JP2014015131A - コンプレッサの作動制御装置及び作動制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】作動制御装置8はエンジンECU10とコンプレッサECU20から構成される。エンジンECU10は、エンジン燃費マップ及びコンプレッサ作動優先度情報(第1作動優先度情報に相当)を格納したエンジン用記憶手段12と、コンプレッサ作動優先度算出手段13(第1作動優先度情報算出手段に相当)とを備える。また、コンプレッサECU20は、コンプレッサ作動必要度情報(第1作動必要度情報に相当)を格納したコンプレッサ用記憶手段22と、コンプレッサ作動必要度算出手段23(第1作動必要度算出手段)と、コンプレッサ5を作動させるコンプレッサ制御手段24とを備える。
【選択図】図1
Description
また、燃費消費率が予め設定された所定値よりも大きい(即ち燃費が悪い)場合には、エアコンを作動させる必要が無い場合であっても、エンジンの出力を増加させるために、コンプレッサの出力を増加させる、即ちエアコンを作動させる。したがって、例えば、過冷却となる等、エアコンの温度制御性に悪影響を及ぼす。
前記エンジンの運転パラメータを検出するエンジンパラメータ検出手段と、
前記コンプレッサの動作に関する状態パラメータを検出するコンプレッサパラメータ検出手段と、
前記運転パラメータと燃料消費率との関係を規定するエンジン燃費マップ、前記コンプレッサの作動の優先程度を指標とした第1作動優先度を前記燃料消費率と対応付けて規定された第1作動優先度情報、及び前記コンプレッサの作動の必要性を指標とした第1作動必要度を前記コンプレッサの動作に関する状態パラメータと対応付けて規定された第1作動必要度情報を予め格納した記憶手段と、
前記コンプレッサパラメータ検出手段による検出値及び前記記憶手段に格納されている第1作動必要度情報に基づいて、前記第1作動必要度を算出する第1作動必要度算出手段と、
前記エンジンパラメータ検出手段による検出値及び前記記憶手段に格納されているエンジン燃費マップに基づいて燃料消費率を算出し、当該算出した燃料消費率及び前記記憶手段に格納されている第1作動優先度情報に基づいて現在の運転状態における第1作動優先度を算出する第1作動優先度算出手段と、
前記第1作動必要度算出手段により算出された第1作動必要度が、前記第1作動優先度算出手段により算出された第1作動優先度以上である場合に前記コンプレッサを作動させるコンプレッサ制御手段と、を備えたことを特徴とする。
尚、本明細書中では、車両空間内とは、車両の室内、車両に搭載されている荷台内等を含むものとする。
前記コンプレッサコントロールユニットは、前記第1作動必要度算出手段及び前記コンプレッサ制御手段を有し、
前記エンジンコントロールユニットは、前記第1作動優先度算出手段を有しており、
前記第1作動必要度算出手段により算出された第1作動必要度は前記エンジンコントロールユニットへ出力され、
前記第1作動優先度算出手段が、前記エンジンコントロールユニットに入力した前記第1作動必要度は前記第1作動優先度以上であると判定した場合に、前記第1作動優先度算出手段は前記コンプレッサの作動を許可する許可信号を生成し、当該許可信号は前記コンプレッサコントロールユニットへ出力され、
前記コンプレッサ制御手段が、前記コンプレッサコントロールユニットに入力した前記許可信号に基づいて前記コンプレッサを作動させてもよい。
当該オルタネータによって発電された電力を蓄えるバッテリと、
前記オルタネータの動作に関する状態パラメータを検出するオルタネータパラメータ検出手段と、
前記オルタネータパラメータ検出手段による検出値、及び前記オルタネータの作動の必要性を指標とした第2作動必要度を前記オルタネータの動作に関する状態パラメータと対応付けて規定されて前記記憶手段に格納されている第2作動必要度情報に基づいて、前記第2作動必要度を算出する第2作動必要度算出手段と、
前記エンジンパラメータ検出手段による検出値及び前記記憶手段に格納されているエンジン燃費マップに基づいて燃料消費率を算出し、当該算出した燃料消費率及び前記オルタネータの作動の優先程度を指標とした第2作動優先度を前記燃料消費率と対応付けて規定されて前記記憶手段に格納されている第2作動優先度情報に基づいて現在の運転状態における第2作動優先度を算出する第2作動優先度算出手段と、
