JP2014007296A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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貴夫 熊田
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Abstract

【課題】非アクティブ領域の静電容量を抑制することができる半導体装置及び半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】カソードパッド26−1及びアノードパッド28−1の下部領域(非アクティブ領域)に、絶縁化領域30が形成されている。絶縁化領域30は、バッファ層14中の、ヘテロ界面に形成された導電層となる電荷(2次元キャリア)を絶縁化する機能を有している。絶縁化領域30は、バッファ層14(さらにバッファ層14上の絶縁膜24)の表面から不純物(イオン)を注入することにより、バッファ層14の一部が絶縁化された領域である。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及び半導体装置の製造方法、特にGaN系電子デバイスである半導体装置及び半導体装置の製造方法に関するものである。
半導体装置として、窒化物系半導体を用いたGaN系電子デバイスがある。GaN系電子デバイスは、GaAs系の材料に比べてそのバンドギャップエネルギーが大きく、しかも耐熱度が高く高温動作に優れているので、これらの材料、とくにGaN/AlGaN系半導体を用いたヘテロ接合電界効果トランジスタ(Hetero−structure Field Effect Transistor:HFET)の開発が進められている。Si基板は安価で大口径化が期待できるため、GaN系電子デバイスの有望な基板の一つである。
このような半導体装置の性能を向上させる技術が求められており、例えば、特許文献1には、GaN層とAlN層とが繰り返し形成されたバッファ層を設け、その上に窒化物系半導体層を形成することでウエハの反りを抑制しつつ、半導体装置の動作に不要なリーク電流を低減させる技術が記載されている。
特開2008−171843号公報
従来の半導体装置の一例の概略構成を示す断面図を図8に示す。従来の半導体装置100には、基板112上に、バッファ層114、高抵抗層118、チャネル層120、バリア層122が形成されている。バリア層122上のアクティブ領域には、カソード電極126及びアノード電極128が形成されている。また、非アクティブ領域であるバッファ層114上(バッファ層114上の絶縁膜124上)には、カソード電極126をカソード配線126−2を介して外部に電気的に接続するための、カソードパッド126−1が形成されている。また同様に、非アクティブ領域であるバッファ層114上(バッファ層114上の絶縁膜124上)には、アノード電極128をアノード配線128−2を介して外部に電気的に接続するための、アノードパッド128−1が形成されている。
バッファ層114は、例えば、AlN層114−1とGaN層114−2との積層構造によりなるが、AlN層114−1とGaN層114−2との界面がヘテロ界面となる。このヘテロ界面に2次元キャリア(2次元電子ガス:2DEG)が発生する。当該2次元キャリアとの静電結合によりカソードパッド126−1等が電気的に接続されてしまい、コンデンサ(寄生容量)が形成されてしまうという問題が生じる。半導体装置100では、図8に等価回路図として示しているが例えば、カソード電極126と2次元キャリアとの間で容量C1が形成され、2次元キャリアと基板112との間で容量C2が形成され、アノード電極128と2次元キャリアとの間で容量C3が形成され、アノード配線128−2と2次元キャリアとの間で容量C4、容量C5が形成され、アノードパッド128−1と2次元キャリアとの間で容量C6が形成され、カソードパッド126−1と2次元キャリアとの間で容量C7が形成される。
このようにコンデンサ(寄生容量)が形成されることにより、半導体装置10全体の容量(寄生容量)Cが大きくなり、しいてはスイッチング電荷Qcが大きくなってしまうという問題が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、少なくとも非アクティブ領域の静電容量を抑制することができる半導体装置及び半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の半導体装置は、基板と、前記基板上に形成され、電荷と、絶縁化された絶縁化領域を有するバッファ層と、前記バッファ層上に形成された窒化物系半導体層と、を備える。ここで、窒化物系半導体層とは例えば、高抵抗層やチャネル層、バリア層を含む層であってよい。
