JP2014007364A - 半導体装置の製造方法、及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法、及び半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】第一の導電体と第二の導電体との接触面積を十分に確保することができ、半導体装置の信頼性や歩留まりを向上させることができる半導体装置の製造方法及び半導体装置を提供する。
【解決手段】第一の導電体31のうち、第二の孔部45に連通している部分の表面積が、第一の孔部35の開口部上端と第二の孔部45の開口部下端との重なり部分が形成する領域の面積よりも大きくなるように、前記第一の導電体31の露出部分を拡大する工程と、前記第一の導電体31の露出部分を拡大する工程の後、前記第一の導電体31の露出部分と前記第二の孔部45の側壁とを覆い、前記第一の導電体31に電気的に接続する第二の導電体43を形成する工程と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の製造方法、及び半導体装置に関するものである。
一般的に、シリンダキャパシタを有するDRAM(Dynamic Random Access Memory)を備えた半導体装置が知られている。このような半導体装置では、従来、容量コンタクトプラグ(第一の導電体)と容量下部電極(第二の導電体)の位置が所定の位置からずれている場合においても、接触面積を確保するために、容量コンタクトプラグと容量下部電極の間に、基板の面内方向に延在する容量コンタクトパッドを介在させて、接触面積を十分に確保できるようになっている。
しかし、近年の半導体装置の微細化の進展に伴い、上記の容量コンタクトパッドを介して隣接する容量下部電極同士の間隔が狭くなり、ショート(短絡)する。そのため、容量コンタクトパッドを用いることなく、容量コンタクトプラグと容量下部電極とが直接接続された構造の半導体装置が提案されている。
容量コンタクトパッドを用いていない半導体装置として、例えば特許文献1には、トランジスタのドレイン領域に電気的に接続された容量コンタクトプラグに、容量下部電極を直接接続させた構造のものが開示されている。
この半導体装置では、まず、容量コンタクト層間膜(第一の絶縁膜)中にスルーホール(第一の孔部)が形成され、このスルーホールに容量コンタクトプラグが形成される。次に、容量コンタクト層間膜を覆うシリンダ層間膜(第二の絶縁膜)が形成され、このシリンダ層間膜中に容量コンタクトプラグの上面が露出するようにシリンダ孔(第二の孔部)が形成される。そして、容量コンタクトプラグと直接接続されるようにシリンダ孔に容量下部電極が形成されている。
特開2009−164534号公報
しかしながら、容量コンタクトプラグと容量下部電極を直接接続させる場合には、容量コンタクトプラグを形成後、シリンダ孔を形成する際に、フォトリソグラフィの位置精度が不十分で合わせズレが生じて、シリンダ孔が容量コンタクトプラグ上から外れ、両者の重なり面積が減少することがある。この状態で容量下部電極を形成すると容量下部電極と容量コンタクトプラグとの接触面積が小さくなる。この接触面積の減少により高抵抗不良等が生じ、半導体装置の信頼性や歩留まりの低下が懸念されている。
本発明の半導体装置の製造方法は、基板を覆う第一の絶縁膜に第一の孔部を形成する工程と、前記第一の孔部内に第一の導電体を埋設する工程と、前記第一の絶縁膜を覆う第二の絶縁膜を形成する工程と、前記第二の絶縁膜中に、前記第一の孔部の開口部上端に、開口部下端が重なるように第二の孔部を形成する工程と、前記第一の導電体のうち、第二の孔部に連通している部分の表面積が、前記第一の孔部の開口部上端と前記第二の孔部の開口部下端との重なり部分が形成する領域の面積よりも大きくなるように、前記第一の導電体の露出部分を拡大する工程と、前記第一の導電体の露出部分を拡大する工程の後、前記第一の導電体の露出部分と前記第二の孔部の側壁とを覆い、前記第一の導電体に電気的に接続する第二の導電体を形成する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、第一の導電体の露出部分を拡大した後に、第一の導電体の露出部分を覆う第二の導電体を形成するので、第一の導電体と第二の導電体との接触面積を十分に確保することができ、半導体装置の信頼性を向上させることが可能となる。さらに、第一の導電体上に第二の孔部を形成する際のプロセスマージンが不要となるので、歩留まりを向上させることができる。
