JP2014015077A - 圧力センサ、ブレーキ液圧制御ユニット、および、ブレーキ液圧制御ユニットの製造ユニットの製造方法 - Google Patents

圧力センサ、ブレーキ液圧制御ユニット、および、ブレーキ液圧制御ユニットの製造ユニットの製造方法 Download PDF

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康章 栗田
Kenji Yurue
建治 由類江
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Abstract

【課題】圧力センサのブレーキ液圧制御ユニットへの取付けに関し、ブレーキ液圧制御ユニットの製造工程を簡素化する。
【解決手段】ブレーキ液圧制御ユニット内のブレーキ液の液圧を検出するための圧力センサは、液圧を検出するセンサ部と、外部から供給される電源の電流を、センサ部の検出結果を表すデジタルデータ信号として認識可能に変調する電流変調回路と、1つの端子、または、同心状に形成された2つの端子とを備える。1つの端子、または、2つの端子のうちの第1の端子は、電源およびデジタルデータ信号の受け渡し用に設けられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ブレーキ液圧制御ユニット内のブレーキ液の液圧を検出するための圧力センサに関する。
自動車やモータサイクルにおいて、車輪制動部へ供給されるブレーキ液の液圧を制御して、アンチロックブレーキ制御を行うABS(Antilock Brake System)ユニットが知られている。こうしたABSユニットとして、ブレーキ液の液圧を制御するための液圧回路の少なくとも一部が内部に形成されるハウジングと、ABSユニットの動作を制御するECUとを備えるタイプが知られている(例えば、下記の特許文献3)。
かかるABSユニットでは、液圧を好適に制御するために、液圧を検出する圧力センサが設けられる。圧力センサは、例えば、軸線方向に延びる形状を有しており、その一端側が、ABSユニットのハウジングに挿入され、他端側がECUユニットに電気的に接続される。
特開2007−78397号公報 特開2004−138548号公報 特開2010−254208号公報
ABSユニットに搭載される従来の圧力センサは、軸線方向を軸として回転する方向(以下、回転方向とも呼ぶ)において、ECUとの接点部に方向性を有している。このため、圧力センサと、ハウジングと、ECUとを組み付ける際には、圧力センサの回転方向の位置合わせを行う必要がある。かかる位置合わせは、通常、カメラなどで圧力センサの接点部を撮影することで、圧力センサの回転方向の位置を把握し、所要量だけ圧力センサを回転移動させることによって行われる。このようなことから、圧力センサのABSユニットへの取付けに関し、ABSユニットの製造工程の簡素化が望まれる。かかる問題は、ABSユニットに限らず、ESP(Electronic Stability Program)ユニット、TCS(Traction Control System)ユニットなど、種々のブレーキ液圧制御ユニットに共通する問題である。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の第1の形態は、ブレーキ液圧制御ユニット内のブレーキ液の液圧を検出するための圧力センサとして提供される。この圧力センサは、液圧を検出するセンサ部と、外部から供給される電源の電流を、センサ部の検出結果を表すデジタルデータ信号として認識可能に変調する電流変調回路と、1つの端子、または、同心状に形成された2つの端子とを備える。かかる圧力センサにおいて、1つの端子、または、2つの端子のうちの第1の端子は、電源およびデジタルデータ信号の受け渡し用に設けられる。
かかる圧力センサは、圧力センサの端子を、他の部材と電気的に接続する際に、端子の平面配置に関して、回転方向の方向性が要求されない。つまり、圧力センサをブレーキ液圧制御ユニットに組み付ける際に、圧力センサの位置合わせを行う必要がない。したがって、位置合わせが必要な場合と比べて、圧力センサのブレーキ液圧制御ユニットへの取付け工数を低減できる。その結果、ブレーキ液圧制御ユニットの製造工程を簡素化できる。
本発明の第2の形態として、圧力センサは、1つの端子および2つの端子のうちの2つの端子を備えていてもよい。この場合、2つの端子のうちの、第1の端子とは異なる第2の端子は、グランド端子であってもよい。かかる構成によれば、圧力センサを安定的に接地できるので、ノイズの影響を低減し、圧力センサの検出精度を好適に確保できる。
