JP2014010558A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム、及び、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】銀行口座等を持たない相手に現金を送付する際の送金の手間を軽減する。
【解決手段】本発明の一側面に係る情報処理装置は、送金人からの送金依頼に対して、アクセス用情報を受取人のユーザ端末に通知し、アクセス用情報に基づくアクセスにおいて受取人のユーザ端末を識別するための受取人端末識別情報を取得し、取得した受取人端末識別情報を送金依頼に関連付け、送金依頼を識別するための送金識別情報を受取人のユーザ端末に通知し、送金依頼に係る金銭の受取処理を行う受取装置が受取人のユーザ端末から取得した送金識別情報と受取人端末識別情報とを受信し、受信した送金識別情報に基づいて受取装置において行われる受取処理の対象の送金依頼を特定し、特定した送金依頼に関連付けられた受取人端末識別情報と受取装置から受信した受取人端末識別情報とを照合し、これらが一致した場合に、受取装置による送金依頼に係る受取処理を許可する。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム、及び、プログラムの技術に関する。
近距離通信を利用して携帯端末間で送金を行うシステムがある(特許文献1)。送金先を受け手とする送金依頼をする第1の端末と、送金先の第2の端末に送金依頼に係る受取確認を行う送金管理サーバと、を備える個人間送金システムがある(特許文献2)。サーバ装置が生成した取引識別情報により端末間で電子マネーを送金するシステムがある(特許文献3)。送金人が受取人に通知した受付コードを用いて送金人の口座から受取人の口座に資金を移動するシステムがある(特許文献4)。
特開2008−027319号公報 特開2010−108177号公報 特開2010−277287号公報 特開2011−013959号公報
近年、インターネットバンキングと呼ばれるサービスが普及している。インターネットバンキングとは、インターネットを通じて利用者が銀行取引を行えるようにするサービスである。しかしながら、インターネットバンキングでは、送金に銀行口座等が利用されるため、利用者は、基本的には、銀行口座等を持たない相手に金銭を送付することはできない。
一方、銀行口座等を持たない相手に現金を送付する方法には、従来から、為替証書又は現金書留による送金方法がある。これらの方法では、送金するために、為替証書等の印刷、管理、発行等の事務処理が発生してしまう。また、為替証書の郵送等を利用者が行わなければならず、送金に手間がかかってしまうという問題点があった。
本発明は、一側面では、このような点を考慮してなされたものであり、銀行口座等を持たない相手に現金を送付する場合に発生する送金の手間を軽減することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するために、以下の構成を採用する。
すなわち、本発明の一側面に係る情報処理装置は、送金人から受取人への送金を管理する情報処理装置であって、前記送金人からの送金依頼に対して、前記情報処理装置にアクセスするためのアクセス用情報を前記受取人のユーザ端末に通知するアクセス用情報通知部と、前記受取人のユーザ端末による前記アクセス用情報に基づくアクセスを受け付けて、受け付けた該アクセスにおいて前記受取人のユーザ端末から、前記受取人のユーザ端末を識別するための受取人端末識別情報を取得し、取得した該受取人端末識別情報を前記送金依頼に関連付ける端末識別情報取得部と、前記送金依頼を識別するための送金識別情報を前記受取人のユーザ端末に通知する送金情報通知部と、前記送金依頼に係る金銭の受取処理を行う受取装置が前記受取人のユーザ端末から取得した前記送金識別情報と前記受取
人端末識別情報とを該受取装置から受信し、受信した前記送金識別情報に基づいて該受取装置において行われる前記受取処理の対象の前記送金依頼を特定し、特定した前記送金依頼に関連付けられた前記受取人端末識別情報と該受取装置から受信した前記受取人端末識別情報とを照合する照合部と、前記照合の結果、特定した前記送金依頼に関連付けられた前記受取人端末識別情報と該受取装置から受信した前記受取人端末識別情報とが一致した場合に、該受取装置による前記送金依頼に係る前記受取処理を許可する許可部と、を備える。
本発明の一側面に係る情報処理装置によれば、送金人からの送金依頼に対して、当該情報処理装置にアクセスするためのアクセス用情報が受取人のユーザ端末に通知される。そして、通知されたアクセス用情報に基づいて当該情報処理装置に対するアクセスが行われ、当該アクセスにおいて、受取人のユーザ端末を識別するための受取人端末識別情報が取得される。取得された受取人端末識別情報は、送金依頼に関連付けられる。また、送金人からの送金依頼を識別するための送金識別情報が受取人のユーザ端末に通知される。
そして、送金依頼に係る金銭の受取処理を行う受取装置によって、受取人のユーザ端末から、送金識別情報と受取人端末識別情報とが取得される。受取装置は、例えば、ATM(Automatic teller machine)である。取得された送金識別情報及び受取人端末識別情報は、受取装置から情報処理装置に送信される。
更に、本発明の一側面に係る情報処理装置によれば、受信した送金識別情報に基づいて受取処理の対象の送金依頼が特定される。そして、特定した送金依頼に関連付けられた受取人端末識別情報と受取装置から受信した受取人端末識別情報とが照合され、これらが一致した場合に、当該受取装置による送金依頼に係る受取処理が許可される。
従って、本発明の一側面に係る情報処理装置によれば、受取人のユーザ端末に通知される情報に基づいて、送金に係る処理が行われる。そのため、送金人は、銀行口座等を指定せずに、受取人に送金を行うことができる。
また、受取人は、情報処理装置から通知される送金識別情報を用いることで送金依頼に係る金銭を受け取ることができる。そのため、従来の送金方法と比べて、為替証書等の印刷、管理、発行等の事務処理は発生しない。
更に、送金の受取に係るユーザ端末から受取装置が取得した受取人端末識別情報と照合する受取人端末識別情報は、送金人からの送金依頼に対して通知される情報を用いたアクセスにおいて取得される。そのため、受取人は、金銭の受取処理が許可される対象となるユーザ端末を事前に登録しておかなくてよい。
よって、本発明の一側面に係る情報処理装置によれば、銀行口座等を持たない相手に現金を送付する場合に発生する送金の手間を軽減することができる。
なお、上記一側面に係る情報処理装置の別の形態として、以上の各構成を実現する情報処理システムであってもよいし、情報処理方法であってもよいし、プログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータその他装置、機械等が読み取り可能な記憶媒体であってもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的、又は、化学的作用によって蓄積する媒体である。なお、情報処理システムは、1又は複数の情報処理装置によって実現されてもよい。
本発明の一側面によれば、銀行口座等を持たない相手に現金を送付する場合に発生する送金の手間を軽減することができる。