本発明の第一の実施形態に係る半導体装置を説明するための断面図である。 第一の実施形態に係る半導体装置の製造方法において、犠牲膜の形成方法を説明するための断面図である。 第一の実施形態に係る半導体装置の製造方法において、容量コンタクトプラグの形成方法を説明するための断面図である。 第一の実施形態に係る半導体装置の製造方法において、シリンダ孔を形成する方法を説明するための断面図である。 第一の実施形態に係る半導体装置の製造方法において、容量下部電極を形成する方法を説明するための断面図である。 本発明の第二の実施形態及び第三の実施形態に係る半導体装置を説明するための断面図である。 第二の実施形態に係る半導体装置の製造方法において、犠牲膜を形成する方法を説明するための断面図である。 第二の実施形態に係る半導体装置の製造方法において、容量下部電極を形成する前の容量コンタクトプラグ及び犠牲膜の状態を説明するための断面図である。 第二の実施形態及び第三の実施形態に係る半導体装置の製造方法において、第二の孔部を形成する方法を説明するための断面図である。 第二の実施形態及び第三の実施形態に係る半導体装置の製造方法において、容量下部電極の形成方法を説明するための断面図である。 本発明の第三の実施形態に係る半導体装置の製造方法において、容量コンタクトプラグの形成方法を説明するための断面図である。
以下に、本発明の実施形態について、添付した図面を参照して説明する。
(第一の実施形態)
まず、本発明の第一の実施形態に係る半導体装置1の構成について説明する。
第一の実施形態の半導体装置1は、図1に示すように、基板10と、この基板10の一方の面側に設けられた複数の素子分離絶縁膜11と、これら複数の素子分離絶縁膜11の間に設けられた複数のN型拡散層12と、基板10を覆う層間絶縁膜20と、この層間絶縁膜20に設けられた拡散層コンタクトプラグ21と、N型拡散層12の間の基板10上に形成された酸化シリコン膜13と、この酸化シリコン膜13上に形成されたゲート電極14と、これら酸化シリコン膜13とゲート電極14とを覆うキャップ絶縁膜15と、拡散層コンタクトプラグ21の一方の面側(図1において上面側)に形成されたビット線22と、基板10を覆うように層間絶縁膜20の一方の面側(図1において上面側)に形成された容量コンタクト層間膜30(第一の絶縁膜)と、この容量コンタクト層間膜30に形成されたスルーホール35(第一の孔部)に埋設された容量コンタクトプラグ31(第一の導電体)と、容量コンタクト層間膜30を覆うシリンダ層間膜40(第二の絶縁膜)と、このシリンダ層間膜40に形成されたシリンダ孔45(第二の孔部)に形成された容量下部電極43(第二の導電体)と、を備えている。また、容量下部電極43には、誘電体膜47と、容量上部電極48とが積層されている。
基板10は、板状の形状とされており、例えば、導電型がP型の単結晶シリコン基板を用いることができる。
素子分離絶縁膜11は、STI(Sallow Trench Isolation)法によって、基板10の表面に対して所定のパターンの溝を形成し、絶縁膜を充填することで形成されている。
N型拡散層12は、基板10にリンなどのN型不純物がドープされることで形成されており、トランジスタのソース領域及びドレイン領域として機能するものである。
ゲート電極14は、多結晶シリコン(ポリシリコン)等で構成されており、ワード配線として機能するものである。
容量コンタクト層間膜30は、層間絶縁膜20、ビット線22、及び拡散層コンタクトプラグ21を覆うように形成された絶縁膜である。この容量コンタクト層間膜30は、窒化膜(SiN)、プラズマCVD法による酸化シリコン膜(P−SiO)、SOD(Spin−On Dielectric)膜、P−TEOS膜などで構成されるものである。
スルーホール35は、容量コンタクト層間膜30を貫通するように形成されており、第一の実施形態においては、容量コンタクトプラグ31と容量下部電極43によって埋められている。
容量コンタクトプラグ31は、下面が拡散層コンタクトプラグ21に接続され、容量コンタクト層間膜30の厚さ方向(図1において上下方向)に向けて延在している。この容量コンタクトプラグ31には、ポリシリコンプラグや金属プラグを用いることができる。本実施形態においては、容量コンタクトプラグ31は、ポリシリコンプラグで構成されている。
第一の実施形態においては、容量コンタクトプラグ31の体積は、スルーホール35の容積よりも小さく設定されている。
シリンダ層間膜40は、容量コンタクト層間膜30を覆うように形成された絶縁膜である。本実施形態においては、シリンダ層間膜40はシリンダ層間膜40の一方の面(図1において上面)に形成されたストッパー絶縁膜42と、このストッパー絶縁膜42の一方の面(図1において上面)に形成された層間絶縁膜41とを備えている。本実施形態においては、ストッパー絶縁膜42は、窒化膜(SiN)で構成されている。また、層間絶縁膜41は、窒化膜(SiN)、プラズマCVD法による酸化シリコン膜(P−SiO)、SOD(Spin−On Dielectric)膜、P−TEOS膜などで構成されるものである。
シリンダ孔45は、シリンダ層間膜40を貫通するように形成されている。本実施形態においては、スルーホール35の開口部上端と、シリンダ孔45の開口部下端とは重なるように形成されているが、完全には相互の位置が一致せず、両者の重なり面積が、スルーホール35開口部上端の面積よりも小さくなる場合がある。