本発明の第3の形態は、圧力センサを備えたブレーキ液圧制御ユニットとして提供される。第3の形態のブレーキ液圧制御ユニットにおいて、圧力センサは、1つの端子および2つの端子のうちの1つの端子を備えていてもよい。ブレーキ液圧制御ユニットは、ブレーキ液の液圧を制御するための液圧回路の少なくとも一部が内部に形成されるハウジングであって、圧力センサのうちの、1つの端子と反対側が内部に挿入されるハウジングと、ブレーキ液圧制御ユニットの動作を制御するECUとを備えていてもよい。1つの端子は、ECUユニットと電気的に接続され、圧力センサは、ハウジングを介して接地されてもよい。かかるブレーキ液圧制御ユニットによれば、圧力センサの端子の構成を簡素化できる。また、圧力センサとECUとを電気的に接続するための回路構成を簡素化できる。
本発明の第4の形態として、第3の形態のブレーキ液圧制御ユニットは、さらに、液圧回路の一部を構成する制御弁であって、制御弁の一端側がハウジングの内部に挿入される制御弁を備えていてもよい。圧力センサと制御弁とは、ハウジングのうちの、ECU側の1つの面側に挿入されてもよい。かかる構成によれば、圧力センサと制御弁とを、同時にハウジングに挿入することができる。あるいは、特別な工程を間に挟むことなく、センサの挿入と、制御弁の挿入とを行うことができる。また、圧力センサと制御弁とを、同時に加締めて、ハウジングに装着することができる。したがって、ブレーキ液圧制御ユニットの製造工数および製造時間を低減できる。
本発明の第5の形態は、圧力センサを備えたブレーキ液圧制御ユニットとして提供される。第5の形態のブレーキ液圧制御ユニットにおいて、圧力センサは、上述した第2の形態としてもよい。また、第5の形態のブレーキ液圧制御ユニットは、ブレーキ液の液圧を制御するための液圧回路の少なくとも一部が内部に形成されるハウジングであって、圧力センサのうちの、2つの端子と反対側が内部に挿入されるハウジングと、ブレーキ液圧制御ユニットの動作を制御するECUとを備えていてもよい。さらに、第5の形態のブレーキ液圧制御ユニットにおいて、2つの端子は、ECUユニットと電気的に接続されてもよい。
かかるブレーキ液圧制御ユニットによれば、かかる圧力センサは、圧力センサの端子を、ECUと電気的に接続する際に、端子の平面配置に関して、回転方向の方向性が要求されない。したがって、圧力センサの位置合わせが必要な場合と比べて、圧力センサのブレーキ液圧制御ユニットへの取付け工数を低減できる。
本発明の第6の形態として、第5の形態のブレーキ液圧制御ユニットは、さらに、液圧回路の一部を構成する制御弁であって、制御弁の一端側がハウジングの内部に挿入される制御弁を備えていてもよい。圧力センサと制御弁とは、ハウジングのうちの、ECU側の1つの面側に挿入されてもよい。かかる構成によれば、上述した第4の形態と同様に、ブレーキ液圧制御ユニットの製造工数および製造時間を低減できる。
本発明の第7の形態は、ブレーキ液圧制御ユニットの製造方法として提供される。当該方法によって製造するブレーキ液圧制御ユニットは、ブレーキ液の液圧を検出するための圧力センサと、ブレーキ液の液圧を制御するための液圧回路の少なくとも一部が内部に形成されるハウジングであって、圧力センサの一端側が内部に挿入されるハウジングと、液圧回路の一部を構成する制御弁であって、制御弁の一端側がハウジングの内部に挿入される制御弁と、ブレーキ液圧制御ユニットの動作を制御するECUとを備えていてもよい。第7の形態の製造方法は、圧力センサとハウジングとを用意する第1の工程を備えていてもよい。第1の工程で用意される圧力センサは、液圧を検出するセンサ部と、外部から供給される電源の電流を、センサ部の検出結果を表すデジタルデータ信号として認識可能に変調する電流変調回路と、圧力センサをECUに電気的に接続するための、1つの端子、または、同心状に形成された2つの端子とを備えていてもよい。また、圧力センサにおいて、1つの端子、または、2つの端子のうちの第1の端子は、電源およびデジタルデータ信号の受け渡し用に設けられてもよい。第1の工程で用意されるハウジングは、圧力センサを挿入するための第1の挿入穴と、制御弁を挿入するための第2の挿入穴とが、同一面に形成されていてもよい。また、第7の形態の製造方法は、第1の挿入穴に圧力センサを挿入するとともに、第2の挿入穴に制御弁を挿入する第2の工程と、圧力センサと制御弁とを同時に加締めて、ハウジングに装着する第3の工程と、圧力センサおよび制御弁が装着されたハウジングと、ECUとを組み付ける第4の工程とを備えていてもよい。
かかる製造方法によれば、圧力センサと制御弁とをハウジングに装着する工数および時間を低減できる。
本発明の第8の形態は、ブレーキ液圧制御ユニット内のブレーキ液の液圧を検出するための圧力センサとして提供される。この圧力センサは、液圧を検出するセンサ部と、センサ部の検出結果を表すデジタルデータ信号を生成する回路と、同心状に形成された2つ、または3つの端子とを備える。
かかる圧力センサは、圧力センサの端子を、他の部材と電気的に接続する際に、端子の平面配置に関して、回転方向の方向性が要求されない。したがって、上述した第1の形態と同様に、圧力センサの位置合わせが必要な場合と比べて、圧力センサのブレーキ液圧制御ユニットへの取付け工数を低減できる。その結果、ブレーキ液圧制御ユニットの製造工程を簡素化できる。
