JP2014010393A - 電子機器、プログラムおよび診断システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 自己の状態を診断するための電子機器、該電子機器を実現するためのプログラム、および電子機器の状態を診断するための診断システムを提供すること。
【解決手段】 本発明の電子機器10は、当該電子機器10で生じた不都合を検知するための検知手段(204,212)と、検知手段(204,212)が検知した不都合に関する履歴情報(222,224)を記憶する記憶手段208と、再生処理による当該電子機器10の再使用を評価する診断条件を保持する条件保持手段226と、診断指示に応答して、条件保持手段226が保持する診断条件と、記憶手段208に記憶された不都合に関する履歴情報(222,224)とに基づき、当該電子機器10を診断する診断手段214とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電子機器、プログラムおよび診断システムに関し、より詳細には、自己の状態を診断するための電子機器、該電子機器を実現するためのプログラム、および電子機器の状態を診断するための診断システムに関する。
近年、資源の有効利用を図るため、使用済みの複写機、複合機、プリンタなどの製品を有効利用することが要請されている。使用済み製品の有効利用の方法としては、一般的には、使用済み製品を再度製品または部品として利用する、いわゆるリユースと、使用済み製品を再資源化し、新たな部品を製造するための材料や燃料として利用する、いわゆるリサイクルとが知られている。使用済み製品を工場へ一旦戻し、再生処理を行った後、再度製品として市場へ提供する再生製品も、リユースの一形態である。
図8に示すように、現状の再生製品において、再生工場へ回収されてきた使用済み製品は、リユースおよび再生工程の開始時点において、再使用が可能であるかが診断される。再使用可能と判断された使用済み製品は、リユースおよび再生工程へと進められる。一方、再使用不可と判断された場合は、材料や燃料としての再資源化工程に回される。リユースおよび再生工程においては、電子機器を構成する部品毎の再使用可否が診断され、磨耗、劣化、破損によってそのまま再使用出来ない部品、再生対象の製品が市場へ出荷された後に発生した不具合への対策が反映された部品は、新品の部品に交換される。その後、清掃や洗浄が実施され、再生製品として市場へ出荷される。
従来技術においても、再生工場へ回収される前に、複合機等で計数された通紙枚数などによって、大まかに選別を実施することが可能であった。しかしながら、再使用可否を判断するための分解や検査を伴う詳細な診断は、通常再生工場への回収後に実施されるため、詳細な診断の結果、再生工場へ回収された製品が再利用不可と判定される場合がある。このような場合は、工場までの回収費用が無駄となってしまう。また、再使用可能と診断され再生処理が実施される場合であっても、回収される製品の状態によっては、高額な部品に破損があったり、反映する必要のある不具合対策が多かったりことなどにより、交換部品費が増大する場合もある。
一方、製品の保守・メンテナンスに関連して、種々の診断技術が知られている。例えば、特開2010−152250号公報(特許文献1)は、画像形成装置の動作不良に対する対策部品について、その情報伝達の漏れや遅れを改善することを目的とした技術を開示する。特許文献1の従来技術では、画像形成装置は、記録媒体の取込から排出までの動作不良を検知する検知手段と、検知手段によって検知された動作不良を表す識別コードを記憶する記憶手段とを備える。そして、画像形成装置は、動作不良が発生したときに、記憶手段が記憶する動作不良を表す識別コードに対応した対策部品が有る場合には、対策部品への交換を促すメッセージを表示する。また、上記従来技術は、画像形成装置の不具合を表す識別コードを受信する受信手段と、受信した識別コードに対応した対策部品のデータを記憶する記憶手段と、識別コードに対応した対策部品の有無を診断する診断手段と、診断結果を画像形成装置に送信する送信手段を備える外部診断装置を開示する。
同様に保守・メンテナンス、さらに新製品開発に役立てるため、特開2005−149472号公報(特許文献2)は、機能部品毎の稼動履歴を保持する第1の記憶領域(累積データエリア)と、機能部品の稼動履歴をその保守点検、修理、或いは交換毎に更新して保持する第2の記憶領域(メンテナンス・データエリア)とを含む記憶回路を備える貨幣識別処理装置を開示する。貨幣識別処理装置は、さらに、記憶回路の累積データエリアの計数結果とメンテナンス・データエリアの計数結果とを各々独立して保持するように、履歴データを区分して保存する区分設定回路を備える。
同様に保守・メンテナンスに関連して、特開2003−233688号公報(特許文献3)は、機器の保守履歴情報と部品構成情報から障害部位を特定して障害発生傾向を予測して、潜在的な障害発生を検知する技術を開示する。さらに、特開2009−9492号公報(特許文献4)は、部品交換されたことにより部品情報を取得することができるようにした情報処理装置の部品交換の情報を取得して、その履歴管理を行う技術を開示する。