また、本発明の半導体装置の前記バッファ層は、GaN層と、AlGa1−xN層(0<x≦1)とが積層されてなり、前記バッファ層中の電荷は、前記GaN層と、前記AlGa1−xN層とのヘテロ界面に誘起される2次元電子ガスである。
また、本発明の半導体装置の前記絶縁化領域は、非アクティブ領域に設けられている。
また、本発明の半導体装置の前記絶縁化領域は、アクティブ領域以外に設けられている。
また、本発明の半導体装置は、前記窒化物系半導体層上に形成された1つ以上の電極と、前記電極を挟むように形成されたメサ領域と、前記メサ領域に前記絶縁化領域が設けられ、前記絶縁化領域の上部に、前記電極を外部に電気的に接続するパッドを有している。
また、本発明の半導体装置の前記絶縁化領域は、電子照射及びイオン注入の少なくとも一方により絶縁化されている。
また、本発明の半導体装置は、前記窒化物系半導体層上に、アノード電極及びカソード電極が形成された、ダイオードである。また、前記絶縁化領域は、少なくとも前記アノード電極を外部に電気的に接続する前記パッドの下部に設けられている。
また、本発明の半導体装置は、前記窒化物系半導体層上に、ソース電極、ドレイン電極、及びゲート電極が形成された、トランジスタである。また、前記絶縁化領域は、少なくとも前記ゲート電極を外部に電気的に接続する前記パッドの下部に設けられている。
本発明の半導体装置の製造方法は、本発明の半導体装置の製造方法であって、前記基板上に絶縁化領域を有していないバッファ層及び窒化物系半導体層を形成した後、窒化物系半導体層をエッチングし、当該エッチングにより、表面からバッファ層までの距離が短くなった領域に、電子照射及びイオン注入の少なくとも一方を行って、バッファ層中の電荷を不純物により絶縁化する工程を備える。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、前記電子照射及びイオン注入の少なくとも一方を行って絶縁化領域を形成した後に、熱処理を行う工程を備える。
本発明の半導体装置によれば、非アクティブ領域の静電容量を抑制することができる、という効果を奏する。
第1の実施例の半導体装置の一例の概略構成を示す断面図である。 第1の実施例の半導体装置の一例を上面からみた上面図である。 第1の実施例の半導体装置の製造方法の一例を説明するための説明図である。 第1の実施例の半導体装置における寄生容量を等価回路図として示す断面図である。 第2の実施例の半導体装置の製造方法の一例を説明するための説明図である。 第3の実施例の半導体装置の製造方法の一例を説明するための説明図である。 第4の実施例の半導体装置の一例の概略構成を示す断面図である。 従来の半導体装置における寄生容量を等価回路図として示す断面図である。
以下、図面を参照して本実施の形態の半導体装置について詳細に説明する。なお、本実施の形態は、本発明の半導体装置の一例であり、本実施の形態により本発明が限定されるものではない。
[第1の実施例]
第1の実施例として、本発明の半導体装置をGaN系ダイオードとして構成した場合について説明する。
まず、本発明に係るGaN系ダイオードの構成について説明する。図1に、本実施例の半導体装置(GaN系ダイオード)の一例の概略構成の断面図を示す。また、図2に、本実施例の半導体装置(GaN系ダイオード)の一例を上面(カソード電極及びアノード電極が形成されている側)からみた上面図を示す。
図1に示した半導体装置10は、基板12、バッファ層14、高抵抗層18、チャネル層20、バリア層22、絶縁膜24、カソード電極26、カソードパッド26−1、カソード配線26−2、アノード電極28、アノードパッド28−1、アノード配線28−2、絶縁化領域30、及び保護膜32を備えている。図1では、説明のため、カソードパッド26−1及びアノードパッド28−1を図1のようなカソード電極26とアノード電極28ペアの外側に配置している。
本実施例の基板12は、(111)面を主表面とするシリコン(Si)からなる導電性の基板である。なお、基板12は、Si基板に限らず、Si基板以外のSiC基板、サファイア基板、GaN基板、MgO基板、及びZnO基板等、GaNが結晶成長可能なあらゆる基板を用いることができる。