前記第2作動必要度算出手段により算出された第2作動必要度が、前記第2作動優先度算出手段により算出された第2作動優先度以上である場合に前記オルタネータを作動させるオルタネータ制御手段と、を備えていてもよい。
さらに、オルタネータは作動時に発電し、その電力をバッテリに蓄える。このため、第2作動必要度が第2作動優先度以上である場合にオルタネータを作動させることで、オルタネータを作動させた際に生じる負荷の燃料消費率への悪影響を抑制しつつ、オルタネータで発電した電力を効率的に冷却システムで利用することができる。その結果、車両の燃料消費率をより一層改善することができる。
前記エンジンの運転パラメータを検出する運転パラメータ検出工程と、
前記コンプレッサの動作に関する状態パラメータを検出するコンプレッサパラメータ検出工程と、
前記コンプレッサパラメータ検出工程により検出された状態パラメータの検出値、及び前記コンプレッサの作動の必要性を指標とした第1作動必要度を前記コンプレッサの動作に関する状態パラメータと対応付けて予め規定された第1作動必要度情報に基づいて、前記第1作動必要度を算出する第1作動必要度算出工程と、
前記運転パラメータ検出工程により検出された運転パラメータの検出値、及び前記エンジンの燃料消費率と運転パラメータとの関係を予め規定したエンジン燃費マップに基づいて燃料消費率を算出し、当該算出された燃料消費率及び前記コンプレッサの作動の優先程度を指標とした第1作動優先度を燃料消費率と対応付けて予め規定された第1作動優先度情報に基づいて、現在の運転状態における第1作動優先度を算出する第1作動優先度算出工程と、
前記第1作動必要度算出工程にて算出された第1作動必要度が、前記第1作動優先度算出工程にて算出した第1作動優先度以上である場合に前記コンプレッサを作動させるコンプレッサ作動工程と、を備えたことを特徴とする。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明の第一実施形態に係る冷却システム及び作動制御装置を示すブロック図である。
図1に示すように、車両1は、車両本体1Aに搭載されたエンジン2と、車両後部に搭載された冷凍庫1B内を冷凍可能な冷却システム3と、を備えている。
コンプレッサ5は、エンジン2の出力軸にベルト9(ファンベルト)を介して連結されている。コンプレッサ5はエンジン2の出力の一部を用いて駆動されることにより冷媒を圧縮し、コンデンサへ供給する。このコンプレッサ5は、冷却システム3専用に設けられている。
続いて、算出された燃料消費率、及びエンジン用記憶手段12に格納されているコンプレッサ作動優先度情報に基づいて現在の運転状態におけるコンプレッサ作動優先度を算出する。
そして、コンプレッサ作動必要度が、コンプレッサ作動優先度以上の場合(コンプレッサ5を作動させると判定した場合)に、許可信号を生成する。コンプレッサ作動優先度算出手段13により生成された許可信号はコンプレッサECU20に出力される。
コンプレッサECU20は、コンプレッサパラメータ検出手段21と、コンプレッサ用記憶手段22と、コンプレッサ作動必要度算出手段23(第1作動必要度算出手段に相当)と、コンプレッサ制御手段24とを備えている。
続いて、算出されたコンプレッサ作動必要度に応じてコンプレッサ5の作動が必要か否かを判定する。
コンプレッサ5の作動が必要である判定した場合に、算出されたコンプレッサ作動必要度はエンジンECU10に出力される。
コンプレッサ制御手段24は、コンプレッサECU20に入力された許可信号に基づいて、コンプレッサ5の作動制御を実施する。
例えば、車両1の走行中にコンプレッサ5が3kWの出力を必要としているときに、エンジン2が10kWで運転されている場合と100kWで運転されている場合には、コンプレッサ5による損失の割合は100kWの場合の方が小さい。
図4に示すように、燃料消費率が「車両1減速時、且つエンジン2が無負荷」、「惰性走行時、且つエンジン2が無負荷」、「a―b」、「b−c」、「c−d」・・・「h−i」と所定範囲毎に区分されており、順にコンプレッサ作動優先度がランク付けられている。
