JP2014009658A - 内燃機関の故障診断装置及び故障診断方法 - Google Patents

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隆 高倉
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Abstract

【課題】内燃機関の出力に与える影響を抑制しつつ効果的な故障診断を実施することができる故障診断装置及び故障診断方法を提供する。
【解決手段】本発明は、気筒2A〜2Fを有するディーゼルエンジン1の故障診断装置であって、気筒2A〜2F内のピストンにより回転駆動されるクランクシャフト6のクランク角を検出するクランク角センサ8と、気筒2A〜2Fのうち一部の気筒のバルブタイミングを強制変化させるバルブタイミング制御部12と、バルブタイミング制御部12が一部の気筒のバルブタイミングを強制変化させた場合に、クランク角センサ8の検出結果に基づいて故障診断を行う故障診断部13と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の故障診断装置及び故障診断方法に関する。
従来、内燃機関の故障診断について、例えば特許文献1に記載の装置が知られている。特許文献1に記載の装置では、全気筒のバルブタイミングの強制的な切り換えに応じて吸引空気量が変化することを利用して、バルブタイミング制御機構の故障診断を行っている。
特開平6−317118号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置においては、内燃機関の稼働中に故障診断を行うと、全気筒のバルブタイミングが強制的に変化することにより、内燃機関の出力に与える影響が大きい。例えば、車両用の内燃機関において上記故障診断を行うと、内燃機関の出力変動により車両の運転性に大きな影響が生じ、運転者に違和感を与えるおそれがある。
そこで、本発明は、内燃機関の出力に与える影響を抑制しつつ効果的な故障診断を実施することができる故障診断装置及び故障診断方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、複数の気筒を有する内燃機関の故障診断装置であって、複数の気筒内のピストンにより回転駆動されるクランクシャフトのクランク角を検出するクランク角検出手段と、複数の気筒のうち一部の気筒のバルブタイミングを強制変化させるバルブタイミング制御手段と、バルブタイミング制御手段が一部の気筒のバルブタイミングを強制変化させた場合に、クランク角検出手段の検出結果に基づいて故障診断を行う故障診断手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る内燃機関の故障診断装置によれば、一部の気筒のバルブタイミングを強制変化させることにより、吸入空気量が変化し、ピストン駆動による発生トルクが変化するため、クランクシャフトのクランク角の変化に基づいて故障診断を行うことができる。しかも、この故障診断装置によれば、一部の気筒のバルブタイミングのみを強制変化させるので、全気筒のバルブタイミングを強制変化させる場合と比べて、故障が生じている部位をより具体的に特定することができる。加えて、この故障診断装置によれば、残りの気筒は通常のバルブタイミングで駆動するので、全気筒のバルブタイミングを強制変化させる場合と比べて、内燃機関の出力に与える影響を抑制しつつ効果的な故障診断を実施することができる。
本発明に係る内燃機関の故障診断装置において、バルブタイミング制御手段は、複数の気筒のバルブタイミングを1気筒又は2気筒ずつ強制変化させ、故障診断手段は、バルブタイミング制御手段がバルブタイミングを強制変化させる度に故障診断を行なってもよい。
この故障診断装置によれば、1気筒又は2気筒ずつバルブタイミングを強制変化させて故障診断を順次行っていくことにより、内燃機関の出力への影響を抑えつつ故障診断を実施できるので、内燃機関の稼働中の故障診断に適している。
本発明は、複数の気筒を有する内燃機関の故障診断方法であって、複数の気筒のうち一部の気筒のバルブタイミングを強制変化させると共に、複数の気筒内のピストンにより回転駆動されるクランクシャフトのクランク角の変化を検出し、当該クランク角の変化の検出結果に基づいて故障診断を行うことを特徴とする。
本発明に係る内燃機関の故障診断方法によれば、一部の気筒のバルブタイミングを強制変化させることにより、吸入空気量が変化し、ピストン駆動による発生トルクが変化するため、クランクシャフトのクランク角の変化の検出結果に基づいて故障診断を行うことができる。しかも、この故障診断方法によれば、一部の気筒のバルブタイミングのみを強制変化させるので、全気筒のバルブタイミングを強制変化させる場合と比べて、故障が生じている部位をより具体的に特定することができる。加えて、この故障診断方法によれば、残りの気筒は通常のバルブタイミングで駆動するので、全気筒のバルブタイミングを強制変化させる場合と比べて、内燃機関の出力に与える影響を抑制しつつ効果的な故障診断を実施することができる。
