JP2014012374A - 印刷方法および印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オーバーラップ領域における濃度ムラの発生を抑制する。
【解決手段】複数のノズルを有するノズル列を印刷媒体に対して主走査方向および副走査方向に相対移動させてインクを吐出し、1回の主走査で、主走査方向に並ぶドット列であるラスターラインを完成させる単独領域と、2回の主走査でラスターラインを完成させるオーバーラップ領域とからなる印刷画像の印刷を行う印刷方法であって、2回の主走査のうちの先行する主走査と後行する主走査のいずれで、オーバーラップ領域の各々のドットを形成するかを割り当てる第1の工程と、割り当てられた結果に応じて、先行する主走査と後行する主走査を順に行う第2の工程とを備え、第1の工程は、先行する主走査と後行する主走査のそれぞれで形成されるドットの並びが、複数のドットの集まりに区分けされ易いように、割り当てを行う構成である、印刷方法。
【選択図】図5

Description

本発明は、印刷を行う方法および装置に関する。
印刷装置の一つであるインクジェットプリンターでは、主走査方向に移動する印刷ヘッドのノズル列からインクを吐出して用紙にドットを形成するドット形成動作と、用紙を副走査方向に搬送する搬送動作とを交互に繰り返して、前記主走査方向に沿ったドット列(ラスターライン)を用紙上の副走査方向に複数並べることによって、画像を印刷している。
1回の主走査方向の移動でノズル列の幅に応じたバンドの印刷が可能となるが、次のバンドが印刷されるときに、前のバンドと一部が重なるように印刷する方法が知られている(例えば特許文献1)。この印刷方法は、「部分オーバーラップ印刷」と呼ばれるもので、バンドとバンドとの境界に白スジや濃度ムラが発生するのを抑制する。
特開2011−230295号公報
印刷ヘッドは、吐出周期によって吐出するインク重量が変動する特性を有する。特に、インク吐出を連続して複数行うのではなく、1回だけ独立に行う場合に、吐出できるインク重量が規定量より不足することがある。このために、インク吐出量が不足し、オーバーラップ領域における濃度ムラの発生を十分に抑制することができないという問題があった。
本発明は、前記の課題を解決するためになされたものであり、オーバーラップ領域における濃度ムラの発生を抑制することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1] 複数のノズルを有するノズル列を印刷媒体に対して主走査方向および副走査方向に相対移動させてインクを吐出し、1回の主走査で、前記主走査方向に並ぶドット列であるラスターラインを完成させる単独領域と、複数回の主走査で前記ラスターラインを完成させるオーバーラップ領域とからなる印刷画像の印刷を行う印刷方法であって、
前記複数回の主走査のうちの先行する主走査と後行する主走査のいずれで、前記オーバーラップ領域の各々のドットを形成するかを割り当てる第1の工程と、
前記割り当てられた結果に応じて、前記先行する主走査と前記後行する主走査を順に行う第2の工程と
を備え、
前記第1の工程は、
前記先行する主走査と前記後行する主走査のそれぞれで形成されるドットの並びが、複数のドットの集まりに集合化し易いように、前記割り当てを行う、印刷方法。
前記構成の印刷方法によれば、前記先行する主走査と前記後行する主走査のそれぞれで形成されるドットの並びが、複数のドットの集まりに集合化し易くなる。このために、1ドットだけ独立して形成されることが少なくなることから、インク重量が規定量より不足してドットが形成されることが少なくなる。したがって、オーバーラップ領域における濃度ムラの発生を抑制することが可能となる。
[適用例2] 適用例1に記載の印刷方法であって、記第1の工程は、ハーフトーン処理後の印刷用の二値化データに対して前記オーバーラップ領域用のマスクによるマスク処理を実行することにより、前記割り当てを行い、前記マスクとして、所定の方法で作成された離散性に優れたマスクよりもONデータの集合性に優れたマスクを用いる、印刷方法。
この構成によれば、従来のマスクよりもONデータの集合性に優れた用いることで、容易に前記割り当てを実現することができる。
[適用例3] 適用例2に記載の印刷方法であって、前記第1の工程は、前記離散性に優れたマスクを取得し、前記離散性に優れたマスクの各要素のデータを行方向に並ぶ2要素のデータに拡張して、前記マスク処理用のマスクを生成する、印刷方法。