図1は、実施の形態に係る送金手順を例示する。 図2は、実施の形態に係る返金手順を例示する。 図3は、実施の形態に係る返金手順を例示する。 図4は、実施の形態に係る各装置のハードウェア構成を例示する。 図5は、実施の形態に係る各装置の機能構成を例示する。 図6は、実施の形態に係る送金における各装置の処理手順を例示する。 図7Aは、実施の形態に係る送金内容の表示画面を例示する。 図7Bは、実施の形態に係るアクセス用情報の表示画面を例示する。 図7Cは、実施の形態に係る送金識別情報の表示画面を例示する。 図8は、実施の形態に係る返金における各装置の処理手順を例示する。 図9Aは、実施の形態に係るアクセス用情報の表示画面を例示する。 図9Bは、実施の形態に係る送金識別情報の表示画面を例示する。 図10は、実施の形態に係る返金における各装置の処理手順を例示する。 図11は、実施の形態に係る返金における各装置の処理手順を例示する。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
なお、本実施形態において登場するデータを自然言語により説明しているが、より具体的には、コンピュータが認識可能な疑似言語、コマンド、パラメタ、マシン語等で指定される。
§1 サービス提供例
図1は、本実施形態に係る送金手順を例示する。本実施形態では、銀行口座等を持たない相手に送金を行うサービスが提供される。なお、図1では、ステップを「S」と表記する。以降の図においても同様の表記を用いる。
ここで、以下で説明する各処理手順は一例に過ぎず、各処理は、当該各処理の前に実行された処理の結果を用いる等の従属関係がない場合等、可能な限り入れ替えられてよい。また、各処理は、可能な限り省略されてもよいし、異なる処理に置き換えられてもよい。
ステップ1では、ユーザ端末3Bに入力された送金内容が、ユーザ端末3BからATM2Bに出力される。本実施形態では、送金人は、銀行口座等を持たない受取人に送金を行うために、自身のユーザ端末3Bを操作して、送金内容を入力する。そして、ATM2Bは、ユーザ端末3Bから送金依頼に係る送金内容を取得する。しかしながら、送金内容の入力方法はこのような例に限られる訳ではなく、例えば、送金人は、ATM2Bを操作して、送金内容を直接入力してもよい。
なお、図1において、「ATM2A」は、本発明の「送金依頼に係る金銭の受取処理を行う受取装置」に相当する。また、「ATM2B」は、本発明の「送金人からの送金の依頼を受け付ける送金依頼受付装置」に相当する。そして、後述する「ATM2C」は、本発明の「取消となる送金依頼に係る金銭の受取処理を行う受取装置」に相当する。これら
を区別しない場合、「ATM2」と表記する。
ここで、本実施形態では、本発明の「送金依頼に係る金銭の受取処理を行う受取装置」、「送金人からの送金の依頼を受け付ける送金依頼受付装置」、及び、「取消となる送金依頼に係る金銭の受取処理を行う受取装置」の機能を全て有する装置として、ATM2を説明する。
しかしながら、本実施形態では、このようなATM2に代えて、これらの機能のうちいずれかを実行可能な装置が用いられてもよい。すなわち、本実施形態では、ATM2A、ATM2B、及び、ATM2Cは、それぞれ、共通の機能を有する同じ装置であってもよいし、異なる機能を有する装置であってもよい。
また、本実施形態では、送金人のユーザ端末を「ユーザ端末3B」と表記し、受取人のユーザ端末を「ユーザ端末3A」と表記する。そして、これらを区別しない場合、「ユーザ端末3」と表記する。
ステップ2では、ATM2Bから管理サーバ1に送金内容が送信される。管理サーバ1は、送金人からの送金依頼として、ATM2Bがユーザ端末3Bから取得した送金内容を受信する。管理サーバ1は、本発明の「情報処理装置」に相当し、送金人から受取人の送金を管理する情報処理装置である。
なお、本実施形態では、管理サーバ1において、当該送金内容に基づいて送金依頼に係る情報(送金情報)が作成されることで、送金依頼が行われたものと取り扱われる。ただし、送金依頼を行う方法は、このような方法に限定される訳ではなく、例えば、管理サーバ1が直接操作され、管理サーバ1に送金内容が入力されることで、送金情報が作成されてもよい。すなわち、ステップ1及び2の処理が省略されて、送金依頼が行われてもよい。
また、送金依頼に際して作成される送金情報には、送金内容の他に、当該送金依頼を識別するための送金識別情報が含まれる。送金識別情報は、例えば、それぞれの送金依頼を識別するために付与されるユニークな番号、識別子等である。このような送金識別情報の作成方法は、実施の形態に応じて、適宜選択されてよい。本実施形態では、送金識別情報として、識別子が用いられる例を説明する。なお、以下では、このような識別子を「証書ID」と表記する。
ステップ3では、前記送金人からの送金依頼に対して、管理サーバ1にアクセスするためのアクセス用情報が、管理サーバ1から受取人のユーザ端末3Aに通知される。
なお、アクセス用情報として、少なくとも使用回数及び使用期間のいずれかが限定されたアドレスが通知されてもよい。当該アドレスの一例として、ワンタイムURL(Uniform Resource Locator)が挙げられる。これにより、受取処理の許可対象となるユーザ端末を限定することができる。そのため、金銭の受取処理のセキュリティを高めることができる。本実施形態では、アクセス用情報として、当該ワンタイムURLが用いられる例を説明する。
ステップ4では、受取人のユーザ端末3Aによるアクセス用情報に基づくアクセスが受け付けられる。そして、受け付けられた当該アクセスにおいて、管理サーバ1は、ユーザ端末3Aから、当該ユーザ端末3Aを識別するための受取人端末識別情報を取得し、取得した受取人端末識別情報を送金依頼(送金情報)に関連付ける。本実施形態では、このように、ユーザ端末3Aを識別するための受取人端末識別情報と送金情報とが紐付けられる
ことで、金銭の受取に用いられる受取人のユーザ端末3Aが登録されたことになる。詳細は後述する。
ここで、受取人端末識別情報とは、受取人のユーザ端末を識別するための情報であり、例えば、サブスクライバID、端末製造番号、個体識別番号等、携帯電話の契約者固有IDである。受取人端末識別情報は、実施の形態に応じて、適宜選択されてよい。本実施形態では、受取人端末識別情報として、契約者固有IDが用いられる例を説明する。
ステップ5では、送金依頼を識別するための送金識別情報がユーザ端末3Aに通知される。これにより、受取人は、自身に対する送金の受け取りを行うことが可能になる。
ステップ6では、ユーザ端末3AからATM2Aに、送金識別情報と受取人端末識別情報とが出力される。当該出力により、ATM2Aは、ユーザ端末3Aから、受取人が所望する金銭の受取対象である送金依頼の送金識別情報と、ステップ4において登録した受取に用いるユーザ端末3Aの受取人端末識別情報とを取得する。
ステップ7では、管理サーバ1は、ATM2Aから、ATM2Aが取得した送金識別情報と受取人端末識別情報とを受信する。これらを受信すると、管理サーバ1は、受信した送金識別情報に基づいてATM2Aにおいて行われる受取処理の対象となっている送金依頼を特定する。そして、管理サーバ1は、特定した送金依頼に関連付けられている受取人端末識別情報とステップ7で受信した受取人端末識別情報とを照合する。
ステップ8では、当該照合の結果、特定した送金依頼に関連付けられている受取人端末識別情報とステップ7で受信した受取人端末識別情報とが一致した場合に、管理サーバ1は、ATM2Aによる送金依頼に係る受取処理を許可する。すなわち、ステップ4におけるアクセスを行ったユーザ端末と金銭の受取のためにATM2Aで用いたユーザ端末とが一致する場合に、当該送金依頼に係る金銭の受取処理が許可される。
なお、照合の結果、特定した送金依頼に関連付けられている受取人端末識別情報とステップ7で受信した受取人端末識別情報とが一致しない場合、ATM2Aによる金銭の受取処理は許可されない。この場合、例えば、管理サーバ1からATM2Aに当該照合の結果が通知され、ATM2Aにおいて再度ステップ6から処理が繰り返されてもよいし、金銭の受取処理が実行されずに処理が終了してもよい。