上述したように、製品の回収費用の削減や交換部品費の低減のために、使用済み製品を再生工場へ回収する前に、安価に再使用可能かどうかを精度高く診断する技術の開発が求められている。しかしながら、上記特許文献1〜特許文献4に開示される従来技術は、製品の保守メンテナンスにおける障害対応、部品交換に関する技術であり、再生することが可能な製品を選別することを可能とする診断技術を提供するものではなかった。
したがって、依然として、使用済み製品の分解や検査による詳細な診断の結果、判断が覆されたり、想定していなかった費用が発生したりする可能性を小さくすることができ、より好ましくは、使用済み製品の分解や検査を実施することなく、安価に再生することが可能な製品を精度高く選別することができる診断技術の開発が望まれていた。
本発明は、上記従来技術における問題点に鑑みてなされたものであり、本発明は、電子機器の再使用に関する診断を精度高く行うことができる電子機器、該電子機器を実現するためのプログラム、および電子機器を診断するためのシステムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、下記特徴を有する電子機器を提供する。本電子機器は、当該電子機器で生じた不都合を検知するための検知手段と、上記検知手段が検知した不都合に関する履歴情報を記憶する記憶手段と、再生処理による当該電子機器の再使用を評価する診断条件を保持する条件保持手段と、診断指示に応答して、上記条件保持手段が保持する診断条件と、上記記憶手段に記憶された不都合に関する履歴情報とに基づき、当該電子機器を診断する診断手段とを備える。
上記構成により、電子機器が使用済みとなった場合に、予め記録された履歴情報に基づいて、その再使用に関する診断を精度高く行うことが可能となる。
本実施形態による複合機の機構構成図。 本実施形態による複合機のハードウェア構成図。 本実施形態による複合機の診断機能に関連する主要な機能ブロック図。 本実施形態において記憶部が記憶する(A)異常履歴データ、(B)対策部品データおよび(C)交換履歴データのデータ構造を示す図。 本実施形態による診断部が参照する診断条件データ226のデータ構造を示す図。 本実施形態による複合機が実行する(A)異常検知時および(B)交換検知時の処理を示すフローチャート。 本実施形態による複合機が実行する診断時の処理を示すフローチャート。 使用済み製品の再生処理を説明する図。
以下、本発明の実施形態を説明するが、本発明の実施形態は、以下の実施形態に限定されるものではない。なお、本実施形態では、電子機器および診断システムの一例として、コピー、ファクシミリ、スキャナ、プリントなどの画像を扱う複合機能を有すると共に、使用済み時の再使用に関する自己診断機能を備えた複合機10を用いた例を説明する。
以下、図1および図2を参照して、再使用の診断対象であり、種々の部品から構成される複合機10の概略構成について説明する。図1は、本実施形態による複合機10の機構構成を示す。図1に示す複合機10は、自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)101と、コンタクトガラス106と、画像読取ユニット150と、画像形成ユニット157と、転写・定着ユニット130とを含む。ADF101は、原稿台102にセットされた原稿を、原稿セット検知センサ107により検知し、原稿束一番上方にセットされたものから順次、給送ローラ103および給送ベルト104によってコンタクトガラス106上の所定位置へ搬送し、給送ベルト104および排送ローラ105により画像読取りされた原稿を排出する。
画像読取ユニット150は、露光ランプ151から光を放射させ、コンタクトガラス106上の原稿により反射された反射光を、第1ミラー152、第2ミラー155および第3ミラー156により反射させ、レンズ光学系153を経由させて、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ154へ導き、画像読取りを行なう。画像形成ユニット157は、内部にレーザダイオードおよびモータ駆動で定速回転するポリゴンミラーを備えるレーザ出力ユニット158を備える。画像形成ユニット157は、レーザ出力ユニット158から光ビームを放射させ、放射された光ビームを、結像レンズ光学系159およびミラー160を経由させて、感光体ドラム115へ照射し、感光体ドラム115を像状露光し、静電潜像を形成する。