この構成によれば、簡単な構成かつ確実に、前記割り当てを実現することができる。
[適用例4] 複数のノズルを有するノズル列を印刷媒体に対して主走査方向および副走査方向に相対移動させてインクを吐出し、1回の主走査で、前記主走査方向に並ぶドット列であるラスターラインを完成させる単独領域と、複数回の主走査で前記ラスターラインを完成させるオーバーラップ領域とからなる印刷画像の印刷を行う印刷装置であって、
前記複数回の主走査のうちの先行する主走査と後行する主走査のいずれで、前記オーバーラップ領域の各々のドットを形成するかを割り当てる割当処理部と、
前記割り当てられた結果に応じて、前記先行する主走査と前記後行する主走査を順に行う印刷実行部と
を備え、
前記割当処理部は、
前記先行する主走査と前記後行する主走査のそれぞれで形成されるドットの並びが、複数のドットの集まりに集合化し易いように、前記割り当てを行う、印刷装置。
適用例4の印刷装置は、適用例1の印刷方法と同様に、オーバーラップ領域における濃度ムラの発生を抑制することが可能となる。
さらに、本発明は、前記以外の種々の形態で実現可能であり、例えば、前記印刷装置を含む印刷システム、前記印刷装置に含まれる各部を備える印刷制御装置、前記印刷方法に含まれる各工程を機能として実現するコンピュータープログラムとしての形態、このコンピュータープログラムやこのコンピュータープログラムを記録した印刷媒体等の形態等で実現することが可能である。
本発明の実施例の印刷システムの構成を示す説明図である。 印刷ヘッドのノズル列を示す説明図である。 部分オーバーラップ印刷を示す説明図である。 プリンターにおける印刷処理の流れを示すフローチャートである。 ステップS140によって実行される割当処理を示す説明図である。 集合化を例示する説明図である。 従来の先行バンド識別マスクデータと従来の後行バンド識別マスクデータとを用いた場合の割当処理を示す説明図である。 周波数特性によるインク重量の変動を示す表としての説明図である。 実施例の部分オーバーラップ印刷によって印刷される罫線を従来例の部分オーバーラップ印刷によって印刷される罫線と比較して示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて、下記の順序に従って説明する。
A.実施例:
A1.印刷システムの構成:
A2.ノズル列と部分オーバーラップ印刷:
A3.印刷処理:
A4.割当処理:
A5.マスクの生成方法:
A6.実施例効果:
B.変形例:
A.実施例:
A1.印刷システムの構成:
図1は、本実施例の印刷システムの構成を示す説明図である。印刷システムは、コンピューター10とプリンター20とを備える。コンピューター10は、印刷のためのデータ(以下「印刷用画像データ」と言う。)をプリンター20に送る。プリンター20は、コンピューター10から印刷用画像データを受け取り、印刷用画像データに基づいて用紙(印刷媒体)Pに画像を印刷する。
プリンター20は、シリアル式インクジェットプリンターであり、制御ユニット30と、キャリッジモーター70と、駆動ベルト71と、プーリー72と、摺動軸73と、紙送りモーター74と、紙送りローラー75と、キャリッジ80と、インクカートリッジ82〜87と、印刷ヘッド90とを備える。
制御ユニット30は、CPU40と、入力インターフェイス41と、ROM51と、RAM52と、EEPROM60とを備える。制御ユニット30は、EEPROM60の代わりにフラッシュメモリーを採用してもよい。EEPROM60は、部分オーバーラップマスク62を格納している。部分オーバーラップマスク62は複数のマスクデータによって構成されているが、これらマスクデータについては後ほど詳しく説明する。CPU40は、ROM51やEEPROM60に記憶されたプログラムをRAM52に展開し、実行することにより、プリンター20の動作全般を制御する。入力インターフェイス41はコンピューター10からの印刷データを受信する。
駆動ベルト71は、キャリッジモーター70と、プーリー72の間に張られている。駆動ベルト71には、キャリッジ80が取り付けられている。キャリッジ80には、カラーインクとして、シアンインク(C)、マゼンタインク(M)、イエロインク(Y)、ブラックインク(K)、ライトシアンインク(Lc)、ライトマゼンタインク(Lm)をそれぞれ収容したカラーインク用のインクカートリッジ82〜87が搭載される。キャリッジ80の下部の印刷ヘッド90には、上述の各色のカラーインクに対応するノズル列が形成されている。キャリッジ80にこれらのインクカートリッジ82〜87を上方から装着すると、各カートリッジから印刷ヘッド90へのインクの供給が可能となる。摺動軸73は、駆動ベルトと平行に配置されており、キャリッジ80を貫通している。なお、カラーインクは前記の6色に限られず、例えば、Kのみの1色、C、M、Yの3色等、6色よりも少ない色であってもよいし、または6色を上回る色数でも構わない。