本実施形態によれば、ユーザ端末3Aに通知される情報に基づいて、送金に係る処理が行われる。そのため、送金人は、銀行口座等を指定することなく、受取人に送金を行うことができる。
また、本実施形態によれば、受取人は、管理サーバ1から通知される送金識別情報を用いることで送金依頼に係る金銭を受け取ることができる。そのため、本実施形態では、銀行口座等を用いずに送金を行う従来の方法と比べて、為替証書等の印刷、管理、発行等の事務処理を省略することができる。
更に、本実施形態によれば、ATM2Aが取得した受取人端末識別情報と照合する受取人端末識別情報は、ステップ4におけるアクセスで取得される。すなわち、受取人は、金銭の受取に用いるユーザ端末3Aを事前に登録しておかなくてもよい。
よって、本実施形態によれば、銀行口座等を持たない相手に現金を送付する場合に発生する送金の手間を軽減することができる。
次に、図2は、本実施形態における返金手順の一例を示す。本実施形態に係る管理サーバ1は、当該送金依頼の取消に対応することができる。送金依頼の取消は、例えば、送金人からの取消申請が行われた場合、設定された期限までに受取人が送金依頼に係る金銭を受け取らなかった場合、ステップ3における通知が受取人のユーザ端末3Aに不着だった場合等に発生する。
例えば、送金人は、ユーザ端末3Bから当該送金依頼の取消申請を行ってよい。この場合、ユーザ端末3Bから管理サーバ1に対して、送金依頼の取消を要求する通知が行われる。当該通知を受信すると、管理サーバ1は、送金依頼の取消に係る処理を行う。なお、このような取消申請は、受取人による送金依頼に係る金銭の受取処理が完了するまで、例えば、ステップ8の処理が行われるまで、受け付けられてよい。
また、送金依頼には、金銭の受取期限が設定されていてもよい。当該受取期限は、例えば、ステップ1における送金人の指定により設定されてもよい。このような受取期限が設定されている場合、管理サーバ1は、当該受取期限までに受取人が金銭の受取処理を完了させなかった場合に、送金依頼の取消に係る処理を行う。
また、ステップ3における通知がユーザ端末3Aに届かなかった場合、管理サーバ1は、当該通知の不着に係るエラーを検知することで、当該送金依頼の取消に係る処理を行う。
ステップ11では、送金依頼の取消に応じて、管理サーバ1から送金人のユーザ端末3Bに、管理サーバ1にアクセスするためのアクセス用情報が通知される。
ステップ12では、ユーザ端末3Bによるアクセス用情報に基づくアクセスが受け付けられる。そして、受け付けられた当該アクセスにおいて、管理サーバ1は、ユーザ端末3Bから、当該ユーザ端末3Bを識別するための送金人端末識別情報を取得し、取得した送金人端末識別情報を当該取消となる送金依頼(送金情報)に関連付ける。
なお、送金人端末識別情報は、対象が送金人のユーザ端末3Bであることを除いて、受取人端末識別情報と同様である。また、当該ステップ12から後述するステップ16までの処理は、対象となるユーザ端末が異なる点を除いて、上述したステップ4〜8の処理と同様に説明可能である。
ステップ13では、取消となる送金依頼を識別するための送金識別情報が管理サーバ1から送金人のユーザ端末3Bに通知される。これにより、送金人は、取消となる送金依頼の返金を受け取ることが可能になる。
ステップ14では、ユーザ端末3BからATM2Cに、送金識別情報と送金人端末識別情報とが出力される。当該出力により、ATM2Cは、ユーザ端末3Bから、送金人が返金を受け取ろうとする送金依頼の送金識別情報と、ステップ12において登録した返金に用いるユーザ端末3Bの送金人端末識別情報とを取得する。
ステップ15では、管理サーバ1は、ATM2Cから、ATM2Cが取得した送金識別情報と送金人識別情報とを受信する。これらを受信すると、管理サーバ1は、受信した送金識別情報に基づいてATM2Cにおいて行われる金銭の受取処理の対象となっている取消となる送金依頼を特定する。そして、管理サーバ1は、特定した取消となる送金依頼に関連付けられている送金人端末識別情報とステップ15で取得した送金人端末識別情報とを照合する。
ステップ16では、当該照合の結果、特定した取消となる送金依頼に関連付けられている送金人端末識別情報とステップ15で取得した送金人端末識別情報とが一致した場合に、管理サーバ1は、ATM2Cによる返金に係る金銭の受取処理を許可する。他方、一致しなかった場合、ATM2Cによる返金に係る金銭の受取処理は許可されず、例えば、ステップ14から処理が繰り返される。
なお、ステップ1において、ATM2Bは、ユーザ端末3Bから、送金内容とともに送金人端末識別情報を取得してもよい。また、ステップ2において、当該ATM2Bが取得した送金人端末識別情報が管理サーバ1に送信されてもよい。そして、管理サーバ1は、ATM2Bから受信した送金人端末識別情報を送金依頼に関連付けてもよい。
この場合、ステップ12では、管理サーバ1は、当該アクセスにおいて送金人のユーザ端末3Bから取得した送金人端末識別情報とステップ2においてATM2Bから受信した送金人端末識別情報とを照合してもよい。
そして、管理サーバ1は、当該照合の結果、ステップ12におけるアクセスにおいてユーザ端末3Bから取得した送金人端末識別情報とステップ2においてATM2Bから受信した送金人端末識別情報とが一致した場合に、ステップ13に係る処理を実行する。すなわち、照合の結果、両者が一致した場合に、管理サーバ1は、取消となる送金依頼を識別するための送金識別情報をユーザ端末3Bに通知する。なお、照合の結果、両者が一致しなかった場合、ステップ11から処理が繰り返されてもよい。また、ステップ11において送信されるアクセス用情報がワンタイムURLではない場合、ステップ12から処理が繰り返されてもよい。
更に、ステップ14では、ユーザ端末3BからATM2Cに送金識別情報が出力される。ステップ15では、管理サーバ1は、ATM2Cから、ATM2Cが取得した送金識別情報を受信する。送金識別情報を受信すると、管理サーバ1は、受信した送金識別情報に基づいてATM2Cにおいて受取処理の対象となっている取消となる送金依頼を特定する。そして、ステップ16では、当該特定された取消となる送金依頼に係る受取処理が許可される。
図3は、本実施形態における返金手順の他の例を示す。本実施形態では、図2に示される返金手順に代えて、図3に示される返金手順が用いられてもよい。なお、図3により示される返金手順では、上述の例と同様に、ステップ1〜2において、ユーザ端末3Bの送金人端末識別情報が取得され、当該返金手順に係る処理の前に、送金人端末識別情報と送金依頼とが関連付けられているものとする。
ステップ21では、送金依頼の取消に応じて、当該取消となる送金依頼を識別するための送金識別情報がユーザ端末3Bに通知される。ステップ22では、ユーザ端末3BからATM2Cに送金識別情報と送金人端末識別情報とが出力される。ステップ23では、管理サーバ1は、ATM2Cから、ATM2Cが取得した送金識別情報と送金人端末識別情報とを受信する。送金識別情報を受信すると、管理サーバ1は、受信した送金識別情報に基づいてATM2Cにおいて受取処理の対象となっている取消となる送金依頼を特定する。また、管理サーバ1は、特定した取消となる送金依頼に関連付けられている送金人端末識別情報とステップ23において受信した送金人端末識別情報とを照合する。そして、ステップ24では、当該照合の結果、両者が一致した場合に、当該特定された取消となる送金依頼に係る受取処理が許可される。なお、当該照合の結果、両者が一致しなかった場合、ステップ22から処理が繰り返されてもよい。
§2 ハードウェア構成