形成された静電潜像は、感光体ドラム115が回動するにつれて現像ユニット127へと搬送され、現像剤により現像される。そして、感光体ドラム115上に現像剤像が担持され、感光体ドラム115の回動につれて、現像剤像が転写・定着ユニット130へと搬送される。転写部材は、それぞれ各給紙ユニット111〜113により給紙され、縦搬送ユニット114により感光体ドラム115に当接する位置まで搬送される。感光体ドラム115上の現像剤像が、搬送ベルト116に静電吸着された転写部材に転写され、転写後、転写部材上に画像が形成される。形成された画像は、定着ユニット117により定着され、定着後の印刷物は、排紙ユニット118により、排紙トレイ119上に排紙される。また両面印刷を行なう場合、分離爪172を上側にセットすることにより、印刷物は、排紙トレイ119上に導かれずに、両面印刷用給紙ユニット171に一旦ストックされ、分離爪172が切り替えられた後、裏面に画像を転写するために再給紙され、排紙トレイ119上に排紙される。
なお、上述の実施形態では、感光体ドラム115が単一の構成である場合を一例として説明してきたが、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックなどの各色の感光体ドラムおよび対応する画像形成ユニットを採用することにより、カラー印刷出力が可能な構成とすることもできる。
図2は、本実施形態による複合機10のハードウェア構成を示す。複合機10は、コントローラ12と、オペレーション・パネル42と、FCU(ファクシミリ・コントロール・ユニット)44と、エンジン部46とを含む。コントローラ12は、CPU(中央演算処理装置)14と、NB(ノース・ブリッジ)18と、NB18を介してCPU14と接続するASIC20と、システムメモリ16とを含む。ASIC20は、各種画像処理を実行し、AGP(Accelerated Graphic Port)48を介してNB18と接続される。ASIC20は、ローカルメモリ22と、ハードディスクドライブ(以下、HDDとして参照する。)24と、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリ(以下、NV−RAMとして参照する。)26と接続する。ローカルメモリ22は、コピー用画像バッファや符号バッファとして用いられる。HDD24は、画像データ、プログラム等を蓄積し、NV−RAM26は、複合機10を制御するためのプログラム、各種システム情報、各種設定情報および履歴情報などを格納する。
コントローラ12は、さらにSB(サウス・ブリッジ)28と、NIC(ネットワーク・インタフェース・カード)30と、SD(Secure Digital)カード・スロット32と、USBインタフェース34と、IEEE1394インタフェース36と、セントロニクス・インタフェース38とを含み構成され、これらはPCIバス50を介してNB18と接続される。NIC30は、複合機10をインターネットや無線または有線のLAN(Local Area Network)などのネットワークに接続するインタフェース機器であり、ネットワークを介した指令を受付けている。オペレーションパネル42は、コントローラ12のASIC20と接続され、オペレータからの各種指示の入力を受付け、エラー発生の警告画面や診断結果画面などの画面表示を行なうためのユーザ・インタフェースを提供する。FCU44およびエンジン部46は、PCIバス52を介してASIC20と接続する。
以下、図3〜図7を参照して、本実施形態による使用済み複合機10の回収時の再使用の診断機能について説明する。本実施形態による複合機10は、当該複合機10が稼働中に発生した異常の履歴情報、およびそれに対応するための対策部品への交換履歴などを複合機10内部に記憶し、当該複合機10が使用を終え回収された時点で、上記異常の履歴および交換履歴情報を用いて再使用の可否や再使用にかかるコストを評価することを特徴とする。
図3は、本実施形態の複合機10による診断機能に関連する主要な機能ブロック図である。図3に示す機能ブロック200は、表示部202と、異常検知部204と、対策部品判定部206と、記憶部208と、受信部210と、交換検知部212と、診断部214とを含み構成される。
異常検知部204は、当該複合機10を構成する部品に関連して発生する不都合を検知するための検知手段である。異常検知部204は、より具体的には、当該複合機10が稼働中において、転写部材の搬送経路(108〜110,171,111〜113,114,116,117,118,119)で発生した紙詰まり、スキャン画像に生じた画像異常、ソフトウェア・エラーなどソフトウェア異常を上記不都合として検知する検知手段である。異常検知部204は、当該複合機10内に設けられる各種センサを含み構成され、各種センサからの信号に基づいて、異常の内容を特定することができる。上述したセンサとしては、搬送経路に設けられた図示しないレジセンサ、イクジットセンサ、エントランス・センサなどを挙げることができる。