キャリッジモーター70が駆動ベルト71を駆動すると、キャリッジ80は、摺動軸73に沿って移動する。この方向を「主走査方向」と呼ぶ。キャリッジ80の主走査方向の移動に伴い、インクカートリッジ82〜87と、印刷ヘッド90も主走査方向に移動する。この主査方向の移動時に印刷ヘッド90に配置された印刷ノズル(後述)から用紙Pにインクカートリッジ82〜87中のインクが射出されることにより、用紙Pへの印刷が実行される。1回の主走査を「パス」と呼ぶ。
紙送りローラー75は、紙送りモーター74に接続されている。印刷時には、紙送りローラー75の上に、用紙Pが挿入される。キャリッジ80が主走査方向の端部まで移動すると、制御ユニット30は、紙送りモーター74を回転させる。これにより、紙送りローラー75も回転し、用紙Pを移動させる。用紙Pと印刷ヘッド90との相対的な移動方向を「副走査方向」と呼ぶ。
A2.ノズル列と部分オーバーラップ印刷:
図2は、印刷ヘッドのノズル列を示す説明図である。図2に示すノズル列は、一色分である。本実施例では、色が6色有るので、プリンター20は、図2に示すノズル列を各色一列、合計6列備えている。ノズル列は、複数の上流側ノズル91と、複数の中央部ノズル92と、複数の下流側ノズル93と、を備える。上流側ノズル91と下流側ノズル93とは、オーバーラップ印刷時に使用されるノズル群として役割分担されるノズルである。上流側ノズル91の数と下流側ノズル93の数は同一である。各ノズル91〜93の隣接するノズルとの距離(ノズルピッチ)Lnは、印刷時における画素配列のピッチの2倍である。用紙Pの副走査方向の移動量は、Ln/2と、上流側ノズル91の部分の長さと、中央部ノズル92の部分の長さを足した長さからノズルピッチの半分(Ln/2)を引いた長さLyである。
図3は、部分オーバーラップ印刷を示す説明図である。図3(A)は、図2に示すノズル91〜93が各パス順でどのように印刷を実行するかを示している、なお、図3(A)では、上流側ノズル91を2個、中央部ノズル92を4個、下流側ノズル93を2個有するものとして説明する。なお、各個数はあくまでも説明の便宜のために少なくしたもので、これら個数に限る必要はない。1パス目では、8個のノズル91〜93は、1、3、5、7、9、11、13、15行目(奇数行目)を印刷する。1パス目の印刷後、制御ユニット30は、用紙Pを印刷ヘッド90に対し、Ln/2だけ副走査方向に相対的に移動する。そして、2パス目では、8個のノズル91〜93は、2、4、6、8、10、12、14、16行目(偶数行目)を印刷する。本実施例では、この2回のパスで印刷される領域を「疑似バンド」あるいは単に「バンド」とも呼ぶ。ここで、「n行目」と呼ぶ場合、1つのバンド内で「n番目」の行であることを示すものとする。
8個のノズル91〜93は、2パス目の印刷を終えると、制御ユニット30は、用紙Pを印刷ヘッド90に対し、長さLyだけ副走査方向に相対的に移動する。そして、1パス目と同様に、3パス目を印刷する。このとき、3パス目の1、3行目は、1パス目の13、15行目とそれぞれ同じ行である。8個のノズル91〜93は、2パス目と同様に、4パス目を印刷する。このとき、4パス目の2、4行目は、2パス目の14、16行目とそれぞれ同じ行である。以下、同様に、8個のノズル91〜93は、5、6パス目以降を印刷する。
図3(B)は、用紙Pへの印刷状態をバンドで示したものである。用紙Pは、第1バンド目に領域P101〜P103が印刷される。ここで、領域P101は、上流側ノズル91で印刷される領域であり、領域P102は、中央部ノズル92で印刷される領域であり、領域P103は、下流側ノズル93で印刷される領域である。用紙Pは、第2バンド目に領域P103〜P105が印刷される。第2バンド目では、領域P103は、上流側ノズル91で印刷される領域であり、領域P104は、中央部ノズル92で印刷される領域であり、領域P105は、下流側ノズル93で印刷される領域である。すなわち、領域P103の一部は、第1バンドの印刷時に下流側ノズル93で印刷され、残りの部分が第2バンドの印刷時に上流側ノズル91で印刷される。一方、領域P102あるいはP104は、中央部ノズル92だけにより印刷される。