バッファ層14は、基板12上に、GaNの結晶を良好に成長させる機能を有しており、本実施例では、積層構造により構成されている。バッファ層14としては、GaN、AlN、AlGaN等を用いることができ、具体的には、例えば、AlN層14−1とGaN層14−2との積層構造からなる。また例えば、AlGaN層14−1とGaN層14−2との積層構造からなる。AlN層14−1とGaN層14−2との界面、またはAlGaN層14−1とGaN層14−2との界面はヘテロ界面を形成する。バッファ層14中のヘテロ界面には、2次元キャリア(2次元電子ガス:2DEG)が発生し、導電層として機能する。
バッファ層14上に形成された高抵抗層18は、チャネル層20よりも電気抵抗が高く、例えば、Cが添加されたGaN層(GaN:C層)である。
高抵抗層18上に形成されたチャネル層20は、電子走行層として機能する、アンドープGaN(uid−GaN)層である。また、チャネル層20上に形成されたバリア層22は、電子供給層として機能する、アンドープAlGaN層(バリア層)である。ここで、チャネルの長さに相当するアンドープGaN層(チャネル層20)の表面にはアンドープAlGaN層(バリア層22)がヘテロ接合しているため、接合している部分の界面には2次元キャリア(2次元電子ガス:2DEG)が発生し、導電層として機能する。2次元電子ガスがアクセス抵抗を低減する役割を果たすため、低オン抵抗を示すようになる。
バリア層22上のアクティブ領域にカソード電極26及びアノード電極28が形成されている。なお、本実施例では、アクティブ領域とは、少なくとも、カソード電極26とアノード電極28との間で電流(電荷)が流れ、ダイオードとして動作する領域をいい、一例として、図1においてバリア層22を図中の上下方向に平行移動したときに通過する領域をいう。より具体的には、図2において、バリア層22上に形成された絶縁膜24として点線で囲まれた領域内をいう。また、本実施例では、当該アクティブ領域以外の領域を、非アクティブ領域という。
カソード電極26としては、例えば、Ti/AlとSiの合金の積層金属膜を用いることができる。カソード電極26は、カソード配線26−2を介してワイヤボンディング用のカソードパッド26−1により引き出されて、電気的に外部に接続される。また、アノード電極28としては、例えば、Ni/Auの積層金属膜を用いることができる。アノード電極28は、アノード配線28−2を介してワイヤボンディング用のアノードパッド28−1により引き出されて、電気的に外部に接続される。なお、カソード電極26及びアノード電極28としては、これに限定されず、バリア層22とオーミック接続、あるいはオーミック接合に近い低抵抗の接合をする導体膜であれば適用することができる。
本実施例の半導体装置10では、カソードパッド26−1及びアノードパッド28−1の下部領域(非アクティブ領域)に、絶縁化領域30が形成されている。絶縁化領域30は、バッファ層14中の電荷(2次元キャリア)を絶縁化する機能を有している。絶縁化領域30は、バッファ層14(さらにバッファ層14上の絶縁膜24)の表面から不純物(イオン)を注入することにより、バッファ層14の一部が絶縁化された領域である。詳細は後述するが、不純物としては、B、Fe、F、H、及びHe等が適用できる。なお、イオン注入しやすく、かつ絶縁化を確実に行うことができるため、Bを用いることが特に好ましいが、バッファ層14を絶縁化できるものであれば、特に限定されない。
また、絶縁化領域30の深さ(半導体装置10の積層方向)は、少なくともバッファ層14中の2次元キャリアが発生している導電層まで到達していればよい。また、半導体装置10の構造や、半導体装置10の仕様等により定められる絶縁化の程度、及び半導体装置10の製造時におけるトレランスなどの観点から定めることもできる。さらに、基板12の表面まで到達していることが絶縁化の観点ではより好ましい。
次に、上述した本実施例の半導体装置10の製造方法の一例について説明する。なお、半導体装置10の製造にあたり、成長装置はMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)装置を用い、基板12はシリコン(111)基板を用いた。図3は、本実施例の半導体装置10の製造プロセスの工程を順次、示した断面図である。
1)まず、図3(A)に示すように、基板12上に、バッファ層14、高抵抗層18、チャネル層20、及びバリア層22を順次、成長する。
まず、シリコン(111)基板12をMOCVD装置内に導入し、ターボポンプでMOCVD装置内の真空度を1×10−6hPa以下になるまで真空引きした後、真空度を100hPaとし基板を1050℃に昇温する。温度が安定したところで、基板12を900rpmで回転させ、原料となるトリメチルアルミニウム(TMA)を100cm/min、アンモニアを12リットル/minの流量で基板12の表面に導入し、AlN層14−1から成るバッファ層14をエピタキシャル成長させる。成長時間は、4minでバッファ層14の膜厚は50nm程度である。