容量下部電極43は、シリンダ孔45の内面、容量コンタクトプラグ31の側面とスルーホール35との隙間、及び容量コンタクトプラグ31の上面のうちシリンダ孔45によって露出される部分に形成されている。このように、容量下部電極43が、容量コンタクトプラグ31の側面とスルーホール35との隙間にまで入り込むので、容量コンタクトプラグ31と容量下部電極43との接触面積が、ホールの開口部上端とシリンダ孔45の開口部下端との重なり部分が形成する領域の面積よりも大きくなる。
第一の実施形態においては、容量コンタクトプラグ31の上面の一部と側面に容量下部電極43が接続されている。
次に、本発明の第一の実施形態に係る半導体装置1の製造方法について説明する。
まず、図2に示すように、基板10上にSTI法を用いて素子分離絶縁膜11を形成する。次に、例えば熱酸化法により基板10のシリコン表面を酸化して酸化シリコン膜13を形成する。次いで、この酸化シリコン膜13上にゲート電極14を形成する。そして、ゲート電極14を覆うように、キャップ絶縁膜15を形成する。次に、イオン注入法などにより、ゲート電極14のゲート長方向両側の基板10にN型拡散層12を形成する。そして、キャップ絶縁膜15を覆うように、層間絶縁膜20を形成し、フォトレジストパターンをマスクとしてエッチングを行ってN型拡散層12を露出させる孔を形成し、その孔に拡散層コンタクトプラグ21を形成する。そして拡散層コンタクトプラグ21に接続するようにビット線22を形成する。
(第一の孔部を形成する工程)
次いで、層間絶縁膜20及びビット線22を覆うように、容量コンタクト層間膜30(第一の絶縁膜)を形成し、フォトリソグラフィを用いてスルーホール35(第一の孔部)を形成する。
(犠牲膜を形成する工程)
そして、第一の実施形態においては、図2に示すように、スルーホール35の底面及び側壁と容量コンタクト層間膜30の一方の面(図2において上面)に犠牲膜50を形成する。この犠牲膜50は、このあとに形成する容量コンタクトプラグ31の側面(一部)とシリンダ層間膜40とを隔離するものであり、ウェットエッチングレートが比較的速い酸化アルミニウムを主成分とする膜で構成されている。具体的には、犠牲膜50は、Al膜、PDL膜(Alを含む酸化膜)等で構成されている。
次いで、スルーホール35の底面の犠牲膜50と容量コンタクト層間膜30の上面の犠牲膜50を、例えばドライエッチバック処理して拡散層コンタクトプラグ21の上面を露出させる。これにより、スルーホール35の内周面(側壁)が犠牲膜50によって覆われる状態になる。
(第一の導電体を埋設する工程)
その後、図3に示すように、スルーホール35(第一の孔部)を埋めて、拡散層コンタクトプラグ21に接続するように容量コンタクトプラグ31を埋設する。第一の実施形態においては、スルーホール35の容積に対して、拡散層コンタクトプラグ21の体積が小さくなっている。
(第二の絶縁膜を形成する工程)
次に、容量コンタクト層間膜30の一方の面(図4において上面)にストッパー絶縁膜42を形成する。次いで、ストッパー絶縁膜42の上面に層間絶縁膜41を形成して、シリンダ層間膜40(第二の絶縁膜)を形成する。
(第二の孔部を形成する工程)
そして、シリンダ層間膜40を貫通し、スルーホール35の開口部上端に、開口部下端が重なるようにフォトリソグラフィによってシリンダ孔45を形成する。このシリンダ孔45を形成することにより、スルーホール35の開口部上端とシリンダ孔45の開口部下端とが重なる位置において、犠牲膜50の一部が、露出する。なお、本実施形態においては、スルーホール35の開口部上端と、シリンダ孔45の開口部下端の重なる面積は、スルーホール35の開口部上端の面積よりも小さくなっている。
(第一の導電体の露出部分を拡大する工程)
その後、図4に示すように、SPM(硫酸過水液)やAPM(アンモニア過水液)等を用いてウェットエッチング処理にて犠牲膜50を除去する。このように犠牲膜50を除去することで、容量コンタクトプラグ31の周囲(側面)に数nm〜数10nmの空間が形成されるようになり、この空間はシリンダ孔45に連通するようになる。つまり、犠牲膜50を除去することによって、シリンダ孔45に連通している部分の面積(表面積)が、スルーホール35の開口部上端とシリンダ孔45の開口部下端との重なり部分が形成する面積よりも大きくなるように、容量コンタクトプラグ31の露出する部分が拡大する。
なお、ここで、露出する部分とは、対象の部材が、他のいかなる部材にも覆われていない部分のことを意味する。
(第二の導電体を形成する工程)