本発明に係る内燃機関の故障診断方法において、複数の気筒のバルブタイミングを1気筒又は2気筒ずつ強制変化させ、バルブタイミングの強制変化の度に故障診断を行ってもよい。
この故障診断方法によれば、1気筒又は2気筒ずつバルブタイミングを強制変化させて故障診断を順次行っていくことにより、内燃機関の出力への影響を抑えつつ故障診断を実施できるので、内燃機関の稼働中の故障診断に適している。
本発明によれば、内燃機関の出力に与える影響を抑制しつつ効果的な故障診断を実施することができる故障診断装置及び故障診断方法を提供できる。
本発明に係るディーゼルエンジンの故障診断装置の一実施形態を示す図である。 バルブタイミングの強制変化によるクランクシャフトの回転変動量への影響を説明するための図である。 本発明に係るディーゼルエンジンの故障診断方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係るディーゼルエンジン1は、6本の気筒2A〜2Fを有するピストン式内燃機関であり、車両の動力源として機能する。ディーゼルエンジン1は、気筒2A〜2Fに空気を供給するためのインテークマニホールド3及び気筒2A〜2Fから燃焼ガスを排気するためのエキゾーストマニホールド4、及び気筒2A〜2Fのバルブタイミングを変更するための可変動弁装置5A〜5Fを有している。
可変動弁装置5A〜5Fは、気筒2A〜2Fのバルブタイミング(吸気弁や排気弁の開閉タイミング)を変更するものである。可変動弁装置5A〜5Fは、気筒2A〜2Fに対してそれぞれ設けられており、気筒2A〜2Fごとに独立してバルブタイミングを変更することができる。このような可変動弁装置5A〜5Fには、周知である様々な機構を採用することができる。
また、ディーゼルエンジン1の気筒2A〜2F内には、図示しないピストン機構が設けられており、燃料の燃焼により生じた膨張圧力によるピストンの往復運動をクランクシャフト6の回転運動へと変換する。このクランクシャフト6には、回転を安定化させるためのフライホイール7が設けられており、フライホイール7の外周面にはクランク角検出用の穴が所定角度ごとに形成されている。
このような構成のディーゼルエンジン1は、ECU[Engine Control Unit]10によって制御されている。ECU10は、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]などからなる電子制御ユニットである。
ECU10は、ディーゼルエンジン1の制御に用いられる各種情報(アクセル開度やエンジン回転数の情報等)を取得し、燃料噴射装置やバルブタイミングの制御を行う。ECU10は、可変動弁装置5A〜5F及びクランク角センサ(クランク角検出手段)8と接続されている。
クランク角センサ8は、クランクシャフト6の回転角度位置であるクランク角を検出するためのセンサである。クランク角センサ8は、フライホイール7の外周面と対向するように配置され、フライホイール7の外周面の穴(所定角度ごとに形成された穴)を検知することによりクランク角を検出する。なお、クランク角の検出方法は、上記方法に限られない。
ECU10は、診断開始判定部11、バルブタイミング制御部(バルブタイミング制御手段)12、及び故障診断部(故障診断手段)13を有しており、ディーゼルエンジン1の故障診断装置として機能する。
診断開始判定部11は、ディーゼルエンジン1の故障診断開始の条件が満たされたか否かを判定する部位である。故障診断開始の条件としては、バルブタイミングの強制変化により車両の運転者に違和感を与えない運転状態であることなどがある。
具体的には、ディーゼルエンジン1がアイドリング状態である場合や車両が下り道を慣性で走行している場合など、バルブタイミングの強制変化を行っても車両の運転性に影響が少ない状態を故障診断開始の条件とすることができる。なお、必要に応じて、車両の加速中などに故障診断を開始してもよい。
バルブタイミング制御部12は、可変動弁装置5A〜5Fを制御することにより、気筒2A〜2Fのバルブタイミングを制御する部位である。本実施形態において故障診断が開始されると、バルブタイミング制御部12は、気筒2A〜2Fのバルブタイミングを1気筒ずつ診断用バルブタイミングへと強制変化させる。
診断用バルブタイミングとは、強制変化させない場合のバルブタイミングと比較して、確実に故障診断できる程度の差異を有するバルブタイミングである。具体的に、バルブタイミング制御部12は、診断用バルブタイミングとして、吸気弁の閉時期が強制変化させない場合のバルブタイミングと異なるように可変動弁装置5A〜5Fへ制御指示値を送信する。
診断用バルブタイミングは、例えば、予め記憶されたマップに基づいて、エンジン状態(エンジン回転数などの状態)に応じた適切な制御指示値が求められる。或いは、診断用バルブタイミングは、エンジン状態に応じて適切な制御指示値を演算して求めてもよい。