その後、当該AlN層14−1上に、例えば、膜厚が5〜100nmのGaN層14−2と、膜厚が1〜10nmのAlN層14−1と、からなる積層膜を、20〜80層重ねて、バッファ層14を形成する。なお、バッファ層14は、この構成に限定されず、チャネル層20等の材料や、その他の条件によって種々変形されてよい。例えば、膜厚が200〜1500nmのGaN層と、膜厚が20〜100nmのAlN層と、からなる積層膜を、2〜10層重ねて形成してもよい。また、AlN層の代わりにAlGa1−xN層(0<x≦1)であってもよい。さらに、バッファ層14上に、トリメチルガリウム(TMG)を原料として、Cをドープさせた高抵抗層18をエピタキシャル成長させる。
次に、アンモニアを12リットル/minの流量で流しながら、TMGを300cm/minの流量で高抵抗層18の上に導入して電子走行層として機能する、GaN層からなるチャネル層20をエピタキシャル成長させる。成長時間は200secで、チャネル層20の膜厚は、300nmである。
次に、TMAを50cm/min、トリメチルガリウム(TMG)を100cm/min、アンモニアを12リットル/minの流量で導入し、電子供給層として機能するAl0.3Ga0.7N層からなるバリア層22をエピタキシャル成長させる。成長時間は40secで、バリア層の膜厚は30nmである。
2)次に、図3(B)に示すように、バリア層22上にカソード電極26、及び素子分離のためのアイソレーション領域40を形成する。
バリア層22上のカソード電極26を形成する領域をフォトレジスト等を用いてパターニングし、バリア層22とオーミック接触するカソード電極26を形成する。本実施例では、上述したように、例えば、TiとAlとの積層金属膜を用いている。その後、バリア層22の表面からB等をイオン注入し、アイソレーション領域40を形成する。
3)次に、図3(C)に示すように、バリア層22上にアノード電極28を形成する。
バリア層22上のアノード電極28を形成する領域をフォトレジスト等を用いてパターニングし、バリア層22とショットキー接触するアノード電極28を形成する。本実施例では、上述したように、例えば、NiとAlとの積層金属膜を用いている。
4)次に、図3(D)に示すように、アクティブ領域を形成する。
本実施例では、後工程のパターニングを邪魔しない程度に、カソードパッド26−1及びアノードパッド28−1の下部(非アクティブ領域)を塩素系ガスによりエッチングして、アクティブ領域を形成する。エッチングにより形成されたメサ領域は非アクティブ領域である。
5)次に、図3(E)に示すように、絶縁化領域30を形成する。
絶縁化領域30を形成する領域以外をフォトレジスト42でマスキングする。開口部(カソードパッド26−1下部領域、及びアノードパッド28−1下部領域)にBをイオン注入して、絶縁化領域30を形成する。イオン注入は、ドーズ量(単位面積当たりの注入イオン数)が1×1012〜1×1015/cmの範囲で行うことが好ましく、より好ましくは、1×1013/cmである。また、加速電圧(イオンの加速エネルギー)は、30〜500keVである。なお、形成される絶縁化領域30の深さは加速電圧によって変わり、加速電圧は大きい方が好ましいが、イオンを注入するための装置や、製造上の観点等も考慮すると、200keVがより好ましい。注入する不純物(イオン)の濃度は、1×1016〜5×1019/cmが好ましく、より好ましくは、5×1017/cmである。また、絶縁化領域30の深さ(不純物の分布深さであり、半導体装置10の積層方向に対して言う)は、少なくともバッファ層14中の2次元キャリア(導電層)まで到達させる。なお、図1では、バッファ層14の2次元キャリア(導電層)は1箇所しか示していないが、バッファ層14の複数のヘテロ界面に2次元キャリアが存在する場合は、電荷(電子)を絶縁化したい目的の2次元キャリア(導電層)まで絶縁化領域30が到達していることはいうまでもない。なお、基板12の表面に至るまでの深さとすることがより好ましい。
具体的な絶縁化領域30の深さの一例としては、0.1〜4μmが挙げられる。
注入するイオンは、上述のBに限らず、FeやH、F、及びHe等が適用できる。なお、上述したようにイオン注入しやすく、かつ絶縁化を確実に行うことができるため、Bを用いることが特に好ましいが、バッファ層14を絶縁化できるものであれば、特に限定されない。
6)次に、図3(F)に示すように、カソードパッド26−1、カソード配線26−2、アノードパッド28−1、及びアノード配線28−2を形成する。