そして、図5に示すように、容量コンタクトプラグ31の側面とスルーホール35との隙間、容量コンタクトプラグ31の上面のうちシリンダ孔によって露出される部分、及びシリンダ孔45の内周面(側壁)及び底面に容量下部電極43(第二の導電体)を形成する。この容量下部電極43の構成材料は、シリンダ孔45の内周面(側壁)及び底面のみならず、スルーホール35と容量コンタクトプラグ31との間に形成された空間にも一体的に埋め込まれる。これによって、容量コンタクトプラグ31と容量下部電極43との接触面積が増大する。このとき、容量コンタクトプラグ31と容量下部電極43は電気的に接続されており、容量コンタクトプラグ31と容量下部電極43の接触面積が、ホールの開口部上端とシリンダ孔45の開口部下端との重なり部分が形成する領域の面積よりも大きくなっている。
さらに、誘電体膜47と容量上部電極とを形成することで、図1に示す第一の実施形態に係る半導体装置1が得られる。
本発明の第一の実施形態にかかる半導体装置1の製造方法、及び半導体装置1によれば、容量コンタクトプラグ31の側面及び上面のうちシリンダ孔によって露出される部分に容量下部電極43が接触するようになっているので、従来の半導体装置のように容量コンタクトプラグの上面の一部のみと容量下部電極が接触する場合と比べて、接触する面積を大きくすることができるので、容量コンタクトプラグ31と容量下部電極43との電気的な接続信頼性を向上させることができる。
このように容量コンタクトプラグ31と容量下部電極43との接触面積を十分に確保することができるため、絶縁不良や高抵抗起因の不良を減少させることができ、製造時の歩留まりを改善することができる。さらには、犠牲膜50をマスクとして自己整合が可能となり、フォトリソグラフィの合わせズレに対するプロセスマージンが大きくなるので、製造時の歩留まりを向上させることができる。
また、第一の実施形態においては、犠牲膜50をスルーホール35の側壁に形成した後に容量コンタクトプラグ31を形成し、その後、犠牲膜50を除去する構成とされているので、容量コンタクトプラグ31の側面を露出させることができ、容量下部電極43を容量コンタクトプラグ31の側面に容易に形成し、接触面積を十分に大きくすることができる。また、犠牲膜50は、酸化アルミニウムを主成分とする構成とされているので、ドライエッチング処理やウェットエッチング処理によって犠牲膜50を選択的に確実に除去することが可能である。
(第二の実施形態)
次に、本発明の第二の実施形態に係る半導体装置101の製造方法、及び半導体装置1について説明する。
なお、犠牲膜150、容量コンタクトプラグ131、及び容量下部電極143以外の構成については、第一の実施形態と同様の構成であるので、同一の符号で記載して、詳細な説明を省略する。
第二の実施形態の半導体装置101は、図6に示すように、基板10と、この基板10の一方の面側に設けられた複数の素子分離絶縁膜11と、これら複数の素子分離絶縁膜11の間に設けられた複数のN型拡散層12と、基板10を覆う層間絶縁膜20と、この層間絶縁膜20に設けられた拡散層コンタクトプラグ21と、N型拡散層12の間の基板10上に形成された酸化シリコン膜13と、この酸化シリコン膜13上に形成されたゲート電極14と、これら酸化シリコン膜13とゲート電極14とを覆うキャップ絶縁膜15と、拡散層コンタクトプラグ21の一方の面側に形成されたビット線22と、基板10を覆うように層間絶縁膜20の一方の面側に形成された容量コンタクト層間膜30(第一の絶縁膜)と、この容量コンタクト層間膜30に形成されたスルーホール35(第一の孔部)に埋設された容量コンタクトプラグ131(第一の導電体)と、容量コンタクト層間膜30を覆うシリンダ層間膜40(第二の絶縁膜)と、このシリンダ層間膜40に形成されたシリンダ孔45(第二の孔部)に形成された容量下部電極143(第二の導電体)と、を備えている。また、容量下部電極143には、誘電体膜47と容量上部電極48とが積層されている。
容量コンタクトプラグ131は、下面が拡散層コンタクトプラグ21に接続され、容量コンタクト層間膜30の厚さ方向(図6において上下方向)に向けて延在している。この容量コンタクトプラグ131には、ポリシリコンプラグや金属プラグを用いることができる。本実施形態においては、容量コンタクトプラグ131は、ポリシリコンプラグとされている。
第二の実施形態においては、容量コンタクトプラグ131の体積は、スルーホール35の容積よりも小さく設定されている。そして、図6に示すように、容量コンタクトプラグ131の高さ(図6において、上下方向の寸法)は、容量コンタクト層間膜30の高さ(図6において上下方向の寸法)よりも低く設定されている。
この容量コンタクトプラグ131の上方には、容量コンタクト層間膜30、容量コンタクトプラグ131、及びシリンダ層間膜40に囲まれるように凹部135が形成されている。
シリンダ層間膜40は、容量コンタクト層間膜30を覆うように形成された絶縁膜である。本実施形態においては、シリンダ層間膜40は、ストッパー絶縁膜42と層間絶縁膜41を備えている。