このように、用紙Pまたは印刷ヘッドを副走査方向に移動して次のバンドを印刷するときに、副走査範囲内の一部が重なるように印刷することを「部分オーバーラップ印刷」と呼び、複数のバンドで印刷される領域を「オーバーラップ領域」と呼ぶ。例えば、領域P103〜P105が1つの「バンド」に相当し、領域P103、P105がそれぞれ「オーバーラップ領域」に相当する。同様に、第3バンド目として、領域P105〜P107が印刷され、領域P105がオーバーラップして印刷され、第4バンド目(図示せず)では、領域P107がオーバーラップして印刷される。上流側ノズル91及び下流側ノズル93で印刷される領域は2つのバンド(4回のパス)で印刷され、中央部ノズル92で印刷される領域は1つのバンド(2回のパス)で印刷される。ただし、用紙P上の最初のバンド印刷のときに上流側ノズル91で印刷される領域および最後のバンド印刷のときに下流側ノズル93で印刷される領域は、1回だけのバンド印刷(2回のパス)で印刷される。
なお、中央部ノズル92で印刷される領域P102、P104、P106は、適用例1における「単独領域」に相当する。単独領域に含まれる主走査方向に並ぶドット列(ラスターライン)は1回のパスで完成される。これに対して、オーバーラップ領域P103、P105、P107に含まれる主走査方向に沿ったラスターラインは2回のパスで完成される。
A3.印刷処理:
プリンター20における印刷処理について説明する。図4は、プリンター20における印刷処理の流れを示すフローチャートである。ここでの印刷処理は、コンピューター10から所定の画像の印刷指令を受けることで開始される。印刷処理を開始すると、CPU40は、まず、コンピューター10から送られてくる印刷対象であるRGB形式の印刷用画像データを、入力インターフェイス41を介して受け取る(ステップS110)。
印刷用画像データを受け取ると、CPU40は、EEPROM60に記憶されたルックアップテーブル(図示せず)を参照して、印刷用画像データについて、RGB形式をCMYK形式に色変換する(ステップS120)。
色変換処理を行うと、CPU40は、高階調数のCMYKデータを各色のドットのON/OFFデータに変換するハーフトーン処理を行う(ステップS130)。例えば、ハーフトーン処理により、256階調を示すデータが、2階調を示す1ビットデータや4階調を示す2ビットデータに変換される。ハーフトーン処理では、ディザ法・γ補正・誤差拡散法などが利用される。なお、ハーフトーン処理は、ドットのON/OFFの2値化処理に限らず、大ドット及び小ドットのON/OFFなど、多値化処理であってもよい。また、ステップS130に供するデータは、解像度変換処理やスムージング処理などの画像処理が施されたものであってもよい。
ハーフトーン処理を終えると、CPU40は、オーバーラップ領域における各ドット形成位置に、先行バンドと後行バンドのいずれでドットを形成するかを割り当てる割当処理を行う(ステップS140)。「先行バンド」とは、オーバーラップ領域を印刷する際に最初に印刷されるバンドであり、例えば、図3(B)におけるオーバーラップ領域P103においては第1バンドに相当する。「後行バンド」とは、オーバーラップ領域を印刷する際に後に印刷されるバンドであり、例えば、図3(B)におけるオーバーラップ領域P103においては第2バンドに相当する。割当処理は、ノズル列の色毎に個別に行われる。ステップS140の割当処理については、後ほど詳しく説明する。割当処理を終えると、その後、CPU40は、印刷ヘッド90、紙送りモーター74等を駆動させて、印刷を実行する(ステップS150)。オーバーラップ領域においては、先行バンドの印刷と後行バンドの印刷とを順に行う。こうして、印刷処理は終了となる。ステップS140の割当処理が適用例1における「第1の工程」に相当し、ステップS150の印刷実行が適用例1における「第2の工程」に相当する。
A4.割当処理:
図5は、ステップS140によって実行される割当処理を示す説明図である。二値化データPD1は、オーバーラップ領域P103、P105(図3(B))のハーフトーン処理(ステップS130)の結果を例示するものであり、図示は主走査方向において省略された長さとなっている。二値化データPD1において、ハッチ有りの格子は、ハーフトーン処理においてドットONと判断された画素を示し、ハッチ無しの格子は、ハーフトーン処理においてドットOFFと判断された画素を示している。