絶縁化領域30の形成後、フォトレジスト42を除去し、半導体装置10の表面に、ポリイミドやSiO等の絶縁膜24を堆積させる。カソード電極26上のカソード配線26−2を形成する領域、及びアノード電極28上のアノード配線28−2を形成する領域に開口部を形成し、カソードパッド26−1、カソード配線26−2、アノードパッド28−1、及びアノード配線28−2を形成する。
さらに、図3では図示を省略したが、ポリイミドやSiOなどの保護膜32(図1参照)を堆積させてパシベーション膜として形成する。
以上の工程により、図1に示した半導体装置10が完成する。
このようにして製造された本実施例の半導体装置10における寄生容量を等価回路図として示した断面図を図4に示す。
バッファ層14中のヘテロ界面には、ピエゾ分極と自発分極に由来して導電層となる2次元キャリア(2次元電子ガス:2DEG)が発生する。そのため、アノードパッド28−1とカソードパッド26−1との間に電圧を印加すると、当該2次元キャリアとの静電結合により電気的に接続されてしまい、コンデンサ(寄生容量となる静電容量)が形成される。本実施例の半導体装置10では、図4に示すように、絶縁化領域30により、カソードパッド26−1及びアノードパッド28−1の下部領域(非アクティブ領域)のバッファ層14における2次元キャリアが絶縁化されている。そのため、当該2次元キャリアの電荷量が抑制されると共に、発生する領域が狭くなり、従来の半導体装置100(図8参照)に比べて2次元キャリアとの間で形成される容量(寄生容量)Cが減少する。
このように本実施例の半導体装置10では、非アクティブ領域の静電容量を抑制することができる。これにより、従って、半導体装置10全体の容量(寄生容量)Cを抑制することができる。
また、本実施例の半導体装置10の製造方法では、上述したように、バリア層22、チャネル層20、及び高抵抗層18をエッチングしてバッファ層14の表面を露出させた後、イオン注入により、絶縁化領域30を形成しているため、イオンが注入されやすくなり、深くまで絶縁化領域30を形成しやすくなる。従って、より確実に、バッファ層14内の2次元キャリアを絶縁化することができる。なお、本実施例では、バッファ層14の表面が露出するまでエッチングするようにしているがこれに限らず、バッファ層14までの距離がアクティブ領域に比べて短くなるように、エッチングを行うようにしてもよい。
また、本実施例の半導体装置10の製造方法では、上述したように、半導体装置10の製造工程において、半導体基板上にバッファ層14からバリア層22までをエピタキシャル成長により形成した後に、イオン注入により、絶縁化領域30を形成しているため、エピタキシャル成長を良好に行えることができ、品質の低下を招くおそれがない。
[第2の実施例]
なお、本実施例の半導体装置10の製造方法は、上述した方法に限定されない。その他の製造方法の例について説明する。なお、上述した第1の実施例の製造方法(図3参照)と同様の工程については、その旨を記し、詳細な説明を省略する。
図5に、本実施例の半導体装置10のその他の製造プロセスの工程を順次、示した断面図を示す。
図5(A)、(B)に示した各項工程は、それぞれ第1の実施例の図3(A)、(B)に示した工程に対応している。上述と同様にして、基板12上に、バッファ層14、高抵抗層18、チャネル層20、バリア層22を形成し、さらにバリア層22上にカソード電極26、及び素子分離のためのアイソレーション領域40を形成する。
次に、図5(C)に示すように、バリア層22上に、アノード電極28を形成し、アイソレーションにより形成された非アクティブ領域に絶縁化領域30を形成する。なお、絶縁化領域の形成工程は、上述の第1の実施例の図3(E)に示した工程と略同様である。絶縁化領域30を形成する領域以外をフォトレジスト42でマスキングする。開口部(カソードパッド26−1下部領域、及びアノードパッド28−1下部領域)にBをイオン注入して、絶縁化領域30を形成する。ここで、絶縁化領域30の形成の仕方(イオン注入の方法等)は、上述の第1の実施例の図3(E)において説明した方法と同様にすればよいが、当該製造方法では、バッファ層14までの距離が、上述した製造方法よりも長くなっているため、このことを考慮してイオン注入を行う。例えば、加速度を速くしたり、注入時間を長くしたりすることが好ましい。
絶縁化領域30の形成後、図5(D)に示すように、フォトレジスト42を除去する。
次に、図5(E)に示すように、カソードパッド26−1、カソード配線26−2、アノードパッド28−1、及びアノード配線28−2を形成する。なお、第1の実施例の図(F)と同様にして、形成すればよい。さらに、第1の実施例と同様に、ポリイミドやSiOなどの保護膜32(図1参照)を堆積させてパシベーション膜として形成する。