このランク付けは、図2及び図3で示したように、「車両1減速時、且つエンジン2が無負荷」を最上位、「惰性走行時、且つエンジン2が無負荷」がその次の順位としつつ、更にエンジン2が有負荷運転における燃料消費率が良好な順に設定されている。尚、本実施形態では、燃料消費率によるコンプレッサ5の作動を細かく調整可能となるように、コンプレッサ作動優先度のランク分けの数を10としたが、この数に限定されるものではなく、設計等により適宜決定することができる。燃料消費率をより細かく調整する場合には、ランク分けの数を多くする。一方、燃料消費率を細かく調整しなくても良い場合には、ランク分けの数を少なくする。
このようにコンプレッサ作動優先度を設けることによって、燃料消費率の良好な状態において優先的にコンプレッサ5を作動させることができるので、燃料消費率の悪化を抑制しつつ、効率的なタイミングでコンプレッサ5を作動させることができる。
図5は、温度センサ19により検出される温度と設定温度との差分である温度差ΔTをコンプレッサ作動必要度と対応付けて規定するコンプレッサ作動必要度情報32の一例であり、予めコンプレッサ用記憶手段22に記憶されている。
図5に示すように、温度差ΔTを基準に、コンプレッサ作動必要度を規定している。例えば、温度差ΔTが大きい場合は、コンプレッサ5を作動させて冷凍庫1B内を冷却する必要性が高いとして、コンプレッサ作動必要度が高くなるように設定されている。一方、温度差ΔTが小さい場合は、コンプレッサ5の作動の必要性が低いとして、コンプレッサ作動必要度が低くなるように設定されている。尚、本実施形態では、コンプレッサ作動必要度のランク分けの数(コンプレッサ作動必要度ゼロは除く)を、コンプレッサ作動優先度のランク分けの数と同じ10に設定したが、これに限定されるものではなく、設計等により適宜決定することができる。冷凍庫1B内の温度をより細かく調整する場合には、ランク分けの数を多くする。一方、冷凍庫1B内の温度を細かく調整しなくても良い場合には、ランク分けの数を少なくする。
コンプレッサ5を作動させた場合にエンジン2が所定負荷を受ける場合における燃料消費率は様々な運転パラメータに影響を受ける。本願発明者の研究開発によれば、エンジン回転数及び燃料噴射量を運転パラメータとして選定することで、上記制御システムによる燃料消費率の改善を良好に達成できることが見出された。
さらに、コンプレッサ作動優先度が「2」の領域を使用してもコンプレッサ5が十分作動できない場合には、次に燃料消費率が良好なコンプレッサ作動優先度が「3」の領域を使用する。このように燃料消費率が良好な運転領域において優先的にコンプレッサ5を作動させることにより、燃料消費率の悪化を抑制しつつ、コンプレッサ5を効率よく作動できる。
次に、作動制御装置8による制御フローについて説明する。
まず、エンジンECU10は、エンジン用記憶手段12にアクセスすることにより、予め記憶されたエンジン燃費マップ33を読み込む(ステップS1)。
エンジン燃費マップ33は、図6に示すように、運転パラメータであるエンジン回転数と燃料噴射量に対する燃料消費率を規定するエンジン特性を示すマップである。尚、エンジン燃費マップ33は予め試験的に作成してもよいし、シミュレーション的に作成してもよいし、論理的に作成されてもよい。
具体的には、図4に示すように各コンプレッサ作動優先度に対応する燃料消費率の範囲を規定する上限閾値及び下限閾値を読み込む。これにより、図6に示したように、エンジン燃費マップ33において各閾値に対する等高線が特定され、当該等高線同士によって区画される領域毎にコンプレッサ作動優先度が設定される。
続いて、エンジンECU10は、アクセル開度及び回転数センサ4から取得したエンジン回転数に基づいて燃料噴射量を算出する。
温度差ΔTとコンプレッサ作動必要度との関係は、図5に示したように規定されており、温度差ΔTに基づいて、対応するコンプレッサ作動必要度が算出される。
そして、コンプレッサ作動必要度がゼロである場合(ステップS6:YES)、即ち冷凍庫1B内の温度が設定温度に保たれている場合、コンプレッサECU20はコンプレッサ5の作動が不要と判定し(ステップS11)、処理を終了する(エンド)。
一方、コンプレッサ作動必要度がゼロでない場合(ステップS6:NO)、即ち冷凍庫1B内の温度が設定温度から少なからず離れており冷凍庫1Bを冷却する必要がある場合、コンプレッサ5の作動が必要と判定し、ステップS5で算出されたコンプレッサ作動必要度がエンジンECU10へ出力される。