割当処理では、先行バンド識別マスクデータMK1と後行バンド識別マスクデータMK2とを用いて、二値化データPD1に対してマスク処理が施される。先行バンド識別マスクデータMK1には、オーバーラップ領域で印刷される各画素のうち、先行バンドの印刷時に下流側ノズル93によってドットを形成する画素の位置が記録されている。先行バンド識別マスクデータMK1において、ハッチ有りの格子は、先行バンドの印刷時に下流側ノズル93によってドットを形成する(ドットONとする)画素を示し、ハッチ無しの格子は、ドットを形成しない(ドットOFFとする)画素を示している。
後行バンド識別マスクデータMK2には、オーバーラップ領域で印刷される各画素のうち、後行バンドの印刷時に上流側ノズル91によってドットを形成する画素の位置が記録されている。後行バンド識別マスクデータMK2において、ハッチ有りの格子は、後行バンドの印刷時に上流側ノズル91によってドットを形成する(ドットONとする)画素を示し、ハッチ無しの格子は、ドットを形成しない(ドットOFFとする)画素を示している。なお、先行バンド識別マスクデータMK1と後行バンド識別マスクデータMK2とは同一のサイズであり、先行バンド識別マスクデータMK1におけるドットのON/OFFと、後行バンド識別マスクデータMK2におけるドットのON/OFFは、互いに反転した構成となっている。
先行バンド識別マスクデータMK1を用いて二値化データPD1にマスク処理を施すことによって、二値化データPD1のうちの先行バンドの印刷時に下流側ノズル93でドットの形成を行う画素を決定することができる。具体的には、二値化データPD1に先行バンド識別マスクデータMK1を掛け合わせ、二値化データPD1のドットONの画素と、先行バンド識別マスクデータMK1のドットONの画素との重複部分(論理積で定まる部分)が、先行バンドの印刷時に下流側ノズル93によってドットが形成される二値化データ(先行バンド側二値化データと呼ぶ)PD2となる。図中の太線のハッチで囲まれた部分PDXが掛け合わせ部分で、この掛け合わせ部分PDXは、主走査方向の一方の端から他方の端に向かって、先行バンド識別マスクデータMK1の横方向サイズ(主走査方向に沿った方向の格子数)m毎に順次移動する。本実施例では、先行バンド識別マスクデータMK1の縦方向サイズ(副走査方向に沿った方向の格子数)nは、オーバーラップ領域の副走査方向のサイズと同一であり、先行バンド識別マスクデータMK1を主走査方向に1回、移動するだけで、オーバーラップ領域の全体に対し、先行バンド識別マスクデータMK1によるマスク処理を実行することができる。
なお、図示の例では、m=10、n=4となっているが、これはあくまでも図示の便宜のために小さくしたもので、これらのサイズに限る必要はない。また、先行バンド識別マスクデータMK1の縦方向サイズnは、オーバーラップ領域の副走査方向のサイズと必ずしも同一である必要はなく、オーバーラップ領域の副走査方向のサイズよりも小さくてもよい。この場合には、n×k(kは2以上の整数)がオーバーラップ領域の副走査方向のサイズと等しくなるように、縦方向サイズnを決めるのが好ましい。先行バンド識別マスクデータMK1を主走査方向に1回移動し、その後、先行バンド識別マスクデータMK1を副走査方向に移動し、その後、主走査方向へ移動するという動作を繰り返すことで、オーバーラップ領域の全体に対して先行バンド識別マスクデータMK1を掛け合わせすることができる。
さらに、後行バンド識別マスクデータMK2を用いて二値化データPD1にマスク処理を施すことによって、二値化データPD1のうちの後行バンドの印刷時に上流側ノズル91でドットの形成を行う画素を決定することができる。具体的には、二値化データPD1に後行バンド識別マスクデータMK2を掛け合わせ、二値化データPD1のドットONの画素と、後行バンド識別マスクデータMK2のドットONの画素との重複部分(論理積で定まる部分)が、後行バンドの印刷時に上流側ノズル91によってドットが形成される二値化データ(後行バンド側二値化データと呼ぶ)PD3となる。その掛け合わせ部分は、先行バンド識別マスクデータMK1を用いたときと同様に、主走査方向(あるいは、主走査方向と副走査方向の両方)でもって移動される。この結果、オーバーラップ領域の全体に対し、後行バンド識別マスクデータMK2によるマスク処理を実行することができる。
A5.マスクの生成方法:
