JP2014008868A - 車両のリアウインドウクリーナ - Google Patents

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政昭 中林
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健 阪井
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Abstract

【課題】車両のリアウインドウクリーナにおいて、リアウインドウへの噴射ノズルの装着を水密性を確保した上で容易に行えるようにする。
【解決手段】リアウインドウ20を樹脂製部材で構成した上で、その上端部に貫通孔20cが形成された構成とする。また、このリアウインドウ20の外表面20aにおける貫通孔20cの周囲に、円筒状のノズル取付部20dが形成された構成とする。そして、このノズル取付部20dに、リアウインドウ20の外表面20aへ向けて洗浄液を噴射するための噴射ノズル32が取り付けられた構成とする。これにより、リアウインドウ20への噴射ノズル32の装着を水密性を確保した上で容易に行えるようにする。
【選択図】図2

Description

本願発明は、噴射ノズルを備えた車両のリアウインドウクリーナに関するものである。
乗用車等の車両の多くは、そのリアウインドウの外表面へ向けて洗浄液を噴射するように構成されたリアウインドウクリーナを備えている。
「特許文献1」や「特許文献2」には、このようなリアウインドウクリーナにおいて、その噴射ノズルをリアウインドウに形成された貫通孔を利用してリアウインドウに装着するようにした構成が記載されている。
一方「特許文献3」には、車両のリアウインドウとして樹脂製部材を用いるようにした構成が記載されている。
特開2010−58628号公報 特開2011−20504号公報 特開2002−19458号公報
リアウインドウクリーナは車体の後部に配置されることとなるが、車体構造によってはリアウインドウの周辺に噴射ノズルの配置スペースを確保することが困難な場合がある。そしてこのような場合には、上記「特許文献1」や「特許文献2」に記載されているように、リアウインドウに形成された貫通孔を利用して噴射ノズルをリアウインドウに装着することが必要となる。
しかしながら、このようにした場合には、次のような問題がある。
すなわち、上記「特許文献1」や「特許文献2」に記載されたリアウインドウはガラス製部材で構成されているので、噴射ノズルの装着構造としてはリアウインドウに貫通孔を形成することができるにすぎない。このため、この貫通孔を利用してリアウインドウに噴射ノズルを装着する際、水密性を確保することが容易でなく、その装着に手間が掛かってしまう、という問題がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、リアウインドウの外表面へ向けて洗浄液を噴射するための噴射ノズルを備えた車両のリアウインドウクリーナにおいて、リアウインドウへの噴射ノズルの装着を水密性を確保した上で容易に行うことができる車両のリアウインドウクリーナを提供することを目的とするものである。
本願発明は、リアウインドウの構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る車両のリアウインドウクリーナは、
リアウインドウの外表面へ向けて洗浄液を噴射するための噴射ノズルを備えた車両のリアウインドウクリーナにおいて、
上記リアウインドウが樹脂製部材で構成されており、
上記リアウインドウに、該リアウインドウを貫通する貫通孔が形成されており、 上記リアウインドウにおける上記貫通孔の周囲に、上記噴射ノズルを取り付けるためのノズル取付部が形成されている、ことを特徴とするものである。
上記「リアウインドウ」は樹脂製部材で構成されているが、その具体的な材質は特に限定されるものではない。
上記「貫通孔」は、リアウインドウをその内表面と外表面との間において貫通する孔であれば、その形成位置や形成個数等は特に限定されるものではない。
上記「ノズル取付部」は、リアウインドウにおける貫通孔の周囲に形成されていれば、その具体的な形成位置や取付構造等は特に限定されるものではない。
上記構成に示すように、本願発明に係る車両のリアウインドウクリーナは、その噴射ノズルにおいてリアウインドウの外表面へ向けて洗浄液を噴射するように構成されているが、本願発明においてはリアウインドウが樹脂製部材で構成されているので、このリアウインドウに対して貫通孔を形成するだけでなく、その表面に突起部を形成することも容易に可能となる。