故障診断部13は、クランク角センサ8の検出結果に基づいて、クランク角に対するクランクシャフト6の回転変動量を演算する。回転変動量は、クランクシャフト6の単位時間当たりの回転数(回転速度)の変動量に相当する。
ここで、図2は、バルブタイミングの強制変化によるクランクシャフト6の回転変動量への影響を説明するための図である。図2では、縦軸を回転変動量、横軸をクランク角としている。図2において、1つの気筒のバルブタイミングを診断用バルブタイミングに強制変化した場合の回転変動量Aを実線で示すと共に、バルブタイミングを強制変更しない場合の回転変動量Bを破線で示す。
図2に示されるように、1つの気筒のバルブタイミングの吸気弁の閉時期を変化させると、吸引空気量が変化し、当該気筒内の燃焼による発生トルクが変化するため、クランクシャフト6の回転変動量がBからAに変化する。また、当該気筒の発生トルクが影響するクランク角の範囲は決まっているため、当該気筒に対応するクランク角の範囲において回転変動量に変化が現れる。一方で、バルブタイミングを強制変化させた気筒以外の気筒に対応するクランク角の範囲においては、回転変動量にほとんど変化は生じない。
故障診断部13は、バルブタイミングを強制変化させた気筒と対応するクランク角の範囲において回転変動量Aに許容範囲の変化(元の回転変動量Bと比べた変化)が生じた否かを判定する。故障診断部13は、図2に示す波状となる回転変動量のボトムの変化を基準として上記判定を行ってもよく、振幅の変化などを基準として上記判定を行ってもよい。許容範囲は、予め記憶されたマップに基づいて、エンジン状態や診断用バルブタイミングなどに応じて求められる。なお、許容範囲をエンジン状態その他の条件から演算して求めてもよい。
故障診断部13は、当該気筒と対応するクランク角の範囲において回転変動量Aに許容範囲の変化が生じたと判定した場合、故障はないと診断する。故障診断部13が故障はないと診断した場合、バルブタイミング制御部12は、次の気筒についてバルブタイミングの強制変化を実施する。
一方、故障診断部13は、当該気筒と対応するクランク角の範囲において回転変動量Aに許容範囲を超える変化が生じたと判定した場合、又は、当該気筒と対応するクランク角の範囲において回転変動量Aに許容範囲に含まれるほどの変化が生じない場合(すなわち、回転変動量Aと回転変動量Bとがほとんど同じ場合)、故障があると診断する。具体的には、故障診断部13は、可変動弁装置5A〜5Fのうち当該気筒に対応する装置、クランク角センサ8、或いはECU10の信号送受信の部位などに故障があると診断する。
故障診断部13は、故障があると診断した場合、より詳細な自己診断を行うと共に、運転者に対して故障診断を通知するため運転席のチェックランプを点灯させる。なお、音声などにより運転者に故障診断を通知してもよい。
次に、本実施形態に係るディーゼルエンジン1の故障診断方法について説明する。
図3は、本実施形態に係るディーゼルエンジン1の故障診断方法を示すフローチャートである。図3に示されるように、この故障診断方法では、まずステップS1として、故障診断開始条件が満たされたか否か(例えばアイドリング状態であるか否か)が判定される。
ECU10は、診断開始判定部11において故障診断開始条件が満たされていないと判定された場合、処理を終了する。その後、所定時間経過してから再び故障診断開始条件を判定する。一方、ECU10は、診断開始判定部11において故障診断開始条件が満たされたと判定された場合、ステップS2へ移行する。
ステップS2において、ECU10は、1つの気筒のバルブタイミングを診断用バルブタイミングへと強制変化させる。ECU10は、バルブタイミング制御部12において、対象となる気筒の吸気弁の閉時期を強制変化させる。
次に、ステップS3において、ECU10は、クランク角センサ8の検出結果に基づいてクランクシャフト6の回転変動量を認識すると共に、回転変動量の変化に基づく故障診断を行う。
具体的には、ECU10は、故障診断部13において、バルブタイミングを強制変化させた気筒と対応するクランク角の範囲において回転変動量に許容範囲の変化が生じたか否かを判定する。
ECU10は、当該気筒と対応するクランク角の範囲において回転変動量に許容範囲を超える変化が生じたと判定した場合、又は、当該気筒と対応するクランク角の範囲において回転変動量に許容範囲に含まれるほどの変化が生じない場合、故障があると診断する(ステップS4のYES)。この場合、ECU10はステップS5へと移行する。
ステップS5において、ECU10は、より詳細な自己診断を行うと共に、運転者に対して故障診断を通知する故障通知処理を行う。その後、故障診断の処理を終了する。
一方、ECU10は、当該気筒と対応するクランク角の範囲において回転変動量に許容範囲の変化が生じたと判定した場合、故障はないと診断する(ステップS4のNO)。この場合、ECU10はステップS6へと移行する。