シリンダ孔45は、シリンダ層間膜40を貫通するように形成されている。本実施形態においては、スルーホール35の開口部上端と、シリンダ孔45の開口部下端とは重なるように形成されているが、完全には相互の位置が一致せず、両者の重なり面積が、スルーホール35開口部上端の面積よりも小さくなる場合がある。
容量下部電極143は、シリンダ孔45の内面、及び容量コンタクトプラグ131の上方に形成された凹部135の内面に形成されている。このように、容量下部電極143が、凹部135の内面にまで入り込み、容量コンタクトプラグ131の上面の全面に容量下部電極143が接続されるので、容量コンタクトプラグ131と容量下部電極143の接触面積が、スルーホール35の開口部上端とシリンダ孔45の開口部下端との重なり部分が形成する領域の面積よりも大きくなる。
次に、本発明の第二の実施形態に係る半導体装置101の製造方法について説明する。
なお、第二の実施形態の半導体装置101の製造方法は、容量コンタクト層間膜30を形成する工程までは、第一の実施形態に記載した半導体装置の製造方法と同一であるので、詳細な説明を省略する。
(第一の孔部を形成する工程)
第二の実施形態においては、容量コンタクト層間膜30(第一の絶縁膜)を基板10上に形成し、拡散層コンタクトプラグ21に接続するようにスルーホール35(第一の孔部)を形成する。
(第一の導電体を埋設する工程)
そして、スルーホール35の全てを埋めず、容量コンタクトプラグ131の体積がスルーホール35の容積よりも小さくなるように容量コンタクトプラグ131を埋設する。すなわち、図7に示すように、容量コンタクトプラグ131の高さ(図7において上下方向の寸法)は、容量コンタクト層間膜30よりも高さ(図7において上下方向の寸法)が低く形成されており、容量コンタクトプラグ131の上方には、容量コンタクト層間膜30及び容量コンタクトプラグ131によって囲まれるように凹部135(溝部)が形成されている。第二の実施形態においては、この凹部135(溝部)は、容量コンタクト層間膜30の表面に対して、高さ方向(図7において上下方向)に10nm程凹んで形成されている。
(犠牲膜を形成する工程)
次に、図7に示すように、容量コンタクト層間膜30及び容量コンタクトプラグ131の上方の凹部135を埋めるように犠牲膜150を形成する。そして、図8に示すように、化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)法によって表面の犠牲膜150を除去し、容量コンタクトプラグ131の上面側にのみ犠牲膜150を残存させる。つまり、これにより凹部135が犠牲膜150によって埋設された状態になる。この犠牲膜150は、容量コンタクトプラグ131の上面と、この後に形成するシリンダ層間膜40とを隔離するためのものである。
(第二の絶縁膜を形成する工程)
次に、容量コンタクト層間膜30の上面にストッパー絶縁膜42を形成する。次いで、ストッパー絶縁膜42の上面に層間絶縁膜41を形成し、シリンダ層間膜40(第二の絶縁膜)を形成する。
(第二の孔部を形成する工程)
そして、図9に示すように、シリンダ層間膜40を貫通し、スルーホール35の開口部上端に、開口部下端が重なるようにフォトリソグラフィによって、シリンダ孔45を形成する。このシリンダ孔45を形成することにより、スルーホール35の開口部上端とシリンダ孔45の開口部下端とが重なる位置において、犠牲膜150の一部が、露出する。なお、本実施形態においては、スルーホール35の開口部上端と、シリンダ孔45の開口部下端の重なる面積は、スルーホール35開口部上端の面積よりも小さくなっている。
(第一の導電体の露出部分を拡大する工程)
その後、SPM(硫酸過水液)やAPM(アンモニア過水液)等を用いてウェットエッチング処理にて犠牲膜150を除去する。このように犠牲膜150を除去することで、容量コンタクトプラグ131上面側の犠牲膜150が除去されて、容量コンタクト層間膜30、容量コンタクトプラグ131、及びシリンダ層間膜40によって囲まれるように凹部135が形成され、この凹部135はシリンダ孔45に連通し、容量コンタクトプラグ131の上面の全面が露出する。つまり、犠牲膜150を除去することによって、シリンダ孔45に連通している部分の面積(表面積)が、スルーホール35の開口部上端とシリンダ孔45の開口部下端との重なり部分が形成する面積よりも大きくなるように、容量コンタクトプラグ31の露出する部分が拡大する。
なお、ここで露出する部分とは、対象の部材が、他のいかなる部材にも覆われていない部分のことを意味する。
(第二の導電体を形成する工程)
そして、図10に示すように、シリンダ孔45の内周面(側壁)及び底面、容量コンタクトプラグ131の上方に形成された凹部135の内面に容量下部電極143(第二の導電体)を形成する。この容量下部電極143の構成材料は、シリンダ孔45の内周面(側壁)及び底部のみならず、容量コンタクトプラグ131の上方に形成された凹部135の内面にも一体的に形成される。これにより、容量コンタクトプラグ131の上面の全面と容量下部電極143とが接続され、容量コンタクトプラグ131と容量下部電極143との接触面積が増大する。このとき、容量コンタクトプラグ131の上面と容量下部電極143は電気的に接続されており、容量コンタクトプラグ131と容量下部電極143の接触面積が、ホールの開口部上端とシリンダ孔45の開口部下端との重なり部分が形成する領域の面積よりも大きくなっている。