本実施例では、先行バンド識別マスクデータMK1は、EEPROM60に格納された部分オーバーラップマスク62を修正することで生成される。印刷を行う際の印刷媒体、解像度、ドットサイズなどの印刷条件に応じた複数のマスクデータが、部分オーバーラップマスク62としてEEPROM60に予め記憶されている。このマスクデータは、ディザ法によって生成されており、ONデータを離散的に配置する。なお、生成法は、ディザ法に限る必要はなく、γ補正、誤差拡散法など離散性に優れた方法であれば、いずれを採用することもできる。CPU40は、印刷の際の印刷条件に対応したマスクデータをEEPROM60から読み出して、この読み出したマスクデータを基本マスクデータとして、この基本マスクデータから先行バンド識別マスクデータMK1を生成する。
図6は、基本マスクデータから先行バンド識別マスクデータMK1を生成する方法を示す説明図である。基本マスクデータBMは、先行バンド識別マスクデータMK1(図5に示したものと同一)と比べて、横方向サイズが2分の1となっており、縦方向サイズは同一である。基本マスクデータBMのON/OFFパターンは前述したように離散的なものである。この基本マスクデータの各要素のデータを行方向に並ぶ2要素のデータに拡張して、先行バンド識別マスクデータMK1を生成する。
すなわち、第1行目に着目すると、基本マスクデータBMの第1列目の要素はOFFデータであることから、先行バンド識別マスクデータMK1の第1列目および第2列目の各要素をOFFデータと決定する。次いで、基本マスクデータBMの第2列目の要素はONデータであることから、先行バンド識別マスクデータMK1の第3列目および第4列目の各要素をONデータと決定する。続いて、基本マスクデータBMの第3列目の要素はOFFデータであることから、先行バンド識別マスクデータMK1の第5列目および第6列目の各要素をOFFデータと決定する。基本マスクデータBMの第4列目の要素はOFFデータであることから、先行バンド識別マスクデータMK1の第7列目および第8列目の各要素をOFFデータと決定する。基本マスクデータBMの第5列目の要素はOFFデータであることから、先行バンド識別マスクデータMK1の第9列目および第10列目の各要素をOFFデータと決定する。同様に、第2行目から第4行目までも、各要素のデータを、行方向に並ぶ2要素のデータに拡張する。この結果、図示するように、基本マスクデータBMの2倍のサイズを持つ、4行、10列の先行バンド識別マスクデータMK1が生成される。
後行バンド識別マスクデータMK2は、前記のように生成した先行バンド識別マスクデータMK1のON/OFFを反転することによって生成される。前記の結果、先行バンド識別マスクデータMK1および後行バンド識別マスクデータMK2は、行方向においてONデータが偶数個ずつ集合して配置される構成となる。こうした構成の先行バンド識別マスクデータMK1および後行バンド識別マスクデータMK2を用いることで、図5に示すように、先行バンド側二値化データPD2および後行バンド側二値化データPD3は、ライン方向において、ドットONとする画素は、高い割合で、2つずつもしくはそれ以上の数の集合に区分される。
図7は、従来の先行バンド識別マスクデータXMK1および後行バンド識別マスクデータXK2を用いた場合の割当処理を示す説明図である。従来の先行バンド識別マスクデータXMK1は、図5に示した本実施例の先行バンド識別マスクデータMK1を作成する際の基本マスクデータBMに相当する。すなわち、従来の両マスクデータXMK1、XMK2は、2要素データへの拡張がなされていないデータであり、図示するように、多数のONデータが孤立している(離散している)。後行バンド識別マスクデータXK2は、先行バンド識別マスクデータXMK1のON/OFFを反転したものである。二値化データPD1は、図5と同じものである。両マスクデータXMK1、XMK2を用いて得られる先行バンド側二値化データXPD2および後行バンド側二値化データPD3は、両マスクデータXMK1、XK2が離散性の高いものであることから、ライン方向において、ドットONとする画素は、大部分、孤立されたものとなる。
したがって、本実施例による図5の先行バンド側二値化データPD2および後行バンド側二値化データPD3は、従来例による図7の先行バンド側二値化データXPD2および後行バンド側二値化データXPD3と比べて、ライン方向においてドットONとする画素が複数、集合し、孤立画素が少ないデータ配列となる。
A6.実施例効果:
以上詳述したように、本実施例の印刷システムによれば、オーバーラップ領域において、先行バンドで形成されるドットの並びと後行バンドで形成されるドットの並びが、ライン方向においてドットONとする画素が複数の集まりに集合化し易く、孤立画素が少ないものとなる。このために、1ドットだけ孤立して形成されることが少なくなることから、次の理由によって、オーバーラップ領域における濃度ムラの発生を十分に抑制することができる。