ステップS6において、ECU10は、全ての気筒2A〜2Fについての故障診断が完了したか否かを判定する。ECU10は、全ての気筒2A〜2Fについての故障診断が完了していないと判定した場合、ステップS2に戻り、残りの気筒についてバルブタイミングの強制変化及び故障診断を行う。ECU10は、全ての気筒2A〜2Fについての故障診断が完了したと判定した場合、ディーゼルエンジン1は正常であるとして故障診断を終了する。
以上説明したディーゼルエンジン1の故障診断装置及び故障診断方法によれば、気筒2A〜2Fのうち1つの気筒のバルブタイミングを強制変化させることにより、吸入空気量が変化し、ピストン駆動による発生トルクが変化するため、クランクシャフトの回転変動数に基づいて故障診断を行うことができる。しかも、この故障診断装置及び故障診断方法によれば、一度に1つの気筒のバルブタイミングのみを強制変化させるので、一度に全気筒のバルブタイミングを強制変化させる場合と比べて、故障が生じている部位を、より具体的に特定することができる。
加えて、この故障診断装置及び故障診断方法によれば、残りの気筒は通常のバルブタイミングで駆動するので、一度に全気筒のバルブタイミングを強制変化させる場合と比べて、内燃機関の出力に与える影響を抑制しつつ効果的な故障診断を実施することができる。従って、この故障診断装置及び故障診断方法によれば、可変動弁装置5A〜5Fの故障やECU10の信号不良などを早急に検知して、適切に対処することでエンジン本体の故障など、より重大な故障が発生することを未然に防ぐことができる。
また、この故障診断装置及び故障診断方法によれば、1気筒ずつバルブタイミングを強制変化させて故障診断を順次行っていくことにより、ディーゼルエンジン1の出力への影響を抑えつつ故障診断を実施できるので、ディーゼルエンジン稼働中の故障診断に適している。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、一度にバルブタイミングを強制変化させる気筒の数は、1つではなく、2つであってもよく、3つ以上であってもよい。気筒を所定数ごとに強制変化させ、強制変化の度に故障診断を行い、各診断結果を比較することで、故障原因を有する気筒を特定することができる。
また、ディーゼルエンジンに備える気筒の数は、6本に限られず、5本以下であってもよく、7本以上であってもよい。更にディーゼルエンジンの他、ガソリンエンジンなどの内燃機関にも採用可能である。また、本発明は、必ずしも車両用の内燃機関に限られない。
1…ディーゼルエンジン 2A-2F…気筒 5A-5F…可変動弁装置 3…インテークマニホールド 4…エキゾーストマニホールド 6…クランクシャフト 7…フライホイール 8…クランク角センサ(クランク角検出手段) 11…診断開始判定部 12…バルブタイミング制御部(バルブタイミング制御手段) 13…故障診断部(故障診断手段)

Claims (4)

  1. 複数の気筒を有する内燃機関の故障診断装置であって、
    前記複数の気筒内のピストンにより回転駆動されるクランクシャフトのクランク角を検出するクランク角検出手段と、
    前記複数の気筒のうち一部の気筒のバルブタイミングを強制変化させるバルブタイミング制御手段と、
    前記バルブタイミング制御手段が前記一部の気筒のバルブタイミングを強制変化させた場合に、前記クランク角検出手段の検出結果に基づいて故障診断を行う故障診断手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の故障診断装置。
  2. 前記バルブタイミング制御手段は、前記複数の気筒のバルブタイミングを1気筒又は2気筒ずつ強制変化させ、
    前記故障診断手段は、前記バルブタイミング制御手段がバルブタイミングを強制変化させる度に前記故障診断を行うことを特徴とする、請求項1に記載の故障診断装置。
  3. 複数の気筒を有する内燃機関の故障診断方法であって、
    前記複数の気筒のうち一部の気筒のバルブタイミングを強制変化させると共に、前記複数の気筒内のピストンにより回転駆動されるクランクシャフトのクランク角の変化を検出し、
    当該クランク角の変化の検出結果に基づいて故障診断を行うことを特徴とする内燃機関の故障診断方法。
  4. 前記複数の気筒のバルブタイミングを1気筒又は2気筒ずつ強制変化させ、バルブタイミングの強制変化の度に前記故障診断を行うことを特徴とする、請求項3に記載の故障診断方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109710983A (zh) * 2018-12-04 2019-05-03 北京大学 一种基于关键性能指标的柴油机气缸分层故障诊断方法

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