JP2014009274A5 - - Google Patents
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Description
このような状況を鑑み、本発明者等は、柔軟性があり、硬化時に体積収縮をおこさない保護膜を与える硬化組成物用のアクリル誘導体モノマーを求めて鋭意研究した結果、四価アルコールの水酸基の一つが(メタ)アクリロイル基によって置換され、残りの三つの水酸基が特定の分岐構造を有するアシル基で置換されたエステルが、柔軟性があり、硬化時に体積収縮をおこさない保護膜を与える硬化組成物用として好適であることを見出し、本発明に至った。すなわち、本発明は以下の通りである。
(1)下記一般式(I)で表される四価アルコールのエステル。
一般式(I)
(I)
(一般式(I)中R1は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R2,R3,R4は同一でも異なっていてもよく、環構造を含まない、分岐を有する、炭素数6〜22のアシル基を表す。Pは四価のアルコールからOH基が脱離した基を表す。)
(2)下記一般式(II)で表されることを特徴とする(1)記載のエステル。
一般式(II)
(II)
(一般式(II)中R5は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R6,R7,R8は同一でも異なっていてもよく、環構造を含まない、分岐を有する、炭素数10〜22のアシル基を表す。Qは四価のアルコールからOH基が脱離した基を表す。)
(3)下記一般式(III)で表されることを特徴とする(1)記載のエステル。
一般式(III)
(III)
(一般式(III)中R9は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R10,R11,R12は同一でも異なっていてもよく、環構造を含まない、2つ以上の分岐を有する炭素数6〜9のアシル基を表す。Sは四価のアルコールからOH基が脱離した基を表す。)
(4)四価のアルコールがジグリセリン、ペンタエリスリトール、エリスリトール、D−トレイトール、L−トレイトールからなる群から選択される四価のアルコールであることを特徴とする(1)〜(3)いずれかに記載のエステル。
(1)下記一般式(I)で表される四価アルコールのエステル。
一般式(I)
(一般式(I)中R1は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R2,R3,R4は同一でも異なっていてもよく、環構造を含まない、分岐を有する、炭素数6〜22のアシル基を表す。Pは四価のアルコールからOH基が脱離した基を表す。)
(2)下記一般式(II)で表されることを特徴とする(1)記載のエステル。
一般式(II)
(一般式(II)中R5は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R6,R7,R8は同一でも異なっていてもよく、環構造を含まない、分岐を有する、炭素数10〜22のアシル基を表す。Qは四価のアルコールからOH基が脱離した基を表す。)
(3)下記一般式(III)で表されることを特徴とする(1)記載のエステル。
一般式(III)
(一般式(III)中R9は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R10,R11,R12は同一でも異なっていてもよく、環構造を含まない、2つ以上の分岐を有する炭素数6〜9のアシル基を表す。Sは四価のアルコールからOH基が脱離した基を表す。)
(4)四価のアルコールがジグリセリン、ペンタエリスリトール、エリスリトール、D−トレイトール、L−トレイトールからなる群から選択される四価のアルコールであることを特徴とする(1)〜(3)いずれかに記載のエステル。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は下記一般式(I)で表される新規な四価アルコールのエステルである。
一般式(I)
(I)
(一般式(I)中R1は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R2,R3,R4は同一でも異なっていてもよく、環構造を含まない、分岐を有する、炭素数6〜22のアシル基を表す。Pは四価のアルコールからOH基が脱離した基を表す。)
本発明は下記一般式(I)で表される新規な四価アルコールのエステルである。
一般式(I)
(一般式(I)中R1は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R2,R3,R4は同一でも異なっていてもよく、環構造を含まない、分岐を有する、炭素数6〜22のアシル基を表す。Pは四価のアルコールからOH基が脱離した基を表す。)
上記一般式(I)で表される四価アルコールのエステルの中でも特に好ましいものとして、下記一般式(II)又は(III)で表される四価アルコールのエステルが挙げられる。
一般式(II)
(II)
(一般式(II)中R5は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R6,R7,R8は同一でも異なっていてもよく、環構造を含まない、分岐を有する、炭素数10〜22のアシル基を表す。Qは四価のアルコールからOH基が脱離した基を表す。)
一般式(III)
(III)
(一般式(III)中R9は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R10,R11,R12は同一でも異なっていてもよく、環構造を含まない、2つ以上の分岐を有する炭素数6〜9のアシル基を表す。Sは四価のアルコールからOH基が脱離した基を表す。)
一般式(II)
(一般式(II)中R5は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R6,R7,R8は同一でも異なっていてもよく、環構造を含まない、分岐を有する、炭素数10〜22のアシル基を表す。Qは四価のアルコールからOH基が脱離した基を表す。)
一般式(III)
(一般式(III)中R9は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R10,R11,R12は同一でも異なっていてもよく、環構造を含まない、2つ以上の分岐を有する炭素数6〜9のアシル基を表す。Sは四価のアルコールからOH基が脱離した基を表す。)
Claims (4)
- 下記一般式(I)で表される四価アルコールのエステル。
一般式(I)
(一般式(I)中R1は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R2,R3,R4は同一でも異なっていてもよく、環構造を含まない、分岐を有する、炭素数6〜22のアシル基を表す。Pは四価のアルコールからOH基が脱離した基を表す。) - 下記一般式(II)で表されることを特徴とする請求項1記載のエステル。
一般式(II)
(一般式(II)中R5は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R6,R7,R8は同一でも異なっていてもよく、環構造を含まない、分岐を有する、炭素数10〜22のアシル基を表す。Qは四価のアルコールからOH基が脱離した基を表す。) - 下記一般式(III)で表されることを特徴とする請求項1記載のエステル。
一般式(III)
(一般式(III)中R9は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R10,R11,R12は同一でも異なっていてもよく、環構造を含まない、2つ以上の分岐を有する炭素数6〜9のアシル基を表す。Sは四価のアルコールからOH基が脱離した基を表す。) - 四価のアルコールがジグリセリン、ペンタエリスリトール、エリスリトール、D−トレイトール、L−トレイトールからなる群から選択される四価のアルコールであることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のエステル。
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JP2012146189A JP6004784B2 (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | 新規な四価アルコールのエステル |
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- 2012-06-29 JP JP2012146189A patent/JP6004784B2/ja active Active
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