JP2014008633A - 高密度液体吐出ヘッド及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動制御は、印字開始前にノズル6からインクが吐出しない条件で駆動電圧波形を圧電素子8に印加することにより、圧電素子8を発熱させると同時に自己発熱して、液室2内のインク温度を所定以上の温度とする液室2の予備加熱工程と、液室2内の液体(インク)が印字のための適温になるまで液室2内のインクをノズルから空吐出をさせる空吐出工程と、液室2内の液体(インク)が印字のための適温になったときにノズル6から液体(インク)を吐出させて印字動作を開始する印字工程と、を有する。
【選択図】 図7
Description
前記複数の液室からインクを吐出する複数のノズルと、
前記液室の上部を閉成する薄膜状の振動板および前記振動板上に設けられた薄膜状の圧電素子を有し、且つ、前記圧電素子で前記振動板を振動させることにより、前記液室内のインクを加圧する薄膜状のアクチュエータと、前記アクチュエータ基板上に設けられていると共に前記圧電素子を駆動制御させる駆動用ICと、前記液室内の温度を検出するヘッド温度検出素子と、を備え、前記駆動用ICが前記ヘッド温度検出素子からの検出温度信号に基づいて前記圧電素子を駆動制御することにより、前記圧電素子および前記駆動用ICは前記圧電素子の駆動制御時にそれぞれ発熱して前記液室内のインク温度を上昇させることができる高密度液体吐出ヘッドであって、前記駆動制御は、印字開始前に前記ノズルからインクが吐出しない条件で駆動電圧波形を前記圧電素子に印加することにより、前記圧電素子を発熱させると同時に自己発熱して、前記液室内のインク温度を所定以上の温度とする前記液室の予備加熱工程と、前記液室内の液体が印字のための適温になるまで前記液室内のインクを前記ノズルから空吐出をさせる空吐出工程と、前記液室内の液体が印字のための適温になったときに前記ノズルから前記液体を吐出させて印字動作を開始する印字工程と、有することを特徴とする。また、この発明に係る画像形成装置は上記高密度液体吐出ヘッドを搭載している。
[構成]
A.基本構成
図1はこの発明に係る高密度液体吐出ヘッドをノズル列が2列のインクジェットヘッドに適用した実施例の断面図である。図2は、図1のフレーム,振動板及びFPCを省略したインクジェットヘッドの平面図である。図2Aは、図1の上フレームを省略したインクジェットヘッドの平面図である。図3は図1のA1−A1線に沿う断面図、図4は図1のA2−A2線に沿う断面図、図5は図1のA3−A3線に沿う断面図である。また、図6は図1のフレームを省略したインクジェットヘッドの平面図である。
(ノズル板5、ノズル6)
各液室2,個別流路3および個別連通路4は、図1に示したように、アクチュエータ基板1の一面側(図1の下面側)への開放端がアクチュエータ基板1の一面に接合(固着)されたノズル板5で閉成されている。
(振動板7)
また、本実施例では、液室2のアクチュエータ基板1の他面側端部は、アクチュエータ基板1の他面に設けられた薄膜状の振動板7で閉成されている。この振動板7は、SOI(Silicon On Insurator)基板のSiO2層から形成されている。また、アクチュエータ基板1が上述したようにガラスや薄い金属板の積層体の支持基板で形成されている場合、アクチュエータ基板1と別体のSOI基板をアクチュエータ基板1に接合又は固着して貼り合わせ、このSOI基板を薄膜状に研磨することにより、薄膜状のSOI基板を振動板7とすることができる。
(圧電素子8、配線)
また、図1に示したように、振動板7の液室2と反対側の面には、スパッタリングやゾルゲル(sol-gel)法などの加工方法によって形成された薄膜PZT[即ちPb(ZrTi)O3]が薄膜状の圧電素子(薄膜状圧電素子)8として設けられている。ただし、ここでは薄膜状の圧電素子(薄膜状圧電素子)8を薄膜PZTから形成しているが、圧電素子8はPZT以外の圧電素子でも良い。