その際、本願発明においては、リアウインドウにおける貫通孔の周囲にノズル取付部が形成された構成となっているので、このノズル取付部に噴射ノズルを取り付けることにより、従来のように貫通孔が形成されただけのリアウインドウに噴射ノズルを装着する場合に比して、水密性を確保した上で噴射ノズルをリアウインドウに装着することが容易に可能となる。
このように本願発明によれば、リアウインドウの外表面へ向けて洗浄液を噴射するための噴射ノズルを備えた車両のリアウインドウクリーナにおいて、リアウインドウへの噴射ノズルの装着を水密性を確保した上で容易に行うことができる。
上記構成において、リアウインドウに、噴射ノズルに洗浄液を送るホースを接続するためのホース接続部が形成された構成とすれば、リアウインドウクリーナの構成を簡素化することができる。
上記構成において、リアウインドウに、噴射ノズルから噴射された洗浄液を反射させて、洗浄液の噴射角度をリアウインドウの外表面に沿った方向に拡げる拡散反射部が形成された構成とすれば、リアウインドウを広範囲にわたって洗浄することができる。
上記構成において、貫通孔がリアウインドウの上端部の複数箇所に形成された構成とすれば、リアウインドウを広範囲にわたって均一かつ確実に洗浄することができる。このため、リアワイパを併用することなくリアウインドウクリーナの洗浄作用のみによってリアウインドウの外表面を清浄化することも可能となる。そしてこのようにした場合には、樹脂製部材で構成されたリアウインドウの外表面に、リアワイパの作動による払拭キズが付いてしまうのを未然に防止することができる。
上記構成において、リアウインドウの前方近傍に車両後方を撮影するためのカメラが配置された構成とした上で、このカメラに入射する車両後方からの光がリアウインドウを通過する領域の外表面へ向けて洗浄液を噴射するように噴射ノズルが配置された構成とすれば、この領域の外表面を効率的に洗浄することができる。そしてこれにより、リアウインドウを介してカメラにより撮影される画像を常に鮮明な状態に維持することができる。
本願発明の一実施形態に係るリアウインドウクリーナを備えた車両を、その後方から見て示す図 図1のII−II線断面詳細図 上記実施形態の第1変形例を示す、図2と同様の図 図3のIV方向矢視図 上記実施形態の第2変形例を示す、図2と略同様の図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係るリアウインドウクリーナ30を備えた車両10を、その後方から見て示す図である。また、図2は、図1のII−II線断面詳細図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る車両10は、いわゆるミニバンタイプの車両として構成されており、その車体12の後部にはリアウインドウ20が配置されている。このリアウインドウ20は、鉛直面に対してやや前傾した姿勢で、車体12の後部開口部12aに取り付けられている。また、車体12の後部には、リアウインドウ20の上端縁に沿って車幅方向に延びるエアスポイラ14も配置されている。このエアスポイラ14は、その前端部において車体12に取り付けられている。
リアウインドウ20は、ポリカーボネート樹脂等の透明樹脂からなる樹脂製部材で構成されている。そして、このリアウインドウ20の上端部には、リアウインドウ20の外表面20aを洗浄するためのリアウインドウクリーナ30が、車幅方向に略等間隔をおいて5箇所に配置されている。
これら5つのリアウインドウクリーナ30の構成は、いずれも同様であるので、以下においては、その1つについて説明する。
リアウインドウクリーナ30は、リアウインドウ20の外表面20aへ向けて洗浄液を噴射するための噴射ノズル32と、この噴射ノズル32へ図示しないタンクから洗浄液を供給するためのホース34と、このホース34の先端部に取り付けられたジョイント部材36とを備えているが、その一部はリアウインドウ20で構成されている。
すなわち、リアウインドウ30の上端部には、該リアウインドウ30を貫通する貫通孔20cが形成されている。この貫通孔20cは、断面円形状の小孔として形成されている。