以上の工程により、GaN系ダイオードである半導体装置10が完成する。
[第3の実施例]
さらにその他の製造方法の例について説明する。上述した第1の実施例及び第2の実施例の製造方法では、素子分離のためのアイソレーション領域40を形成していたが、これに替わり、本実施例の製造方法では、メサアイソレーションの形成により、素子分離を行う。上述した各実施例における製造方法と同様の工程については、その旨を記し、詳細な説明を省略する。
図6に、本実施例の半導体装置10のその他の製造プロセスの工程を順次、示した断面図を示す。
図6(A)に示した項工程は、第1の実施例の図3(A)に示した工程に対応している。上述と同様にして、基板12上に、バッファ層14、高抵抗層18、チャネル層20、バリア層22を形成する。
次に、図6(B)に示すように、塩素ガス等を用いて素子分離のためのメサアイソレーション43を形成する。その後、レジスト等を用いてアノード電極28を形成すべき箇所を開口してバリア層22の表面を表出させ第1の実施例の図3(B)と同様にして、カソード電極26を形成した。
次の図6(C)〜(F)に示した各項工程は、それぞれ第1の実施例の図3(C)〜(F)に示した工程に対応している。上述と同様にして、バリア層22上にアノード電極28を形成し、アクティブ領域を形成し、さらに、エッチングにより形成されたメサ領域に絶縁化領域30を形成する。その後、カソードパッド26−1、カソード配線26−2、アノードパッド28−1、及びアノード配線28−2を形成し、ポリイミドやSiOなどの保護膜32(図1参照)をパシベーション膜として形成する。
以上の工程により、GaN系ダイオードである半導体装置10が完成する。このように、メサアイソレーションを形成する製造方法においても、同様に、本実施例の半導体装置10を製造することができる。なお、本実施例と同様に、第2の実施例において説明した製造方法においても、アイソレーション領域40の形成に替わり、メサアイソレーション43を形成することが適用できることはいうまでもない。
なお、上記第1の実施例〜第3の実施例では、カソードパッド26−1及びアノードパッド28−1の両方の下部に絶縁化領域30を形成した半導体装置10について説明したがこれに限らない。両方の下部に設けることが好ましいが、いずれか一方の下部に絶縁化領域30を形成するようにしてもよい。なお、この場合、アノード電極28は電位につながっているため(電圧が印加されるから)、アノードパッド28−1の下部に絶縁化領域30を設けることが好ましい。
また、上記第1の実施例〜第3の実施例では、バッファ層14とカソードパッド26−1が接する領域全体、及びバッファ層14とアノードパッド28−1とが接する領域全体の下部に絶縁化領域30を設けているが、これに限らない。バッファ層14とカソードパッド26−1とが接する領域の一部、やバッファ層14とアノードパッド28−1とが接する領域の一部であってもよい。このような領域の大きさに限らず、バッファ層14中の2次元キャリア(導電層)が絶縁化されていれば、本発明の効果が得られることはいうまでもない。
また、絶縁化領域30は、上述したように、アクティブ領域には、絶縁化領域30を設けずに、非アクティブ領域に設けられていればよい。このようにアクティブ領域には、絶縁化領域30を設けないようにすることにより、2次元キャリア(導電層)がフィールドプレートになり高周波特性を改善することが期待できる。そのため、本発明の半導体装置10を、高周波用のパワーデバイスとして好適に用いることができる。
[第4の実施例]
なお、上記第1の実施例〜第3の実施例に限らず、通常のノーマリオン型のHFET構造を持つ素子や、ノーマリオフ型の素子等、基板12上に形成されたヘテロ界面を有する半導体装置のあらゆる形態においても成立することは言うまでもない。
その他の半導体装置10の一例として、ノーマリオフ型の電解効果トランジスタとして形成した一例の概略構成の断面図を図7に示す。なお、図7では、図示の簡略化のため、ソース電極50(ソースパッド50−1)及びゲート電極52(ゲートパッド52−1)のみを示しており、ドレイン電極(ドレインパッド)については図示を省略している。
図7に示すように、電界効果トランジスタである本実施例の半導体装置10は、上述の第1の実施例〜第3の実施例に示したダイオードである半導体装置10のカソード電極26、カソードパッド26−1、カソード配線26−2、アノード電極28、アノードパッド28−1、及びアノード配線28−2に替わり、ソース電極50、ソースパッド50−1、ソース配線50−2、及びゲート絶縁膜51上に形成されたゲート電極52、ゲートパッド52−1、ゲート配線52−2を備えている。さらに、本実施例では、図示を省略したが、ドレイン電極、ソドレインパッド、及びドレイン配線を備えている。