(下フレーム板14)
また、図1,図3,図4に示したように、振動板7上には下フレーム板(サブフレーム)14が接合(固着)されている。この下フレーム板14には、第1,第2圧電素子列Pz1,Pz2の各圧電素子8にそれぞれ臨む振動許容凹部14aが複数形成されている。この複数の振動許容凹部14aは、直線状で細長い液室2と同形状で、各液室2と一致して重なるように設けられている。
(上フレーム板16)
更に、図1に示したように、下フレーム板14上には上フレーム板(上フレーム)16が接合(固着)されている。この下フレーム板14と上フレーム板16の互いに反対側の側縁部には、図1に示したように、下フレーム板14と上フレーム板16に跨って形成され且つ第1,第2圧電素子列Pz1,Pz2の互いに反対側の側方に位置する第1,第2共通液室17a,17bがそれぞれ形成されている。この第1,第2共通液室17a,17bは、図2Aに示したように、個別流路3の配列方向に沿って延びている。また、この上フレーム板16の第1,第2圧電素子列Pz1,Pz2に対応する部分には、図1に示したように、第1,第2共通液室17a,17bにそれぞれ連通する供給口16a,16bが形成されている。尚、この供給口16a,16bは、例えば、第1,第2圧電素子列Pz1,Pz2の延びる方向の略中央又は端部側に位置させて上フレーム板16に設けられる。
(ボンデイング部)
ノズル板5は各第1,第2ノズル列Nz1,Nz2の延びる方向(即ち各第1,第2ノズル列Nz1,Nz2のノズル6の配列方向)の寸法がアクチュエータ基板1の寸法よりも大きく形成されている。これにより、ノズル板5の各第1,第2ノズル列Nz1,Nz2の延びる方向の両端側には、図2〜図6に示したように、アクチュエータ基板1の端から突出する延設部5a(他方図示せず)が突出端部として形成されている。
(温度検出素子)
また、高密度液体吐出ヘッドには、図2A,図5に示したように液室(個別液室)2のインク温度を検出させるサーミスタ等の温度検出素子(ヘッド温度検出素子)22が設けられる。この温度検出素子22は、液室(個別液室)2内のインク温度を精度良く検出することが望まれる。このため、温度検出素子22は、液室(個別液室)2に隣接しているノズル板5やアクチュエータ基板1或いはアクチュエータ基板1の振動板7の上に設ける。
[作用]
次に、このような構成の高密度液体吐出ヘッドであるインクジェットヘッドの他の構成条件や作用を説明する。
(i).印字開始前のノズル部(ノズル)のメンテナンス動作制御(印字前のノズル部(ノズル6)におけるメニスカス部のインク空吐出制御)
上記記載の通り、液体を吐出する複数のノズル6と、このノズル6が連通する液室2と、この液室2内の液体を加圧する圧力を発生させるためのアクチュエータ(振動板7と圧電素子8)と温度検出素子22を有する高密度液体吐出ヘッドにおいて、アクチュエータ(振動板7と圧電素子8)はアクチュエータ基板1上に薄膜状に形成されている。また、このアクチュエータ基板1上に駆動用IC15を実装している。そして、圧電素子8の駆動時には、圧電素子8と駆動用IC15が発熱するため、発熱密度が高い構成であるとともにアクチュエータが基板1を通じて液室2内のインクに熱が伝わりやすい構成としている。
(ii).駆動用IC15による圧電素子8の駆動電圧波形周期すなわち圧電素子8の駆動波形(振動波形)の制御
上記構成において圧電素子8の駆動波形(振動波形)等について説明する。