ブレーキ用液圧回路の構成を示す説明図である。 ABSユニットの分解斜視図である。 圧力センサの概略回路構成を示す説明図である。 圧力センサの端子の形状を示す説明図である。 圧力センサとECUユニットとを電気的に接続する接続部材を示す説明図である。 ABSユニットの製造工程図である。 第2実施例としての圧力センサの概略回路構成を示す説明図である。 第2実施例としての圧力センサの端子の形状を示す説明図である。
A.第1実施例:
図1は、本発明の実施例としての、ABSユニット10を含んで構成されるブレーキ用液圧回路100の構成を示す。ブレーキ用液圧回路100は、自動車やモータサイクルに搭載される。ABSユニット10は、ブレーキ液圧制御ユニットの一種である。
ブレーキ用液圧回路100は、前輪に対する制動力を発生させるための前輪用マスタシリンダ(Front M/C)101、前輪用リザーバタンク102および前輪用ホイールシリンダ(Front W/C)103と、後輪に対する制動力を発生させるための後輪用マスタシリンダ(Rear M/C)104、後輪用リザーバタンク105および後輪用ホイールシリンダ(Rear W/C)106と、ABSユニット10と、を備えている。
ABSユニット10は、前輪用マスタシリンダ101および後輪用マスタシリンダ104と、前輪用ホイールシリンダ103および後輪用ホイールシリンダ106との間に配設される。また、ABSユニット10は、前輪用マスタシリンダ101から前輪用ホイールシリンダ103へ供給されるブレーキ液の圧力を制御して、および/または、後輪用マスタシリンダ104から後輪用ホイールシリンダ106へ供給されるブレーキ液の圧力を制御して、ABS制御を行う。
前輪用マスタシリンダ101には、第1配管107を介して前輪用リザーバタンク102が接続される。また、前輪用マスタシリンダ101には、第2配管108、ABSユニット10および第3配管109を介して、前輪用ホイールシリンダ103が接続される。
前輪用マスタシリンダ101は、例えば、車両のハンドルレバー110により駆動されると、ABSユニット10を介して、前輪用ホイールシリンダ103に対するブレーキ液圧を発生させる。また、前輪用ホイールシリンダ103は、供給されるブレーキ液圧に応じて前輪用ディスクブレーキ装置111を駆動し、前輪を制動する。
後輪用マスタシリンダ104には、第4配管112を介して後輪用リザーバタンク105が接続される。また、後輪用マスタシリンダ104には、第5配管113、ABSユニット10および第6配管114を介して、後輪用ホイールシリンダ106が接続される。
後輪用マスタシリンダ104は、例えば、車両のフットペダル115により駆動されると、ABSユニット10を介して、後輪用ホイールシリンダ106に対するブレーキ液圧を発生させる。また、後輪用ホイールシリンダ106は、供給されるブレーキ液圧に応じて後輪用ディスクブレーキ装置116を駆動し、後輪を制動する。
ABSユニット10は、前輪用EV弁(込め弁)1、前輪用AV弁(弛め弁)2、後輪用EV弁3、後輪用AV弁4、前輪用ポンプエレメント5、後輪用ポンプエレメント6、モータ7および電子制御ユニット(ECU)8を有している。
前輪用EV弁1および前輪用AV弁2と、後輪用EV弁3および前輪用AV弁4とは、例えば、周知の2位置型電磁弁である。また、前輪用ポンプエレメント5および後輪用ポンプエレメント6は、モータ7により駆動される構成となっている。各弁1、2、3、4およびモータ7は、ECU8に接続されており、このECU8からの制御信号に基づいて、駆動制御される。
ABSユニット10は、前輪用マスタシリンダ101から前輪用ホイールシリンダ103へ供給されるブレーキ液が流動するための前輪用流路11と、後輪用マスタシリンダ104から後輪用ホイールシリンダ106へ供給されるブレーキ液が流動するための後輪用流路21と、を含む。
前輪用流路11において、第1流路11aの一端側が、第2配管108に接続されており、第1流路11aの他端側が前輪用EV弁1に接続される。第2流路11bの一端側が前輪用EV弁1に接続されており、第2流路11bの他端側が第3配管109に接続される。第1流路11aには第3流路11cの一端側が接続されており、第3流路11cの他端側が前輪用ポンプエレメント5の吐出側に接続される。第4流路11dの一端側が前輪用ポンプエレメント5の吸引側に接続されており、第4流路11dの他端側が前輪用AV弁2に接続される。前輪用ポンプエレメント5は、第4流路11d側から第3流路11c側へ、すなわち、前輪用ホイールシリンダ103側から前輪用マスタシリンダ101側へ、ブレーキ液を流動させる。第4流路11dには、ブレーキ液の圧力を減圧するリザーバ9が接続される。第2流路11bには第5流路11eの一端側が接続されており、第5流路11eの他端が前輪用AV弁2に接続される。第2流路11bには、前輪用ホイールシリンダ103へ供給されるブレーキ液の圧力を検出するための圧力センサ200が設けられている。このように、圧力センサ200を設けることにより、より正確なブレーキ液の圧力制御を行うことが可能となる。