印刷ヘッド90は、吐出周期によって吐出するインク重量が変動する特性を有する。この特性を、以下「周波数特性」と呼ぶ。図8は、周波数特性によるインク重量の変動を示す表である。表中には、4ドットのインクの吐出パターンに対する1ドット当たりのインク重量の変動が示されている。表から判るように、前記吐出パターンが「打つ/打つ/打つ/打つ」の場合、および「打つ/打つ/打たない/打たない」の場合には、1ドット当たりのインク重量に変動はない。これに対して、前記吐出パターンが「打つ/打たない/打つ/打たない」の場合、および「打つ/打たない/打たない/打たない」の場合には、1ドット当たりのインク重量が減少する。すなわち、打つが単独に行われる場合には、1ドット当たりのインク重量が減少する。このために、オーバーラップ領域において、ドットが孤立して形成されることが少なくなると、インク重量が規定量より不足してドットが形成されることがなくなる。したがって、オーバーラップ領域における濃度ムラの発生を十分に抑制することができる。
図9は、本実施例の部分オーバーラップ印刷によって印刷される罫線を、従来例の部分オーバーラップ印刷によって印刷される罫線と比較して示す説明図である。図中の真ん中に、部分オーバーラップ印刷なしのときの罫線を示した。従来例の部分オーバーラップ印刷によって印刷される罫線は、図中の左側に示すように、罫線の線幅が部分オーバーラップ印刷なし時に比べて細くなる。これに対して、本実施例の部分オーバーラップ印刷によって印刷される罫線は、図中の右側に示すように、罫線の線幅が部分オーバーラップ印刷なし時とほぼ変わらない。この結果からも、本実施例の印刷システムによれば、オーバーラップ領域における濃度ムラの発生が改善されていることが判る。
B.変形例:
この発明は前記実施例やその変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
・変形例1:
前記実施例では、ONデータの集合性に優れたマスクデータMK1、MK2をハーフトーン処理後のオーバーラップ領域における二値化データPD1の全体にマスク処理を行う構成としたが、これに換えて、二値化データPD1を複数のブロックに分けて、ブロック毎にマスク処理が必要か否かを判定し、必要と判定されたブロックに限りマスク処理を行うようにしてもよい。マスク処理が必要か否かは、当該ブロックにおいてブロック全体に対するドットONと判断される画素の比率(以下、「階調率」と呼ぶ)を求め、この比率が50%を含む所定の範囲内(例えば、40%〜60%、45%〜55%等)にある場合にマスク処理が必要であると判断する。階調率が50パーセントであるとき、離散性が高いと、吐出パターンが「打つ/打たない/打つ/打たない」となる。この場合には、前述したように1ドット当たりのインク重量が減少することから、前述したマスク処理を行うことが望まれるためである。この構成によれば、前記所定の範囲外の階調率のデータに一切補正を与えることなく、オーバーラップ領域における濃度ムラの発生を改善することができる。
・変形例2:
前記実施例では、オーバーラップ領域は、2回のパスでラスターラインを完成させる構成としたが、本発明はこれに限られない。例えば、4回のパス等、2回以外のパス数でラスターラインを完成させる構成としてもよい。
・変形例3:
前記実施例では、EEPROM60から離散性に優れたマスクデータを取得し、このマスクデータの各要素のデータを行方向に並ぶ2要素のデータに拡張して、マスク処理用のマスクを生成していたが、本発明はこれに限られない。例えば、離散性に優れたマスクよりも集合性に優れたマスクをメモリーに格納しておき、メモリーからそのマスクを取得してマスク処理用としてもよい。
・変形例4:
前記実施例では、本発明をプリンター側で実現していたが、本発明はこれに限られない。例えば、コンピューター側で実現する構成としてもよい。また、CPU40が行っていた機能の一部または全部をコンピューターにインストールしたソフトウェアとしてのRIP(Raster image processor)が行う構成とすることもできる。また、コンピューターとプリンターの間に接続したハードウェアとしてのRIPが行う構成としてもよい。
・変形例5:
前記実施例では、プリンターが有する印刷ヘッドのノズルからインクを吐出させるためのインクの吐出方式としては、ピエゾ素子の駆動によるものとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、発熱素子を用いてノズル内に気泡を発生させ該気泡によりインクを吐出させるサーマル方式等、種々の方式とすることができる。