ここで、予備加熱および空吐出等すべてのチャネル(ノズル)を連続して駆動すると、圧電素子8への充放電時にアクチュエータ基板1上の第1,第2Com配線9,10、Vcom配線11,12に流れる電流が非常に大きくなる。このため、エレクトロマイグレーション等の問題を解決するため、配線の断面積を大きくする。この場合、配線厚を厚くするあるいは配線幅を広くする等の設計変更が必要となり、ヘッド構成としてコストアップを招くこととなる。
空吐出時の駆動チャネルをたとえば1チャネル(1つのノズル6)おきに分割して、分割したチャネルの圧電素子8を駆動することで、複数の圧電素子8に同時に流れる電流を制限する一方で、複数の圧電素子8を高速でスイッチングして切替駆動することで、複数の液室2内の排熱も急速に出来るようになる。
(記録用紙112への記録)
用紙112の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙112を排紙トレイ154に排紙する。
また、印字(記録)待機中にはキャリッジ103は維持回復機構156側に移動されて、キャップ157で記録ヘッド107のノズル面がキャッピングされて、ノズルを湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止する。また、キャップ157で記録ヘッド107をキャッピングした状態でノズルから記録液を吸引し(「ノズル吸引」又は「ヘッド吸引」という。)、増粘した記録液や気泡を排出する回復動作を行い、この回復動作によって記録ヘッド107のノズル面に付着したインクを清掃除去するためにワイパーブレード158でワイピングを行なう。また、記録開始前、記録途中などに記録と関係しないインクを吐出する空吐出動作を行う。これによって、記録ヘッド107の安定した吐出性能を維持する。
(高密度液体吐出ヘッドの印字動作開始制御の構成)
この実施例の画像形成装置では、駆動前は画像形成装置が設置されている場所の環境温度(外部温度)により画像形成装置内(機内)の初期温度が決定され、この初期温度の状態から主走査モータ104や副走査モータ131等のモータを駆動したとき、このモータの発熱により機内温度が初期温度から上昇する。この機内温度は、高密度液体吐出ヘッドの印字性能に影響する。
(補足説明1)
高密度液体吐出ヘッドでは、ヘッド構成を複雑化することなく、低温およびメニスカス乾燥状態でも安定して空吐出でき、その後印字動作に入れるようにするのが望ましい。また、高密度液体吐出ヘッドでは、インク吸引動作等によるメンテナンス頻度を低減するため、空吐出にてリフレッシュさせ、早期に正常吐出できるのが望ましい。
(補足説明2)
また、高密度液体吐出ヘッドでは、ヘッド構成を複雑化することなく、低温およびメニスカス乾燥状態でも安定して空吐出でき、その後印字動作に入れることが望ましい。
(補足説明3)
また、高密度液体吐出ヘッドでは、予備加熱時のアクチュエータ基板1上の配線パターンに流れる電流を抑えることにより、アクチュエータ基板1上の配線膜厚(第1,第2Com配線9,10、Vcom配線11,12の膜圧)を厚くしなくてもエレクトロマイグレーションを防止できるようにすることが望ましい。
(補足説明4)
また、高密度液体吐出ヘッドでは、予備加熱時のアクチュエータ基板1上の配線パターン(第1,第2Com配線9,10、Vcom配線11,12)に流れる電流を抑えることにより、アクチュエータ基板1上の配線膜厚(第1,第2Com配線9,10、Vcom配線11,12の膜圧)を厚くしなくてもエレクトロマイグレーションを防止できるようにすることが望ましい。
(補足説明5)
また、高密度液体吐出ヘッドでは、予備加熱時のアクチュエータ基板1上の配線パターン(第1,第2Com配線9,10、Vcom配線11,12)に流れる電流を抑えることにより、アクチュエータ基板1上の配線膜厚(第1,第2Com配線9,10、Vcom配線11,12の膜圧)を厚くしなくてもエレクトロマイグレーションを防止できることが望ましい。