続いて、ステップS7で算出した燃料消費率、及びコンプレッサ作動優先度と燃料消費率との関係を予め規定したコンプレッサ作動優先度情報31に基づいて、現在の運転状態におけるコンプレッサ作動優先度を算出する(ステップS8)。
コンプレッサ作動必要度がコンプレッサ作動優先度以上の場合(ステップS9:YES)、コンプレッサ作動優先度算出手段13は、許可信号を生成する。コンプレッサ作動優先度算出手段13により生成された許可信号はコンプレッサECU20に出力される。
続いて、コンプレッサ制御手段24は、コンプレッサ作動優先度算出手段13から出力されてコンプレッサECU20に入力された許可信号に基づいて、コンプレッサ5を作動させる(ステップS10)。
一方、コンプレッサ作動必要度が、コンプレッサ作動優先度未満の場合には(ステップS9:NO)コンプレッサ5を作動しないと判定し(ステップS11)、処理を終了する(エンド)。
車両1減速時、且つエンジン2が無負荷状態にある場合は、上述したようにコンプレッサ作動優先度が最も高い「1」に設定されており、惰性走行時、且つエンジン2が無負荷状態にある場合はコンプレッサ作動優先度がその次に高い「2」に設定される。
また、エンジン2が有負荷運転時における最も高いコンプレッサ作動優先度は「3」であり、以降エンジン2の燃料消費率に応じてステップS1及びステップS2にて取得した情報を元に優先度が特定される。そのため、コンプレッサ5を作動させたとしても燃料消費率への悪影響を最小限に抑えることができる。
上述したコンプレッサ5の作動制御装置8によれば、コンプレッサ作動必要度が車両1やエンジン2の運転状態を考慮して特定されるコンプレッサ作動優先度以上の場合にコンプレッサ5を作動させることにより、燃料消費率にとって有利となる車両1やエンジン2の運転状態を考慮したタイミングで、コンプレッサ5を作動させることができる。これにより、車両1減速時、若しくは惰性走行時にあってエンジン2が無負荷運転時だけでなく、エンジン2が有負荷運転時においてコンプレッサ5を作動させた場合であっても、コンプレッサ作動必要度に応じて適切なタイミングでコンプレッサ5を作動させることができるので、良好な燃料消費率を達成することができる。
次に、本発明の第二実施形態について説明する。以下の説明において、上述した第一実施形態に対応する部分には同一の符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
図8は、本発明の第二実施形態に係る冷却システム及び作動制御装置を示すブロック図である。
図8に示すように、車両本体1Aは、オルタネータ35と、バッテリ36とを更に備えている。
オルタネータ35は、エンジン2の出力軸にベルト39を介して連結されている。オルタネータ35はエンジン2の出力の一部を用いて駆動されることにより発電を行う。オルタネータ35で発電された電力はバッテリ36に蓄えられる。
尚、本実施形態では、オルタネータ35とエンジン2とを連結するベルト39を新たに設けたが、これに限定されるものではなく、オルタネータ35及びコンプレッサ5とエンジンとを1本のベルト9で連結してもよい。
作動制御装置38は、コンプレッサECU20と、エンジンECU40とから構成されている。
エンジンECU40は、第一実施形態と同様に、エンジンパラメータ検出手段11及びコンプレッサ作動優先度算出手段13を備えている。
また、エンジンECU40は、本実施形態では、更にエンジン用記憶手段41と、オルタネータパラメータ検出手段42と、オルタネータ作動必要度算出手段43(第2作動必要度算出手段に相当)と、オルタネータ作動優先度算出手段44(第2作動優先度算出手段に相当)と、オルタネータ制御手段45と、を備えている。
続いて、算出されたオルタネータ作動必要度に応じてオルタネータ35の作動が必要か否かを判定する。
オルタネータ35の作動が必要である判定した場合に、算出されたオルタネータ作動必要度はオルタネータ作動優先度算出手段44に出力される。
その後、算出された燃料消費率、及びエンジン用記憶手段41に格納されているオルタネータ作動優先度情報に基づいて現在の運転状態におけるオルタネータ作動優先度を算出する。