例えば、紙詰まりの異常であれば、搬送経路における特定の各区間の通紙時間を計測したり、紙検知センサが所期の出力を行わなかったことを検出したり、複合機10内に設けられた温度センサ、湿度センサ、本体フレームや画像読取ユニット150に設けた歪みセンサの出力を用いたり、当該複合機10の累計印刷枚数のカウント値を用いたりして、紙詰まりの箇所や原因を推定することができる。その他、事前に、ジャム発生箇所と、予測される異常を対応付けて記憶しておき、ジャムが発生した際に対応する異常の発生を記録してもよい。また、異常の箇所や原因の推定は、単一の異常発生イベントに基づいて行われることに限られず、異常履歴における複数のレコードや他の情報を用いて行われてもよく、あるいは、保守担当者が処置の際に判断した原因等を保守履歴に記録するものとし、複合機10の保守履歴情報と組み合わせて行われてもよい。
記憶部208は、検知手段により検知された不都合に関する履歴情報を記憶する記憶手段である。記憶部208は、上記異常検知部204により検知された異常の内容を異常履歴データ222として記憶する。異常履歴データ222は、当該複合機10が製品として市場に流通してから使用済みとして回収されるまでの生涯にわたり保存される履歴データであり、記憶部208は、例えば正当な権限の無い操作者によるアクセスから保護された不揮発性記憶装置(NV−RAM26や別の不揮発性記憶装置など)の記憶領域として提供される。
図4(A)は、異常履歴データ222のデータ構造を例示する。図4(A)に示す異常履歴データ222は、各々が発生日時および異常の内容を記録する1以上のレコードから構成される。なお、説明する実施形態では、「ローラ摩耗による紙詰まり」、「フレーム変形による紙詰まり」などのように、異常の原因が特定された状態で記録されているものとして説明する。しかしながら、他の実施形態では、所定のセンサに関連して発生した異常コードの履歴情報が保存され、後段の処理として、1以上の異常コードのレコードを用いて異常の原因を推定する構成してもよい。
表示部202は、発生した異常を通知するメッセージや、後述する対策部品が提供されていた場合の対策部品への交換を促すメッセージなどを上記オペレーション・パネル42に表示させる出力手段である。本実施形態において、現場の保守担当者は、部品の交換や詰まった紙の除去などの処置を行うことによって複合機10を復旧する。このとき、発生頻度の高い不具合に対しては、不具合に対処した部品が供給されている場合がある。メーカ等が、所定の不具合を頻発する部品に対して、設計変更等で不具合の解消を試みた部品を供給する場合の当該部品を対策部品という。
対策部品判定部206は、異常検知手段204により検知された異常の内容に対応した対策部品が存在するか否かを判定する判定手段である。対策部品判定部206は、対策部品が存在する場合に、表示部202を介して、ユーザや保守担当者等に対策部品に交換するよう促すメッセージを通知する。市場に提供された自身の対策部品に関するデータ(対策部品データ)は、受信部210が、異常の検知時、複合機10の起動時、オペレータから指示があった時、またはスケジュールに従ったタイミングで、ネットワークを経由して外部の製品情報データベース250から受信することができる。受信部210が所定の対策部品データを受信した場合、対策部品データが記憶部208に保存され、当該対策部品は、交換が推奨される部品として登録される。
図4(B)は、対策部品データ220のデータ構造を例示するが、対策部品データは、図4(B)に例示されるように、例えば、部品名称、部品番号、対策される不具合、対策部品が量産工程へ反映される場合は量産工程への導入時期(導入済みの製品の機番)などの情報を含む。対策部品は、通常、部品番号が従前のものから変更されるので、部品番号によって従前のものと識別することができる。上記情報は、対策部品への交換を促すメッセージに付して表示部202に表示することができる。図4(A)に示す対策部品データ220は、対策部品判定部206により参照されて、検知した異常の内容に対応した対策部品が存在するか否かの判定に用いられる。
交換検知部212は、上記異常検知部204と同様に、当該複合機10を構成する部品に関連して発生する不都合を検知するための検知手段である。交換検知部212は、より具体的には、当該複合機10が備える1以上の部品のうちの対策部品が未交換であることによる不備を不都合として検知できるように、対策部品の交換実施を検知する検知手段である。部品交換の実施が検知されると、記憶部208に交換履歴データ224として交換実施の履歴が記録される。
図4(C)は、交換履歴データ224のデータ構造を例示するが、交換履歴データ224は、例えば、部品番号、対策部品名、交換の有無、交換を検知した日時などの情報を含むことができる。交換履歴データ224は、対策部品データの受信に応答してレコードが追加され、交換実施の検知に応答して、レコード内の交換の有無を保持するレコードにフラグが立てられる。交換履歴データ224は、また、異常履歴データと同様に、当該複合機10が市場に流通してから回収されるまでの生涯にわたり保存される履歴データである。