図4は、本実施形態に係る各装置のハードウェア構成を例示する。図4に示されるように、管理サーバ1、ATM2、及び、ユーザ端末3は、ネットワークを介して、通信可能である。なお、ネットワーク5に接続される各装置間における情報の伝達は、例えば、3G(3rd Generation)ネットワーク、インターネット、電話網、及び、専用網等を介したデータ通信で実現される。ネットワーク5の種類、及び、通信形式は、実施の形態に応じて、適宜選択される。
管理サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及び、ROM(Read Only Memory)等を含む制御部、制御部でプログラム等を記憶
する記憶装置、及び、ネットワーク5を介した通信を行うための通信インタフェース、が電気的に接続された情報処理装置である。なお、図4では、ネットワークインタフェースは、「通信 I/F」と記載される。ただし、管理サーバ1の具体的なハードウェア構成に関して、実施の形態に応じて適宜構成要素の省略、置換、及び、追加が可能である。例えば、制御部は、複数のプロセッサを含んでもよい。
ATM2は、CPU、RAM、及び、ROM等を含む制御部、制御部で実行されるプログラム等を記憶する記憶装置、ネットワーク5を介した通信を行うための通信インタフェース、現金の受け取り及び引き渡しを行うための入出金装置、タッチパネルディスプレイ、スピーカ、プリンタ、磁気カードリーダ、非接触式ICカードリーダライタ、短距離無線通信モジュール、及び、二次元バーコードとして記録された情報を読み取るための二次元バーコードリーダ、が電気的に接続された情報処理装置である。
なお、ATM2の具体的なハードウェア構成に関して、管理サーバ1と同様、実施の形態に応じて適宜構成要素の省略、置換、及び、追加が可能である。また、ATM2A、ATM2B、及び、ATM2Cは、それぞれ、共通のハードウェア構成であってもよいし、異なるハードウェア構成であってもよい。
ユーザ端末3は、CPU、RAM、及び、ROM等を含む制御部、制御部で実行されるプログラム等を記憶する記憶装置、ネットワーク5を介した通信を行うための通信インタフェース、入力装置、スピーカ、内蔵された非接触式ICカード、短距離無線通信モジュール、及び、ディスプレイ、が電気的に接続された情報処理装置である。
なお、ユーザ端末3の具体的なハードウェア構成に関して、管理サーバ1及びATM2と同様、実施の形態に応じて適宜構成要素の省略、置換、及び、追加が可能である。また、ユーザ端末3A及びユーザ端末3Bは、それぞれ、共通のハードウェア構成であってもよいし、異なるハードウェア構成であってもよい。ユーザ端末3として、例えば、提供されるサービス専用に設計された端末の他、PC、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、携帯ゲーム機等が用いられてもよい。
§3 機能構成
図5は、本実施形態に係る各装置の機能構成の概略を例示する。
管理サーバ1は、CPUが、RAMに展開された各種プログラムを解釈及び実行して、各構成要素を制御することで、送金依頼受信部11、アクセス用情報通知部12、端末識別情報取得部13、送金情報通知部14、照合部15、及び、許可部16を備える情報処理装置として機能する。なお、これらの機能については、後述する動作例において説明する。
ここで、本実施形態では、これらの機能がいずれも汎用のCPUによって実現される例について説明している。しかしながら、これらの機能の一部又は全部が、1又は複数の専
用のプロセッサにより実現されてもよい。また、管理サーバ1の機能構成に関して、実施形態に応じて適宜構成要素の省略、置換、及び、追加が行われてもよい。
ATM2は、CPUが、RAMに展開された各種プログラムを解釈及び実行して、各構成要素を制御することで、送金内容受付部21、送金依頼部22、受取処理受付部23、問合せ部24、及び、受取処理部25を備える情報処理装置として機能する。これらの機能については、後述する動作例において説明する。管理サーバ1と同様、これらの機能の一部又は全部が、1又は複数の専用のプロセッサにより実現されてもよい。また、ATM2の機能構成に関して、実施形態に応じて適宜構成要素の省略、置換、及び、追加が行われてもよい。
なお、送金内容受付部21及び送金依頼部22は、送金の依頼を受け付ける送金依頼受付装置としての機能に関する。また、受取処理受付部23、問合せ部24、及び、受取処理部25は、金銭の受取処理を行う受取装置としての機能に関する。そのため、ATM2Bは、受取処理受付部23、問合せ部24、及び、受取処理部25を備えなくてもよい。また、ATM2A及び2Cは、送金内容受付部21及び送金依頼部22を備えなくてもよい。
ユーザ端末3は、CPUが、RAMに展開された各種プログラムを解釈及び実行して、各構成要素を制御することで、送金内容入力部31、送金内容出力部32、通知処理部33、及び、識別情報出力部34を備える情報処理装置として機能する。これらの機能については、後述する動作例において説明する。管理サーバ1と同様、これらの機能の一部又は全部が、1又は複数の専用のプロセッサにより実現されてもよい。また、ユーザ端末3の機能構成に関して、実施形態に応じて適宜構成要素の省略、置換、及び、追加が行われてもよい。
なお、送金内容入力部31及び送金内容出力部32は、送金依頼に関係する機能である。また、通知処理部33及び識別情報出力部34は、金銭の受取処理に関係する機能である。そのため、ユーザ端末3Aは、送金内容入力部31及び送金内容出力部32を備えなくてもよい。また、送金依頼の取消が行われない場合、ユーザ端末3Bは、通知処理部33及び識別情報出力部34を備えなくてもよい。
§4 動作例
図6、7A〜7C、8、9A、9B、10、及び、11を用いて、本実施形態に係る各装置の動作例を説明する。なお、以下で説明する動作例に係る処理手順は一例に過ぎず、各処理は、当該各処理の前に実行された処理の結果を用いる等の従属関係がない場合等、可能な限り入れ替えられてよい。
[送金処理]
図6は、本実施形態に係る送金処理における各装置の動作例を示す。
ステップ101及び102は、図1におけるステップ1に係る処理に関する。ステップ101では、ユーザ端末3Bの送金内容入力部31により、送金内容の入力が受け付けられる。送金人は、例えば、ユーザ端末3Bの入力装置を操作して、送金内容をユーザ端末3Bに入力する。送金内容入力部31は、入力された送金内容を保持する。
図7Aは、入力された送金内容がユーザ端末3Bのディスプレイに表示された画面を例示する。送金内容入力部31は、送金内容として、例えば、図7Aに示されるように、受取人の電子メールアドレス、送金金額、送金の受取期限、送金人氏名、及び、メモの入力を受け付ける。
受取人の電子メールアドレスは、送金人からの送金依頼があったこと等の情報を管理サーバ1が受取人のユーザ端末3Aに通知するために利用される。本実施形態では、送金人が受取人に送金を行う場合に、受取人のユーザ端末3Bに管理サーバ1が各種情報の通知を行うためのアドレス情報が指定される。電子メールアドレスは、当該アドレス情報の一例である。
送金の受取期限は、送金人から送付された金銭を受取人が受け取るために設定された期限である。当該期限は設定されなくてもよい。本実施形態では、当該受取期限を超過した場合に、当該送金依頼の取消が生じる。また、メモは、送金とともに、送金人が受取人にメッセージを送付するために利用される。
図6に戻り、ステップ102では、ユーザ端末3Bの送金内容出力部32により、送金内容が、ユーザ端末3BからATM2Bに出力される。ATM2Bの送金内容受付部21は、ユーザ端末3Bから出力される当該送金内容を取得する。