そして、オルタネータ作動必要度が、オルタネータ作動優先度以上の場合(オルタネータ35を作動させると判定した場合)に、オルタネータ35の作動を許可する許可信号を生成する。オルタネータ作動優先度算出手段44により生成された許可信号はオルタネータ制御手段45に出力される。
オルタネータ作動優先度は、第一実施形態で説明したコンプレッサ作動優先度(図4参照)と同様に、燃料消費率が「車両1減速時、且つエンジン2が無負荷」、「惰性走行時、且つエンジン2が無負荷」、「a―b」、「b−c」、「c−d」・・・「h−i」と所定範囲毎に区分されており、順にオルタネータ作動優先度がランク付けられている。
尚、本実施形態では、オルタネータ作動優先度の区分けをコンプレッサ作動優先度と同じ内容で区分けした場合について説明したが、これに限定されるものではなく、異なる内容で区分けしてもよい。
図9に示すように、オルタネータ35で発電された電力が蓄積されるバッテリ36のSOCを基準に、オルタネータ作動必要度を規定している。例えば、バッテリ36のSOCが少ない場合は、オルタネータ35を作動させてSOCを回復する必要性が高いとして、オルタネータ作動必要度が高くなるように設定されている。一方、バッテリ36のSOCが高い場合は、バッテリ36への過充電によってバッテリ36の寿命が短縮しないように、オルタネータ35の作動の必要性が低いとして、オルタネータ作動必要度が低くなるように設定されている。尚、本実施形態では、オルタネータ作動必要度のランク分けの数(オルタネータ作動必要度ゼロは除く)を、オルタネータ作動優先度のランク分けの数と同じ10に設定したが、これに限定されるものではなく、設計等により適宜決定することができる。SOCをより細かく調整する場合には、ランク分けの数を多くする。一方、SOCの温度を細かく調整しなくても良い場合には、ランク分けの数を少なくする。
さらに、オルタネータ作動優先度が「2」の領域を使用してもオルタネータ35が十分作動できない場合には、次に燃料消費率が良好なオルタネータ作動優先度が「3」の領域を使用する。このように燃料消費率が良好な運転領域において優先的にオルタネータ35を作動させることにより、燃料消費率の悪化を抑制しつつ、オルタネータ35を効率よく作動できる。
次に、エンジンECU40とコンプレッサECU20とから構成される作動制御装置38(図8参照)による制御フローについて説明する。
まず、第一実施形態と同様に、ステップS1からステップS9までを実施する。続いて、ステップS9の判定結果に基づいて、ステップS10又はステップS11の何れかを実施する。
そして、ステップS10又はステップS11の後に、オルタネータ制御を実施する(ステップS12)。
SOCとオルタネータ作動必要度との関係は、図9に示したように規定されており、取得したSOCに基づいて、対応するオルタネータ作動必要度が算出される。
そして、オルタネータ作動必要度がゼロである場合(ステップS16:YES)、即ちバッテリ36のSOCが十分に高く充電する必要が無い場合、エンジンECU40はオルタネータ35の作動が不要と判定し(ステップS21)、図10に示すように、処理を終了する(エンド)。
一方、オルタネータ作動必要度がゼロでない場合(ステップS16:NO)、即ちバッテリ36のSOCが少なからず不足しており充電する必要がある場合、図11に示すように、オルタネータ35の作動が必要と判定し、ステップS15で算出されたオルタネータ作動必要度がオルタネータ作動優先度算出手段44へ出力される。
オルタネータ作動必要度がオルタネータ作動優先度以上の場合(ステップS19:YES)、オルタネータ作動優先度算出手段44は、オルタネータ35の許可信号を生成する。オルタネータ作動優先度算出手段44により生成された許可信号はオルタネータ制御手段45に出力される。
続いて、オルタネータ制御手段45は、オルタネータ作動優先度算出手段44により生成された許可信号に基づいて、オルタネータ35を作動させる(ステップS20)。
一方、オルタネータ作動必要度が、オルタネータ作動優先度未満の場合には(ステップS19:NO)オルタネータ35を作動しないと判定し(ステップS21)、図10に示すように、処理を終了する(エンド)。