一方、後輪用流路21において、上述した前輪用流路11と略同様に、第1流路21aの一端側が第5配管113に接続されており、第1流路21aの他端側が後輪用EV弁3に接続される。第2流路21bの一端側が後輪用EV弁3に接続されており、第2流路21bの他端側が第6配管114に接続される。第1流路21aには、第3流路21cの一端が接続されており、第3流路21cの他端が後輪用ポンプエレメント6の吐出側に接続される。第4流路21dの一端側が後輪用ポンプエレメント6の吸引側に接続されており、第4流路21dの他端側が後輪用AV弁4に接続される。後輪用ポンプエレメント6は、第4流路21d側から第3流路21c側へ、すなわち、後輪用ホイールシリンダ106側から後輪用マスタシリンダ104側へ、ブレーキ液を流動させる。第4流路21dには、リザーバ12が接続される。第2流路21bには、第5流路21eの一端が接続されており、第5流路21eの他端が後輪用AV弁4に接続される。
図2は、ABSユニット10の構成を示す分解斜視図である。ABSユニット10は、ハウジング30と、前輪用EV弁1と、前輪用AV弁2と、後輪用EV弁3と、後輪用AV弁4と、ブレーキ液圧を検出する圧力センサ200と、ブレーキ液を加圧する一対のポンプエレメント5、6と、弁1〜4等を駆動制御するECU8と、ポンプエレメント5、6のピストンを駆動するモータ7と、ブレーキ液を受け入れるリザーバ9、12と、を備えている。
ハウジング30は、例えば、アルミニウム等の金属からなり、略直方体形状のブロックに形成される。このハウジング30の内部には、上述の前輪用流路11と後輪用流路21とからなる流路が形成される。また、ハウジング30の複数の側面には、前輪用流路11および後輪用流路21に連通する複数の挿入穴が形成される。例えば、ハウジング30の第1側面30aには、挿入穴31および4つの挿入穴32が形成される。第1側面30aは、ECU8側の面である。本実施例では、4つの挿入穴32に囲まれた中央部に挿入穴31が配置される。
圧力センサ200および弁1〜4は、軸線方向に延びた、略円柱形状を有している。圧力センサ200は、軸線方向の一端側に、ECU8と電気的に接続するための端子部210を備えている。圧力センサ200のうちの、端子部210と反対側の端部は、ハウジング30の挿入穴31に挿入される。端子部210は、後述する接続部材300を介して、ECU8に電気的に接続される。
圧力センサ200のうちの、ハウジング30の挿入穴31に挿入される側の端部には、軸線に直交する方向に突出した凸部が形成されている。圧力センサ200は、その一端側が挿入穴31に挿入された後、ハウジング30の外部から加締められる。これによって、挿入穴31の側面が変形し、変形した側面と、圧力センサ200の凸部とが係合する。その結果、圧力センサ200は、ハウジング30に強固に固定される。
弁1〜4は、軸線方向の一端側が、4つの挿入穴32にそれぞれ挿入される。弁1〜4にも、圧力センサ200と同様に凸部が形成されており、弁1〜4は、圧力センサ200と同様の手法によって、ハウジング30に固定される。
一対のポンプエレメント5、6は、ハウジング30の第2側面30bおよび第3側面30cに形成された挿入穴にそれぞれ挿入されて、ハウジング30に取り付けられる。一対のリザーバ9、12は、ハウジング30の下面に形成された挿入穴に挿入され、ハウジング30に取り付けられる。モータ7は、第1側面30aと対向する面である第4側面30dに形成された挿入穴に挿入されて、ハウジング30に取り付けられる。
ECU8は、ECUハウジング81、コイルアッセンブリ82、ねじ83、PCB(Printed Circuit Board)84、カバー85が組み付けられて構成される。ECU8は、ハウジング30の第1側面30aを覆うように、ハウジング30に取付けられる。
図3(A)は、圧力センサ200が備える概略回路構成を示す。図3(B)は、比較例としての圧力センサ200aが備える概略回路構成を示す。図3(A)に示すように、圧力センサ200は、センサ部220、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)230、電流変調回路240を備えている。
センサ部220は、前輪用流路11の液圧を検出する。本実施例では、センサ部220は、半導体ピエゾ抵抗拡散圧力センサである。このセンサ部220では、ダイヤフラム上にピエゾ素子を用いたホイーストンブリッジが形成されている。ダイヤフラムが圧力を受けて歪むと、ホイーストンブリッジのブリッジバランスが崩れ、電位差が生じる。センサ部220は、ダイヤフラムの歪みによって生じた電位差をASIC230に出力する。なお、センサ部220の種類は、特に限定するものではなく、静電容量形圧力センサなど、種々の形式を採用可能である。