対策部品の交換は、例えば、各主要部品にRFID(Radio Frequency IDentification)などのICチップが付され、本体部にリーダが設けられる態様では、部品に埋め込まれたICチップから対策部品の部品番号を取得することによって検知することができる。あるいは、メモリ、HDD、PCI周辺機器などのように所定のインタフェースにより本体に接続される場合は、対策部品の交換は、インタフェースを介して、交換された部品を認識し、記述情報を取得することによって検知することができる。また、レジストローラのような部品に関しては、上述した対策部品に交換するよう促すメッセージ等に基づき、現場の保守担当者等が交換を行った際に、交換した部品の部品番号を保守履歴に記録するものとし、複合機10の保守履歴情報を用いて検知することもできる。
診断部214は、記憶部208に格納された異常履歴データ222および交換履歴データ224を読み出し、診断条件データ226として予め定義される診断条件に基づき、当該複合機10の再処理による再使用に関し、再使用の可否、再使用にかかるコストなどの診断を行う。上記再使用の診断処理は、例えば、当該複合機10が使用を終えて回収された時、特定の起動モードで複合機10を起動するなど、明示的または暗示的な診断指示がなされた際に開始される。
診断条件データ226は、当該複合機10の再生処理による再使用の是非を評価するために、複合機10が過去に経験した異常、交換が推奨される部品の未交換の不備などの不都合に関連して、当該複合機10を再使用することに対する肯定的または否定的な評価を条件付けるものである。診断条件データ226は、判断条件を定義するテーブルまたはルーチンの形態で提供され、例えば、複合機10の製造時に書き込まれ、あるいは、回収後診断前に更新される。
図5は、本実施形態による診断部214が参照する診断条件データ226のデータ構造を示す。図5(A)は、異常の内容と、対応する異常が市場で発生した場合に再使用が可能となるか否かを対応付けるテーブルとして提供される診断条件を示す。図5(A)に例示する診断条件に基づけば、ローラ摩耗やソフトウェアエラーなど軽微な異常であれば、その異常を経験したとしても再使用可能と評価され、本体フレームやスキャナの変形などの重篤な異常であれば、ひとたびその異常を経験すると再使用が不可能と評価されることになる。
本体フレームの変形などのように、正常な部品と交換するため、全ての構成部品を分解する必要があるような異常が発生している場合は、再使用のコストが増大するため再使用が不可能とすることが好ましい。同様に、部品自体の価格が高価であるため交換部品コストの大幅な上昇が予測されるような異常が発生している場合も、再使用のコストが増大するため再使用が不可能とすることが好ましい。
図5(B)は、対策部品と、該対策部品が未交換であった場合の再使用の可否とを対応付けるテーブルとして提供される診断条件を示す。図5(B)に例示されるプリント基板部品、HDD、ポリゴンモータのように高価な部品は、本複合機10が市場に流通した後に対策部品が提供されているにもかかわらず、市場で交換がなされていない場合は、交換部品費用の大幅な上昇が予測されるため、再使用が不可能と評価することが好ましい。このようなポリシーとすることにより、市場にて対策が施された複合機10のみを再使用の対象として選別することができる。
図5(C)は、対策部品と、対策部品が未交換であった場合の生成処理における交換にかかるコストとを対応付けるテーブルとして提供される診断条件を示す。ここで、コストとは、部品の値段等の他、当該複合機10を再利用する際の作業の困難性または難易度を踏まえた指標値である。特定の実施形態では、未交換である対策部品のコストの総和が閾値以上となった場合に、再使用不可として判断することができる。また、再使用可または再使用不可の判断を行うのみならず、別個の再生処理工程に振り分けるために、難易度やコストに応じてランク分けする構成としてもよい。
診断部214は、図5に示すような診断条件データ226を参照することによって、当該複合機10の完成品としての再使用の可否、当該複合機10の再生する難易度やコストなどの評価指標を判断することができる。診断結果は、表示部202を介して、オペレーション・パネル42上に表示することができる。
以下、図6および図7を参照しながら、本実施形態による診断処理に関連する主要な処理の詳細について説明する。図6(A)は、本実施形態による複合機10が実行する、異常検知時の処理を示すフローチャートである。図6(A)に示す処理は、異常が発生したことに対応して、ステップS100から開始する。
ステップS101では、複合機10は、異常検知部204により、発生した異常を検知し、異常の内容を特定する。ステップS102では、複合機10は、異常検知部204により、異常の内容を、発生日時とともに異常履歴データ222に記録する。ステップS103では、複合機10は、受信部210により、本複合機10の製品番号および異常の内容を渡して、製品情報データベース250に問い合わせを行い、当該複合機10機種において異常の内容に対応した対策部品が提供されているかを確認する。
