JP2014014333A - 普通型コンバインの制御構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン回転数を設定するアクセル操作具Aと、第1作業モード又は第2作業モードの実行を指令する指令部Dとを備え、指令部Dが第1作業モードの実行を指令すると、エンジン制御部80が、アクセル操作具Aにより設定した第1設定回転数をエンジンの制御目標回転数に設定して、エンジンの出力回転数が第1設定回転数を超えないようにエンジンの作動を制御し、指令部Dが第2作業モードの実行を指令すると、エンジン制御部80が、第1設定回転数よりも低い第2設定回転数をエンジンの制御目標回転数に設定して、エンジンの出力回転数が第2設定回転数を超えないようにエンジンの作動を制御するように構成した。
【選択図】図7
Description
エンジン回転数を設定するアクセル操作具と、第1作業モード又は第2作業モードの実行を指令する指令部とを備え、
前記指令部が前記第1作業モードの実行を指令すると、前記エンジン制御部が、前記アクセル操作具により設定した第1設定回転数を前記エンジンの制御目標回転数に設定して、前記エンジンの出力回転数が前記第1設定回転数を超えないように前記エンジンの作動を制御し、
前記指令部が前記第2作業モードの実行を指令すると、前記エンジン制御部が、前記第1設定回転数よりも低い第2設定回転数を前記エンジンの制御目標回転数に設定して、前記エンジンの出力回転数が前記第2設定回転数を超えないように前記エンジンの作動を制御するように構成した。
前記第2作業モードにおける前記エンジンの下限回転数を設定し、
前記アクセル操作具により変更した前記第1設定回転数に対する前記第2設定回転数が前記下限回転数を下回る状態において、前記指令部が前記第2作業モードの実行を指令すると、前記エンジン制御部が、前記下限回転数を前記エンジンの制御目標回転数に設定して、前記エンジンの出力回転数が前記下限回転数を超えないように前記エンジンの作動を制御するように構成した。
前記第2作業モードの実行に関する閾値を設定し、
前記アクセル操作具により変更した前記第1設定回転数が前記閾値を下回る状態において、前記指令部が前記第2作業モードの実行を指令すると、前記エンジン制御部が、前記第2作業モードの実行指令を無視して前記第1作業モードを継続するように構成した。
稲用の作業モードと豆類用の作業モードとの作業モードの選択を可能にする作業モード選択部を備え、
前記作業モード選択部により前記稲用の作業モードを選択すると前記第1作業モードの実行を指令し、又、前記作業モード選択部により前記豆類用の作業モードを選択すると前記第2作業モードの実行を指令するように、前記作業モード選択部により前記指令部を構成した。
稲用の作業モードと豆類用の作業モードとの作業モードの選択を可能にする作業モード選択部、及び、前記穀粒排出装置の排出停止状態と排出状態との切り換えに関する情報を出力する排出情報出力部を備え、
前記作業モード選択部により前記稲用の作業モードを選択した状態においては、前記排出情報出力部が出力する前記穀粒排出装置の前記排出状態又は前記排出停止状態への切り換えに関する情報が前記第1作業モードの実行指令となり、又、前記作業モード選択部により前記豆類用の作業モードを選択した状態においては、前記排出情報出力部が出力する前記穀粒排出装置の前記排出停止状態への切り換えに関する情報が前記第1作業モードの実行指令となり、かつ、前記排出情報出力部が出力する前記穀粒排出装置の前記排出状態への切り換えに関する情報が前記第2作業モードの実行指令となるように、前記作業モード選択部及び前記排出情報出力部により前記指令部を構成した。
又、第1制御モードの実行状態において、回転数低下スイッチ103の出力に基づいて回転数低下スイッチ103の押圧操作の解除を検知すると、その押圧操作の解除を検知した段階での回転リール14の回転数を設定時間の間において維持した後に、回転リール14の回転数が設定ダイヤル98によって設定した制御目標回転数まで自動的に上昇するようにリール変速モータ96の作動を制御する。
一方、第2制御モードの実行状態において、回転数上昇スイッチ102の出力に基づいて回転数上昇スイッチ102の押圧操作の解除を検知すると、その押圧操作の解除を検知した段階での回転リール14の回転数を設定時間の間において維持した後に、車速と回転リール14の回転数との比率が設定ダイヤル98によって設定した制御目標比率になる状態まで回転リール14の回転数が自動的に低下するようにリール変速モータ96の作動を制御する。
又、第2制御モードの実行状態において、回転数低下スイッチ103の出力に基づいて回転数低下スイッチ103の押圧操作の解除を検知すると、その押圧操作の解除を検知した段階での回転リール14の回転数を設定時間の間において維持した後に、車速と回転リール14の回転数との比率が設定ダイヤル98によって設定した制御目標比率になる状態まで回転リール14の回転数が自動的に上昇するようにリール変速モータ96の作動を制御する。
又、第1制御モード又は第2制御モードの実行状態において、回転数低下スイッチ103の出力に基づいて回転数低下スイッチ103の押圧操作を検知すると、その押圧操作を検知している間は、回転リール14の回転数が段階的に低下するようにリール変速モータ96の作動を制御する。