(補足説明6)
また、高密度液体吐出ヘッドでは、予備加熱時のアクチュエータ基板1上の配線パターン(第1,第2Com配線9,10、Vcom配線11,12)に流れる電流を抑えることにより、アクチュエータ基板1上の配線膜厚(第1,第2Com配線9,10、Vcom配線11,12の膜圧)を厚くしなくてもエレクトロマイグレーションを防止できることが望ましい。
(補足説明7)
また、高密度液体吐出ヘッドでは、予備駆動時のインク供給口16aの近傍消費電力を大きくすることにより、第1,第2共通液室17a,17bのインクによる冷却作用を補い、ヘッドを均一に予備加熱できることが望ましい。
(補足説明8)
また、高密度液体吐出ヘッドでは、空吐出時のメニスカス振動を大きくし、メンテナンス動作を確実に実施できることが望ましい。
(補足説明9)
また、高密度液体吐出ヘッドでは、空吐出時のアクチュエータ基板1上の配線パターン(第1,第2Com配線9,10、Vcom配線11,12)に流れる電流を抑えることにより、アクチュエータ基板1上の配線膜厚を厚くしなくてもエレクトロマイグレーションを防止できることが望ましい。
(補足説明10)
また、高密度液体吐出ヘッドでは、予備加熱時のノズル列内分布を均一化し、安定したメンテナンス動作を確保できるのが望ましい。
(補足説明11)
また、低コストでノズル位置精度を確保できる画像形成装置を提供できるのが望ましい。
(補足説明12)
また、高密度液体吐出ヘッドでは、予備加熱および空吐出動作後のヘッド温度は雰囲気温度よりも高くなっているが、印字時のインクによる排熱でヘッド温度変動が所定以下に抑えられるようにするのが望ましい。
(補足説明13)
予備加熱および空吐出動作時の雰囲気温度が高いほうが、印字時のインクによる排熱でのヘッド温度変動が小さくなるため、空吐出終了後に印字を開始するまでの時間を短く出来るようにするのが望ましい。
(補足説明14)
また、この発明の実施の形態の画像形成装置は、上述した高密度液体吐出ヘッドを搭載している。
2 液室
3 個別流路
4 個別連通路
5 ノズル板
6 ノズル
Nz1 第1ノズル列
Nz2 第2ノズル列
7 振動板(薄膜状振動板)
8 圧電素子(薄膜状圧電素子)
9 第1Com配線(第1Comパターン配線)
10 第2Com配線(第2Comパターン配線)
11 Vcom配線(Vcomパターン配線)
12 Vcom配線(Vcomパターン配線)
15 駆動用IC(制御装置)
16a 供給口
16b 供給口
17a 第1共通液室
17b 第2共通液室
18 FPC(フレキシブル配線基板)
22 温度検出素子
23 機内温度検出素子
24 ヘッドコントローラ
Claims (14)
- 複数の液室が設けられたアクチュエータ基板と、
前記複数の液室からインクを吐出する複数のノズルと、
前記液室の上部を閉成する薄膜状の振動板および前記振動板上に設けられた薄膜状の圧電素子を有し、且つ、前記圧電素子で前記振動板を振動させることにより、前記液室内のインクを加圧する薄膜状のアクチュエータと、
前記アクチュエータ基板上に設けられていると共に前記圧電素子を駆動制御させる駆動用ICと、
前記液室内の温度を検出するヘッド温度検出素子と、を備え、
前記駆動用ICが前記ヘッド温度検出素子からの検出温度信号に基づいて前記圧電素子を駆動制御することにより、前記圧電素子および前記駆動用ICは前記圧電素子の駆動制御時にそれぞれ発熱して前記液室内のインク温度を上昇させることができる高密度液体吐出ヘッドであって、
前記駆動制御は、印字開始前に前記ノズルからインクが吐出しない条件で駆動電圧波形を前記圧電素子に印加することにより、前記圧電素子を発熱させると同時に自己発熱して、前記液室内のインク温度を所定以上の温度とする前記液室の予備加熱工程と、