送金内容の出力には、例えば、非接触式ICカードが利用される。ユーザ端末3Bの非接触式ICカードには、ステップ101において入力された送金内容が保持される。ATM2Bの送金内容受付部21は、非接触式ICカードリーダライタにより、ユーザ端末3Bの非接触式ICカードから送金内容を取得する。
また、送金内容の出力には、例えば、短距離無線通信モジュールが利用される。ユーザ端末3Bの送金内容出力部32は、短距離無線通信モジュールにより、送金内容を送信する。そして、ATM2Bの送金内容受付部21は、短距離無線通信モジュールにより、当該送金内容を受信することで、ユーザ端末3Bから送金内容を取得する。なお、短距離無線通信は、例えば、赤外線通信等である。
また、送金内容の出力には、二次元バーコードが用いられてもよい。ユーザ端末3Bの送金内容出力部32は、入力された送金内容を二次元バーコードに符号化して、ディスプレイに表示させる。ATM2Bの送金内容受付部21は、二次元バーコードリーダにより、当該ディスプレイに表示された二次元バーコードを読み取り、復号することで、送金内容を取得する。
なお、本実施形態では、後述するステップ117及び送金依頼の取消において、送金人のユーザ端末3Bに各種情報の通知が行われる。そのため、ATM2Bの送金内容受付部21は、送金内容とともに、ユーザ端末3Bに通知を行うためのアドレス情報を取得する。当該アドレス情報は、例えば、ユーザ端末3Bにおいて利用される電子メールアドレスである。本実施形態では、送金人のアドレス情報として、ユーザ端末3Bにおいて利用される電子メールアドレスを例に挙げて説明する。
なお、送金人のアドレス情報、及び、上述した受取人のアドレス情報は、管理サーバ1に登録されていてもよい。この場合、送金人は、ユーザ端末3B又はATM2Bを操作して、登録されたアドレス情報の中から、受取人のアドレス情報を指定することで、送金内容に係る受取人のアドレス情報を指定してもよい。
ステップ103では、ATM2Bにおいて、送金依頼に係る金銭の入金が行われる。送金人は、例えば、ATM2Bの入出金装置に、入力した送金内容において指定した送金金額分の現金を投入する。ATM2Bの入出金装置は、投入された現金を読み取って、送金依頼に係る金銭を取得する。
なお、入金には、電子マネーが用いられてもよい。送金人は、例えば、ユーザ端末3Bの非接触式ICカードに電子マネーの機能がある場合、当該電子マネーにより入金を行ってもよい。この場合、ATM2Bは、非接触式ICカードリーダライタにより、ユーザ端末3Bの非接触式ICカードに保持される電子マネーの情報をやりとりすることで、送金依頼に係る金銭を取得する。
また、入金には、銀行口座等が用いられてもよい。送金人は、例えば、ATM2Bの磁気カードリーダにキャッシュカードを投入する。そして、送金人は、ATM2BのタッチパネルディスプレイでATM2Bを操作して、銀行口座から振り込みを行うことで、送金に係る金銭の入金を行ってもよい。
ステップ104及び105は、図1におけるステップ2に係る処理に関する。ステップ104では、ATM2Bの送金依頼部22が、ステップ103までの処理により取得した送金内容を管理サーバ1に送信することで、管理サーバ1に対して送金依頼が行われる。管理サーバ1の送金依頼受信部11は、ATM2Bから送信される送金内容を、送金人からの送金依頼として受信する。なお、この際、ステップ102において取得した送金人の電子メールアドレスも管理サーバ1に送信される。送金依頼受信部11は、送金内容とともに、送金人の電子メールアドレスも取得する。
ステップ105では、管理サーバ1の送金依頼受信部11により、受信した送金内容に基づいて、送金情報を作成する。作成される送金情報には、受信した送金内容の他に、当該送金依頼を識別するための送金識別情報が含まれる。上述のとおり、本実施形態において、送金識別情報は、それぞれの送金依頼に付与されるユニークな識別子(証書ID)である。
送金依頼受信部11は、例えば、ランダムな文字列を作成する。そして、当該作成したランダムな文字列が受取の完了していない送金依頼の証書IDとして用いられている場合、再度、送金依頼受信部11は、ランダムな文字列を作成する。他方、当該作成したランダムな文字列が受取の完了していない送金依頼の証書IDとして用いられていない場合、送金依頼受信部11は、当該送金依頼の証書IDとして、作成したランダムな文字列を当該送金情報に付与する。
ステップ106は、図1におけるステップ3に係る処理に関する。ステップ106では、管理サーバ1のアクセス用情報通知部12により、送金内容において指定された受取人の電子メールアドレスに基づいて、管理サーバ1にアクセスするためのアクセス用情報がユーザ端末3Aに通知される。通知されるアクセス用情報は、ユーザ端末3Aの通知処理部33により、受信される。なお、受取人の電子メールアドレスが誤っていることで、当該通知が不着であった場合、本実施形態では、当該送金依頼の取消が生じる。
アクセス用情報は、上述のとおり、少なくとも使用回数及び使用期間のいずれかが限定されたアドレスが用いられてもよい。本実施形態では、当該アドレス用情報として、ワンタイムURLが用いられる。なお、ワンタイムURLの作成方法は、実施の形態に応じて、適宜選択されてよい。
ステップ107及び108は、図1におけるステップ4に係る処理に関する。ステップ107では、ステップ106で通知されたワンタイムURLに基づいて、管理サーバ1に対するアクセスが行われる。管理サーバ1では、端末識別情報取得部13により、当該ワンタイムURLに基づくアクセスが受け付けられている。
図7Bは、管理サーバ1から通知されるアクセス用情報がユーザ端末3Aのディスプレ
イに表示された画面を例示する。受取人は、ユーザ端末3Aの入力装置により、当該画面上に表示されているボタン40を操作することで、ワンタイムURLに基づくアクセスを実行する。
当該アクセスにおいて、ユーザ端末3Aから管理サーバ1に、受取人端末識別情報として、契約者固有IDが通知される。例えば、当該契約者固有IDは、ユーザ端末3Aの通知処理部33により通知され、管理サーバ1の端末識別情報取得部13により、受信される。なお、図では、契約者固有IDを「固有ID」と表記する。以降の図においても同様の表記を用いる。
図6に戻り、ステップ108では、管理サーバ1の端末識別情報取得部13により、ステップ107において通知された契約者固有IDと送金情報とが関連付けられる。上述のとおり、当該処理により、金銭の受取に用いられる受取人のユーザ端末3Aが登録されたことになる。
ステップ109は、図1におけるステップ5に係る処理に関する。ステップ109では、管理サーバ1の送金情報通知部14により、証書ID(送金識別情報)がユーザ端末3Aに通知される。送金情報通知部14は、送金内容として指定された受取人の電子メールアドレスを利用して、証書IDをユーザ端末3Aに通知する。なお、送金情報通知部14は、当該証書IDとともに送金内容をユーザ端末3Aに通知してもよい。
図7Cは、管理サーバ1から通知される証書IDを含む情報がユーザ端末3Aのディスプレイに表示された画面を例示する。図7Cでは、証書IDの他、送金人氏名、受取期限、送金金額、及び、メモがユーザ端末3Aに送金内容として通知されている。
図6に戻り、ステップ110は、図1におけるステップ6に係る処理に関する。ステップ110では、ユーザ端末3Aの識別情報出力部34により、ステップ109で取得した証書IDと自身の契約者固有IDとがATM2Aに出力される。これらの情報の出力方法は、ステップ102と同様に説明することができる。すなわち、識別情報出力部34は、これらの情報の出力に、非接触式ICカードを用いてもよいし、短距離無線通信モジュールを用いてもよいし、二次元バーコードを用いてもよい。ATM2Aの受取処理受付部23は、これらの出力方法に応じて、非接触式ICカードリーダライタ、短距離無線通信モジュール、又は、二次元バーコードリーダにより、ユーザ端末3Aから出力される証書IDと契約者固有IDとを取得する。これにより、ATM2Aの受取処理受付部23は、送金依頼に係る金銭の受取処理を受け付ける。