本実施例においても、上述の第1の実施例〜第3の実施例と同様に、非アクティブ領域(各電極のパッドの下)に絶縁化領域30が形成されている。従って、上述の第1の実施例〜第3の実施例で示した半導体装置10と同様に、非アクティブ領域の静電容量を抑制することができるという効果が得られることはいうまでもない。
なお、ソースパッド50−1、ゲートパッド52−1、及びドレインパッドの全ての下部に絶縁化領域30を設けることが好ましいが、これらのうち、少なくとも一箇所以上に絶縁化領域30が設けられていればよい。なお、この場合、ゲートパッド52−1の下部に絶縁化領域30を設けることが好ましい。
10 半導体装置
12 基板
14 バッファ層
18 高抵抗層
20 チャネル層
22 バリア層
26 カソード電極、26−1 カソードパッド、26−2 カソード配線
28 アノード電極、28−1 アノードパッド、28−2 アノード配線
30 絶縁化領域
50 ソース電極、50−1 ソースパッド、50−2 ソース配線
52 ゲート電極、52−1 ゲートパッド、52−2 ゲート配線

Claims (12)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成され、電荷と、絶縁化された絶縁化領域を有するバッファ層と、
    前記バッファ層上に形成された窒化物系半導体層と、
    を備えた半導体装置。
  2. 前記バッファ層は、GaN層と、AlGa1−xN層(0<x≦1)とが積層されてなり、前記バッファ層中の電荷は、前記GaN層と、前記AlGa1−xN層とのヘテロ界面に誘起される2次元電子ガスである、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記絶縁化領域は、非アクティブ領域に設けられている、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記絶縁化領域は、アクティブ領域以外に設けられている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記窒化物系半導体層上に形成された1つ以上の電極と、
    前記電極を挟むように形成されたメサ領域と、
    前記メサ領域に前記絶縁化領域が設けられ、前記絶縁化領域の上部に、前記電極を外部に電気的に接続するパッドを有する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記絶縁化領域は、電子照射及びイオン注入の少なくとも一方により絶縁化された、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記窒化物系半導体層上に、アノード電極及びカソード電極が形成された、ダイオードである、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 前記絶縁化領域は、少なくとも前記アノード電極を外部に電気的に接続する前記パッドの下部に設けられている、請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記窒化物系半導体層上に、ソース電極、ドレイン電極、及びゲート電極が形成された、トランジスタである、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. 前記絶縁化領域は、少なくとも前記ゲート電極を外部に電気的に接続する前記パッドの下部に設けられている、請求項9に記載の半導体装置。
  11. 前記請求項1から前記請求項10のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記基板上に絶縁化領域を有していないバッファ層及び窒化物系半導体層を形成した後、窒化物系半導体層をエッチングし、当該エッチングにより、表面からバッファ層までの距離が短くなった領域に、電子照射及びイオン注入の少なくとも一方を行って、バッファ層中の電荷を不純物により絶縁化する工程を備えた、
    半導体装置の製造方法。
  12. 前記電子照射及びイオン注入の少なくとも一方を行って絶縁化領域を形成した後に、熱処理を行う工程を備えた、請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
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