さらに、誘電体膜47と容量上部電極48とを形成することで、図6に示す第二の実施形態に係る半導体装置101が得られる。
本発明の第二の実施形態にかかる半導体装置101の製造方法によれば、容量コンタクトプラグ131の上面の全面に容量下部電極143が接触するようになっており、従来の半導体装置のように、容量コンタクトプラグの上面の一部のみと容量下部電極が接触する場合と比較して、接触面積を大きくすることができるので、容量コンタクトプラグ131と容量下部電極143との電気的な接続信頼性を向上させることができる。
また、犠牲膜150をマスクとして自己整合が可能となり、フォトリソグラフィの合わせズレに対するプロセスマージンが大きくなるので、歩留まりを向上させることができる。
さらに、第二の実施形態においては、容量コンタクトプラグ131の上面に犠牲膜150を形成した後にシリンダ層間膜40を形成し、シリンダ孔45を形成した後に、犠牲膜150を除去する構成とされているので、容量コンタクトプラグ131の上面を確実に露出させることができ、容量コンタクトプラグ131の上面の全面に容量下部電極143を容易に形成することが可能である。
(第三の実施形態)
次に、本発明の第三の実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。なお、第三の実施形態に係る半導体装置の構成は、第二の実施形態に係る半導体装置101と同様の構成であるので、詳細な説明については省略する。
第三の実施形態に係る半導体装置101の製造方法について説明する。以下では半導体装置101と同様の構成のものについては同一の符号で記載し、詳細な説明を省略する。なお、第三の実施形態の半導体装置101の製造方法は、容量コンタクト層間膜30を形成する工程までは、第一の実施形態に記載した半導体装置1の製造方法と同一である。
(第一の孔部を形成する工程)
第三の実施形態においては、容量コンタクト層間膜30(第一の絶縁膜)を基板10上に形成し、スルーホール35を形成する。
(第一の導電体を埋設する工程)
そして、図11に示すように、拡散層コンタクトプラグ21に接続するとともに、スルーホール35を埋めるように容量コンタクトプラグ231(第一の導電体)を埋設する。第三の実施形態においては、第一の導電体を埋設する工程においては、スルーホール35の全容積を容量コンタクトプラグ231により埋設している。
(第二の絶縁膜を形成する工程)
次に、容量コンタクト層間膜30の上面にストッパー絶縁膜42を形成する。次いで、ストッパー絶縁膜42の上面に層間絶縁膜41を形成し、シリンダ層間膜40(第二の絶縁膜)を形成する。
(第二の孔部を形成する工程)
そして、シリンダ層間膜40を貫通し、スルーホール35の開口部上端に、開口部下端が重なるようにシリンダ孔45(第二の孔部)を形成する。このシリンダ孔45を形成することにより、スルーホール35の開口部上端とシリンダ孔45の開口部とが重なる位置において、容量コンタクトプラグ231の一部が露出する。本実施形態においては、スルーホール35の開口部上端と、シリンダ孔45の開口部下端の重なる面積は、スルーホール35開口部上端の面積よりも小さくなっている。
(第一の導電体の露出部分を拡大する工程)
その後、ウェットエッチング処理にて容量コンタクトプラグ231の上面側をエッチングにより除去する。特に、容量コンタクト層間膜30、層間絶縁膜41、及び、ストッパー絶縁膜42を構成する材料に対して、容量コンタクトプラグ231を構成する材料の選択比が高い薬液を用いる。これにより、図9に示すように、容量コンタクト層間膜30、容量コンタクトプラグ131の上面、及びシリンダ層間膜40によって囲まれる凹部135を形成することができる。例えば、容量コンタクトプラグ131としてポリシリコンを用い、容量コンタクト層間膜30、層間絶縁膜41、及びストッパー絶縁膜42として酸化シリコンや窒化シリコンを用いた場合、APM(アンモニア過水液)などを適用できる。ただし、ここでは、容量コンタクトプラグ231の上面を選択的に除去して凹部135を形成することが目的であり、プラグ材料や周囲の層間膜材料によって、周知のエッチャントを任意に選択すれば良い。この凹部135は、シリンダ孔45に連通している。つまり、このようにエッチングすることで、容量コンタクトプラグ231の上面の全面が露出し、図9に示す容量コンタクトプラグ131の状態となり、シリンダ孔45に連通している部分の面積(表面積)が、スルーホール35の開口部上端とシリンダ孔45の開口部下端との重なり部分が形成する面積よりも大きくなるように、容量コンタクトプラグ231の露出する部分が拡大する。