ステップ111及び112は、図1におけるステップ7に係る処理に関する。ステップ111では、ATM2Aの問合せ部24により、ステップ110において取得された証書IDと契約者固有IDとが管理サーバ1に送信される。これにより、問合せ部24は、当該金銭の受取処理が許可されるか否かを管理サーバ1に問い合わせる。当該問い合わせに応じて、管理サーバ1の照合部15は、ATM2Aから、ATM2Aにおいて受取処理の対象となっている送金依頼の証書IDと当該受取処理を所望している受取人のユーザ端末3Aの契約者固有IDとを受信する。
ステップ112では、照合部15は、ステップ111において取得した証書IDに基づいて、ATM2において行われる受取処理の対象となっている送金依頼(送金情報)を特定する。そして、照合部15は、特定した送金情報にステップ108で関連付けられた契約者固有IDとステップ111において取得した契約者固有IDとを照合する。
ステップ113及び114は、図1におけるステップ8に係る処理に関する。ステップ
113では、ステップ112における照合の結果、送金情報に関連付けられた契約者固有IDとステップ111において取得した契約者固有IDとが一致した場合、管理サーバ1の許可部16によって、ATM2Aによる送金依頼に係る受取処理が許可される。
なお、送金情報に関連付けられた契約者固有IDとステップ111において取得した契約者固有IDとが一致しなかった場合、管理サーバ1の許可部16によって、ATM2Aによる送金依頼に係る受取処理は許可されない。この場合、管理サーバ1の許可部16は、当該照合の結果をATM2Aに通知し、ATM2Aにステップ110から処理を繰り返させてもよい。この場合、ATM2Aの制御部が当該通知を受信すると、受取処理受付部23は、再度、ユーザ端末3Aからの証書ID及び契約者固有IDの出力を受け付ける。
ステップ114では、ATM2Aの受取処理部25により、ステップ113において許可された、送金依頼に係る受取処理が実行される。当該受取処理における出金は、ステップ103における入金と同様に説明可能である。すなわち、ATM2Aの受取処理部25は、例えば、ATM2Aの入出金装置により、送金金額分の現金を引き渡してもよい。受取処理部25は、非接触式ICカードリーダライタにより、ユーザ端末3Aの非接触式ICカードに保持される電子マネーに送金金額分の金銭を追加してもよい。また、受取処理部25は、磁気カードリーダに投入されたキャッシュカードの情報を利用して、受取人が指定する銀行口座等に、送金金額分の金銭を入金してもよい。
ステップ115では、受取処理部25により、ATM2Aから管理サーバ1に金銭の受取処理が完了したことを示す通知(出金完了通知)が行われる。
ステップ116では、当該出金完了通知に応じて、管理サーバ1の制御部は、受取処理が完了した送金依頼に対応する送金情報を削除する。なお、管理サーバ1の制御部は、当該送金情報を削除せず、当該送金が完了したことを示すフラグを送金情報に付与することで、送金が完了した送金情報と送金が未完了の送金情報とを区別してもよい。
ステップ117では、ステップ104において取得された送金人の電子メールアドレスが用いられて、管理サーバ1の制御部により、ユーザ端末3Bに対して送金が完了したことを示す通知(送金完了通知)が行われる。これにより、本実施形態に係る処理は完了する。
なお、上述のとおり、本実施形態では、送金依頼の取消が発生する場合がある。具体的には、本実施形態では、ステップ105において送金情報が作成された時点で、送金依頼が受け付けられたことになる。この後、例えば、ステップ113の処理が行われるまでに送金人からの送金依頼の取消申請が行われた場合、ステップ106における通知が不着であった場合、又は、ステップ101において設定された受取期限までにステップ113の処理が完了しなかった場合、送金依頼の取消が発生する。本実施形態では、送金依頼の取消が発生した場合、ステップ103において入金した金銭の返金処理が行われる。
[返金処理(第1の方法)]
図8は、本実施形態に係る返金処理(第1の方法)における各装置の動作例を示す。第1の方法では、図6を用いて説明した受取人による金銭の受取方法とほぼ同様の方法で、取消となる送金依頼に係る返金が行われる。
ステップ201は、図2におけるステップ11に係る処理に関する。ステップ202及び203は、図2におけるステップ12に係る処理に関する。ステップ204及び205は、それぞれ、図2におけるステップ13及び14に係る処理に関する。ステップ206及び207は、図2におけるステップ15に係る処理に関する。ステップ208及び20
9は、図2におけるステップ16に係る処理に関する。
なお、ステップ201〜209に係る処理は、金銭の受取を行うユーザが受取人ではなく送金人である点を除いて、ステップ106〜114に係る処理と同様に説明可能である。すなわち、ステップ201〜209に係る処理は、ユーザ端末3Aをユーザ端末3Bに置き換え、ATM2AをATM2Cに置き換えることで、ステップ106〜114に係る処理と同様に説明可能である。また、ステップ210〜212に係る処理は、ステップ115〜117に係る処理と同様に説明可能である。そのため、説明を省略する。
なお、図9Aは、ステップ201において管理サーバ1から通知されるアクセス用情報がユーザ端末3Bのディスプレイに表示された画面を例示する。また、図9Bは、ステップ204において管理サーバ1から通知される証書IDを含む情報がユーザ端末3Bのディスプレイに表示された画面を例示する。
[返金処理(第2の方法)]
図10は、本実施形態に係る返金処理(第2の方法)における各装置の動作例を示す。上述したステップ102では、ATM2Bは、ユーザ端末3Bから出力される送金内容を取得する。このとき、当該送金内容とともにユーザ端末3Bの契約者固有IDが出力されることで、ATM2Bは、ユーザ端末3Bの契約者固有IDを取得してもよい。そして、ステップ104において、ユーザ端末3Bの契約者固有IDが、送金内容とともに、ATM2Bから管理サーバ1に送信されてもよい。更に、管理サーバ1の送金依頼受信部11は、ステップ105において作成する送金情報に、ATM2Bから受信したユーザ端末3Bの契約者固有IDを追加してもよい。
第2の方法及び後述する第3の方法では、このようにして、返金処理が開始される前に、ユーザ端末3Bの契約者固有IDが取消となる送金依頼に関連付けられている、すなわち、ユーザ端末3Bの契約者固有IDが送金情報に含まれている状態であることを前提とする。
ステップ301〜312は、それぞれ、第1の方法に係る返金処理を例示した図8におけるステップ201〜212に対応する。以下、それぞれ説明する。
ステップ301及び302は、それぞれ、図8におけるステップ201及び202と同様に説明できる。すなわち、管理サーバ1のアクセス用情報通知部12により、送金人の電子メールアドレスが用いられて、管理サーバ1にアクセスするためのワンタイムURLがユーザ端末3Bに通知される。そして、通知されたワンタイムURLが用いられて、管理サーバ1に対するアクセスが行われ、端末識別情報取得部13により、当該アクセスにおいてユーザ端末3Bの契約者固有IDが取得される。
