータとエレベータ利用者のかご乗車経過時間テーブルCRP(q)におけるC号機の利用者についてのデータの集合体であり、同定処理により同定した各利用者の識別情報、これらの利用者の乗り場での待ち時間X、乗車経過時間Y、およびサービス経過時間(X+Y)が対応付けられてなる。
サービス経過時間テーブルSKTD(p)は、乗り場待ち時間テーブルHWP(p)におけるD号機の利用者についてのデータとエレベータ利用者のかご乗車経過時間テーブルCRP(q)におけるD号機の利用者についてのデータの集合体であり、同定処理により同定した各利用者の識別情報、これらの利用者の乗り場での待ち時間X、乗車経過時間Y、およびサービス経過時間(X+Y)が対応付けられてなる。
図16に示したステップS20の処理は、ホール呼びiに対する各号機の評価値を計算する処理である。ステップS20の処理詳細をA号機についての処理を例として図17にて説明する。
群管理制御部15(図5)は、A号機に乗車しているエレベータ利用者のSKTA(p)テーブル(=エレベータ利用者の乗り場待ち時間テーブルHWP(p)+エレベータ利用者のかご乗車経過時間テーブルCRP(q)の集合体)を作成する(ステップS101)。
群管理制御部15は、その号機のSKTA(p)テーブル中のサービス経過時間(X+Y)の最大値SKTA(p)maxを抽出する(ステップS102)。
群管理制御部15は、その号機のその時点のSKTA(p)maxを、その号機の、ここではA号機の評価値Fとする(ステップS103)。
図17に示したステップS101〜S103は、図16に示したステップS20の詳細を示し、S19,S21,S22で示されるCiインデックスでループし、群管理制御部15は、最終的に、そのホール呼びに対する評価値として、以下の式(1)〜式(4)に示すように各号機の評価値を算出する。
A号機の評価値Fa=SKTA(p)max …式(1)
B号機の評価値Fb=SKTB(p)max …式(2)
C号機の評価値Fc=SKTC(p)max …式(3)
D号機の評価値Fd=SKTD(p)max …式(4)
上記のSKTA(p)maxは、SKTA(p)テーブル中のサービス経過時間(X+Y)の最大値であり、SKTB(p)maxは、SKTB(p)テーブル中のサービス経過時間(X+Y)の最大値で、SKTC(p)maxは、SKTC(p)テーブル中のサービス経過時間(X+Y)の最大値で、SKTD(p)maxは、SKTD(p)テーブル中のサービス経過時間(X+Y)の最大値である。
図16中のS23において、上記の評価値Fa〜Fdの比較より、例えば評価値Fが最小の号機は、各号機のうち、エレベータ利用者個々人のサービス経過時間(X+Y)の最大値が最小の号機を意味するので、エレベータ利用者個々人のサービス経過時間(待ち時間Xと乗車経過時間Yの和)の平均化をするために、そのホール呼びは、評価値Fが最小の号機に割り当てられる。
このように、発生したホール呼びに対して群管理制御部15により、評価値Fが最小の号機を割り当てる理由は、サービス経過時間(X+Y)が短い利用者が利用する号機については、前述のように発生したホール呼びに優先的に割り当てても、他の号機を割り当てる場合と比較して、この割り当てた号機を利用する利用者についてのサービス経過時間が著しく長い時間となってしまうおそれが少なく、他の号機を含めた各利用者に対するサービス経過時間の平均化を行なえるからである。
このことよりエレベータ利用者個々人のサービスの平均化(サービス完了までに要する時間の平均化)を意識した群管理制御が実現できる。
上記の実施形態からもわかるように、ホール及び乗りかごのエレベータ利用者の映像情報を処理することにより、ホール待ち客個々人の(1)ホールでの待ち時間と、(2)乗りかごに乗り込んでから降車するまで時間(乗車予想時間または乗車完了時刻など)とを制御要素とした新しい概念の群管理を実現できる。
従来の群管理の方式がホール呼びを制御対象とする方式であったのに対し、本実施形態における群管理の方式はホール待ち客個々人を制御対象とする方式であり、従来の群管理制御とは全く概念が異なる方式である。
本実施形態によれば、群管理の制御対象がホール待ち客個々人である群管理制御が実現できた。
以下、評価値の計算方法の変形例について説明する。
第1の変形例について説明する。この変形例では、群管理制御部15は、例えばA号機の評価値Faが、以下の式(5)に示すように所定値Kを超えたら、新たなホール呼びが発生しても、このA号機の評価値Faが所定値K以下になるまで、このホール呼びに対するA号機の追加割り付けを禁止する。
Fa=SKTA(p)max>K …式(5)
このように、ホール呼びに対して、評価値Fが所定値Kを超える号機の割り付けを禁止する理由は、発生したホール呼びに対して、サービス経過時間が既に長くなっている利用者が利用する号機を割り当てると、他の号機を割り当てる場合と比較して、この割り当てた号機の利用者についてのサービス経過時間が著しく長い時間となってしまうおそれがあり、特定の利用者に対して著しく不便を強いることになるからである。
このような処理を行なうことにより、エレベータ利用者個々人のサービス経過時間を一定時間内に収束させることが期待でき、各利用者に対するサービス経過時間の平均化をより効果的に行なうことができる。
次に、第2の変形例について説明する。この変形例では、エレベータ利用者の乗り場待ち時間テーブルHWP(p)について、同じ階床の乗り場について、各利用者の乗り場待ち時間Xを合算した構成としている。