リアウインドウ30における貫通孔20cの周囲には、噴射ノズル32を取り付けるためのノズル取付部20dが形成されている。このノズル取付部20dは、貫通孔20cの径と同一の内径を有する円筒部として、リアウインドウ20の外表面20aから外表面20aに対して略垂直の方向へ向けて延びており、その先端部には噴射ノズル32を支持するためのノズル支持部20d1が形成されている。このノズル支持部20d1は、その内周面が球面状に形成されている。
噴射ノズル32は、その外周面の一部が球面状に形成されており、ノズル支持部20d1に嵌め込まれている。そしてこれにより、噴射ノズル32は、ノズル支持部20d1との間の水密性が確保された状態でノズル支持部20d1に支持されている。そして、この水密性が確保された状態で、噴射ノズル32は、工具等の使用により回動調整され得るようになっている。そして、この回動調整により、噴射ノズル32は、その噴射口32aを下方やや後方寄りの方向へ向けた状態で配置され、これにより洗浄液をリアウインドウ20の外表面20aへ向けて直接噴射するようになっている。
また、リアウインドウ30における貫通孔20cの周囲にはホース接続部20eが形成されており、このホース接続部20eにおいてジョイント部材36を介してホース34の先端部が接続されるようになっている。
このホース接続部20eは、貫通孔20cの径と同一の内径を有する円筒部として、リアウインドウ20の内表面20bから内表面20bに対して略垂直の方向へ向けて延びており、その先端部の外周面にはジョイント部材36を取付状態で係止するための環状係止部20e1が形成されている。
ジョイント部材36は、L字状の筒状部材であって、係止レバー36cが一体で形成されている。そして、このジョイント部材36に対して、その一端部36aにホース34の先端部が嵌め込まれるようになっている。また、このジョイント部材36は、その他端部36bがリアウインドウ30のホース接続部20eに挿入された状態で、その係止レバー36cの先端部が環状係止部20e1に係止されることにより、ホース接続部20eに固定されるようになっている。その際、このジョイント部材36の他端部36bには、その外周面に形成された環状溝にOリング38が装着されており、これによりホース接続部20eとの間の水密性を確保するようになっている。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態に係るリアウインドウクリーナ30は、その噴射ノズル32においてリアウインドウ20の外表面20aへ向けて洗浄液を噴射するように構成されているが、この樹脂製部材で構成されたリアウインドウ20には、貫通孔20cが形成されており、その周囲にはノズル取付部20dが形成されているので、このノズル取付部20dに噴射ノズル32を取り付けることにより、水密性を確保した上で噴射ノズル32をリアウインドウ20に容易に装着することができる。
しかも、リアウインドウ20には、噴射ノズル32に洗浄液を送るホース34を接続するためのホース接続部20eが形成されているので、リアウインドウクリーナ30の構成を簡素化することができる。
また本実施形態においては、リアウインドウ20の上端部に配置された噴射ノズル32からリアウインドウ20の外表面20aへ向けて洗浄液を下向きに噴射するようになっているので、外表面20aに沿って洗浄液を下方へ流下させることができる。そしてこれにより、洗浄液を上向きに噴射させるようにした場合に比して洗浄効率を高めることができる。
さらに本実施形態においては、貫通孔20cがリアウインドウ20の上端部の5箇所に形成されており、これら5箇所にリアウインドウクリーナ30が配置されているので、リアウインドウ20を広範囲にわたって均一かつ確実に洗浄することができる。このため、リアワイパを併用することなくリアウインドウクリーナ30の洗浄作用のみによってリアウインドウ20の外表面20aを清浄化することができる。したがって、樹脂製部材で構成されたリアウインドウ20の外表面20aに、リアワイパの作動による払拭キズが付いてしまうのを未然に防止することができる。
上記実施形態においては、リアウインドウクリーナ30が5箇所に配置されているものとして説明したが、4箇所以下または6箇所以上に配置された構成とすることも可能である。
上記実施形態においては、車両10がミニバンタイプの車両であるものとして説明したが、これ以外の車両においても上記実施形態と同様の構成を採用することにより同様の作用効果を得ることができる。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