ステップS104では、異常の内容に対応する対策部品が提供されているか否かに応じて処理を分岐させる。ステップS104で、対策部品が提供されていると判定された場合(YES)は、ステップS105へ処理が分岐される。ステップS105では、表示部202を介して、異常の発生を通知するとともに、対策部品が提供されており、対策部品への交換が推奨されている旨を通知し、ステップS106で本処理を終了する。一方、ステップS104で、対策部品が提供されていないと判定された場合(NO)は、ステップS107へ処理が分岐される。ステップS107では、表示部202を介して異常の発生を通知して復旧を促し、ステップS106で本処理を終了する。
図6(B)は、本実施形態による複合機10が実行する、部品交換検知時の処理を示すフローチャートである。図6(B)に示す処理は、部品の交換が検知されたことに対応して、ステップS200から開始する。ステップS201では、複合機10は、交換検知部212により、部品の交換があったことを検知し、交換された部品および新しい部品の部品番号を特定する。ステップS202では、複合機10は、交換検知部212により、交換された新しい部品の部品番号を対策部品データ内で検索する。
ステップS203では、交換された新しい部品が対策部品であるか否かに応じて処理を分岐させる。ステップS203で、対策部品に該当すると判定された場合(YES)は、ステップS204へ処理が分岐される。ステップS204では、図4(C)に示す交換履歴データ224において、対応する対策部品の交換実施の有無を保持するフィールドに交換済みを示すフラグを立て、ステップS205で本処理を終了する。一方、ステップS203で、対策部品に該当しないと判定された場合(NO)は、ステップS205へ直接処理が分岐され、本処理を終了する。
図7は、本実施形態による複合機10が実行する、診断処理のフローチャートを示す。図7に示す処理は、診断指示が行われたことに応答して、ステップS300から開始される。ステップS301〜ステップS304のループでは、複合機10は、診断部214により、異常履歴データ222内の各レコードを参照し、レコード毎に、ステップS302およびS303に示す処理を実行する。
ステップS302では、複合機10は、当該レコードに記録された異常の内容を読み取り、ステップS303では、診断条件データ226から、読み取られた異常の内容に対応付けられる再使用の可否に関する評価を取得する。例えば、図4(A)の例では、「ローラ摩耗による紙詰まり」の異常内容のレコードに対して、図5(A)に基づき、再使用「可」の値が取得される。
ステップS301〜ステップS304のループによって、異常履歴データ222内のすべてのレコードの再使用の評価結果が得られると、ステップS305では、複合機10は、診断部214により、経験すると再使用が不可となる特定の異常が全く発生していないか否かを判定する。ステップS305で、特定の異常が発生していないと判定された場合(YES)は、ステップS306へ処理が進められる。
ステップS306〜ステップS309のループでは、複合機10は、診断部214により、交換履歴データ224内の各レコードを参照し、レコード毎に、ステップS307およびS308の処理を実行する。ステップS307では、複合機10は、当該レコードに記録された交換部品(部品名および部品番号)および交換実施の有無を読み取り、ステップS308では、診断条件データ226から、読み取られた対策部品に対応付けられる再使用の可否に関する評価を取得する。例えば、図4(C)の例では、「HDD」の部品のレコードに対して、図5(B)に基づき、再使用「不可」の値が取得される。
ステップS306〜ステップS309のループによって、すべてのレコードの再使用の評価結果が得られると、ステップS310では、複合機10は、診断部214により、未交換であると再使用が不可とされる対策部品がすべて交換済みであるか否かを判定する。ステップS310で、交換済みであると判定された場合(YES)は、ステップS311へ処理が進められる。ステップS311では、複合機10は、表示部202により、診断部214による再使用が可能である旨の診断結果を通知し、ステップS313で、本処理を終了させる。これにより、反映が必須である対策が実施されている使用済み複合機のみが、再生対象として再生工場へ回収され、再生されることになる。
一方、ステップS312で、未交換であると再使用が不可とされる少なくとも1つの対策部品が交換済みではないと判定された場合(NO)、および、ステップS305で少なくとも1つの特定異常が発生していると判定された場合(NO)は、ステップS312へ処理が進められる。ステップS312では、複合機10は、表示部202により、診断部214による再使用が不可能である旨の診断結果を通知し、ステップS313で、本処理を終了させる。