(第二の導電体を形成する工程)
そして、図10に示すように、シリンダ孔45の内周面(側壁)及び底面、及び容量コンタクトプラグ131の上方に形成された凹部135の内面に容量下部電極143(第二の導電体)を形成する。この容量下部電極143の構成材料は、シリンダ孔45の内周面(側壁)及び底部のみならず、容量コンタクトプラグ131の上方に形成された凹部135にも一体的に形成される。これにより、容量コンタクトプラグ131の上面の全面と容量下部電極143とが接続され、容量コンタクトプラグ131と容量下部電極143との接触面積が増大する。このとき、容量コンタクトプラグ131の上面と、容量下部電極143とは電気的に接続され、容量コンタクトプラグ131と容量下部電極143の接触面積が、ホールの開口部上端とシリンダ孔45の開口部下端との重なり部分が形成する領域の面積よりも大きくなっている。
さらに、誘電体膜47と容量上部電極48を形成することで図6に示す第三の実施形態に係る半導体装置101が得られる。
本発明の第三の実施形態にかかる半導体装置101の製造方法によれば、容量コンタクトプラグ131の上面の全面に容量下部電極143が接触するようになっているので、従来の半導体装置のように、容量コンタクトプラグ131の上面の一部のみと容量下部電極143が接触する場合に比べて、接触する面積を大きくすることができるので、容量コンタクトプラグ131と容量下部電極143との電気的な接続信頼性を向上させることができる。
また、フォトリソグラフィの合わせズレに対するプロセスマージンが大きくなるので、製造時の歩留まりを向上させることができる。
また、第三の実施形態においては、容量コンタクトプラグ231を形成し、シリンダ層間膜40を形成し、シリンダ孔45を形成した後に、容量コンタクトプラグ231をエッチングして凹部135を形成し、容量コンタクトプラグ131とするので、容量コンタクトプラグ131の上面の全面を確実に露出させることができ、容量コンタクトプラグ131の上面の全面に容量下部電極43を容易に形成することが可能である。
さらには、第三の実施形態においては、犠牲膜を用いることなく本発明の第三の実施形態に係る半導体装置を製造することができるので、製造コストを抑えることが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
なお、上記の実施形態においては、容量コンタクトプラグをポリシリコンプラグで構成されている場合について説明したが、メタルプラグで構成されていても良い。この場合には、DHF(フッ酸含有溶液)を用いて犠牲膜を除去すれば良い。
また、上記の実施形態においては、容量コンタクトプラグと容量下部電極を対象として本発明の半導体装置の製造方法を適用する場合について説明したが、コンタクトプラグを介して上層配線と下層配線間を接続する場合や、コンタクトプラグ同士を接続する場合に、本発明の半導体装置の製造方法を適用しても良い。
1、101 半導体装置
10 基板
30 容量コンタクト層間膜(第一の絶縁膜)
31、131、231 容量コンタクトプラグ(第二の導電体)
35 スルーホール(第一の孔部)
40 シリンダ層間膜(第二の絶縁膜)
43、143 容量下部電極(第二の導電体)
45 シリンダ孔(第二の孔部)
50、150 犠牲膜

Claims (15)

  1. 基板を覆う第一の絶縁膜に第一の孔部を形成する工程と、
    前記第一の孔部内に第一の導電体を埋設する工程と、
    前記第一の絶縁膜を覆う第二の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第二の絶縁膜中に、前記第一の孔部の開口部上端に、開口部下端が重なるように第二の孔部を形成する工程と、
    前記第一の導電体のうち、第二の孔部に連通している部分の表面積が、前記第一の孔部の開口部上端と前記第二の孔部の開口部下端との重なり部分が形成する領域の面積よりも大きくなるように、前記第一の導電体の露出部分を拡大する工程と、
    前記第一の導電体の露出部分を拡大する工程の後、前記第一の導電体の露出部分と前記第二の孔部の側壁とを覆い、前記第一の導電体に電気的に接続する第二の導電体を形成する工程と、を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第一の孔部を形成する工程の後、前記第二の絶縁膜を形成する工程の前に、前記第一の導電体の一部と、前記第一の絶縁膜または前記第二の絶縁膜の一部とを隔離する犠牲膜を形成する工程を備え、
    前記第二の孔部を形成する工程では、前記第二の孔部の開口部下端から前記犠牲膜の一部が露出するように前記第二の孔部を形成し、