まず、上記実施形態の第1変形例について説明する。
図3は、本変形例に係るリアウインドウクリーナ130を備えた車両110を示す、図2と同様の図である。また、図4は、図3のIV方向矢視図である。
これらの図に示すように、本変形例においては、車両110としての基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、そのリアウインドウクリーナ130の構成が上記実施形態の場合と一部異なっている。
すなわち、本変形例のリアウインドウクリーナ130は、その噴射ノズル132が、ジョイント部材136の他端部136bにおいて該ジョイント部材136と一体で形成されている。そして、この噴射ノズル132は、その噴射口132aから貫通孔120cを介して、リアウインドウ120の後方(具体的には外表面120aに対して略垂直の方向)へ向けて洗浄液を噴射するようになっている。
本変形例においては、噴射ノズル132を取り付けるためのノズル取付部120dが、貫通孔120cの径と同一の内径を有する円筒部として、リアウインドウ120の内表面120bから内表面120bに対して略垂直の方向へ向けて延びている。すなわち、このノズル取付部120dは、上記実施形態のホース接続部20eと同様の構成を有している。
一方、本変形例においては、リアウインドウ120の外表面120aに、貫通孔120cを上方側から庇状に覆う拡散反射部120fが形成されている。そして、この拡散反射部120fにより、噴射ノズル132から貫通孔120cを介してリアウインドウ120の後方へ向けて噴射された洗浄液を下方へ向けて反射させて、リアウインドウ120の外表面120aへ導くようになっている。その際、拡散反射部120fは、車両後面視において略V字状に形成されており、これにより、洗浄液の噴射角度をリアウインドウ120の外表面120aに沿って左右方向に拡げるようになっている。
本変形例の構成を採用した場合においても、上記実施形態の場合と同様の作用効果を得ることができる。
しかも本変形例においては、拡散反射部120fにより、噴射ノズル132から噴射された洗浄液の噴射角度をリアウインドウ120の外表面120aに沿って左右方向に拡げるようになっているので、リアウインドウ20を広範囲にわたって洗浄することができる。そしてこれによりリアウインドウクリーナ130の設置個数を減らすことができる。
次に、上記実施形態の第2変形例について説明する。
図5は、本変形例に係るリアウインドウクリーナ230を備えた車両210を示す、図2と略同様の図である。
同図に示すように、本変形例においては、車両210としての基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、そのリアウインドウ220およびリアウインドウクリーナ230等の構成が上記実施形態の場合と一部異なっている。
本変形例のリアウインドウ220は、その基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、その上端縁に沿って車幅方向に延びるエアスポイラ214と一体で形成されている。
このエアスポイラ214は、車両後方へ向けてV字状に突出する鉛直断面形状を有しており、その下段側に位置する斜面部214aの前端縁においてリアウインドウ220の上端縁に接続されている。このエアスポイラ214の外表面には塗装膜216が形成されており、これによりエアスポイラ214が外観上は塗装膜216の色で見えるようにしている。
一方、リアウインドウ220の上端部には、その外表面220a側へ膨出する膨出部220gが形成されている。この膨出部220gは一定の肉厚で半球状に形成されている。そして、この膨出部220gの前方近傍には、車両後方を撮影するためのカメラ240が配置されている。
このカメラ240は、その上端部に取り付けられたピボット240aにおいて、リアウインドウ220の内表面220bにおける膨出部220gの上方近傍部位に形成されたブラケット部220hに対して、上下および左右方向に回動可能に支持されている。
本変形例のリアウインドウクリーナ230は、エアスポイラ214の内部において、その斜面部214aに形成された貫通孔214cに臨むようにして配置されている。
このリアウインドウクリーナ230の構成は、上記第1変形例のリアウインドウクリーナ130と同様、その噴射ノズル232が、ジョイント部材236の他端部236bにおいて該ジョイント部材236と一体で構成されている。その際、この噴射ノズル232は、エアスポイラ214の斜面部214aにおける貫通孔214cの周囲に形成されたノズル取付部214dに取り付けられている。