ステップ303は、図8におけるステップ203と異なり、管理サーバ1の照合部15により、ステップ105において送金依頼に関連付けられた契約者固有IDとステップ302において取得された契約者固有IDとが照合される。すなわち、第2の方法では、第1の方法とは異なり、ユーザ端末3BがワンタイムURL(アクセス用情報)を用いて管理サーバ1にアクセスした際に、金銭の受取処理を許可する対象のユーザ端末であるか否かを判定するための照合処理が実行される。
当該照合の結果、両者が一致した場合、次のステップ304に処理は進む。他方、両者が一致しなかった場合、管理サーバ1は、再度、ステップ301から処理を繰り返してもよい。
ステップ304では、ステップ204と同様に、管理サーバ1の送金情報通知部14により、送金人の電子メールアドレスが利用されて、証書IDがユーザ端末3Bに通知される。
ステップ305及び306は、ユーザ端末3Bの契約者固有IDが通知されない点で、ステップ205及び206と相違する。すなわち、ステップ305では、ユーザ端末3Aの識別情報出力部34により、ステップ304で取得した証書IDがATM2Cに出力される。ATM2Cの受取処理受付部23は、当該出力される証書IDを取得することで、取消となる送金依頼に係る金銭の受取処理を受け付ける。そして、ステップ306では、ATM2Cの問合せ部24により、ステップ305において取得された証書IDが管理サーバ1に送信される。当該送信に応じて、管理サーバ1は、ATM2Cから、ATM2Cにおいて受取処理の対象となっている取消となる送金依頼の証書IDを受信する。
ステップ307では、ステップ207とは異なり、管理サーバ1の許可部16により、ステップ306において受信した証書IDに基づいて、受取処理を許可する送金依頼が特定される。そして、ステップ308において、ステップ208と同様に、特定された受取処理の許可が行われる。
なお、ステップ309〜312は、ステップ209〜212と同様に説明可能である。すなわち、ステップ309では、ATM2Cの受取処理部25により、ステップ308において許可された、取消となる送金依頼に係る金銭の受取処理が実行される。ステップ310では、受取処理部25により、ATM2Cから管理サーバ1に出金完了通知が行われる。ステップ311では、当該出金完了通知に応じて、管理サーバ1の制御部が、受取処理が完了した、取消となる送金依頼に対応する送金情報を削除する。そして、ステップ312では、送金人の電子メールアドレスが用いられて、管理サーバ1の制御部により、送金依頼の取消が完了したことを示す通知(返金完了通知)が行われる。これにより、当該返金処理は完了する。
[返金処理(第3の方法)]
図11は、本実施形態に係る返金処理(第3の方法)における各装置に動作例を示す。第3の方法は、ユーザ端末3BにワンタイムURL(アクセス用情報)が通知されない点で、第1の方法及び第2の方法と異なる。
ただし、ステップ404において、ステップ105において送金依頼に関連付けられた契約者固有IDとステップ403において取得された契約者固有IDとが照合される点を除き、ステップ401〜409は、ステップ204〜212と同様に説明可能である。そのため、詳細な説明を省略する。
§5 補足
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。
1…管理サーバ、2…ATM、3…ユーザ端末、5…ネットワーク、
11…送金依頼受信部、12…アクセス用情報通知部、
13…端末識別情報取得部、14…送金情報通知部、15…照合部、16…許可部、
21…送金内容受付部、22…送金依頼部、23…受取処理受付部、
24…問合せ部、25…受取処理部、
31…送金内容入力部、32…送金内容出力部、
33…通知処理部、34…識別情報出力部

Claims (9)

  1. 送金人から受取人への送金を管理する情報処理装置であって、
    前記送金人からの送金依頼に対して、前記情報処理装置にアクセスするためのアクセス用情報を前記受取人のユーザ端末に通知するアクセス用情報通知部と、
    前記受取人のユーザ端末による前記アクセス用情報に基づくアクセスを受け付けて、受け付けた該アクセスにおいて前記受取人のユーザ端末から、前記受取人のユーザ端末を識別するための受取人端末識別情報を取得し、取得した該受取人端末識別情報を前記送金依頼に関連付ける端末識別情報取得部と、
    前記送金依頼を識別するための送金識別情報を前記受取人のユーザ端末に通知する送金情報通知部と、
    前記送金依頼に係る金銭の受取処理を行う受取装置が前記受取人のユーザ端末から取得した前記送金識別情報と前記受取人端末識別情報とを該受取装置から受信し、受信した前記送金識別情報に基づいて該受取装置において行われる前記受取処理の対象の前記送金依頼を特定し、特定した前記送金依頼に関連付けられた前記受取人端末識別情報と該受取装置から受信した前記受取人端末識別情報とを照合する照合部と、
    前記照合の結果、特定した前記送金依頼に関連付けられた前記受取人端末識別情報と該受取装置から受信した前記受取人端末識別情報とが一致した場合に、該受取装置による前記送金依頼に係る前記受取処理を許可する許可部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記送金人からの前記送金依頼として、前記送金人からの送金の依頼を受け付ける送金依頼受付装置が前記送金人のユーザ端末から取得した送金内容を該送金依頼受付装置から受信する送金依頼受信部を更に備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記アクセス用情報通知部は、前記送金依頼の取消に応じて、前記アクセス用情報を前記送金人のユーザ端末に通知し、
    前記端末識別情報取得部は、前記送金人のユーザ端末による前記アクセス用情報に基づくアクセスを受け付けて、受け付けた該アクセスにおいて前記送金人のユーザ端末から、前記送金人のユーザ端末を識別するための送金人端末識別情報を取得し、取得した該送金人端末識別情報を前記取消となる送金依頼に関連付け、
    前記送金情報通知部は、前記取消となる送金依頼を識別するための送金識別情報を前記送金人のユーザ端末に通知し、
    前記照合部は、前記取消となる送金依頼に係る金銭の受取処理を行う受取装置が前記送金人のユーザ端末から取得した前記送金識別情報と前記送金人端末識別情報とを該受取装置から受信し、受信した前記送金識別情報に基づいて該受取装置において行われる前記受取処理の対象の前記取消となる送金依頼を特定し、特定した前記取消となる送金依頼に関連付けられた前記送金人端末識別情報と該受取装置から受信した前記送金人端末識別情報とを照合し、
    前記許可部は、前記照合の結果、特定した前記取消となる送金依頼に関連付けられた前記送金人端末識別情報と該受取装置から受信した前記送金人端末識別情報とが一致した場合に、前記受取装置による前記取消となる送金依頼に係る前記受取処理を許可する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記送金依頼受信部は、前記送金人のユーザ端末から前記送金依頼受付装置が前記送金内容とともに取得した前記送金人端末識別情報を受信して、受信した前記送金人端末識別情報を前記送金依頼に関連付け、
    前記送金情報通知部は、前記送金依頼の取消に応じて、前記取消となる送金依頼を識別するための送金識別情報を前記送金人のユーザ端末に通知し、
    前記照合部は、前記取消となる送金依頼に係る金銭の受取処理を行う受取装置が前記送金人のユーザ端末から取得した前記送金識別情報と前記送金人端末識別情報とを該受取装置から受信し、受信した前記送金識別情報に基づいて該受取装置において行われる前記受取処理の対象の前記取消となる送金依頼を特定し、特定した前記取消となる送金依頼に関連付けられた前記送金人端末識別情報と該受取装置から受信した前記送金人端末識別情報とを照合し、
