JP2003165331A - 車両用冷房装置 - Google Patents

車両用冷房装置

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JP2003165331A
JP2003165331A JP2001362454A JP2001362454A JP2003165331A JP 2003165331 A JP2003165331 A JP 2003165331A JP 2001362454 A JP2001362454 A JP 2001362454A JP 2001362454 A JP2001362454 A JP 2001362454A JP 2003165331 A JP2003165331 A JP 2003165331A
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vehicle
deceleration
load
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Yoshiharu Endo
義治 遠藤
康種 ▲土▼方
Yasutane Hijikata
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷房性能の低下を招くこと無く、更に省燃費
化を可能とする車両用冷房装置を提供する。 【解決手段】 車両のエンジン10の駆動力を受けて作
動すると共に、冷凍サイクル装置110内の冷媒を圧縮
する圧縮機111と、エンジン10の作動状態を把握す
ると共に、圧縮機111の作動を制御する制御装置12
0とを有する車両用冷房装置において、制御装置120
は、車両が減速時に圧縮機111の吐出量を減速時前の
吐出量よりも増大させ、且つ、車両の減速時におけるエ
ンジン10への燃料カット状態から燃料供給状態に復帰
される前に、エンジン10の負荷を減速時前の負荷より
減らすように圧縮機111の作動を制御する。エンジン
10の負荷を減らすためには、圧縮機111の吐出量を
減速時前の吐出量よりも減少させるようにしてやれば良
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両減速時に装置
内の圧縮機の作動を制御して、車両の省燃費化を図る車
両用冷房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用冷房装置内の圧縮機の作動
を制御するものとして、車両減速時にエンジン回転数が
所定値まで低下した時に、圧縮機を一時的に停止するよ
うに制御するものが知られている。(特開昭58−38
350号公報)これにより、圧縮機停止時にエンジンの
負荷が低減されるので、減速時の燃料カット状態から燃
料供給状態に復帰させるエンジン回転数を低い側の値に
設定可能として、言い換えれば燃料カット時間を長くし
て省燃費効果を向上させて、更に燃料供給状態が復帰さ
れる際のエンジン回転数の落ち込みを防止するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一時的
といえども圧縮機を停止するので冷房性能の低下が生ず
ることになる。また、近年地球環境保護の面より、更に
省燃費化の可能な冷房装置が強く望まれている。
【0004】本発明の目的は、上記問題に鑑み、冷房性
能の低下を招くこと無く、更に省燃費化を可能とする車
両用冷房装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、以下の技術的手段を採用する。
【0006】請求項1に記載の発明では、車両のエンジ
ン(10)の駆動力を受けて作動すると共に、冷凍サイ
クル装置(110)内の冷媒を圧縮する圧縮機(11
1)と、エンジン(10)の作動状態を把握すると共
に、圧縮機(111)の作動を制御する制御装置(12
0)とを有する車両用冷房装置において、制御装置(1
20)は、車両が減速時に圧縮機(111)の吐出量を
減速時前の吐出量よりも増大させ、且つ、車両の減速時
におけるエンジン(10)への燃料カット状態から燃料
供給状態に復帰される前に、エンジン(10)の負荷を
減速時前の負荷より減らすように圧縮機(111)の作
動を制御することを特徴としている。
【0007】これにより、吐出量増大時にエンジン(1
0)の減速エネルギーを回生して、冷凍サイクル装置
(110)内に蓄冷でき、エンジン(10)の負荷を減
らすように圧縮機(111)の作動を制御した時に、こ
の蓄冷分を使用することで冷房性能を低下させることが
無い。そして、車両減速終了後の走行時にもこの蓄冷分
を使用することで圧縮機(111)の吐出量(あるいは
作動頻度)を下げることができ、エンジン(10)の負
荷を低減し、従来技術に対して更に省燃費化を図ること
ができる。
【0008】また、圧縮機(111)の作動制御により
エンジン(10)の負荷を低減して、減速時における燃
料カット状態から燃料供給状態に復帰させる時の復帰エ