以上説明したように、上記構成によれば、使用済み製品の分解や検査による詳細な診断の結果、判断が覆されたり、想定していなかった費用が発生したりする可能性を小さくすることが可能となる。より好適には、使用済み製品の分解や検査を実施することなく、安価に再生することが可能な製品を精度高く選別することが可能となる。したがって、再生工場へ回収される前に、再使用可否を判断するための分解や検査を伴う詳細な診断を行わずに使用済み製品の選別を行うことができる。ひいては、再生工場へ回収された製品が事後的に再利用不可と判定される可能性を低減し、無駄な工場までの回収費用を削減することができる。また、高額な部品に破損があったり、反映する必要のある不具合対策が多かったりことなどによる交換部品費の増大も抑制することができる。
なお、以上説明した実施形態では、診断機能を備える複合機自身が診断システムを構成するものとして説明した。このように構成することで、使用済みの装置のリソースを活用して診断および診断結果の表示を行えるので、再生工場に搬送される前の診断において、追加の設備を必要とせずに診断できる。しかしながら、上記実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態では、図3に点線で境界を示すように、診断部214、診断条件データ226および診断結果を表示する表示部202の構成を、複合機10とは異なる外部の情報処理装置上に実装してもよい。この場合、外部装置は、所定のインタフェースを介して1以上の複合機10と接続し、各複合機10の記憶部208から異常履歴データ222および交換履歴データ224を読み出し、各複合機10について再使用の診断を行うことができる。
また、さらに他の実施形態では、複合機10の記憶部208に記憶される異常履歴データ222および交換履歴データ224の一部または全部が、ネットワークを介して接続される外部のストレージに当該複合機に関連付けて保存されるものとしてもよい。この場合、診断部214は、上記記憶装置から異常履歴データおよび交換履歴データの一部または全部を取得して診断を行うことができる。さらに、説明する実施形態では、診断部214による診断結果を、当該複合機10が備えるオペレーション・パネル42などの表示装置へ表示させるものとして説明した。しかしながら、他の実施形態では、サービス・プリントとして画像形成ユニットから出力させる構成としてもよい。
また、説明した実施形態では、当該複合機10の再使用は、完成品の再生製品として再使用することを想定し、完成品としての再使用の可否を判断するものとして説明してきた。しかしながら、他の実施形態では、完成品の再生製品として再使用の可否に加えて、複合機10を構成する1以上の部品を再生部品として再使用することの可否の診断結果を付加してもよい。また、上記ランク分けする特定の実施形態では、それぞれのランクに対応した別個の再生処理工程に振り分けることにより、使用済み製品が過剰に再使用不可と判定されてしまうことによる、再生処理の対象製品の不足を引き起こす可能性を低減し、再生コストの最適化を図ることができる。
以上説明した実施形態によれば、電子機器の再使用に関連する診断を精度高く行うことが可能な電子機器、該電子機器を実現するためのプログラム、および電子機器を診断するためのシステムを提供することができる。
なお、上述した実施形態では、電子機器の一例として複合機を用いて説明したが、電子機器は、特に限定されるものではなく、複写機、プリンタ、印刷機などの他の画像形成装置、スキャナなどの画像読取装置、ファクシミリなどの画像通信装置、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置といった、機械部品、電子部品、光学部品およびソフトウェア・コンポーネントなどの種々の部品を備える種々の装置、パーソナル・コンピュータなどの情報処理装置、スマートフォン、タブレットなどの携帯情報端末などとして構成することもできる。
また、上記機能部は、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)などのレガシープログラミング言語やオブジェクト指向プログラミング言語などで記述されたコンピュータ実行可能なプログラムにより実現でき、ROM、EEPROM、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、ブルーレイディスク、SDカード、MOなど装置可読な記録媒体に格納して、あるいは電気通信回線を通じて頒布することができる。
これまで本発明の実施形態について説明してきたが、本発明の実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