又、第1制御モード又は第2制御モードの実行状態において、回転数低下スイッチ103の出力に基づいて回転数低下スイッチ103の押圧操作を検知すると、その押圧操作を検知している間は、回転リール14の回転数として、その押圧操作を検知した段階での回転リール14の回転数から設定回転数を引いた減速回転数、又は、その押圧操作を検知した段階での回転リール14の回転数を設定比率で低下させた減速回転数、が得られるようにリール変速モータ96の作動を制御する。
この構成では、エンジン12の出力回転数が下限回転数を下回る第2設定回転数に制限されることに起因して、刈取搬送装置2において作物の刈り取りに支障を来たす、脱穀装置3での扱き処理において扱き残しが発生する、脱穀装置3での選別処理において選別精度が低下する、あるいは、扱き処理及び穀粒排出作業における作業効率が著しく低下する、などの不都合の発生を防止することができる。
この構成では、閾値を下回る第1設定回転数よりも低い第2設定回転数にエンジン12の出力回転数が制限されることに起因して、刈取搬送装置2において作物の刈り取りに支障を来たす、脱穀装置3での扱き処理において扱き残しが発生する、脱穀装置3での選別処理において選別精度が低下する、あるいは、扱き処理及び穀粒排出作業における作業効率が著しく低下する、などの不都合の発生を防止することができる。
7 穀粒排出装置
12 エンジン
80 エンジン制御部
A アクセル操作具
B 作業モード選択部
C 排出情報出力部
D 指令部
Claims (5)
- エンジンからの動力で作動する脱穀装置及び穀粒排出装置と、前記エンジンの作動を制御するエンジン制御部とを備えた普通型コンバインの制御構造において、
エンジン回転数を設定するアクセル操作具と、第1作業モード又は第2作業モードの実行を指令する指令部とを備え、
前記指令部が前記第1作業モードの実行を指令すると、前記エンジン制御部が、前記アクセル操作具により設定した第1設定回転数を前記エンジンの制御目標回転数に設定して、前記エンジンの出力回転数が前記第1設定回転数を超えないように前記エンジンの作動を制御し、
前記指令部が前記第2作業モードの実行を指令すると、前記エンジン制御部が、前記第1設定回転数よりも低い第2設定回転数を前記エンジンの制御目標回転数に設定して、前記エンジンの出力回転数が前記第2設定回転数を超えないように前記エンジンの作動を制御するように構成した普通型コンバインの制御構造。 - 前記第2作業モードにおける前記エンジンの下限回転数を設定し、
前記アクセル操作具により変更した前記第1設定回転数に対する前記第2設定回転数が前記下限回転数を下回る状態において、前記指令部が前記第2作業モードの実行を指令すると、前記エンジン制御部が、前記下限回転数を前記エンジンの制御目標回転数に設定して、前記エンジンの出力回転数が前記下限回転数を超えないように前記エンジンの作動を制御するように構成した請求項1に記載の普通型コンバインの制御構造。 - 前記第2作業モードの実行に関する閾値を設定し、
前記アクセル操作具により変更した前記第1設定回転数が前記閾値を下回る状態において、前記指令部が前記第2作業モードの実行を指令すると、前記エンジン制御部が、前記第2作業モードの実行指令を無視して前記第1作業モードを継続するように構成した請求項1又は2に記載の普通型コンバインの制御構造。 - 稲用の作業モードと豆類用の作業モードとの作業モードの選択を可能にする作業モード選択部を備え、
前記作業モード選択部により前記稲用の作業モードを選択すると前記第1作業モードの実行を指令し、又、前記作業モード選択部により前記豆類用の作業モードを選択すると前記第2作業モードの実行を指令するように、前記作業モード選択部により前記指令部を構成した請求項1〜3のいずれか一つに記載の普通型コンバインの制御構造。 - 稲用の作業モードと豆類用の作業モードとの作業モードの選択を可能にする作業モード選択部、及び、前記穀粒排出装置の排出停止状態と排出状態との切り換えに関する情報を出力する排出情報出力部を備え、
前記作業モード選択部により前記稲用の作業モードを選択した状態においては、前記排出情報出力部が出力する前記穀粒排出装置の前記排出状態又は前記排出停止状態への切り換えに関する情報が前記第1作業モードの実行指令となり、又、前記作業モード選択部により前記豆類用の作業モードを選択した状態においては、前記排出情報出力部が出力する前記穀粒排出装置の前記排出停止状態への切り換えに関する情報が前記第1作業モードの実行指令となり、かつ、前記排出情報出力部が出力する前記穀粒排出装置の前記排出状態への切り換えに関する情報が前記第2作業モードの実行指令となるように、前記作業モード選択部及び前記排出情報出力部により前記指令部を構成した請求項1〜3のいずれか一つに記載の普通型コンバインの制御構造。
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- 2012-07-10 JP JP2012154774A patent/JP5836216B2/ja active Active
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