ンジン回転数を下げることができるので、その分、燃料
カットの時間を延ばして省燃費化を図ることができる。
【0009】尚、請求項2に記載の発明のように、エン
ジン(10)の負荷を減速時前の負荷より減らすために
は、圧縮機(111)の吐出量を減速時前の吐出量より
も減少させるようにしてやれば良い。
【0010】また、上記圧縮機(111)の吐出量を増
減させるためには、請求項3に記載の発明のように、圧
縮機(111)は、制御装置(120)によって、冷凍
サイクル装置(110)の熱負荷が高くなるにつれて、
1回転当りの吐出容量が大きくなる側に可変される可変
容量型のものとして、制御装置(120)によって、車
両の減速時に熱負荷が高いものと見なしてあるいは熱負
荷が低いものと見なして、1回転当りの吐出容量を大き
くあるいは小さくすることによって、圧縮機(111)
の吐出量を増大あるいは減少させるようにするのが良
い。
【0011】そして、請求項4に記載の発明のように、
増大される1回転当りの吐出容量は、最大吐出容量とし
てやれば、蓄冷分を最大限に確保でき、その分、減速終
了後のエンジン(10)の負荷を低減して省燃費化の効
果を更に引上げることができる。
【0012】更に、請求項5に記載の発明のように、減
少される1回転当りの吐出容量は、最少吐出容量として
やれば、燃料供給状態に復帰される復帰車速をより低く
して、燃料カット時間を更に延ばすことができる。
【0013】尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述す
る実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもので
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明の第1実
施形態を図1〜図4に示し、まず、具体的な構成につい
て図1を用いて説明する。
【0015】車両用冷房装置100は、冷凍サイクル装
置110と制御装置120とから成る。ここで対象とな
る車両は、減速時に燃料カットを行なう周知のものであ
る。因みに、燃料カットは、車両減速時(アクセルOF
F、スロットル弁閉成時)にエンジン10への燃料供給
がカットされ、またその時のエンジン10の負荷に応じ
て燃料供給状態に復帰させるエンジン回転数が設定さ
れ、そのエンジン回転数に到達すると燃料供給が復帰さ
れる。燃料供給復帰時のエンジン回転数は、燃料カット
時のエンジン10の負荷が低いほど低い値として設定さ
れる。
【0016】冷凍サイクル装置110は、圧縮機11
2、受液器113、膨張弁114、蒸発器115から成
る。圧縮機111は、エンジン10の駆動力を受けて作
動され、冷媒を吸入、圧縮、吐出する。この吐出量とし
ては、1回転当りの吐出容量が後述する制御装置120
によって可変されるもので、圧縮機111は周知の斜板
式可変容量型圧縮機としている。尚、吐出容量の可変に
あたっては、図2に示すように、冷凍サイクル装置11
0の熱負荷が高くなるにつれて吐出容量が最少値(吐出
容量ほぼゼロ)から最大値になるようにしている。ここ
では、冷凍サイクル装置110の熱負荷の代表値とし
て、後述する蒸発器115で冷却された空気温度(蒸発
器後方温度Te)を用いるようにしている。因みに、吐
出容量最少値の時、圧縮機111は非作動状態に等し
く、エンジン10に対する負荷を最少にする。
【0017】圧縮機111から吐出された高温、高圧の
過熱ガス冷媒は凝縮器112に流入し、ここで、図示し
ない冷却ファンより送風される外気と熱交換して冷媒は
冷却されて凝縮する。この凝縮器112で凝縮した冷媒
は次に受液器113に流入し、受液器113の内部で気
液2相に分離され、冷凍サイクル装置110内の余剰冷
媒(液冷媒)が受液器113内に蓄えられる。
【0018】この受液器113からの液冷媒は膨張弁1
14により低圧に膨張され、低圧の気液2相状態とな
る。この膨張弁114からの低圧冷媒は、車両用冷房装
置100の空調ケース101内に設置される蒸発器11
5に流入し、空調ケース101内の空気との熱交換によ
って、蒸発して、その時の蒸発潜熱により空気を冷却す
る。尚、蒸発器115の空気流れ下流側には、冷却され
た空気温度(蒸発器後方温度Te)を検出する温度セン
サ115aが設けられている。そして、上記した各サイ
クル構成部品111〜115が冷媒配管116によって
接続されて閉回路を構成している。
【0019】次に、制御装置(以下、ECU)120
は、A/C要求にかかわる各種信号および上記した蒸発
器115の温度センサ115aからの蒸発器後方温度信
号が入力されるようにしており、これらの信号に基づい
て圧縮機111の吐出容量を制御する。具体的には、冷
凍サイクル装置110に要求される冷房能力に見合うよ
うに、即ち、蒸発器115での冷却空気温度が設定温度
に維持されるように圧縮機111の吐出容量を増減させ
る。
【0020】更に、ECU120は、エンジン10の作
動状態を把握して、即ち、後述するエンジン制御装置1