    前記許可部は、前記照合の結果、特定した前記取消となる送金依頼に関連付けられた前記送金人端末識別情報と該受取装置から受信した前記送金人端末識別情報とが一致した場合に、前記受取装置による前記取消となる送金依頼に係る前記受取処理を許可する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記送金依頼受信部は、前記送金人のユーザ端末から前記送金依頼受付装置が前記送金内容とともに取得した前記送金人端末識別情報を受信して、受信した前記送金人端末識別情報を前記送金依頼に関連付け、
    前記アクセス用情報通知部は、前記送金依頼の取消に応じて、前記アクセス用情報を前記送金人のユーザ端末に通知し、
    前記端末識別情報取得部は、前記送金人のユーザ端末による前記アクセス用情報に基づくアクセスを受け付けて、受け付けた該アクセスにおいて前記送金人のユーザ端末から前記送金人端末識別情報を取得し、
    前記照合部は、前記端末識別情報取得部が取得した前記送金人端末識別情報と前記取消となる送金依頼に関連付けられた前記送金人端末識別情報とを照合し、
    前記送金情報通知部は、前記照合の結果、前記端末識別情報取得部が取得した前記送金人端末識別情報と前記取消となる送金依頼に関連付けられた前記送金人端末識別情報とが一致した場合に、前記取消となる送金依頼を識別するための送金識別情報を前記送金人のユーザ端末に通知し、
    前記許可部は、前記取消となる送金依頼に係る金銭の受取処理を行う受取装置が前記送金人のユーザ端末から取得した前記送金識別情報を該受取装置から受信し、受信した前記送金識別情報に基づいて該受取装置において行われる前記受取処理の対象の前記取消となる送金依頼を特定し、該受取装置による該特定した送金依頼に係る前記受取処理を許可する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記アクセス用情報通知部は、前記アクセス用情報として、少なくとも使用回数及び使用期間のいずれかが限定されたアドレスを通知する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 送金人から受取人への送金を管理する情報処理装置が、
    前記送金人からの送金依頼に対して、前記情報処理装置にアクセスするためのアクセス用情報を前記受取人のユーザ端末に通知するステップと、
    前記受取人のユーザ端末による前記アクセス用情報に基づくアクセスを受け付けるステップと、
    受け付けた該アクセスにおいて前記受取人のユーザ端末から、前記受取人のユーザ端末を識別するための受取人端末識別情報を取得するステップと、
    取得した該受取人端末識別情報を前記送金依頼に関連付けるステップと、
    前記送金依頼を識別するための送金識別情報を前記受取人のユーザ端末に通知するステップと、
    前記送金依頼に係る金銭の受取処理を行う受取装置が前記受取人のユーザ端末から取得した前記送金識別情報と前記受取人端末識別情報とを該受取装置から受信するステップと、
    受信した前記送金識別情報に基づいて該受取装置において行われる前記受取処理の対象
    の前記送金依頼を特定するステップと、
    特定した前記送金依頼に関連付けられた前記受取人端末識別情報と該受取装置から受信した前記受取人端末識別情報とを照合するステップと、
    前記照合の結果、特定した前記送金依頼に関連付けられた前記受取人端末識別情報と該受取装置から受信した前記受取人端末識別情報とが一致した場合に、該受取装置による前記送金依頼に係る前記受取処理を許可するステップと、
    を実行する情報処理方法。
  8. 送金人から受取人への送金を管理する情報処理装置と、
    前記送金人からの送金依頼に係る金銭の受取処理を行う受取装置と、
    を含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記送金人からの送金依頼に対して、前記情報処理装置にアクセスするためのアクセス用情報を前記受取人のユーザ端末に通知するアクセス用情報通知部と、
    前記受取人のユーザ端末による前記アクセス用情報に基づくアクセスを受け付けて、受け付けた該アクセスにおいて前記受取人のユーザ端末から、前記受取人のユーザ端末を識別するための受取人端末識別情報を取得し、取得した該受取人端末識別情報を前記送金依頼に関連付ける端末識別情報取得部と、
    前記送金依頼を識別するための送金識別情報を前記受取人のユーザ端末に通知する送金情報通知部と、
    前記受取人のユーザ端末から前記受取装置が取得した前記送金識別情報と前記受取人端末識別情報とを前記受取装置から受信し、受信した前記送金識別情報に基づいて前記受取装置において行われる前記受取処理の対象の前記送金依頼を特定し、特定した前記送金依頼に関連付けられた前記受取人端末識別情報と前記受取装置から受信した前記受取人端末識別情報とを照合する照合部と、
    前記照合の結果、特定した前記送金依頼に関連付けられた前記受取人端末識別情報と前記受取装置から受信した前記受取人端末識別情報とが一致した場合に、前記受取装置による前記送金依頼に係る前記受取処理を許可する許可部と、
    を備え、
    前記受取装置は、
    前記送金依頼に係る金銭の受取処理を受け付けて、前記受取人のユーザ端末から前記送金識別情報と前記受取人端末識別情報とを取得する受取処理受付部と、
    取得した前記送金識別情報と前記受取人端末識別情報とを前記情報処理装置に送信して、前記受取処理が許可されるか否かを前記情報処理装置に問い合わせる問合せ部と、
    前記情報処理装置から前記受取処理が許可された場合、前記送金依頼に係る前記受取処理を実行する受取処理部と、
    を備える、
    情報処理システム。
  9. 送金人から受取人への送金を管理する情報処理装置に、
    前記送金人からの送金依頼に対して、前記情報処理装置にアクセスするためのアクセス用情報を前記受取人のユーザ端末に通知するステップと、
    前記受取人のユーザ端末による前記アクセス用情報に基づくアクセスを受け付けるステップと、
    受け付けた該アクセスにおいて前記受取人のユーザ端末から、前記受取人のユーザ端末を識別するための受取人端末識別情報を取得するステップと、
    取得した該受取人端末識別情報を前記送金依頼に関連付けるステップと、
    前記送金依頼を識別するための送金識別情報を前記受取人のユーザ端末に通知するステップと、
    前記送金依頼に係る金銭の受取処理を行う受取装置が前記受取人のユーザ端末から取得
    した前記送金識別情報と前記受取人端末識別情報とを該受取装置から受信するステップと、
    受信した前記送金識別情報に基づいて該受取装置において行われる前記受取処理の対象の前記送金依頼を特定するステップと、
    特定した前記送金依頼に関連付けられた前記受取人端末識別情報と該受取装置から受信した前記受取人端末識別情報とを照合するステップと、
    前記照合の結果、特定した前記送金依頼に関連付けられた前記受取人端末識別情報と該受取装置から受信した前記受取人端末識別情報とが一致した場合に、該受取装置による前記送金依頼に係る前記受取処理を許可するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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