JP2014012025A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 装置であって、
   ａ）複数のサンプル加工チャンバー；
   ｂ）前記複数のサンプル加工チャンバーのうち２個以上のチャンバーの間に配置された水非混和性物質；及び、
   ｃ）サンプル中の注目の分子と結合する固相担体粒子、
   を含んでなり、ここで前記固相担体粒子は、前記注目の分子を、前記複数のサンプル加工チャンバー中の第一チャンバーから前記水非混和性物質へと移動させ、そして前記非混和性物質を通じて、前記複数のサンプル加工チャンバー中の第二チャンバーへと移動させ、その間、前記第一チャンバー及び第二チャンバー中の溶液は静止した状態を維持する、前記装置。
2. 空気、液体、又はその他の物質が、前記複数のサンプル加工チャンバー中の１又は複数のチャンバーの間に配置される、請求項１に記載の装置。
3. 第一チャンバー、第二チャンバー、又は両方に、さらに試薬を含んでなる、請求項１又は２に記載の装置。
4. 前記試薬が、サンプル精製試薬、サンプル分析試薬、及び注目の分子の検出を可能にする試薬から選択される、請求項３に記載の装置。
5. 前記試薬が、細胞の溶解を引き起こす、請求項３に記載の装置。
6. 前記試薬が水−アルコール溶液である、請求項３に記載の装置。
7. 前記試薬が核酸増幅試薬である、請求項３に記載の装置。
8. 前記固相担体粒子が磁性粒子である、請求項１〜７のいずれか１項に記載の装置。
9. 前記水非混和性物質が、ワックス又はオイルである、請求項１〜８のいずれか１項に記載の装置。
10. 前記水非混和性物質が、水に浮く比重を有する、請求項９に記載の装置。
11. 以下のステップ：
    複数のサンプル加工チャンバーと、前記複数のサンプル加工チャンバーのうち２個以上のチャンバーの間に配置された水非混和性物質とを含む装置中に注目の分子を含むサンプルを置くステップ；そして
    注目の分子と結合した担体粒子を、前記複数のサンプル加工チャンバー中の第一チャンバーから前記水非混和性物質へと移動させ、そして前記非混和性物質を通じて、前記複数のサンプル加工チャンバー中の第二チャンバーへと移動させるステップ、ここで前記移動ステップの間、前記第一チャンバー及び第二チャンバー中の溶液は静止した状態を維持する
    を含んでなる、サンプル加工方法。
12. 前記注目の分子と結合した担体粒子を移動させるステップは、前記複数のサンプル加工チャンバー中の１又は複数のチャンバーの間に配置された空気を通じて移動することを含む、請求項１１に記載の方法。
13. 前記注目の分子が、核酸、細胞、又はポリペプチドである、請求項１１又は１２に記載の方法。
14. 前記サンプルを加工試薬で処理し、加工されたサンプルを作製することをさらに含んでなる、請求項１１〜１３のいずれか１項に記載の方法。
15. 前記加工試薬が、前記サンプル中の細胞を溶解するために有効である溶解試薬である、請求項１４に記載の方法。
16. 前記複数のサンプル加工チャンバー中の１つのチャンバーが、核酸増幅試薬を含んでなる、請求項１１〜１５のいずれか１項に記載の方法。