1からの信号を受けて、車両の減速時においては、要求
冷房能力に対する制御とは別に吐出容量を増減させる制
御を行なう。(詳細後述) エンジン制御装置(以下、エンジンECU)11は、エ
ンジン10の回転数信号、車速信号、スロットル弁開度
信号等が入力されて、エンジン10の作動を総合的に制
御(ここでは燃料供給制御を対象として説明している)
するものであり、ECU120に接続されている。そし
て、スロットル弁の閉成操作により車両の走行モードが
減速状態に入った時、スロットル弁全閉を示すスロット
ル弁開度およびエンジン回転数に応じて第1、第2エン
ジン信号を発生して燃料カット、燃料供給復帰の制御を
行なうと共に、この第1、第2エンジン信号をECU1
20に送る。(詳細後述) 次に、上記構成に基づく圧縮機111の制御について、
図3に示す制御フローチャートおよび図4に示すタイム
チャートを用いて説明する。
【0021】まず、ステップS10では、圧縮機111
の通常制御が行なわれる。これは、上記したように冷凍
サイクル装置110に要求される冷房能力を満たすよう
に圧縮機111の吐出容量が可変される制御である。
【0022】以下、ステップS20〜ステップS70が
本発明における圧縮機制御の特徴部となる。即ち、ステ
ップS20で、車両走行状態を判定し、減速状態(アク
セルOFF状態、つまりスロットル弁全閉状態)に有る
と判定され、且つステップS30で、減速領域において
所定エンジン回転数Naよりも大きいと判定されると、
この間でエンジンECU11は、第1エンジン信号を発
生してエンジン10への燃料カットを開始すると共に
(図4(b)(d))、第1エンジン信号をECU12
0に送る。この第1エンジン信号に基づいてステップS
40で、圧縮機111の吐出容量は、減速時前の吐出容
量よりも増大される。これは、冷凍サイクル装置110
の熱負荷(蒸発器後方温度Te)が減速時前の熱負荷よ
りも高いもの見なして行われる。ここでは、増大される
吐出容量は、最大吐出容量となるようにしている(図4
(e))。この時、エンジン10の減速エネルギーが回
生されて、冷凍サイクル装置110に蓄冷されることに
なる。具体的には、蒸発器115での冷媒蒸発量が増加
されて蒸発器後方温度Teが低下される。尚、ステップ
S10、ステップS20で共に否と判定されるとステッ
プS10に戻り、通常制御が繰り返される。
【0023】ここで、上記した所定エンジン回転数Na
とは、圧縮機111が作動状態にあって燃料カットが働
き、エンジン回転数の低下に伴って、この燃料カット状
態を燃料供給状態に復帰させるための判定値となる第1
復帰エンジン回転数N1よりも所定量α大きく設定した
値である。(Na=N1+α) 次に、ステップS50で、減速に伴って低下していくエ
ンジン回転数が、所定エンジン回転数Na以下になった
と判定されると、エンジンECU11は、第2エンジン
信号を発生して、この第2エンジン信号をECU120
に送る。するとステップS60で、エンジン10の負荷
を減速時前の負荷より減らすように圧縮機111は制御
される。即ち、圧縮機111の吐出容量が、減速時前の
吐出容量よりも減少される。これは、冷凍サイクル装置
110の熱負荷(蒸発器後方温度Te)が減速時前の熱
負荷よりも低いもの見なして行われる。ここでは、減少
される吐出容量は、最少吐出容量となるようにしている
(図4(c)(e))。
【0024】このように、圧縮機111の吐出容量が最
少値(吐出容量ほぼゼロ)に減少されることにより、エ
ンジン10の負荷は低減され、この低減された負荷に基
づきエンジンECU11は、燃料供給状態に復帰させる
第1復帰エンジン回転数N1を更に低い側の第2復帰エ
ンジン回転数N2に変更設定する。即ち、第2復帰エン
ジン回転数N2とは、圧縮機111が非作動状態の場合
の復帰エンジン回転数に等しい。尚、ステップS50
で、否と判定されれば、ステップS50が繰り返され
る。
【0025】そして、エンジン回転数が第1復帰エンジ
ン回転数N1に到達した時点で、当初の第1エンジン信
号はOFFとなり(図4(b))、第2エンジン信号に
よって燃料カットが継続されることになる(図4(d)
の矢印(ア))。
【0026】次に、ステップS70で、更に低下してい
くエンジン回転数が第2復帰エンジン回転数N2以下と
なったか否かを判定し、第2復帰エンジン回転数N2以
下になったと判定されると、第2エンジン信号はOFF
となり(図4(C))、燃料カットが停止(図4
(d))、即ち、燃料供給が復帰され、ステップS10
に戻って、圧縮機の吐出容量は本来の値に戻される(図
4(e))。尚、ステップS70で、否と判定されれ
ば、ステップS70が繰り返される。
【0027】以上の構成および作動説明より、本実施形
態における作用効果について述べる。まず、吐出容量増
大時にエンジン10の減速エネルギーを回生して、冷凍
サイクル装置110内に蓄冷でき、エンジン10の負荷
を減らすように圧縮機111の吐出容量を減少させた時