この構成では、各階床の乗り場について、この乗り場に到着した各利用者の待ち時間の総和が分かり、各乗り場での混雑の度合いが分かるので、各乗り場での待ち時間の総和が最大となる乗り場で発生したホール呼びに対して乗りかごを優先的に割り付けたり、複数台の乗りかごを割り付けたり、割り付け台数の自動調整などの対応ができる。よって、乗り場の混雑の平準化に寄与できる。
この実施形態によれば、ホール呼びを制御対象とした、かご割り当て制御と比較して、サービスを向上させたかご割り当て制御を行なうことが可能になるエレベータの群管理制御システムを提供することができる。
(その他の実施形態)
(1) 上記実施形態では、4台のエレベータ号機を備えた群管理制御システムにっいて説明したが、特に台数は限定されるものではなく、5台以上のエレベータ号機を備えたものであってもよい。
(2) 上記実施形態では、図1に従来の代表的な群管理制御システムを例に挙げで説明したが、既設の群管理制御システムには種々の構成、方式を採用したものが存在する。
よって、本実施の形態に係るエレベータの群管理制御システムとしては、従来周知の群管理制御システムにも容易に適用できることは言うまでもない。
(3) また、従来の群管理制御システムは、12ビット単位でデータを伝送する並列伝送で行われているが、シリアル伝送方式を用いてデータを伝送する形態であってもよい。
(4) 上記実施形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…群管理制御装置、2A〜2D…A〜D号機の主制御装置(主制御盤)、3…各階のホール呼びボタン、11〜13…入出力インタフェース、15…群管理制御部、16…記憶装置、16a…HCT(ホール状態情報テーブル)、16b…CCT(かご状態情報テーブル)、16c…映像処理データ格納エリア、21A〜21D…入出力インタフェース、22A〜22D…割当て呼び記憶部、23A〜23D…運行制御部、31…セレクト伝送ライン、32…交通情報伝送ライン、33…割当情報伝送ライン、100…ホール映像制御装置、102…ステレオカメラ、103…映像処理装置。

Claims (4)

  1. 複数台の乗りかごと、
    ホール呼びの登録のための操作を受け付ける呼び登録装置と、
    各階床の乗り場に設けられ、前記乗り場から前記複数台の乗りかごのいずれかに乗り込む利用客を撮像する乗り場撮像装置と、
    前記複数台の乗りかごのそれぞれの中に設けられ、前記乗り場撮像装置による撮像範囲と一部共通する撮像範囲を有し、前記乗り場から前記乗りかごへ乗り込んだ利用客を撮像するかご内撮像装置とを備え、
    前記乗り場撮像装置および前記かご内撮像装置による撮像結果に基づいて、前記乗りかごの利用者個人についてのサービスの状況を示すデータを前記利用者の個人毎に抽出し、前記ホール呼びが登録された場合に、前記抽出したデータに基づいて、前記登録された前記ホール呼びに応答させる乗りかごを割り当てる
    ことを特徴とするエレベータの群管理制御システム。
  2. 複数台の乗りかごと、
    ホール呼びの登録のための操作を受け付ける呼び登録装置と、
    各階床の乗り場に設けられ、前記乗り場から前記複数台の乗りかごのいずれかに乗り込む利用客を撮像する乗り場撮像装置と、
    前記複数台の乗りかごのそれぞれの中に設けられ、前記乗り場撮像装置による撮像範囲と一部共通する撮像範囲を有し、前記乗り場から前記乗りかごへ乗り込んだ利用客を撮像するかご内撮像装置と、
    前記乗り場撮像装置および前記かご内撮像装置による撮像結果に基づいて、前記乗りかごの利用者による前記到着した前記乗り場での待ち時間である第1の時間を前記利用者の個人毎に演算する第1の演算手段と、
    前記乗り場撮像装置および前記かご内撮像装置による撮像結果に基づいて、前記乗りかごの利用者が前記乗り場に到着した乗りかごに乗り込んで前記乗りかごの利用を継続している時間である第2の時間を前記乗り込んだ乗りかご毎および前記利用者の個人毎に演算する第2の演算手段と、
    同じ前記利用者について前記第1の時間と前記第2の時間とを合算することで、前記利用者が前記乗り場に到着してから前記到着した前記乗り場から乗り込んで前記乗りかごの利用を継続している時間を前記利用者の個人毎に演算する第3の演算手段と、
    前記複数台の乗りかごのそれぞれについて、前記利用者の個人毎に前記第3の演算手段により演算した時間のうち最大値を特定し、前記最大値を関数として、前記複数台の乗りかごのそれぞれについての評価値の演算を行ない、前記ホール呼びが登録された場合に、前記登録された前記ホール呼びに応答させる乗りかごとして、前記演算した評価値が最小の乗りかごを割り当てる割り当て制御手段と
    を備えたことを特徴とするエレベータの群管理制御システム。
  3. 前記割り当て制御手段は、
    前記演算した評価値が所定値を超える乗りかごについては、前記演算した評価値が前記所定値以下となるまで、前記登録された前記ホール呼びに応答させる乗りかごとして割り当てない
    ことを特徴とする請求項2に記載のエレベータの群管理制御システム。
  4. 前記割り当て制御手段は、
    前記第1の演算手段により演算した、前記乗りかごの利用者による前記到着した
    乗り場での待ち時間が最大の乗り場で発生したホール呼びに対し、前記第3の演算手段により演算した評価値が最小の乗りかごを優先的に割り当てる
    ことを特徴とする請求項2に記載のエレベータの群管理制御システム。
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