    前記第一の導電体の露出部分を拡大する工程では、前記第一の導電体の一部と、前記第一の絶縁膜及び前記第二の絶縁膜の一部とを隔離する犠牲膜を選択的に除去することで、前記第一の導電体の露出する部分を拡大することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記犠牲膜を形成する工程では、前記第一の孔部の側壁に前記犠牲膜を形成することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第一の導電体を埋設する工程の後に、前記第一の導電体の上面をエッチングして溝部を形成した後に、前記犠牲膜を埋設することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第二の孔部を形成する工程では、前記第二の孔部の開口部下端から前記第一の導電体の一部が露出するように前記第二の孔部を形成し、
    前記第一の導電体の露出部分を拡大する工程では、前記第一の導電体に対し、前記第二の孔部の開口部下端における露出部分からエッチングを施して一部除去することで、前記第一の導電体の露出部分を拡大することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 基板を覆う第一の絶縁膜に第一の孔部を形成する工程と、
    前記第一の孔部内に第一の導電体を埋設する工程と、
    前記第一の絶縁膜を覆う第二の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第二の絶縁膜に前記第一の孔部に達する第二の孔部を形成する工程と、
    前記第二の孔部の側壁を覆う第二の導電体を形成する工程と、を備え、
    前記第一の導電体の体積が、前記第一の孔部の容積よりも小さくなるように形成することで、前記第一の孔部内に空間を形成し、
    前記第二の導電体を形成する工程では、前記空間をも一体的に埋め込むように、前記第二の孔部の側壁を覆う前記第二の導電体を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 前記第一の孔部を形成する工程の後、前記第二の絶縁膜を形成する工程の前に、前記第一の導電体の一部と、前記第一の絶縁膜または前記第二の絶縁膜の一部とを隔離する犠牲膜を形成する工程を備え、
    前記第二の孔部を形成する工程では、前記第二の孔部の開口部下端から前記犠牲膜の一部が露出するように前記第二の孔部を形成し、
    前記第一の導電体の一部と、前記第一の絶縁膜及び前記第二の絶縁膜の一部とを隔離する犠牲膜を選択的に除去することで、前記空間を形成することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記犠牲膜を形成する工程では、前記第一の孔部の側壁に前記犠牲膜を形成することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第一の導電体を埋設する工程の後に、前記第一の導電体の上面をエッチングして溝部を形成した後に、前記犠牲膜を埋設することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第二の孔部を形成する工程では、前記第二の孔部の開口部下端から前記第一の導電体の一部が露出するように前記第二の孔部を形成し、
    前記第一の導電体に対し、前記第二の孔部の開口部下端における露出部分からエッチングを施して一部除去することで、前記空間を形成することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記犠牲膜は、酸化アルミニウムを主成分とする絶縁膜であることを特徴とする請求項2から請求項4、請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 基板と、
    この基板を覆う第一の絶縁膜と、
    この第一の絶縁膜に形成された第一の孔部に埋設された第一の導電体と、
    前記第一の絶縁膜を覆う第二の絶縁膜と、
    この第二の絶縁膜に形成された第二の孔部に埋設された第二の導電体と、を備え、
    前記第一の導電体と前記第二の導電体は接続されており、
    前記第一の導電体と前記第二の導電体の接触面積が、前記第一の孔部の開口部上端と前記第二の孔部の開口部下端との重なり部分が形成する領域の面積よりも大きいことを特徴とする半導体装置。
  13. 前記第一の導電体の側面及び上面に、前記第二の導電体が接続されていることを特徴とする請求項12に記載の半導体装置。
  14. 前記第一の導電体は、前記第一の絶縁膜に対して高さが低く設けられており、前記第一の導電体の上面全体に、前記第二の導電体が接続されていることを特徴とする請求項12に記載の半導体装置。
  15. 前記第一の導電体は、容量コンタクトプラグであり、前記第二の導電体は、容量下部電極であることを特徴とする請求項12から請求項14のいずれか一項に記載の半導体装置。
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