そして、この噴射ノズル232は、その噴射口から貫通孔214cを介して、リアウインドウ220の膨出部220gの外表面220g1へ向けて洗浄液を直接噴射するようになっている。その際、この洗浄液は膨出部220gの外表面220g1に沿って下方へ流下するので、その外表面220g1を清浄状態に維持することが容易に可能となる。
本変形例の構成を採用することにより、カメラ240に入射する車両後方からの光がリアウインドウ220を通過する領域である膨出部220gの外表面220g1を効率的に洗浄することができる。そしてこれにより、リアウインドウ220を介してカメラ240により撮影される画像を常に鮮明な状態に維持することができる。
なお、この膨出部220gは、透明樹脂の射出成形によりリアウインドウ220の一部として形成されるが、この膨出部220gを半球状に形成しておくことにより、カメラ240により撮影される画像を歪の少ないものとすることができる。また、この膨出部220gに接近させてカメラ240を配置することにより、車両後方を車両の下端位置まで撮影することが可能となる。
本変形例においては、カメラ240に入射する車両後方からの光がリアウインドウ220を通過する領域が膨出部220gに形成されているものとして説明したが、このような膨出部220gが形成されていない構成とすることも可能である。
なお、上記実施形態および各変形例において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
10、110、210 車両
12 車体
12a 後部開口部
14、214 エアスポイラ
20、120、220 リアウインドウ
20a、120a、220a、220g1 外表面
20b、120b、220b 内表面
20c、120c、214c 貫通孔
20d、120d、214d ノズル取付部
20d1 ノズル支持部
20e ホース接続部
20e1 環状係止部
30、130、230 リアウインドウクリーナ
32、132、232 噴射ノズル
32a、132a 噴射口
34 ホース
36、136、236 ジョイント部材
36a 一端部
36b、136b、236b 他端部
36c 係止レバー
38 Oリング
120f 拡散反射部
214a 斜面部
216 塗装膜
220g 膨出部
220h ブラケット部
240 カメラ
240a ピボット

Claims (5)

  1. リアウインドウの外表面へ向けて洗浄液を噴射するための噴射ノズルを備えた車両のリアウインドウクリーナにおいて、
    上記リアウインドウが樹脂製部材で構成されており、
    上記リアウインドウに、該リアウインドウを貫通する貫通孔が形成されており、 上記リアウインドウにおける上記貫通孔の周囲に、上記噴射ノズルを取り付けるためのノズル取付部が形成されている、ことを特徴とする車両のリアウインドウクリーナ。
  2. 上記リアウインドウに、上記噴射ノズルに洗浄液を送るホースを接続するためのホース接続部が形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両のリアウインドウクリーナ。
  3. 上記リアウインドウに、上記噴射ノズルから噴射された洗浄液を反射させて、洗浄液の噴射角度を上記リアウインドウの外表面に沿った方向に拡げる拡散反射部が形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両のリアウインドウクリーナ。
  4. 上記貫通孔が、上記リアウインドウの上端部の複数箇所に形成されている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の車両のリアウインドウクリーナ。
  5. 上記リアウインドウの前方近傍に、車両後方を撮影するためのカメラが配置されており、
    上記噴射ノズルが、上記カメラに入射する車両後方からの光が上記リアウインドウを通過する領域の外表面へ向けて洗浄液を噴射するように配置されている、ことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の車両のリアウインドウクリーナ。
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