10…複合機、12…コントローラ、14…CPU、16…システムメモリ、18…NB、20…ASIC、22…ローカルメモリ、24…HDD、26…NV−RAM、28…SB、30…NIC、32…SDカード・スロット、34…USBインタフェース、36…IEEE1394インタフェース、38…セントロニクス・インタフェース、42…オペレーション・パネル、44…FCU、46…エンジン部、48…AGP、50…PCIバス、52…PCIバス、101…ADF、102…原稿台、103…給送ローラ、104…給送ベルト、105…排送ローラ、106…コンタクトガラス、107…原稿セット検知センサ、108〜110…給紙カセット、111〜113…給紙ユニット、114…縦搬送ユニット、115…感光体ドラム、116…搬送ベルト、117…定着ユニット、118…排紙ユニット、119…排紙トレイ、127…現像ユニット、130…転写・定着ユニット、130…転写・定着ユニット、150…画像読取ユニット、151…露光ランプ、152…第1ミラー、153…レンズ光学系、154…CCDイメージセンサ、155…第2ミラー、156…第3ミラー、157…画像形成ユニット、158…レーザ出力ユニット、159…結像レンズ光学系、160…ミラー、171…両面印刷用給紙ユニット、172…分離爪、200…機能ブロック、202…表示部、204…異常検知部、206…対策部品判定部、208…記憶部、210…受信部、212…交換検知部、214…診断部、220…対策部品データ、222…異常履歴データ、224…交換履歴データ、226…診断条件データ、250…製品情報データベース
特開2010−152250号公報 特開2005−149472号公報 特開2003−233688号公報 特開2009−9492号公報

Claims (9)

  1. 電子機器であって、
    当該電子機器で生じた不都合を検知するための検知手段と、
    前記検知手段が検知した前記不都合に関する履歴情報を記憶する記憶手段と、
    再生処理による当該電子機器の再使用を評価する診断条件を保持する条件保持手段と、
    診断指示に応答して、前記条件保持手段が保持する前記診断条件と、前記記憶手段に記憶された前記不都合に関する履歴情報とに基づき、当該電子機器を診断する診断手段と
    を備える、電子機器。
  2. 前記検知手段は、当該電子機器が稼働中に発生した異常を不都合として検知する異常検知手段を含み、前記記憶手段は、前記異常検知手段が検知した異常の内容を記憶し、前記条件保持手段は、異常の内容と、当該電子機器の再使用に関する評価とを対応付けて保持する、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記検知手段は、当該電子機器が備える1以上の部品のうちの少なくとも交換が推奨される部品が未交換であることによる不備を不都合として検知できるように、前記少なくとも交換が推奨される部品の交換実施を検知する交換検知手段を含み、前記記憶手段は、前記少なくとも交換が推奨される部品の交換実施の有無を記憶し、前記条件保持手段は、部品の交換実施と、当該電子機器の再使用に関する評価とを対応付けて保持する、請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 当該電子機器が備える1以上の部品に対して供給された対策部品に関する情報を受信する受信手段と、前記対策部品を前記少なくとも交換が推奨される部品として登録する登録手段とをさらに含む、請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記診断手段は、当該電子機器の完成品および部品としての再使用の可否、並びに当該電子機器の完成品および部品として再生するコスト、またはこれらの少なくとも1つの評価指標について診断する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記診断手段による診断結果を、当該電子機器が備える出力装置へ出力させる出力手段をさらに含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記検知手段は、当該電子機器を構成する部品の不都合を検知するものであり、前記診断条件は、前記不都合に関連して、当該電子機器を再使用することに対する肯定的または否定的な評価を条件付けるものである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. コンピュータを、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  9. 電子機器を診断するための診断システムであって、
    前記電子機器に備えられる、前記電子機器で生じた不都合を検知するための検知手段と、
    前記検知手段により検知された前記不都合に関する履歴情報を記憶する記憶手段と、
    再生処理による前記電子機器の再使用を評価する診断条件を保持する条件保持手段と、
    診断指示に応答して、前記条件保持手段が保持する前記診断条件と、前記記憶手段に記憶された前記不都合に関する履歴情報とに基づき、前記電子機器を診断する診断手段と
    を備える、診断システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017015913A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 キヤノン株式会社 画像形成装置及び画像形成システム
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