上述したコンプレッサ5の作動制御装置38によれば、オルタネータ作動必要度が車両1やエンジン2の運転状態を考慮して特定されるオルタネータ作動優先度以上の場合にオルタネータ35を作動させることにより、燃料消費率にとって有利となる車両1やエンジン2の運転状態を考慮したタイミングで、オルタネータ35を作動させることができる。これにより、車両1減速時、若しくは惰性走行時にあってエンジン2が無負荷運転時だけでなく、エンジン2が有負荷運転時においてオルタネータ35を作動させた場合であっても、オルタネータ作動必要度に応じて適切なタイミングでオルタネータ35を作動させることができるので、良好な燃料消費率を達成することができる。
1A 車両本体
1B 冷凍庫
2 エンジン
3 冷却システム
4 回転数センサ
5 コンプレッサ
8 作動制御装置
9 ベルト
10 エンジンECU(エンジンコントロールユニット)
11 エンジンパラメータ検出手段
12 エンジン用記憶手段
13 コンプレッサ作動優先度算出手段
19 温度センサ
20 コンプレッサECU(コンプレッサコントロールユニット)
21 コンプレッサパラメータ検出手段
22 コンプレッサ用記憶手段
23 コンプレッサ作動必要度算出手段
24 コンプレッサ制御手段
31 コンプレッサ作動優先度情報
32 コンプレッサ作動必要度情報
33 エンジン燃費マップ
34 冷却システム
35 オルタネータ
36 バッテリ
37 SOCセンサ
38 作動制御装置
39 ベルト
40 エンジンECU(エンジンコントロールユニット)
41 エンジン用記憶手段
42 オルタネータパラメータ検出手段
43 オルタネータ作動必要度算出手段
44 オルタネータ作動優先度算出手段
45 オルタネータ制御手段
51 オルタネータ作動必要度情報
Claims (9)
- 車両に搭載されたエンジンによって作動され、前記車両空間内を冷却する冷却システムに用いられるコンプレッサを制御する作動制御装置であって、
前記エンジンの運転パラメータを検出するエンジンパラメータ検出手段と、
前記コンプレッサの動作に関する状態パラメータを検出するコンプレッサパラメータ検出手段と、
前記運転パラメータと燃料消費率との関係を規定するエンジン燃費マップ、前記コンプレッサの作動の優先程度を指標とした第1作動優先度を前記燃料消費率と対応付けて規定された第1作動優先度情報、及び前記コンプレッサの作動の必要性を指標とした第1作動必要度を前記コンプレッサの動作に関する状態パラメータと対応付けて規定された第1作動必要度情報を予め格納した記憶手段と、
前記コンプレッサパラメータ検出手段による検出値及び前記記憶手段に格納されている第1作動必要度情報に基づいて、前記第1作動必要度を算出する第1作動必要度算出手段と、
前記エンジンパラメータ検出手段による検出値及び前記記憶手段に格納されているエンジン燃費マップに基づいて燃料消費率を算出し、当該算出した燃料消費率及び前記記憶手段に格納されている第1作動優先度情報に基づいて現在の運転状態における第1作動優先度を算出する第1作動優先度算出手段と、
前記第1作動必要度算出手段により算出された第1作動必要度が、前記第1作動優先度算出手段により算出された第1作動優先度以上である場合に前記コンプレッサを作動させるコンプレッサ制御手段と、
を備えたことを特徴とするコンプレッサの作動制御装置。 - 前記第1作動優先度情報は、車両減速時、且つ前記エンジンが無負荷状態である場合に最も高く、惰性走行時、且つ前記エンジンが無負荷状態である場合がその次に高く設定されると共に、前記エンジンが有負荷状態である場合には前記燃料消費率が大きくなるに従い優先度が低くなるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のコンプレッサの作動制御装置。
- 前記運転パラメータは、エンジン回転数及び燃料噴射量であることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンプレッサの作動制御装置。
- 前記第1作動優先度算出手段は、前記駆動輪と前記エンジンとが動力的に接続されていない場合に、前記燃料消費率とは別に第1作動優先度を設定できることを特徴とする請求項1から3のうち何れか一項に記載のコンプレッサの作動制御装置。