・変形例6:
前記実施例では、プリンターはカラープリンターとしたが、これに換えて、白黒プリンター、単色プリンターとすることもできる。また、メタリックインクを吐出するメタリックプリンターとすることもできる。
・変形例7:
前記実施例および各変形例において、ソフトウェアによって実現した機能は、ハードウェア、例えばディスクリートな電子回路によって実現するものとしてもよい。
なお、前述した各実施例および各変形例における構成要素の中の、独立請求項で記載された要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。
10…コンピューター
20…プリンター
30…制御ユニット
40…CPU
41…入力インターフェイス
51…ROM
52…RAM
60…EEPROM
62…部分オーバーラップマスク
70…キャリッジモーター
71…駆動ベルト
72…プーリー
73…摺動軸
74…モーター
75…ローラー
80…キャリッジ
82…インクカートリッジ
90…印刷ヘッド
91…上流側ノズル
92…中央部ノズル
93…下流側ノズル
P…用紙
P103、P105…オーバーラップ領域
PD1…二値化データ
PD2…先行バンド側二値化データ
PD3…後行バンド側二値化データ
MK1…先行バンド識別マスクデータ
MK2…後行バンド識別マスクデータ

Claims (5)

  1. 複数のノズルを有するノズル列を印刷媒体に対して主走査方向および副走査方向に相対移動させてインクを吐出し、1回の主走査で、前記主走査方向に並ぶドット列であるラスターラインを完成させる単独領域と、複数回の主走査で前記ラスターラインを完成させるオーバーラップ領域とからなる印刷画像の印刷を行う印刷方法であって、
    前記複数回の主走査のうちの先行する主走査と後行する主走査のいずれで、前記オーバーラップ領域の各々のドットを形成するかを割り当てる第1の工程と、
    前記割り当てられた結果に応じて、前記先行する主走査と前記後行する主走査を順に行う第2の工程と
    を備え、
    前記第1の工程は、
    前記先行する主走査と前記後行する主走査のそれぞれで形成されるドットの並びが、複数のドットの集まりに集合化し易いように、前記割り当てを行う、印刷方法。
  2. 請求項1に記載の印刷方法であって、
    前記第1の工程は、
    ハーフトーン処理後の印刷用の二値化データに対して前記オーバーラップ領域用のマスクによるマスク処理を実行することにより、前記割り当てを行い、
    前記マスクとして、所定の方法で作成された離散性に優れたマスクよりもONデータの集合性に優れたマスクを用いる、印刷方法。
  3. 請求項2に記載の印刷方法であって、
    前記第1の工程は、
    前記離散性に優れたマスクを取得し、
    前記離散性に優れたマスクの各要素のデータを行方向に並ぶ2要素のデータに拡張して、前記マスク処理用のマスクを生成する、印刷方法。
  4. 複数のノズルを有するノズル列を印刷媒体に対して主走査方向および副走査方向に相対移動させてインクを吐出し、1回の主走査で、前記主走査方向に並ぶドット列であるラスターラインを完成させる単独領域と、複数回の主走査で前記ラスターラインを完成させるオーバーラップ領域とからなる印刷画像の印刷を行う印刷装置であって、
    前記複数回の主走査のうちの先行する主走査と後行する主走査のいずれで、前記オーバーラップ領域の各々のドットを形成するかを割り当てる割当処理部と、
    前記割り当てられた結果に応じて、前記先行する主走査と前記後行する主走査を順に行う印刷実行部と
    を備え、
    前記割当処理部は、
    前記先行する主走査と前記後行する主走査のそれぞれで形成されるドットの並びが、複数のドットの集まりに集合化し易いように、前記割り当てを行う、印刷装置。
  5. 請求項4に記載の印刷装置であって、
    前記割当処理部は、
    ハーフトーン処理後の印刷用の二値化データに対して前記オーバーラップ領域用のマスクによるマスク処理を実行することにより、前記割り当てを行い、
    前記マスクは、
    所定の方法で作成された離散性に優れたマスクよりもONデータの集合性に優れた構成である、印刷装置。
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