ASIC230は、増幅回路を備えており、センサ部220から入力された電位差を増幅して、電流変調回路240に出力する。ASIC230は、フィルタ回路などを備えていてもよい。センサ部220およびASIC230は、それぞれ、グランドに接続される。
電流変調回路240は、外部から圧力センサ200への電源の供給を受け付ける。また、電流変調回路240は、外部から供給される電源の電流を、センサ部220の検出結果を表すデジタルデータ信号として認識可能に変調する。つまり、この電流変調回路240は、電源のやり取りと、デジタルデータ信号のやり取りとを、1つの端子を介して行うことができる。具体的には、電流変調回路240は、センサ部220およびASIC230と並列的に接続されるスイッチング回路を備えている。このスイッチング回路には、定電流が供給される。電流変調回路240は、ASIC230からの入力(アナログ信号)に応じて、スイッチング回路のON/OFF制御を行うことによって、電流値をデジタル信号として認識可能に変調する。変調された電流は、電源の供給側において、電流値が所定値以上の場合にHighとして、所定値未満の場合にLowとして認識できる。こうした電流変調回路240としては、例えば、PSI(Peripheral Sensor Interface)5が知られている。PSI5は、例えば、自動車業界において、エアバック用のインタフェースとして使用されている。本実施例では、電流変調回路240は、ASIC230にテストパルスを送出可能に構成されていている。以上の説明からも明らかなように、圧力センサ200は、電源およびデータ信号用のラインと、グランド用のラインとの2つのラインによって、外部と接続される。
一方、図3(B)に示すように、圧力センサ200aは、センサ部220aとASIC230aとを備えている。センサ部220aおよびASIC230aの構成は、圧力センサ200のセンサ部220およびASIC230と同一である。圧力センサ200aは、電流変調回路240を有していない点において圧力センサ200と異なる。この相違点に起因して、圧力センサ200aは、センサ部220aの検出結果をアナログ信号として出力する。また、テストパルスは、独立した信号ラインによって、外部からASIC230aに入力される。電源およびグランドは、それぞれ独立したラインによって、センサ部220aおよびASIC230aに接続される。つまり、圧力センサ200aは、4つのラインによって、外部と接続される。
図4(A)は、圧力センサ200の端子部210の形状を示す。図4(B)は、比較例としての圧力センサ200aの端子部210aの形状を示す。図4(A),図4(B)は、端子部210,210aを、軸線方向に見た外径を示す。図4(A)に示すように、端子部210は、第1端子211と第2端子212とを備えている。第1端子211は、電流変調回路240用、つまり、電源およびデータ信号用の端子である。第2端子212は、グランド端子である。第1端子211および第2端子212は、同心状に形成されている。第1端子211と第2端子212との間には、環状の空間213が形成されている。
かかる端子部210の形状は、平面(軸線と直交する面)の配置に関して、回転方向(軸線の周方向)の方向性が要求されない。換言すれば、端子部210を周方向に回転しても、第1端子211と第2端子212との相互の位置関係は変わらない。なお、第1端子211をグランド端子とし、第2端子212を電源およびデータ信号用の端子としてもよい。
一方、図4(B)に示すように、端子部210aは、4つの端子211a〜214aを備えている。端子211a〜214aは、それぞれ、電源入力、グランド、データ信号出力、パルス信号入力用に設けられている。端子211a〜214aは、隣り合う端子同士で、軸線を軸とした90°回転対称の位置に配置されている。かかる端子部210aの形状は、平面の配置に関して、方向性が要求される。例えば、端子211aが電源入力用であり、端子212aがグランド用である場合に、端子部210aを90°回転した状態でECU8に接続すると、電源入力用の端子211aは、グランド用のラインと接続されてしまう。
図5は、圧力センサ200の端子部210とECU8とを電気的に接続するための接続部材300の外形を示す。接続部材300は、導電性の部材で形成される。接続部材300は、第1部材310と第2部材320とを備えている。第1部材310および第2部材320は、いずれも、軸線方向に延びたスプリング形状を有している。軸線方向に直交する面において、第1部材310の径は、第2部材320の径よりも小さく形成されている。第1部材310は、第2部材320の中空空間内に挿入され、第1部材310と第2部材320との間には、空間330が形成されている。つまり、第1部材310と第2部材320とは、端子部210の形状に合わせて、同心状に配置される。第1部材310と第2部材320とは、非導電性部材を介して一体化されていてもよい。