- 前記第1作動必要度情報は、前記車両空間内の温度と予め設定された設定温度との差分に基づいて段階的に設定されていることを特徴とする請求項1から4のうち何れか一項に記載のコンプレッサの作動制御装置。
- 前記作動制御装置は、前記エンジンを制御するエンジンコントロールユニットと、前記コンプレッサを制御するコンプレッサコントロールユニットとを備え、
前記コンプレッサコントロールユニットは、前記第1作動必要度算出手段及び前記コンプレッサ制御手段を有し、
前記エンジンコントロールユニットは、前記第1作動優先度算出手段を有しており、
前記第1作動必要度算出手段により算出された第1作動必要度は前記エンジンコントロールユニットへ出力され、
前記第1作動優先度算出手段が、前記エンジンコントロールユニットに入力した前記第1作動必要度は前記第1作動優先度以上であると判定した場合に、前記第1作動優先度算出手段は前記コンプレッサの作動を許可する許可信号を生成し、当該許可信号は前記コンプレッサコントロールユニットへ出力され、
前記コンプレッサ制御手段が、前記コンプレッサコントロールユニットに入力した前記許可信号に基づいて前記コンプレッサを作動させることを特徴とする請求項1から5のうち何れか一項に記載のコンプレッサの作動制御装置。 - 前記エンジンによって駆動されるオルタネータと、
当該オルタネータによって発電された電力を蓄えるバッテリと、
前記オルタネータの動作に関する状態パラメータを検出するオルタネータパラメータ検出手段と、
前記オルタネータパラメータ検出手段による検出値、及び前記オルタネータの作動の必要性を指標とした第2作動必要度を前記オルタネータの動作に関する状態パラメータと対応付けて規定されて前記記憶手段に格納されている第2作動必要度情報に基づいて、前記第2作動必要度を算出する第2作動必要度算出手段と、
前記エンジンパラメータ検出手段による検出値及び前記記憶手段に格納されているエンジン燃費マップに基づいて燃料消費率を算出し、当該算出した燃料消費率及び前記オルタネータの作動の優先程度を指標とした第2作動優先度を前記燃料消費率と対応付けて規定されて前記記憶手段に格納されている第2作動優先度情報に基づいて現在の運転状態における第2作動優先度を算出する第2作動優先度算出手段と、
前記第2作動必要度算出手段により算出された第2作動必要度が、前記第2作動優先度算出手段により算出された第2作動優先度以上である場合に前記オルタネータを作動させるオルタネータ制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1から6のうち何れか一項に記載のコンプレッサの作動制御装置。 - 前記第2作動必要度情報は、前記オルタネータによって発電された電力を蓄える前記バッテリの充電率に基づいて段階的に設定されていることを特徴とする請求項7に記載のコンプレッサの作動制御装置。
- 車両に搭載されたエンジンによって作動され、前記車両空間内を冷却する冷却システムに用いられるコンプレッサを制御する作動制御方法であって、
前記エンジンの運転パラメータを検出する運転パラメータ検出工程と、
前記コンプレッサの動作に関する状態パラメータを検出するコンプレッサパラメータ検出工程と、
前記コンプレッサパラメータ検出工程により検出された状態パラメータの検出値、及び前記コンプレッサの作動の必要性を指標とした第1作動必要度を前記コンプレッサの動作に関する状態パラメータと対応付けて予め規定された第1作動必要度情報に基づいて、前記第1作動必要度を算出する第1作動必要度算出工程と、
前記運転パラメータ検出工程により検出された運転パラメータの検出値、及び前記エンジンの燃料消費率と運転パラメータとの関係を予め規定したエンジン燃費マップに基づいて燃料消費率を算出し、当該算出された燃料消費率及び前記コンプレッサの作動の優先程度を指標とした第1作動優先度を燃料消費率と対応付けて予め規定された第1作動優先度情報に基づいて、現在の運転状態における第1作動優先度を算出する第1作動優先度算出工程と、
前記第1作動必要度算出工程にて算出された第1作動必要度が、前記第1作動優先度算出工程にて算出した第1作動優先度以上である場合に前記コンプレッサを作動させるコンプレッサ作動工程と、を備えたことを特徴とするコンプレッサの作動制御方法。
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