に、この蓄冷分を使用することで冷房性能を低下させる
ことが無い。そして、車両減速終了後の走行時にもこの
蓄冷分を使用することで圧縮機111の吐出容量(ある
いは作動頻度)を下げることができ、エンジン10の負
荷を低減し、従来技術に対して更に省燃費化を図ること
ができる。
【0028】また、圧縮機111の吐出容量を減少させ
ることによってエンジン10の負荷を低減して、減速時
における燃料カット状態から燃料供給状態に復帰させる
時の復帰エンジン回転数を下げることができるので(第
1復帰エンジン回転数N1から第2復帰エンジン回転数
N2)、その分、図4(d)中の矢印(ア)のように燃
料カットの時間を延ばして省燃費化を図ることができ
る。
【0029】更に、圧縮機111の吐出容量を増大させ
る時には、最大吐出容量となるようにしているので、蓄
冷分を最大限に確保でき、その分、減速終了後のエンジ
ン10の負荷を低減して省燃費化の効果を更に引上げる
ことができる。
【0030】同様に、圧縮機111の吐出容量を減少さ
せる時には、最少吐出容量となるようにしているので、
燃料供給状態に復帰される復帰エンジン回転数をより低
くして、燃料カット時間を更に延ばすことができる。
【0031】(その他の実施形態)圧縮機111の吐出
容量の増加、減少させる時の値は上記第1実施形態で説
明した最大、最少吐出容量に限定せずとも、蓄冷量、復
帰エンジン回転数等に応じて決定するようにすれば良
い。
【0032】また、圧縮機111は斜板式の可変容量型
のものとして説明したが、固定容量型で電磁クラッチに
よりON−OFFされるものでも良く、この場合は圧縮
機111の稼働率(トータル作動時間)を可変させて吐
出量を増減するようにしてやることで対応可能である。
即ち、電磁クラッチON継続により吐出量を増大、電磁
クラッチOFFで吐出量を減少、または吐出量ゼロとす
ることができる訳である。
【0033】尚、減速時における各種判定信号としてエ
ンジン回転数をベースに説明したが、車速信号に置換え
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における車両用冷房装置
の全体構成を示す模式図である。
【図2】冷凍サイクル装置の熱負荷に対する圧縮機の吐
出容量の関係を示す制御特性図である。
【図3】減速時における圧縮機の制御を示すフローチャ
ートである。
【図4】減速時における(a)は車速、(b)は第1エ
ンジン信号、(c)は第2エンジン信号、(d)は燃料
カット作動状態、(e)は圧縮機吐出容量を示すタイム
チャートである。
【符号の説明】
10 エンジン 100 車両用冷房装置 110 冷凍サイクル装置 111 圧縮機 120 制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジン(10)の駆動力を受け
    て作動すると共に、冷凍サイクル装置(110)内の冷
    媒を圧縮する圧縮機(111)と、 前記エンジン(10)の作動状態を把握すると共に、前
    記圧縮機(111)の作動を制御する制御装置(12
    0)とを有する車両用冷房装置において、 前記制御装置(120)は、前記車両が減速時に前記圧
    縮機(111)の吐出量を減速時前の吐出量よりも増大
    させ、 且つ、前記車両の減速時における前記エンジン(10)
    への燃料カット状態から燃料供給状態に復帰される前
    に、前記エンジン(10)の負荷を減速時前の負荷より
    減らすように前記圧縮機(111)の作動を制御するこ
    とを特徴とする車両用冷房装置。
  2. 【請求項2】 前記制御装置(120)は、前記エンジ
    ン(10)の負荷を減速時前の負荷より減らすために、
    前記圧縮機(111)の吐出量を減速時前の吐出量より
    も減少させることを特徴とする請求項1に記載の車両用
    冷房装置。
  3. 【請求項3】 前記圧縮機(111)は、前記制御装置
    (120)によって、前記冷凍サイクル装置(110)
    の熱負荷が高くなるにつれて、1回転当りの吐出容量が
    大きくなる側に可変される可変容量型のものであり、 前記制御装置(120)は、前記車両の減速時に前記熱
    負荷が高いものと見なしてあるいは前記熱負荷が低いも
    のと見なして、前記1回転当りの吐出容量を大きくある
    いは小さくすることによって、前記圧縮機(111)の
    吐出量を増大あるいは減少させることを特徴とする請求
    項2に記載の車両用冷房装置。
  4. 【請求項4】 前記増大される1回転当りの吐出容量
    は、最大吐出容量とすることを特徴とする請求項3に記
    載の車両用冷房装置。
  5. 【請求項5】 前記減少される1回転当りの吐出容量
    は、最少吐出容量とすることを特徴とする請求項3また
    は請求項4のいずれかに記載の車両用冷房装置。
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