かかる接続部材300は、ABSユニット10に装着された状態においては、ECUハウジング81と、コイルアッセンブリ82に形成された貫通穴と、を貫通して、配置される。この状態において、接続部材300の一端側は、端子部210に接触する。より具体的には、第1部材310の端部311が第1端子211に接触し、第2部材320の端部321が第2端子212に接触する。また、接続部材300の他端側の端部312および端部322が、それぞれ、PCB84の所定の接点部と接触する。
図6は、上述したABSユニット10の製造方法を示す工程図である。ABSユニット10の製造では、まず、ABSユニット10を構成する各部材、例えば、ハウジング30や圧力センサ200、弁1〜4等を用意する(ステップS410)。次に、圧力センサ200をハウジング30の挿入穴31に挿入するとともに、弁1〜4をハウジング30の挿入穴32に挿入する(ステップS420)。本実施例では、圧力センサ200と弁1〜4とは、同時に挿入される。
次に、圧力センサ200および弁1〜4を同時に加締めて、圧力センサ200および弁1〜4をハウジング30に固定する(ステップS430)。次に、他の部材、例えば、ポンプエレメント5,6、モータ7、リザーバ9,12等をハウジング30に装着する(ステップS440)。そして、ハウジング30にECU8を組み付ける(ステップS450)。こうして、ABSユニット10は完成する。
上述したABSユニット10において、圧力センサ200は、端子部210の第1端子211および第2端子212が同心状に形成されている。このため、端子部210を接続部材300(ECU8)と電気的に接続する際に、端子部210の平面配置に関して、回転方向の方向性が要求されない。したがって、圧力センサ200をABSユニット10に組み付ける際(上記ステップS420,S430)に、圧力センサ200の回転方向の位置合わせを行う必要がない。したがって、圧力センサ200のABSユニット10への取付け工数を低減できる。その結果、ABSユニット10の製造工程を簡素化できる。
また、圧力センサ200は、電流変調回路240を備えることによって、デジタル信号の出力と電源の入力とを1つの端子で実現できる。このため、圧力センサ200の端子数を減らすことができる。また、圧力センサ200とECU8とを電気的に接続するための回路構成を簡素化できる。
また、端子部210は、グランド端子を備えているため、ECU8側で安定的に接地することができる。したがって、ノイズの影響を低減し、圧力センサ200の検出精度を好適に確保できる。
また、圧力センサ200と弁1〜4とは、ハウジング30の1つの第1側面30aに挿入されるので、圧力センサ200および弁1〜4を同時に挿入することができる。また、圧力センサ200および弁1〜4を同時に加締めることができる。したがって、ABSユニット10の製造工数および製造時間を低減できる。なお、圧力センサ200と弁1〜4とを順次、挿入する場合であっても、その間に、ハウジング30の位置の変更など、特別な工程を挟む必要がない。
B.第2実施例:
図7は、第2実施例としての圧力センサ500の概略構成を示す。圧力センサ500は、センサ部520、ASIC530、デジタルインタフェース550を備えている。センサ部520およびASIC530の構成は、第1実施例のセンサ部220およびASIC230と同一である。デジタルインタフェース550は、ASIC530の出力(アナログ信号)をA/D変換して、センサ部520の検出結果を表すデジタル信号を生成し、出力する回路である。デジタルインタフェース550は、ASIC530にテストパルスを送出可能に構成されていている。圧力センサ500は、電源入力用のラインと、データ信号出力用のラインと、グランド用のラインとの3つのラインによって、外部と接続される。
図8は、圧力センサ500が備える端子部510の形状を示す。端子部510は、第1端子511、第2端子512および第3端子513を備えている。第1端子511は、デジタルインタフェース550用、つまり、データ信号出力用の端子である。第2端子512は、電源入力用の端子である。第3端子513は、グランド端子である。第1端子511、第2端子512および第3端子513は、同心状に形成されている。第1端子511と第2端子512との間には、環状の空間514が形成されている。同様に、第2端子512と第3端子513との間には、環状の空間515が形成されている。
かかる端子部510の形状は、第1実施例と同様に、回転方向の方向性が要求されない。このため、圧力センサ500は、第1実施例と同様の効果を奏する。端子部510と電気的に接続される接続部材は、例えば、異なる径を有するスプリング形状に形成された3つの部材が同心状に配置されたものを用いることができる。第1端子511、第2端子512および第3端子513は、データ信号出力端子、電源入力用端子およびグランド端子として機能すればよく、いずれの端子が、いずれの機能を有するかについては、任意の組み合わせを設定可能である。