前記液室内の液体が印字のための適温になるまで前記液室内のインクを前記ノズルから空吐出をさせる空吐出工程と、
前記液室内の液体が印字のための適温になったときに前記ノズルから前記液体を吐出させて印字動作を開始する印字工程と、
を有することを特徴とする高密度液体吐出ヘッド。
- 請求項1に記載の高密度液体吐出ヘッドにおいて、前記駆動用ICは、前記圧電素子を駆動制御して、前記空吐出時のインク温度を印字動作時のインク温度よりも高くすることを特徴とする高密度液体吐出ヘッド。
- 請求項1に記載の高密度液体吐出ヘッドにおいて、前記駆動用ICは、前記圧電素子の駆動電圧波形周期が前記液室の共振周期より長くなるよう、前記圧電素子を駆動制御させることを特徴とする高密度液体吐出ヘッド。
- 請求項1に記載の高密度液体吐出ヘッドにおいて、前記駆動用ICは、前記複数の圧電素子のうち同時に駆動制御する対象を切り替えることにより、前記圧電素子の発熱で同時に予備加熱する前記液室の数を制限することを特徴とする高密度液体吐出ヘッド。
- 請求項1に記載の高密度液体吐出ヘッドにおいて、前記駆動用ICは、前記圧電素子の前記駆動電圧波形の周期が前記液室の共振周期より短くなるように前記圧電素子を駆動制御させると共に、前記駆動電圧波形で同時に駆動制御する前記圧電素子の対象を制限することにより、同時に予備加熱する前記液室の数を制限することを特徴とする高密度液体吐出ヘッド。
- 請求項1に記載の高密度液体吐出ヘッドにおいて、前記駆動用ICは、前記圧電素子の駆動電圧波形の立上がり、立下り時間をインク吐出時の電圧波形よりも長く制御することを特徴とする高密度液体吐出ヘッド。
- 請求項1に記載の高密度液体吐出ヘッドにおいて、前記複数の液室に連通する共通路へインクを供給する供給口が前記複数の液室の一部に近接するように設けられていると共に、前記駆動用ICは前記供給口の近傍の前記液室に対応する前記圧電素子の予備駆動による消費電力を他の前記液室に対応する圧電素子の予備駆動による消費電力よりも大きくしていることを特徴とする高密度液体吐出ヘッド。
- 請求項1に記載の高密度液体吐出ヘッドにおいて、前記駆動用ICは、前記空吐出工程における前記駆動電圧波形を前記液室の共振波形に制御することを特徴とする高密度液体吐出ヘッド。
- 請求項1に記載の高密度液体吐出ヘッドにおいて、前記駆動用ICは、前記空吐出工程で前記複数の圧電素子のうち同時に駆動制御させる対象を制限する制御をして、前記空吐出を同時にさせる前記液室の数を制限すると共に、前記複数の圧電素子のうち同時に駆動制御させる対象を切替制御することにより、前記複数の液室のうち前記空吐出させる対象を切り替えることを特徴とする高密度液体吐出ヘッド。
- 請求項1に記載の高密度液体吐出ヘッドにおいて、前記駆動用ICは少なくとも二つのノズル列間に実装されていることを特徴とする高密度液体吐出ヘッド。
- 請求項1に記載の高密度液体吐出ヘッドにおいて、空吐出後の印字動作を開始するヘッド温度は機内雰囲気温度より高い温度であり、機内雰囲気温度との差を温度テーブルと比較して所定温度以下になることで判断することを特徴とする高密度液体吐出ヘッド。
- 請求項1に記載の高密度液体吐出ヘッドにおいて、空吐出後の印字動作を開始するヘッド温度は、印字開始時の機内雰囲気との温度差が雰囲気温度が高いときほど、小さくなるように設定されていることを特徴とする高密度液体吐出ヘッド。
- 請求項1に記載の高密度液体吐出ヘッドにおいて、駆動用ICを前記アクチュエータ基板上にフリップチップ実装し、前記駆動用ICの裏面側を他の部材に接しない構成とすることを特徴とする高密度液体吐出ヘッド。
- 請求項1〜13のいずれか一つに記載の高密度液体吐出ヘッドを搭載した画像形成装置。
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