C.変形例:
C−1.変形例1:
上述の端子部210は、グランド端子を備えていたが、グランド端子は、省略可能である。つまり、端子部210は、1つの端子のみを有していてもよい。例えば、圧力センサ200内の接地ラインは、ハウジング30に接続されてもよい。この場合、圧力センサ200のうちの、ハウジング30に挿入される部位の周方向に沿って、環状のグランド端子が設けられてもよい。ハウジング30が導電性部材で形成される場合、このようにしても、圧力センサ200を接地できる。かかる場合、圧力センサ200の先端の端子部は、1つの端子を備えていればよい。かかる構成としても、端子部の形状は、回転方向の方向性が要求されない。しかも、圧力センサ200とECU8とを電気的に接続するための回路構成を簡素化できる。これらの点は、圧力センサ500にも同様に適用可能である。
端子部210の端子数が1つである場合、接続部材の接触部分の面積が小さい場合には、端子部210が備える1つの端子は、圧力センサ200の軸線を含む位置に配置されるか、または、軸線を中心として環状に形成されることが望ましい。かかる構成によれば、1つの端子と接続部材とを確実に接触させることができる。
本変形例の構成は、上述した圧力センサ500にも適用可能である。この場合、圧力センサ500の端子部510に設けられる端子の数は、2つになる。
C−2.変形例2:
接続部材300、つまり、第1部材310および第2部材320は、必ずしも同心状に配置されなくてもよい。圧力センサ200とECU8とは、例えば、同一の径を有する2つの接続部材を介して接続されてもよい。この場合、第1端子211に接触する接続部材と、第2端子212に接触する接続部材とが、内包関係を有さない状態で並んで配置されることとなる。このように、同一の径を有する2つの接続部材を使用することによって、部品を共通化できる。
C−3.変形例3:
圧力センサ200の設置位置は、第3配管109(前輪用ホイールシリンダ103の付近)に限定されない。例えば、圧力センサ200の設置位置は、第2配管108(前輪用マスタシリンダ101の付近)、第6配管114(後輪用ホイールシリンダ106の付近)、第5配管113(後輪用マスタシリンダ104の付近)であってもよい。もちろん、これらの設置位置のうちの2以上の位置に圧力センサ200が配置されてもよい。この場合、ハウジング30に複数の圧力センサ200が装着されることとなる。かかる場合、複数の圧力センサ200は、すべて第1側面30a側に配置することが望ましい。
C−4.変形例4:
上述した種々の構成は、ABSユニットに限らず、ESPユニット、TCSユニットなど、種々のブレーキ液圧制御ユニットとして実現可能である。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題および効果の少なくとも一部を奏する範囲で適宜、組合せ、または、省略が可能である。
1…前輪用EV弁
2…前輪用AV弁
3…後輪用EV弁
4…後輪用AV弁
5…前輪用ポンプエレメント
6…後輪用ポンプエレメント
7…モータ
8…電子制御ユニット(ECU)
9…リザーバ
10…ABSユニット
11…前輪用流路
11a…第1流路
11b…第2流路
11c…第3流路
11d…第4流路
11e…第5流路
12…リザーバ
13…圧力センサ
21…後輪用流路
21a…第1流路
21b…第2流路
21c…第3流路
21d…第4流路
21e…第5流路
30…ハウジング
30a…第1側面
30b…第2側面
30c…第3側面
30d…第4側面
31,32…挿入穴
81…ECUハウジング
82…コイルアッセンブリ
83…ねじ
84…PCB
85…カバー
100…ブレーキ用液圧回路
101…前輪用マスタシリンダ
102…前輪用リザーバタンク
103…前輪用ホイールシリンダ
104…後輪用マスタシリンダ
105…後輪用リザーバタンク
106…後輪用ホイールシリンダ
107…第1配管
108…第2配管
109…第3配管
110…ハンドルレバー
111…前輪用ディスクブレーキ装置
112…第4配管
113…第5配管
114…第6配管
115…フットペダル
116…後輪用ディスクブレーキ装置
200…圧力センサ
210…端子部
211…第1端子
212…第2端子
213…空間
220…センサ部
240…電流変調回路
300…接続部材
310…第1部材
311,312…端部
320…第2部材
321,322…端部
330…空間
500…圧力センサ
510…端子部
511…第1端子
512…第2端子
513…第3端子
514,515…空間
520…センサ部
550…デジタルインタフェース

Claims (8)

  1. ブレーキ液圧制御ユニット内のブレーキ液の液圧を検出するための圧力センサであって、
    前記液圧を検出するセンサ部と、
    外部から供給される電源の電流を、前記センサ部の検出結果を表すデジタルデータ信号として認識可能に変調する電流変調回路と、
    1つの端子、または、同心状に形成された2つの端子と
    を備え、
    前記1つの端子、または、前記2つの端子のうちの第1の端子は、前記電源および前記デジタルデータ信号の受け渡し用に設けられる
    圧力センサ。
  2. 請求項1に記載の圧力センサであって、
    前記1つの端子および前記2つの端子のうちの前記2つの端子を備え、
    前記2つの端子のうちの、前記第1の端子とは異なる第2の端子は、グランド端子である
    圧力センサ。
  3. 請求項1に記載の圧力センサを備えたブレーキ液圧制御ユニットであって、
    前記圧力センサは、前記1つの端子および前記2つの端子のうちの前記1つの端子を備え、
    前記ブレーキ液圧制御ユニットは、
    前記ブレーキ液の液圧を制御するための液圧回路の少なくとも一部が内部に形成されるハウジングであって、前記圧力センサのうちの、前記1つの端子と反対側が内部に挿入されるハウジングと、
    前記ブレーキ液圧制御ユニットの動作を制御するECUと
    を備え、
    前記1つの端子は、前記ECUユニットと電気的に接続され、
    前記圧力センサは、前記ハウジングを介して接地された
    ブレーキ液圧制御ユニット。
  4. 請求項3に記載のブレーキ液圧制御ユニットであって、
    さらに、前記液圧回路の一部を構成する制御弁であって、該制御弁の一端側が前記ハウジングの内部に挿入される制御弁を備え、
    前記圧力センサと前記制御弁とは、前記ハウジングのうちの、前記ECU側の1つの面側に挿入される
    ブレーキ液圧制御ユニット。
  5. 請求項2に記載の圧力センサを備えたブレーキ液圧制御ユニットであって、
    前記ブレーキ液の液圧を制御するための液圧回路の少なくとも一部が内部に形成されるハウジングであって、前記圧力センサのうちの、前記2つの端子と反対側が内部に挿入されるハウジングと、
    前記ブレーキ液圧制御ユニットの動作を制御するECUと
    を備え、
    前記2つの端子は、前記ECUユニットと電気的に接続される
    ブレーキ液圧制御ユニット。
  6. 請求項5に記載のブレーキ液圧制御ユニットであって、
    さらに、前記液圧回路の一部を構成する制御弁であって、該制御弁の一端側が前記ハウジングの内部に挿入される制御弁を備え、
    前記圧力センサと前記制御弁とは、前記ハウジングのうちの、前記ECU側の1つの面側に挿入される
    ブレーキ液圧制御ユニット。
  7. ブレーキ液の液圧を検出するための圧力センサと、前記ブレーキ液の液圧を制御するための液圧回路の少なくとも一部が内部に形成されるハウジングであって、前記圧力センサの一端側が内部に挿入されるハウジングと、前記液圧回路の一部を構成する制御弁であって、該制御弁の一端側が前記ハウジングの内部に挿入される制御弁と、前記ブレーキ液圧制御ユニットの動作を制御するECUとを備えたブレーキ液圧制御ユニットの製造方法であって、
    前記圧力センサとして、
    前記液圧を検出するセンサ部と、
    外部から供給される電源の電流を、前記センサ部の検出結果を表すデジタルデータ信号として認識可能に変調する電流変調回路と、
    前記圧力センサを前記ECUに電気的に接続するための、1つの端子、または、同心状に形成された2つの端子と
    を備え、
    前記1つの端子、または、前記2つの端子のうちの第1の端子は、前記電源および前記デジタルデータ信号の受け渡し用に設けられる圧力センサを用意し、
    前記ハウジングとして、前記圧力センサを挿入するための第1の挿入穴と、前記制御弁を挿入するための第2の挿入穴とが、同一面に形成されたハウジングを用意する第1の工程と、
    前記第1の挿入穴に前記圧力センサを挿入するとともに、前記第2の挿入穴に前記制御弁を挿入する第2の工程と、
    前記圧力センサと前記制御弁とを同時に加締めて、前記ハウジングに装着する第3の工程と、
    前記圧力センサおよび前記制御弁が装着された前記ハウジングと、前記ECUとを組み付ける第4の工程と
    を備えたブレーキ液圧制御ユニットの製造方法。
  8. ブレーキ液圧制御ユニット内のブレーキ液の液圧を検出するための圧力センサであって、
    前記液圧を検出するセンサ部と、
    前記センサ部の検出結果を表すデジタルデータ信号を生成する回路と、
    同心状に形成された2つ、または3つの端子と
    を備えた
    圧力センサ。
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